本日は墓参。クマゼミのせわしなく鳴く中を生駒山麓の高みにある先祖代々墓に参ってまいりました。先祖代々墓と言っても小生の曽祖父が建てたものにてあれば、そんなに古いものではありませぬ。
大伴家持の曽祖父は大伴長徳。別名、大伴馬飼(馬養)とも言う。大化5年(649年)には右大臣になっている。長徳の弟の馬来田や吹負は壬申の乱で活躍するが、長徳は651年に亡くなって居り、壬申の乱の当時は息子の安麻呂(家持の祖父)の時代。家持は718年生まれであるから、曽祖父は勿論、祖父の安麻呂(714年没)の顔も知らない。そもそも家持は父旅人が54才の時の子供であるから、仕方がない。
偐家持の曽祖父は梅吉。偐家持が生まれる前に既に故人であった。曽祖母はノブ。彼女は偐家持が3~4才の頃まで存命であったのでぼんやりと記憶にある。
墓への道の辺にカンナが咲いていました。
小生が子供の頃、裏庭の片隅にカンナが咲いていたのを記憶している。
それででもあるか、小生にとって夏の花と言えばカンナである。
墓は山麓の高みにあるので、大阪平野が一望である。
日本一高いビル、アベノ・ハルカスが見えている。
下の写真では分かり難いかも知れませんが、左寄り遠くに、ひと際高いビルが写っている。それがハルカスである。今日は空気が澄んでいるのかよく見通せる。
大阪城も見える。下の写真では、中央やや右寄り奥にOBPのビルに囲まれるようにして大阪城が写っています。まあ、クリックして、フォト蔵写真の拡大版(元画像)で見ないとそれとは分りませんが(笑)。
アベノ・ハルカスの直ぐ近くに四天王寺がある。わが家の墓所から南へ数百メートル行った処にある往生院からは、古来、春分・秋分の日には太陽が四天王寺の五重塔の上に沈むのが見えるとされている。
おそらく我が家の墓から見てもそのように見えるのだろうと思うが、まだ確かめたことがない。高いビルが建ち四天王寺の五重塔そのものが、よくは見えなくなっているが、ハルカスが出来たので、その場所がひと目で見てとれるようになった。
今度秋分の日に、ハルカスに沈む夕日でも写真に撮ってみることとしましょうかね。
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