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この↓台詞は予言?先の展開の予告?…ひじゅにですが何か?「早く来ないと僕は消えてしまうよ!」by愛助第17週『ほんまに離れとうない』小夜の恋がハッピーエンドになった後はヒロインの悲恋が待っているというある意味、残酷な構図。いや、悲恋と決め付けるのは良くないな。結末はもう有名(?)だけどドラマではどう描くのかな…単純に史実を曲げることを期待しているんじゃないよ。そうでないことは第1話にしてもう示しているしね。その通りの結末を迎えるにしてもそれを悲劇とするかどうか…ってところだよね。小夜の時弄ばれているんじゃないかと真っ先に激昂し抗議しに行ったのはスズ子だった。スズ子の今周囲の人々がスズ子のために行動してくれている。山下さんなんて土下座までしてくれた。人情だね。小夜の時は小夜の女としての幸せが願われていたでも、スズ子の場合は歌手としての生き方も考えねばならない。つーか、皆は、どっちかっちゅーと歌手の方に重きを置いている。スズ子自身が歌手を辞めようかとも口にしているのに周囲はそれを許さない。勿論、本当に辞めてしまったら後悔するのもスズ子自身だろうけども。朝ドラは、どっちかっちゅーと女性としての幸せを重視する場合が多かった気がする。だから最後は必ず結婚し子供を産みあくまでも家庭を第一にしつつ仕事も適度にこなしていますよ的な(笑)つまり、仕事(夢)はもはやヒロインの人生のメインではなくなってしまった…みたいな。その後、両立が強調される作品も増えては来た。ただし、ツッコミどころが多かった。一時期よく見られたのがヒロインが働いている間、無償で子供の世話をしてくれる都合良い存在が必ず出て来るという現象(笑)夢を第一とする作品もだんだん出てきたけどそんなヒロインは、ちょっと変わり者扱いで周囲には否定的な反応も多かった気がする。それが今作は周囲の方がヒロインに夢に邁進することを迫る。まあ、これも時代なのだろう。だから、スズ子は今の時代にピッタリなヒロインと言えるのかもね。これは、ひじゅにの偏見なので違うよ!と言われても反論はしません(笑)それにしても、スズ子&愛助は最初は愛助の看病を鈴雄が引き受けるという形で小夜も同居してのことだったのがいつの間にやら2人だけの同棲に変わっている。まあ、そういう仲だと知って観ているから違和感はないけど2人がラブラブという印象は薄かった。ひじゅにが鈍感なだけ?>多分そうですでも、そう感じるのは、ひじゅにだけじゃないのかも?とホッとしたのが(?)箱根のシーン。ラブラブなんですよ!と強調するだけが目的かの様だった>こらこら2人で写真を撮り合うところなどはイカニモ昭和!って感じだったけど微笑ましい様子だったのは事実。だけど、抱き締め合い倒れ込む(?)ところはちょっと取って付けた感があったな>こらこらこらっそんな2人が迎える結末は史実通りなら悲劇なんだけどその後、スズ子が歌に邁進し多くの人を幸福にするならそれはそれで1つのハッピーエンドとなる?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4006-a520aed7☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 箱根のうり坊(ミルクバター餡饅頭)カルメン(マルク・シャガール)おはぎ
2024.01.30
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4人揃った!最後のメンバーは白石結月!…白石と聞くと、今の私は『ゴールデンカムイ』が真っ先に浮かんじゃったりするけどまあ、そこは置いといて(笑)「軽く死ねますね」by結月STAGE03『フォローバックが止まらない』全員、群馬県人で固めるのかと思ったら結月は北海道の人。群馬に来て最初の台詞が、↑暑さの感想というのも地域性が強調されて良い。館林の夏は暑いので有名だからな。やはり、ここに触れないと。一時期、熊谷よりも気温が高いと話題になったけどあれは温度計を置いた場所に問題あり…だったので一部では「ウソ林」なんぞと呼ばれているらしいけども(笑)先回、報瀬の計画が大失敗に終わり今度はどんな手を考えるのだろうと思っていたら結月絡み。つーか、結月経由?彼女は芸能人で南極のレポーター役をオファーされていて初めての「ともだち」になりそうなキマリ達と一緒なら引き受ける…という展開。意外と現実的な様なでも、やはりファンタジーの様な微妙な理由(笑)この「ともだち」だけれども先回の感想に「女の子の友達関係って、結構ドロドロしてるものだけどあっさりクリアしてみせるところが魅力的」と書いたわけなんだけれども皆、まだ「ともだち」という感覚は抱いてなかったみたいでちょっとそこは新鮮。まあ確かに、キマリも報瀬も日向も知り合ったばかり。南極に行く―ただそれだけで知り合い、すぐにそのための行動に入った。お互いのことを碌に知らないまま。そういう意味で、めぐみの存在が、やはり効いてる。単なる脇役に終わらず、効果的に使われている。そんな3人に結月が加わることで「ともだち」という関係性がクローズアップされることになるのが面白いよね。「こいつの性格、だんだん分かってきた気がする」知り合ったばかりであってもそれぞれの背景をよく知らないままでも一緒に遊びに行ったことがなくてもそれだけが「ともだち」の定義ではないよね。同じ目的を持って、それに向かって一緒に進んで行く―それこそが重要な要素だ。ちょっとイチャモン>ぇ日向はルックスはイマイチ…と、結月の母親から言われていたけどおいおい、4人ともほぼ同じ顔じゃんよ…と思ってしまった>スミマセンスミマセン!髪型と髪&目の色が違うだけに見えてしまうひじゅにの感性が乏し過ぎでせうか…まあ、雰囲気的に報瀬は美人そうでそんな彼女はトーク力皆無日向はその真逆…というギャグになってるのは分かるんだけど(笑)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4005-17e7bbe2☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ここからここからうさぎリンゴ(箸置)二人羽織白石>豆せんべい
2024.01.24
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小夜の恋話後編。ハッピーエンド!それは良かったんだけどウルッと来たりなんかもしちゃったんだけどスズ子の舞台デビューと重ねられていて何だかそれが、何ちゅーか…いや、間違ってはいない寧ろ、正統派こうして結び付けられたテーマがなかったら取っ散らかった話になっていたかもしれないでも、何ちゅーか…ちょいっとアザトイ?>こらこら…ひじゅにですが何か「あのアメリカ!!」byスズ子第16週『ワテはワテだす』男女同権の話から始まってタノケンに何も言ってもらえないスズ子サムと歩く姿にパンパンと決め付けられる小夜…という”差別”のシーン。スズ子の場合は歌手という立場ゆえ…なので男女同権と単純な対比にはならないけど小夜と重ねるためだとすれば…ね。いや、ボンクラひじゅにはパンパンという言葉が出て来てあ、そうか、そう見られても仕方ない時代だったんだ…と、やっとこ気付いたくらいなんだけどね(笑)そんな視聴者も少なくはないとしたらスズ子と重ねたのは分かりやすくて上手い手だったと言える…かも?小夜がスズ子のもとを去ったのはサムありきではなかった>前週のうちはそう思ってしまった…というのが一番良かったかな。自分は「何者でもなかった」と言う小夜。サムに言われてスズ子の歌を歌うも決して上手くはなく周囲に居合わせた人々に笑われる―というエピソードが、ちょこっと入っただけで小夜の内面はあまり描かれてこなかったので(ひじゅにが読み取れなかったとも言える)唐突とまでは思わないもののそこまでコンプレックスに抱いているとは気付かなかった>スマソだから、そこが大きくスズ子と重ねられたことにちょっとアザトイ感じを受けてしまった>スマソスズ子の台詞を読んだ愛助が「上品な言い方、原節子みたいや」と感想を述べた時点で最終的にスズ子らしさを強調して上手くいくのだろう…というのは十分察せられたからね。それでも、そこはスカッとしたし小夜の恋話の成就もウルッと来たんだけどね。どちらも「転調」というところがスカッとした原因。タナケンのキャラも「転調」で魅力的に。取っ付き悪いヤツと思ったら「面白いね」と即座に反応し、素直に評価したのも「何をやっても、僕が全部受けてあげるよ」と喜劇王としての大きさを感じさせたのも良かった。何より一番なのは、舞台そのものが描かれていたところ。これぞドラマ『ブギウギ』の真骨頂。ハッキリ言って、お芝居の部分はさほど面白いとは感じなかったけど>スマソ昭和!って雰囲気は良い感じ。歌の部分は非常に良かった。今のところ、スズ子以外の歌手は茨田りつ子しか出てこないし>李香蘭はチラッと出たけど彼女はスズ子とは全くタイプが違うから『コペカチータ』の様な曲を歌いこなせる人がいるのかどうか分からない。そのせいもあってか、あれだけ楽しく聞かせてくれるのはスズ子だけ…という印象を受ける。それは効果的である反面、最初の頃のタナケンや他の劇団員の態度がイマイチ解せない気がする。役者の世界に演技経験のない歌手が侵入してくるのはそりゃあ面白くないだろうけどさ舞台そのものが、あの歌のシーンをクライマックスに持って行く構成になってるじゃん。そのシーンを盛り上げるために歌手を配するのは当然な気がするし演技には期待しないといったって、何も指導しないままじゃ本番が台無しになりかねないじゃん。そうしたら、それこそ、役者としてのプライドや責任感が問われるんじゃ…まあ、ドラマとしてはそうだからこその「転調」だし楽しいから良いんだけど。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4004-a5f46762☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ エノケン芸道一代四つ葉のクローバー>グルテンフリーあんぱんやきとん>お試しセット
2024.01.22
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新メンバー加入!『少林サッカー』の如く『七人の侍』の如くはたまた『ちりとてちん』の如く?「引き返せるうちは旅ではない」by日向STAGE02『歌舞伎町フリーマントル』群馬に戻ったキマリは、まずはバイト探し。明らかにアヤシイ求人に引っ掛かりそうになるのは彼女だけでなく報瀬も同じ。まあ、時給や誘い文句に簡単に惹かれてしまう気持ちはよ~く分かる(笑)とはいえイマドキのJKがそれほど天然かあ?という気もするけどそういう常識(?)もしっかり持ち合わせている様なら南極を目指そうなんて思わないかもしれないな。こういう時に現実を知らせてくれる、めぐみの存在はやはり貴重。『ちびまる子ちゃん』における、たまちゃん的立ち位置。でも、めぐみは南極グループではないので新たに加わるメンバーは、そういうところを備えた人なのだろう。三宅日向先回@第1話で既に登場していたコンビニのバイト店員。キマリ達と同い年。高校には行っていない。ここのところに、何か重い過去があるのだろう。お金なら貯めてあると言っていたから社会に出てそれなりの月日は経っているのかもな。その分、キマリ達より世間を知っているだろうけどいきなり仲間志願するくらいだからある意味、2人よりもぶっ飛んでいるとも言える(笑)ムードメイカーになる?大学には入ろうと勉強は続けていて「高校でナマケて落ちた奴らにざまあみろ!って言うのが今んとこの夢」だそうでこの「ざまあみろ!」ってところが報瀬との共通点。やはり、「よどんだ水」だったのね。そこはキマリとの共通点。女の子の友達関係って、結構ドロドロしてるものだけどあっさりクリアしてみせるところが魅力的。そして3人は歌舞伎町へ。今、ヤンジャン!(マンガ・アプリ)で『夜王』を読んでるところなのでそういうイメージしかないよ(笑)あと、『銀魂』も歌舞伎町が舞台だったっけな。報瀬と出逢う前のキマリからしたら物凄い行動力だよね。世界は着実に広がっている。それにしても南極隊員って、あんなに若くて美人ばっかりなの?あれなら民間隊員の競争は相当激しいのでは?でも、歌舞伎町での追いかけっこで南極に行くにはかなりの体力が必要なこと皆、しっかり鍛えていることが伺える。その点では、新入りの日向が有力なのも示されしドタバタ・シーンの様でも要点はしっかり盛り込まれている。加えて、資金不足であることとか報瀬の母親の件は隊員達も心に重く刻まれていることとかも描かれたしほんの少し映像で示されたことで、視聴者の心にもシリアスに刻まれた。理知的でしっかりと考え抜かれているのだろうと思われた報瀬の計画は意外とイイカゲンというか勢いだけで現実味がないことが露呈しリーダーを解任されたところで今回は終了。最後の最後に映った女の子が次のメンバーなのだろうな。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4003-f4296000☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 三宅日向歌舞伎町の野良猫コンビニワンコ
2024.01.18
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終戦―何か割とアッサリとした描かれ方だったな…という印象。羽鳥パートは少しばかりドラマチックだったけど主人公じゃないからか、そんなに掘り下げてはいないしスズ子達は淡々と受け止めていた…って感じ。まあ、そんなもんなのかもしれないな。亡くなった多くの人々のことを思うと虚しいだけだし―ある程度の解放感はあったかもしれないけど明るい明日が待っているとは、まだ保証されたわけではない―庶民は大きな波にただただ翻弄されるだけ。その中で、何とか日々を生きて行くだけ。…ひじゅにですが何か「また僕の音楽ができる」by羽鳥第15週『ワテらはもう自由や』離れていた愛助の無事を確認すると次に考えることは、やはり生活。雑草を料理したり、ジャガイモを栽培したり闇市に行ったり…でも、生活は厳しいままだけどやはり人間は生き方を考える。愛助は復学スズ子は歌。楽団は解散。えっ、こんな形で!?と思ったけど元々、戦争のため仕事がなくなった人々の集まりだった。音楽を続けるために集まった。今、楽団に拘らなくても音楽で生きていける様になった。前向きな解散といえる。まあ、多分、史実はもっとドロドロしていたんだろうな。これはきっと『ブギウギ』的明朗解釈。いや、ちょっと待て!てことは、もう伊藤えん魔は出て来ない!?ちゅーことやないかい。まあ、せっかく彼を起用したのにイマイチ生かし切れてなかったしな>言っちゃった次は赤津を頼む!小夜には何と恋話。相手は米兵。チョコレートと宝くじが結ぶ恋。こんな時にも(こんな時だからこそ?)宝くじが売られているというのが、ちょっと面白い。小夜の恋は大当たりとなるのか悲しいハズレとなるのか?今回の描写の限りでは、相手は良い人そうだよね。小夜の飾らない天真爛漫なところに惹かれたのだろうな。初登場時はスズ子と父親の関係を愛助と出逢った時は彼とスズ子の関係を転がすためのスパイス的役割だったし今は今で、スズ子&愛助と一緒に暮らしているハズなのに食事シーンでは3人だったりスズ子&愛助の2人だけだったりだし少しばかり都合の良い存在というか逆に邪魔な存在になってきたというか扱いに困ってきたのかな?…と、意地悪な見方をしてしまった>スマソでも、好感度大な小夜だからハッピーエンドを希望。そしてスズ子は再びステージに立つ。「歌は人を生かすもんでしょう?」特攻隊員達を送り出す形になってしまったことを悔やみ続けている、りつ子。「ほんなら、これからはワテらの歌で生かさな」前向きなスズ子。いつもの如く、2人の地味な対比>こらこら2人共、同じことを言っているんだよね。ただ、同じ志で歌う歌をもってりつ子は胸痛める経験をしてしまったしスズ子は、静枝を代表として人々を励ましてこれた。この2人の対比が、これからはもっと鮮やかに描かれていくと良いな。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4002-61bcdaf2☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ グッドラックギブミーチョコレートじゃがいも 収穫キット
2024.01.15
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とても良い作品だと、コメント欄で教えていただいたので再放送を機に観てみることにした。なるほど、面白い!4人の女の子が南極を目指す話だということと―昭和基地に招待された元宇宙飛行士の毛利衛さんの「宇宙には数分で辿り着けるが昭和基地には何日もかかる。 宇宙よりも遠いですね」という言葉がタイトルの由来だということと―そして最初の舞台(主人公の出身地)が群馬―…だということ以外は何の知識もないまま観賞。「ヤバい、群馬だってバレる!」byキマリSTAGE01『青春しゃくまんえん』私ひじゅには群馬県人ではあるがこの作品の舞台の館林市はあまり行ったことがないのでお馴染みの場所は出てこなかった。ちょっと残念。でも、海を見て歓声を上げた直後にこう↑自虐しちゃう気持ちはよ~く分かる(笑)主人公の玉木マリ、通称キマリは平凡な高校2年生。高校に入ったら果たしたい夢が1:日記をつける2:一度だけ学校をサボる3:あてのない旅に出るというだけで、彼女の今迄の生き方が伺える。キマリというのが名前から来ているのは分かるけど「決まり」という意味も含むのかな?と思えるほど決まった枠の中に収まりきった舞位置を過ごしてきたのかと思う。収まっていることが幸せなら問題ないけど彼女はそこから少しだけ抜け出すことを夢みながら怖くて実行に移すことができずにいた。多分、私も、そんな類いの人間だったと思う。日常からの逸脱を願いながら逸脱してしまうのが怖い…親友めぐみは同じ様子に見えながらもキマリよりは自由っぽい。学校をサボるくらいのことは、とっくにしていたみたいだし(笑)だから、キマリほどには「よどんで」いない。まあ、これからキマリが解放されていくにつれそれに心を揺さぶられる時が来るかもしれないけど。そういう意味で、キマリのすぐ傍に、めぐみを配したのは分かり易いし、効果的。そうして、キマリは小淵沢報瀬と出逢う―キマリとは大きく異なる人物。美少女だし、頭良さそうだし、実行力もあるし(バイトして100万円も貯めたのは凄いよね)そして何より、確たる目的を持っている。その動機が「ざまあみろ!」と言ってやることであってもね(笑)最初、ひとりで文字通り「あてもなく」旅立とうとしたキマリは恐怖感に負けてアッサリ挫折してしまった。自分の部屋もそのままだし、めぐみに代返は頼むし何事もなく、また「日常」に戻れること前提でちょっと甘えたままだった。報瀬と旅立つことにしたキマリは部屋を綺麗に片付けて、何も言わずに家を出た。覚悟を決めた、というのが表れている。とはいっても、2人揃えば楽しい旅行気分。まあ、楽しくなくちゃダメだけど。今回のは観測船の下見だからすぐまた群馬には戻るんだろうしね。それに、広島まで行っちゃうというのは凄いと思うな。私が高校生の頃は、お隣の県に行くのでも1人だと不安だった。地理に疎い上に方向音痴だってのもあるけど(笑)反対方向の電車に乗りそうになったり方向は合っていたものの目的地では止まらない電車に乗ってしまったり辿り着けはしたもののスッタモンダしたっけ(笑)ともかくも、こうして「よどんだ水」は決壊。よどんでいたことも無駄だったわけではない。その間に溜めていた力が、今、流れ出す。次は、後2人の仲間を探すこと?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4001-425e7e80☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ キマリ小淵沢報瀬ブルーレイBOX
2024.01.11
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歌には音楽には芸術には力がある―先回に続き今回も、そこを強調。つーか、どちらも通常の放送ではないから両方合わせて一週分というところか。スズ子とりつ子対照的な2人だけどその対比は小出しって感じだったけど今回はハッキリと打ち出したというところかな。前線へと赴く男性たちと銃後を守る女性達―受け取る側もクッキリと。…ひじゅにですが何か「音楽は自由だ」by羽鳥第14週『戦争とうた』りつ子は鹿児島の海軍基地で。相変わらずの華やかな化粧&ドレスで。簡素ながらも屋内のステージで。スズ子は富山で。幾分か抑えたワンピースで。屋外で一般の人々の前で。でも、どちらも戦争という”制約”の中で。淡谷のり子さんが慰問公演で特攻隊員達の前で歌った時涙が止まらなかった…という話は以前に何かで聞いたのでりつ子が軍人と話しているシーンからしてこちらも涙が涙が滲んできた。りつ子が歌い終わったところで隊員達が次々と立ち上がり「思い残すことはありません」と口々に言うところはちょっと芝居がかっているというか>芝居だからね少しばかり演出過多かな…という気もしたけど>スミマセンスミマセン特攻隊のことなんて知らない人も少なくないだろうし知っていても知識上のことで彼らの心情なんて分からないのが普通と思う。だから、ここは分かりやすく感動しやすく描いたのだろうな。勿論、ひじゅにも何も分かっていない。「戦争は嫌だよ!」と、ここで叫んでも野暮なだけだろうな。スズ子の方は、さらに分かりやすく夫が戦死し、幼い子を抱えて必死に生きている女性が登場しスズ子の絡みがあってからの歌のシーンとなった。死の悲しみも生活の大変さも胸の奥に押し込めて全てを必死で肯定しようと頑なになっている彼女の心を開いたのは歌だった。同じ『大空の弟』でも、以前に歌った時よりもテンポも早く、伴奏も軽やかで途中に六郎からの手紙を読むという演出付き。あの時は、スズ子自身の心を救うため今回は観客のため、より娯楽色を強めたというところか?それにしても、羽鳥さんのマイペースぶりは素敵だよね。ある意味、万太郎@『らんまん』風?でも、同じく”浮世離れ”しているけど万太郎はひたすら純粋に植物に向かって行った…という印象だったのに対し羽鳥さんは世間を十分理解していて天然ではなく、力を込めて貫いているって感じ?スズ子とりつ子だけでなく李香蘭(だよね?)が『夜来香』を歌うシーンが入ったのも良かった。2人の対比だけでなく”歌”そのものの力が強調されたと思う。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4000-2c36f61e☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 別れのブルース(淡谷のり子)僕の音楽人生(服部良一)夜来香(李香蘭)
2024.01.06
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沖縄一周かと思ったら最後に台湾に飛ぶとは―「あばよ、携帯!」by五郎最近、TVは朝ドラしか観ていないので厳密にいうと、朝ドラもタブレットで観てるので(NHK+)TVはただのインテリアと化している(笑)だから、『孤独のグルメ』に大晦日SPがあることも知らないままだった。2022年までは、しっかり観ていたのにね。なので、2024年も4日目になってTVerで観た(笑)相変わらずの五郎さん!…と言いたいけどいつもはスーツ姿オンリーなのに今回は仕事ではなく逃避行のためかアロハや小さすぎるTシャツや何より「チョンダラー」姿まで披露してくれて目にも楽しいSPになっていた>そうか?2020年のSPだったか、五郎さんが店に入るたび手指を消毒する様子が強調されていてコロナ禍真っ只中であることを否が応でも感じさせたけど今回は「コロナ禍も去り」という台詞があった。実際には、まだまだコロナは蔓延していて最近の方が身近に感染者が出始めていて怖いんだけど…でも、ドラマの中では明るい世界であってほしいという気持ちもある。だから今回は明るさが強調されていたのかな?画面では沖縄の太陽の明るさを堪能できたし五郎さんのキャラもいつもよりハジケていた。五郎さんって、心の中では饒舌だけど実際に人に面と向かう時はシャイなイメージがあったじゃん?基本それがあるから、今回もTV出演は絶対に嫌だけど、キッパリ断るのも苦手で携帯をコインロッカーに閉じ込めて沖縄に逃げ出す―という話にしたのだろうけど人に対しては結構、屈託なく話しかけたりしていたよね。まあ、どちらの五郎さんも好きだけど冒頭はテレ東の社食でカレーを食べる五郎さんの図ぅ―全く辛くないとか、これが良いんだとか、楽屋落ちチック(笑)五郎さんにオファーがあったのは大晦日SPを予定していたグルメドラマの主演俳優が『紅白』審査員を引き受けてドラマに出演できないから…とかそれで代わりに大晦日に生放送するのは『何でも鑑定団』…だとかやっぱ楽屋落ち(笑)「しっかりおしよ!」中島誠之助さん、グッジョブ!沖縄では、ホテルの豪華なティータイム@プールサイドって感じで始まったけどそれ以後は庶民路線。ちまぐーを始め、沖縄料理が次々と登場。サービスに貰ったのもサーターアンダギーだし。個人的にサーターアンダギーはそれなりの大きさ(こぶし大?)のものしか知らなかったのでああいうミニサイズは新鮮。カワイイ。大晦日を、あっち行ったりこっち行ったり…とロードムービーになっているのは、いつもの流儀。沖縄民謡グループ「てーげーず」のツアーに同行する流れは食べ物だけでない沖縄文化をも少し紹介することになっていて良かったと思う。五郎さんが途中で逃げ出してしまって>またもや逃避行てーげーずの皆は気を悪くしなかったかが心配>ぉ個人的には、何となく寅さんを思い出してしまった。『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』だっけ?やはり沖縄が舞台だった。で、最後は何と台湾に舞台が移る。以前、台湾でルーロー飯を食べていたのが印象に残っている。今回は、酸菜鍋。『らーめん才遊記』(久部緑郎/河合単)にチラッと出てきて興味持ってたので嬉しい。こうして、五郎さんの2023年は終了。世間ももはや2024年。時は容赦なく過ぎて行くけど五郎さんはいつまでも食べ続けてほしい。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3999-02475bf7☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ちまぐーちゃんぷるー麩郷里香酸菜(塩漬け白菜)チョンダラーセット
2024.01.04
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「天ぷらにな、お造りにな、ところてん」スズ子と愛助が何が食べたいか話すところで『火垂るの墓』の名台詞(?)を思い出した。つーか、この台詞はさ晩年の母が耳にするたびに泣いてたのよ。…ひじゅにですが何か「スズ子さんの歌には力がある」by 愛助第13週『今がいっちゃん幸せや』いきなりの恋話展開にこの週タイトル…でも、内容は逆って感じが面白い。逆っちゅーても、恋話を否定しているのではない。このタイトルからすると恋話オンリーって印象を受けるけどスズ子は歌を捨てられないし愛助はそんなスズ子を愛している―と結論付けるところに好感。単純に恋愛VS仕事…ではなくて気持ち良く両立しているというかどちらもスズ子どちらも生きることに結び付いているってところが良い。まあ、この恋の行方がどうなるかちょっと調べればすぐ分かるしドラマ自体も第1話にしてネタバレしている様なものだから早くにこういう方向性を示すことで視聴者のためのクッションを置いた、というわけなのかもしれないけど。二人はラブラブだし二人共、好感持てるからできるならばハッピーエンドになってほしい。冷酷ひじゅにでも、そう思うわ。悲劇的結末とのギャップを強調するための演出でもあるだろうけど変に気を持たせた「ドラマチック」な描き方にせずこのドラマらしい明るさを失っていない。戦争家族からの反対病気加えてスズ子の仕事…恋は障害があるほど燃えるというけれどあまりにも舞台が整い過ぎているなのに、恋に溺れる…という感じではなくあくまでも可愛らしい二人…であるところが良い。まあ、朝ドラだからねと言いたいけど結構、ドロドロの不倫が描かれた作品もあったし韓ドラチックに四角関係を描きながらもドキドキハラハラするどころか視聴者にディスりまくり…なんて作品もあったんだよなあ。そんな朝ドラの中で今作はメンドクサさを感じさせない恋話だな。色んな意味で死と隣り合わせの状況にあってもドンヨリ暗い雰囲気にはならない。布団を干しながら歌うスズ子も変に自己犠牲的ではなくある意味、浮かれてはいるものの変に軽いわけではない。そんなスズ子に歌うことを勧める愛助も無理している感はなく本当に心から歌手スズ子を理解し愛していることが伝わって来る。防空壕のシーンは、割と「あるある」ではあるけど感動的ではあったし説得力もあった。「赤ん坊の泣き声が敵機に届くわけねえっつの!本当は、おめえが泣きてえんでねえの!?おっかなくておっかなくて」本当言うと、この小夜の台詞の方がスカッとした。咄嗟にこう言い返せる小夜グッジョブ!(笑)でもね、こんな風に言葉でやり込めても相手は益々気分を悪くするだけでその一件が解決するわけじゃない。庇ってもらっ母親も、ありがたいとは思うだろうけど気まずさも残る。子供の扱い方にもコンプレックスを抱えてしまったままだろう。スズ子の歌は、それらを全て覆した。その場を和ませ母親にも、相手の男性にも、周りにいた人々にも柔らかく優しい思いを抱かせた。スズ子に歌を教わり、口ずさみながら歩いて行く母親の姿が歌、ひいては芸術がもたらす力を象徴している。韓国映画『トガニ』で強く思ったこと。あれは実際の事件を扱っているんだけど宇多丸さんの解説によるとー裁判を起こしたものの、当時の韓国にはその事件を直接扱う法律がなく加害者たちは大した罪にもならず終わってしまった。 ↓新聞記事にはなったけれど大した騒ぎにはならなかった。 ↓その記事を読んだ作家が小説にして発表し話題にはなったが事態を動かすほどではなかった。 ↓映画化したところ、大ヒットし新しい法律が定められるに至った。その法律は映画のタイトルを取ってトガニ法と呼ばれている。ちゅーことで映画にする際には多くの人を惹きつけ心を動かすためにギャグもふんだんに入れた娯楽作品とすることに務めた…とのこと。ひじゅにもずっと思っていたこと恐らく誰もが思っていることをこの映画は証明している。エンタメには力がある。芸術には力がある。恋話に終始するのではなくスズ子は再び歌うことを決意する。ここに帰結したところが良かった。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3998-11cfc45e☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ アイレ可愛や防空壕キクラゲキムチ火垂るの墓 (徳間アニメ絵本)トガニ 幼き瞳の告発〈オリジナル・バージョン〉 [DVD]
2024.01.02
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