やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2016/05/17
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カテゴリ: 登山
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■スント・アルティマックス
 やまやろうの登山用時計である。かれこれ十数年は使っているはずであるが、正確な購入年を忘れてしまった。現在は廃盤で珍しいらしく、かつて雄山の山頂で関係者がこやつを見て写真を撮っていたほど。

■手入れ
 長年の酷使によってベゼルは外れ、風防はキズだらけになった。風防については サビ落としで磨く ことで表面をぴかぴかにすることができるので、お困りの方はお試しあれ。

■壊れるまで
 今のところ外観の変化以外、気になることはない。デジタル機能は問題なく動いている。多機能をもっと使いこなせばいいのだが、使用者の脳みそが劣化していくものだから、基本的なこと(アラーム、スキーラップ)しか使えていない。動かなくなるまで使う予定であるが、次の時計の購入を妄想してもいいではないか。

■求めるもの
 GPS機能が付いていたら山中での位置が把握できるからいいよなあと思っているのだが、そういう時計はすべからく充電式なのである。マラソンやトレランでの走行距離を計測するのが目的なので、やまやろうの求めるものはGPS時計からは得られないのかもしれない。

山中で、自分がどこにいるかを知りたい。スントの高度計の表示と地形図の標高から、ある程度の位置は把握できるのであるが、沢登りのように精確な位置を知りたい場合は、ちょっと練習が必要だ。高度計は行動中にずれてくるのが普通なので、自分の居場所が分かった都度、高度補正が必要だ。これを怠ると後々の行動に影響するのだが、こまめに補正するなんてなかなかねー難しい。

■楽にできるように
 等高線からいちいち標高を数えるのは時間がかかるので、予めルート上に数字を書き込んでおけばよい。休憩ごとに地形図を取り出して、こまめに補正していけばいいではないか。いいではないかって他人事みたいに書いているが、おらーそこまでやってはおらんがです(面倒くさがり)。

■極めれば
 自身の経験であるが、地図を読み込み谷筋や尾根の角度、狭さなどを頭に叩き込んでおけば、ピンポイントで自分の居場所が分かるようになる。かつてG会の50周年記念誌の取材で、魚津の小沢に入渓することが多かった。遡行図を作成するために、細かく谷の中を観察し、地図を見て、高度計を確認していた。

そんなことを何回もしていたら、地形図には載らない小さな谷や滝場、幕営候補地などが見えるようになってきたのだ。凄い話だが本当なのです。あの頃は一番脂の乗っていた頃で何をやっても楽しかったなあ。

■まとめ
 登山用腕時計としては、高度・気圧が分かるデジタル時計がベストだな。服の上からでも装着できるようなロングバンドがあれば尚更使いやすい。ソーラー時計ならば山中で電池切れの心配もないから安心だ。現在気になっているのは、プロトレックである。

個人的にはGPSとアナログ時計という組み合わせもありだとは思っている。視認性が高いからね。ソーラーか機械式かは趣味的要素を含めると迷うところ(機能重視ならソーラーだ)。





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Last updated  2016/05/18 06:32:58 AM


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