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よっしゃん5323

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2007.09.01

真夏のウォーキングは要注意「駅からはじまるハイキング」その４は、ＪＲ奈良線宇治駅から宇治川沿いの平坦なコースの途中、宇治市内が見渡せる小高い（標高１３１．８ｍ）「仏徳山（大吉山）」に登る約７．２ｋｍの“ラクチン”コース。久しぶりのウォーキングにつき、まずはこれくらいから。

小学生の遠足で来た記憶のある平等院鳳凰堂は、こんなに小さな建物だったかと思うほどこじんまりしているという印象。当時の自分の体と建物との差のイメージがそのまま記憶に残っていたということか。宇治川の左岸を上流へ歩き、天ヶ瀬の吊り橋を渡って右岸を引き返す。家族連れや若者のグループのバーベキューの香りが漂う中、青々としたもみじの枝の下を歩く。晩秋には大勢の人たちでにぎわうのだろう。歩きやすい斜度のつづら折れの坂道を歩くと急に視界が広がり、宇治市内の街並みが一望できる展望台へ。

京都市内では高さ制限の規制がこの９月から厳しくなり、駆け込み申請が多いと聞く。ここ宇治市では規制がないのだろうか、いくつかの高層マンションが駅前付近に林立する。朝刊では、漫画家の楳図かずおさんが東京・吉祥寺にシマシマ模様の家を建てることに隣人が反発し、地裁に申し立てしているとのこと。マンション建設にしろ、自宅の建設にしろ、当事者と周りの人たちとの思いの違いはあるのだろうが、多くの人の意見に耳を傾け、相手の立場に立って考えてみようという姿勢は大切。

ゆったりとした川としっとりとした街並みを歩いていると、気持ちまで穏やかになってくる。地域全体が、人が住む・子どもを育む・お年寄りをいたわる、そんな街としてこれからも存続していくためには、何が大事なのかということだろう。

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