やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2019/01/09
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カテゴリ: 登山

正月合宿では、薄手の100%ウール手袋に防寒
テムレス(3L)の組合せで行動していた。

天候は、雪や曇りが主体で、一部で日差しのある
晴天であった。

気温は、基本的には氷点下だったと思う(途中で
気温計が壊れて測定できなくなった)。

初日、二日目は問題なし。三日目からはちょっと
辛いところが出てきた。

三日目。烏帽子尾根登山口からは腰ラッセル。
ラッセル慣れしているとはいえ辛い。汗をかくと
手が冷えて指先が冷たくなるのが辛い。

行動し続けて体温を上げ「解凍」することを繰り
返す。行動の大部分では調子が良かったが、暑く
なって手のひらに汗をかいたら、その後冷たく
なるので、汗をかかないように歩くペースを調整
しなければならなかった。

宇奈月尾根分岐に到達した時は、かなり指先が
冷えていたが我慢できないほどではなかった。
ためにそのまま行動し幕営に至る。

四日目。下山途中の標高1431mピークでルート
ミスした。態勢を立て直すためにツェルトを被って
休んでいたが、この時に薄手ウール+テムレスの
組み合わせではもう耐えられなかった。

この後の核心部下降でのロープ操作を考慮して、
厚手ウールにオーバーミトンの、いつもの装備に
切り替えた。

やはりテムレスとは違って、冷たさに悩むことは
なかった(標高を下げていったこともポジティブに
影響したと思う)。

まとめ
テムレスは行動中においては問題なく保温性がある
ことを確認した。停滞した時にどう保温するかが
鍵となる。

操作性は抜群で、ワカンやアイゼンの紐程度は、
テムレス装着のままこなすことができるだろう。

ただし摩擦力が強いので、ビレイ操作や懸垂下降で
使うことは厳禁。確保器に巻き込まれるおそれが
ある。そういうリスクもあって四日目は交換した。

インナーによって防寒性をさらに向上させられる
可能性もある。フリース地にしたら濡れに強くなる
し、中厚のウールにしたら保温性はより高くなるで
あろう。サイズが3Lなら、インナーの多少の
厚みは問題にならないのだ。

積雪期の常備アイテムになるのは間違いない。





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Last updated  2019/01/09 09:22:13 PM


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