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2006.11.04

「紀伊路ルート・その６」は、ＪＲきのくに線「紀伊内原駅」からスタートし、安珍・清姫伝説で有名な「道成寺」を経由し、紀州鉄道「西御坊駅」に至る約１４．６ｋｍの行程で、急な坂道がまったくないラクチンコース。

前回の終点だった「紀伊内原駅」の周りの様子では駐車場はまずないだろうと思い、「御坊市役所前駅」次の駅が「西御坊駅」なので、その駅前にクルマを停めて和歌山方面に戻って、歩き出す計画。超レトロというより、昔風の商店街にある店のひとつのような駅舎は、今までにお目にかかったことがないパターン。

９時３０分発の電車が出たところで、次のは約４５分後。営業距離が２．７ｋｍということなので、ＪＲ御坊駅まで歩いてそこから一駅戻ることに。この最初のひと歩きのあと、車中で小休止して本格的に歩き出す。

だらだらと続く県道の両脇は、あまり変化のないほぼ平坦な道で、まっすぐ道成寺まで続く。ぜいたくを言うわけではないが、少しぐらいアップダウンがあった方が、足に対して変化があってむしろ歩きやすい。足を上に引き上げる筋肉を使わず、前に踏み出す動きばかりで、短い距離の割には相当足に疲れが来た。「熊野古道」６回目にして、歩くということの奥深さを改めて実感。

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