今日は入院しています。と言っても病気入院ではありません。検査入院という奴です。
何の検査かと言うと「心臓カテーテル検査」。手首の血管(動脈)から細い管(カテーテル)を差し込み、心臓の近くまでこれを送り込み造影剤を心臓に注入、心臓の筋肉に張り巡らされている冠動脈の映像を撮り、血管が細くなっているなど、動脈硬化がないかを調べる検査である。
最近、坂道を上ったり、階段を上ったりをすると息切れが生じ、息苦しくなることが多くなり、時に胸に痛みも生じたりしたので、COPD(慢性閉塞性肺疾患)即ち肺気腫・慢性気管支炎ではないかと、念のためにと病院の総合受付で相談したら、心臓内科か呼吸器内科だが、先ずは心臓内科に行きなさいということであったので、心臓内科を受診しました。心電図をとるなど診察の結果、狭心症(労作性狭心症)かも知れないが、これは検査してみないことには分からない、とのことで、心臓カテーテル検査となった次第。
この病室から眺める景色は見たことがある、と思われた方は、古くからの読者にて記憶力のよいお方。そうです。一昨年、2014年の2月に白内障の手術で入院した病院と同じ病院なのです。一昨年の入院は6階の病室でしたが、今回は3階の病室。その分、左右の視界の広がりには欠けるが、正面の生駒山の山容は同じである。
<参考> 生駒山見つつもをらむ病棟に
2014.2.8.
さて、このカテーテル検査。血管に造影剤を注入されると、痒いような、その部分が熱くなるような妙な感じになる。やがて、造影剤が心臓の冠動脈に達すると心臓が重たくなるというか、何やら重苦しい違和感がちょっとの間生じる。初めての感覚なので、何やら不安な気分にもなる。
検査前、手術台に寝かされ、身体が固定された状態になったところで、医者から「緊張してますか?」と問いかけられたが、「いいえ、緊張はしていません。」と答えたものの、きっと無意識のうちに緊張をしていたのでしょう。或は、検査中の違和感などの所為もあってか、検査を終了して、病室に帰って来て測った血圧は150を超えていました。検査に行く前の血圧は120であったのに。
で、検査の結果ですが、心臓の血管は何処にも異常はなく、健康な状態とのこと。狭心症ではありませんでした。勿論、心臓に毛などは生えていませんでしたよ。
心臓でないとすれば、肺の方かも。COPDで呼吸器の機能が低下して来ているのかも、です。これにつき、あらためて呼吸器科を受診するかどうかは、小生次第。まあ、少し様子を見て、その方の検査もそのうちにして貰いますかね。
それはそれとして、心臓の方は問題ないので、明日、朝食後の退院となりました。先ずはめでたし、めでたしでしょうか(笑)。
小万知さんのコメントで生駒山の日の出は如何にと撮影しましたが、笑っているのかどうか、眩しくて何ともわかりかねます。この季節は、生駒山よりもかなり南側から日が昇るのですね。(26日追記)
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着