やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2019/05/29
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カテゴリ: 登山

トップロープクライミングでは、登る人がカラビナ
を練習時に供出する!残置カラビナはロワーリング
専用なのだ。

写真は松井隊員がセットしたトップロープの支点
である。強固なハンガーボルトそれぞれから
スリング二本を出すのと、バックアップで古い
リングボルトからスリングを延ばすのとで、
三点の支点で確保されている。

また、大きく支点を二つ持つことで、ロープの
折り曲げ角度を緩くしてダメージを減らす意図が
あると読んだ。

雑穀谷には残置のカラビナもあるのだ。それは
下降時に利用するに留め(劣化はしている)、
トップロープでの練習では、自分たちのカラビナに
ロープを掛けよう。

日曜日の岩訓練 ​では、支点構築において若手の
方法をチェックした。雑穀谷Aフェースでは基本的
にトップの支点は三箇所ある。

向かって左から、杉の幹、中央ハンガーボルト、
右手の低いところのハンガーボルトだ。

杉の幹は岩壁に近いからロープ擦れがなく良好な
支点であるが、自然物なのが心配。なるべく根元に
近いところで確保したい。残置スリングは多数ある
が、見た目劣化しているので、心配ならば全て使う
か、新たに供出するかだ。

中央ハンガーボルトはしっかりしているが奥まって
いるので、懸垂下降時のロープ擦れは気になるな。
ここで自己確保すれば、いろいろ動けるので便利
なのだが。右手の低いところには行けないので、
プチ懸垂かロープを張るかして安全対策必要。

右手の低いハンガーボルトは必要なのかな?
若手がここで支点を構築していたが、なぜか古い
リングボルトから懸垂下降の支点を取ろうと
している。

残置のスリングがあるから?そのスリングは
いつのかな?やまやろうの指示で、新しいハンガー
ボルトからの支点構築に変えさせた。

ゲレンデでのクライミングであっても、常に安全を
意識しよう。この支点は安全なのか、心配ならば
バックアップは構築可能なのか。安全をマシマシ
する分には誰も困らないぞ。





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Last updated  2019/05/29 09:29:35 PM


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