第49回智麻呂絵画展
昨日、智麻呂邸訪問。新作を仕入れてまいりました。今回は智麻呂さんの奥様、恒郎女さまの絵も初登場であります。どうぞ、皆さまお楽しみ下さいませ。
左が智麻呂氏の作品。右が恒郎女さまの作品です。
このカラスウリは明日香サイクリングの途中、束明神古墳へ行く道の辺にて、小万知さんが発見、草生い茂る斜面をよじ登って採取されたものであります。偐家持もちょっとだけお手伝い致しましたが(笑)。
玉章
の 熟れゆく赤き 実のふたつ
たぐひて秋の 妹と
来
し道 (偐家持)
(注)たまづさ<玉章、玉梓>
カラスウリは、別名たまずさ(旧仮名使い「たまづさ」)。
上の絵ではふたつどころか沢山生っていますが、和歌にするには、ふ
たつがいいですな(笑)。
玉章は、手紙、消息の意。
玉章(玉梓)の使いは、和歌などの男女の間の恋文を届ける家人の使
いのこと。
(金柑)
この金柑は、与楽鑵子塚古墳の前で出会ったおばあちゃんが採ってもいいと仰ったとかで、小万知さんが一枝摘まれたもので、これも明日香旅行絡みでありますな。
(明日香の花たち、明日香の柿も)
11月も末近くというに、明日香の野道には、コスモスに混じって、そこかしこに、タンポポ、スミレ、ホトケノザ、アザミなどが咲きこぼれていました。宿の祝戸荘のアプローチ道路にはヒマラヤ桜が今を盛りと咲いていました。ドウダンツツジの紅葉と並んで咲いている桜というのも妙な光景ではありました。地球温暖化は俳句の季語も空洞化してしまうもののようでありますな。
(山茶花)
(白百合)
(葱)
葱白く 洗ひたてたる 寒さかな (松尾芭蕉)
(ラン1)
(ラン2)
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