やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2008/03/22
XML
カテゴリ: 山スキー
5:20 起床。昨夜は興奮してなかなか寝付けなかった。コンビニで缶コーヒーを買い、気付けに数口。

6:00 魚津IC集合。おや、 白倉山 でお会いした 真っ黒ネコさん だ。S竹会長も顔を知っていた。会長の車と二台、糸魚川ICを目指す。国道148号線から小谷温泉方向へ。

7:40 小谷温泉手前の集落、大草連(おおぞうれ)にやまやろう号をデポする。ここがスキーツアーのゴールとなる。入れ違いで団体さんがやってきた。往復するのだろう。会長の車は山田旅館を通過し、栃の木亭まで入る。この先の道は、雪で埋まっている。他に車5台。

栃の木亭から出発
8:23 995m スキー板を担いで出発。快晴なので日焼け止めを顔中に塗りたくる。やまやろうはTシャツ一枚で行動した。雪の林道および斜面には、多くのスキーヤーのトレースが残り、何も考えなくても目指す大渚山のルートが分かる。さらに進むと、ペナントや看板も加わり、地図がなくてもルート取りは容易だ。ただしそれは視界がきく場合の話であって、ガスったり雪が降ったらコンパスと地形図は必要である。

大渚山
我々は雪崩三種の神器(ビーコン、ゾンデ棒、スコップ)を担いだ。まあこの青空を見たらなくても構わないと思ってしまう。これからの時期はブロック雪崩、全層雪崩が主体となるので、三種の神器で助け出す状況にはならないからだ。重いがファッションとして。

雪の量に注目
道路上に積もった雪は、3mはあるだろうか。小谷温泉北西斜面をスキーで登り、鎌池西側の林道に出た。道通しで湯峠に向かう。

湯峠から雨飾山
9:44 1300m 湯峠。雨飾山が大きい。こちらもスキールートとして有名。やまやろうは冬季に行ったことがないのでいつかは挑戦したい。ここから大渚山までは、1365mピークの北西側斜面を巻いて鞍部に至り、大渚山東斜面をジグザグに登高する。

大渚の斜面から白馬方面
10:27 1470m 大渚山は樹木が少ない。雪崩によってなぎ倒されるからだ。山名もそれに由来するのだろう。樹木がないから視界はきく。見晴るかす後立山連峰。長大な八方尾根は遠方からも目立つ。

斜面を巻いて山頂へ
大渚山は東西に長い山頂を持つ。東端には寄らずに、三角点のある西端に向かうため、斜面を巻きながら西を目指す。

大渚山頂はもうすぐ
広い山頂。ゴールは近い。

大渚山頂
11:04 1580m(1566m) 三角点のある山頂。山頂近くで一人話したのだが、大草連から来たのは、N山岳会4名であった。実名ではなく「やまやろう」で話が通じてしまった(県内では有名か)。山頂は我々2人占めであった。スコップで足場を掘り、温かい飲み物で一息つく。風がないのでTシャツでも平気。パンやチーズ、ソーセージなどを食す。地図を片手に周囲の山並みを観察する。楽しそうなスキーツアーが計画できそうだ。来年やろうと2人で決意する。

キャッホー滑降
12:14 シールを剥がして下山開始。山頂から北東に広がるU字谷を滑る。出だしは急かつ雪が柔らかくて板の扱いに苦労する。ジャンプターン、斜滑降を織り交ぜながらテレマークターンも決めていく。

標高を下げると、だいぶ回しやすくなってきて、数ターンを繰り返せる。前足荷重では板が刺さるだろうから、後傾気味で腰を落とし、両板を広げないようエッジをかけないよう板を扱う。スピードに乗ったまま思うように板が回せてこれは楽しい。雪質によって滑りを臨機応変に変化させた成果だ。楽しい滑降はあっという間であった。林道に出たら、トレースに従い集落に向かう。

12:41 820m 車デポ地に到着。脇まで滑って来られた。栃の木亭にまで車を回収に向かう。

今回のルートは車で標高を上げた分、スキーで下って来られる標高差が大きくとれるのでお勧めである。天気と参加者に恵まれて最高の周遊ツアーができた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/03/23 09:01:42 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

やまやろう

やまやろう

Free Space

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: