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こんにちは。ビジョナリーパートナーの和仁達也です。
ちょうど2年前、品川女子学院で「お金の授業」を
担当させていただきました。
あの授業が始まる前は、
「いまの女子高生って、どんな風なんだろう?」
「何に興味を持つのかな?」
「ちゃんと、授業が成立するのか?」
など、期待と不安でいっぱいでした。
でも、始まってみれば、皆、真剣そものも。
6回の授業が終わったあと、講堂に親御さんや生徒200人に
対して、ビジネスプラン・コンテストをおこなうなど、
僕にとっても、楽しく有意義な体験となりました。
その品川女子学院の校長、漆紫穂子先生が新刊を出版されました。
この本の冒頭で漆先生が書かれている、
「『ナショナル』のない『インターナショナル』は、意味がない」
「語学の前に、まず日本文化を知ること」
は、まさにそうだな~と納得。
これは、仕事においてもあてはまることでしょう。
自分が知らないことを知っている人を前にすると、物怖じしたり、自分の価値が急に下がったような気になったり。
そして、その欠乏感から、新しいものを次から次へと
取り込もうとするビジネスパーソンたち。
しかし、その人にとって本当に価値あるもの、必要なことは、
今までやってきた経験や環境のなかに、そのヒントは
すでにある。
答えを外へ、外へと求めていたけど、真に探るべきは、
実は、足下にあったりするんですよね。
話がそれましたが、自分のルーツ、古来からある良さに目を向けて、
それを人生にとりこむきっかけになる1冊です。