眼鏡が壊れました。
この2月に白内障の手術をしたことは当ブログを以前からご覧になっていらっしゃるお方はご存知かと思いますが、その折に人工レンズ(水晶体)の焦点距離をどうするかと医者にきかれて、30cm程度に合わせて戴くようお願いしました。読書とかパソコンを打ったり、字を書いたりが眼鏡なしで行えるようにというもの。自転車に乗ったりで遠方の視力を必要とする場合は眼鏡で補正するということにしました。
普通は遠方の視力を確保し、読書など近い距離は眼鏡でという選択をされるらしい。小生は中学時代から近視になり、眼鏡を掛けたり、外したりをしているうちに度が進み、20代後半頃からは常時眼鏡を掛けるようになりました。家持が満25歳というと天平15年(743年)ですから、まあ、その頃から寝る時以外はずっと眼鏡を掛けてという生活スタイルでありました。ということで、これまでのスタイルを踏襲しようとしたという次第(笑)。 小生の近視はかなりの強度にて、裸眼で物がはっきり見える距離、つまり水晶体の焦点距離は数cmといった処か。従って、これまで使っていた眼鏡は度が強過ぎて使えない。眼鏡を作り変えないといけないことになります。
ところで、ヤカモチもよる年波にて老眼が進み、普通に掛けている眼鏡では読書がし辛くなってきて、少し度を落とした眼鏡を作り、読書などの場合はそれを掛けるようにしていました。(遠近両用の眼鏡も作りましたが、どうもそれは使い勝手が悪く目が却って疲れるようでもあり、「近」には使わず「遠」専用で使い、「近」はこの度の緩い眼鏡を使用していました。)で、この読書用の眼鏡が幸いしました。
白内障手術後の眼で遠距離を見る時は、この眼鏡が丁度合うようなのでした。新しい眼鏡は何れ作るとして、暫くはこの眼鏡で間に合うか、と眼鏡の新調を先延ばしにして来ました。しかし、この眼鏡も随分昔に作ったものなので、くたびれていたのでしょう。一昨々日(28日)の夜に掛けた瞬間ハラリと下に落ちました。一瞬何事が起ったか呑み込めなかったのですが、足元には二つに割れた眼鏡が落ちていました。目から鱗ではなく、眼鏡が割れ落ちたのでありました(笑)。見ると左右のレンズ枠を連結する溶接部分がパックリ断裂していました。
(且つては読書用であった度の軽い眼鏡)
上の写真は、外れた部分を重ね合わせて、見かけ上は壊れる前に近い状態にして撮影したもので、実際には、下の写真のように壊れています。
眼鏡なしでは、銀輪散歩も遠出は無理でしたが、これでもう大丈夫です(笑)。
今日で8月も終わり、明日から9月。待ちにし秋の9月なりけり。
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