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よっしゃん5323

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2012.03.11

「ピースおおさか」「エクレールお菓子放浪記」は、戦中から終戦当時の厳しい生活を描きながら、東北石巻などをロケ地として描いた、復興支援のテイストを色濃くした作品。

私は知らなかったが、養母役のいしだあゆみさんは、ロケ地が被災したという知らせに号泣したという。また、ロケに参加していただいた地元のエキストラの大勢が亡くなったり被災したという。さらに実際にロケに使わせてもらった施設が、ことごとく被災したという。

館長からのあいさつでは、被災地に向けてトラックを仕立て、和歌山のみかんや大阪市からの水などを満載して、現地の状況をつぶさに見てこられたことの報告があった。そして、物資のありがたさより、遠く離れた大阪の人たちからの支援の気持がうれしかったという現地のみなさんの言葉にグットきた。

今回の義捐金を含めて、再度現地へ赴くと言う彼らの言葉には、極めて力強い響きが込められており、我々にもしっかりと伝わってきた。民間や地方レベルの支援の具体的な行動やその気持は十分伝わっているのだが、国の姿勢と強いリーダーシップは、１年を経たこの時期でもまだつかめないというのが少し悲しい。

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