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今回は成田での貨物機炎上事故で成田が封鎖になり おかげで間接的ではありましたが大変な目に遭いました。。 飛行機とはこんなにもろいものかと改めて思わされました。。 こんな緊急時はやはり航空会社のステータスと旅行保険が どれほどものを言うのだとも改めて知りました。。 ステータスは無理だけど旅行保険はちゃんと入ろうと 肝に銘じたのでありました。 そんな事故で色々な予定変更。 イギリス中駆けずり回りの一環でケンブリッジに行ってきました。 それがまぁ、とにかく寒かったのです・・・ まさかやってないと思っていたパントもやってたからねぇ。 もちろん乗ってきたけど水の上は死ぬかと思う寒さ・・・ これでも1日のうちほんの20分ほど太陽が出たときに 乗れたので私たちはとてもラッキーだったのです。 この後乗った人たちは大雨の中さぞかしきつかったことかと・・やはりケンブリッジは寒いのだと痛感させられたのは ロンドンやサリーでは とっくに 終わっている 桜が満開だったこと! この日も氷点下だったし(ロンドンも) まぁ寒くて唯一得したこと? ケンブリッジはイギリスの町としては 大好きな場所のひとつです。 初めては語学学校のエクスカーションで。 もう10年くらい前になるのね・・・(遠い目) やっぱりオックスフォードとかケンブリッジに来ると そういうエクスカーショングループが沢山いて すっごく懐かしい気持ちになります。 あの頃はほんっっと楽しかったね。 日本人は比較的オックスフォードばかり行くのですが 私は断然ケンブリッジ派です。 どちらかに留学するなら絶対ケンブリッジだね、 町がきれいで住みやすそう! でも、留学はもう二度としたくありませんが。 何度もきているのにいまだちゃんと オックスもケンブリッジも カレッジの中を細部までは見学したことないのが残念・・ とくにハリーポッターの魔法学校の食堂とか ミルンのプーさんの原稿とかは見ておきたい。 明日はレガッタという日だったので パントのお兄ちゃんたちも 「オックスフォードなんて行くなよ!」とか言ってました。 ちなみにチャールズ皇太子在学中は ボディガードのほうが卒業成績は上だったとか。 まさに門前の小僧、ですね! 日本人の方々はやはり桜がお好きなようで 桜の写真を撮られていましたが 私はイギリスでは断然マグノリア(木蓮)派! ロンドンやサリーではいままさに満開です。 (翌日の日記に写真を掲載してます)写真ではこのきれいさが伝えきれず残念・・ マグノリアの木の下ならお花見したいかなー。(でも散るときは桜の美しさ圧勝) まだケンブリッジに行かれたことのない方 ぜひ行ってパントに乗ってください。 こぎ手のお兄ちゃんとはちゃんと交渉してください。 (今回は3分の1以下まで下がった)最後にケンブリッジにあるケインズの生家を訪れました。地図にもガイドブックにも出ていないレアすぎるスポット。アダムスミスやケインズ(ジョン・メイナード・ケインズ)は教科書の偉人。(社会学系の!)私は自分の高校で科目のなかった、でも一番好きな科目だった「政経」で大学受験しようかなと思っていたのと大学入ってからの社会学の講義もとても好きだったのでなんだか懐かしい。今じゃねぇ・・・今年はカレッジ創立800年でにぎわっている、ケンブリッジでした。
2009年03月28日
3月はイギリス中、 南はサウサンプトン、北はリーズ、東はケント、 西は・・・リッチモンド?まで駆けずり回っていました。 長距離列車にも乗ったのも、 ロンドンでもリーズでもホテル暮らしは久しぶりでした。 (おかげでイングリッシュブレックファストも久しぶり。。) そのハイライト。東ロンドンのバングラコミュニティ(観光客や外国人など全くいない初心者禁制エリア)でランチ。 めっちゃ美味しかった!!!ナンも今まで食べたベスト! 久しぶりの北イングランド、そして9年ぶり2度目のリーズ。 街中、白人だらけ!!!ロンドンから来ると違和感。。 リーズでは海鮮が美味しくて連れて行っていただいた地元評判のタイレストランのカニチャーハンが美味しかった~ やっと行ってきました、新・セントパンクラス国際駅。(ウォータールー住民から)奪われたユーロスターは幸せそうでした。。ホームでシャンパンが飲めるなんてなんておしゃれ!早く乗りにきたーい!
2009年03月27日
またまた日曜日に!サウサンプトンに行ってきました。えぇそりゃもう大変でしたよ、Claphamまでもいつもと違う迂回ルートでバス、その後EasleighからSotonまでもまたバス。日曜の電車移動は・・・たっぷり3時間半かかったね。でも久しぶりに友人ご夫妻(親くらいの年代です)と再会して楽しいおしゃべりができました。2度目のKuti's Royal Thai Pierで食事。サウサンプトンではずせないスポットになりました。携帯に登録してます。今日は初夏ってくらいの陽射しで海沿いは暑いくらいでした。相変わらずタイ美味しかったです。
2009年03月22日
同僚がぐーぐ‘る’っている(英語表現)のをふとみたら !!!かわいい~ 私が住んでる街の書店やおもちゃやさんでも フェアーをやっていて40周年なのは知っていたのですが。 グーグルはかわいいのつくるなぁ。 ちなみにそのおもちゃやさんでは あおむしグッズを£40買うとあおむしエコバッグがもらえるので 吸い込まれていったのですが・・ £40も買えるほど商品がない!どうやったらいいの? それにバッグもいまひとつ。。 それでもかわいかったからバッグだけ売ってたら買ってたかも。 エリック・カールさんの絵はかわいいですよねぇ。 今年の我が家のアドベントカレンダー(クリスマスツリー)が エリックさんのでした。 今頃になってツリーもご紹介。
2009年03月20日
前日の続き。カンファレンスが終わってロンドンへ繰り出し 風前の灯?のウェッジウッドを見に行ったのですが 特にほしいものなし。 日本人の店員さんが日本人の観光客に 「これは日本で買ったら3万以上しますよぉぉ」 とか売りつけていたのが嫌で退散した。 去年は自分へのバースデープレゼントとか記念品を ことごとく買い逃したので今年は何かほしいなぁと。 で、目が合ってしまったアウトドアショップのウィンドー。 前から‘いつか買おう'と思いながら機会のなかった Hunterのブーツを買いました。 この間の雪で懲りたからねぇ。 買ったからには雨降ってほしい~ カンファレンスの大荷物にブーツの巨大ボックスを抱え カフェでコーヒー。 なんかひとりでカフェでお茶するなんて 余裕のあること、久しぶりだなと。 (家ではしんでるし) 今日は色々新鮮で、オフィスを出てきてほんとよかった。 休日より充実した平日! バスに乗ってSちゃんと待ち合わせたチャリングクロスへ。 そこからAldwychのバーに吸い込まれ。 ここはOne Aldwychというとてもおしゃれ~なホテルに バーやレストランがあって。 (ブルーレイがイタリアンレザーシートで見られる おしゃれ~シネマルームや夜景のきれいなプールもあるらしい) Sちゃんおすすめバーまずここで一杯。 黒人店員さんの超Genuineなスマイルの白い歯に癒されつつ イギリスには珍しく美味なカクテルでほろ酔い。。あぁ幸せ! いい気分になったところで予約してくれていた レストランへ連れて行ってもらったのですが 食事に誘ってもらうなんてこともスペシャルでとてもうれしいのに 連れて行ってもらったところがなんとサマセットハウス!!! こんなところでバースデーディナーできるなんて イギリス10年目でも感激ですよ。 Sちゃんが男だったら惚れてますよ、いちころのスポットですよ! (こっちだったら私たちも十分 カップルに見られていたかも知れないけど) 階段も歴史深く素敵な螺旋階段。。 ここは16世紀の建物で 王室所有の後はイギリス人いわく近年まで「レコードオフィス」 だったそうで、戸籍や出生などの証明書保管場所だったそうです。 今はゴッホやルノワールの名画のあるギャラリーはじめ3つの美術館 テムズに面したカフェなどあり冬にはスケート場になるので有名。 なぜか今まで一度も来たことなくて。 今度はぜひお昼に来ます。 フレンチのディナーもとてもおいしかったです。 Sちゃん、ありがとおおおおおおおおおおお!
2009年03月18日
今年のバースデーは 「世界ソーシャルワークデー」でした! 記念すべきイギリスでの設立学会に うちの区を代表して参加してきました。 朝から国会議事堂のあるWestminsterに行くのは 官庁関係の人だと思われる (イギリスには珍しい)スーツの人たちと歩いて なんかちょっと普段ない朝の空気で新鮮でした。 天気も良かったのでWaterlooから徒歩で。 ロンドンアイからテムズを渡ってビッグベンの下を通って ウェストミニスター大聖堂までの‘通勤'を楽しみました。 朝の風景は滅多に見ないから空気もきれいだから いつにも増してきれいでした。 学会は、 2年前に一緒に講演した世界ソーシャルワーカーのプレジデント David Jonesさんが司会とメインの講演をされ、 普段はめったに現れない大臣が二人もスピーチ、 (写真はPhil Hope大臣)場所も国会議事堂の隣だったからそれもよかったね。 とくに現ケアミニストリーのPhil Hopeさんの話を生で聞けてよかった。 予想通り大量のグッディー(無料の文房具や資料)も取り放題 資料は重くなるからセーブしたけど最近出たDementia care strategyや Personalisationガイドとかはどうしても無視できず 結局かなりの荷物。。 そして予想通りうちの研修ではないようなクオリティの高い コーヒー、ビスケット、ランチにケーキ。。 話がそれた。 今後のイギリスのソーシャルケアの課題や 世界のソーシャルワーカーのレポートなど興味深い話題、 フィリピンのソーシャルワーカーからのビデオレターや ソーシャルワーカーが歌詞になっているロックスターの曲演奏、 最新?テクノロジー、お手元の投票マシンで一瞬で グラフが会場に出る投票参加などバラエティ豊かでした。 どうしても今後の改革でのソーシャルワーカーカットの問題とか クライエントから離れた規制管理化された質より パフォーマンス重視の現在の公的サービスへの批判 そしてナースなどとは異なるソーシャルワーカーのキャリアパスウェイなど会場からは色々な興味深い質問や提言がされていたけど 一貫して 「ソーシャルワーカーであることの誇り」 を強調してポジティブなメッセージを送り続けていた David Jones氏はすごい! 国連の貧困対策官もソーシャルワーカーなのに それを隠して仕事していて彼はComing outすべき!と言ってた。 ソーシャルワーカーであることを誰より誇りに思っていて ソーシャルワーカーに力をくれる 彼のようなバリバリソーシャルワーカーが 世界ソーシャルワーカーのプレジデントであることが 誇りですね。 ターゲットターゲットでクライエントが全く霧の中、 ランチも取れない、トイレも行けないような仕事量で (職場の体制に意見までして言った後にびびってブルーにもなり) 正直かなり腐っていたのでいいタイミングでした。 行って良かった。頑張って論文も書こうと思いました。 (が、日常に戻ると難しいのよね~) 「Mr Jones~2年前にTokyoで」と 久しぶりの挨拶&握手してきました。 覚えていてくれてよかった。 話せてうれしかったです。 自分の誕生日が世界ソーシャルワークデーになるなんて まぁレアな機会でしょうね、 Day to rememberなバースデーになりました。
2009年03月17日
わぁ、すごい、Mixiの画面もバースデー仕様になるんだ。 今年も、もうすぐうんさいになってしまいます 精神年齢は22くらいで止まったままで受け止められないね。 自分の誕生日は日本ではホワイトバースデーになったり 花が見れても梅、なんですが イギリスでは桜が満開です。 まだまだ寒いのに逞しいイギリスの桜。 恒例のバースデーの本人が職場でケーキを振舞う慣わしですが 今年はトリュフを手作りして16日に持って行きました。 みんなすごくおいしいおいしいと言ってくれてよかった^^ 今日(17日)は仕事に行かずロンドンです。 インターナショナルソーシャルワークデイなんですよ、今日。 セントパトリックデーで大騒ぎだしね。 めでたいめでたい。 酔っ払う理由が3つもあるね>w<
2009年03月16日
どちらも久しぶりに乗ってきました。 ルートマスターは伝統的ロンドン ロンドンアイはミレニアムロンドン(もう8年は経つけど)。
2009年03月15日
機会があって犯罪者で精神障害者の人たちが収容されている病院や 生活する施設を数日にわたって何件か回ってきました。 この分野は昔から興味があるのですが なかなか見学なども行かないところだし貴重な経験でした。 どこに行ってもソーシャルワーカーがいて ソーシャルワークがありましたが別世界でしたね。 日本では4年ほど前にやっと医療観察法ができ、 精神障害者で犯罪を犯した人が 今まで無罪放免だったのをある程度の治療を行うようになったのですが この制度も行っているケアのアプローチも そっくりそのままイギリスモデルを使っているそうです。 ただ犯罪者が無罪放免になる、という 摩訶不思議なシステムは世界中探しても稀なようで 私個人は改めて改正が必要だと思いました。 そんな制度があるとイギリスの人に言うたびに ものすごく驚かれて 「住民の安全は?国はどうまもっているの?」と聞かれ 日本人としてとても恥ずかしかったのです。 制度が似ていても「住民の安全をまもる」という部分で 決定的に異なる視点の二つの国。 実際の現場では、私自身、利用者を精神障害者としてみよう と思って行ったのですが 「あの人は赤ちゃんを壁にたたきつけて殺した」 「この人は奥さんをめった刺しにして内臓を・・」 などと話を聞いたら ソーシャルワーカーとしてではなく 一般人(希少な納税者!)の視点にもなってしまい どうして彼らが税金で独立したアパート住まいなどをして 働かず、毎日色々なレクリエーション活動を与えられ かなりレベルの高い自由度で生活して 結婚して幸せそうに暮らしている人までいて やはり疑問を感じたのも事実でした。 見学中も女性が珍しいようで追いかけられ ちょっと身の危険を感じたりして 恐怖心が出たのも自分としては意外でした。 日本人とは違う恐怖感がどうしても出てしまうのよね、 精神分裂症とか人格障害とかでプラス、 ドラッグとか多重の症状があると 正直1秒後の動きも読めないという自分のスキルや経験のなさも あるのだと思うのですが。 イギリスでソーシャルワーカーをする、というのは 日本でするより何十倍も危険を感じることが多いのですが 特にこの分野はこの人たちがコミュニティをある程度自由に動き回っていることでさらに安全をどう守るのかわからなくなりました。 その一方で、やはりイギリスのコミュニティケアはすごい!と 改めて感動。 こうした分野でも、いや、こうした分野だからこそ、 高齢者なんかとは比較にならない 半端ない財源が保障され訪問した地域では資源も豊富。 どんな人たちでも手厚いケアと高額な財源で支えられ コミュニティでみられる、すごいことです。 そしてソーシャルワーカーもすごい! 裁判官にも検察官にも堂々と意見するエキスパートなのです。 日本は全く持ってそういうことはないそう。 専門職の違いでは 日本では保健師なども訪問拒否したりするそうです。 イギリスではそういうことは絶対ないからね。 何が違うのでしょう。 今回訪ねたスタッフは、メディアがすぐに 犯罪者イコール精神障害者と報道して恐怖心を煽るけれども 実際の犯罪件数のなかで精神障害者の関与は少ないよと話してました。 でも、精神障害と犯罪はある意味で紙一重では? 精神鑑定の信用度は? 日本では社会的に大きな事件の犯人は たとえ精神障害者だったとしても 絶対そうできず死刑にするケースがあるはずですし。 法と福祉が噛み合わないジレンマが沢山あるはずです。 今回出会った専門職の人たちがみな素晴らしい人たちばかりでした。 熱い情熱とパワーに溢れていてエネルギーをもらいました。 警察に拘束された時点ですぐに出向いてアセスメントをし 刑務所に送致される前に精神障害者を救う(治療に送る)活動を ソーシャルワーカーがしていて そういう視点はまさにソーシャルワークだと。 私が普段している成人虐待保護ともつながります。 警察には精神障害者や認知症などの人を扱うプロがいないですし 刑務所での虐待死やケアの問題もまだまだ遅れていますよね。 それから、最後に。自分の職場がどれほど忙しいのかも痛感。 今回訪問したところはリスクも高いし24時間体制なのにもかかわらず 家庭的でのんびりした空気もあって。 うちは9時ー5時なのに、食事も取れない、トイレにも行けない忙しさ。 訪問者なんか受け入れる余裕、全く持ってありませんから。 とにかく貴重な機会で色々勉強になりました。 この経験は色々なところで生かせると思います。 忘れないうちに論文でも書いたらいいのにねー 書かないんだよねー
2009年03月14日
ボーンマスからサウサンプトンに移動して1泊して仕事して ロンドンに戻って翌日はまたロンドンに行ってきました。 足を踏み入れたことのなかったロンドンの有名和食店での ご接待のお手伝いをしてきまして 美味しい和食をご馳走になってきました♪ 高級なコースで出るわ出るわ・・ 前菜がカニ、松茸の土瓶蒸し、お刺身、天麩羅、お寿司、サラダ・・・ メインでロブスターとステーキ、野菜の鉄板焼き そしてご飯が来て、デザートがアイスクリームの鉄板焼き、 名前が「ファイヤーボールアイスクリーム」鉄板焼きなんてとても久しぶりで シェフのパフォーマンスも楽しめました。 ロンドンとは思えないお店の和な雰囲気はよかったのですが 日本人の店員さんが私語してたりRudeでサービスはがっかりでしたが。 人のことは言えませんがこっちの日本人じゃもう 日本的な丁寧・丁重・おもてなしの心、 フィジカルには腰を曲げてのお辞儀みたいなことは 一切できなくなるのでしょうか・・・ だからこそたまの日本に帰って温泉旅館での女将さんのしぐさなど 見てると素晴らしいなぁと惚れ惚れしてしまうのですね。 話を戻して、接待させていただいたイギリスの方は 私も以前から何度もお会いしている方で。 もちろん普段会ったりすることはないのですが 嵐の中、素敵な花束を持って登場。 そしてさっとそれを私にくれるのです。 「今日はまきが来るって聞いてたからね」 って。 たったそれだけの理由で嵐の中 花束を買って持って来てくださったことに感激。 そしてそのさりげなさにくらくら。 久しぶりにものすごくレアなイギリス紳士に会いました!! なんかね、お店のロケーションも紳士の多いエリアだっただけに 余計ね。 花束っていつ、どこでいただいてもとても嬉しいですが 男性からもらう花束はとくにうれしいですね 嵐の中、お腹いっぱい、両手いっぱいで帰路につきました。 チューリップとバラいっぱいの春らしいもので 一足早いお誕生日プレゼントをいただいたような感じで ほんとにうれしかったです。 (バラのかわりにクマやキャスがいっぱい入ったのは無視してね。)
2009年03月13日
3月最初の週末、久しぶりにボーンマスに里帰りしました。 Flying visitだったけどね。 ていうか日曜だったから電車から途中バスに乗せられ、 長旅がさらなる長旅になり、結局 「ボーンマスのあの海で癒されたい」 という私の願いは叶わず。。 でも、無事にイギリスの両親と楽しい時間を過ごしてきました。 ひさしぶりのイギリスの母の手料理はめちゃめちゃ美味しかった。。 私も成長したものです、これで立派なイギリス人。 イギリスの父の体調が悪くてお見舞いがてらだったのですが とりあえず元気そうで何よりほっとしました。 母のほうも色々あって元気か心配だったのですが 二人とも元気な顔を見せてくれました。 お腹がはちきれそうに食べて、飲んで、笑って、 帰ろうとしたら 「サンドイッチ、電車で食べる~?つくろうか?」 とお約束の攻撃! 「まきの結婚式には呼ばれなくても行くからね!」と 二人で言ってました。 最後は寒いのにバス停まで見送りに来てくれました。 今ホームステイ中の留学生(スパニッシュとコリアン)とも ひさーしぶりにおしゃべりし、 「何年前にステイしてたんですか?」と聞かれ 「えーっと。。8年前。。」と言ってるそばから なんかものすごい歴史を感じてしまった。 あーあ、語学留学生と気分は一緒だったのにな、 むこうから見たら「大先輩」なんだな。 「よく話を聞いてます!」ってまた言われた。 母よ、私を伝説の留学生にするのをやめてくれ。。 ほんとに尽きないほどの思い出話にまた笑い泣きしました。 あーおもしろいお母ちゃんだよ! 我らがチャーミンスターも行く度にどんどん 様子が変わっていくのよ。。 面影あるけどないような。。 バンクとかスイスバーとか今じゃ知ってる人いないね。 でもあの街角の隅々に思い出がぎっしりつまってる。 やっぱりいつ行ってもボーンマスは心の故郷だぁ。 仕事でくさってたので元気と癒しもらってきました。
2009年03月12日
2月末に今年4月から大改正される 精神法の研修に行ってきました。 かなりの変化に驚きました。 SVAで仕事がどんどん警察的になっているところに この新しいMental Capacity Actで どんどん精神科医や精神科スペシャリスト的にもなっていくし 施設の監査官にもなっていくような。 イギリスのソーシャルワーカー、マルチタスクだなぁ。。と 感心しつつさらなるペーパーワーク増量に頭を抱える。 方向としては今までまったく目を背けられてきた 高齢者や認知症、そしてとくに遅れている無法地帯の施設ケアに 少しづつ制度のメスが入ってくるということなので とても歓迎なのですが 施設にペーパーワークを増やせば 末端のケアの質は向上しない、と経験から思います。 自治体のソーシャルワーカーだって同じだし。 さらに、今、成人福祉は基礎構造改革の真っ只中。 日本で見たものをイギリスでまた見ることになるとは。 でも「福祉国家」イギリス型の改革なので日本とは違うタイプです。 賛否両論いろいろですがソーシャルワーカーは批判的にみています。 私はもうかなり批判的だね。 全然クライエントの状況なんて 知りもしない人たちが作っているシステム。 自治体レベルだってそうなんだから国レベルなんてもうありえない。 アル中のクライエントに多額のお金を渡す、 そのリスクは? 誰もまっっっったく考えていないパーソナライゼーション。 そうね、お酒やドラッグに使っても個人の自由だもんね。 でもしょっぴかれるのは私たちなのですよ・・・ ソーシャルワーカーも仕事を失うとか色々言われていますが 結局どんどん仕事がセーフガーディングとか 精神鑑定に傾いていくのでしょう。 どうなるか、今後のイギリスの福祉。
2009年03月11日
2月の最後の週は一週間Dutyで ほんとにきつかった。。 イギリスでは私でも珍しい週50時間仕事しました。。 (あくまでもセーブしてこれだけだから多いのですよ。 プラス、移動や通勤に1日4時間くらいかかってるので プライベートなんてゼロです) とにかくSVAケース(成人虐待保護)が異様に多くて 緊急訪問にも出たり異常な忙しさ。 私自身5件もSVAケースを抱えることになり目が回っています。 上司もそんなにSVAを一人が担当したら危険、 とか言いつつどんどん送ってくるからわけわからない。 監査も近づいて上はもうヘッドレスチキン。。 でも正直、監査なんて落ちたらいいよ。 無理にうわべだけ塗るなんてBabyPを出すだけだよ。 ほんとに現場のスタッフやクライエント、 市民の状況を全く無視したマネジメントに腹が立ちますが 怒りすらわかないほど疲れきっています。。 (怒っても何の対応もできない上司だし) 事件や事故が起きてからでは遅いのに どうするんでしょう、こんな危険なプラクティス。
2009年03月10日
介護の重責に苦しむケアラーさん。。 By 日本人(私)、オーストラリア人、アフリカ人による合作 フレームインしてきたリスをがん見のハトさん。。 イギリスではバーベキューレシピなどがあるリスさん。。
2009年03月09日
注文が入ってつくった第二弾。 今回は4段にしてみました。 職場の人の姪御さんで 早産で予定より早く産まれちゃって 急いで取りに来ました。。 すっごく気に入ってもらえたようでよかった イギリス人たちに 「マーケットでストール(屋台)だしなよ!」 と言われました。 車があればやってみたいですが。。 「ソーシャルワーカーやめなよ!」 とも。 え?それはどうなんでしょう・・・
2009年03月03日
21/02/2009ロンドンからSちゃんが遊びにきてくれたので オープン時から気になっていた Jamie's Italianに行ってきました。 行ってみてびっくり! めちゃめちゃめちゃ並んでいるじゃないですか。。 ここは幻のラーメン屋かなにかですか? って感じの大行列で 私たちが列にジョインした時点で 「1時間以上待ち」 と言われ。 並んでる人は買ってきたビール飲んだりしてる・・ 「イギリス人でもレストランに並ぶんだね」 とSちゃんと話しながら様子を見ていたのですが どうもグループが多くて二人の私たちは早く入れそうな感じ。 ラッキーなことに? 20分くらいで入れました。 イギリスでレストランに並ぶとはかなりなカルチャーショック。 そもそもこのレストランは グレートブリテンの誇るスターシェフ ジェイミー・オリバーの イギリスに3店しかない(しかもロンドンにはない)レストラン! カジュアルスタイルで予約はできないのです。 パスタは手打ち、パンにはJと焼印まで入った焼きたて! いざ入店。 中はかなり広くてかなりおしゃれなインテリアで別世界。 とにかくものすごい満席だったから活気がものすごい。 後で気づいたのはスタッフの配置もイギリスじゃありえないほど多い。 そしてサービスもすごく徹底されていて気持ちいい。 カウンターにはイタリアやスペインでも あれほどの数は同時に見たことないほど大量の サラミや生ハムの塊が天井からぶらさがっていて 「あれいく!」 と即決。 どうも周りのテーブルもみんなその前菜フルコースを食べてる。 いやぁ~これがめちゃおいしかった コールスロー、チーズ、オリーブ、ピクルスも全部乗った 生ハムとサラミのスペシャルなんだけど(写真2枚目右下) イタリアで食べたのと同じかそれ以上。 何よりジェイミーらしく味付けがシンプルで素材の味がすごくする。 あんなのイギリスでは初めてですよ、めちゃ日本人好み! 並んでいたときから気になっていたパンも!!! すごい!!! これ以上コメントしたくない、 もうおいしかったわ~ ワインも水ももちろんオーガニックだし 食器も料理のプレゼンテーションも いちいちひと手間かかっててイギリスらしからぬ懲りよう! ジェイミーはとにかくここ数年は ホームレス支援や学校給食の改善など社会的な活動が有名だから 下手な材料は使えないし出せないから大変だろうなぁ。。と 感心しつつとにかくおいしい食事にひさしぶりに 料理を味わいつついただけました。 周り(のイングリッシュ)を見ると・・・ みーんな男性も女性も肉&チップス食べてる・・・ ハンバーガーなんてあったの?とか ここはステーキレストランか?と思うくらい。 あのさー Jamie's Italianだよ、ここ。。 私たちが浮くぐらいメインのパスタを食べてる人は見ませんでした。 イギリス人ってどうしてパスタ嫌いなんでしょうか。 パンとアンティパストが美味しすぎたし食べすぎて メインのパスタで相当苦しくなってしまい デザートはとてもムリでした。 パスタも手打ちでぷるっぷる、 イタリアに行かなくてもこの味が食べれるとは・・ (日本のイタリアン顔負けですよ) みんなアンティパストもステーキもチップスも食べて デザートも食べてるからすごいわ。。 でもほんと 「話題だから来てるのか?味わかってるのか?」 という私たちの疑問は最後まで解けず。 トイレまでもおしゃれでジェイミーのこだわりを ひしひしと感じるすっごく素敵なお店でした。 久しぶりにめちゃめちゃお腹いっぱいで苦しかった~ よくできた街、Kingston。 あまりおいしいレストランがなかったのが難だったけど これで当分楽しめるね。 ジェイミーありがとう~
2009年03月02日
20/02/2009ロンドンのバービカンシアターで行われている 日本からの演劇、「Shunkin」を見てきました。 谷崎潤一郎の「春琴抄」を イギリスの鬼才といわれるSimon McBurneyの監督で。 日本公演は昨年東京で。 作品数の多いロンドンでも今かなり話題の作品。 Time Outでもトップでとりあげられてた。 谷崎潤一郎。。という偏見はあったものの そしてやっぱり。。な部分もあったものの とにかくステージが美しくよどみなく流れていき インターバルなしの2時間、 久しぶりにひきこまれる感覚でした。 作品のテーマのひとつとなっていたのは 主役の春琴の視覚障害からくる闇からの 光と影。 でもそのほかにも 現代と過去、 男と女、 人形と人間、 少女と熟女、 師と弟、 贅沢と貧困、 表方と裏方、 。。。 いろいろな対比がテーマとして感じられました。 とにかく、 今までで見た演劇で最も美しい作品だった、と思います。 舞台装置もシンプルすぎるシンプルさで 日本人の所作の美しさが120%生かされていました。 久しぶりに見たせいか 本当に鍛えられた演出なのか ステージ上で移動する役者さんたちが ステージが横移動してる?と思ってしまったほど するすると歩いている着物歩きがとってもきれいで。。 (これって完全に外国人目線だなぁ。) もちろん人のように見えてどきっとしてしまう人形の動きも 相当の訓練のはず。 それに色々な香りが舞台から流れてくるのも すばらしい演出で。。ストール席でよかった。 久しぶりに、 日本は美しい 日本人で誇らしい と思わさせてくれました。 監督さん役者さんスタッフさんたちの ものすごい努力でつくられた作品だと伝わりました。 ありがとうございました。 だって、主演の深津絵里さんだって 2時間中の1時間はスーツで裏方、中腰で動き回るんだからね。 あれは相当の筋力。。きついはず。。 日本の監督だったらさせられないでしょう。 作品は全編、日本語で。役者さんも全員日本人。 かなりユーモアなシーンもあって 大声を上げて笑うところもあるんですが時間差も少なく 詳細はカットされた翻訳もなかなかよくできてたのでは。 もちろん日本人のほうが詳細を理解できたと思いますが 日本語って難しいとも思わされました。 古い言葉が多いから音だけで聞いてもわからないと 英語で読んで理解したり。 結構、私もずっと字幕も見てました。 日本では英語字幕で日本の劇なんて見れないですし こんな言葉、なんて訳してるんだ!と思うようなのもいっぱいあって。 ただ字幕見てると舞台見れないのが難なのですが。 レビューを読んでると、 イギリスサイドは 監督の鬼才ぶりを褒めてるものが多かったけど 日本人の特性を良く生かした美しさで 日本人じゃなきゃできない作品だから 役者さんや裏方さんも褒めるべき。 でも舞台としても新鮮で斬新な演出が多くて 日本人を唸らせるとはすごい。 よっぽどの日本通かものすごい日本人ブレーンがいるのでは・・ すばらしい日本とイギリスのコラボだったと思います。 ひとつだけ文句をいうならカーテンコール もっと派手にやったらいいのに、 日本人ってほんとmodestですね。。 役者さんたちもニコニコともせずただ並んでお辞儀しただけ。 最後に、 深津絵里さんはテレビで見てるとかなりちっちゃいイメージだったけど 実物は結構背が高くすらっとしていてすっごくきれいでした。 うわ~やっぱ女優さんはそこらへんの日本人とは別格ですね。 今日が最終日。 マチネと夜の2公演。 チケットは残りわずかだけど 絶対おすすめですよ!
2009年03月01日
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