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前回に続き、たまりにたまった未アップ駅そばまとめて上げちゃいます特集、JR西日本編です(カテゴリをJRとその他に分けたから)。まずはこの駅。※価格は実食日当時のままです ◆駅そば立ちそば385・386杯め・JR草津駅「麺家」さんで「豚天おろしそば」「鶏天うどん」 実食日:2019年3月9日・10日 草津には、大津へBリーグを観に行くため泊まりました。なんとなく泊まってみたかったんです、駅そば店もあるし。というわけで「麺家」さん。JRの近畿地方ではおなじみで、京都駅なんか全てのホームにあるんじゃないか?と思うほど店舗数が多い。関東で言うと「いろり庵きらく」的な存在かも知れませんが、「麺家」さんは店舗によって割と特色がある気が、個人的にはしています。店舗は改札を出て通路の向かって左端。 この時の券売機はこんな感じでした。 2日連続で入店したのですが、理由は「豚天」と「鶏天」を両方食べたかったから。まずは「豚天おろしそば(530円)」。大根おろしがこんもりたっぷりです。 「麺家」さんのつゆは関西風の澄んだつゆ。ここのそばは案外太く、これはこれで合います。ただ豚天が…冷めている+衣もはがれかけで油っぽく、そばよりうどんの方がよかったかも知れない。 翌日は定番「鶏天うどん(490円)」、安心安定の一杯でした。鶏天の揚げ加減もうどんとつゆのマッチングも、これがこのお店の味だよねという感じ。ただ鶏天3個は私には多いので、1個から選べるといいんだけどな。かまぼこと青ネギが関西ですね。 地元のおばあちゃんなんかも通っていて生活の一部感が出ているお店でした。ごちそうさまでした!ちなみに草津駅のすぐ横には近鉄百貨店があり、いろんな美味しい食べ物が手に入ります。ここで買った鯖寿司と「和牛入れすぎカレー」はかなり美味しかった。おすすめです。 「麺家」さんの並びの通路に店舗のある「南洋軒」さんの駅弁と「うばがもち」もおすすめ。 うばがもちは本当にひとくちサイズの赤福的なやつで、気軽に食べられていい。 これまたごちそうさまでした!◆駅そば立ちそば410杯め・JR小野田駅「味一」さんで「肉うどん」 実食日:2019年5月11日 小野田駅という駅自体、駅そばについて調べていて知りました。大宮のアウェイ山口戦翌日に訪問。 営業時間「6:50~15:00」と旅人にはハードルがやや高く、駅の周りにも何もなく「何故この駅に駅そば屋さんが??」と思ってしまった(すみません)「味一」さん、今年「行ってよかった」お店のひとつです。 この小さいタイプの券売機、好きですねえ~。 おむすびやおいなりさんもお店で作っているようです。 食べたのは「肉うどん(450円)」。ぱっと見、麺がやや細めなのがわかるでしょうか。 そう、この中太タイプがこちらのうどんの特徴のようなのです。こう書かれるとやはりそばではなくうどんを食べてみたくなりますよね。 うどんはやや柔麺、つゆはだしも牛肉の旨味も出て、この組み合わせ最強。一味もよく合います。いやあこれは美味しい。閉店してしまった松坂駅の肉うどんの味を思い出したなあ。 この中太うどんはこちらから仕入れているのでしょうか。うどん・そば共に袋麺を使用していました。 ここは地元の方が普通に立ち寄る生活の場みたいなお店で、電車が発着しない時間帯でも車や自転車でふらっと来た地元の方が、性別年齢問わず普通に立ち寄っていたのが印象的でした。美味しかったからまた行きたいな。「味一」さんは山口県内に何軒か分布しています。ごちそうさまでした!◆駅そば立ちそば419杯め・JR姫路駅「えきそば在来線上りホーム売店」さんで「天ぷらえきそば」 実食日:2019年6月26日いやあやっと行けました姫路駅の超有名「まねきのえきそば」さん。姫路駅には何度か立ち寄っているのですが、ついつい近隣の違うとこ行っちゃって姫路で食べてなかったんですよね。 同駅内に店舗は何か所かありますが、今回「在来線上りホーム」にしたのはこのためです。レトロ店舗好きとしては工事前に行っておきたい! この時の券売機メニューはこちら。 稲庭「風」うどんをこんなに推されると秋田県人的にはなんとも複雑です・・・ というわけで「天ぷらえきそば(360円)」、安いですねえ~。でも食べて納得しました。天ぷらはぺらぺらタイプ、麺の量も抑えめな感じがします。食事というよりおやつ、軽食といったライトさ。味もちょっと独特ですね。だし感はあまり感じないつゆです。 このなんともいい感じのレトロ店舗、今はどんな風にきれいになっているのかな。ごちそうさまでした! ◆駅そば立ちそば432杯め・JR名古屋駅「よもだそば名古屋うまいもん通り広小路口店」さんで「ニラ天そば+紅生姜天」 実食日:2019年7月31日ここも自分的宿題店でした。名古屋駅の「うまいもん通り」の広小路口側。 数年前までは「駅そば千成」さんがあったところに居抜きでオープンした「よもだそば」さん。銀座と東京駅近くにある有名店で、何故名古屋!?と開店時は驚いたものです。 でも私は東京の店舗のある辺りはあまり行かない&あの辺りだと超混雑は避けられないので、敢えての名古屋で初よもだ。この時の券売機メニューは以下の通り。 この店舗も場所柄、平日の14時近くでもかなり混雑していましたが回転も提供も速いです。食べたのは名物「ニラ天そば(470円)」+トッピングで「紅生姜天(120円)」。天ぷらがかなり薄いので2枚でも余裕で行けます。生麺もつゆも美味しい。これは売れるのはわかります。よもだというとカレーを食べなければという気にもなりますがおそば美味しい、私はこっち優先だな・・・ 店内はこんな感じで、壁際に座れるカウンター席、中央が立席。目まぐるしくお客さんが入れ替わるので空くタイミングもポコッとやってきます。女性客も多い。 名古屋駅だとついきしめんを、という気にもなりますがよもだもいいですね。ごちそうさまでした!◆駅そば立ちそば439杯め・JR中津川駅「根の上そば」さんで「玉子うどん」 実食日:2019年8月31日今回最後はアウェイ甲府遠征当日の朝。名古屋駅から向かった中央本線中津川駅の「根の上そば」さん、おととし行って以来です。 懐かしい、一昨年来た時と何も変わっていません。このレトロさが好きだなあ~。 いただいたのは「玉子うどん(430円)」。卵に軽く熱が通るよう、つゆをアツアツでかけてくださいました。ここのつゆはほんと美味しい。うどんでもそばでも美味しい。時々無性に食べたくなります、中津川遠いけど。 そして中津川と言えば栗きんとん。夏なのでまだかな・・・と思いつつ駅隣の物産館へ行ったところ、なんとかはしりのを買うことができました。 それと、この時は青春18きっぷ期間だったため中津川駅はものすごい人でした。名古屋⇒中津川は空いていてらくらく座れましたが(しかも新快速タイプのシート!)、中津川⇒塩尻は車両も短く(3両)明らかに座り切れない人が並んでいる状態+始発で座れないとずっと座れない難区間。塩尻で甲府行に乗り換えてほっとしました。すごかった。そんなこともあってでしょう、「根の上そば」さんは改札外側よりもホーム側の方がお客さんが続々来ていたみたいです。ごちそうさまでした! ふう、これでもまだ載せきれてないお店がだいぶ・・・。また不定期に続きます!
2019.10.08
お暇している間に消費税率が変わってしまいました。「更新しないとなー」と思いつつ未更新の駅そば屋さんが結構あるので、簡単にまとめておきたいと思います。※価格は当時のままです!◆駅そば立ちそば171杯め・JR敦賀駅「気比そばあまの」さんで「おろしそば」 実食日:2017年10月24日 敦賀へ行ったのは気比神宮があるから(行ってよかった!おすすめ!)&駅そば屋さんがあるからでした。福井はJR福井駅「今庄そば」さんも美味しいですが、福井と言えば!のおろしそばを駅そば店で食べられるのがこちら。おみやげを売っているセブンの奥にある「気比そばあまの」さんです。 実食日現在のメニューはこちら。券売機はなく、カウンターで口頭注文し、現金で会計をします。 注文はもちろん「おろしそば(410円)」。茹で麺使用なので冷しでもそれほど時間はかかりません。それにキンキンに冷す訳ではなく、適度な冷え方なのもそれっぽい。太麺の田舎そばっぽい麺にたっぷりの大根おろしとねぎ、かつおがのって、つゆはやや濃いめのぶっかけタイプです。 店内ではおにぎりも販売。昆布のおにぎりがさすが北陸ですね。 「おろしそば」はもともと冷たいものですが、こういうチェーン系ではないお店では温かいつゆが美味しそう。機会があればまた行きたいなあ。ごちそうさまでした!◆駅そば立ちそば178杯め・JR博多駅3・4番ホーム「博多ホームうどん」さんで「かしわそば」 実食日:2017年11月6日 博多駅は駅ラーメンについては以前書きましたが「うどん屋さん」は未アップでした。当時の券売機メニューはこちら。ここは駅弁屋さんでもあるので、券売機で駅弁やおにぎりも扱っています。 「かしわそば(当時420円)」。この澄んだつゆには基本うどんの方が合うとわかってはいますが試してみました。でもこのかしわの具は実は細いおそばの方が絡みやすくて食べやすかったかも。麺は冷凍麺タイプでしたね。 「かしわおにぎり(2個200円)」も買ってみました。記憶が間違っていなければこれ割と美味しかったように思います。細かく刻んだ油揚げが入っていたような、違うかな…。 ごちそうさまでした!◆駅そば立ちそば224杯め・JR米子駅「米吾(吾左衛門鮓)」さんで「肉そば」 実食日:2018年3月4日 米子と言えば鯖寿司。鳥取・島根は駅そば店が極端に少なく、回るのも大変な難エリア。この時はバスケット観戦で松江へ行ったついでに無理矢理寄ったため、閉店間際に滑り込む形となりました。ゆえに売り切れているメニューが多く、券売機には出てないけど鯖寿司はもう食べられなかったんですよ。 なので「肉そば(当時470円)」を選択。食券を出してから提供まで2分くらいでした。お肉を温めるのに時間がかかったからだと思います。欲を言えばもうちょっと温かくてもよかった、けど麺やつゆとの相性は悪くなかったかな。席からホームが見えるのも個人的には好き。 この時米子駅は改修工事の真っ最中で、今は「米吾」さんも別の場所になっているかも。また機会があれば行きたいけれど、米子はなかなか…。ごちそうさまでした!――で、その翌日に米子空港から帰る際、空港売店で「吾左衛門鮓」さんの鱒寿司を買ったらすんごい!とっても!びっくりするほど!美味しかったんですよ。腹身と背身の両方が入っていてお得感もあるし本当に美味しい、鯖よりむしろおすすめかも知れない・・・税込2,600円でした。 それと同時におすすめしたい、これまた鳥取と言えば!の白バラ牛乳の「大山乳業」さんの「白バラ牛乳シュークリーム」と「白バラコーヒーシュークリーム」。特にコーヒーおすすめです。空港で買えます。 ◆駅そば立ちそば249杯め・JR山形駅新幹線改札内「べにばな屋」さんで「いも煮そば」 実食日:2018年5月12日JR山形駅の駅そば店は在来線改札内にはなく、新幹線を降りて「きてけろくん」にお出迎えしてもらった後 右側のおみやげ屋さんの一部に飲食コーナーがある、それば「べにばな屋」さんです。 メニューはあまり多くありません。撮り切れてないけど「鶏中華」もあるのが特徴。 でもここは!「いも煮そば(当時500円)」でしょう! 東北の芋煮は「牛肉&醤油(主に山形)」派と「豚肉&味噌(主に宮城)」派に分かれると言われていますが、どちらの県とも接しているわが郷土秋田では「どっちもあり」です。私の実家は「豚肉&醤油」のことが多かった。ここのは勿論「牛肉&醤油」ベースで、牛肉の脂がたっぷりお芋とこんにゃくにしみています。 平打ち麺なのでつゆの味が絡みやすいのもよかった。あったまる一杯でした。山形また行きたいな。ごちそうさまでした!◆駅そば立ちそば311杯めJR北上駅「あさか」さんで「めかぶそば」 実食日:2018年9月10日北上駅は初めて降りました。在来線を回る旅でないと寄れないんですよね。 こちらの駅そば店「はやて」さんは改札外待合室の中にあり、カウンター立ち食い或いは待合室の椅子で座って食べる・・・のだと思います、何故お店の外観とか撮れていないかというと!この時ちょうど高校生のテストの時期に当たってしまい、学校帰りの高校生が大勢いてどうスマホを向けても誰かがこっちを見てしまう、モザイクかけるのも限界でした。ごめんね旅人がお邪魔しちゃって。 「ホルモン」とか「ワンカップ」とかあるのも気になりますが「和風ラーメン」を押しているのも気になる、とにかくメニュー数が多いお店です。「はやて」さんは岩手県内の他の駅にも複数存在していますが、味やメニューはそれぞれ異なるみたい。 今回いただいたのは東北っぽい「めかぶそば(当時450円)」。 東北にしてはつゆの味が比較的薄めに感じました。めかぶにあまり味がついていなかったからかな?全体をよく混ぜて、おそばにめかぶを絡ませて食べるのが美味しい。ごちそうさまでした。次はホルモン食べたい(ΦωΦ)フフフ… ◆駅そば立ちそば315杯め・JR郡山駅「あさか」さんで「ちくわ天そば」 実食日:2018年9月12日北上の2日後、郡山に宿泊した際に行った「あさか」さんは、郡山駅にある2店舗の駅そば店のうち、1階にある方。2階の「幹線そば処」さんの記事はだいぶ前に書きましたね。 当時の券売機はこちら。 ここは受け渡し口で揚げ玉を自由にのせられるので「たぬき」はメニューにありません。太っ腹! それをしてくれるのは店内で天ぷらを揚げているからで、そのためもあって「ちくわ天そば(当時420円)」、すんごい私好みで「美味しかった!!」という記憶があります。ちくわ天が磯部タイプで、ふわふわの衣。 それにこの平打ちの麺、多分生麺だったんじゃないかな・・・。提供まで数分かかるので、注文ごとに茹でてくれているのかも知れません。翌日も行きたかったけどお店が開く前に移動しなくちゃいけなかったんですよね。でも郡山は近いからまた行きたいな。ごちそうさまでした! というわけで、今回は遠方のお店を集めてみました。またそのうち、首都圏の未アップ分をまとめたいと思います。 私の体調はおかげさまでだいぶ回復しつつあります。とは言え体力がかなり落ちているため、遠くの外出はまだ積極的には…。来週はNACK行きたいと思います!
2019.10.03
いやーたのしかったです山口。 今回私は金曜朝に羽田⇒岩国錦帯橋空港で山口入り。金魚ちょうちんが山口ですねえ。 空港から岩国駅まではバスで10分強(200円)、すぐ近くです。ここで素早く荷物をコインロッカーに預け、向かった先は もちろん!錦帯橋初めて来ました。錦帯橋って各ターミナルから近くない印象だったのでこれまで敬遠気味でしたが、錦帯橋空港~岩国駅からだと驚くほど近い。岩国駅からは平日でも15分間隔程度で路線バスが通り、駅⇔錦帯橋の所要時間はおよそ15分~20分(300円)。こんなに近くて行きやすかったとは!そして初めて目にした&歩いた錦帯橋、すごかった・・・みなさんこういう写真は一度は目にしたことがあるかと思いますが、行ってみるとすごいですよ。 最初に驚くのは、この割と急な斜面であるにもかかわらず渡りやすい工夫がされた橋上。斜面が急になる箇所は細かな段がついて滑りにくく、各カーブの頂点は平らで歩きやすい。それと橋を渡りながら眺める川の水がとてもきれい。川底まで透けて見えるほどです。 でもですね。みなさん「渡って満足」してはいけません。見るべきは渡った後、土手に下りて下から眺めるこの構造美です。私は是非とも声を大にして言いたい、錦帯橋すごいよ~、一度は行ってみた方がいいよ~( 」`Д´)」 いやーすごい、大興奮 (*゚∀゚*)ムッハー 渡った後の散策もたのしかった。錦帯橋を渡った先には公園や博物館、神社、お城のある山頂へ向かうロープウェイ等があり、散策だけでもかなり楽しめました。すごく立派だった鳥居(狛さんズも立派でしたが全部載せるとたいへんな枚数になるので割愛) 私はどちらかというと「ヒト系」神社は苦手なことが多いですがここはすごくいい感じだった 神社と言えばねこさん そしてですね。今回何故岩国から入ろうかと思ったかの理由のひとつにこの方がいらっしゃいました。 作家の宇野千代さん。長寿でも知られた方ですが、実は私は小説は読んだことがなく、この作品を長く愛読してまして。 私は作家の方が書かれた食べ物に関する随筆が子供の頃からとても好きで、これは中学ぐらいから愛読していたんじゃないかな?登場する食べ物自体は(特に子供の目からすれば)地味なものが多いように思われる、にもかかわらず!そのなんとも美味しそうな、ひとつひとつを愛おしむような描写につられてつい!食べたくなってしまう。おかげで結婚後、この本を真似て作ってみたものがいくつかあります(ΦωΦ)フフフ…その中で、機会があればぜひ現地で食べてみたいと思っていた「岩国寿司」。今回の岩国行の目的の一つがそれでした。事前の調べでは岩国駅付近では売っているお店があまりなく、今回は錦帯橋至近の「パンサー」さんで購入。夜にホテルでいただくことに。 「パンサー」さんの「岩国寿司(一個入り、540円)」。お店の手作りです。 見た目は錦糸卵や海老、甘辛く煮た椎茸、桜色のでんぶ等が見える押し寿司タイプのちらし寿司。酢飯には鯛等の魚が加えられています。先日諫早で食べた「角寿司」と見た目も材料も似ているように思えますが、特徴的なのは岩国の特産である酢蓮がかなりたくさん入っていることと、二段から三段の層を成していること。このためさまざまな具の味わいが噛んだ時に何度も味わえ、スライスした蓮のシャクシャクとした歯触りが、ふんわり優しい味のお寿司を引き締めてくれるように思います…というかすんごい美味しかった、夢中で食べきってしまいましたよ٩(ˊᗜˋ*)و いやー美味しかった、ごちそうさまでした。また食べたいな・・・。そんな錦帯橋からしばらく歩いて向かったのは、岩国のお隣の駅、JR川西駅方面です。この経路には宇野千代さんの生家もあって、ここも来たかったので来れてよかった。 そんな道を県道に出てさらに歩くと、川西駅から7分程度のところに見えてきます。 一見すると「つぶれたドライブイン」的に見える、自販機ばかりが立ち並ぶ中で(現在はからあげ屋さんが営業しているみたい)ひときわ目立つ奥の「仲よくしてネ」の文字。「欽明館」さんです。 いやー萌える、こういうのたまりません そう、「仲よくしてネ」はここ!なんと!見慣れた「うどん・そば」だけでなく「ラーメン」自販機が!!! 今回初めからここには絶対に来るつもりでいました。だって「ラーメン自販機」ってこれまで見たことも、そもそも存在すること自体知らなかった。たまたま行く付近をいろいろ検索していてヒットしてしまい、これは行かねばと・・・ラーメン自販機のメニューは「ラーメン(350円)」と「天ぷらうどん(300円)」。ちなみに左側のうどん自販機は「肉うどん(350円)」と「天ぷらうどん(300円)」で、ラーメンはあるけどおそばはありません。 何秒くらいでできたかな、秋田で食べたうどんよりもやや早かった気もします、最初に丼が降りて来て、それから15秒~20秒ぐらい待ったのかなあ。丼がプラの再利用可タイプなのも新鮮です。 ではご覧に入れましょう、これが「自販機ラーメン(350円)」です。薬味(コショウ)と割り箸は自販機のポケットから取り出す仕組み。うどん自販機の方には唐辛子があります。 麺とスープだけ???いやいやそんなことはありません、具は底に仕込まれています。こうしておくとスープで具があたたまる仕組みかしら。具はチャーシュー一枚、シナチク4本にもやし。もやしいいですね、嬉しいです。テンションがちょっと上がります。 想像通りスープはごくあっさりとした醤油ベース。油は殆ど感じません。この温度だとラード等は溶けにくいんじゃないかな。でも私はあっさりタイプが食べたかったし、麺も歯ごたえがあって、個人的には想像していたよりも美味しかったくらい。もちろん完食しました。その間にも平日のメイン客層と思われる長距離トラック運転手の皆さんが次々に訪れては、一台しかないテーブルを女性の私が使っているため、みなさん遠慮がちに遠巻きにして車へ持ち帰っておられました。ごめんなさい&ありがとうです( *゚ェ゚)*_ _))ペコリン・実食日:2019年5月10日(金)11時頃 ・立地:JR川西駅徒歩7分、錦帯橋徒歩25分 ・席タイプ:完全アウトドアの4人掛けテーブル1台 ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(もっと汚くても仕方ないと思ってましたがある程度綺麗でした。中で管理されている方のおかげかと) ・お店の方の雰囲気:不明 ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(「ラーメン自販機」って全国に何台あるのかなあ) ・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.0(人を選びそうです。私は抵抗ありませんが、ひとりで来る女性はたぶん滅多にいないと思う・・・) ・リピートしたい度:★★★★☆3.5(貴重な自販機。機会があればまた!)今回はラーメンしか食べられなかったので、機会があれば肉うどんも食べてみたいですが、どうもこの近く(と言っても徒歩圏ではなさそう)に他にもラーメン自販機があるようなんですよね。すごいなあ山口、それだけ自販機ニーズがあるということか!山口ではもちろん「駅うどん」も食べてきました。長くなったのでその模様はまた別途!
2019.05.13
前エントリで少々反省したので未アップ分を少し。3月にも行った北海道、年末分も書けていないんですよね…というわけで真冬の札幌駅です。 JR札幌駅の駅そばと言えばホーム上の「弁菜亭」さんですが、真冬はさすがにホームで食べるのを躊躇する、そこでコンコースのこちら!「北海道そば蕎麦紀行」さん、前から気になっていました。 というのも、こちらのお店は「幌加内そば」使用を明記。 ご覧の通り北海道は広範囲で蕎麦が栽培されており、幌加内町は中央よりもやや左上のあたり。1970年代の減反政策により米の代替作物としてそばの作付けが行われるようになったそうですが、1980年には日本一の生産量となったそう。これはぜひ食べてみたい! というわけで入店。お店はそれほど広くありませんが全席着席です。入口手前側にカウンター席が向かい合わせで6席ほど、テーブルが3~4台といったところかな。 年末に伺った際のメニューはこちら。季節限定メニューがいくつかあるようですが、基本はこの内容のようです。いわゆる「駅そば」方式ではなく、店員さんが注文を聞きに来てくれて配膳もされる、普通のおそば屋さんと同じですね。会計も出店時です。 注文から4~5分で「知床かしわそば(780円)」できあがり!美味しそうです具はかしわのほかにわかめ、ねぎ、かまぼこ、三つ葉。 まずは幌加内そば。蕎麦の香りが高く、しっかり角の立った「おそば屋さんのお蕎麦」です。つゆは甘みが殆どない醤油+だしベース。色も味もしっかりめですが、お蕎麦がちゃんとしているので濃すぎずよいバランス。 「知床かしわ」は軍鶏や比内鶏に近い、弾力のあるお肉。こちらも「おそば屋さんのかしわ」という感じでお肉自体の旨味がしっかり。皮の部分の味もいいです。 その他の具、たとえば蒲鉾1切れ取っても美味しいものを使っており、この価格は高すぎないと思います。何より真冬の極寒の札幌駅、寒い思いをせず改札内で美味しいおそばをいただけるのはうれしい。ちょい飲み対応のおつまみもいくつかありますが、基本的にはいつでも利用客の多い札幌駅、このお店で長居はあまり向かない感じがします。次に入店する際には冷たいおそばを食べてみたいな。ごちそうさまでした!・実食日:2018年12月15日(土)11時半頃 ・立地:JR札幌駅改札内コンコース(7・8番ホームと9・10番ホームの間あたり) ・席タイプ:カウンター席計6席+テーブル席3~4台 ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(広さの割にテーブル席が多い印象。カウンター席がもっと多い方が「さっと食べて出る」お客さんが増えそう) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(ホール・キッチン合わせて4人ぐらいかな、感じはよいです) ・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(道産素材を明記してくれているのは嬉しい。お店の感じから言って、もうちょっとメニューが多くてもいいかな) ・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(入りやすいと思います。駅ナカのドトールとかと同じ感覚で入れると思う) ・リピートしたい度:★★★★☆3.5(札幌で何回か食事をする機会があれば)蕎麦紀行 (そば(蕎麦) / 札幌駅(JR)、さっぽろ駅(札幌市営)、北12条駅)それから3ヶ月後の先月半ば、札幌へ行った際には「弁菜亭」さんのエスタ店へ行きました。おととしの年末に伺って以来ですね。 そう言えばここでも「かしわそば(450円)」があるのよね、と思ってここに来ました。同じ「弁菜亭」さんでも札幌駅のホーム上のお店にはかしわそばはありません。ビールやおつまみもここだけのおたのしみ。 こちらは駅そば仕様なので食券を出して数十秒で出てきます。刻みたてのねぎがいい香り。ねぎの美味しさも実は駅そばの重要な要素だと思うなあ。 袋麺ですがやや太めで食べ応えのあるおそば。甘みの少ないつゆは「蕎麦紀行」さんのに若干近いです。札幌付近はこういう味が好まれるということかな。富良野のつゆは薄めだったし道内でも違いがありそう。 ここは基本お2人で回している感じ。カウンターも厨房もぴかぴかに磨かれていて気持ちがよいです。 丼がかわいいのも好き。 「弁菜亭」さんの実店舗も一度行ってみたいんですよね。店舗評価は以前と同様(⇒こちら)のため割愛します。ここは札幌ではいちばん好きかな。ごちそうさまでした!さて、最近あまり遠征グルメに触れられていないので札幌で他に立ち寄るお店も未アップでしたが、札幌へ行くとかなり高い確率で行ってしまう、それがカレー&餃子の「みよしの」チェーン。札幌市内にいくつも店舗がありますが、私がよく行くのはすすきのにある「日劇店」さん。店舗によって営業時間やメニューはいくらか異なるようです。 私が行く時はほぼテイクアウト目的で、「今日は疲れたからホテルでのんびりしたいな」という日の夕方に買いに行くことが多いです。 買うのはだいたい「みよしの弁当(530円)」。ぎょうざ6個にカレーがついたボリューム満点のお弁当です。持ち帰りは外の小窓から注文するしくみですが、空いていると店内で待たせてくれます。ご覧の通り、牛丼チェーン等に近い感じのつくり。ひとりで来てさっと食べて行く男性客が多いイメージです。私はカレーと餃子ならのんびり食べたいのでテイクアウト利用が多い。 というわけで「みよしの弁当」、二段重ねでしっかり包んでくれているので冷めにくい。寒い時期に徒歩数分のホテルに持ち帰った後でも十分あったかい状態で食べられます。 開けるとこんな感じです。 途中のコンビニでクラシックを買ってまあこうなるわけです(ΦωΦ)フフフ… ここのカレーの特徴は、小さなダイス状にカットされた具。お肉も野菜も小さめに揃えられていて、独特な食感がクセになります。「みよしのカレー」はレトルトも販売されていて、時々首都圏の北海道アンテナショップでもつい買ってしまいますがもちろん店舗でも買えます。辛さは控えめ。 ごはんがたっぷりなので、カレーで楽しむ部分とぎょうざライスと両方たっぷり味わえます。これで530円って安いなあ。餃子は皮薄めのたくさん食べたくなるタイプです。 いやあまた食べたくなってきた、当分札幌行く予定ないな…。すすきのと言えば「名代にぎりめし」さんもよく行くお店。ここはもう「さばトロ(280円)」と「たらこバター(250円)の醤油握り」で決まりです。 たらこバターはあったかいうちに食べた方が断然美味しいですが、さばトロは冷めても美味しい。24時間営業がありがたいですよね。 そう!24時間営業と言えば、札幌には24時間営業のサンドイッチ屋さんがあるのです!すごい!今回初めて行きました「サンドリア」さん。 朝9時前に立ち寄ったところ、既に前に4人ぐらい待っているお客さんがいらして、みなさんけっこうな量をまとめて買って行かれます。奥からは次々に補充のサンドが出て来る、すごいなあ…。今回買ったのは下から「野菜ミックスサンド(190円)」、一番人気の「ダブルエッグサンド(230円)」、季節限定の「あずきん(280円)」。 帰る日に空港へ移動する前に立ち寄ったので、空輸したらちょっとつぶれてしまった、それぐらいソフトで薄めのパンが使用されています。女性でも2パック程度は食べられると思う。 ここは「パンはお皿」というか、パンは主張し過ぎずさまざまな具を受け止める役目。そしてひとつひとつの具が美味しい!さすが北海道だなあと思いました。何の変哲もない野菜とか玉子とかが普通に美味しい。敢えて甘くしていないあずきんも美味しかった。一番人気だというダブルエッグ。たまごフィリング+ハムレタスを3枚のパンでサンドしています。これは定番ですよねえ。 個人的にいちばん気に入ったのは野菜ミックス。お店のサイトに「贅沢なサラダをはさんで仕上げました!キャベツ、キュウリ、カットハム、エッグ入り。」と紹介されている通り、ごくシンプルな内容なのにとても美味しい。トマトと人参もちょっと入っています。野菜系のサンドも多くてうれしい。 そんなこんなで、やはり北海道は攻めるべきお店が尽きないですね…。まだまだ行ってみたいお店もまだ書ききれていないグルメもいくつかありますが、長くなるので今回はこの程度、「札幌」で区切っておきます。・・・なーんていうブログを書く暇ができたのは昨日北斗さんがベンチ外だったからです( ゚∀゚)・;'.、グハッ今季はルヴァン2試合出場+その後リーグ戦でもベンチ入りしたので昨日のメンバー外は想定外だった、けど昨日の極寒+屋根なし三ツ沢で何時間も風雨にさらされたら風邪をひくことうけあいだったと思うのである意味よかった、但し「長崎のベンチメンバーが6人」だったので、ひょっとして直前に何かあったか!?と少々気になっています。この後ルヴァンは全試合行くつもりでいたのでどうなるか…また「出る・出ない」に悩まされる日々がやって来るのか私。
2019.04.09
春ですねえ…という投稿の後、真冬を載せたくなりまして。昨年末に行った北海道駅そば、まだ書いてなかったんですよね。3駅あります。まずはこちら! 「留萌(るもい)」ってどこにあるかご存知でしょうか?北海道のだいたい真ん中、旭川のやや手前「深川」駅から北上する「留萌本線」の終着駅、同線の北端です。 電車は一両。でも乗車率は平日でもそれなりです。ほとんどのお客さんが始発の深川から終点留萌まで乗っていました。 深川から留萌までは約1時間。それほど長く乗るわけではないのですが、景色がとにかくすごい。雪の量が札幌~深川間とはまるで違って「遠くまで来たなあ」という実感がひしひしと押し寄せます。 駅舎の屋根に積もる雪が50cmをゆうに超えていそう。雪下ろし大変だろうな・・・ 着きました留萌駅!ここはずいぶん前から憧れでした。留萌本線にも乗りたかったけど、この駅の駅そばを食べに来たかったのです。 駅そば店「留萌駅立喰そば」さんは改札を出、待合室の扉を開けたところにあります。待合室の奥から見るとこんな。 もちろん券売機はなく、口頭注文&現金精算です。 寒いので天ぷらも食べたいけどここに来たらやはりにしん!留萌と言えばにしん&かずのこ。駅にもこんなキャラクターが(ΦωΦ)フフフ… それに、留萌駅と言えば駅弁「にしんおやこ弁当(890円)」も有名。昨年新宿の駅弁大会で初めて買って食べて「なんておいしいんだろう」と感動した、それも今回留萌へ来る活力となりました。今回はおなかスペースの都合で予約しなかったけど、是非また食べたいな。 というわけで「にしんそば(580円)」、アッツアツ! お店はおばちゃんお1人で回されています。列車が停まるたびお客さんが入るほか、地元の方も食べに来ているようだし、卵やごぼう等の食材も地元から仕入れているようで、食べている間にビニール袋に入った卵と新聞紙に包んだごぼうを持ったお店の方が来られたりと、思ったよりもにぎやか。 おそばはもちろん袋麺です。でも北の方の袋麺ってわりと美味しいんですよ(私が秋田出身だから口に合うのかもしれない)。子供の頃から食べ慣れている味で安心感もあります。つゆはお醤油の色が濃いですが、食べてみると思ったほどしょっぱくありません。深みがあって美味しいつゆです。 にしんはやや小ぶりながら骨まで食べられるし、みっちりと詰まった感じでにしん自体の味が美味しい。京都でいただくにしんそばとは違った感じがするのも不思議ですね。甘さもさらっとした甘みというか、ベタッとしない甘さ。甘すぎずほんとに美味しい! 刻みたてのねぎも美味しく感じました。きっとごぼうも美味しいだろうな。さすが北海道、ひとつひとつの食材が美味しいのです。 留萌本線はJR北海道の中でもかなりの赤字路線だそうで、廃線危機と言われ始めて何年も経ちます。もし廃線になってしまえば、高速バスで来ることは可能ですが(道内の高速バスって驚くほど充実しています)、やはりちょっと味気ないというか寂しい感じはします。留萌本線が走っている間に是非また来て、今度は「にしんおやこ」も予約して買いたいな。ここはもう評価なぞするのがおこがましい、駅そばファンにとって「言うことなし」のお店。来れてよかったです、ごちそうさまでした!留萌駅立喰そば (そば(蕎麦) / 留萌駅)そして。大変な情報が昨夜入ってきました。いや本記事とはまったく関係ない話題ですがなんと!今夜から始まるルヴァンカップグループステージ、長崎VS湘南に北斗がスタメン出場濃厚だとか!!!!!もし本当なら公式戦は2年ぶり。それもななんとボランチでの出場らしく、とるものはとりあえずととりいそぎスカパー!再契約して観られる体制は整えました。出るかなあ、どうかなあ・・・。わくわく。
2019.03.05
ショッキングなニュースが入って来たのは昨年11月のことでした。なんと!!伊東駅のいなりずし&駅そばの「祇園」さんが、2019年3月で駅そば営業終了。 「祇園」さんは各地駅弁大会にも滅多に出店しない名店で、時々「食べたいな」と思うものの伊東はやはり少々遠く、1年近く行けていませんでした。その際の記事も未アップだったため、水曜に豊橋へ行った帰りに熱海から足をのばすことに。 「駅そば終了」は伊東駅の改修工事に伴うもので、既に部分的に工事は始まっているみたい。この眺めを見られるのもあとちょっとかも知れません。 今回いただいたのは名物のいなりずしの揚げを使った「きざみうどん(420円)+生卵(70円)」。ここでうどんを食べるのは初めてですが、あのつゆときざみにはうどんの方が合う(好み)かなあと…。 というのは、前回(2018年4月)来店時に「きざみそば(420円)」をいただいてまして、 美味しいけれど祇園さんの濃いめのつゆに合わせると全体的にちょっとしょっぱいかな、という印象だったのです。多くのお客さんがこの「きざみそば」を注文するくらいの名物です。 それもあって今回はうどん、さらに生卵をオンしてみたら すんごい美味しかったヽ( ゚∀゚)ノソフトな食感のうどんにきざみ揚げがよくなじみ、つゆの絡み具合も私好み。途中で生卵を崩して、つゆまで完飲してしまった、ほんと美味しかったよ…(反芻)やはりこれがあと1月ちょっとで食べられなくなるのは本当に惜しい、3月末までにあと1~2回行きたいなと改めて思った次第でした。美味しかった。店舗評価は前回来店時(こちら)と共通につき割愛です。今回はお弁当も買って帰りました。「とりめし弁当(800円)」。 からあげが美味しいのできっととりめしも美味しいよね、と思って買って見たらやはり正解╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ!肉厚のももの照り焼きはもちろん、付け合わせの筍、椎茸も美味しいし、おこげの入った炊き込みご飯もほんと美味しい。800円はお買い得だと思います。 それに、前回来た時に買った「赤飯おむすび弁当(710円)」。白ご飯版と同じ価格です。 この赤飯がまたもちもちとして美味しかった。柔らかさ・塩加減ともちょうど。からあげも入ってボリューム満点です。 伊東に来る際は電車(車両)もちょっと楽しみ。今回は鮮やかな真っ赤の「KINME」でしたが 車体の前面にずらっと金目鯛のイラストが入っている上、車内のシートもかわいい(´∀`*)これが在来線の普通料金で乗れるんですよ~、旅行気分が盛り上がります 網棚には桜の造花。 でも伊東にはもう春が来ているようで、ホームから見えたお花も、 ホームからのぞむ風景ももう春の気配。 やはりあと1~2回は、この列車に乗って伊東駅に駅そば食べに来たいなと思いました。「祇園」さんの駅弁を食べたい方も是非、この懐かしい眺めのうちにどうぞ!!
2019.01.26
さて、今回青森&北海道のはしごで遠征を組んだ目的と言えば当然 北海道新幹線で北海道へ渡るためでもありましたが その最寄り駅、新青森駅を探検するためでもありました。新青森駅は「通った」ことしかなかったので。青森駅から1駅なので在来線でも行けますが、なんと!青森⇔新青森駅の1駅の間に限っては、特急の自由席も在来線と同じ乗車券のみで乗れるのです(ΦωΦ)フフフ… そんな新青森駅、本州の玄関口だけあってお土産売り場はかなり充実しています。東北全般のお土産が買える感じ。 後ろにはフードコート。こちらは地方色を前面に出したラインナップで、海鮮系のお店と「黒石焼きそば」のお店があります。黒石焼きそば食べたことないし入ってみようかな…と思ったら 店頭になんとも気になる「つゆ焼きそば」の文字が。黒石へ行く機会はなかなかないのでこれは!と思い入店決定。「黒石や」さんです。 アツアツの鉄板前で焼きそばを焼いているお兄さんに注文。いわゆる「駅そば」店とは異なりますが駅ナカ店舗ですしご当地系でもあるので、駅そば巡りにカウントします。 店内は厨房向きのカウンター席、テーブル席が2つ、壁際にもぐるっとカウンター席。好きなところに座ってお水はセルフ、という辺りも駅そばっぽいと言えなくもありません。 口頭注文から3分ほどでできました!「つゆ焼きそば(650円)+トッピング目玉焼き(50円)」。焼きそば食べる時って目玉焼きのせたくなりませんか?焼きたてを食べられるときには殊にのせたくなるんですよね。ご覧の通り、具はワイルドに大ぶりのキャベツ、にんじん、玉ねぎ。たっぷりの揚げ玉と刻みねぎをのせるのが「つゆ焼きそば」のお決まりだそうです。 噛み応えのあるしっかりとした太麺。これはこれで好きな方が多そう。そのまま食べても十分美味しい焼きそばです。ソースはやや甘みがあるタイプ。 問題の「つゆ」。Wiki的には「和風だしベース」となっていますが、だし感はあまり感じない、だいぶソースが溶けてしまっているせいかなあ、「飲む」ものではなさそうです。 途中でカウンターの「七味にんにく」と「黒胡椒にんにく」を試してみました。 断然「黒胡椒にんにく」の方が合います。これはおすすめ。個人的には「黒胡椒」でいい気もしますが、ピリッとした風味がこの焼きそばにはよく合うようです。 つゆ焼きそば、噛み応えのあった太麺と揚げ玉が次第につゆと馴染んで柔らかくなる感じがお好きな方なら気に入ると思います。個人的には一度食べたら満足かな。このお店ではスタンダードな黒石焼きそばをいただくのがよいかも。黒石焼きそばには持ち帰り用もあるので、新幹線~特急内でビールと共に食するのもよさそうです。ごちそうさまでした!(駅そば店ではないのでいつもの評価は割愛)黒石や (焼きそば / 新青森駅)さて、同駅のいわゆる「駅そば」は新幹線改札内にあります。新青森は在来線改札内はごく普通の駅という感じで”青森”感は特に感じないのですが、新幹線側は青森を主張しています。 そんな新幹線改札内の駅弁コーナーのお隣に駅そば「そば処ブナの森」さん。 純正NRE店舗ですが、ご当地メニューもちょっとあります。 お隣の駅弁屋さんはこんな感じのラインナップで「北東北」を銘打っているので、青森の駅弁のほか、秋田・岩手の駅弁もいくらか取り扱っているようです。 券売機は店外に1台。電車の発着に合わせて混む店舗という感じで、先客がお1人の状況で入ったら後からほぼ満席になりました。 席は壁側がカウンター椅子席5~6脚、厨房側は立席。荷物を置ける場所が少ない(立席カウンターの下ぐらい)のが、新幹線駅としてはちょっと狭い感じも。 「青森角天そば(500円)」、食券を出して2分ほどでの提供。 塗り椀タイプの器は東北圏のNRE店舗ではほぼ統一だと思います。北上(未更新ですが今年行った)とか花巻とかでも同タイプが使われていた 麺は太め。だから茹で麺でも提供に少し時間がかかるんですね。つゆは昆布と煮干し…ではないかと思いますが味は薄め。岩手~青森ってそういうつゆのお店が多い。北上駅のNRE系「はやて」と似た味です。秋田県人的には「ちょっと薄い」と感じますが、この辺りではこれがスタンダードなのでしょう。 「角天」とは、いわゆるさつま揚げを薄くのばして揚げたタイプ。想像通りのほんのり甘い味で、おそばには合います。全体的に七味をかけて食べたくなる味。なお上のチラシでぱっと目を引く「ほたて十万石」はほたてではなくかまぼこ(それもマヨネーズ入りだったような)なので、ほたてだと思って買うと若干がっかりするかも(ΦωΦ)フフフ… 新青森から新幹線に乗る機会はもうあまりないと思うので、入れてよかったです。ごちそうさまでした!・実食日:2018年12月13日(木)9時半頃 ・立地:JR新青森駅新幹線改札内 ・席タイプ:カウンター椅子席(5~6席)+立席カウンター ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(店舗は綺麗ですがやや狭いです。大型キャリーを持った方が複数入ると大変そう) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(温和な感じの若いお兄さんお1人で回していました。お兄さん1人ってけっこうレア!) ・メニューの魅力:★★★★☆3.5(ご当地があるのがNRE系としてはまだいい) ・女性でも入りやすい度:★★★★4.5(カウンター席のみですが立地の都合上女性客も多いです) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(味に特徴はないので、この辺りに来るなら青森駅の店舗を優先するかも)さて、青森と言えば私は青森へ行くとりんごジュースが飲みたくなるのですが、なんと!青森駅と新青森駅には、「りんごジュース専門」の自販機があります。5種類もりんごジュースがあるんだよ!自販機デザインもかわいい(○´∀`)ノ 現在アキュアのりんごシリーズは「つがる、きおう、ふじ、王林、ジョナゴールド、トキ、青森りんご」の7種類だそうですが、12月13日時点では「青森りんご、ぎおう、つがる、王林、ふじ」の5種類が販売されていました。もっとも青森らしい「つがる」と、新発売の「王林」を購入。 どちらもりんごの皮と実の間の風味がちゃんと味わえてフレッシュ。それに甘みがとても強いです。やっぱり青森のりんごジュースは美味しい首都圏のアキュア自販機でも1~2種類は買えるのがうれしいですね。 そんなこんなで、今日からクリスマス3連休という方も多いかと。どうぞみなさん楽しいクリスマスを(○´∀`)ノ
2018.12.19
Jリーグのシーズンも終わってしまい、今季遠征で行った駅そば屋さんや美味しいお店についてもまとめたいのですが追いついておりません。今回は9月の岐阜遠征翌朝に行ったJR岐阜羽島駅。 岐阜羽島駅を「利用したことがある」という方はなかなか珍しいかも知れません。岐阜県内の新幹線駅は当駅のみですが、岐阜羽島って名古屋から割と近いしJRでは新幹線以外ではアクセスできないので、それほど便利とは…(笑)しかーし!この駅には立派な駅そば店があるo(゚ロ゚o)!関東なら上野駅、東海道線なら熱海・三島等に店舗を構える「爽亭」さんがなんとこの岐阜羽島駅にもあるのです。駅構内に入り、手前にベルマート(コンビニ)、コインロッカー、待合室とあってその隣にあるのが「爽亭 岐阜羽島店」さんです。 この駅唯一の飲食店のため全席着席で「駅そば」とは若干言いかねる感じもする営業形態。食券こそ券売機で購入しますが、食券を渡すのも配膳もすべてお店の方が席まで来てやってくださいます。 おすすめメニューの価格帯も「着席」店だからでしょう、駅そばとして見ると若干お高め。 券売機は店外に1台。おつまみメニューやアルコールが多めなのも着席店&この駅唯一の飲食店、しかも待ち時間が長いこともある新幹線駅だからでしょうね。 「爽亭」さんは駅そばチェーンの中でも好きな方なので、岐阜にあると知りぜひ行きたい!と思ったものの、そのためだけにわざわざ新幹線に乗るのもなあ…と躊躇していたところ、路線図をよく見ると名鉄「新羽島」駅がほぼ隣接。今回は名鉄線で来ました。それにしても「爽亭」さんて店舗展開が大胆。首都圏はJR上野、池袋、登戸、荻窪、それに国分寺。東海道沿線は熱海・三島。それに岐阜羽島って随分大胆に離れてるような…これ経営母体が実はばらばら?と思って検索したところ、全ての店舗が「(株)ジャパン・トラベル・サーヴィス」の傘下にあるようです。駅そばだけでなくあの名古屋駅の「住よし」はじめ各ホームのきしめん店も同社のようで、首都圏から主に東海道新幹線駅にかけて幅広く店舗を出しているんですね。というわけで何食べようかな、「岐阜」らしいものってあるのかな…と思いながら券売機とにらめっこしましたが、麺類における「岐阜らしさ」ってよくわからない…。前日は四日市できしめんを食べたので、ここはひとつ味噌味だろう!と「味噌うどん」を選択。食券を渡して5~6分で提供されました。「味噌うどん(620円)」。味噌「煮込み」ではないんですよね、駅そば屋さんだもんなあ。 ちなみに店内はこんな感じですべてテーブル席です。入店時は先客が2組、食べている間に何組か入店されました。 奥側が厨房。この時はお店の方はお2人で、お店を出る頃に3人体制になった感じ。 それでは改めて「味噌うどん」。色は見るからに八丁味噌の「味噌煮込み」色、うどんもやや太めですが煮込まれてはいません。 麺はおそらく冷凍。もちもちとして悪くありませんが、つゆにもうちょっと馴染んでいてもいいなと思うのはやはり「味噌煮込み」を期待してしまうからですね(笑)それともうちょっとつゆが熱い方が、この麺には合う気がします。若干ぬるい。玉子が固まらない程度です。 載っている具は美味しかった。「どて煮」として提供されている具なのかな、白菜、椎茸、油揚げ、どて等いろんな味・食感が楽しめてよかった。着席&この内容で620円は高すぎないと思います。 とは言え岐阜羽島駅を使う機会がなければ、わざわざ名鉄に乗ってまで来ることはあまりないかな…。駅コンビニ「ベルマート」の品揃えが岐阜っぽくて面白かったので、そこと絡めて来る機会はまたあるかも知れません。ベルマートで買ったおみやげ。明宝ハムは名古屋付近ではあまり見ないし、岐阜県内の駅弁もなかなか買うことがないので面白かった。それに名古屋みやげも売っている! 味噌うどん美味しくいただきました。ごちそうさまでした!・実食日:2018年9月2日(日)10時頃 ・立地:JR岐阜羽島駅(改札外) ・席タイプ:全席テーブル席、計20席ぐらいかな ・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(着席はありがたいですが、カウンター席もあってもいいかな) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(着席店のため「駅そば」店に比べ丁寧。お茶も出してくれます) ・メニューの魅力:★★★★☆3.5(「爽亭」って店舗ごとにメニューがけっこう異なりますよね) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(「駅そば」っぽくないので入りやすいと思います) ・リピートしたい度:★★★★☆3.5(機会があればという感じ)爽亭 岐阜羽島店 (そば(蕎麦) / 岐阜羽島駅、新羽島駅)…という「爽亭」さんの未訪店に、つい先日も行ってきました。JR中央線国分寺駅。この辺りっていつも「通過」はするけど下車するのはかなり久々。下り方面の1番ホームにある店舗です。 首都圏の「爽亭」さんって改札外店舗も多いので、移動途中に途中下車して立ち寄れるのはうれしい。池袋は改札内ですがすごく混んでいるし、こういう感じ私好きです。 メニューはたぶん上野・池袋と一緒。季節限定も出るし、「爽亭」さんはメニュー展開もわりと好きです。 店内は両サイドに立席カウンター。写真右側が5~6人、左側が3人程度入るのですが、入店時はけっこう混んでました。お昼時以外の駅そば混雑タイミングって読みづらいんですよね(笑) 箸タワーがいい感じです。 というわけで「春菊天そば(420円)」。爽亭の春菊天って食べたことなかったな、と思って注文しました。提供は食券を出して1分ほどかな。 麺はおなじみ茹で麺です。駅そばと言えばこちらの方がしっくり来ます。つゆをよく吸うタイプの麺。 春菊天は丸く固められたタイプでかなり薄く、つゆに浸すとすぐに崩れます。それも駅そばっぽい。 厨房はおじさんお1人の、これまた「爽亭」らしい雰囲気。上野の爽亭も渋いおじさんがラジオで野球中継聞きながらやっていたりして、そういうのいいんですよねえ。 ちなみにこの時は混んでいたせいかつゆがかなり煮詰まって濃い&熱かったので、お水で薄めてちょうどいい感じでした。そういうのもまた駅そばっぽさだと私は思うので、やっぱり「爽亭」好きだなあというのが今回の総括です。首都圏でも荻窪・登戸は未訪なのでそのうち行きたいなあ。ごちそうさまでした!・実食日:2018年11月12日(月)11時頃 ・立地:JR国分寺駅下り方面ホーム(1番線) ・席タイプ:全席カウンター立席、計8人程度 ・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(きれいな店舗ですがタイミングによってはちょっと狭い) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(穏やかなおじさまワンオペでした) ・メニューの魅力:★★★★☆3.5(「爽亭」って店舗ごとにメニューがけっこう異なりますよね) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆3.5(壁で覆われて中が見えづらいのが「入りやすい」か「入りにくい」かは人によって分かれるところかな) ・リピートしたい度:★★★★☆3.5(中央線のあの辺りを通る機会があればまた)いやーそれにしても!!しげるは想定してませんでした(いきなりJリーグ好きな方しかわからない話題でごめんなさい)。この後どんどん来るんだろうか契約満了。週末のサンクスパーティどんな空気になるんだいったい…
2018.12.04
1ヶ月ぶりの金沢です。前回は駅そばを食べる機会がなかったので今回はぜひ行こうと思っていました。とは言え試合当日(試合後)はそうした気分になれず・・・ やって来たのは翌日の朝。駅ビル「りんと」内「加賀白山そば」さん、入店は二度目です。前回訪問時の過去エントリはこちら。月曜の朝9時過ぎってビジネスマンの方等で混むのかな?と思ったら空いていました。先客も後客もほぼ旅行者じゃないかな?といった感じ。 メニューはこんな感じ。入店時におばちゃんに注文を伝えて会計します。 店内はこんな。壁際が着席10席程度、立席ゾーンも広くこの時はゆったりしていますが、大きなスーツケースやキャリーを持って入る方が多いので、実際にはそれほど余裕のない時が多いかも。 食べてみたいメニューがいろいろあって悩みましたが「いなりうどん(470円)」と、レジ前のおにぎりでいちばん気になった「紅生姜おにぎり(130円)」を選択。おにぎりは持ち帰りOKです。 前回訪問時につゆがとても美味しく、「このつゆはうどんでも食べてみたいな」と思っていた+うどんの麺がどんなか知りたかったのでうどんに。袋麺ながらうどんもけっこう美味しい。ちょうどいい柔らかさです。いなり(きつね)はかなり甘いですが後味さっぱり。済んだつゆがほんとに美味しい。 西日本圏なのであるのは一味です。今回はうどんなので殊に合う…そして「能登牛コロッケ」がメニューに増えていました。 それとこちらでも「かけつゆ+中華麺」の「和風ラーメン」があるんですよね。かなり気になったものの今回は食べるおなかが間に合わなかった、次来たら食べてみたい。 おにぎりは持ち帰って後でいただきましたが美味しかった!紅生姜がききすぎていないし、ごはんも美味しい。ここのおにぎりおススメかも知れません。 ああ美味しかった、朝からほっこり~(○´∀`)ノ店舗評価は前回同様として割愛です。そしてこの後私が向かったのはJR小松駅。 小松駅にも金沢と同じ「加賀白山そば」さんがあります。今回の目的は両店の食べ比べでした。小松駅の店舗は改札内外両方から入れて、外から見るとこんな。ちょっと喫茶店っぽい店舗で、厨房を囲むカウンター席が4~5席とテーブル席も2~3台あります。 改札内側は待合室の中にあってこんな感じ。待合室の椅子が使えるのもいいですね。 ちなみに小松に立ち寄った目的は駅そばだけではありませんで、先月金沢に泊まった際、レンタカーで小松のパン屋さんに寄ったところ、街の感じにちょっと興味を抱いて散策したいと思ってたんですよ。金沢で食べたうどんの腹ごなしも兼ね、2時間ほど散策。 そうそう、小松駅そばには「小松うどん」のアンテナショップ的な「つるっと」さんというお店があります。これも食べてみたいところだったのですが、今回は駅そば! というわけでお昼はこちらです。金沢・小松両方でメニューはほぼ一緒ですが、「能登牛コロッケ」や「白えびかき揚げ」は金沢店のみ。小松店は金沢店に比べ全体的に30円~50円程度価格が低めに設定されています。「おでん」「酒」が気になる…今日帰るのでなければ飲みたかったなあ。 金沢同様入店時に口頭で注文を伝えて会計するしくみ。Suica,pasmo等も使えます。カウンター席に座ったので厨房の様子がよく見えました。 こちらから改札内側(待合室)を見るとこんな感じ。 こちらでの注文は「カレーそば(550円)」、金沢駅では600円で提供されています。通常のかけそばに、温めたレトルトカレーをかけるという調理工程が目の前で(笑) でもですね、このカレーそば美味しかった╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 太め平打ちのこちらの麺とカレールーがよく絡むし、このカレーがけっこう美味しいんですよ。そぼろ状のお肉と、同じくらい細かく刻まれたじゃがいもがいい感じに麺になじむ。辛さも適度です。思わず「どこのカレー使ってるんですか?」と聞いてしまいそうになった、私これ好き。気に入りました。 こちらの美味しいつゆ(基本の味は金沢店と一緒)にカレーを足しても邪魔にならず、つゆまで完飲しました。ああ美味しかった…ごちそうさまでした!・実食日:2018年11月5日(月)12時頃 ・立地:JR小松駅改札内外両方可 ・席タイプ:厨房向きのスツール席5~6席+テーブル席2~3台+改札内待合室分 ・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(広すぎず狭すぎずといった感じ) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(おばちゃんお2人でいい感じのローカル感でした) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(メニュー数がけっこう多く、単品や冷やしもあっていいですね) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(女性客も普通に入りやすいと思います) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(基本の味が美味しいし、雰囲気も好き)小松散策楽しかったです。徒歩で巡るのにちょうどいい街のサイズ、高い建物がないので眺めもよく、歩いていて空がとても広く感じました。また行きたいな。さて、おまけに金沢駅の「ドンク」。金沢駅店限定のかわいいパンを発見しました。なんと!あの!!「ひゃくまんさん」のパン(ノ*゚▽゚)ノ゙ごめんひゃくまんさん、移動中に型崩れさせちゃった・・・ そう、金沢と言えば「ひゃくまんさん」!それをけっこうリアルに再現したパンが最近売り出された模様。いいですね~。 とは言え焼き上がり何時だろう、10時とかだと買えないなと思いながら9時前に来たところ、既に残数がだいぶ…買えてよかった。「ひゃくまんパン(302円)」、中には意外なほどゴロッとさつまいも(五郎島金時)が入っています。 ひゃくまんさんのパンにも使われている「五郎島金時」をよりフューチャーした「五郎島金時メロンパン(194円)」も金沢駅店限定です。メロンパンの皮の部分もすごく金時さつまいも味で美味しかった。 普段私はどちらかと言うと個人経営のローカルパン屋さんばかり攻めているので、ついこうした大型チェーンは見過ごしてしまいがちですが、行ってみてよかった。来年もアウェー金沢があるかどうかは今のところまだわかりませんが、美味しいので機会があればぜひ食べてみてください!なんとなく縁起がいい感じがしてきますよ(○´∀`)ノ
2018.11.05
常磐線には普段あまり乗らない私ですが、9月に東北を回って帰って来た際は水郡線⇒常磐線乗り継ぎでした。というわけで帰りの土浦駅、上り方面ホームです。 土浦駅には「土浦華月庵」さんという駅そば店が、上り・下りホームそれぞれにあります。基本はNREの「駅そば」ブランドラインナップですが、なんと!地元の老舗醸造元「柴沼醤油」さんとのコラボメニューがあるのです。 お醤油屋さんの焼き肉のたれ、美味しそう・・・というわけでさっそく食券を買います。券売機は店外に1台。 平日の14時前後、先客はなし。全席立席カウンターですが、2人で座れるぐらいのベンチというか荷物起きがあります。旅荷物を置かせてもらって注文。和やかに話しかけてくれるおばちゃんがいい感じ。 まだ暑い時期だったので扇風機が回っていました。 注文から2分程度でできました!「まんぷくミニ豚丼セット(560円)」。写メを撮っている私を目に留めたおばちゃん、「あらもっと綺麗に盛ればよかった」、いえいえじゅうぶん綺麗に盛れてます(○´∀`)ノ まずはかけそば。麺・つゆともNREスタンダードですが、つゆは若干お醤油が濃いめかな?北関東仕様といったところでしょうか。 だしはそれほどきいている感じではありません。東京以北のNRE系列はわりとこういう味が多い印象です。 ではではお目当ての豚丼。さっと火を通した豚薄切り肉に温玉とジュレ状のたれがかかっています。 さて、「焼き肉のたれ」というと甘く濃厚な味付けを想像しますよね?それが違うのです。さっぱりと酸味があって爽やかなたれ。「柴沼醤油醸造」さんのホームページによると「木桶仕込みの生醤油をベースに、炒めたまねぎの自然な甘味とコクを加えた焼肉のたれが、様々な食材の美味しさを引き立てます。香り高い紀州ぶどう山椒で仕上げました。ノンオイルで薬味たっぷり、蔵元ならではのさっぱりしたヘルシーな和風焼肉のたれです。焼肉、ステーキ、ハンバーグ、魚介のグリル、豆腐ステーキ、野菜炒め、チャーハン、冷奴、冷しゃぶなどに。」だそうで、確かに用途の広そうなお味。温玉にも相性ぴったり! 願わくばお肉がもうちょっと温かくてもよかったかな、というところはありますが、美味しかった。さすがにかけそば1人前+ミニ丼を完食するのは難しく、おそばを半分程度残してしまいましいおばちゃんにごめんなさいすると「女の子にはねえ、ちょっと多いわよねえ」。そうなんです。でもこの豚丼が食べたかったのでやむなし(単品メニューにはなかったと思います)。旅の最後に明るいおばちゃんとちょこっとおしゃべりできて楽しかった。ごちそうさまでした!・実食日:2018年9月13日(木)14時頃 ・立地:JR常磐線土浦駅上り方面ホーム ・席タイプ:全席立席カウンター、7~8人ぐらいと、外のカウンターにも数人立てそう ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(懐かしいレトロ系店舗で私は好きです) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(元気なおばちゃんのワンオペ、こちらまで元気をもらえます) ・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(ミニ豚丼以外はNREスタンダードでした) ・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(ホーム上店舗は女性に敬遠されがちですが、ここはけっこう地元の方が入ってるんじゃないかな) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(土浦に寄る機会がねえ、少ないんですよね・・・それだけに店舗限定新メニューとか出ないかなあ)土浦華月庵 上り店 (そば・うどん・麺類(その他) / 土浦駅)地元のお醤油屋さんとのコラボ、いいですよね(○´∀`)ノこういう店舗がもっと出てくるといいなあ。常磐線って比較的駅そば店が多い路線で、他にも行きたいお店がけっこうあるんですがなかなか機会が…。勝田駅とかも行きたいんだけどなあ。ちょこっとおまけ。前々から乗ってみたかった水郡線、この機会に郡山駅から水戸駅まで踏破しました。 水郡線ホームは奥まったところに位置しています。 かわいらしく、爽やかなカラーリング。「奥久慈清流ライン」という愛称にぴったり。 2×2だけでなく、1×1のボックスシートが北日本にはけっこうあります。 ・・・それにしても。水郡線、乗っている時間自体は思ったよりも長く感じませんでしたが、愛称になっているはずの「奥久慈の清流」が眺められる区間はごくわずか(ヽ´ω`) なんとなく奥久慈の卵が食べたくなりました。奥久慈の卵を出してくれる駅そば店、時々あるんですよね。というわけで明日は金沢行ってきまーす
2018.11.01
これ以上なく”青森”感を伝えてくれるこのオブジェ。JR弘前駅です。 弘前は実家にいた頃お花見に時々来ていました。実家から2時間半~3時間ぐらい。 とは言え二十年は来ていないと思うので、駅の外側はあまり変わっていない感じもしますが、駅の中はすっかり新しく綺麗になりました。こういう木目や民芸調を感じさせる装飾とか 改札は2階ですが(出たところに冒頭のりんごがどどーんとあります)、1階に下りるとねぷたがあったりとか(青森は「ねぶた」、弘前は「ねぷた」です)。 その「ねぷた」の横にあるのが弘前駅の駅そば店「こぎん」さんです。 「こぎん」とはこういうもの。弘前駅の改札内の壁画はこうした刺繍のような絵柄・モチーフで構成されています。 この刺繍、縫い取りのようなものを「こぎん」といいます。もともとは生地をじょうぶにするため行われた技法だそうですが、やがて装飾的な意味でも取り入れられるようになり、幾何学的なとても複雑な模様もあったりして綺麗&かわいい。中学生ぐらいの頃、弘前でこぎん刺しの小銭入れを見つけて買ったのをすごく気に入って長く使ってたなあ~、なつかしい。 …という「こぎん」さん。弘前駅に着いたのが13時ちょっと前のお昼時だったためかかなり混んでいて、店外に4~5人の列ができていたのでいったん買い物をして三十分ほど後に戻って来たら適度な空き加減。券売機は店頭に1台。写真メニューがたくさん貼ってあって選びやすいですね。 トッピング、にしん安いなあ~。気になりますが今回は注文が決まっています。 食券を入口右手の厨房に出すと、「3分ほどお時間かかります」とのこと。もちろん待ちます。店内は窓側、壁側それぞれに5~6席の着席カウンター。 きっちり3分でできあがりました!「幻の津軽そば・冷しおろしなめこ(610円)」。 ガラスボウル型の器がなんとも涼し気ですね 今回は「津軽そば」を食べようとやってきました。「津軽そば」とは江戸時代に生まれた津軽地方独自のおそばで、簡単に言うと「そばがきに呉汁(すりつぶした大豆の汁)を混ぜて生地をつくり、半日ほど寝かせてから打ったそば」。とても手間と時間がかかりそうですが、そばだけでは栄養が偏ってしまうたため、タンパク質の補給のために当時こうした製法が取られたとのこと。このため「津軽そば」はかけでも通常のおそばよりややお高い460円。数量限定での提供です。おそらくかけで食べた方がそば自体の味がよくわかるんだろうな…と思いつつ、伺った日はかなり暑かったため冷たいのが食べたくなってこちらを選択。冷やしてものど越しがよくわかりそう。大根おろし、あさつき、なめこに刻み海苔がたっぷりのっていかにも美味しそうです(○´∀`)ノ では早速「幻の津軽そば」を。製法から言って「ぷつぷつ切れやすい」のが特徴だそうで、冷やしでもその辺りは同じですがつるんとしたのど越しがやはり普通のおそばとは異なります。どちらかというとそうめんやひやむぎを食べているような食感、でも後味はちょっと違う。最初は若干味気ない感じもするのですが、食べて行くうちになんとなくクセになりそうな風味があります。これ温かいので食べたらまた感じが違うだろうなあ。 うーん、やはりこれは今まで食べたことのない味の麺でした。美味しかった。今回は弘前駅でいただきましたが、青森駅にある2軒の駅そば店でも取り扱いがあるようなので、いずれまた機会を作ってそちらへも行ってみたいと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2018年9月11日(火)13時半すぎ ・立地:JR弘前駅改札外(1階コンコース) ・席タイプ:窓向き、壁向きそれぞれに着席カウンター6席ぐらいずつ ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(全席着席なので多くの人数は入れませんがきれいなお店です。外から混雑状況が見て取れるので様子を見てから入りました) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(おばちゃん2~3人でのオペレーション。慣れた方で回しているので安心) ・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(津軽そば以外にも季節メニューなど工夫があっていい) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(適度に外から見えるので、女性客も多いです。地元のおばさまが1人で、的な感じも多そう) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(弘前に来る機会があれば寄ります)そば処 こぎん (そば(蕎麦) / 弘前駅、弘前東高前駅)さて、30分ほど買い物に行っていたのはこちらでした。弘前駅から徒歩5分ほどのところにある「虹のマート」。スーパーというより「市場」と言った方がぴったりくる、野菜、くだもの、肉・魚などを売るお店が軒を連ねる駅前市場です。地元っぽい食べ物を探しに来ました。 お魚系のお惣菜を売っているお店で見つけたのが「イカメンチ(2つで280円)」。そう、弘前と言えばイカメンチ(「イガメンチ」と呼ばれることも)。その名の通り、いかのゲソを野菜と混ぜ合わせて揚げたお惣菜です。 いやーこれがウマかった╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !この日は正直旅疲れがピークに来ていておなかの調子がすぐれず、なので「こぎん」さんでも天ぷらを避けて大根おろしに引き寄せられたのですが、その後このイカメンチをその日の夕食に食べてすっかり元気になりました。ゲソの栄養と、たっぷり入ったキャベツがよかったみたい。旅行中はどうしても野菜が不足しがちで、野菜ジュース等よりやっぱり野菜そのものを食べた方が体が整うんですよね。すっごく美味しかった!弘前へ行ったら探してみてください。 そんなこんなで、お手洗いにもこうしたりんごが飾られていたかわいらしい弘前駅に別れを告げ 乗り込んだのは秋田・青森の海岸線(日本海側)を走る五能線快速「リゾートしらかみ」ですぃぇ━━━ヾ(・∀・。)人(。・∀・)ノ━━━ぃ♪これ一度乗ってみたかったんですよね、ものすごく時間はかかりますが(青森⇔秋田間約5時間、弘前からだと4時間半)。 「リゾートしらかみ」にはいくつかの車両があり、今回乗ったのは最も新しい「橅」編成。グリーンの車体に白とグリーンの樹木柄がとてもきれい。中ももちろん「リゾート」仕様、展望スペースや売店等が配置されています。窓も大きい! 弘前から乗ると最初はりんご畑や たわわに実った水田を見ながら進み、やがて鰺ヶ沢あたりからはひたすら海岸線を見ながら進みます。「リゾートしらかみ」は全席指定、あらかじめ海側のA列を予約。広い窓から絶景ひとり占めです(ΦωΦ)フフフ…(平日なのでとても空いていました) 途中「千畳敷」駅では15分間の休憩があり、海岸をお散歩できます。 白神山地もちょっとだけ見えます(途中で付近を通りますが、車窓の景観的にはあまりそれっぽい感じはありません)。 でもやっぱりお楽しみは日本海に沈む夕陽。これを見たくてこの時間のに乗ったのです(´∀`*)ウフフ お天気が良くて景色もきれいでした。・・・けど思いました。「秋田青森広すぎるщ(゚ロ゚щ)」この日の旅程は朝5時台に始発で秋田駅発⇒弘前駅⇒青森駅…(青い森鉄道)…⇒野辺地駅(駅そば)…(青い森鉄道)…⇒青森駅⇒弘前駅(ここで駅そば&イカメンチ)…(リゾートしらかみ)…⇒秋田駅19時ぐらい着、という乗り鉄しかしていない1日でして、この日乗った電車の運賃を合計したら1万円分を軽く超えていました。秋田と青森の、それも一部しか行き来してないのに。広すぎです東北。6県ぜんぶ面積でかいもんなあ。そういうことができたのは今回「北海道&東日本パス(JR東日本とJR北海道の在来線&快速、東北の主な第3セクターとBRTが連続7日間乗り放題10,850円)」を使ったためで、このきっぷのすごさを思い知ったとともにこの7日はとにかくものすごく電車に乗りました。東北を回る旅から帰った後も熊谷行ったり日帰り乗り鉄旅をしたり、7日間で通常37,000円分超を乗り倒した、やりきった・・・「北海道東日本パス」、時間が取れる方にはおすすめです。青春18きっぷと微妙に時期がずれるので、18混雑を避けることも可能。7日間の連続使用がやや高ハードルではあるものの、2~3日だけ使ってもおそらく元は取れるし、この夏暑すぎて出かけられなかった私にとっては外出欲と乗り鉄欲の両方を相当満たすことができました。楽しかった、けどさすがに疲れました ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽ
2018.09.25
先日アーリーカップを観に行った仙台を起点に、東北をぐるっと回った際に二度訪問しました。仙台駅の駅そば屋さん「杜」さんは、駅そば巡りを始めた時最初に伺ったお店。2年ぶりです。 場所は、JR仙台駅の1階中央改札口付近。 改札外からも、改札内からも入れます。初訪時は改札外から入りましたが、今回は改札内から入ってみることに。仙台駅の在来線改札内も久々に来ましたがすごく綺麗!ベーカリーやカフェ等、改札内のお店もいくつか入っています。「杜」さんは改札を入ってすぐ、NEWDAYSのお隣。 券売機は店外に並んで2台。季節メニューもいろいろあって迷いますが、この日はこの後夕方まで何も食べられない見込みだったので、ボリュームのあるものを食べておきたい。 改札外側はオール立席でしたが改札内は4席、入口左手にカウンター席があります。それ以外は立席。食券を奥の厨房に渡すと番号札を渡されるので、番号で呼ばれるのを待ちます。 日曜の10時過ぎ、先客は4~5人といったところ。食券を出して2分ほどでできました!「豚バラ辛い肉そば(490円)」。おお~想像以上のボリューム、おいしそう╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! アツアツでスマホのレンズが曇ってしまうほど。トッピングは豚バラ肉ともやしをピリ辛の味付けで炒めたものと白ごま、刻み海苔。どれもたっぷりです。麺は茹でたて。以前最初に入った時にはいわゆる「駅そばの麺」に慣れず「ちょっとゴムみたい…」と思ってしまいましたが今はそんなことありません。普通に美味しいお蕎麦の麺。というか、2年前と麺が違う気がする…。普通に美味しい麺ですよ。 もやしの量が多くて食べでがあります。もりもり食べたい気分の時にぴったり!具だけで食べても、おそばと一緒に口に運んでも美味しいので食べ飽きません。 ですが、思ったほど「ピリ辛」ではなく、辛さがもうちょっと欲しかったので途中から七味をON。変化がついてより美味しく最後までいただけました。 ああ美味しかった、この後各地を回ったのちに3日後にまた仙台駅で乗り換え待ちがあるので、「萩」さんと「杜」さんのどちらに寄ろう??と事前に迷っていたのですが、冷やしメニューも食べてみたいので「杜」さん再訪に決定。ごちそうさまでした!というわけで時は3日後、時間は14時過ぎ。おなかが空いています。冷やしメニューのポップが食欲を・・・ 揚げ茄子それも黒酢(; ・`д・´)…ゴクリと思いましたが、先日券売機で目をつけておいたんですよね。平日だからか、昼下がりの「そこそこ入ってる」時間だからか、今回は待たずに数十秒で出来上がりました。「冷やし五目たぬきそば(440円)」、美しい まるで冷やし中華のような美しい盛り付けです。具は錦糸卵、わかめ、紅生姜、きゅうり、揚げ玉に豚肉、それに温玉。五種類以上の「様々な」という意味での「五目」なんですね。いやー豪華!麺は3日前の時よりやや柔らかめに感じました。冷やしなので若干感じが違いますが、具と絡めて食べるとスルスル入ります。 様々な具の味や組み合わせを楽しんだ頃に温玉を割って黄身を絡ませます。各食材の味がそれぞれやや濃いので、黄身と絡めてちょうどいい感じ。 いやーこちらも美味しかった。それに「平日14時過ぎ」って一般的には駅そばが空いている時間帯なのに、改札内だからか「杜」さんはけっこう混んでいました。それも女性のお客さんが多い。いわゆるお昼休みの時間帯を逃した女性の方に入りやすいお店ということだと思います。他にも気になるメニューがまだまだあるので、仙台駅に寄れそうな際には乗り換えを利用して立ち寄りたいお店。ごちそうさまでした!・実食日:2018年9月9日(日)10時過ぎ、12日(水)14時過ぎ ・立地:駅構内(改札内外いずれからも可) ・席タイプ:改札外は全席立席、改札内は立席+椅子席4席 ・清潔感、広さ:★★★★★4.5(カウンターの間隔が広く、清潔感と併せ女性には嬉しい) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(混んでいるとおばちゃんがやや急ぎがちになりますが、おおむね落ち着いたおじちゃんおばちゃんの店員さんです) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(地域性・季節限定メニューがいろいろあります) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(女性客はかなり多い方だと思います) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(仙台駅で乗り換えに余裕があったら積極的に寄ります)さて、せっかく「杜」さんについて書いたので、長らく「書かなきゃ…」とストックされていたもう1店舗の仙台駅の駅そば、「萩」さんについても書いておこうと思います。昨年の秋、アウェー仙台戦の前に実は寄ってまして…。訪問日時は2017年11月18日(土)10時過ぎ。こちらは改札外、1階の西口付近に店舗があります。券売機は店外の別々の壁向きに1台ずつ、計2台。 そう、「萩」さんは季節メニューをすごく繰り出して来るんですよ。 私牡蠣大好きなので牡蠣そばにも惹かれましたが、我々はアウェー仙台戦を控えている!! 食券を買って厨房に出します。「萩」さんは揚げ玉がセルフで載せ放題。かけそばを頼んでもたぬきにできるのと、お店で揚げられた揚げ玉はやっぱり美味しいですよね。 というわけで、この時食べたのは「サンマつみれそば(450円)」。やはり仙台・宮城と言えばサンマです。昔仙台に住んでいた頃、職場の先輩に車を出してもらって気仙沼とか行って楽しかった&美味しかったなあ。懐かしい。 「萩」さんのつゆは比較的あっさりめで澄んでいるので、つみれの味が引き立ちそう。揚げ玉を少しだけかけました。 麺はご覧の通り「杜」さんとは全く異なります。いわゆる「袋麺」みたいな茹で麺で、コシはありませんがお蕎麦の風味はけっこうあるタイプ。好みが分かれるかも知れませんが、今なら私はどちらも好き。気分に応じて入り分けるかも。 つみれはとてもふんわり仕上がっていました。生姜も控えめなくらいの優しい味付け。そう、「萩」さんは全体的に優しい味付けに特徴があるように思います。「杜」さんはどちらかと言えばはっきりした味。これも対照的ですね。でもやっぱりどちらも好きだなあ(○´∀`)ノ それと!この時初めて気が付いた気がしますが、「萩」さんには「魚粉」が置いてあるのです。これいいですね、ラーメンとかに振ってもよさそう。 今回は「萩」さんに寄るチャンスがなかったのですが、またいずれ寄りたい、だって「萩」さんには「キャベ玉天そば」があるのです。あれ美味しいんだよなあ~、食べたいな~・・・と思いつつごちそうさまでした(*- -)(*_ _)ペコリンさてさて明日はアウェー甲府戦。最近アウェー甲府は雨続きだったので明日は降らないといいな…。それでは行かれるみなさんは現地でお会いしましょう(○´∀`)ノ
2018.09.17
これまただいぶ前の話になってしまいましたが、5月のアウェー山形へ行く途中、寄り道をしました。行き先は会津若松。一度行ってみたかったのです。 東京から郡山まで新幹線で行き、そこから陸羽西線に乗り換えて1時間10分。 会津と言えば赤べこ、駅にもいますねえ。 ホームにも大きな張り子の赤べこさんがいました。かわいい。 駅の正面にある時計が漢数字表記でした。レトロ さて、初めてやってきた会津若松。何はともあれまずは駅そばです。おなかが空いています。会津若松駅の駅そば屋さんは「立ちあおい」さん。改札を出て、待合室の中というか奥というか、少々目立たないかもしれない場所。 メニュー写真が表にたくさん。冷やしメニューが今はとても美味しそうに見えるなあ。「冷やしラーメン」とか美味しいかしら。 券売機は1台。Suicaは使えません。 お店はおばちゃんのワンオペ。食券を渡して1分ほど待ったかな、急いでいないのでゆっくりで全く構いません。土曜日の九時半過ぎで先客はおひとり、途中からまたおひとり。席は厨房を向くカウンターに5~6人立てそうなのと、 その後ろのコーナーを利用した席は、立席なら2人、お1人で座ることも可能。とは言え待合室が隣接しているので、実質的には混んだら待合室で食べる方も普通にいそう。 さてさて本日の注文は「めかぶそば(370円)」。実は事前にネット上では「にしんそば」があるらしいとの情報も得ていたのですが、この時はメニューになかった…。でもよいです。東北のめかぶは美味しいから。出された器は塗り物調。軽くて持ちやすく、滑りにくいのも嬉しい。情緒がありますね 太めのおそばの上になると、たっぷりの刻みねぎとめかぶ。 麺は噛みごたえがあります。これも会津っぽい。めかぶの太さと近いので、絡みやすくて美味しい。 つゆは思ったより薄味。郡山で駅そば食べた時にもそう感じたんですよね。東北、そばつゆに関しては意外としょっぱくないぞ。 そして食べている間に発見しました。麺はどうやらこちらの製粉所さんから仕入れている模様。 休み中だと旅行客で込み合ってまた違う雰囲気になりそうですが、私が訪れた際は至って落ち着いた雰囲気だった駅構内&会津の街並み。派手さはないですがほっとする美味しさの駅そばをいただき、街を散策する元気をいただきました。ごちそうさまでした!なお店名の「立ちあおい」は会津若松の市の花だそうです。駅前に花壇がありましたが、まだ咲いていませんでした。横浜では5月に咲いていたのですが、やはり時期が違うんですね。 こちらは私の自宅近くで見つけたタチアオイ。長く目を楽しませてくれる花です。 ・実食日:2018年5月12日(土)9時40分頃 ・立地:JR会津若松駅改札外(待合室奥) ・席タイプ:立席カウンター5~7人、椅子1脚 ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(新しくはないですが大事に使っている感じの店舗) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(穏やかな女性のワンオペでした) ・メニューの魅力:★★★★☆3.5(冷やしメニューが充実しているようですが、温メニューはスタンダードかな) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(ここはけっこう入りやすいと思います) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(次は冷やしメニューを食べてみたいなあ)そば処 立ちあおい (立ち食いそば / 会津若松駅)さて、会津へ行ってみたかった理由のひとつが民芸品でした。私民芸品って結構好きなんです。それも布系のもの(木彫りやこけし、人形系にはあまり興味がない)。というわけで、会津若松の観光の中心である七日町近辺まで歩き いろんなお店ものぞいたものの、最も好みの品が見つかったのが七日町駅構内にある「駅カフェ」さん。その名の通り、カフェとしての利用もできるし買い物もできます。 中でもぜひ買って帰りたかった会津木綿、ブローチがすごく気に入って厳選の上購入。愛用しています。夏らしいコースターは「からむし織」という珍しいもの。 そして再度会津若松駅に戻り、山形へ移動する前におみやげを物色。駅のKIOSKでは美味しそうなものがたくさんで、これまた迷ってこの3品を買いました。 この!「にしんの山椒漬」がとても美味しくて福島のお酒を飲みたくなり、また最近Twitterで見つけてこのような美味しいセット(「小名浜さんま郷土料理再生プロジェクト」さんのおためしセット、これだけ入ってなんと!お値段2千円!!)をお取り寄せてしまいまして こりゃーもう日本橋のアンテナショップへ行くしかないわけです。 やはりここにも赤べこ 買いました!お酒とおつまみ(ΦωΦ)フフフ… いやー美味しかった、夢のように美味しかったメヒカリの開き干しと小名浜さんまの縮干し!(手前のお皿) あまりに美味しくてお酒4合お昼にダンナさんと2人で空けてしまいました。「百十五」の純米、美味しいです。気に入りました。我が家の常備酒リスト入り決定。一時は流通がだいぶ減っていた福島のお魚、こんなにおいしくいただけるのは嬉しい限り。しかも安い…夢のように美味しい…。しかもまるごと食べられるのもうれしい。福島はこれまで私の中では「もっとも遠い東北(広いし遠いし行くの大変)」なイメージでしたが、今年ちょこっと足を踏み入れて親近感がわいてきました。いわきの方はまだ行っていないので、また機会を作って回ってみたいと思います
2018.07.19
その日、私は些か急いでおりました。 新潟VS大宮のサッカーの試合を観終えてすぐにシャトルバスで新潟駅へ戻り、短い時間で買い物(どうしても新潟駅で買っておきたいもの)を済ませて特急に乗り、向かうのは初めて降りる直江津駅です。 新潟駅、できたばかりの電子表示もホームもとてもきれい。 乗った列車は特急「しらゆき」。この時間帯を狙った理由は、試合の終わる時刻がちょうどよかったからでもあるのですが そう!これ!「車窓に浮かぶ日本海&沈む夕陽」を狙ったのです。この風景を見られるエリアは思ったより少なかったですが、時間的にはばっちり!やったー遠回りした甲斐があった∴=≡(っ'ヮ'c) というわけで着きました直江津駅。この後私は上越妙高駅まで移動し、そこから新幹線で帰る予定なのでなにゆえ特急の終点まで乗らず直江津で降りたかと言いますと、 ご覧の通り直江津駅は現在「えちごトキめき鉄道」に移管され、JRというより同社の駅っぽくなっていますが、昔ながらの鉄道ファン的には「JR東日本と西日本の境界駅」と言えば直江津だったのです。東北の日本海側で育った私にとっては一度行ってみたい憧れの駅でもあり、通過したことはこれまで何度かありましたが、今回初めて下車してみようと思ったきっかけは駅そばならびに駅弁。直江津駅の真向いにある「ホテルハイマート」さんは、直江津&上越妙高駅で売られる駅弁を製造販売&さらに!直江津駅の駅そば「直江津庵」も運営しておられます。 そこで今回は、直江津駅の駅そばをいただく&帰りに上越妙高駅で駅弁を買って帰るべく、あらかじめ電話で予約しておきました。こちらの駅弁はたいへん人気が高く、予約しておかないと夕方には売切との情報をネットで得ていたためです。というわけで北口ロータリー前の「直江津庵」さんへ急ぎます。急いでいる理由は「えちごトキめき鉄道」の上越妙高ゆきまであまり時間がない・・・ からだと思っていたら!ダブルで違った<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!私の調べが甘かった、乗り換えの列車は想定よりも10分ほど遅く、逆に「直江津庵」さんの閉店時刻は下調べよりも早かった!入店実績時刻は18時13分頃でした。ネット上での閉店時刻は「19時半」説と「18時半」説があり、乗り換え時間を考慮すると後者でも急げば大丈夫かなと踏んでいたのですが、しかーし!!来てみたら閉店時刻はなんと18時20分ではないですか!! 焦りました。しかも入ってみたら店内には券売機に苦戦中のおじいちゃん&おばあちゃん。申し訳なさそうに何度も買い直しているので急かせることはできない、しかし時刻は迫るばかり。 店内には美味しそうなご当地っぽいメニューがいろいろあって、ああもうもっと時間取ってくればよかった!!!と後悔しつつ待っていると お店のおばちゃんが「もう時間ないから直接ここで精算しますよ」と鶴の一声。おじいちゃん&おばあちゃんが厨房で会計を済ませる間に私は食券を買い、残り5分での完食チャレンジ。 …と言ってもこの時刻で注文を受けてしまった以上、私までは食べ終わるまでお店を開けておいてくれるんだろうなと思ってそれほど急がずきちんと美味しくいただきました。おばちゃんありがとう( *・ω・)*_ _))ペコリンというわけで「大めぎす天そば(500円)」。七味ものせて出してくれました。もしかしたら入店前に閉店準備も進められていたのかも知れないなあ。 めぎす天自体とても珍しいので是非とも食べてみたいと思って来ましたが、他にも気になるのがいろいろあったんですよね。ここのにしんそばもきっとおいしいと思う。 麺は、意外にしっかりとしたゆで麺。そばの香りがちゃんとする奴です。つゆは、だし感はそれほど感じませんが塩気がしっかりきいているタイプ。新潟らしいです。めぎす天は身が厚くほくほく。但し骨がけっこうワイルドなままなので、お年を召した方は気を付けた方がよいかも。このつゆは卵を落としたらきっと合うやつです。 ふう~食べた!ごちそうさまでした~( *・ω・)*_ _))ペコリン・実食日:2018年4月22日(日)18時15分頃 ・立地:JR・えちごトキめき鉄道直江津駅北口ロータリー前 ・席タイプ:カウンター18席 ・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(広さは十分、いい感じのレトロ感で好きです) ・お店の方の雰囲気:★★★★☆3.5(閉店すれすれ入店で対応して頂きました、ありがとう) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(旅行者にとっては珍しいメニューがたくさん!また行きたい!) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(いわゆる「駅そば」っぽくないお店なので入りやすいはず) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(直江津へ行く機会を作るのは大変ですがまた行きたい)直江津庵 (そば(蕎麦) / 直江津駅)というわけでえちごトキめき鉄道で上越妙高へ向かい ここでも急ぎました。そう、電車の時間を読み違えたため、新幹線までの乗り継ぎ時刻が殆どない中で予約しておいた駅弁を受け取らねばならないのです。いそげ(((っ・ω・)っ上越妙高駅の「駅弁山崎屋」さんに飛び込むと、やはり駅弁は予約分以外すべて完売。「すみません、予約しておいたぱんだです・・・」と名乗ると「ああ、お待ちしてました」とお店の方がにっこり。おまけに「今これ人気あるんですよ~、召し上がってみてください」と海鮮煎餅までおまけにつけてくれたありがとう~(´;ω;`)ウッ… そんなわけで無事駅弁をゲットして新幹線に乗り 海鮮煎餅は甘くないクッキーみたいな厚みと濃厚さ。すごく美味しかった、次はおみやげに買って帰りたい そんなこんなで数時間後に無事帰宅したのでした。 それにしても「ホテルハイマート」さんの駅弁はすごかったです。私がこれまで食べてきた全国各地の駅弁の中で(有名ものはだいたい押さえてると思います)、最もインパクトが大きかった。「磯の漁火(1,250円)」は過去各賞をたくさん受賞してきた有名駅弁だそうで、新潟産コシヒカリの大きなおにぎり(鮭&梅)がたっぷり味わえる上に日本酒が欲しくなるおつまみがズラリ。どれも「さすがホテルメイド」と思わせる高級仕出し弁当的な美味しさでした。ダンナさんと「どっちがどっちのおかずを食べるか」で慎重に相談したくらい。 しかしそれをはるかに凌駕するすごいインパクトが、名物「鱈めし(1,200円)」にはありました。これ現在は首都圏の駅弁祭り&フェア等に出ていないので、直江津か上越妙高まで来ないと買えないんですよ。なので是非とも食べてみたかったのです。 一見地味にも思えなくもないこのお弁当がほんっとう~~~にすごかったo(゚ロ゚o)骨ごといただける棒だらの甘露煮とたらこが主役で、特に「たらこってこんなに美味しかった!?」と驚くほどの軽く炙ったたらこの美味しさもすごかったですが、添えられているおかずがどれもすごい。かずのこのわさび漬けも、私わさび漬け苦手なのに美味しかったし、鱈の親子漬け(鱈の身とたらこの和え物)がまたすごい。梅干しも大きくて美味しい。錦糸卵や昆布の佃煮も「このお値段でこんなに入れてもらっていいんですか!?」と言いたくなる豪華さ。本当に美味しいです。ぜひみなさんに知ってもらいたい。いやーもう2か月以上前(遅くなってすみません(*- -)(*_ _))の話なのに、書いていたら思い出してリアルに唾液が・・・「鱈めし」の掛け紙、底側が「ホテルハイマート」さんの地図になっていました。それくらい名物、代表作なのだと思います。だってすごかったもん。絶対また食べたい。 そんなこんなで美味しかった新潟日帰り遠征、こんな遠回りを惜しげもなくできたのは「週末パス」のおかげでした。東北へ行くには北限がけっこう厳しい週末パス、新潟方面ならこんなにお得!と実感できた遠征でした。ごちそうさまでした(○´∀`)ノ
2018.07.03
たまにしか帰らないので秋田の話題をもうちょっと続けます。なんだか昨年なかったなまはげ生首が秋田駅の改札内にいる・・・ そんなJR秋田駅の駅そば屋さんは「駅そばしらかみ庵」さん。昨年9月に初めて行きました。その時の記事はコチラ。 ここはお店自体は新しいですが味が割と秋田っぽい感じで私好みです。この春にメニューがややリニューアルされたようで、店頭には冷やしメニューと共に新しいメニューがどーん。 ――で、ですね。前回訪問時のエントリを軽~く流し見ていただければ、私が「白神ねぎ」に並々ならぬ思い入れを持って向かったものの時期が外れて食べられなかった無念さが全面ににじみ出ていることがおわかりいただけるかと思います。なので今回は夏になる前だしきっとまだあるはず、メインのメニューに白神ねぎトッピングしようっと!と張り切って向かったわけです。そんな2018年5月20日現在の券売機メニューはこちら(ボケちゃったごめんなさい)。よっし白神ねぎある╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 前回食べた肉そばも美味しかったけどこの日の私はコロッケ気分。「しらかみ庵」さんはコロッケそばが人気なのです。というわけで「コロッケそば(340円)」+「トッピング白神ねぎ(90円)」を購入、注文口で渡して待ちます。同店は生麺茹で上げなので2分ほど時間がかかります。できあがり ――んん??「白神ねぎ」って白髪ねぎ状じゃなかったっけ??と思いつつ直前に撮ったメニューを振り返ると、そういえば何か上部にあった気がする・・・ これか・・・ガ―(´・ω・|||)―ン またしても白髪ねぎ食べられず llllll(-ω-;)llllllガーンこれはもう覚悟を決めて真冬に来るしかないんでしょうか。冬は寒いし足元凍ってすべるからあまり帰りたくないんだけどな・・・とは言え前回の「ない」に比べればはるかにまし。それに「しらかみ庵」さんのコロッケそば食べるの楽しみにしてたのでさっそくいっただっきまーす(ノ`・ω・)ノ゙まずはつゆ。「やや甘じょっぱいけどしょっぱすぎない」しらかみ庵さんのつゆ、美味しいです。 そして名物のコロッケはコーン入りのコロッケでした。ちょっと珍しいですよね。大抵はお肉屋さんでスタンダードに売っていそうなコロッケのお店が多い中、これはレア。それに私コーンコロッケ好きなのでうれしいコロッケそばって、コロッケをつゆに浸すとまた違った美味しさになるんですよね。 そして別盛になっていたトッピングねぎをすべて投入し つゆに浸し、熱さで少し柔らかくなったあたりで麺に絡めていただくとお~いし~いねぎ好きにはたまりません。白髪ねぎだったらもっと美味しかっただろうな・・・ でも美味しかった。満足しました。この後バスケット会場であまりアリーナグルメにありつけなかったこともあり、ここで食べておいてよかった・・・というのが今回の1回め。東京に戻る前に再訪したのは、「そういえばここの天ぷら(かき揚げ)食べてないな」ということに思い当たったからです。なので2回めは「山菜かき揚げそば(480円)」。人気メニューのようで、冷やしにもこの組み合わせがありますがお値段が異なります。冷やしは520円。山菜がとてもたっぷり。首都圏の駅そばで山菜そば頼むとこの2/3ぐらいしかのってない気がします。 ここの麺はやや平打ちっぽくてなめらか。のど越しもよく、たぶん山芋入りではないかしら。確かに冷やしでも美味しそうです。とろろとか合いそう。 そして大きめのかき揚げはスタンダードなにんじん・ごぼう・玉ねぎ天でしたが やはり山菜がとても元気だった…。こんなに山菜の香りがして歯ごたえもちゃんとあって、筍も「とりたて」感がある(いや違うと思うけど)新鮮な山菜そばは初めて食べました。山菜が苦手な方にはあまりおすすめできません。あまり得意ではない私でギリかも。でもやっぱりここのつゆによく合います。美味しかった。 そんなわけで、今回も「白神ねぎの白髪ねぎ」を食することはできませんでした。もう次は確実に食べられそうな「暖かくなる前」に来るしかないんだろうか。来季Bリーグで三遠のアウェー秋田があったら、そこに合わせて来たいと思います。それと、今回「日曜の朝」「火曜日の昼過ぎ」の2回来てみましたが、平日のお昼時にはけっこう混むことが判明。地元の方や付近で働く方に加え、新幹線が到着するたびキャリーバッグを引いたスーツ姿の方が次々吸い込まれて行くものの、券売機が1台しかないため店内ではなく店頭の「券売機行列」が発生。両替機は横にあるものの、千円札を使う方が続くと券売機が詰まるらしく、火曜日の13時半過ぎに行った際にはコインしか使えない状態でした(お札はお店の方に言って両替)。Suicaも使えるのですが、東北って「Suica使えるけどチャージする場所が殆どない(チャージできるきっぷの自販機がない)」ので不便だしなかなか普及しないんですよね…。山形とか岩手でもそれで苦労しました。ともあれ、おそばは美味しかったです。ごちそうさまでした!・実食日:2018年5月20日(日)10時頃、5月22日(火)13時半すぎ ・立地:JR秋田駅改札外(2階中央改札向かい) ・席タイプ:全席椅子席(2人がけテーブルと1人がけカウンター席、計21席) ・清潔感、広さ:★★★★☆4.5(新しくとても綺麗) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(普通です。3~4人でのオペレーション。「秋田らしさ」は特に狙っていないみたい) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(ご当地系を入れ込んでいるのはとても良いです。でも季節限定が「入らないとわからない」のは困る!!) ・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(座れるし綺麗なので女性好み。旅行者と中高年層~女性を狙ったマーケティングで成功していると思います) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(秋田に帰ったら行ける限り行きたいと思う味とメニュー。いいお店です)駅そば しらかみ庵 (そば(蕎麦) / 秋田駅)さて、冒頭にいらしたなまはげさんですが、この隣においででした。男鹿線ホームへ向かう途中です。そう、「なまはげ」って秋田県全体に出没するんじゃなくて、男鹿半島だけなんですよ!ご存知ない方が多いようですが、かなり限られた出没ゾーンなのです。 ――という「男鹿線」、私の中では「秋田で最後までディーゼルのまま(非電化)のローカル線」というイメージでした。しかしなんと!なにこのピカピカな新しい車両こんなの初めて見た(゚ロ゚屮)屮 なんかJR九州の車両みたいでちょっとオシャレ 2両編成で車内はロングシート。ドアの開閉はボタン式です。 そして車両の連結部を見ようとしたら左上に何か画面が・・・ えっ!? これ蓄電池駆動電車なのか (*゚ロ゚)(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)ォォォオオ いやー驚きました~、ちっとも知らなかった。そう、男鹿線が電化できなかった理由は電力の問題だと聞いたことがありましたが、なるほど蓄電池で動かすか…。男鹿線って秋田~男鹿間ではなく、途中の追分~男鹿の短い区間なので、追分駅で蓄電池走行に切り替えるんですね。そして男鹿駅ではまだ充電設備が整っていないそうで、現在駅の新設工事中。現在ある駅から100mほど離れた場所に、充電設備を整えた新男鹿駅が誕生するようです。こちらが現在の男鹿駅。駅前は閑散としております。 そこから線路沿いに100mほど下ったあたりに、現在男鹿市が7月開業の準備を進めているという観光施設「OGARE(オガーレ)」があり その真向かいに新しい男鹿駅建設中。こちらも7月の開業が予定されているようです。どんな駅かなあ楽しみ。 私は男鹿線沿線育ちではなく沿線事情に明るくないですが、ディーゼルがなくなるのは寂しい気がする反面、男鹿線もようやく電化されるのかしかも蓄電池三(っ゜∀゜)っと乗り鉄的に盛り上がってしまいました。レアだもん蓄電池。この日は男鹿駅近くのお店に行こうとして何も知らずに男鹿線に乗ろうとしたらこの状況。いやーこの車両といい蓄電池駆動といい、ちょっとうらやましいなあ(奥羽本線沿線育ち)。秋田編、あと1回だけどこかで書きます。秋田名物の「蓋が閉まらないからあげ弁当」について。これも実は秋田にいた頃知らなくて、お店に近い高校に通ってたのにもったいなかったな・・・
2018.05.28
みなさんは知っていますか?「うどん・そば自販機」。 知っている人は当たり前に「ああ、全国各地に点在してるやつだよね」と言い(バイク乗り~乗り鉄派への認知度が高い気がする)、知らない人は「何それ?カップラ自販機じゃなくて?」的な反応をするレトロ自販機。秋田にはまだありますだって田舎だもんm9っ`Д´)シャキーン私が高校生だった頃には秋田県内に数台あった気がしますが現在は1台のみ、それももとの運営者「佐原商店」さんのおとうさんがご高齢で引退なさったところを、最寄りの道の駅「セリオン」が引き受けて稼働させているらしい。…え?「道の駅セリオン」???と思いました。「セリオン」とは’90年代半ばに建てられた秋田市土崎港にあるポートタワー。(写真撮り忘れてネットから頂いてきました。これはだいぶ昔の状態だと思う) 全面強化ガラス使用、高さ100メートル。展望室入場料は無料です。そう、「無料」ということもあって、セリオンは当時「高校生がタダで行けるデートスポット」あるいは「夜にやんちゃな子たちがたまる場所」的扱いでした。出来上がった頃には私はもう秋田にいなかったので、帰省時に友達と会うと車で連れて行ってもらったり、県外の友達が来るといちおう連れて行ったりもしましたが今ひとつぱっとしない…。後になって「恋人の聖地」認定等されたようですがそれもどうも、うーん…――という「今ひとつぱっとしない」が道の駅化を推し進めたのか、現在のセリオンは秋田の特産品や日本酒、おみやげ品等を扱う「セリオンガーデン」やカフェ・レストランが入り、中高生というより子供連れの主婦や観光客の方が多い、そこそこメジャーな施設となっているようです(夜はデートスポットなのかなあ、その辺は今回夜行かなかったので謎)。 セリオン前からのぞむ港の眺め。 付近にはなんとブラウブリッツ秋田の室内練習場もありました。知らなかったのでびっくり! さて、その「セリオン」敷地内につくられた温室っぽい屋内公園「セリオンリスタ」内に、くだんの自販機が稼働しています。 平日なのに行列ができている(゚ロ゚屮)屮びっくりしました。自販機が移設された当初(1年ほど前)はすごい行列だったと聞きましたが、1年以上経った今は落ち着いて、平日は空いているだろうと思ったのです。違いました。私が着いたのは11時半頃でしたが、周りで座って食べている方が10人ぐらい、自販機前に並んでいたのが3組ぐらい。並ぶ間にも後ろに次々人が並び、「えええみんなそこまでしてこれ食べに来てるの?」ととても意外でした。だって「自販機」のうどんそばですよ?このテのレトロ自販機に目がない方や、私のように昔買ったことがあるような層にはたまらないと思いますが、一般の方が普通に食べて「美味しい」ものとはちょっと違うような。だって「天ぷらうどん(250円)」「天ぷらそば(250円)」の2種類しかなくて、つまりパックに入ったうどんまたはそばの麺がカップに入り、天ぷらがのり、つゆが注がれるのが自販機内でなされるだけですよ??(いやレトロ自販機好きでもある私にはたまらないですけども(*゚∀゚*)ムッハー) とは言え、並んでいる間になんとなーく状況が見えてきました。私の前に並んでいた人は2~3人。自販機うどん・そばができあがるのはお金を入れてからわずか20秒。なのに列が縮まらない理由は「1人で複数杯買っていく(=グループで来て他の人たちは座って待っている)」から。数組前で計6~8杯ぐらい、つまり私が並んでいる時間の大半自販機前で買い続けていた夫婦の方は奥様が外国の方で、どうやらお国の家族全員を連れてきてその全員分をダンナさんに買わせている模様。1人1杯ぜんぶ食べたいかなあ、味見程度でいいと思うんだけど…と思いましたが、その後ろの方も3杯、さらに私の後ろの方も1人で5杯とか買って連れてきたおじいちゃんおばあちゃん子供たちに食べさせている、この感覚が普通なのか、都会暮らしが長い私の感覚がずれているのか…。家族で来たら、ちょっと味見くらいはしたいけど食事はレストランでしたくないですか?これ1杯じゃお腹もそんなに膨れないけどなあ。そして機械は決して新しくなくお金が詰まりやすい&1台あたりお湯は「12~14杯分程度」しか入らないそうで、そうして1人で続けて何杯も買われてしまうとあっという間に「売り切れ」表示が出てしまいます。移設当初はそれでかなり待つことになったみたい。 このため「自販機だけど機械横に担当のお兄さんがつきっきり」状態でした。不思議な光景です。でも秋田っぽい、田舎の人(特にお年寄り)って書いてある注意書きとか全然読まずに機械叩いたりしちゃうから危ないもんなあ。ああそうそう、田舎ってこうだったよ…と待つ間に思い出してしまった。というわけで、なんとか無事買えた「天ぷらうどん(250円)」。価格からもおわかりのように、「天ぷら」はどん兵衛とかに入っているタイプがもっと脆くなったような、つゆが注がれた瞬間崩れてふやけ始める揚げ玉みたいなやつです。 七味はこんな風に自販機横に吊り下げられています。これ元は何の容器かなあ、栄養ドリンク系のやつですね。 まわりにはテーブル席もありますが「屋内公園」だけあってベンチもたくさんあり、その点は心配不要。ひとりでもグループでもゆったり座っていただけます。 ではさっそくいただきます。つゆは昔より色が濃い気が。昔はもうちょい色が薄くてだしが強かった気がしますが、今は醤油の味の方が強い感じ。甘みはありません。麺はもちろんこしゼロ、給食のソフト麺みたいな仕様。このつゆ・天ぷらにはおそばよりうどんの方が合うんじゃないかな(と思ってうどんにしました)。 座ってうどんをすすっている間にも、付近で働く方等が次々に訪れ、自販機大盛況。これはお兄さんつきっきりでないとお湯切れで大変そう。まあ確かに、1杯20秒でできるのでささっと食べられて、働く方には助かりますよね。キッズが食べたがるのもわかる。外国の方にも・・・珍しいんだろうな。ともかく、食べておられる方はみなさん無口ではありますがなんとなーく楽しそうです。まあ、人口がどんどん減って高齢化もがんがん進んでいる秋田にとって、何であれ人が集まる、お金が動くというのは良いことです。実はこの近くに、これまた絶滅危惧種のハンバーガー自販機があって、おなかに余裕があればはしごしようと思っていたのですが、それもここに移設したらすごく売れるんじゃないかな…(個数限定みたいなので売れ過ぎたら困るのかな?)。ともかく、懐かしいあの自販機、行けてよかったです。ごちそうさまでした!・実食日:2018年5月21日(月)、11時半すぎ ・立地:JR土崎駅徒歩15~20分、JR秋田駅までバス20分程度 ・席タイプ:テーブル席ほかベンチ複数あり ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(セリオンリスタは広くて明るいです。機械はレトロ) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(機械に異常があると担当のお兄さんまたはおとうさんが登場。のどかです) ・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(この自販機自体が魅力) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(女性客、子供連れのママも主婦っぽい方もおばあちゃんも、平日昼だからか多かったです) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(個人的には観光化されてちょっと残念なので、一度行って満足かな)セリオンガーデン (その他 / 土崎駅)さて。昨日はBリーグ秋田ノーザンハピネッツについて書きましたが、秋田にはJリーグクラブもあります。上の文中で触れたブラウブリッツ秋田。実は同日ブラウブリッツのホームゲームも開催されておりまして。時間帯が重なっているため試合を観るのは断念しましたが、せっかくなので会場までは行ってみることに。「あきぎんスタジアム(=八橋公園球技場)」と「CNAアリーナあきた(=市立体育館)」は歩いても行ける距離なのです。 この日の対戦相手はAC長野パルセイロ。アウェイゲートに「遠いどころいぐ来てけだっす(遠いところよく来てくださいました)」と歓迎ボードが。 全体はこんな感じ。バックスタンドとゴール裏は完全芝生です。 「BBパーク」ことスタグル・グッズ売り場はこんな感じ。もちろん「ババヘラアイス」もあります。スタグルは7~8店舗ぐらいかな?入場者から言えば十分な店舗数で、そこそこバラエティにも富んでいました。グッズはもうちょっと種類が欲しいかな・・・マスコットグッズとかさ・・・ なまはげさんもいらっしゃいました(一般の方だと思う) さて、昨季J3優勝したとはいえ観客動員には苦しんでいたはずのBB秋田、なんだか人がやたらと多いぞ??と思ったら、どうももとの親会社TDK様の大盤振る舞いご招待デーだったようでして、バックスタンドは多数の少年サッカーチームとそのご家族で満席。すごい勢いで席取りがなされています。 なので、体育館へ行く前にスタグル買って芝生でちょっとゆっくりしてから行こうかな・・・なーんて思っていた当てが大きく外れ、全体をささっと見ておとなしく移動することにしました。あ、入場しているのはご招待チケットを持っていたからです。我が家BB秋田の株主様でして( ´_ゝ`) というわけで、バック側から見たメインスタンド。中央のみちょこっと屋根、席は長椅子。 同じくバック側から見たゴール裏。段差がないので試合見づらそう&雨だと滑りそう。 というゴール裏へ行ってみます。 うん、やっぱり段差はほぼありません。これは視界的には厳しい。だいぶ厳しい・・・ こんな感じです。 まあ、慶記の姿ちょこっと見れたし マッチデーももらえたのでよしとしようかな・・・ ――って!マスコットはщ(゚ロ゚щ)!?と思われた方、そうなんです。ブラウゴン見つけられなかった(´;ω;`)ウッ…待っていたら出てきたのかも知れませんが、一般入場が始まって20分くらい経っても一向に場内にもBBパークにも姿が見えず、これの付近にも見当たらないので諦めて体育館へ向かいました。 ブラウゴン、ゼロックスのマスコット大集合にもJリーグ全クラブ唯一の不参加でしたがまさかホームゲームでも会えないとはщ(゚ロ゚щ)浦和並みかよщ(゚ロ゚щ)というわけで、何十年ぶりかに八橋行きましたが再度行くことは…あるんだろうか…(遠い目)ちなみにこの日の試合、BB秋田は1-2で敗れ、バスケとサッカー、どちらに行っても負けていた(´;ω;`)ウッ…という秋田県的には残念な1日でした。会いたかったよブラウゴン・・・
2018.05.21
先月のアウェー新潟戦時に立ち寄ったJR新潟駅の「新潟庵」さん。ここは新幹線ホーム店と、在来線ホームの店舗があります。 到着時に新幹線ホーム店に寄ろうと思ったら中休みの時間。そう、ここは営業時間に注意が必要。営業時間が3つに分かれています。 ・朝 6:00~9:45 ・昼 10:45~16:45 ・夕 17:45~21:30朝早く、夜もけっこう遅くまで開けてくれてありがたいものの、中休みに当たることも多く、新幹線ホーム店へ行きたい時は中休み時間を確認してから新幹線を予約した方がいいですね(´;ω;`)ウッ…とは言え昨年のアウェー新潟戦の際にはこちらに入店しまして、その際の券売機メニューはこんなでした。ほぼ変わっていないと思われます。新幹線ホーム店では駅弁の販売も行われているため、券売機には駅弁用のボタンがあります。 在来線ホーム店と比べ広い印象を受ける厨房。ワンオペは在来線側といっしょです。 この時いただいたのは「海藻うどん(330円)」+「たぬき(50円)」。 海藻が練り込まれた、新潟名物「へぎそば」のうどん版と言えばいいのかな、とてもきれいな色のうどん。のど越しもよく、暑い時期には殊に美味しく感じます。モチモチ度も高い。揚げ玉を追加したのはうどんだけだとちょっとあっさりしすぎるかな?と思ったからでしたが 市販のスナッキーなタイプなので、冷たい麺・つゆになじむのにちょっと時間がかかったのが計算外。でも食べているうちにだんだんなじんできて美味しくなりました。 1年近く前なので味の記憶がだいぶ薄れてしまっていますが、多くのお店同様、冷たい麺の場合のつゆは温かいタイプと違ってちょっと甘みがありました。冷たい麺はつゆでそのお店らしさを感じにくくなるので、暑い時期でもあったかいおそばを食べることが私は多いのですが、5~6月の暑くなり始める時期は殊に冷たい麺が食べたくなるんですよね。画像を見たらまた食べたくなりました。在来線側と新幹線ホームとで客層がかなり違うので、雰囲気の違いがあると思います。新幹線ホーム店は旅行客・ビジネス客がほとんどですが在来線側は地元の方が多く、どちらかというと私は"地元っぽさ"が感じられる在来線側が好きかな。お店の方の対応は同じ。ちょっと素朴な感じがほっとします。ごちそうさまでした!・実食日:2017年6月18日(日)12時40分頃 ・立地:JR新潟駅新幹線ホーム13・14番線 ・席タイプ:立席カウンターのみ(6~7人ぐらい) ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(やや広さのある横並びカウンターで、新しくはないですがきれい) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(ワンオペなのでタイミングによってはちょっと大変そう) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(個性的なメニューがけっこうあって好き) ・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(「丸見え」感を嫌う人は入りづらいかも) ・リピートしたい度:★★★★☆3.5(在来線側の店舗より広いので、そのニーズがある時に)そば処 新潟庵 新幹線ホーム店 (そば(蕎麦) / 新潟駅)さて、というわけで今回実際に立ち寄ったのは在来線ホーム店の方です。 新潟駅は最近駅構内の工事が行われたようで、「ええっ中こんなだっけ??」と驚くほどきれいなコンコースになりました。在来線ホームの番号にも若干変化があったのかな、もともとこのお店があったのは「1番線ホーム」でしたが、改札内で「1番線」を探すと見当たらず、万代口に最も近いホームを目指していくと元のままの場所にある、といった状態です。メニューはこちら。 実は「新潟庵」さんで温かいおそばをいただいたのは今回が初めてでした。初訪時も冷たいたぬきそばを食べているようで、どうやら私新潟には毎回暑い時期に来ているんですね(笑)今回の注文は「のりそば(430円)」。お店のお姉さんが「海苔がとてもパリパリしているので、口の中を切らないように気を付けて召し上がってください」とニコニコしながら教えてくれました。かわいかったなあお姉さん。 新潟庵さんののりそばの「のり」は黒ばら海苔、ふだん私たちがお店で買っている板海苔の加工前の「原藻」の状態だそうです。強すぎない磯の香りにふだん食べられない食感がいい!つゆの味は比較的やさしい、しょっぱすぎない感じなので、たっぷりの海苔がよく合います。新潟って醤油が濃そうなイメージがありましたが、同じ駅ナカの「やなぎ庵」さんもこちらも優しい味のつゆ。美味しいです。 麺は袋麺です。いかにも駅そばっぽい、期待通りのタイプなので つゆを含んでちょっと柔らかくなってきた海苔を絡めて食べても美味しい。 七味もいい香りの、辛みのきいたタイプが置かれています。 そして画像を見て思い出しました。「新潟庵」さんはご覧の通り刻んだ長ねぎをたっぷりのせてくれますが、いつもお店の方が注文にひと段落つくと長ねぎを刻んでおられるんですよね。ここは(少なくとも私が行った過去3回は)女性のワンオペなので、三角巾&エプロン姿の女性がねぎを刻む後ろ姿に郷愁やほっとした感じを覚える男性は多いんじゃないかなあ。男性ではない私でもちょっとほっとしますもん。また新潟に来たら寄りたいと思います。バスセンターもいいけどここも私はかなり好き。美味しかったです、ごちそうさまでした!そうそう、新潟といえば毎回お会いするたびにキャラクターグッズをくださるフリスキさん(当ブログでは「〇〇(居住地)犬」さんというハンドルネームでコメントをいただいていました)から今回はこんなレアグッズをいただきましたありがとうございまーすヾ(*´∀`*)ノベイスターズの新潟開催は年イチのレア試合ハマスタ最近行けてないなあ、行きたいな・・・ 「雪の宿」は昔よく食べていたおせんべいです。アルビレックスバージョン(それもバスケットの方)があったとは!しかも「ホワミル」って??と思ったらなんと!「雪の宿」のキャラクターだったんですね、それがあることがすごいぞ! 今季三遠は新潟さんには苦戦しました(´;ω;`)ウッ… そして新潟出身&ジェフサポでもあるフリスキさんには6日のNACKでもお会いしてまして、その際いただいたのはマリーンズの今季新発売「マーくんかすてぃら」!こんなに味の種類があったのか!! あっねずこんクッキー逆に撮っちゃってたごめんなさいカステラ生地なのでクリーム系のフィリングが特に美味しい。私ははみ出しそうにたっぷりで抹茶の風味も濃い「抹茶」味がお気に入りですが抹茶菓子が得意でない方(うちのダンナさんとか)にはおすすめできないな(笑)とても美味しくいただいております、フリスキさんありがとうございまーすヾ(*´∀`*)ノ新潟遠征は帰りに大回りの寄り道をしてまして、その模様も書かなきゃなあと思ってます。ふだんなかなか行けない直江津に寄って(ΦωΦ)フフフ…というお話。昨日今日と暑いですね。みなさん水分をよくとって、脱水にならないよう気をつけましょう!
2018.05.15
JR静岡駅の「富士見そば」さんは、静岡県内を通る際「なんとかして寄れないか」と思う駅そば店のひとつです。 だって平日でもこんなに混んでいる!これは地方の駅そば店としてはけっこうレアかも知れません。つまりそれだけ「地元の方に日常的に利用されている」ということ。静岡県内はそうしたお店が多く、それぞれ個性的でいいなと思います。さて、今回は昨年と今年、2回立ち寄った分を一度にお届けしますが、こちらには宿題メニューがいくつかありまして。これが2018年5月現在の券売機メニューです。 前回同店について書いた際には「桜えびあられ揚げそば(520円)」をいただきましたが、その頃から気になっていたのがこの2つ。 ラーメンのポップは以前からありましたが、チーズそばについてはここまで詳しくなかったような。どうやら少し前にTVで取り上げられたようで、「推し」度が高まっている模様ですそうか、あのチーズはモッツァレラだったのか!!と今回訪問時にこのポップで判明したこともあり、2回分まとめて書くことにしました。同店のメニューを見て気にならない方はいないであろう「チーズそば(440円)」、実食は1年近く前の昨年の6月1日です。食券を出して数十秒での提供。 一見してチーズよりも揚げ玉の存在感の方が大きく、ひとくちめの味もチーズというより「たぬきそば」的に濃いつゆと揚げ玉の味を感じます。私は「富士見そば」さんのつゆの味が好きなので、それはそれで嬉しい。 そうして何口か頂いた後、チーズもアツアツのつゆにとろけて食べごろになってきます。この辺りでチーズを麺に絡めてみると、味わいが一変!モッツァレラのもっちりした食感が、袋麺のモサっとした感じに意外と合う!これはアリ!! そして、れんげを使って揚げ玉&つゆを多めに「チーズを絡めたそば」に浸して一緒に食べてみると、揚げ玉のカリッと感やコク、つゆの深みがさらに旨味を増してくれます。これうんまいヽ( ゚∀゚)ノそう、「チーズそば」はこの食べ方が正解だと思います。 ちなみにカウンターにはタバスコが置いてあり、チーズにかけて食べるのもおすすめだそうですが、この時は使いませんでした。同店の濃いめのつゆとタバスコはケンカしそう…というイメージを抱いたからで、タバスコを使うならチーズ「そば」より「うどん」の方が合うんじゃないかなあ。とは言え久々に画像を見て思い出したらまた食べたくなってきたので、次に行ったらまた試してみたいと思います。チーズはトッピングメニューにもあるので、試す手はいろいろありそう(ΦωΦ)フフフ…カレーそばやカレーうどんにチーズをトッピングする方も多いそうです。確かに美味しそう。さてさて続いては直近、GWの谷間の5月2日に行った時のこと。豊橋へバスケットを観に行く途中の乗り換えついでに立ち寄り、乗り継ぎの20分弱の間に無事いただくことができました。今回のお目当てはこれ!「醤油ラーメン(450円)」。 そう、最初に伺った際、ラーメンを注文するお客さんが多いことが気になっていたんですよね。後から調べてみると、そば・うどんのつゆに鶏ガラスープとねぎ油を+、という「そばつゆ+中華麺」方式で、これはぜひ食べてみなければ!と機会をうかがっていました。念願かなってやっと食べられた(∩´∀`)∩ワーイラーメンの麺もうどん・そば同様、一食分ずつ袋に入ったタイプが使われていました。 平日とは言えちょうどお昼時に着いてしまい、入店時の先客はお2人でしたがその後次々お客さんが入って、実質満員を超えた状態。おばちゃんは「食券手に持っててね~、風に飛ばされちゃうからね」と言いつつ順番に注文をさばいていきます。順番が抜かされないか心配するお客さんに、「券に番号が出るから大丈夫よ~」と言いつつもちょっと大変そう。いちどに7~8人入っちゃったからなあ…。しかも注文は見事にばらばら。覚えるの大変そう。ラーメンはそば・うどんと比べてちょっとだけ(と言ってもせいぜい二十秒ぐらい)時間がかかった気がします。おそらくつゆをスープ・ねぎ油と合わせる必要があるのと、トッピングも刻みねぎ、なると(ここまではそば・うどんと共通)に加えてシナチク・チャーシューがのるため少し手間がかかるんですね。という念願のラーメン、スープの輝きが美しい 飲んでみると、鶏ガラスープで少し薄めてあるためか、おそばでいただく時よりつゆがしょっぱく感じず、「やや濃いめ」といった程度。美味しいです。完飲はできないけれどけっこう飲んじゃうなあ。麺はストレートに近い、控えめに縮れた中太ぐらいのタイプ。麺にスープがからみすぎずちょうどいい塩梅です。かんすいが強くない麺で、麺を食べて「この麺いいな」と思いました。 全体的にとてもまとまりがある味で、スルスルいただけます。私は他の駅そば店でラーメンを食べたことがあまりないですが(博多と新白河ぐらいかな?)、かなり美味しい方だと思う。人気があるのもわかります。うーん美味しかった(○´∀`)ノ 満足しました。そして久々にいただいた「富士見そば」さんのつゆ、やっぱり美味しいなと再確認。最初は下り、前回と今回は上りホームのお店に入りましたが、味や雰囲気はほぼ一緒。営業時間のみ少し異なります。 静岡県内のJRは静岡駅の「富士見そば」、三島・沼津駅の「桃中軒」、富士駅の「富陽軒」など、独自のつゆでいただけるお店がいろいろあるので毎回「どこに寄ろうか」と迷います。この先もやっぱり迷いそうだなあ、と再認識した今回の訪問でした。美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2017年6月1日(木)11時前、2018年5月2日(水)12時頃 ・立地:JR静岡駅上り・下り両ホーム ・席タイプ:立席カウンター ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(お店は新しくはないですがきれいです。区切られている感じも女性にはありがたい) ・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(穏やかかつ適度な丁寧さで安心感が持てました) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(これだけ多くのメニューを常時扱っているのは嬉しいです) ・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(スタンダード露出店ですが、入りやすい方だと思います。女性客が入っているのを見て「あら美味しいのかしら」的に入ってくる方も多い) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(つゆの味が好きなので、時々行きたいお店のひとつです)富士見そば (そば(蕎麦) / 静岡駅、新静岡駅、日吉町駅)最近飛び回っている間に各地の駅そば店もけっこう攻めているのですが、時間がなくてなかなか書けていません。その辺りもサクサク書かないと、駅そばはどんどん情報が古くなってしまうので書かないとなあ・・・
2018.05.07
時々「行きたいなあ」と思いつつ、横浜からだとけっこう時間がかかるためなかなか行けないJR小山駅。この駅の駅そば、12・13番線の「きそば」さんはかなり好きです。 それにしても、前回一昨年の初夏に来てから1年半(いや2年弱かな)ほどの間に、駅がとても綺麗になっていることに驚きました。こんな感じで、コンコース内に座れる場所が増えているし 駅ナカの飾りつけも春らしくてとてもかわいい(○´∀`)ノ 首都圏の桜はだいぶ前に散ってしまいましたが、小山駅前はこの日(4月10日)時点でまだ咲いていて、時折1枚2枚と花びらが散る様子もとてもかわいかった。 さてさて、そんな春いっぱいの小山駅に今回久しぶりにやって来たのは、ようやく暖かくなった(このお店露出店なので冬場は私には…)+とあるキャンペーンメニューがとても気になったためです。店舗に点々と貼られ、ぱっと目につく桜色…というよりもちょっと濃いめのピンクのポップの正体は これです。 「のせまくれm9っ`・ω・´)シャキーン」と言われるとうれしくなってしまう生姜好きのわたくし。こちらで「岩下の新生姜トッピング」が始まったとの情報はだいぶ前に目にしていました。でも今回はさらに目を見張る新メニューが! 「岩下の新生姜を練り込んだひもかわうどん」とわかりやすく書かれた新メニュー。この4月から始まったばかりの新メニューでして、「岩下の新生姜」でおなじみ「岩下食品」さんのサイトではこう紹介されています。 "栃木の鉄道の玄関口、JR小山駅構内の「きそば」さんに、岩下の新生姜コラボメニュー第4弾『岩下の新生姜を練り込んだひもかわうどん~ばら海苔と共に~』が登場。2018年4月1日~6月30日まで実施される大型観光キャンペーン「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーンを記念した期間限定メニューです。今回のコラボメニュー『岩下の新生姜を練り込んだひもかわうどん~ばら海苔と共に~』は、麺そのものに岩下の新生姜を使用!岩下の新生姜の粉末「岩下の魔法生姜(R)」を練り込んだ栃木県産小麦粉100%使用の“ひもかわうどん”に、香りのよい“ばら海苔”をトッピング。岩下の新生姜の爽やかな風味がほんのり香るのどごしのよいひもかわうどんは、ピンク色の見た目もインパクト大で、目と舌で楽しめる一杯です。トッピングの「岩下の新生姜スライス」(+100円)もおすすめです。小山駅をご利用の際はぜひお立ち寄りください。"とのこと。美味しそうでしょう??これは食べに行くしかない!!と、この春の青春18きっぷ最終日にやって来たのでした。まずは食券を買います。ここの券売機好きなんですよね~。 おばちゃんに食券を渡すとちょっと申し訳なさそうに「お時間1分半ほどかかります」とのこと。「お時間かかります」とメニューにも書いてあったし、ひもかわうどんのゆで時間が長いのはごく自然なこと。むしろ1分半なら早い!と思うくらいです。その間に「きそば新聞」を読んで待ちましょう。これも前回来た時なかった…と思いつつ読み進めると、ああそうか、最近Twitterで「きそば」さんについて、あまり駅そばになじみがなさそうな方の投稿を時々見かけるのは「君の名は」の影響なんですね!私映画見てないから初めて知ったぞ。 でもモデルになったのは、平成27年に閉店した両毛線ホームの方の店舗。私もここタッチの差で行けなくてすごく残念だったんですよ…(´・ω・`)おととし行った時既にこの状態でした。 ――と思っているうちにできました!「岩下の新生姜を練り込んだひもかわうどん~ばら海苔と共に~(430円)」+「岩下の新生姜スライス40g(100円)」! うわ~きれいな色、そしていい匂い(ノ*゚▽゚)ノ゙丼が出てきたそばから新生姜の爽やかな香りが漂います。器もひょっとしてこのメニュー専用なのかな?おそばの丼とは異なる白くてまるい、大きめのきれいな器です。女性にも持ちやすい。 ではではさっそく!いっただっきまーす! ああ~美味しいヾ(o´∀`o)ノ「きそば」さんは、「きそば新聞」にも書かれていた通り、濃くて少し甘みのある自家製のつゆがとても美味しく、おそばでももちろん最高に美味しいですが、この平たくてつるっとしたひもかわタイプの麺にもよくなじみます。そして「新生姜パウダー」が練り込まれた麺にこのつゆが!思っていた以上にすごくよく合って超美味しい(ノ*゚▽゚)ノ゙いやーこれは想像を超える美味しさでした。このテのキャンペーンメニューって私わりと斜に構えがちなタイプなんですが(笑)、これは美味しい。レギュラー化してほしいくらい、この麺とつゆがすごくよく合います。そして、さらにトッピングした新生姜のカリカリ、コリコリした食感はいいアクセントになる+つゆにもちょっとずつ味が染み出ているようで、普通におそばを食べている時とつゆの印象がだんだん違って感じられてきます。もみのりも合いますね。私、これを食べた後、家でおそば・うどんを作る際に自分でももみのりをトッピングするのにはまっています。 いやー美味しかった!わざわざ食べに来た甲斐がありました。それにこの爽やかさ、おそらく天ぷらを載せても合うと思います。この日の入店は平日の11時半過ぎ。お昼が近いのでひっきりなしにお客さんが来られていましたが、みなさんお気に入りが違うようで気がつけば4~5人いたお客さんが全員違うものを食べている…。次はここでコロッケそばを食べたいな。久々に来ましたがやはりとっても美味しく、おばちゃんの笑顔にもほっこりして大満足でした。ごちそうさまでした!・実食日:2018年4月10日(火)、11時45分頃 ・立地:JR小山駅12・13番ホーム・席タイプ:全席立席(コの字カウンター、5~6人ぐらいですが露出店なのではみ出してもOK) ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(コンパクトな正しい昔ながらの店舗!) ・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(おばちゃんの温かい対応とてきぱきした調理はつい観察してしまいます) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(そば・うどんは定番ですが、生そうめん、ひもかわ等気になる限定メニューも…) ・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(露出店に抵抗がなければ大丈夫。意外と女性客も多いお店です) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(「わざわざ」でも行きたいお店!)きそば 宇都宮線ホーム (そば(蕎麦) / 小山駅)いやーそれにしても小山駅、綺麗になりましたね。駅ナカに栃木県のおみやげ品を売るオシャレなお店もできていて、ついついいろいろ買ってしまったし 駅員さんによるポップがすごく多くて「がんばってるなあ」と思いました。しかも全部手書き! 私は乗り鉄ですが「車両」にはぜんぜん詳しくないので、こういうのも見入ってしまいます そして、着いた時も帰る時も駅ナカでずっと山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」がずぅぅぅぅぅっと流れていて、ずいぶん懐かしい曲がかかってるなあ(私で言うと大学時代とかだよね??)と思っていたところ、こういうことだそうでして いやあなんか最近の「デスティネーションキャンペーン」すごい、中でもがんばってるんだね小山駅!!!と、私の中の小山駅株がずいぶん上がったこの日の乗り鉄旅でした。ちなみにこの後は 乗ろう!と言われたので両毛線に乗って高崎へ向かい、お買い物して帰ってきました。高崎駅って自分的には「割と行っている」つもりでしたが、実は駅の東側は未チェックでして この東側の駅ビルに美味しいものが超いっぱいだったΣ( ̄口 ̄*)と今更ながらに気付いたのでした。駅ビル入口のパン屋さんとか フードコートにあの「シャンゴ風パスタ」でおなじみ「シャンゴ」さんが入ってる!!とか それに「登利平」さんもお弁当だけでなくからあげ・焼き鳥が買える店舗!!とか なんだか知らない間に高崎駅ビルがすごいことになっていることを実感し、美味しいものいっぱいの北関東ワンデイトリップは幕を閉じたのでした。今回の春の青春18は、期間中体調がだいぶよくなく、結果的に1日分余らせてしまったのですが、豊橋往復とかしたので元はじゅうぶん取ったな…(゚д゚)(。_。)ウン
2018.04.18
駅そば巡りで訪れた駅で、電車がホームにすべり込んでいく段階からこんなにも心躍った駅は初めてです。なんて素敵な桜いっぱい春爛漫な眺め JR三春駅。郡山で東北新幹線を降り、初めての磐越東線に乗り換えて2駅のそこは、街中が桜色に染まったまさに別世界もともと三春行きを決めた段階では桜の時期とは考えていなかったので、例年よりも半月~三週間ほど早いというお花見日和に当たったのはとてもラッキーでした。駅の中も枝垂桜っぽい飾り付け。滝桜の開花状況もこんな風に教えてくれます。 さて、国の天然記念物でもある「滝桜」については後述するとして、まずは駅そばについて。三春駅は駅構内の「ばんとうプラザ」さんで各種みやげものや地域の特産品が販売されており、その中の飲食コーナーで駅そばやカレー等を食べることができます。駅全体を見るとこんな感じ。向かって右手が「ばんとうプラザ」、左手が観光案内所で、この日は電車の到着に合わせて観光マップや滝桜ゆきシャトルバス(桜の時期限定)の時刻表を手渡してくださいました。 駅入口。「ばんとうプラザ」とは中でつながっています。 「ばんとうプラザ」内はこんな感じ。座席はテーブルとカウンターがあって、両方で計20席ぐらいかな。学生メニューもあるので、部活帰りの学生さんも訪れていました。 今回三春行きを決めた目的は桜ではなく駅そばが先だったわけですが、それは何故かと言いますと!これです!! 三春名物の三角のかたちの油揚げ「三角揚げ」。これを使った駅そばがいただけるのです。油揚げを使ったおそばと言えば甘く煮た「きつね」や、細く刻んでそばつゆを含ませる「きざみ」が一般的ですが、この「三角揚げそば」はふっくらとだしで煮られた三角揚げがそのまま載ったタイプ。想像しただけでおいしそうじゃないですか??というわけでさっそく食券を買います。券売機は左手に一台。メニューを見ると、三角揚げを炙ったものや、おそばにのせる煮つけも単品でいただける模様。お酒が欲しくなりそうです。メニューにお酒ないけど。。。 カウンターで食券を渡し、2~3分くらいかな、「三角揚げそばできました~」と呼ばれました。 待望の「三角揚げそば(450円)」、おいしそう!! 麺は袋麺ですがややコシがあって美味しい。つゆは薄味でだしのきいたタイプ、ふっくらとした三角揚げにうってつけです。ナルトがのっているのもちょっと嬉しい。この日は昼前から急激に冷たい風が吹いて気温が下がり、体感的にはかなり寒かったので、あったかいおそばが殊に美味しく感じました。三角揚げはもちろんとっても美味しい!!もともとほんのり甘く(でも薄味でおいしい、「きつね」ほど濃い味ではありません)煮られていますが、たっぷりつゆを含ませて食べると最高です(○´∀`)ノ いやー美味しかった、これだけでも来た甲斐がありました。「三角揚げ」は「ばんとうプラザ」内でも販売され、炙る際にちょっと塗って焦がしても美味しいふきのとう味噌や、三春特産のピーマンを使った「ピーマン味噌」なんかも売られていて、買いたくなるものがいろいろ。この日は先にシャトルバスで滝桜を観に行き、帰りに駅そばをいただいたので、滝桜近辺の出店で三角揚げやふき味噌を買ったのですが、駅ナカでいろいろ買い揃えられるのは嬉しい。これはまた食べたくなる駅そば。再訪時には「ばんとうプラザ」さんでもお買い物をしたいと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2018年4月7日(土)、12時45分頃 ・立地:JR三春駅改札外「ばんとうプラザ」内 ・席タイプ:テーブル席、着席カウンター、計20席程度 ・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(まあまあの広さです。座って食べられるのはうれしい) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(女性2~3人で回されていました) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(三角揚げの単品や「チャーシュー丼」などいろいろ工夫されていると思います) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(駅に来た方が普通に立ち寄る場所なので、女性客も多いです) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(ぜひまた桜の時期に来たいです!)ばんとうプラザ (そば・うどん・麺類(その他) / 三春駅)いやー美味しかった。やっと来られてうれしい(○´∀`)ノではではひき続き三春観光について。当初「桜目的」ではなかっただけにびっくりしました。電車(磐越東線)に乗っている方の8割が滝桜目当て、駅に着いたらシャトルバス行列…というくらいの人。シャトルバスを待つ方は中高年層の方が多かったですが、中には私のような乗り鉄っぽい方も。 バス料金は1日滝桜シャトル乗り降り自由&滝桜の観桜料(300円)込みで1,000円。バスはこの日は各時間あたり2台で回していました。 滝桜までの所要時間は15分~20分程度ですが、街の主たるポイントを回ってくれるし、街中にこんなにも桜が咲いているんだ!と新鮮。ダム周りも見られて嬉しかった。 終点の滝桜バス停に到着。入場ゲートをくぐり、滝桜へ向かって坂道をのぼります。滝桜までは徒歩5分ぐらいかな、けっこう坂ですが、途中にいろんなお店が出ていて見飽きないし、休憩にも事欠きません。出ているお店のほとんどが地元のお店で、漬物やお味噌等が売られているのがいい。 ゲートを入ってすぐの広いスペースにはたくさんの屋台とテーブル&椅子が出て盛況。焼きそばやから揚げ、ポテトといった屋台フードだけでなく、あったかいそば・うどん、アルコール各種、それに三角揚げや同じくご当地名物「ピーマンメンチ」や桜を使ったスイーツ等も。 そんな眺めを見ながら歩いて、着きました!こちらが国の天然記念物「三春滝桜」です!!大きさが伝わるでしょうか? では、まずは寄りで。すごい迫力でした。 これだけの大木(おそらく樹齢もそうとうあるはず)がこんなにもたくさんの花を咲かせているのがすごい。細かな枝枝の一本一本の先まで、かわいらしい花が揺れています。 それにしても大きすぎて、近くからだとその魅力が伝わりづらいような・・・というわけで、ちょっと離れて全体を撮ってみました。 ちょっと上から。黄色い菜の花と滝桜のピンクとの組み合わせもなんともかわいい 階段をのぼった上にもお花見スポットが広がっています。こちらはソメイヨシノをはじめ、枝垂れ以外の種類の桜もいろいろ咲いていて、これまた綺麗。 複数の種類の桜をとり合わせて見ることはあまりないので貴重。すごく綺麗ですね もうちょっとゆっくり観たい気もしますが、電車&バスの時間があるので下り始めてお買い物です。来る時に気になっていたお店でふきのとう味噌としその実の塩漬け、それに三角揚げとピーマン味噌を買いました。 帰りのシャトルバスは途中の「役場前」で降りて散策し、街中でもお買い物。目についたお肉屋さん「鳥文肉店」さんで先述のピーマンメンチ「三春グルメンチ(200円)」と「おからコロッケ(70円)」を買って、夜にホテルで。ピーマンたっぷりで美味しかった。三春グルメンチは街のいろんなお店で買えるようです。 さらに、和菓子屋さんがたくさんある三春でも地元の方が特におすすめという「儀同」さんで名物の「みそまんじゅう(86円)」と「くるみゆべし(108円)」を。 「儀同」さんはいかにも昔からある和菓子屋さんという感じでいいお店でした。お店の方によると、今年は桜の開花が早かったうえに、開花から満開まで日がなかったので、滝桜近辺のお店を出すのがみなさん大変だったそうです。確かにそうだよね、予定よりずいぶん早かったはずだもんなあ。それにしても三春はほんとうに街中いっぱいにいろんな種類の桜の木が植えられ、あまりの綺麗さにふと立ち止まってしまうこともしばしば。 そして、最も南とは言えさすがは東北。まだ梅の花も咲いていて、あれ?梅の香りが…と思ったら桜と一緒に咲いていたところも。これまた珍しい眺めだなあ。 というわけで、三春で買った品々。「かんのや」さんの桜あんの「ゆべし(2つ入り216円)」は滝桜でも売っていましたが郡山駅で買いました。試食させてもらったらすんごく美味しかったのです いやーたのしかった、この楽しい観光を終えて盛岡へ向かう新幹線の中でアウェー山口戦を観たのでした… (ヽ´ω`)
2018.04.09
出雲に来ています。 松江~出雲あたりに来るのは15年ぶりぐらいだと思うのですが、ある程度時間に余裕を持たせた日程で来たのは学生の頃以来、約20年ぶり。しかも今回米子空港経由で来たからでしょうか、なんだか「前に来た感じ」があまりしない、絶対来てるはずなのにщ(゚ロ゚щ)というJR出雲市駅。出雲大社のJR線での最寄り駅となります。だから絶対来てるはずなのになんだかあまり記憶にない、でもこのお店だけは覚えてる╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !改札を出て正面のところにある「出雲そば黒崎」さん。 お店を正面から見るとショーケースの駅弁が先に目についてしまい、「駅そば」というより「駅弁を売っているお店」と覚えてしまっていました。昔来た頃はまだ駅そばとか日本そばとかにそれほど関心が強い年頃ではなかったですしね。でも今回の一番目的はおそば。こちらのお店はいわゆる「駅そば」ではなく本格的に出雲そばを食べさせてくれるお店ですが、価格がリーズナブルなので「駅そば」カテゴリに入れてしまいます。それに駅弁売ってるし!というわけで入店。土曜日の11時前後で先客は2組でした。時間をつぶすために寄っているのかな…という感じのやや旅疲れた様子のカップルと、どちらかと言えば私に近い、ひとり旅で最初からここを目的のひとつとして来たという感じの男性。店内はカウンター席もありますがテーブル席主体。2人がけテーブルもいくつかあるので、一人客でも大丈夫。壁際のテーブル席に座りました。出雲そばといえば!の「割子そば」の容器が、厨房前にたくさん積まれています。さすが名物。 メニューはこちらです。 天ぷらもリーズナブルで美味しそうでしたが、やはり名物を攻めたい。私の脳内は二択でしたが、空港に着いた時点の外の気温は1℃。少し身体が冷えた気がするので温かい方を選択することに。出雲名物!「釜揚げそば(610円)」。 メニューには(かけそば)と書かれていますが、ニュアンスはだいぶ異なります。釜揚げうどんと同じように、おそばを茹でたお湯、つまり蕎麦湯に入った状態で薬味を浮かべて供されるのが出雲式「釜揚げそば」です。味付け用にそばつゆがついてきます。黒っぽく太い田舎そば、久々に食べるなあ。薬味は生のり、もみじおろしと青ねぎです。 食べやすい茹で加減。麺自体がとても美味しいです。 めんつゆを入れる前の状態。蕎麦湯はとろりとしていて美味しい。 食べている途中で気が付きました。テーブルに七味と共に揚げ玉が置いてある(ノ*゚▽゚)ノ゙ お店で作られたサクサクした細かなタイプ。途中で入れると味に変化が出ます。 途中で少しずつそばつゆを入れ、蕎麦湯ごと完食・完飲。ごちそうさまでしたヾ(o´∀`o)ノいやー美味しかった。旅の移動疲れが取れた感じがします。お店の方の対応もなんというか、力みが取れるいい感じでほっとしました。そしてここに来たら是非買わねば!と思っていた駅弁も購入。お弁当は店内でも店外でも買えます。 今回の遠征目的、Bリーグの試合を観終え、ホテルに帰ってからいただきました。「特上そば弁当(1,080円)」。 いやーこれ食べてみたかったんです、買えてうれしい(ノ*゚▽゚)ノ゙だって駅弁でおそばですよ!それに「特上」と書かれている通り、とても豪華な内容なのです。蓋を開けると左側がもりそば(刻み海苔・そばつゆ・薬味のねぎつき)、右上にはなんと!こちらも出雲名物のかにずし、そして宍道湖七珍のうち鰻、アマサギ(ワカサギ)の佃煮、モロゲエビ・・・ではないでしょうが海老の天ぷら、これまた「出雲風土記」に「麻須」として現れるサクラマス。お弁当と言えば一切れ欲しい卵焼きと食感で変化がつく筍、そしてかまぼこもこちらの名物あごのかまぼこですね。しこしこした歯ごたえに特徴があります。豪華この内容で税抜き1,000円って安いなあ~。 でも、おそばもそうでしたが駅弁もすごく価格を抑えてがんばってくださっているお店。だって幕の内500円ですよ!すごいなあ。ありがたいですね。 さて、そば弁当の蓋に「食べ方」が書かれていました。 これに従っておそばに薬味のねぎをかけ、そばつゆを回しかけてほぐしてみます。 そしてひとくち食べるとウマイ(ノ*゚▽゚)ノ゙なんというか「冷えすぎていない」のがいい。常温で食べるもりそばっておそば自体の味がよくわかるんですね。濃すぎないつゆもお弁当用の濃さにしてくれています。お店の濃さとはだいぶ違いました。かにずしはすごくかにが多くてびっくり!これにもあごちくわが載っています。美味しい。 おかずの1品1品もとてもいい味です。特に柔らかなアマサギと焼いた鱒が美味しかった。最初「鮭かな?」と思いましたが、後口がふんわり鱒の香り。お店のポップにも鱒と書いてありました。 いやーホントにこれ1,080円でいいの?という美味しさ。買ってよかったです。お店から受けた感じも、お弁当・おそばを食べて受ける印象も「すごくいいお店」。また来て別のおそばも、お弁当も食べてみたいです。とても美味しかった、ごちそうさまでした!・実食日:2018年3月3日(木)11時頃・立地:JR出雲市駅改札目の前・席タイプ:カウンター椅子席+テーブル席、計20席程度・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(きちんと手入れされている昔ながらの店舗です)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(2~3人体制かな、丁寧で感じがよいです)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(メニュー数は多くはないですが、十分です)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(女性客も多いと思います。入りやすい)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(山陰に来たら少し足をのばしてでもまた来たい)出雲そば 黒崎 (そば(蕎麦) / 出雲市駅、電鉄出雲市駅、出雲科学館パークタウン前駅)そんなわけで出雲大社にも15年ぶりぐらいに行きましたが なんだかやっぱり前回来た時の印象というか記憶があまりない、 でも出雲大社と言えばこれです。 拝殿前のたいへん立派なしめなわ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! それと出雲大社には狛犬さんはいらっしゃいません。代わりに至るところにウサギさんと大黒様(大国主大神)がいらっしゃいます。 かわいい 今回久々にどうしても来たくなったのは、今年お氷川さんでひいたおみくじが大吉の「幸魂奇魂兆」だったんですよ。なのでこれを観たくなったのです。 壮大な出雲大社もよいですが、この後松江で行ったいくつかの神社さんもとてもいい感じで、素晴らしい狛犬さんズとの出会いもありました。その模様はまたいつか。うっうっバスケットは三遠も秋田も連勝したけど大宮負けた(´;ω;`)、今日の午後便で帰りまーす
2018.03.03
三島駅の「新幹線ホーム」に来たのは初めてだと思います。三島にはここ1~2年けっこう来ていますが、横浜からだと在来線で来るので新幹線側って来たことなかったんですよね。 そんな「三島駅新幹線ホーム」に立ち寄ったのは、日曜にバスケット観戦のため豊橋へ行く途中でした。 私はいつも豊橋に日帰りする際、往路は在来線でトコトコ、帰りは新幹線でビューンと帰ってくるのがお決まりです。しかし乗り鉄とは言え往路の5時間超がしんどく感じることはあり、途中駅で駅そばを食べたりしてリフレッシュを入れていました。――がっ!そんな時にこんなワープ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! ブログを見た方に教えていただいた「新幹線特定区間」の自由席特急券。「三島⇒静岡」、「静岡⇒浜松」の区間に関しては、新幹線の自由席特急券が格安の980円で買えるのです(「三島⇒浜松」で通しで買ったり、指定席にしたりすると倍以上)。今回は乗り継ぎ&節約都合で「三島⇒静岡」の区間だけ使ってみたのですが便利~ヾ(o´∀`o)ノここはいつも特に長く感じる区間だったので、ワープできるとすごく楽ちんです。それに、これまで知らなかった三島駅新幹線改札内の世界。とても新鮮でした。新幹線改札内って独特の雰囲気がありますよね。そして今回初めて新幹線側に来た最大の目的は実は駅そばでしたΨ(゚∀゚)Ψ そう、三島駅の新幹線ホームには駅そば屋さんがあるのです。この辺りのエリアと言えば「桃中軒」さん。在来線の沼津・御殿場駅店では駅そばをいただいていますが、三島駅は在来線ホーム店の開店時刻が11時~と遅く、入ったことがなかったんですよね。しかし新幹線ホーム店は8時開店。やった入れるヽ( ゚∀゚)ノ 店頭でもおすすめされている「桜えびのかき揚げ」「しらすのかき揚げ」にも惹かれますが朝8時の段階ではまだちょっとあまりおなかが空いておらず、「みしまコロッケ」は未着(おそらく10時ぐらいに入るのだと思います。沼津でも朝はなかった)。でも! 三島と言えば!のご当地メニュー「しいたけそば(420円)」があります。これ沼津や御殿場にはなかったけど三島駅の在来線にはあるのかな。さっそく注文、1分もかからずできました!「桃中軒」さん、沼津・御殿場は青ねぎでしたが三島は白ねぎなんですね。 新幹線ホーム店は在来線ホーム店とは雰囲気がけっこう違います。新しくてとてもきれいな店舗。白木のカウンターもすごく綺麗であちこちきょろきょろしていると このポップも少なくとも御殿場にはなかった気がするなあ。沼津にはあったっけ?こういうのいいですよね、そして「桃中軒」さんのつゆは本当に美味しいです。今回もひとくち飲んで「ああこれこれ」と思ってしまった、それぐらい美味しい。ちょっと太めの麺にぴったりです。 しいたけはかなりたっぷりのせてくれます。かなり甘~い!ちょっと厚めのかまぼこがいい箸休めになります。 そして、これも沼津・御殿場では見なかった。 おろし生姜を置いているお店、いわゆる「路麺」店ではたまにありますが駅そばでは初めて見ました。肉そば等によく合いそう。試しにちょっと・・・ しいたけには合わなかった、これは主にうどん用ですね。次は肉うどんかしらすのかき揚げで、おろし生姜をたっぷり合わせてみたいです。それと、こちらの店舗では駅弁も売られているので同じものが買えると思うのですが、さきほど改札内の売店で同じく「桃中軒」さんの「あしたかつサンド(620円)」を買ってきました。駅弁屋さんのサンドウィッチって好きなんです。 中身はこんな。封を開けると最初にアンケートはがきが出てくるあたりに真摯な企業体質がうかがえます。 サンドウィッチはメンチカツ、ハム、チーズ各2切れの計6切れ。メンチカツは「あしたか牛と長泉産白ネギを使用して作りました。特製ソースに隠し味で東伊豆産のニューサマーオレンジジャムを使用」と桃中軒さんのサイトにありました。かなりさっぱりした感じで美味しい。パンもパサつかずしっとりして美味しかった。「桃中軒」さんの駅弁は初めて食べましたが、他の種類のも美味しそうなのがいろいろ。また機会があればいろいろ試してみたいと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2018年2月4日(日)8時すぎ・立地:JR三島駅新幹線ホーム7号車付近・席タイプ:全席立席(厨房を向くカウンターのほかに、壁向きの小さなカウンターもありました)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(全席立席ですがとてもきれいで広さも適度です)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(女性お1人でのワンオペ。おそらくこの日最初に入ったと思いますが、つゆの味がしっかり決まっていました)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(桜えびやしらすのかき揚げ、しいたけそばに箱根山麓豚の肉そば等、ご当地ものがたくさんです。在来線ホーム店とはちょっと違うかも)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(ガラス張りですが、入りやすい方だと思います)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(ご当地もの、特にしらすのかき揚げが食べたいのでまたぜひ!)桃中軒 三島駅新幹線ホーム店 (そば(蕎麦) / 三島駅、三島広小路駅)東海エリアは駅そばも駅弁も充実していて、限られた食事回数で「どこに寄るか」は難しい問題です。しかも三島駅には「爽亭」「三島そば」もあって本当に迷う…。でも「特定区間」というワザを覚えたので新幹線ホーム店に立ち寄る機会が増えそうで嬉しいです。写真を撮るのを忘れましたが、三島駅の駅ナカコンビニで「イタリアンロール13時頃入荷」とのポップを目にしました。沼津で有名な「冨久家」さんのアレですね。お店が駅からちょっと離れていて、買いに行きけど遠いなあと思っていたので、そのうちこちらもゲットしたいと思います(○´∀`)ノ
2018.02.04
中央本線周り駅そばの話題を続けます。愛知県内から中央本線で岐阜県中津川市を経由し、さらに中央本線で東へ移動してやって来たのが長野県内のこちらの駅でした。 趣のない写真がトップで恐縮ですが、この一見「通用口?」かと思うような小さな入口は、このかわいらしい外見の なんと駅のホームにぶどう園があるという(今回はシーズン外のため実っているぶどうは見られませんでしたがホームの端にぶどう園があり、メルローとナイアガラが育つそうです) かわいいクリスマスツリーも飾られた、JR塩尻駅の改札内にある駅そば屋さんの入口です。 改札内から食べる場合、このほぼ50cm四方のスペースにすっぽり入ることになるようで、奥行き含め「定員2名」と言われていますが、いっぱいの場合は駅員さんに言うと改札を通してくれるそう。これはちょっとどうも…2人でも無理な気がします。 ネタのためそっちから・・・という勇気は私にはなく(笑)いったん改札を出て、待合室側から入ることにしましょう。「そば処 桔梗」さんです。 待合室の奥から全景を撮れればわかりやすかったのですが、あいにく昼時に着いてしまったため待合室は電車待ち&駅そばを食べるお客さんでいっぱい。全体を撮ることができませんでした。待合室の外から撮った写真を見ていただくと、木の椅子がたくさん並んだ奥に「桔梗」さんののれんがかかっているのが見えると思います。こうしたつくりなので、ほとんどのお客さんは待合室の椅子を確保してから食券を買い、座って食べている模様。なので、立席カウンターは5~6人サイズですが、実質的な定員は待合室込みの20~30名かも知れません。しかも、12時ぐらいに着いたらすごい行列Σ( ̄口 ̄*) !キャリーバッグ&スーツの出張族の方々に加え、おそらくは近隣で働く方と思われる作業服の男性も多く、下手したら10人超が券売機に並んでいる状態だったため、10分ほど辺りをうろうろしてから戻ってみると混雑は既に解消。私は1時間ほど塩尻駅にいたのでちょこちょこ様子を見ていたところ、塩尻駅は各線の乗り継ぎ・乗り換え駅でもあるため、どうやらわずかな乗り換え時間内に「せっかく来たから信州そばでも」と立ち寄るサラリーマンの方がかなり多いみたい。このため特急列車が発着するたびに混雑が発生しますが、「桔梗」さんは注文をさばくのがすごく速く、かなり並んでいるように見えても5分と待たずに順番が回ってきます。すごいぞ!というわけで、だいぶ落ち着いた待合室に場所を確保し、私も食券を買います。メニュー数がかなり多いのがボタンの数からわかったので、急がず選びたかったのもあって空くのを待っていました。後ろで大勢待ってるとじっくり選びにくいもんね。 近年長野県へ行くと外国人旅行者の方がかなり目につきます。その影響もあってか長野県内の駅そば店はだいたい写真つきで英語・中国語・韓国語のメニューがあります。「葉わさび」とか「わさび昆布」とかはちょっと難しいかも知れないですが、いいですよねわかりやすくて。 野沢菜わさび昆布も気になりましたが、こちらも気になっていた「信州鹿肉そば(500円)」。昨夏松本駅の「山野草」さんで見かけたあたりからの宿題メニューでした。 事前に調べたところ、松本や長野よりもこの「桔梗」さんの方がより本格的な信州そばっぽいと踏んでいたため、鹿肉を合わせるならここでと思っていたのですが、思っていた以上にリッチな具でした。柔らかな食べやすいサイズの鹿肉がごろごろ入っているうえに こんなに大きなきのこまでヽ( ゚∀゚)ノこれはちょっとテンション上がります。 そんな具に負けないさすがのこのおそば!見てくださいこの色、この乱切りっぽい感じ! つゆの色はやや薄く、味も優しめで一見おそばに負けそうにも思えますがそんなことはなく、おそばの甘みをひきたてるバランスが絶妙。 「ああお蕎麦甘くて美味しいなあ、鹿もきのこも美味しいなあヾ(o´∀`o)ノ」と堪能していただけるとても美味しいお蕎麦でした。全体的に優しい感じの味わいなので、他のいろんな具も受け止めることのできると思います。次はまた別の具で食べてみたいなあ。冷やしたのも食べてみたい。ちなみに、私の注文ができあがり受け取りに行く際カウンターに入ったら、向かいの改札内側のあのスペースにお1人できゅっぽり埋まるぐらいの体格の男性が入って(というか「はまって」に見えた)おそばを食べておられました。これはやはり改札内側の「定員は1名」と改めて認識した次第です(´-ω-)ウムそれにしても印象的だったのはさばきの良さ。あんなに大勢のお客さんがみんな思い思いの注文をするのに間違えることもなくどんどんさばいて、しかもにこやかな笑顔を絶やさなかった同店のお姉さん方はすごいと思います。そこもちょっと一見の価値ありかも知れません。今季はサッカーで松本遠征があるので前後に寄れたらいいなと思っていますが(駅の1階には「山雅ビール」を出しているお店がありました)そうでなくともまた機会を作って来たいと思います。美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2018年12月21日(木)12時15分頃・立地:JR塩尻駅・席タイプ:改札内は立席1~2名(実質1名)、待合室側は椅子がたくさんあるので20人は軽く行けそう・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(待合室の木の椅子がレトロでいい感じです。お店もきれいに管理されています)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.5(混雑時にも笑顔を絶やさずてきぱきとさばく感じが素晴らしかったです)・メニューの魅力:★★★★☆4.5(メニュー数がかなり多くて魅力的です)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(座れるし待合室なので女性客も多かったです)・リピートしたい度:★★★★☆4.5(おそばの麺の「噛んで甘くなる」感じが忘れられません。また行きたい!)そば処 桔梗 (そば(蕎麦) / 塩尻駅)それにしても中央本線の旅、愛知を出たあたりからこの辺までは見慣れないきれいな風景がいっぱいで楽しかったですが この後は何度も乗り慣れた「アウェー甲府のたびに見ている景色&かかる時間」だったのでだいぶ飽きが来ました。松本まで在来線で行くのはだいぶ長いので、4/1のアウェー松本は素直にあずさに乗ろうと思います。あるいはもしかしたら自宅発ではなく、前日バスケットを観てからの移動になるかも。っていうかこの日はアルウィン開幕だそうですがチケット買えるんだろうか。十分な枚数、ビジターにも売ってくれるんだろうか。ちょっと心配です。そして大宮のみなさんはキャンプ真っ盛りですが、どうも情報が少なく公式サイトの更新もあまりなく、意識から大宮が次第に遠ざかっていく…(  ̄ - ̄)トオイメあ、アルディに投票はしてますよちゃんと!なんかこう、新しい選手プロフィール公開とか何かないのでしょうか。降格すると「デジっち」もないしこまめにブログを更新してくれた泰三さん情報もなく、なんだか物足りない今日この頃です(´・ε・`)ムムム
2018.01.29
私は昔から時刻表でお酒が飲めるくらい時刻表が好きです。中でも好きなのは巻頭にある「さくいん地図」、つまり地図型路線図。これと首っ引きで駅そば目標駅を設定するのですが JR「中津川」駅には、駅そば屋さんの存在を見つけない限り来なかったかも知れません。というのも中津川って岐阜県ですが岐阜駅からはだいぶ遠く、列車で行く場合は中央本線で名古屋と長野県の間…というなかなかハードルの高い位置にあるからで、サッカーやバスケット観戦を絡めて移動することの多い私にはなかなか機会を見つけにくい街でした。岐阜県広い…。ですがこの時は「刈谷でバスケット観戦⇒一泊して翌日青春18きっぷで乗り鉄しながら中央本線周りで帰る」ができたので、初めてのこの区間完乗&初めての中津川╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !駅そば「根の上そば 梅信亭」さんにはホーム上からも入れますが 12月下旬だったこの日はけっこう寒く、現地に着いた時の気温は確か3度台。刈谷から出てきた時は8度ほどあったので、電車に乗っている間にどんどん外気温が下がっていくのがわかりました。運転士さんも通過待ちの停車中に「冷えるなあ~」と手をこすり合わせていたくらい。というわけで、改札を出て待合室の向かいにある駅内側から入ります。開店は朝9時。9時ちょっと前に着く電車で来たので、おそらくこの日最初の注文かな?のれんをくぐって入ります。 店外にあるお品書きはとてもシンプル。年越しそばの予約も受け付けていました。 さて、こちらのお店に来たかった理由はやはり「麺&つゆ」。特に煮干しのだしのつゆが美味しいとの情報を得ていたので、最初はそれがストレートに味わえるものが食べたくて、少し迷った結果最もシンプルな「そば(380円)」をいただくことに。 開店直後ということもあって、提供は注文から1分ぐらい。アツアツのつゆがとても美味しそう。その間に常連さんっぽい近所のおじいちゃんが入って来て「今日はどっち?うどん?」とお店のおばちゃんに訊ねられています。さてさて私のおそば登場とても美味しそうです。 麺はのど越しのよいやや細めのおそば。いわゆる「駅そば」タイプの軽い麺ではなく、ちゃんとしたお蕎麦です。久しぶりに食べたなあ。 そして!この濃いめのつゆがやはりとても美味しいヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイ飲んですごくほっとする味、煮干しならではの滋味深さというか、飲み飽きない味です。 かなりお醤油が濃いので玉子を入れての月見も美味しいだろうな。お隣のおじいちゃんは天ぷらうどんを召し上がってます。いつも天ぷらなのかな。そしてこういう地元のお年寄りの常連さん多いんだろうなあ、お酒飲む人もきっと多いんだろうな。 レトロな木のつくりの店内の壁には、こうした額もたくさんかけられていて、待つ間、食べている間に目を楽しませてくれます。 お店のおばちゃんはたくさん話しかけてくる感じではないですが、ひとりひとりに目を配ってくれているのがわかる優しい感じの方。朝から美味しくあったかいおそばをいただいてほっとできました。これはまた来て食べたいなあ、とても美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2018年12月21日(木)9時頃・立地:JR中津川駅1番ホーム・駅外いずれからも可・席タイプ:立席のみ、各4~5人ぐらいかな(駅ナカ側は待合室が近いので、待合室で座って食べる方もいそう)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(レトロでとてもいい感じの木のつくりです。年季の入った感じがとてもいい!)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(常連さんが多いお店だと思いますが、一見の私にもとても感じよく接してくださいました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(メニューはごくシンプルですが、麺・つゆが美味しいので十分だと思います)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(こういうお店は女性客も多いと思います)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(中津川という立地を踏まえてもまた行きたいくらい、つゆが美味しかった!)根の上そば 梅信亭 (そば・うどん・麺類(その他) / 中津川駅)――さて、先月立ち寄った中津川についてそろそろ書こうと思ったきっかけは日曜の夜ごはんに作った「チコリのグラタン」でした。我が家の冬の定番です。 この日使ったチコリが中津川産でした。そう、中津川って日本のチコリの約九割を生産しているチコリの生産地なのです駅に降りた時点ではわからなかったけど。 中津川に来るのも初めて&下調べもほとんどせずに来てしまったわたくし、駅そばを食べて何かおみやげでも買って帰れればと思い、駅のすぐ隣で早朝8時半から営業している「にぎわい特産館」に立ち寄ることにしました。元デパートっぽい建物ですね。 そしてなんだかすごく推されている「栗きんとん」。「まだやっています」、そうか秋に収穫した栗で作るから季節限定なのね (o・。・o) 中に入って驚きました。まるで「栗きんとんバイキング」のような栗きんとんばら売りコーナーがあるΣ( ̄口 ̄*) なんと中津川には栗きんとんを作っている和菓子屋さんが数十軒あるそうで、その中の二十数店の栗きんとんをばらで買えるようになっています。これはそそられます。ついつい全種類買ってみたくなる…ところをいくらか自制心を働かせ(られてない)、他にも美味しそうなものがいろいろあってこれだけ買って帰りました。 栗きんとんは14種類買いました。どれも1つ230~260円ぐらいです。食べ比べてみると、意外に違いが出ることにびっくり! 大きさ・かたちはだいたい似ていますが、色や甘さ、しっとり感、栗の砕き方など特色がけっこう異なるのです。原材料を見ても、栗と砂糖だけで作っているお店、甘味料や着色料が入っているお店などさまざま。生菓子なので消費期限は長くとも3~5日ぐらいですが、中でもより期限の短いものが安心かつ自然な味わいで美味しく感じました。 私が特に美味しいなと思ったのは「一茶堂」「しん」「ヤマツ食品」「一休」さんの四店舗。特に人気の高い有名店が他にもあったようですが、これだけあれば十分満足です。…それにしても、これだけいろんなおみやげがある中で全く目につかなかったチコリ。生産時期が違ったのでしょうか。それとも私の目が節穴だったのか…。「チコリ村」というのが中津川駅からタクシーで10分ちょっとのところにあるそうで、その案内も目に入らなかった辺り、だいぶ節穴だったのかも知れません。残念…。そして中津川、栗きんとん以外にも美味しそうな和菓子がたくさん売られていてとても目移りしました。茶道とかも盛んなのかな。駅に特産品のコーナーがあって、レトロでいい感じでした。お酒も美味しそうですね。お水がいいからお酒もきっと美味しいだろうなあ。 そんなわけでできればまた機会をつくって行きたい中津川、今季のJ遠征に絡めるならアウェー岐阜よりも松本の方が若干近い、でもどちらも「近い」というほどではないので別途機会をつくるのがいいのかなあ。今度は寒くない時期に行ってみたいです
2018.01.28
みなさん、駅弁お好きですか? 私はここ数年駅そば・駅うどん等「駅そば屋さん」でいただけるものに目がありませんが、旅先で駅弁を購入することは実はけっこう稀です。主には食べられる量に限りがあるためで、駅そばを食べると駅弁用のおなかスペースが残らないからなのですが、「駅弁屋さんが営業している駅そば店」に関しては話は別。こうしたお店では「現地で駅そば、駅弁はお持ち帰り」と両方食べてみたくなります。駅そばが美味しいお店の駅弁ってまず例外なく美味しいんですよね。逆も同じことが言えると思います。――というところで話は昨年11月にさかのぼり、場所は三陸鉄道久慈駅。 久慈駅と言えば、そう!今やちょっと懐かしい朝ドラ「あまちゃん」の舞台ですね。 かわいい三鉄北リアス線に乗って宮古から久慈を目指すと、あの朝からとても明るい気持ちになれた軽快なスカ調「あまちゃん」のオープニングをはじめ、様々な場面を思い出させる港町の風景を楽しむことができます。 ――で。でね。テレビをあまり観ない私が毎朝欠かさず観ていたほど「あまちゃん」は大好きでしたが、久慈に来た目的はそれではありませんでした。以前書いた「きたいわてぐるっとパス(⇒コチラ)」を活用の上、本来の目的は別のところにあったのです。 【悲報】本日休業il||li(つд-。)il||li そう、久慈に来た目的は駅そばならびに駅弁。久慈駅には三鉄・JRともに駅そば店があり、この日もお隣JR久慈駅の駅そば屋さんは元気に営業されていました。 ご当地メニュー「琥珀そば」もありますが、琥珀を表現しているのは菊の花びら。私、菊の味というより匂いがどうも苦手でして… ということもあり、私が行きたかったのは三鉄の方。「三陸リアス亭」というお店で、駅そば・駅弁両方を製造販売されていることは事前に確認済。しかも名物の「うに弁当」は1日20食限定で、事前に予約しておかないとなかなか買えないことも、これまた先述のいわてタウン情報誌「acute(⇒コチラ)」駅そば特集号で予習済みでした。 そのため、遠征の前の週にお電話してみると「申し訳ございません、その日は定休日です」ガ━━(゚д゚;)━━ン!!なので行く前からわかってました閉まっていることは。日程をずらすことも検討しましたが、結局は他の予定を消すことになるためNG。食べたかったなあ駅そば。186杯めになるはずだったのにな…。 久慈の駅前の若干寂しげな雰囲気と併せてシ──(-_-)──ンという心境で久慈を後にしつつ、これはなんとも難しい宿題が残ったなあ…と思っていたのです。そんなところに!大学に入った頃以来20年ぐらい行ってなかったおなじみ京王百貨店の駅弁大会の情報を偶然目にし、しかも!! これは行くしかねえ(炎∀炎)というわけで行きました京王百貨店。 ここの駅弁大会、一度でも行かれたことのある方は現地の大混雑&お目当て駅弁を買うための予習が欠かせないことはご存知かと思います。そう、人気駅弁は朝から開店待ちの行列ができ、整理券が配布されるものもあるくらい。特に「輸送駅弁」と呼ばれる、現地から当日取り寄せ店頭に並ぶ分は数も少ないため入手が難しく、その道の方との争奪戦に加わるにはかなりの情熱と時間とを要します。久慈駅の「うに弁当」も、この駅弁大会に出始めた頃はかなりの難度だったようですが、今年は大会期間の前半のみ「1日500食」の実演販売。かなりの数があります。初日や休日はともかく、平日の開店直後ならそれほど並ばず行けるかな?と思って行ったのが正解m9っ`Д´)あらかじめ売り場の場所は押さえてあったので、「うに弁当最後尾こちら」の列に並んだのはわずか2~3分。たくさんのできかけうに弁当を眺めつつ なんと製造現場では私が予約の際にお話しした、あの「あまちゃん」夏ばっぱのモデルでもあるおかみさん(ということはかなり最近知ったのですが、そういえば電話の時の話し方は夏ばっぱそのものだった)手ずからうにをのせる過程を担当されており 念願の「三陸リアス亭」さん「うに弁当(1,470円)」 ゲ━━━━(σ゚∀゚)σ━━━━ツ!! ちなみにこの日はうに弁当の他に2つのお弁当を買いたいなと思っており、そちらも全く並ぶことなくスムーズに購入。JR留萌駅の「にしんおやこ(890円)」と、甲府~小淵沢あたりでおなじみ、駅そば屋さんも営業されている「丸政」さんの「八ヶ岳高原たまごサンド(680円)」。たまごサンドは激戦区7階ではなく「第2会場」と呼ばれる中地階のデリカコーナーで販売されていました。 たまごサンドの中はこんな感じ。三切れ入りで、たまごは薄焼き状のが5~6枚重ねてある厚焼き卵状。噛むとじゅわっとジューシー。粒マスタードがきいています。 いやー心躍る眺め満足感&達成感でいっぱいです。 というわけで早速うに弁当からいただきましょう。 OPEN!! あああうにいっぱい、なんて美しい&おいしそうすぎる!!! これはお酒を合わせない訳にはまいりません。北海道のじゃないですが地元秋田の今やけっこう入手困難「新政」登場。 ご覧ください、ごはん部分もうにの炊き込みご飯なんです(ノ*゚▽゚)ノ゙ ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹" ・・・(*´﹃`*)・・・(至福すぎて言葉にならない)いや~、・・・「がんばって買いに行ってよかった」「やっぱり久慈行かなきゃ」などなどさまざまな思いがよぎりますがとにかく「うにと2人きり」。今話しかけないで的なうにとの一体感、圧倒的な幸福感が押し寄せています。うにすごい。添えてあるレモンを絞っても意外なほど美味しい。素晴らしい。一度食べてみてください。その後深夜に帰宅したダンナさんも同様に「うにと2人きり」になってました。そんなわけで久慈「三陸リアス亭」さんには駅そばを食べに行かねばならないことが決定された次第ですが、今回買ったもう一つのお弁当も宿題というか憧れというか、そういう位置づけのやつです。 みなさん留萌ってどこかご存知でしょうか?私北海道へは何度も行ったことがありますが、北・東ともに旭川までしか到達したことがなく、留萌はまったくの未踏。いずれ乗り鉄して行きたい、憧れの地のひとつです。そんな留萌駅の「にしんおやこ」は、2日前までに予約しないと買えないこれまた入手がやや難しい駅弁のひとつ。数年前のJR北海道の改線により、かつては「分岐駅」だった留萌駅が留萌本線の「終点」となり、お弁当を買う人が減ったのが原因のようで、確実に売れる分のみを製造しているみたい。でも「にしんおやこ」、すごく豪華でとっても美味しいお弁当なんですよ!! まるごとのかずのこがどーんと豪快に2本のっているのが目を引きますが「おやこ」と銘打っている通り、身欠きにしんも大きめのが2切れ入っています。これも美味しい。しょっぱすぎず食べやすい絶妙な味加減。かずのこは塩抜きされていて、ふっくら柔らかです。 北海道らしいほくほくのかぼちゃとシャキシャキの山菜。これらは魚の風味がうつらないようバレンで仕切られているので、素材の味がそのまま楽しめます。魚臭さが全くなくびっくり。 そして、特筆したいのがごはんの美味しさです。薄く色のついたごはん、ちょっと鶏みたいなコクのある風味を感じるなと思ったら「駅そばのつゆ」で炊かれているそうで、これは美味しい!冷めても美味しいごはん、単品でも食べたいくらい美味しい。 いや~こんなに美味しいと、これまた「現地へ行って駅そば食べないと」という気にならざるを得ません。留萌いつ行けるんだ私。駅弁大会、久々に行きましたがいいですね。今の乗り鉄な私には、「行ってみたい駅」「食べに行ってみたい駅そば店がある駅の駅弁」的な見方でもお弁当を選べるので、より欲張りに楽しめる感じもします。京王百貨店の駅弁大会はたしか明日までですが、全国的に駅弁大会が多いこの時期、みなさんも旅先に思いをはせつつ、お気に入りの1個を見つけてみてはいかがでしょうか(○´∀`)ノ
2018.01.18
全国の駅そば巡りはもちろん楽しいですが、帰ってくると首都圏の、ごく普通のNRE系列店に、敢えて行ってみたくなったりもするものです。 というわけで、こちらはJR赤羽駅の3・4番ホーム。赤羽駅にはコンコースに「そばいち」さんもありますが、ホーム上に「大江戸そば」さんも存在します。どちらもNRE。 NREの駅そば店舗は、価格帯・コンセプトの異なる複数の系列から成り、「そばいち」ブランドはややお高め&全席着席、「大江戸そば」さんはリーズナブルな「駅そば」系列ブランドのひとつです。同種とされるのは「中山道」、「濱そば」、「大船軒」、「喜多そば」、「あじさい茶屋」などです。メニューと麺は統一ですが、つゆの味はブランドごと(店舗ごと)にけっこう違っていることが、これまでの実食でわかってきました。私が住む横浜市内~神奈川県内は「濱そば」「大船軒」エリア。神奈川のつゆは「やや甘い」特徴があり、大船軒はNRE傘下になる前から濃厚な甘めのつゆが特徴でした。それを参考にしたと思われる「濱そば」も、大船軒ほどではないですが、甘みのあるつゆです。一方で、埼玉県内の「中山道」はつゆに甘みが全くなく、節系のほのかな酸味が感じられる感じで、それぞれのエリアの好みがちょっとずつは反映されています。――では「大江戸そば」は?というのが今回の訪問目的です。券売機は店外に1台。メニューは本当にNREスタンダードです。 あまりにスタンダードで何たべよう・・・と思った時に目についたこちら。 菜っ葉好き&紅生姜天看過できない私にぴったりヽ( ゚∀゚)ノというわけでさっそく食券を買って入店。店舗は入って正面が厨房&注文・返却口、右側は椅子席3席の着席ゾーン、左側が立席です。空いていたので椅子席に座りました。 そして提供がすごく速い!さすがNREです。注文から30秒も経っていないと思います「わさび菜紅生姜天そば(400円)」。ねぎをたっぷりのせてくださってうれしいヾ(o´∀`o)ノ 麺はNRE統一の軽いタイプ。もうNRE系列店舗に入るとこの麺が「なつかしい」と思ってしまいます。 天ぷらは揚げ置きなのでちょっと冷たいですが、分厚くないのでつゆに浸すとちょうどよくあったまります。わさび菜の風味はあまりしないですが、紅生姜感は十分。油っこすぎず食べやすいです。 そして気になっていたつゆ。 ええとものすごく「中庸」です。おそらく昆布かつお混合タイプで、ちょびっと甘さもあり、濃口醤油の風味もしますが全体的に薄い。どの味も際立って主張してこない、どこを取っても「中庸」。逆に言えばなんとなく物足りない感じのつゆです。しかもNREは多くのお店でつゆ注ぎマシンを導入しているため、煮詰まることはあまりなさそう(希釈を失敗して薄すぎたとかはあるかも知れないけど)。うーーーん、物足りない・・・(○ ̄ ~  ̄○;)というわけで、これまたNRE系列店では必ず置いてある「ごま」を初めて使ってみました。炒りごまの状態で入っていて、かける際に容器を回すと適度に挽かれて出てくるアレです。 あら美味しくなったo(´∇`*o)(o*´∇`)oいや「すごく」美味しくなったわけではありません。あくまで物足りなさが解消されただけなのですが、そうかNRE系列のつゆって、ごまとか七味とかをかけての完成形でもあるのか…と思った次第でした。そんなわけで、つゆの味的に敢えての再訪はちょっと考えにくい「大江戸そば」さんですが(他店舗だと味が違ったりするのかなあ)、お店の方の感じはとてもよかったです。ねぎもいっぱいのせてくれたし。「大江戸そば」は実はあまり店舗数が多くないブランドなので、そういう点でも行く機会はあまりないかな…。とりあえず、同系列未訪の「喜多そば」「菜の花そば」あたりを攻めてからもろもろ比較検討したいと思います。そして食べ終わった後で気づきました。私昨冬も「わさび菜紅生姜天そば」食べてますね、大宮駅の「中山道」さんで(笑)食後の感想を思い出すと、「中山道」さんの方がやはりつゆは美味しかった気がするなあ。ごちそうさまでした!・実食日:2017年12月10日(日)14時半頃・立地:JR赤羽駅3・4番ホーム・席タイプ:椅子席3席+立席カウンター・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(広すぎず狭すぎず。標準的な感じです)・お店の方の雰囲気:★★★★☆3.0(ワンオペでした。穏やかで感じがよかったです)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(基本NRE標準です)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(露出していないし座れるので入りやすいはず)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(よほど積極的な再訪目的が出てこない限り、積極的には行かないかも。若干物足りないつゆの味がその理由です)大江戸そば JR赤羽駅3・4番線ホーム店 (そば(蕎麦) / 赤羽駅、赤羽岩淵駅)うーん、Twitter等で過去の投稿を見ると「大江戸そば」のつゆを推している方も何人か見受けられたので、ちょっと期待して行ったんですよ。それだけにちょっと残念だったな…。でもこれ私が東~北日本および神奈川の舌に慣れているからで、東京の人にとってはこれがスタンダードな感じなのかなあ。主に常磐線~宇都宮線あたりに点在する「喜多そば」さんも未食ですが勧めてくださる方がいるので、近々行ってみようと思っています。柏駅…に行くのは今はちょっとつらいので(´;ω;`)ウッ…古河まで行くか…。さてさて、あと1時間弱でJリーグ開幕カードの発表です。どうなるかなあわくわくワク(((o(*゚∀゚*)o)))ワク
2018.01.10
昨年末、店舗で食べた昨年最後の駅そばはこちらでした。 JR札幌駅にはいくつかの駅ビルがありますが、中でも私がよく利用するのは地下鉄東豊線方面へ向かう際に通ることになる「エスタ」さん。野球&サッカーの札幌ドーム、バスケットの北海きたえーる、どちらの会場へ向かう際にも東豊線を使うからです。その「エスタ」さんの、まさに地下鉄駅へ向かう通路の途中にある「弁菜亭 エスタ店」さん。JR札幌駅のホームにある駅そば屋さんと同じお店です。以前札幌駅で食べた真っ黒いつゆに素朴な麺の駅そばがとても気に行って(⇒コチラ)、今回も食べたいなあと思っていたのですが、なにぶん駅ホーム店は昔ながらのむきだし露出店。 日中はともかく朝晩のホームの寒さは想像以上(余裕で氷点下)で、「・・・これはホームで食べるのは無理・・・」と諦め私が向かったのがあったかい駅ビル内のエスタ店さんでした。それに、そうでなくともちらっと外観から見る限り、メニューの価格がいくらか違っていたので、味も少し違ったりするのかな?と気になっていました。というわけでさっそく入店。店外にもわかりやすく写真付きでメニューが明示されていて助かります。 券売機は右手に1台。 冷やしメニュー(夏期のみ)はこんな感じのようです。 お店は、厨房を囲むゆるやかな角度のカウンターと、ついたての裏側にもカウンターがあり、全席立席。入店時は私だけでしたが、その後から続けて2~3人お客さんが入ったため端っこにずれると、「従業員通用口付近につき出入りがございます。ご協力をお願い申し上げます。」との丁寧な表示。 なるほどと思っていたら、他のお客さんがつゆかお水を少々こぼしてしまったようでしきりに恐縮されており、「そのままで大丈夫ですよ、濡れなかったですか?」とお店の方。とても優しい感じの女性お1人で回していました。そのお客さんが食べ終えた後、この通用口から出てきて丁寧かつ手早くカウンターを拭いている様子がとてもいい感じでした。出入りの際、私がちょっと前に出て通路を空けると「すみません、ありがとうございます」とにっこり。なんだか気持ちがなごみます。今回いただいたのは「わかめそば(400円)」。各メニュー、駅のホームよりも20円程度高めに設定されていますが、雨風や寒さがしのげるならぜんぜん高くありません、助かる・・・。 のっている具はわかめ、ねぎ、そしてかまぼこ。確か駅ホーム店だと揚げ玉がのっていてかまぼこはなかった気がしますがうろ覚えです。丼がかわいいです。駅ホーム店のもかわいかったな。 麺はやや太めの素朴な麺。確かここの麺も道産だったと思います。色が濃いですね。 そして気になったのがつゆ。一見して「ホームのより色が薄い!」と思いました。ホームのは関東に近いぐらい真っ黒な感じでよく煮られており、それもそれで美味しかったですが、エスタ店さんの方はあっさりしています。しょっぱみも甘さもやや程よい感じ。屋内で食べるなら、確かにこれぐらいの方が食べやすいかも。とはいえ「完飲」できるほど薄くはありません、そこはやはり北国。 おにぎりはこんな感じで、個別包装されたタイプではなく、店内で作られているのかな?道産の「ななつぼし」使用だそうで、おなかに余裕があれば食べたかったなあ。 駅そばって、食べている人を見かけると食べたくなるものらしく、自分が入った後にどんどんお客さんが入ることが時々あります。この時もそういう感じだったのですが、さすがは観光&道内の交通の要所でもある札幌。いかにもビジネス客っぽいスーツを着た男性、学生さん~若手の社会人かな、ささっとおそばを食べてさらにバスで移動する様子の男の子、それにいつも通ると寄ってしまうような感じの若い男性、ちょっとお酒を呑みたそうについたて側に陣取るおじさんと、それぞれの方の立ち寄り方が違っているようで新鮮でした。駅ホーム店とは味も雰囲気もけっこう異なりますが、私はどちらも好きだな、というのが今回の感想。また札幌に来た際、気分に応じてどちらかの店舗に立ち寄りたいなと思っています。美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2017年12月30日(土)18時頃・立地:JR札幌駅ビル「エスタ」地下1階・席タイプ:全席立席(厨房を囲むカウンター4~5人+ついたて裏2~3人)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(広すぎず狭すぎず、ほどよいです。お店はきれいです)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(笑顔で気持ちよく応対してくださり、気持ちがほっとしました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(メニュー数はやや多めかなと思います。かしわそばもおいしそう)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(人通りの多い場所なので躊躇する方は中書するかも知れませんが、案外見えづらいので心配ありません)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(よりあっさりめの気分の時は駅ホーム店よりもこちら、という感じ。屋内はやはりありがたいです)弁菜亭 エスタ店 (そば(蕎麦) / 札幌駅(JR)、さっぽろ駅(札幌市営)、北12条駅)駅そば、昔ながらのホーム上露出店が私は好きですが、「真冬の北海道では無理щ(゚ロ゚щ)」と思いました。寒かったです札幌駅。でもこの後新千歳空港へ移動するためホームに出たら、その寒さの中駅そばをすすっている方が何人か。美味しそうだけどすごく鼻水出そう…。さてさて冬の青春18きっぷも今日が最終日。既に移動されている方も大勢おられるかと思います。私も風邪がすこしよくなってきた、というか家にいっぱなしだと暖房で頭が痛くなってしまうので、気分転換も兼ねてちょっと出かけようと思います。今日は昨日とうって変わって寒いので、みなさんあったかくしてお過ごしください。ではではちょこっと行ってきまーす
2018.01.09
御殿場に電車で来たのは初めてです。 御殿場と言えばプレミアムアウトレット。昔車で何度か行ったことがありました。広かった。そんな御殿場に青春18きっぷを使用してやって来たのは、愛知へ行く途中の遠回りな寄り道。目的はもちろん駅そばです。 JR御殿場駅の2階にある改札を出、階段を下りて「アスティ御殿場」の1階、向かって右端の方にある「桃中軒」さん。沼津・三島でもおなじみのお店ですね。 沼津・三島の「桃中軒」さんへ行った際、同店のHPも見ているので「御殿場にも店舗あるのか~、行ってみたいな」と思いつつ御殿場へ行く用事はなかなかない。無理やりつくってやって来てみたのは、単純に御殿場線に乗ってみたかった気持ちと、こちらの店舗では沼津・三島にはない御殿場ご当地メニューがいただけるからです。御殿場名物「みくりやそば」。みなさんご存知でしょうか?私はこの件で初めて知りました。 でもちょっと検索しただけで「御殿場みくりやそば」のサイトが出てくるぐらい、御殿場では古くから親しまれ受け継がれようとしている郷土料理のようです。同サイト様からすこし引用させていただくと、「御殿場みくりやそば」とは"御殿場地方では、古くから祝い事の際などに、客人への御馳走料理として手づくりのおそばを出す習慣があります。そのおそばこそが「みくりやそば」であり、そばのつなぎに「山芋」や「自然薯」を使うのが特徴で、のどごしの良さと素朴な味わいを兼ね備えています。出し汁に鶏肉を使用しているのも独特の特徴で、具材として「鶏肉」、「しいたけ」、「にんじん」を使用したものが基本レシピとして受け継がれています。"とのこと。同サイト上の定義は 1.麺に山芋・自然薯を使用していること。(割合は問わない) 2.麺は自家製麺もしくは御殿場市内で製麺された麺を使用していること。 3.麺(製麺に水を使用する場合)及び汁には御殿場の水を使用すること。だそうで、同サイトにも掲載されている「桃中軒」さんの「みくりやそば」は、それらの条件を満たしていることになります。というわけでさっそく入店。お店は入って手前左に4人掛けテーブル席1台、その奥の厨房をL字で囲むカウンターは立席で、右側の壁沿いにも、厨房側と背中合わせの立席カウンターがあります。とはいえ店舗は広くないため、背中合わせにお客さんが入るとかなり狭い。テーブル前のカウンターも、テーブル席にお客さんがいると立ちにくい程度の間隔です。この時は地元のお年寄り3人がテーブル席で寛がれており、素早く食べて出たい駅そば派はカウンターで思い思いの場所に立つ感じで、常に数人のお客さんが入れ替わり訪れていました。そして店内がとても暖かいので上着を着ていると暑い!待つ間にコートを脱ぎました。券売機はなく、決まったら厨房のおかあさんに口頭で注文&提供時に会計。みくりやそばは出てくるまで2分ほどかかりました。麺・具とも他のそば・うどんメニューと異なるため、調理にちょっとだけ時間がかかります。ちなみに天ぷら(かき揚げ)も注文してから都度フライヤーで揚げられるため、2分かかる旨の記載がありました。 というわけで待望の!「みくりやそば(540円)」。 にんじんが大き~いw(*゚o゚*)w!具が多い!そしてつゆには鶏肉の脂がかなり浮いて、これはいかにもあったまりそう。寒い時期に振る舞われたら嬉しい一品ですね。 というわけでさっそくつゆ&麺から。つゆは、基本は「桃中軒」さんのあの甘いつゆ。それに鶏のだしが加えられた感じで甘くて濃厚です。山芋が練り込まれた麺はやや太めで、ゆで麺ですが歯ごたえがあり、すするというより「噛んで食べる」感じ。なので食べるのにちょっと時間がかかります。 そしてつゆの甘さからも想像がつく通り、具もかなり甘い味付けです。特ににんじんがすごく甘い!もともと甘いにんじんを甘いつゆでじっくり柔らかく煮込んであるため、にんじんだけでもかなりおなかいっぱいになります。椎茸・鶏肉もたっぷりです。全体的に甘いので、一味がよく合います。これまた身体があったまるので、寒い日のまだ寒い時間に訪れましたが汗をかきました。 私がいる間に立席のお客さんは数人入れ替わり、おそばを食べながら1個単位で買えるおいなりさん(たくさんトレイに並んでいて美味しそう)をテイクアウトしたり、時間がない方はかけや月見をあっという間に食べ終えて行かれたり、いろんな方の旅の様子が伝わってきます。その一方で、どっかりとテーブルに腰を据えた地元のおじいちゃんおばあちゃんは「家にいると人と話さないからねえ、こうして出て来て話さないと」とおしゃべりに花が咲き、こうした会話って病院とかでもよく聞かれますが、病院が社交場になるよりよほど健康的でいいな、地方の駅そば屋さんってそういう役割も担ってるんだな、と思いました。よその地方でも、座れる駅そば屋さんがお年寄りの社交場になっていることが時々あり、駅が果たす役割の大きさを感じました。みくりやそば、美味しかったです。ごちそうさまでした!・実食日:2017年12月20日(水)11時頃・立地:JR御殿場駅駅ビル「アスティ」1階(2階改札を出て階段を下り、向かって右手)・席タイプ:4人掛けテーブル1つ+立席カウンター・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(席数を増やすため詰め込み過ぎてやや狭い感じも)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(おかあさんお2人。いい感じの雰囲気です)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(ご当地メニューがあるのは嬉しいですね。お酒もきっとニーズがあるから置いてあるのだと思います)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(観光地なので女性客も多かったです)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(御殿場に寄る機会があればという感じ)桃中軒 御殿場店 (そば(蕎麦) / 御殿場駅)駅そばで郷土料理をいただける、それも他の駅にも店舗を構える業者さんが限定で出すのはけっこう珍しいケースなので、行けてよかったです。「桃中軒」さんのつゆってくせになる感じでたまに食べたくなるので、その点でもよかった。三連休最終日、曇り空で寒いですね。私は昨夜からなんだか喉・鼻が…。またしても風邪をひいてしまったのか!?14日いや12日までには治さなくては!依然風邪・インフルエンザが流行っていますので、みなさんも十分お気を付けくださいませませ…_(⌒(_´-ω-`)_北斗さんゼイワン移籍の話題はもうちょっと元気が出てから…(〃´Д`〃)
2018.01.07
久々にこのレベルの積雪を見ました。 屋根にこんもり積もった手つかずのこの雪はおそらく前夜~朝にかけて積もったばかりのもの。北海道のほぼ真ん中、JR旭川駅です。 年末の札幌遠征は日中に時間があったので、せっかく青春18が使える時期だし!と乗り鉄&駅そばしてきました。最初に向かったのは、札幌駅朝6時発の始発に乗って約3時間の旭川。さすがは青春18きっぷ期間、始発というのに電車がとても混んでいます。三両編成で立ってる人がいる!びっくりだ!1時間ほど経つ頃からだいぶ空きましたが、終点まで乗る人はけっこう多かった。みなさんさらに東や北を目指されるのでしょう。ですが私のこの日の最も遠い目的地が旭川。旭川と言えば 今や全国的にも最も有名な動物園である旭山動物園。電車にも、旭川の少し手前の駅からみんなで動物園へ行くらしい小学生が大勢乗ってきました。うれしそう。時間があれば私も行ってみたかったですが今回はお預け。私が向かったのは、驚くほど広い駅構内のこちら。その名も「旭川駅立売商会」さん。もともとはホームで駅弁の立売をしていたんだろうなあ。 というこちらのお店で駅そばが食べられるということで、電車に3時間乗ってほどよくおなかもすいてきました。メニューはこんな。基本はかけそば・うどんを選び、トッピングを指定してお金を払うしくみ。券売機はありません。 私が行った時には揚げ物はこのラインナップでした。 「がごめこんぶ」入りのわかめにもそそられましたがちょっとおなかが空いていたので揚げ物を選択。こういう時はスタンダードなものを選んでしまいます。というわけで「かけそば(320円)+かき揚げ(130円)」のできあがり。麺は茹で麺だと思います。 さて、今回旭川までやって来たのは札幌から乗り換え・乗り継ぎなしの1本で来られるからと、札幌に次ぐ道内第2の都会なので年末でも開いているお店が多いであろうと思ったこと、そしてこちらで提供しているのが「幌加内そば」だからです。 幌加内町は作付面積・収穫量ともになんと!全国1位のそばどころだそう。さすがは北海道です。ひょっとしたらこれまで食べてきたおそばの何割かも幌加内産だったりするのかも知れませんが、意識して食べるのは初めて。――というおそばをひとくち。 やや平打ちっぽい茹で麺。のど越しよくツルッとなめらかな、やや柔らかめの麺です。そばの香りも見た目よりはやや薄い感じかな。道産のおそばって私にとってはそういうイメージです。やや香りが薄いマイルドな感じ。新そばの時期に来ると違うのかな。つゆはアツアツです。寒~い電車に乗って来たので(暖房がきいていても窓からひそやかに冷気が入ってくるんですよ、北国で冬に普通列車に乗ると)、この温かさがそれだけでうれしい。揚げ物と合わさると美味しくなる、あまりだしを感じないタイプ。だしを感じない辺りも北国っぽいです。おそらく煮干しと昆布を使っているんじゃないかしら。置いてある一味(七味はありませんでした)とよく合います。かき揚げはにんじん、ごぼう、海老が入って、見た目はそれほど厚くないですがボリュームがあります。にんじんの甘みが美味しかった。 厨房&駅弁販売をお2人で回していました。お2人ともとても穏やかで優しい雰囲気。駅そばコーナーは手前から右奥に曲がるL字カウンターになっていて、立ち食いは4~5人ですが、後ろに広大な待合スペースがあるので、座って食べたい方はそちらでも行けそう。 横では駅弁やおにぎりも売っています。混ぜご飯のおにぎりも美味しそうだったな。 旭川はまた改めて来たいと思っています。その際はわかめそばを食べてみよう。ごちそうさまでした!・実食日:2017年12月29日(金)9時すぎ・立地:JR旭川駅改札外(1階構内)・席タイプ:店内はL字立席カウンター(4~5人)、後ろに座れる待合スペースあり・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(新しくとてもきれいです。カウンターの各席前に滑り止めマットがあるのがうれしい)・お店の方の雰囲気:★★★★☆3.5(穏やかでほっと安心できました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(メニューはまあまあある方かな。トッピングにもうちょっとご当地感があると嬉しいかも)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(女性の旅行客も多い駅なので、ふつうに女性が多く入っていました)・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(旭川に行く機会があればという感じ。次はおにぎりも食べたいです)旭川駅立売株式会社 (その他 / 旭川駅)札幌から旭川までは乗り継ぎなしで来られましたが、そういう列車は珍しく、殆どの場合何か所で乗り継ぎが発生します。でもそれもけっこう楽しい。ずっと座ってるとお尻とか背中が痛くなってきちゃいますし。この日乗ったほとんどの列車がこのタイプでした。2人掛けが向かい合った4人掛けの直角ボックスシートと、1人掛けが向かい合う2人掛けがあって、1人掛け用はちょっと広め。 岩見沢駅ではちょっと時間がありました。雪多いなあ、そして ホームに馬がいたΣ( ̄口 ̄*) デカいw(゚o゚*)w そんな出会いも楽しみつつ、次に向かった先は 雪がまったくないw(゚o゚)w!!JR苫小牧駅です。 旭川からの車窓はほぼ「雪しか見えない」状態だったのでさすがに雪景色にも飽きたなあとちょっと思っていましたが、それにしても「積雪ゼロ」には驚きました。北海道でっかいどう、さすがにこの広大な土地ではちょっと電車に乗ったらまるで違う気候なんですよね。広いなあ。目的地は改札を出て右手。 「駅そば屋さん」ではないですが、駅弁も売っています「Cafe・駅」さん。 メニューはこんな。普通のカフェメニューに加えて駅そば・うどんもあります。 苫小牧と言えば北寄貝。ホッキあまり得意じゃないんですがここまで来たならせっかくなので食べたい、でもおそばに入れるとホッキ特有のあの貝汁が目立ちそう(それが苦手)なのでカレーにしよう!店内は入って右手に厨房&注文口があり、先に注文を言って会計を済ませます。お店は女性お1人で回していて、年末&乗り鉄期でおそらく普段よりもお客さんが多く、駅弁を買いに来られる方も多くてちょっと大変そうでした。いずれのメニューも注文してから比較的時間がかかります。手を加えて作ってくださっているということで、そこはありがたいです。食事メニューを注文するとソフトドリンクがつきます。ウーロン茶を選びました。注文から約5分で「ホッキカレー(730円)」の登場。お店の方が運んできてくださいます。帰りも下げずに帰る、喫茶店と同じやり方。 店内は、手前側にテーブル席(2人がけテーブル3つぐらい)、奥にL字カウンター。カウンター前には鉄道写真が貼ってあります。北海道ならではの壮大な写真ばかり。撮ってみたくなる気持ちがちょっとわかる気がしてきます。 カウンターからテーブル側を見るとこんなです。 さてさて、ではさっそくホッキカレー。かなり薄いですが、コンソメスープもつくのが嬉しい。 カレー自体は、具が溶けだしたタイプの仕上げに、提供前にホッキをのせたような感じ。思ったよりもけっこう身が入っています。ルーにも貝の味が、いやらしくない程度に効いています。美味しい。辛さは標準的ですね。 固めに炊かれたごはんとの相性もばっちり。お米も道産ですよね、カレーと合わせるととても美味しく感じました。 いやー「思っていたよりずっと美味しかった」というのが素直な感想です。駅そば&カレー価格から言うと730円はやや高いですが、ここは「駅そば店」ではなく「駅ナカの喫茶店」なので、配膳もしていただけるし同列では比べられないな。納得できる価格でした。駅弁は、私が行った時間(14時ぐらい)にはもうほとんど残っておらず、買いに来た方が「いつも昼過ぎにはない感じですか?」と質問されていて「日によってまちまちなんです」とのこと。私もあれば「ホッキめし」を買いたいなと思っていたのですが、おそらく乗り鉄時期は売れるのが早いのでしょう。また機会があれば、次は街中も歩いてみたいです。美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2017年12月29日(金)14時20分頃・立地:JR苫小牧駅改札外(2階改札を出て右手)・席タイプ:完全着席(テーブル3つ+L字カウンターに4~5人ぐらいかな)・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(ちょっと狭い感じはありますが駅ナカとしては十分です。喫茶店らしい雰囲気もいい)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(忙しくとも手を抜かずに丁寧につくってくださる感じで好感がもてました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(ここで麺類を食べる方は少ないとは思うのですが、もっとあったら嬉しいな)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(明らかに長居している女性グループでテーブル席が占拠されていた感じ、それぐらい入りやすいと言えば入りやすい、しかし…)・リピートしたい度:★★★★☆3.5(苫小牧へ行く機会があれば。ホッキカレーは普通に美味しかったのでまた食べたいです!)カフェ駅 (カフェ / 苫小牧駅)というわけで、朝6時札幌発⇒16時過ぎ札幌戻りの10時間コース、楽しかったです。ただ1点、意外だったのは「札幌市の地下鉄は始発が6時過ぎ」。あの大都会札幌で早朝の足がないとは!あらかじめ確認してタクシー手配できてよかった、危うく早朝に雪の中で途方に暮れるところでした。大宮関連、来週の新体制発表までもやもやし続けるのかな…。悲しいお知らせや期待がはずれるニュースも多いですが、更新&移籍してきてくれた選手たちに期待。14日から、私の'18シーズン大宮活動が始まります
2018.01.06
みなさま、メリークリスマス┗|´・_○・|┛でした。素敵なクリスマスを過ごされたでしょうか? えー、我が家は22日夜にダンナさんのインフルB型発覚。当然ながらダンナさんは外出禁止(今日から出社)、私はダンナさんの症状が落ち着いた&感染防止のため24日はひとりで出かけておりました郡山へ。久々に秋田の試合を生で観ました。負けちゃったけど。というわけで、今回は途中立ち寄った新白河駅のお話です。 青春18きっぷを利用して北上する際、新白河は乗り継ぎ駅になるためホームを歩いたことは何度かありますが、改札を出たのは初めて。青春18の最大の魅力は乗り降り自由な点。こうして普段降りない駅で改札を出てみることができます。 そんな新白河駅で改札を出た目的はただひとつ!駅そば╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 駅も意外なほどきれいでしたが駅そば屋さんも綺麗ですね。新しいお店なのかなあ「麺処新白河」さん。抑えた照明に高いスツール、喫茶店とかバーみたいなオシャレな店舗です。そしてここのイチオシが「ご当地新白河ラーメン」。 おそばも気になりますがご当地ものにより惹かれるわたくし、今回は最初からラーメン目的です。 券売機は店外に1台。メニューがとても多いですね。ちょい飲みセットなんかもあっていいなあ。 お店に入ると厨房にはお姉さんがお1人、先客は2~3人といったところ。L字カウンターで10席ぐらいある感じでしょうか。奥が空いていたので奥に進んでお姉さんに食券を渡すと、お水を出してくれながら「ラーメンでよろしいですか?」と確認され、そして待ちます。カウンターのいちばん奥に隠れるようにしてそっと置いてあった冒頭のツリー。かわいい。 カウンターもとてもきれい。おしぼりがあるのは駅そば屋さんでは珍しい。嬉しいです。 後から入ったお客さんのかき揚げそばが先に出ていますがラーメンはまだ。ゆで時間がやや長くかかるので、通常の駅そば感覚で提供&食べる時間を計算していると間に合わなくなるかも。今回は乗り継ぎ時間が30分あったので焦らずに済みました。注文から約5分で登場「新白河ラーメン(650円)」。 さて、お店が新白河なので「新白河ラーメン」ですがそもそも「白河ラーメン」の特徴ってどんなだっけ?と福島に住んだことのあるダンナさんに聞いてみると「澄んだ醤油ベースのあっさりスープにもちもちの縮れ麺…だったかな、確か市内に有名なお店があるんだよ。『とら食堂』だったかなあ」とのこと。――という特徴をきっちりおさえてます新白河ラーメン╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !駅そば屋さんメニューで650円はかなりお高い方ですが、調理の時間・手間とクオリティから、食べてみて納得できました。まずはスープ。店頭に書いてあった通り、鶏ガラベースのあっさりスープ。ちょっと生姜がきいて美味しい。しょっぱいのでそれほど多くは飲めませんが美味しいです。 続いては麺!もっちもちです縮れ麺!この麺美味しいヽ( ゚∀゚)ノ 茹で加減もちょうどいい。5分待った甲斐がありました。スープとの相性もばっちり。そして、意外なほど美味しくて感心したのがチャーシューおよびメンマ。チャーシューは分厚くて柔らかい立派なのが2枚、メンマもすごく立派で美味しい。メンマだけもっと食べたいくらい。 けっこう味わいつつ少し急ぎ目で食べて、お店には15分ほどいた計算。ホームとの往復&用を足したりすると30分でもそれほど「時間が余る」感じではなかったです。お店を探すのに手間取らなくてよかった。慌ただしく駅ナカを見て回ったら、大きなダルマさん発見。日本一品がよいダルマさんだそうです。 そういえば、食べている間に店員さんがもう1人出勤されてきました。ふだんは2人で回す時間帯が多いのかもしれませんね。店員さんはお2人ともとても感じが良く、動作も口調も丁寧で、乗り鉄旅の途中でちょこっとゆったりできました。ラーメン美味しかったけど次はおそばを食べに来たいな。つゆの味どんななんだろう。美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2017年12月24日(日)9時半頃・立地:JR新白河駅改札を出て目の前・席タイプ:完全着席(L字カウンター、10席ぐらいかな)・清潔感、広さ:★★★★☆4.5(とてもきれいな店舗で入りやすかったです)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(本文で触れた通り。おかげでひといきつけました)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(ご当地ラーメン以外もメニューはけっこう豊富)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(かなり入りやすいと思います)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(新白河で途中下車できそうな時は再訪したいです)新白河 (ラーメン / 新白河駅)我が家のクリスマスディナーは前週に実施済みだったのである意味よかったと言えばよかったのですが、私は大宮の行事終了と共に風邪をひき、ダンナさんは重要なプレゼンの直後にインフル判明、どれだけサラリーマン体質な夫婦なんでしょうかさすがA型どうし。 イブにラーメン&アリーナグルメというおよそクリスマスっぽくない食事でいまひとつ気分が出なかったといえば出なかったものの、試合会場は当然ながらクリスマスソング1色。B2は洋楽を使ってはいけないので懐かしめの邦楽がたくさん流れ、なんだか若干切ない気分になりつつの乗り鉄&バスケットな1日でした。その模様はまた別途!
2017.12.23
いやークリスマスを前に本格的に冷えますね。さむいさむい((((・´_`・))) 鉢植えに軽く積もった雪が天然のクリスマスツリー的になっていた、こちらは1か月前のJR宮古駅です。宮古へは盛岡駅から早朝の路線バスで向かいましたが車窓からの眺めも冬景色。 そんな宮古へやって来たのは今年の9月以来約2か月ぶりで、それが2度目。つまり9月が初めてで、それほど間を置かずに再度やってきた理由は2か月前の彡彡彡彡彡彡( ゜Д゜)彡彡彡彡彡彡ヒューーーーーーーーー(ポカーン) 最初は気づきませんでした。宮古駅の駅そば屋さんは営業時間が「6:30~14:00」とかなり短くしかも「月曜定休」との情報を予めネットで得、月曜を避けた木曜の朝にやって来たからです。 なのに!なのに!!! 木曜も休みになってるしかもけっこう最近からщ(゚ロ゚щ)というわけで初訪ではなすすべもなく撤退した宮古。まさかこんなに頻繁に再度来るとは思ってなかった、でもこの宿題早期に回収しておかないといつまた定休日が増えたり営業時間がさらに短くなったりするかわからないそれが駅そばローカル界m9っ`Д´)というわけでふたたびの宮古駅、火曜日の朝です。11月でこんなに雪だとも思ってませんでしたがおそるおそるのぞいてみると・・・やってるヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノ よかった~、前回カバーがかかっていた券売機も無事使えます。しかも開店からまだ2時間ほどしか経っていませんが(朝9時前)、既に海老天が売り切れ。さっき駅に着いた時、ガテン系っぽいお兄さん方が数人で入っていかれました。その辺りで完売だったのかな。 とは言え私の目的は海老天ではないので大丈夫╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !おばちゃんに食券を渡し、思ったよりもずっと早くできあがりましたなお、おにぎりやお寿司は隣接しているKIOSKでも同じものが買えます。 「そうめん(300円)」+「トッピングめかぶ(80円)」。 丼はプラではなくちゃんと陶器です。そしてアツアツ感が伝わるでしょうか? 提供時間が「思ったより早い」のは、そうめんってすぐ茹で上がるからもしかしたら注文後に乾麺からゆでたりするかな?と思ったからで、そうではなく予め茹でられた麺を軽く湯通ししての提供。駅そば屋さんで「そうめん」を見るのはかなり珍しいですが、きっとよく出るのでしょう。その「そうめん」を選択したのは、珍しいからというより、こちらのお店(食べログの登録は「駅そばKIOSK」となっていますが「宮古そば」さんが正解かもしれない)ののつゆが「煮干しだし」だからです。 地方によってはなじみがないかもしれない「煮干しだし」、東北ではメジャーです。私の実家でもお味噌汁のだしは常に煮干し、同居していた祖母の常食も自分で煮干しでだしをとってつくったそうめんかおかゆでした。子供の頃から好きでしたが、歳をとってくるとなお、力強い旨味が美味しく感じるんですよね。という懐かしい煮干しだし、美味しいヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイ温かいそうめんに煮干しのだしって合うんですよね~、小さい頃から食べ慣れているせいもあると思いますが、私冷たいそうめんよりあったかい方が好きなんです。つゆの色自体はそれほど濃く見えませんが、味はしっかりめ。それも東北っぽい。甘みはありません。 味がしっかりしているので、湯通ししたそうめんやめかぶ(味はついていません)を入れても負けないつゆ。とてもよく合います。めかぶとそうめんもいい組み合わせ。 それにしてもこの日は寒かったので(おそらくこの時点で気温は3℃ぐらい)、アツアツのつゆをすすっていると鼻水が…( ̄ii ̄)でもそれも冬の駅そばの醍醐味だなあ。というわけで美味しく完食、ごちそうさまでした(○´∀`)ノいやー期待通り美味しいつゆでした。これはおそばでもうどんでも、きっと卵を落としても美味しいだろうなあ。宮古まで来るのは(それもこの営業時間内に)ちょっと大変ですが、山田線も運転再開したことですし、また来ようと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2017年11月21日(火)8時45分頃・立地:JR宮古駅改札外KIOSK隣(※月・木定休、営業時間が6:30~14:00と短いので注意)・席タイプ:完全立席(横一列カウンター、3人くらいでいっぱい)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(昔ながらの駅そば屋さんっぽいいい店舗です。小さな券売機もいい)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(KIOSKの制服を着た女性お1人でやっています)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(そうめんがあるのがレア。つゆが美味しい!)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.0(外の露出店ですが、地元のおばちゃんとかもけっこう来ていそうです)・リピートしたい度:★★★★★5.0(つゆの味が好き。また来たい!)駅そばKIOSK (そば(蕎麦) / 宮古駅)いやー宿題回収できてよかった、そしてつゆが期待通り素朴に美味しくて満足╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !なんというか、この味は「地元のお年寄りも好きな味」だと思います。煮干しのだしに慣れていない方が一口目から「うわ、美味しい!」とは感じないかもしれないですが、東北育ちの私にはとても懐かしい「昔食べていた味」でした。さて、とはいえいくら私でも駅そば「だけ」のために遠い宮古を再訪したわけではありません。先日書いた「きたいわてぐるっとパス」もあったし、前々から乗ってみたかったんですよね三陸鉄道、通称「三鉄」。JR宮古駅のお隣、北リアス線の起点となる三鉄宮古駅。 この駅にも前回立ち寄るだけ立ち寄って、お買い物をしていました。駅内には三鉄グッズを含むおみやげ品が驚くほどいろいろ売られています。さすが「あまちゃん」のモデル三鉄。中でも私の目を引いたのはこれ。こういう手書きポップに私はとても弱いのです。 「三鉄カレー(各510円)」、前回はイチオシのチキンが売り切れていたため、ポークとビーフを買ってみました。 意外と低カロリー&ポークの方の原材料に気になる表記があります。 ビーフ。とろけるような柔らかなお肉&野菜たっぷりなフルーティーなカレー。低カロリーもうれしい。私これ好きです。 そして!ビーフとは大分キャラが異なるポーク。お肉も大ぶりで食べごたえがありますが、それ以上に存在感を放ってくる干し椎茸。いやーやってくれた、個性的です(笑) 今回買えたチキンカレーは未食ですが骨付きチキンがゴロッと入っているため他の2つよりもカロリーは高め、と言っても258ckal。一般的なレトルトカレーと比べヘルシーです。三鉄のお酒は東北らしいどっしりした飲み心地でした。こちらもおすすめ。 「宮商生のおすすめ」はもう1つありまして、それがこの「相馬屋」さんのパン各種。美味しいです。特にあんぱんとジャムパンがおすすめ。 「相馬屋」さんのあんぱん、ジャムパン等の菓子パンはJR宮古駅のKIOSKや宮古の街中のお店でもよく売られていますが(なんと盛岡駅のNEWDAYSでも扱うように!)、宮古駅徒歩10分弱の実店舗へ行くと、その朝できたてほかほかの菓子パン(※駅で買うのよりふかふかで美味しかった、ほぼ別物!!)のほか、よそでは買えないサンド・調理パン・コッペパンも買えるのです。 消費期限シールが貼られているのはよそに出荷されているもの。本店で買うと日付のシールはありません。すごくふかふか、手ごね感満載でした。調理パンも美味しい。でもイチオシはコッペ!美味しすぎて写真撮り忘れましたがすごく美味しい! そして今回めでたく北リアス線に乗りました。運転士さんが若い女の子でしかもすごくかわいく、思わず「写真撮っていいですか?」と尋ねたくなったぐらいだったのですが それもそのはず、グルージャ応援自販機に彼女のポスターが!なんでもこの秋入ったばかりだそうで、当たった私はラッキーだったかも。それと、改札してホームに出たら もっと前にお参りしてたら落ちないで済んだのでしょうか大宮(´;ω;`)ウッ…という悲しいネタで宮古については以上です。おつかれさまでしたm(_ _)m
2017.12.18
冬の青春18きっぷのシーズンが始まりました。電車乗りたいなあ~、乗り倒したいなあ。 というわけで、こちらは豊橋へバスケット観戦に行く途中立ち寄ったJR熱海駅です。横浜から東海道線で豊橋へ向かう場合、熱海・浜松、場合によっては小田原・静岡で乗り継ぎが発生するため、熱海駅では必ずホームに降りることになります。熱海駅からの乗り継ぎは大抵かなり便利な時間で組まれているため、すぐに乗り継ぐこともできましたが、この時は少々おなかが空いていました。電車を1本見送って駅そば朝ごはんです。 熱海駅4・5番ホームにある「熱海そば」さん。NREのお店です。熱海駅ではこれまで伊東線ホーム(1番線)にある「爽亭」さんを優先していて「熱海そば」さんに入ったことはありませんでした。この日も先に伊東線ホームへ行ってみると、ほぼ満員のお客さんで「爽亭」さんはぎっしり!さらに空くのを待っている様子の方も見受けられたため、ならばと4・5番ホームに来てみるとこちらは空いているヽ( ゚∀゚)ノ「熱海そば」さんは乗降客の多い東海道線のホームにあり、駅弁も売っているため列車が着くたびお客さんが入っていつも混んでいるイメージでした。これはラッキーというわけでさっそく入店。券売機は入ってすぐ、左手に1台。この時のメニューはこんなでした。最近はNREも頻繁にメニューを入れ替えるので、2ヶ月弱経った今では何品か変わっていると思います。 でもでも私には、以前から「熱海そば」さんに入ったら食べようと決めていたメニューがありました。NRE系店舗ではすっかり珍しくなってしまった店舗限定ご当地メニューが、ここ熱海にはまだあるのです╭( ・ㅂ・)و グッ ! 「黒はんぺんそば(450円)」。静岡と言えば黒はんぺん。これは食べてみなければ!というのと、NRE「駅そば」系店舗でもつゆの違いが若干あることがわかって来たので、ここはどれぐらい地方に寄せているのかにも興味がありました。お店はこの時は女性お1人でのワンオペ。前に何度か前を通った時には2人体制の時もあったので、混雑状況に応じて1~2人で回していると思われます。店内は厨房・壁側にカウンター。全席立席です。奥側から入口を見るとこんな感じ。 さてさて注文から数十秒で「黒はんぺんそば」のできあがり!おそばと黒はんぺんだけだとかなり茶色い外観かと思われましたが、とろろとねぎで思いのほかきれいなルックスです。 まずはいつも通りつゆと麺をひとくちずつ。つゆは神奈川ほど甘みがなく、静岡ほど醤油が濃くないいたって中庸な感じ。だしもそれほど強くなく、いろんな意味で「中庸」です。 麺はいつものポワッとしたNREの軽い麺。このつゆ+麺だけだと若干物足りなさを感じます。 そこで黒はんぺん。思ったより厚みがあって食べごたえがあります。じゃこ天類ほど骨のはごたえがなく、食べているうちにつゆにちょっとずつはんぺんの味がしみ出し、つゆが美味しくなっていくのがいい。そういう意味では癖のないこのつゆによく合っています。 そしてとろろです。思い返せば私は駅そば・立ちそば屋さんで「とろろそば」を食べたことがありませんでした。なんとなーくボリュームが足りない&つゆの味がわからなくなりそうなイメージを勝手に抱いていたのですが、違いました╭( ・ㅂ・)و グッ ! とろろを絡めることであの頼りない(失礼)NRE麺に程よいボリュームが出、つゆも絡みやすくなってなんだか別のものを食べているかのような食べ心地に。のど越しもよく、食べているうちになんだか身体があったまってきます。そう、この日は朝けっこう冷えていて身体を温めるものが食べたかったんですよね。終盤七味もかけて美味しく完食、ごちそうさまヾ(o´∀`o)ノ熱海は横浜から近いので「静岡」というイメージがあまりなく、改めて「ねぎが白い…(静岡では青ねぎを使うお店が多い)」と思ってしまいましたがこのおそばには白ねぎの方が合うと思います。私白ねぎ好きなのでうれしい。とても「中庸」な駅そばのつゆは時折とても食べたくなるものなので、また熱海での乗り継ぎ時に寄るかもしれません。最近NREの季節限定メニューが出ると「この天ぷら・具はどの系列のつゆに合うかなあ」と考えてしまう自分がおり、中庸系に合いそうなのが出たらまた寄ろうかな。ごちそうさまでした!・実食日:2017年10月28日(土)8時すぎ・立地:JR熱海駅4・5番ホーム(東海道線ホーム)・席タイプ:全席立席カウンター・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(スタンダードです。露出でないので寒くないし、ちょっとレトロなのも温泉地っぽくていい)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(丁寧につくってくださる女性の方でした。柔らかな物腰も感じがよかった。一方で元気なおじさんが駅弁を売っていることもあります)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(NREスタンダード+黒はんぺんそばです)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(観光地ってなぜか女性、それも中高年層の方が積極的に駅そば店に入っている気が。旅先でテンションが上がっているからかな)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(積極的に寄りたい要素があったらという感じ)熱海そば (そば(蕎麦) / 熱海駅)そう、熱海って近いんですよ横浜から。片道あたり1時間半・千円ちょっとで行けてしまうので「電車乗りてえщ(゚ロ゚щ)」モードの時にはちょっと物足りないし、青春18きっぷ的にもおいしくなく(同切符は1日あたり2,370円分以上乗るとお得)、だいたいは沼津~三島、あるいはもうちょっと頑張ってそれ以上先を目指す際の中継地点となります。冬の青春18きっぷは使用期間が1ヶ月と短く(夏は50日間、春は40日間)、年末年始も重なるので自分が自由に動ける日数が少なく、使い切れそうにないなとこれまで買ったことがありませんでした。が、時間がある&在来線で行けるぎりぎりの範囲に行きたい場所(主にバスケット観戦地)がある今回は余裕で使い切れる(ΦωΦ)フフフ…今月末、年末ぎりぎりに三遠のアウェーで札幌へ行く予定で、朝~日中に時間があるので北海道でも初めて青春18を使ってみようか、あるいは高速バスを使うかで迷っています。北海道乗り鉄旅に詳しい方、もしいらっしゃいましたらおすすめ旅程・おすすめ駅そば(音威子府とか留萌とかは厳しいですけど)等教えていただけましたらうれしいでーす(○´∀`)ノ
2017.12.11
(「・ω・)「ガオー 恐竜いっぱい (「・ω・)「ガオー JR福井駅です。昨年初めて降り立った際にもホーム&コンコースの時点で驚きましたが、1年ぶりに来て改めて駅を見たら外観こんなでした。びっくり (「・ω・)「ガオーというわけでいまふたたびの福井。それもこんなタイミングでやって来てしまいました。 あのすごかった10月下旬の台風21号前日に金沢の試合を観た後福井へ移動した私は、福井に2泊して県内を回る予定でいたのですが月曜は電車どころかバスも私鉄も路面電車もみんな全滅(꒪⌓꒪)しろめ しかも風雨というより土砂災害が主な原因だったため、復旧の見込みもだいぶ不透明な状況だったのでした。このため2日めの旅程はすべてキャンセル。福井駅前の徒歩圏内を、雨を避けて少し歩いてみるぐらいしかできなかったのです。ホテルが駅前&連泊でほんとうによかった。そしてそんな時には駅そばm9っ`Д´) この日、福井駅の中はきっぷの払い戻しをする人々や いつ動くかわからない列車を待つ人々が大勢。駅ナカの飲食店もおそらく普段の月曜昼より混雑していたのではないでしょうか。 正直私も「えーい昼から飲んでやる」という気分もなくはなかったものの、胃腸に優しいおそばをサクッと食べてホテルで休みたい方が勝ったため、昨年も立ち寄った福井駅「今庄そば」さんを再訪することに。可能ならホーム上の店舗へ行きたかったのですが、電車が動いていないため入場できず。駅に人が多いので最初覗いた時は混雑していましたが、用事を済ませて戻って来たら空いてる! こちらは券売機はなく口頭注文制。メニューはこんなです。 注文後数十秒で「梅昆布そば(400円)」できあがり! 青ねぎに赤い叩き梅、そしてたっぷりのとろろ昆布と彩りがとてもきれい前回食べた「きつねそば」にはのらなかった削りがつおがのっているのも嬉しい。さっそく澄んだつゆをひとくちのんで「おや?」と思いました。前回同店を訪れた際、つゆがちょっとあっさりしすぎて物足りなく感じたのですが、今回はとてもちょうどいい。とても美味しいです。麺は太めでちょうどいい固さというか柔らかさ。田舎そば系ですね。味・香りとも好き。 そしてこのおそばに昆布をたっぷり絡めて食べるとウマイ~ヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイちょっとびっくりしました。昆布を絡めることで味・のど越しともまったくの別物に。おそばも昆布も両方美味しく感じる上に、この澄んだつゆで流し込むとものすごくほっとする美味しさ。昆布が甘いので、時折梅肉を舐めるととてもいいアクセントに。削りがつおもごまも良い香りです。いやー驚きました。昨年来た際は正直「それほどでも」と思っていたお店で、だから改札外店舗ではなくホーム店の方を試したいと思っていたのですが、違いました。前回のオーダーがどうやら私好みではなかったんですね。あとタイミングのせいか、きっと前回はつゆが薄すぎたのだと思います。お店のお兄さんもにこにこと笑顔で、福井駅で足止めを食っている&1日の旅程が台無しになった心のトゲトゲが癒される1杯でした。美味しかった!ごちそうさまでした。・実食日:2017年10月23日(月)12時50分頃・立地:JR福井駅(改札外)・席タイプ:全席立席カウンター・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(きれいなお店です。やや動きづらい作りなので広さはもうちょっと欲しい感じも)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(前回訪問時より笑顔と元気が印象に残りました。時間帯の違いもあるのかな)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(前回と一緒。できればかつおの有無を明記して欲しい)・女性でも入りやすい度:★★★★4.0(適度に中が見えるので入りやすいと思います)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(前回より評価を上げました。福井に来たら寄ります)――という翌日。この日は午後の便で帰らなくてはならず、前日分と併せて考慮の結果、敦賀&鯖江の一部をまわって帰ることにしました。この日も電車は動いているとはいえかなり不安定な運行状況だったため、敦賀だけでも行けてよかった。敦賀については別述したいと思います。本来、この旅では敦賀、武生、鯖江あたりで駅そば&土地の名物を食べる予定でした。しかし当日の電車の運行状況から考えて敦賀⇔福井間で一度降りてしまうと飛行機の時間までに福井に戻れない危険性が高く、導き出した結論はこの旅2食めの福井駅そばm9っ`Д´) 早朝敦賀へ発った際にはまだ開いていなかったホーム上の店舗に入りまーす ホーム上の店舗はL字カウンターの立席のみのお店。おばちゃんのワンオペ店舗ですが、狭い分距離が近いというか、ほっとする感じの雰囲気。おばちゃんがとてもいいんですよ!笑顔といい話し方といい、なんともほっとします。いい雰囲気です。 ちょっとしたスペースに手作りの飾りがあるのってうれしいですよね。 改札外同様口頭で注文した「天ぷらそば(400円)」。注文から1分ほどかな?これにも削りがつおをたっぷりかけてくれました。うれしい 麺・つゆは前日食べた改札外店舗とほぼ同じですが、つゆの濃さはやはりその時担当する方によって若干の違いがある気がします。この時のは前日より若干薄め。でも天ぷらの味も出るので物足りなさはありません。 天ぷらは野菜のかき揚げの揚げ置き。つゆにさっと浸してからそばにのせ、その上に青ねぎとかつおをたっぷり。程よいボリュームで美味しかった。 途中で味を変えたくなって一味をぱらり。北陸は一味エリアなんですよね。よく合います。 食べ終わり「ごちそうさまでした」と言って出ようとすると「ありがとうございました。またぜひ寄ってくださいね」とおばちゃんが優しくにっこり。とても嬉しい気持ちでお店を後にしました。なんというか、すごく「ひといきついたなあ」という気持ちになれました。・実食日:2017年10月24日(火)10時50分頃・立地:JR福井駅4・5番線ホーム・席タイプ:全席立席カウンター・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(広くはないですが露出じゃないので寒くないです)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(あくまでこの時の方が、という意味ですが、とてもよかった)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(改札外店舗とほぼ共通ですが、削りがつおサービスはこちらの方がたぶん上…なのもたまたまこの時のおばちゃんだからかもしれない)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.0(狭いので混んでいたらちょっと躊躇するかな)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(福井に来たら再訪します)今庄そば 福井駅構内 (そば(蕎麦) / 福井駅、福井駅、新福井駅)いやーまさかこんなに福井駅の中および駅の周りに詳しくなるとはщ(゚ロ゚щ)という感じの2泊3日でしたが自分なりには割と楽しんだ感があります。そしてまだ行き飽きません福井県(行きたかったところへ行けていないのであたりまえ)。前回訪問時と違ったのは、今回は駅に来年の国体関係のポスター・バナーがたくさんあったこと。 友人のひとりが福井国体に関わっていて、行けたら観に行きたいなとも思ってますが、大宮の日程とそこから算出される旅費次第かなあ。今季はお金のことは考えず「(大宮の公式戦は)全部行く!」と決めていたので、改めて振り返るとけっこうなことに( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \行った場所&回数からいえば相当安く回ってはいますが、来年はさらに節約だなあ。節約や安い旅程の調査&手配は得意なので、それはそれで楽しいと思います。ここ数年は旅行というとJリーグ遠征が中心だったため、今年はJがない県も回ってみてとても新鮮でした。今はせっかく時間があるので、来年も工夫しながらいろんなところを回りたいなと思っています。
2017.12.06
えー、Jリーグアウォーズも終わり、今季のまとめ…ができる心境ではまだないので、仙台遠征後の岩手話の続きでも。 「きたいわてぐるっとパス(大人4,980円)」。IGR岩手銀河鉄道(盛岡⇒二戸)、JRバス東北(二戸⇒久慈)、三陸鉄道(久慈⇒宮古)、岩手県北バス(宮古⇒盛岡)と四社合同の周遊きっぷ。3日間有効で、その期間なら( )内の区間を同じ方向に回り放題。一周するだけでも約3千円お得なきっぷです╭( ・ㅂ・)و グッ !前回9月に岩手に行った際、宮古にはちょっとだけ立ち寄りましたがなにぶん岩手県は広い!北海道に次いで広い!!こういう機会でもないと北岩手を回る機会はなさそうなので、今回旅の最終日にこのきっぷを利用し、半日で1周まわって来たのでした。前回残した宿題を回収した宮古については別述したいと思います。――で。乗り鉄旅でそこそこ疲れて盛岡駅に戻ってきた私は妙にカレーが食べたくなっていました。せっかくなら駅そば屋さんと南口の「はやて」さんをのぞいたら、どうやらごはんが売り切れらしくごはんものがすべて×マーク。それならとやってきたのが駅ビルフェザン側の「蕎麦にはち」さん。駅そばについては9月に書いています(コチラ)。今回行った時期には季節限定メニューの椎茸そばもあって少々興味がありましたが、カレー食べたい欲の方が勝りました。 店頭メニューは変わりなかったため、前回画像をそのまま使います。 前回は17時頃行って混んでいましたが、今回は15時前とかなり谷間の時間に入店したため空いていました。前回座れなかった椅子席にゆったり、ラッキー そして改めて見るとやっぱりこの壁の絵というかお店のコンセプト説明、「いろり庵きらく」っぽい。この照明の感じとかも。 さてさて今回の注文は「カレーライス(480円)」と「北上コロッケ(180円)」です。カレーだけだと寂しそうで(おそらく業務用でしょうし)、何かトッピングしてみたかったのです。 提供は注文後2分ぐらいかな、カレーのお皿が予想外に大きいことにびっくりw(゚o゚*)w!それにコロッケが別皿で出てきたのも意外でした。さすがオシャレ系駅そば屋さん。カレーは思ったよりはお肉が入っていました。辛さは中ぐらい。ご飯の量は女性向けかな。男性のお昼にはちょっと足りないかも知れませんね。 前回も食べた北上コロッケ、実は岩手県内ではあまり見かけませんでした。スーパー等に寄るたび探してみましたが見当たらず、調べてみても今回寄れる範囲で買えそうなところがなかったため結局またここで食べてしまった。でも割と好きです。里芋のねっとり感にアスパラが意外に合って、カレーにもぴったり。なんとなく前回よりも美味しく感じるのは里芋の時期だからでしょうか、それともおそばではなくカレーに合わせたからかしら。 というわけでぺろっと完食。駅そば・立ちそばのお店でカレーを食べたのは新潟の万代バスセンター以来でしたがたまにはアリですね。あまりガッツリしすぎないカレーを食べたいときにぴったりです。ごちそうさまでした!――さて、これだけだと寂しいので盛岡駅ナカの話題を続けます。盛岡にはいくつかの名物パン屋さんがありますが、中でも今や全国区なのが「福田パン」さんのコッペパンではないでしょうか。「福田パン」さんのパンは、盛岡市内のスーパーや、都内なら東銀座の岩手県アンテナショップ「いわて銀河プラザ」さんでも買うことができます。 先日いわて銀河プラザが19周年でなんと!全品10%オフだったので張り切って行ってきました╭( ・ㅂ・)و グッ ! 福田パンは人気商品なのでいくつも売り場が設けられていましたが、特に人気の「あんバター」は売り切れ。 この時は「ミルク」「ジャム」を買いました。練乳っぽいミルクも悪くないですが、よりオススメなのはジャム。弾力あるコッペパンに昔懐かしいいちごジャムの甘さと弾力がぴったりで、20cm近くあるのに2人でぺろっと食べてしまった、危険なブツです。 ちなみに「いわて銀河プラザ」ではその他の岩手の代表的なローカルパンブランド「シライシパン」の各種パンや、知る人ぞ知る名店「横澤パン」さんの食パンも買えます。横澤パン、すんごい美味しいのでオススメ! シライシパンの冬季限定ショコラスイーツはどれも優秀です。中でも「ザッハトルテ」はあっ!と思って買ったらレジのお姉さんが「これ今回初めて入荷したんですよ~!私もずっと食べたかったんです!」って言ってたくらいで、これ133円でいいの!?というクオリティでした。ほんとに美味しい。これまたオススメ。 ――で、福田パンの話に戻ると、盛岡へ行くと「割とどこでも買える」感じに思えなくもないのですよ。その辺のスーパーで普通に安く売っているし、わざわざ本店へ行かなくてもいいかな…的な。しかーしそれは間違いだった m9っ`Д´)ということを、盛岡駅で知りました。 盛岡駅2階、改札口を出てすぐのところにある「iwate tetoteto」さん。新幹線に乗る前に岩手の各種おいしいものが気軽に買えてとても便利なお店。お弁当やスイーツが豊富にそろっています。特に岩手の2大有名チーズケーキ「チロル」のレアチーズが買えるのが嬉しい。 すんごい濃厚で、ヨーグルト程度のサイズでも一度に食べきれないくらいでした。 ちなみにもう1つの有名チーズケーキは北上市の「トロイカ」さんというお店。お店で通販もやっていますが、盛岡駅ナカでも、上述「いわて銀河プラザ」でも買えます。 チーズケーキ用のチーズからお店で作っているそうで、濃厚なのに後味がとてもさっぱりしていて、こんなチーズケーキ初めて食べた!!という感じ。すごく美味しかった。 その「iwate tetoteto」さんでも福田パンが扱われています。しかも、あんバターやジャムなど甘い系のパン(日持ちがする)は袋入りで各地で買えますが、ここでは本来本店でしか買うことのできない総菜系フィリングのも買えるのですヽ( ゚∀゚)ノ というわけで、前回盛岡に着いた日に「ミートソース(370円)」を購入。 温め返した方が美味しいのかな、でもホテルに電子レンジなかったような…と思いつつ説明を読むと、崩したお豆腐が入ってボリュームもありつつさっぱり食べられるとのこと。だとすると、冷たいままで大丈夫かな、と思い食べてみました。 これうんまい(ノ*゚▽゚)ノさっぱりしていてどんどんいける╭( ・ㅂ・)و グッ !いやー美味しかったです~。正直、これ食べるまで「そんなにもてはやされるほどかなあ福田パン」って思ってたんですよ。けど違いました。やはり「袋入り」とお店直送のではパン生地の味が違うし、スパイシーなミートソースにお豆腐がここまで合うとは!という驚きの美味しさ。ゆでたまごとレタスの分量も適度で、1つで飽きずにおなかいっぱいになりました。私はコッペパンは卵や生クリームが使われていないシンプルなタイプが好みです。その点でも余計な味がせずさっぱりして美味しいし、何よりミートソースの味付けがいい。これなら本店へ行ってもっと別のおかずコッペも試してみたいな、と思ったのですが、今回は時間がなくまた次の機会に。そんな福田パンさんののれん分け店舗が、実は亀有にあるらしいんですよね・・・。亀有、ふだんなかなか行かないエリアですが近々行ってみようかなと思ってます(ΦωΦ)フフフ…
2017.12.04
2017年11月29日、秋田県のとある人気職員が県庁を"退職"しました。 その名は「スギッチ」。見た目&名前の通り、杉の木の姿をした森の妖精です。2007年「わか杉国体」プロモーションマスコットとして生まれ、その後秋田県公式マスコット兼県職員として長く執務にあたってきました。デザイナーさんが「スギッチを引退させてやりたい」とのご意向をお持ちだそうで、職員として10年の節目を迎えるこの日に退職、森に還ることに。昨日、スギッチ主任退職&マスコット引退セレモニーが開催されました。 うわあああんまだ会ったことなかったのに(இдஇ; )(இдஇ; )(இдஇ; ) だってスギッチあまり首都圏には来なかったんです(´;ω;`)ウッ…県職員だからか!オブジェとしてのつるつるスギッチやぬいぐるみスギッチには秋田空港はじめ各地でちょいちょい遭遇していましたが、本人にはとうとう最後まで会ったことなかった(誕生当時は県庁職員の高校の同窓生がごにょごにょ的生々しい状態でもありましたし)、残念すぎる・・・いつの間にかかわいくなってたなあスギッチ。誕生当初はもっと朴訥とした感じだったけど、動きも愛くるしくなって、モフらしくなっていたのね。 ――という記念写真でそっと隣にいるなまはげロボット。 とても仲がよさそうなこの子は2015年に突如誕生した「秋田県PRキャラクター」の「んだッチ」。後発キャラだけあっていかにもなかわいいルックスに機敏な動き、これスギッチ引退の布石なんじゃ…と思ってましたが結果的にそうなってしまいました。でもんだッチかわいい、思ってたよりかわいい。知事によるとんだッチは県職員の採用試験に受かっているそうなので、来年の4月1日に何らかの辞令が出るかもしれないらしい。 そんな「んだッチ」に初めて会ったのが9月でした。何も知らずに行ったらこんなイベントやってた、街に元気なお年寄りがいっぱいでした。 そして秋田には1月にも行ったばかりでしたが、半年ちょっとぶりに行ったら秋田駅に駅そばできてたΣ( ̄口 ̄*)というのが今日の本題です。ありがとうスギッチ(´;ω;`)ウッ…秋田駅。外観がこの形になってからもうだいぶ長いですが 2階の中央改札へ行くたび「立派になったなあ」と思ってしまいます。私が中高6年通った20年以上前は中央改札は1階でした。テレビが3台ある広~い待合室の端っこにドムドムがあったなあ。そんな現在のとても立派な2階中央改札の向かい側には待合室、おみやげ売り場や観光案内所ができ、その並びに誕生したのが3月に開店したばかりの駅そば店。 「しらかみ庵」さんです。ピカピカだ! できたと知ったのは開店から少し経った今年のGW頃で「なにぃ!?」と思い行く機会を模索していました。だって秋田駅に駅そば屋さんが復活したのってかなり久々なんですよ。昔はホームに駅そば店がありましたが、在来線から姿を消し、そして新幹線ホームからも姿を消して幾年月。こんな形でできるとは思ってもみませんでした。店頭には手書きメニューがあります。メニュー数はそれほど多くはないですが、稲庭うどんを扱っていたり、秋田っぽい食材も使っていたりとなかなか良い感じ。 入口は正面と隣のおみやげ売り場の両方につながり、入ったところに両替機と券売機が1台ずつで、Suicaも使えます。 ――というところでわたくしは人知れずとても大きなショックを受けておりました。手書きメニューにはあったとある食材に「売切」表示がなされ、さらに いま9月13日ですけどщ(゚ロ゚щ) ・・・そう。私は「白神ねぎ」が食べたかったんです(´;ω;`)秋田にいた頃「白神ねぎ」って聞いたことなかったですが秋田のねぎは美味しい。それをフューチャーするなんてなかなかいいじゃん「しらかみ庵」さん!って思ってたらこの仕打ち、もう9月半ばだよ(இдஇ; )(இдஇ; )(இдஇ; )ねぎそばがある前提で入店してしまったのでじゃあ何を食べようかかなり迷いましたが、肉そばが豚肉っぽい写真だったのでこちらにしました。すごくきれいな店内。これ観光客の方に受けますねえ。全席座れるし。 提供は注文後2分ほど。「肉そば(500円)」、おいしそう!照明が明るく、丼や塗りのスプーンもかわいいのでとても美味しそうに見えます。 麺もなかなかいい。生麺に近い感じの味と香りで、少しだけぬめっとした感じがあります。 「肉そば」の肉が牛・豚いずれかは「芋煮の肉がどちらか」にも通ずるテーマ。秋田は豚肉です。山形は牛なんですよね。 そして、この豚肉を食べた際に「!!!」と思いました。この甘じょっぱい味付け、すんごく秋田っぽい。だとすると当然ながらつゆもまたすごく秋田っぽい。 「白神ねぎがない(´Д⊂グスン」でだだ下がっていた私のテンションが一気に再上昇このつゆ&肉の味、すんごく秋田☆+:;;;;;:+☆ヾ(*´∀`*)ノ☆+:;;;;;:+☆ ひょっとしたら県内でも「えーこれがー!?」と思う方もおられるかも知れません。でも旧南秋田郡(現潟上市)で育った私にはすごく懐かしい味でした。秋田というと想像されるきりたんぽ鍋とは違う、家庭で作られる肉じゃがはじめ各種煮物や家庭で食べるおそばのつゆはだいたいこんな味。友達のおうちに遊びに行くと作ってくれるおかずもこういう味付けだった、そういう感じの懐かしさなのです。そしてこのつゆは昔食べた駅そばの味にも近い気がします、なにぶん30年以上前の記憶なのでだいぶ朧げですが、少なくとも現在の土崎駅の駅そばよりも、秋田駅「しらかみ庵」さんの方が、昔の伯養軒の味に近いです。ちなみに「しらかみ庵」さんは「JR東日本東北総合サービス(株)」と地元の老舗駅弁業者「関根屋」さんの提携。これは関根屋さんの味なんですね。――というわけで。せっかく行けた!と思ったら「白神ねぎ」という季節限定の壁が立ちはだかった秋田駅。また「ある季節」を狙って行くしかないな…。ごちそうさまでした!・実食日:2017年9月13日(水)11時過ぎ・立地:JR秋田駅改札外(2階中央改札向かい)・席タイプ:全席椅子席(2人がけテーブルと1人がけカウンター席、計21席)・清潔感、広さ:★★★★☆4.5(新しくとても綺麗。ちょっと明るすぎる気もする)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(ごく普通です。3~4人でのオペレーション。「秋田らしさ」は特に狙っていないみたい)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(ご当地系を入れ込んでいるのはとても良いです。でも季節限定が「入らないとわからない」のは困る!!)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(座れるし綺麗なので女性好み。旅行者と中高年層~女性を狙ったマーケティングでは)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(秋田に帰ったら行ける限り行きたいと思う味とメニュー。いいお店だと思います)駅そば しらかみ庵 (そば(蕎麦) / 秋田駅)この味を「懐かしい」と思うのが秋田のどれぐらいの方なのかは難しいところです。おそらく秋田市出身のダンナさんはそこまで感じないからで、単にそれぞれの実家で使っていた調味料の違いか、微妙なエリア差なのかは不明。でも私にとっては「懐かしい」アンテナがいきなり立つほどの懐かしさだったんですよね。冒頭登場した現知事は長くスポーツに好意的でなく、ブラウブリッツ秋田はスタジアム問題で昇格できず、改修&新設候補地すら未定。Bリーグ秋田も地元人気抜群で経済効果も出ているのでは?と思うものの、アリーナ建設にはどうも前向きではない様子です。東北はどこもみんな厳しい。昨日発表されたBリーグ各クラブの決算からも、東北はみな低予算の中でなんとか頑張っている様子が伝わってきました。経済規模で不利な地方クラブは行政との連携や相互協力が必須。他分野とのバランスもとりつつ、スポーツに好意的かつ推進力のある方が県政に関わってくれるといいなと、遠く県外から願っております(´-ω-人)
2017.11.29
きっかけはこの一冊でした。 前回9月に山形・秋田・岩手を回ってきた際、岩手をもうちょっと巡りたいなといろいろ調べている際に知った「盛岡タウン情報誌 月刊アキュート」の駅そば特集号。そもそも「特集」できるほど駅そば店があるのがすごいぞ岩手県╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! さっそく取り寄せ中を見てみると、写真はさほど多くないものの、スペック(麺・つゆの特徴)や人気メニュー、混雑時間等、かなりしっかり取材・比較検討してある特集です。予習にとても助かりました。 アウェー仙台戦後をターゲットに行ける~行きたいお店をピックアップ。土曜日の試合後盛岡へ移動し、購入したのがこのきっぷです。 土日限定の「いわてホリデーパス(2,460円)」。券面記載エリア、つまり岩手県内のJR在来線+一部IGR(岩手銀河鉄道線)が1日乗り放題、しかも盛岡から西にのびる花輪線に関しては終点の大館駅まで乗車可能。秋田県にも行けるのですすばらしいー(∩´∀`)∩ワーイというわけで、翌朝4時50分過ぎの盛岡駅改札前。まだ改札始まってません。しかも最初1階入口で「開かない!」と焦ったら数十秒後に開きました。4時45分開錠だそうで、そんなタイミングで駅来たの初めてだよたぶん…。 始発なのにいきなり車両トラブルで10分ほど遅れました。でも誰も文句言わない、さすが日曜の超早朝。当初車窓は暗くて何もわかりませんでしたが、途中から「…あれ?」と思い雪。 すごく雪。。 東北なのでちょっとの雪ではダイヤは乱れません。それにこの時期は降り始めの積もらない雪なので景色がとてもきれい。小雪の舞う杉木立や落葉樹から透けて見える朝日が美しく、そんな風景に見惚れている間に第1の目的駅に到着です。鹿角花輪駅(花輪線・秋田県鹿角市)。 秋田生まれ秋田育ちの私ですが、花輪線に乗ったのも初めてなら鹿角市に足を踏み入れたのもひょっとしたら初めてかも。それぐらいなじみのないエリア、もちろん初めての駅です。駅の中がとても広い。そうか「花輪ばやし」の街なのかここは。 そんな鹿角花輪駅の待合室奥にある駅そば店、その名も「鹿角花輪そば店」さん。さきほどの「アキュート」駅そば特集号の表紙を飾っています。岩手のタウン情報誌なのに秋田県でいいのかという気もしますが、このテーブルいいですよね。表紙にしたくなるのもわかるなあ。 ちっちゃくてかわいい券売機。新千円札っていつの話だ…。 食券を買っておばちゃんに渡し、1分ほどでできあがり!「三食そば(400円)」。 「三食そば」はミニきつね、卵、揚げ玉がのったおそばで、「三食食べても飽きない」の意だそう。今回、岩手県内の他の駅そば店でも見かけました。まずは麺。おそばらしい香りはありますが、かなり柔らかめです。おそらく客層に合わせてそうなったのでは?と思います。このお店は電車利用客に加え、地元のお年寄りが多く来ていそう。私が行った時もそういった方がぽつぽつと来店していました。 つゆは煮干しと昆布かなあ、だしの旨味はありつつかなりあっさり味。卵の白身が固まっていくほどアツアツのつゆ、黄身を溶いて麺と絡ませるととても美味しく感じました。あっさり味なのでぺろっと完食、朝ごはんにちょうどいいおそばでした。 おにぎりは全品100円。コンビニが少なそうなエリアなので、付近の中高生にも助かるだろうなあ。 こういうのいいですよね、私の場合「旅の思い出のひとつ」ではなく駅そばが主目的でしたけど…。 美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2017年11月19日(日)7時15分頃・立地:JR鹿角花輪駅改札外待合室内・席タイプ:カウンターで立食、テーブルで着席、どちらも可・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(駅の待合室自体が広いです。レトロですが綺麗)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(地方ならではですが、きちんと会話してくれるお店の方でした。「是非またお越しください」と言ってくれたのも嬉しい)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(スタンダードですが、不足もない感じ)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(たぶん地元のおばあちゃんとかいっぱい来てると思う)・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(花輪線に乗る機会があれば寄りたいです)あじさい 鹿角花輪店 (そば(蕎麦) / 鹿角花輪駅)食べ終えて盛岡方面に戻る電車を待つホーム。さっきより冷えている気がしてお天気アプリを見たら0℃ちょうどでした。 うん、さっきより吹雪いてる。 さて、続いて向かったのは東北新幹線と釜石線が乗り入れる新花巻駅。 在来線で岩手県内を移動する場合、キー駅は「新花巻」ではなく「花巻駅」。花巻駅でなら駅そば時間を無理なく確保できたのですが、敢えて新花巻にこだわります。もろもろ考慮し、花巻駅から新花巻駅まではバスで移動しました。たまたま乗れるのがあってよかった。そうまでして新花巻に来たかったのは、このためです。 この分厚いジューシーなお揚げ(ノ*゚▽゚)ノ゙!これが食べたくて、新花巻にこだわったのでした。これを提供してくれるのは「イーハトーブの里 新花巻店」さん。お弁当も売っています。 ここではあまり時間がないので即入店&注文。券売機は右端に1台です。 席は全席椅子席で、壁側が低め、厨房向きが高め。厨房側の端に座りました。 そして焦って注文を間違えた!「花巻そば(620円)」を食べるつもりだったのに勢いよく「賢治そば(610円)」を買ってしまう痛恨のミス。でも結果オーライでした。賢治そばにも厚いお揚げが入ってた、よかったー! しかも「花巻そば」は油揚げ+海老天ですが「賢治そば」は山菜なめこ、温玉、油揚げ、生の海老、揚げ玉とかえって豪華な気がします。山菜なめこ美味しかった。 麺はしっかり角があり、かつのど越しの良い麺。山芋が入っている麺だそうです。つゆは市販のめんつゆに近い、しょっぱさと甘みが両方ある食べやすいタイプ。 念願の油揚げはジューシーで甘すぎなくてだしがしみてとっても美味しかった!私が知る限り、この分厚いお揚げを使っているのは岩手県内でも新花巻駅だけのようで、「賢治そば」は花巻駅の駅そば屋さんにもあるものの、油揚げはノーマル。このお揚げが花巻名物か否かは不明ですが他店でも使って欲しいなあ。美味しかった。ごちそうさまでした!・実食日:2017年11月19日(日)12時過ぎ・立地:JR新花巻駅新幹線駅舎コンコース(改札外)・席タイプ:壁向き低めカウンター5席、厨房向き高めカウンター5席、全席着席・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(狭めの店舗ですが座れるのは嬉しい)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(新幹線駅だけあって慌ただしく出入りするお客さんにぱっぱっと対応してくれます。お弁当の販売も含め、女性お2人で回していました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(花巻そば・賢治そばの他にも海鮮ラーメンやいちご牛乳など、ご当地感のあるメニューが多くて魅力的です)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(椅子席ですし女性客も多いと思う)・リピートしたい度:★★★★☆4.5(他のご当地メニューも食べてみたい)イーハトーブの里 新花巻店 (そば(蕎麦) / 新花巻駅)注文から10分以内で食べ終え、次へ急ぎます。だって「イーハトーブの里」さんがある新幹線の新花巻駅から在来線(釜石線)の新花巻駅ってけっこう離れてるんですよ!知らなかったので着いてから焦りました。そこはかとなくダンジョン感あふれる在来線ホームへの通路。「この先売店・トイレはありません」のお知らせが繰り返し出てきます。 でもトイレも売店もないけど釜石線のホームは「銀河鉄道の夜」風に統一されていてかわいい。 そんなわけでこの後釜石線を乗りつぶし、釜石駅で駅そば食べようか迷いましたがガマンしてそのまま花巻に戻り、再度花巻駅の駅そばもガマンして南下。この日最後の目的地がこちらです。 一ノ関駅。ここも新幹線・在来線の両方が乗り入れていますが、駅そばは2店舗あって1つは改札外の待合室の奥の「菜のはな」さん。そしてもう1店舗がこの日最後の目的店です。 いいでしょうこのホームの広さ、ぽつーんと佇む露出店。レトロです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 「一ノ関在来線ホームそば店」さん・・・が正式名なのか、それともこの「あべちう」さんがもともとの名称なのか、難しいところですが食べログの登録は前者です。 ここに来たかったのはやはり駅弁業者の「あべちう」さん運営だからで、一ノ関の在来線ホームの駅そばはつゆが美味しい、という噂を何度か聞いていたのでした。3杯めなのでさすがにちょっとおそばに飽きて「天ぷらうどん(400円)」。注文後ほとんど待たなかった気がしますが、寒くて鼻かんだりしてたからかも。 ――というのは、おそらくこの手の駅そば店のうどんってコシのない柔らか袋麺だと思ってたんですよ。そうしたら違ったo(゚ロ゚o) コシのある、グニグニ感のあるしっかりした麺です。おそらく冷凍かな、普通に美味しい麺。それにお醤油濃いめで深みのあるつゆがとても好相性。やっぱりつゆが美味しい、つゆは今日食べた3店の中でいちばん美味しい。 天ぷらも自社製造だと思います。野菜と海老が数尾入った衣厚めのタイプ、食べているうちにほぐれて麺・つゆになじんでいくのもいい。 途中で七味を振ってみました。やはりつゆ・麺とも七味に負けないいいお味。ここ好きだなあ。 というわけで、途中駅の誘惑に負けず一ノ関まで来てよかった!と大満足したこの日最後の1杯。とっても美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2017年11月19日(日)17時40分頃・立地:JR一ノ関駅1番ホーム・席タイプ:立席のみ、カウンターに3人でいっぱいかな・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(すごく昔ながらの露出・横一列立席が魅力的)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(寒かったせいもあるかも知れませんが、寡黙な感じの女性お1人。必要なことを的確にやってくれる感じ)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(スタンダードですが十分満足できる気がする)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.0(露出&立席ですが、東北の女性ってけっこう気にせず入るんですよね。女性客も普通に多いと思う)・リピートしたい度:★★★★☆4.5(あのつゆをまた味わいに来たいです。次はおそばを食べたい)一ノ関在来ホームそば店 (そば(蕎麦) / 一ノ関駅)いやー充実した1日でした、私的には(笑)朝4時40分にホテルを出、戻ってきた20時半くらいまでほとんど電車に乗りっぱなし。移動距離も500km近くになりました。いやー乗った!たのしかった!特に、行って戻るだけになった釜石線に関しては、この日の天候のおかげで秋と冬の両方の景色が短時間に楽しめて全然飽きず、ほんとうに綺麗でした。山間にカモシカも発見!(一瞬すぎて撮れなかったけど間違いない) というわけで日曜はこんな感じ、月曜は盛岡市内を散策し、昨日もぐるっと乗り鉄して帰って来て今に至ります。ずっと0℃前後の気温下にいて寒さに慣れたつもりでしたが、帰って来たら首都圏も冷えている!日曜は暖かくしてNACKへ行かなくてはいけませんね。みなさん風邪など召されませぬよう(○´∀`)ノ
2017.11.19
JR天王寺駅の駅うどんについて触れるのは2度目です。 前回は大阪環状線で同駅に着き、上の階のコンコース内にあった「天王寺うどん」さんに行きましたが同店は駅改修にともない昨年9月で残念ながら閉店。特に旅行者の私から見てすごく「大阪っぽい!!!」お店だっただけにとても残念です(´;ω;`)今回はその跡地確認(※跡形もなかった)および、せっかく来たので現在同駅にある駅うどん店舗をお試しするためやってきました。というわけで、下のホーム(阪和線)の端、1番ホームと2・3番ホームの間ぐらいに位置する「麺家天王寺」さんです。 「麺家」さんは(株)ジェイアール西日本フードサービスネットが運営する駅うどんそばチェーン。東日本で言うとNRE的な存在と思われ、京都・大阪の多くのJR駅にあるお店。でもスタンダードな「麺家」さんにはこれまで入ったことがなく、入店実績は京都駅の「麺家+さがの」さんのみでした。そういう意味でもいい機会ですね。メニューはこんな感じです。鶏天おいしそう。 券売機は店外に2台。利用者の多い天王寺駅ですが、下のホームは比較的落ち着いていて選びやすい。 それに「麺家」さんはけっこう季節メニューを繰り出して来るので、じっくり選びたいところでしたがカレーうどん。 寒くなってくるととろみのついたあったかメニューが恋しくなりますが、そうでなくても時たますごく食べたくなる「カレーうどん」および「カレーそば」。今回もどうやらその罠にすっぽりはまった私、このポスターを見た瞬間に注文が決まってしまいまして「牛肉カレーうどん(440円)」╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 広い店内の隅っこの2人がけテーブルで落ち着いていただきまーす空いててよかった、落ち着きます。 店内は中央の入口から入って正面が注文・受取口、左側が立席、右側が椅子席ゾーンになっており、現在私がいるのは右奥のテーブルです。広いのと、立席・椅子席がしっかり分かれているのは嬉しい。慣れない手つきでベビーカーを押す平日休みの若いお父さんなんかも入れる広さです。 というわけで改めてカレーうどん。他のうどん・そばメニューの丼(黒い)と違う容器のようで、大きめ&若干平ための白い器で供されます。カレーの色も、青ねぎの色も映えますね。 そしてぱっと目につく「だしの上にカレーをかけている&油揚げが入ってる」╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !「油揚げ入り」が関西らしい!ちょっとテンション上がります麺は太め、コシなし柔らかめ。駅うどん「らしい」ですね。カレーうどんにはその方が合うと思います。ちなみに同店は五割そば・讃岐うどんの麺も+50円で選べるそうで、それも魅力的ですね。今度五割そば食べてみたい。 つゆは、やはり「うどんだしに後からカレーをかけた」だけあって、関西らしいかつおだしのきいたつゆの味がしっかり感じられて美味しい。この辺り、東日本の化調味とは明らかに違って嬉しいです。東日本だと「だしのきいたつゆ」をウリにしたお店でも、食べているうちに人工的な味に飽きたり舌に特有のしびれが来たりしますが、関西ではそれを感じたことが、今のところありません。カレーもけっこうピリッとした大人の味で、カレーライスで食べても美味しいんじゃないかな。具も油揚げ・お肉ともけっこうたっぷり入って、これで440円は良心的だなと、これまた東日本と比べて思った次第でした。 この日は新大阪駅に着いた時点で山陽本線のダイヤが乱れており、新大阪も大阪もものすごい人でちょっと辟易していたので、天王寺まで来てちょっと落ち着きました。そして食べ終えてから気づきましたが前回「麺家プラスさがの」さんでも私おそばでなくうどんを食べているんですよね。次回は「麺家」チェーンではおそばの麺を試さなくてはと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2017年10月25日(水)13時すぎ・立地:JR天王寺駅阪和線ホーム(下の階のホーム)1番ホームの端・席タイプ:2人がけテーブル5つ+中央テーブル+立席カウンター・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(特段新しくはないですが広さがたっぷりあります)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(特に印象に残らない、スタンダードな感じ)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(「麺家」スタンダードだと思われますが、「麺家」自体が季節メニューをいろいろ取り入れている印象です)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(お店の見た目はそれほど明るくないのですが、入ってみると明るくて女性にも入りやすい店舗。もっと女性が多くてもよさそう)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(他の「麺家」店舗と比較できませんが、この広さは魅力的です。「麺家」さんに来たくなったら再訪しそう)麺家 天王寺店 (そば(蕎麦) / 天王寺駅、大阪阿部野橋駅、天王寺駅前駅)首都圏で言うと「あじさい茶屋」とか「濱そば」「中山道」「大江戸そば」的なラインのチェーンでこのクオリティは羨ましいです。さすが関西。それにしても天王寺駅、駅うどんを食べるためにはわざわざ何度も来ているのに、駅を出て周囲を探索したことがありません。次は歩いて動物園とか行ってみようかなあ。ちなみにこの時の遠征(1泊2日)では翌日もカレー麺を食べています。それも「カレーそば」。関西に来ると食べたくなるのはなんでだろう…。
2017.11.10
引き続き駅そばの話題です。先月あの台風の中行った金沢&福井遠征、実は駅そば巡り的にはたいへん素晴らしい旅だったのです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! というわけでJR金沢駅改札外「金沢百番街」Rinto館内、待合室の真横にある「加賀白山そば」さん。かつては「白山そば」という名前でホーム上にあったそうですが、現在は金沢駅改札内に駅そば店はありません。駅自体新しいのでとても綺麗なお店。待合室に座った状態で見るとこんな感じ。左手の入口で注文と会計を済ませ、正面奥が椅子席(7~8席ぐらいかな)、手前側に立席カウンター2~3列。 混雑度合は…この日は台風の影響で特急が運休、新幹線ダイヤも次第に乱れ始めており、駅内はいつもの日曜よりも混雑していたのでは?と思います。私が入った時は比較的空いていてまだ座れましたが、出る時には立席もいっぱいでした。 さて、同店は入店時に口頭注文するしくみですが、お店の外にはメニューがありません。おそば・うどん類は壁の上方に貼りだされていますが、おにぎり等のサイドメニューは注文時に確認するのがよさそう。 今回のお目当てはこれです。 ええと「金沢駅(石川県)の駅そば屋さんで富山県ブーム」、地元の方的にはつっこみどころ満載なような気もしますが(笑)旅行者の私にとっては、ご当地メニューが多いのは嬉しい限りです今回は富山県には立ち寄らないので、それも併せてなんとなくうれしい。それとこちらのお店は、こんなにピカピカに一新され、場所を移した後にも地元の方の支持をかなり得ているようだ、ということが気になっていました。とにかく「つゆ(だし)が美味しい」との評判をネット上でたくさん目にしていたので、つゆの味をそのまま味わえる注文にしよう!と「かけそば(370円)」+「高岡大仏コロッケ(200円)」の組み合わせ。 一番人気は「白えびかきあげうどん・そば(570円)」、次が「野菜かきあげうどん・そば(520円)」と天ぷらが人気の模様。それに旅行者には白えびかき揚げは魅力的!わかる!わかるよ!!ですが、敢えての「かけそば」。私駅そば屋さんでかけを頼んだの初めてじゃないかしら。 でも北陸エリア、つまり味覚的にはかなり関西に近いこちらでつゆの味を確かめるには、天ぷら・コロッケを最初から入れてはいけません。繊細なつゆの味が変わってしまうためで、それはそれで美味しいのですが、もともとのストレートの味がわかりにくい。昨年富山・福井でその辺りを学んだように思います。――というわけでつゆをひとくち。あー確かに美味し~いヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイひとくちでわかりました。これは美味しい。地元の方に愛され続けるのはわかります。基本は関西風の薄めのだしですが、丸みと甘みがあって、だしがしっかりきいてなんとも和みのある美味しさ。飲み干してしまう系のつゆ、特にうどんに合いそうですがそばにもとてもよくマッチしています。しかも!おそばの麺は食べごたえのあるかなりの太麺なんですよ。なのに負けない、美味しい、素晴らしい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !かまぼこも北陸らしくていいですね。 いやー納得。次々入るお客さんの中で「かけそば」「かけうどん」を注文する方の割合がかなり高く、「かけ単体でも370円とややお高めだから??」と思ったのですが、その要素もあるかもしれないものの、普通にかけが美味しい。かけの味を楽しみたいからかけを注文するというか、かけでも十分満足できると思う。このつゆと麺、私かなり好きです。そしてコロッケですが、おそばの丼と並べた写真の通りかなり大きいです。普通の2個分弱ぐらいありそう。注文後に少しあっため返してくれたのか、中はやや冷たくなりかけていましたが衣はサクっとしていました。「大きい」以外の大仏要素はない、平たくて大きい、ややチープ系のじゃがいもコロッケです。 結構な勢いでおそばを食べ進んでしまったため、この巨大なコロッケがだんだん負担になりかけたのですが(笑)でもね、ほぼ完食できました。なぜならこのコロッケも懐かしい感じの「お惣菜屋さんの甘いコロッケ」的な味だからです。久々に食べたなあこういう甘さのあるコロッケ。嫌いな方は嫌いかもしれませんが、私はけっこう好き。ウスターソースもよく合うし。たっぷりかけたくなりますよね。そしてやらない訳にはいかないでしょう、ある程度かけそばを食べたところからの「セルフコロッケそば」。 これも悪くありませんでした。つゆもコロッケもお互い甘みのある丸い味なので喧嘩しない。とてもまろやかで、コクが増す感じです。どちらかというとうどんの方が合うかもしれない。いやー美味しかった✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。「かけそば・うどん370円」は場所代をかなり取ってるのでは??と食べる前には思いましたが、この太麺をこの場所で提供する+つゆのクオリティから考えて、まずまず納得できる価格かと。それと、つゆ(だし)が本当に美味しいので、次は肉うどんあたりを食べてみたいなと思いました。金沢にはおそらく来年も来ると思うので、その際ぜひ再訪しようっと!駅職員さんも食べに来られる地元の方に愛される駅そば、美味しかったです。ごちそうさまでした!・実食日:2017年10月22日(日)10時頃・立地:JR金沢駅改札外「金沢百番街」Rinto側、待合室横・席タイプ:椅子席7~8席+立席カウンター数列・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(新しくとても綺麗な店舗です。客層から言えばもっと椅子席が多くてもいい気がする)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(お2人で回していました。感じがよかったです)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(メニュー数自体割と多いし、ご当地メニューもあっていいと思います)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(女性客、特に高い年代の方が多く入っていました。その意味でも椅子がもっとあってもいい気も)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(基本の味がとても美味しいです。たまに無性に食べたくなりそう)白山そば (そば(蕎麦) / 金沢駅、北鉄金沢駅、七ツ屋駅)昨日更新の「観光地なのにどこでも食べられるNREスタンダードでご当地メニューも皆無」の成田駅に比べ、とても対照的だった金沢駅の駅そば。正しく観光地としての駅そば像を実現していると思います。価格的にはややお高めですが、思い出に残る正しい(旅行者的にはうれしい)あり方かと╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !しかもこの後福井へ向かった私は「福井駅周辺から動けない」1日を送ることになり、ゆえに福井駅の駅そばをこの旅行中2回も食べることになります。昨年一度食べている同駅の駅そば、今回かなり評価を見直す(良い方に)こととなりました。福井素晴らしいヾ(o´∀`o)ノというわけで駅そばシリーズは順不同で不定期に(私の気が向いた順に更新されるため)続きまーす
2017.11.08
ルヴァンカップ、セレッソさんが獲りましたね。おめでとうございますいいなあタイトル…(´;ω;`)というわけで、先週のアウェーセレッソ遠征時の駅そばについて。 場所の雰囲気をお伝えるするのが難しい、こちらはJR新大阪駅在来線改札内、17-18番線に下りるエスカレーター近く(つまりフロアの端っこ)にある「浪花そば」さん。ここも前々から入りたかったお店で、今回やっと行けた!食べられた!と達成感でいっぱいです。というのも、同フロアは「エキマルシェ」各店を中心に平日でもかなりの人で賑わう場所+「浪花そば」さん自体が約40年前から続く老舗(新大阪駅リニューアルに合わせ移動&改装)だそうで、単純に新大阪に立ち寄り食事場所を探す層と、私のように「駅そば(うどん」目当てで立ち寄っている層が重なり、曜日・時間帯を問わず店外に行列ができていることもしばしば。今回も水曜のお昼過ぎはビジネスマンのすごい列で入店を躊躇し、日曜の同時間帯はそれに比べていくらかは落ち着いている!というわけでやっと入れたのでした。同店は券売機がなく、店外のサンプルで予め注文を決めて入口で注文&会計をすませるしくみ。メニューはかなり豊富です。旅行者の目を引く「浪花うどん・そば」シリーズ、 スタンダード系メニューに丼もの、 ついつい目が行く「たこ焼きうどん」や「紀州梅玉子とじ」、 そして「新大阪そば」シリーズ。 当初はこの「新大阪シリーズ」が何を示しているかわからず、浪花そば食べたいなあと思っていたのですが、入りあぐねているうちにわかってきました。「新大阪そば」は姫路駅名物の「まねきのえきそば」とやや共通するもののようだ( ゚д゚)つまり「和風だし(うどんだし)に中華麺を入れたもの」という点では共通で、うどんつゆや麺のタイプには違いがある、ということです。姫路駅のは未食なのでうまく比較ができませんが、新大阪のはどうやら細めのストレート麺っぽい。というわけで今回はこれを実食です。入店口にもメニューがありますが、並んでいるのでじっくり眺める余裕はありません。 ここで会計を済ませると同時に会計のおばちゃんが厨房に注文を入れ、ほとんど待たずに注文品が登場。四角いお盆にのせて出してくれます。冷水器もすぐ近く。左手入口の会計口の並びが厨房で、その向かい側にもカウンター席が並びますが、 広い店内には2人がけや大テーブル等椅子席多数と立席の両方があります。全体で30席ぐらいあるみたい。今回は大テーブルの端っこに座りました。 というわけで今回の目的のメニュー「新大阪そば牛肉入り(470円)」。明るい店内なのでよく撮れるなあ、澄んだスープに細いストレート麺が映えます。 麺が細いのはゆで時間退縮の意味もあるのかな、とても食べやすい(すすりやすい)麺です。 つゆには揚げ玉がたくさんと刻みねぎ、薄切りのかまぼこ。本来味がなじみにくいはずの、この細さのストレート麺でも味が薄い感じがしないくらい、しっかりした味のつゆです。このつゆの味はやはりおそばよりはどちらかと言えばかけうどんに合いそうな気がするなあ。中華麺にもまったく違和感なく合います。美味しいです。 牛肉は牛丼に使われる程度の薄切り肉。関西の駅で肉うどん・そばを注文すると、時折噛み切れない部位のが入っていることがありますが、ここはそんなことはありません。さすが一番人気メニュー。柔らかく、味付けも適度で美味しい。半切りのゆで卵も入ってこれ470円は安いんじゃないかしら。 というわけであっという間に完食╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !さすがにつゆはあまり飲める濃さではありませんが(飲んだらけっこう塩分が気になる濃さだと思う)、美味しかったです。 メニューも多いし、席数も多いしきれいだし、空いていれば何度も立ち寄りたいお店。ただ冷水器のお水がかなりまずいです。都市部の駅は仕方のないところもあるのかな…。これまで立ち寄った約180店程度の駅そば・うどん店の中で「お水のまずさ」が特に印象に残っているのは西武所沢駅の「狭山そば」さんでしたが、ここも双璧かもしれません。いずれも駅そば・うどんの味自体はとても美味しいので、対照的に記憶に残ってしまっているのかも。でもまた行きます!次は浪花そば系のメニューを食べてみたい。ごちそうさまでした!・実食日:2017年10月29日(日)13時20分頃・立地:JR新大阪駅在来線改札内コンコース(17・18番線近く、フロアの端の方)・席タイプ:立席10席程度+20席超と思われる椅子席(カウンター、2人用テーブル、大テーブル)・清潔感、広さ:★★★★★4.5(新しい店舗でとてもきれい。広いし明るいです)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(会計、厨房、フロアと何人かの方がてきぱき働いておられます。国内有数のターミナル駅だけあって、活発でいい感じ)・メニューの魅力:★★★★☆4.5(メニューはかなり多彩です。何度も行ってみたくなる)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(綺麗だし座れるので、女性の旅行客が多いです。ビジネスマンは立席またはカウンターでささっと、ファミリーや女性客はテーブルで少し落ち着いてという感じで使い分けができるお店)・リピートしたい度:★★★★★4.5(メニュー、味、立地、座れてきれいな店内と魅力が多く、また行きたいです。最も入りやすい時間帯がいつなのかちょっと気になる)浪花そば (立ち食いそば / 新大阪駅、東淀川駅、東三国駅)新大阪の在来線改札内「エキマルシェ」にもいいお店がたくさん入っていていつも目移りするのですが、いつ行ってもすごい人で疲れてしまい、結局立ち寄るお店&行動が決まって来つつあります。大阪から帰る際、私は改札内に入ると真っ先に「エキマルシェ」内のフードコート方面へ向かい、すごい列の「蓬莱」さんではなくそのお隣「北極星」さんに並んでテイクアウトのオムライスを注文します。 実店舗にも何度か行ったことのあるオムライスの名店。テイクアウトでもごはんがぱらっとしていて、一口めから驚きます。どのソースのを食べても美味しい。千円前後は高くありません。 というわけで、三連休も最終日ですが現在わたくし福岡空港でして、この後今季唯一のレベスタへ向かいます╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !北斗さんは最近ベンチ入りはしていますが出場は…。ともあれ、優勝が決まった湘南との試合を楽しみたいと思います。みなさまもよい休日を
2017.11.02
少々間が開きましたが「高速バスで行く1day長野駅そばの旅」の続き、長野駅で最初の駅そばをいただいた後、初めて飯山線に乗りやって来たのはJR飯山駅。ホームから望む山々もきれいです。 新幹線開通にともない建て替えられたのではないでしょうか、大きな駅舎は新しくてとてもきれい。レンタサイクルもあります。 飯山駅の駅そば屋さんは昔からあったお店ではなく、なんと!新幹線発着により新しくできたお店だそうで、これは嬉しいですね2階の改札を出て1階に下りてすぐ、NEWDAYSのお隣にあります「そば処なの花」さん。 営業時間の間に1時間15分の中休み(13:55~15:10)があるので要注意です。今回は平日の12時過ぎに訪れ、先客はおひとりでした。おそらくは飯山駅に列車が発着するタイミングでお客さんが来るのだろうと思います。この日も私が食べ終わるぐらいに5~6人たて続けに来られて、一時は入りきらなくなったくらい。 券売機は自動ドアを開けてすぐのところに1台。店内はL字の壁向きに、厨房に背を向ける形でカウンターと背の高い椅子が備えられています。入った正面に2席、長辺側に4~5席。椅子の間隔が広いので、混雑時は詰めて立食もありじゃないかな。 壁には店名の通り、菜の花の風景写真がたくさん貼られています。 こちらのお店は以前行った松本駅の「山野草」さん同様、おそばの麺を「駅そば」「特上」から選ぶようになっており、デフォルトの画面は「特上」パネル。知らない方はちょっと戸惑うかもしれません。 壁には駅そばキャンペーンのポスターと紙のメニューも。 今回も注文は事前に決めてありました。食券を買っておばちゃんに渡し、3分半程度で提供。特上は生麺なので、駅そばの麺よりもゆで時間がかかります(松本駅には「3分ほど」と明記されていたけどここはなし)。椅子が壁際に向いているので厨房の様子が少々見づらいですが、横に広いタイプの厨房です。というわけでできあがり!「特上なの花そば(460円)」。 このちょっと太さがまちまちの麺がおそばらしくていいですね。 菜の花は柔らかく茹でてだし醤油で味付けしてありますが、なんと!一見してわからなかったきのこも入っていました。きのこそばもいいなあとちょっと迷ったので、これは嬉しい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! そしてこのお店で特筆したいのが、「そばの甘みがひきたつヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイ」ということです。同じ特上麺を松本で食べた際には感じなかった「後口の甘み」が、おそばをすすり、一口噛むごとに押し寄せてくるのです。驚きました。その秘訣はおそらくこの濃いめのつゆ。 松本できのこそばを食べた際には逆に「つゆが麺に負けてるなあ」と思ったつゆ。飯山駅のつゆはお醤油が濃いめで、飲むには適さないかも知れませんが、その代わり、おそば自体の味をとても美味しく引き立ててくれます。私はこのつゆ、いいと思うなあ。「信州でおそばを食べた」という満足感が得られました。飯山はなかなか来られない駅ですが、初めて来てみてよかったです。途中駅の名前も旅行者には珍しいもので、見ていて楽しかった。ごちそうさまでした!・実食日:2017年10月17日(火)12時15分頃・立地:JR飯山駅改札外(1階NEWDAYS隣)・席タイプ:2席+4~5席の着席カウンター(高めカウンターなので立食もいけると思う)・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(新しい店舗でとてもきれい。広さもまあ適度かな)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆2.8(大きくマイナスするほどではないですが、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」が時々抜けるのと、おそらくは常連さんなのでしょう、知り合いのお客さんと我々旅行者への態度の違いが少々気になりました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(麺を選べるのは嬉しい。ご当地っぽいメニューがもっとあると嬉しい)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(綺麗だし座れるので女性率は高いと思います)・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(近くへ行ける予定があればリピートしたい。おそばの味を引き立てるつゆ、というのは駅そばを食べてきて初めてでした)そば処 なの花 (立ち食いそば / 飯山駅)そんなわけでこの日食べた2杯(2店舗)は結果的にお店のタイプ、味ともかなり異なる2店で、この選び方をしてよかったと思っています。それと、うっかり写メを消してしまったのですが、飯山駅の2階改札横にあるショップ(水曜定休+9:30~16:00営業とかなり開いている時間が短い)が面白かった。以前はKIOSKだったようですが、今は一風変わったお土産屋さんというか手作り感あふれる「売店」といった感じです。いかにも地元のおじいちゃんといった感じの方が店長さんをされているのもいい簡単なお弁当や近隣のお店のパンもあるし、NEWDAYSとはかなり違った品揃えのおみやげ品が並んでいて、持てればあけびのつるの籠とか買って帰りたかったなあ。「世界一おいしい」と手書きポップにあった木島平村のトマトジュースとわさびのタルタルソースを買いました。明日から三連休、行楽日和のお天気が続くようですね私は3日とも別々の場所に出かけます。みなさんもよい週末を(○´∀`)ノ
2017.10.30
スキです。駅そば。 これまでもサッカー・バスケット観戦で全国を回るついでに各地の神社やローカルフードを巡ってきましたが、その一環的に浮上したかに思われた「駅そば・立ちそば」によもやこんなにはまるとは!もともとの乗り鉄傾向も相まって、今では週に1回ぐらいは食べないとうずうずしてきます。立派なお店でいただくお蕎麦ではなく、あくまでチープなあの感じがよいのです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! ――という中で9月下旬に始まったJR東日本の駅そばキャンペーン。確か今年で3年めだったと思います。青春18きっぷ期間の夏と冬の谷間、トクトクきっぷが使いづら~いこの時期(9月下旬~11月末)に投下されるこのキャンペーン。先方の意図は伝わってきますが乗り鉄&乗りつぶし系嗜好を持つ者的にはついアンテナが反応してしまう…。しかーし。このキャンペーン、毎年若干の違いはあれど基本的には信越エリアが中心で、今年は「高崎線(群馬・埼玉)」と長野・新潟のJR各駅そば店が対象。対象店にはスタンプ設置、いくつか集めて抽選 or 対象全駅をコンプリートした方にプレゼントがあるしくみでして、この夏行ったばかりのとこ多すぎщ(゚ロ゚щ)&長野も新潟もとても遠い(しろめ)というのが横浜市民の心の叫びです。期間内のコンプリートなんてはなから無理ですし、高崎・長野・新潟各エリアを1店舗ずつ回るのだって難しい。とは言え全く乗っからないのも寂しいしなあ…と調べまくった末に判明した2017年10月現在の事実。新宿⇔長野の高速バス、キャンペーン価格で片道なんと1,500円~これだm9っ`Д´)長野の中でも中央本線沿いの松本方面は神奈川からは比較的行きやすいですが、長野駅をはじめとした信越本線沿線は新幹線を使わないと難しいエリア。「駅そばを食べるために高速バスを使う」のは本末転倒な気もしなくもないですが、現地へ行ってお金を落とすことに変わりなし!というわけでJRではなく京王バスを使って日帰りで長野へ行ってまいりました、往復3,000円╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 新宿までの交通費と現地移動費を含めても5千円足らず、高速バス素晴らしい初めて行った「バスタ新宿」。きれいで広くて快適ですが乗り場表示が「高速道路別」で、自分で運転しない私は「長野って何道???」。エリア別で表示して欲しい…(時間別表示を見てわかった)。 というわけで4時間弱で予定通りに到着しましたJR長野駅。 長野駅自体、たぶん初めてだったと思います。新幹線開通で大改修したんだろうなあ、とてもきれいで買い物もしやすい。アルクマくんもいっぱい。 かわいい(○´∀`)ノ しかし私は駅そばを食べるため改札内に入ります。この後電車で別の駅へも行く予定なのでsuica・・・と思ったら長野ではsuica使えませんでした、きっぷを買って入場。 さて、長野駅には実にたくさんの駅そば店があります。いいなあ、長野の方がうらやましい。JRのキャンペーン対象になっている店舗だけでも6店舗、さらに改札外(駅ビル横)にも老舗があって、どこへ行くかは事前にそうとう迷いました。長野には4時間半しかいられないので、私の胃袋では2店舗が限界。長野駅では1店舗しか行けなそうです。その中から選んだのは6・7番ホームのこのお店。 いいでしょうこの店構え、「蕎麦処 しなの」さん。 在来線改札内の他店舗もひととおり偵察はしましたが、やはり事前から良さそうだなと思ったこのお店が最も好みの雰囲気。さっそく食券を買います。 注文は予め決めてありました。「かけそば(280円)+揚げ玉(50円)」、つまりたぬきそばです。初めてのお店で、天ぷらの味もちょっと味見してみたい際に満腹になりすぎないとりあわせ。長野駅の他のお店の中には「善光寺門前そばの会」加盟店もあるので、おそらく生そばを使う店舗もあるのだろうと思います。けれど駅そば好き的にはあくまで「駅そばらしさ」のある蒸し麺・袋麺がいい。ここはそういう感じの麺です。エプロンに三角巾をきっちり結んだおばちゃんが丁寧につくってくださいました、長野での1杯め丼がかわいい、ちゃんと陶器です。 それに七味が長野名物「八幡屋礒五郎」!これはうれしい まずは七味をかけずに麺・つゆを味わいます。麺は駅そばらしい感じの素朴な麺。 つゆはかつおベースでほんのり甘みがあり、濃すぎない優しい味。色も濃くないですね。揚げ玉は市販の固めのタイプなので、食べ始めはつゆにあまり溶け出しません。 ――それで食べ始めてから気づきました。ここの天ぷらはあの!私が求めていた「揚げ玉固めた系」の軽いやつ! うわーそれなら天ぷらそばにすればよかった。券売機のところの写真を見ても一見そうとはわからなかった、残念。次は天ぷらそばにしよう。刻みたてのねぎの香りもよいです。麺・つゆが主張しすぎないので、ねぎの香りや食感がいいアクセント。 そして、食べ進むうちにもうちょっとアクセントを加えたくなって七味を振ってみたら合う!ものすごく合うo(゚ロ゚o)!!!!!なんというか、他のお店で七味をかける時って、味に飽きてきてのあくまで「トッピング」的な感じがありますが、ここでの「八幡屋礒五郎」は「それをかけての完成形」という感じ。それぐらい合うし、かけた方が断然美味しい。かけることによって、おそばの味も映えるのです。びっくりでした。さすが土地のもの同士!ぺろっと完食です(揚げ玉食べきれないけど)。 次に来たらぜひ必ず「天ぷらそば、最初に礒五郎かける」を試したいと思います。お店の雰囲気はやっぱりすごくよかった。穏やかなお店の方も安心するし、レトロな店舗になごみます。ちょっとカウンターが低すぎるので丼を持って食べることになりますが、それも含めていい感じのお店でした。この「階段裏」がまたいいんですよね。 またぜひ行きます、ごちそうさまでした!・実食日:2017年10月17日(火)10時45分頃・立地:JR長野駅6・7番ホーム・席タイプ:全席立席、正面+左右で計6~7人ぐらいかな(車内持ち込み容器あり)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(レトロで綺麗な店舗です。磨かれている感がいい!)・お店の方の雰囲気:★★☆☆3.5(穏やかなおばちゃんお1人。とても感じがよかった)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(メニュー数は決して多くないですが、「持ち込み容器あり」「大盛りあり」は嬉しいですよね)・女性でも入りやすい度:★★★★☆3.5(雰囲気がよいのでおすすめ。知らない人と隣り合いたくない方は、左右側は狭いのでいいかもしれない)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(とても「昔ながらの駅そば店」らしさが感じられるお店なので、ぜひ新しくせずこのまま頑張って欲しいです)信州蕎麦処 しなの (そば(蕎麦) / 長野駅(長野電鉄)、長野駅(JR・しなの)、市役所前駅)この後向かったのは冒頭のスタンプでばれている通り、新幹線効果でぴっかぴかの駅舎になった飯山駅でした。どうやら駅そば店も「新幹線のおかげで」新しくできたお店のようで、良い意味でこちらと対照的な美味しいお店でした。続きはまた明日以降!
2017.10.26
私の地元、秋田県は駅そば絶滅危惧県です。ですがターミナル駅でもさして大きな駅でもないこの駅では、昔ながらの雰囲気っぽい駅そば屋さんが元気に営業中╭( ・ㅂ・)و グッ ! JR土崎駅。秋田駅のひとつ北寄りの駅で、男鹿線と奥羽本線が乗り入れています。この地区の学校・会社等が集中している秋田市中心部に通いやすいので住む人は多く、秋田市内では秋田駅の次に利用者が多い駅だそう。何を隠そう私が生まれて初めて駅そばを食べたのもこの土崎駅でした。小学校に上がる前に通院していた病院が土崎で、母親に連れられ病院帰りに食べた昭和50年代の駅そば・うどんの味を今もなんとなーく覚えている、私の駅そば原体験はこの土崎駅にあったのですm9っ`・ω・´)とは言え久々に来てみたら駅舎もすっかり変わっていてびっくり。土崎で降りるなんてたぶん高校出て以来だもんなあ。少なくとも20年は経っています。中はそんなに新しい感じはしませんが外観がまるで違う!びっくりだ!なので駅そば屋さんも幼かった私の記憶とはだいぶ違うような気がしますが、3~4歳児の記憶なので実におぼろげです。現在のお店は「港ばやし」さん。改札を出て、待合室の横にあります。 数年前まではNRE傘下の「土崎待合めん」だったそうですが、もともとは何度か登場している「伯養軒」の店舗でした(かつて東北の駅そばのほとんどが「伯養軒」で、業務移管のためNREと共同設立された「NRE伯養軒」に移管されたのち、最終的にNREに吸収された模様)。ちなみに現在の運営母体は「(株)ジェイアールアトリス」、「Akita Total Life Service」の略です。つまりJR秋田管内の会社ですね。昭和期の店名が「伯養軒」だったか「生そば」だったか、あるいは単に「KIOSK」だったか思い出せませんが、やはり待合室内にあって、カウンターがぺこぺこしたステンレスだったような気が。そこだけ覚えているのは幼児の身長では店舗全体を見渡せなかったからかもしれないな。券売機は小型のかわいらしいタイプ。私これ好きです。 ――で。食べてみるメニューについては事前にかなり迷いました。私が昔食べたのは、母親が決まって頼んだ天ぷらうどん、または天ぷらそばなのですが、当時とは「天ぷら」が違うのです。昔の秋田の駅そばにおける天ぷらは「天玉を固めた中央に干しエビが2~3尾のっている」、どん兵衛等にありそうなタイプ。衣部分が溶け出し麺に絡むのを楽しむタイプというか、それが溶けた味込みでのつゆ的な感じでしたが現在はそれがありません。海老天に行くか天ぷらに行くか、・・・うーんでも「天ぷら」!というわけで「天ぷらそば(380円)」。食券を渡して1分くらいかな、ゆで麺ですがつゆの味見もしてねぎも刻んで丁寧につくってくれました。空いていた時間帯でしたしね。店内は全立席、立てるのは6~7人ぐらいでしょうが、なにぶん待合室がすぐ横なので座って食べるお年寄りも多そうです。 「器が漆器風(もちろんプラスチック)なのが東北っぽいね」、と写メしたら兄さん(和歌山出身)に言われました。そういうイメージなのかな東北って。けど盛岡駅でもそうでしたね。まずは天ぷら。やはり昔と全く違う野菜のかき揚げです。にんじん・ねぎ・それに春菊もちょこっと入り、具も衣も多めでおなかがふくれます。週何回かまとめて仕入れているみたい。 麺はさすがにNREとは全く違う素朴な袋そばっぽい麺で安心。 そして、いちばん気になっていたのがつゆでした。なにぶん秋田なのできっとしょっぱいだろうと思いつつ、昔の伯養軒の味にちょっとでも近いのかどうか。 うーん、・・・違う。なんというか「秋田っぽくない」と私は感じてしまったのですが、地元のみなさんはどう感じてるのかな。今はこういうつゆが秋田では好まれるのかなあ。なんというか、塩気は強いけど甘みが殆どない。塩気も醤油の塩気というより「塩分」というか。悪くないのですがやはり記憶と比べてしまうので、そういう意味では「わかってたけど違う・・・」的な感じ。でもね、お店の雰囲気はすごく良いですよ。 厨房がけっこう広くて、この時はおばちゃん2人で回していましたが、調理の合間にする会話もいたって平和。配達に来るおじちゃんとの会話もいたって平和。仕入れに関するメモとか、厨房内の貼り紙も素朴にやっている感がたっぷりで、さすがに「昭和」と言うほどではないにせよ、ちょっと懐かしい雰囲気が流れていてほっとしました。駅前の様子もだいぶ変わり、中高時代は学校帰りに途中で降りて時々うろうろしていたのに今回駅を出てみたら歩き方が全く分からなかった、年月とはこういうものか…と改めて感じた次第でした。帰省では寄る用事がなかなかない駅なので、数十年ぶりに来てみてよかったです。駅そば、ずっと続いて欲しいなあ。ごちそうさまでした!・実食日:2017年9月11日(月)14時頃・立地:JR土崎駅改札外(待合室横)・席タイプ:L字立席カウンター、6~7人ぐらいかな・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(新しくも広くもないレトロ店舗ですが味はあります。私は好きですこの店舗)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(おばちゃん2人で回してました。柔らかな雰囲気で、地元の方にも旅行者にもほっとする印象かと)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(メニュー数はちょっと少ないかな。秋田っぽいものがあってもいい気がします)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(この時も地元のおばちゃんが来ていたし、女性客は多いと思います)・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(昔の味とは違いますが、たまーに無性に寄りたくなる感じはあると思う)港ばやし (そば(蕎麦) / 土崎駅)いやー純粋なお店レポというより「昔と比べてどうか」的になってしまい、読む方の参考にちっともならないですね(笑)けど私は秋田っぽい味で育っていないので(両親とも県外出身なので)、秋田の味の原体験があまりなく、数少ないこういう記憶を脳はけっこう大事にしているようです。東北の話題で私が何度か「伯養軒」を取り上げたため、未体験あるいは食べていてもそれとして認識していないダンナさんは気になっているようですが、現在帰省中のダンナさんに実はこの時秋田に立ち寄ったことを報告していません。ゴメンよダンナさん。だって行くかどうかわからなかったんだもん。という昔の伯養軒の味に近いものを、実は秋田駅で発見しました。次回はその話題…を書けるかな、間にバスケットを挟むかもしれませんが逆に試合が多すぎてそっちが後回しになるかも。というわけでそろそろ支度して、秋田のみなさんが大勢来られているはずの大田区総合体育館へ向かおうと思います。行ってきまーす
2017.10.05
少し間があきましたが、盛岡駅でのもう1軒の駅そばのお店です。 このピッカピカに真新しいお店は、JR盛岡駅駅ビル「フェザン」の「おでんせ館」1Fになんと!この7月にオープンしたばかりの「蕎麦にはち」さん。一見「駅そば」っぽく見えません。駅ビル側から見るとこんな感じ。 この場所には以前は「はやて」さんが営業されていたそうで、正確にはリニューアルオープンかも知れません。が、「はやて」さんと「にはち」さんとではお店のコンセプトが大きく異なります。というのも「にはち」さんはNREがわざわざリリースを出すほど力を入れた新業態・新ブランド店の模様。 「当社が営業している130店以上の駅そば店舗の中でも3店のみの本格二八蕎麦を、東北エリアに初出店します」と書かれると「じゃあ他の店舗は?」と気になるのが人情。「NRE 二八蕎麦」でさらっと検索してみた限り、該当するのは ・国産二八蕎麦 蕎香(上野駅) ・そばいち二八 IKE麺KITCHEN池袋店(池袋駅) ・そばじ 錦糸町テルミナ2店(錦糸町駅)の3店。すべて異なるブランドでの展開なんですね。上野の「蕎香」さんはお店の前をよく通ります。価格帯が「駅そば」ではなく、駅そばブランドとして展開する感じではなさそう。「そばいち」はブランド展開していますが、二八蕎麦を銘打っているのは池袋店のみ。「そばじ」さんは見たことないので何とも言えませんが、うーん、「にはち」さんって東北内とかでブランド展開するんだろうか。前置きはこれぐらいにして、おなかが空いているのでさっそく入店。入ったのは平日の17時過ぎ。多くの駅そば店ではさほど混まない時間帯ですが、さすがはターミナル駅。壁向きの椅子席5席が「お客さん3人+それぞれが置いた荷物」で満席。しかもカフェ感覚なのかな、食べ終わった方がPC開いてお仕事したり本読んだりされてました。店内がこういう感じで若干カフェっぽいのでそういうものなのかな。駅そばって基本「さっと食べてさっと出る」ところだと思ってた…。 この時私は長時間移動と旅の疲れがたまっていてできれば座りたかったですが、自分の荷物も大きいしわざわざ空けてもらうのも億劫で、がら空きの立席に荷物を置いて食券売り場へ。厨房やユニフォームの感じもカフェっぽい。お店の方が4人もいるのもカフェっぽい。そして…こういうディスプレイとかちょっとだけ薄暗い照明、「いろり庵きらく」とか「そばいち」っぽい。 店頭メニューはこちら。せいろとかけ、自慢の二八蕎麦をそのまま味わうメニューの価格は抑え、他のメニューはNREの駅そばとしてはややお高い方の分類。メニューの絞り方も「そばいち」っぽいです。 券売機で食券を買い、そこから製麺して茹でるので数分待ちます。 「三陸蕎麦」と迷いましたが「北上コロッケそば(530円)」のできあがり。 「北上コロッケ」とは、地元食材の二子さといも・黒毛和牛・白ゆりポーク・アスパラガスを使用したコロッケだそう。里芋のコロッケは狭山や静岡等で時々見かけますが、アスパラが入るのは珍しいですね。ではではさっそく二八蕎麦から。 うん、香りは確かに蕎麦っぽいです。けど押し出し式の機械麺なのでコシはなく柔らかめ。もしかしたら冷やして〆た状態の方が美味しいかも知れません。ちょっと平たい感じと軟度が「嵯峨谷」の麺を思い出す感じの麺です。つゆは駅ビル「フェザン」さんのサイトによると「二八蕎麦にあわせた香り高い本醸造醤油に、旨味の濃い再仕込み醤油をあわせたキレのある飲みやすいつゆに仕立てています」とのこと。 コロッケを入れたからなのか、私の舌では麺に対してちょっと薄く、ひとくちふたくちは美味しく感じるけれど、食べ進むにつれ化調っぽい感じがして飽きてきます。これも、味は多少違えどいろり庵きらく・そばいち両ブランドのつゆにそれぞれ感じる感想と同じです。この辺りまで来ると「コロッケもひょっとして『そばいち』ブランドで使用している『狭山のさといもコロッケそば』用コロッケと一緒だったりして…」的疑念がわきましたが さすがに違いました。よかった。ちょっぴりだけですがアスパラも入っているし、お肉っぽい食感も思っていたよりはする。それに、全体的なコロッケ生地の柔らかさが「そばいち」のよりだいぶ柔らかめです。食べているうちにコロッケの中身がつゆに溶けてくる度合が高く、麺にも絡みます。それはそれでいい感じ。ごちそうさまでした。ただ、全体的に感じることは「盛岡まで来てこのお店に入りたいか?」ということ。なんというか、狙いがスタバ的というか、都会のどこにでもあるカフェ風な店内に、良くも悪くも特徴のない麺とつゆ。地元の方には他の駅そば店と違った目新しさがあるかも知れませんが、旅行者や出張者が「岩手らしさ」「東北らしさ」を求めて入った際にはちょっと違うかな、という感じがしなくもありません(っていうか「そばいち」に限りなく近い)。もしかしてNRE様の狙いはこういうことなのかな、と、先ほど調べていてたどり着いた「そばじ」さんのリリースを読んで思いました。 化調使ってないなら一度行ってみたいつまり「いろり庵きらく」と「そばいち」のいいとこ取り&ちょっとしたアレンジ。最近のNREはこういう「ブランド名やメニューは若干変えているけれど、蓋を開けるとだいたい一緒」なお店を増やしているので(「飽きられると閉店⇒別の名前・業態で開店」を繰り返す飲食チェーンみたい…)、ローカルっぽさを求める駅そば巡ラーとしてはなんとも難しいところ。地方には地方の良さがあるので、できるだけその辺りを残してほしいなと思うところです。・実食日:2017年9月13日(水)17時すぎ・立地:JR盛岡駅駅ビル「フェザン」おいでん館1F(駅北口の正面)・席タイプ:椅子席5席+立席カウンター・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(新しい店舗で綺麗です。広さも適度)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(カフェやファストフードの店員さんっぽいです。若い方3~4人で回している感じ)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(地方っぽさを打ち出したメニューは続けて欲しいです)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(このカフェっぽさは女性も入りやすいはず。でも「座って長居(&イヤホンつけて周りをシャットアウト)」はやはり駅そばでは違う気がします)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(旅行先として入りたいお店ではないです。近くにあれば選択肢のひとつだとは思う)蕎麦にはち 盛岡フェザン店 (そば(蕎麦) / 盛岡駅)えー…まあそんな感じで「地方へ行ってそれはちょっと」的な印象を受けたわけですが、駅そばターゲットが基本は地元の方と考えれば時代の趨勢かな、とも思います。――で。なにゆえこういう論調になってしまったかと申しますと、昨夕~夜にかけてローカルパン界&岩手界を駆け巡ったこんなニュースがありまして。 えええええ!イチノベパンこないだ喜び勇んで買って帰ったばっかりだったよ!「うわあ岩手にこういうブランドあったんだー!おいしいー!」と思ったとこだったのにщ(゚ロ゚щ) もともとは右の「シライシパン」のコーヒーサンドを探して盛岡駅前のコンビニを回った私。ほぼ全店を巡って「大手コンビニにシライシパンは置いてない(扱うのはプライベートブランドのみ)、ローカルパンを買えるコンビニはNEWDAYSだけだ」とつくづく実感。そういえば前に仙台でシライシパンを探して歩いた時にもそうだった…、と思い出しつつNEWDAYSでようやく見つけ、隣にあった「イチノベパン」に興味をそそられ、最もそれっぽいタマゴパンを買って帰ったんですよね。 生地がホントにたまご色でざくっとしたパウンドケーキみたいで美味しかったんですよ。 破産手続開始というばかりで、以後いつ買えなくなるのか等詳細はわかりませんが、報道記事にも「大手業者進出による競合激化や大手スーパーからの値下げ要請の恒常化、コンビニエンスストアチェーンとの取引休止などで業容縮小を余儀なくされ、(中略)生産ラインの集約化や得意先の見直し、不採算事業であった小売部門撤退などによる収益改善や、工場敷地の一部売却による有利子負債の圧縮等に取り組んでいたが奏功せず、新たな資金調達が困難となったため事業継続を断念」とあります。やはり「大手コンビニとの取引休止」というのがすごく気になるところ。つまり「当初はあった取引が、PB拡販のためになくなった」ということで、消費者にとっても「前には買えたものが買えない」ですが、それ以上に生産者にとっては経営を揺るがす極端な変化。個人的には「全国どこへ行っても同じ」はつまらないので、「全国どこへ行っても遜色のないサービス・品揃え」はありがたいけど「全国同じにするため」の大手⇒ローカル企業の圧迫には疑問を感じるなあ…。地方の雇用創出とか経済の安定とかを考えると一概には言えないところもあるのですが。一応「間に合って(食べられて)よかった」とは思うものの、とても残念なニュースでした(´;ω;`)
2017.09.25
今夏の青春18きっぷで私が自分への宿題としていたのは「北関東方面」「千葉方面」「伊東方面」「静岡方面」「長野山梨方面」のざっくり5方面。中でも最もハードルが高かったのが 横浜線で八王子へ北上したのち、ひたすら延々中央本線に乗り続ける山梨・松本方面でした。甲府ぐらいまでなら余裕ですがその先が長い。とても長い。すごく長い。でも頑張って行きました松本╭( ・ㅂ・)و グッ ! 松本と言えばもちろん 今年2月に復活したあの「喫茶山雅」をはじめ、街中がクラブカラーの深緑でいっぱいな松本山雅さんですが おっバスケ応援自販機 今日は乗り鉄活動のため目的はあくまで駅そば&駅弁です╭( ・ㅂ・)و グッ ! というわけで、JR松本駅0番線の「山野草」さん。そばどころ信州には多くの駅そば店が点在していますが、その中でもかなりの有名店です。一度は行ってみたいと以前から思っておりました。こちらの特徴はなんといっても「麺」の種類。ゆで時間1分の「駅そば」と、3分の生麺「特上」があるのですオオーw(*゚o゚*)w 駅そば派的には逆にふつうの「駅そば」麺も気になりますが、やはり最初は「特上」を試したい!というわけで食券を購入。平日の朝9時半すぎ、先客はお1人だけです。待つ間に店内を観察。厨房もカウンターも広め。混む時期・時間帯はすごく混むだろうなあ。 そして素朴な民芸調・七夕っぽいディスプレイ。こういう手作りっぽいの大好きです(○´∀`)ノ 横に説明の紙が貼ってありました。松本の伝統行事なんですね、初めて知りました(。 ・ω・))フムフム ――というのを読んでいる間に「特上きのこそば(460円)」できあがり! うわあもうこれ「駅そば」じゃなくて普通に街のお店のお蕎麦ですね麺の艶や質感がまるで違う、そして丼もかわいい。 ではではまずは麺です。香りがとてもよく、食感もおそばらしいぬめりがあります。 つゆは濃いめ。わずかに甘みもありますが、それよりはしょっぱさ(醤油味)が強く来るタイプ。長野っぽいですね。 そして!都会育ちの方は「なにこれ!?」と思いそうな立派な各種きのこ。秋田育ちの私には「あーこれ缶詰のきのこ(きのこを採った人が業者に頼んで加工してもらうやつ)、懐かしいなあ(○´∀`)ノ」的なやつです。田舎(山林部)ではこれで鍋物にしたり汁物にしたりします。このしょっぱさといい肉厚でボリューム満点の食感といい、いやー懐かしい。 おそばがやや細めなのできのこの食感・味付けにやや負け気味な感じもしますが、とても満足しました。特に、あまりいろんなお店を回る時間のない旅行者や出張の方におすすめです。鹿肉や葉わさびのおそばにも惹かれましたが、券売機にあった「鹿肉入りおやき(190円)」を、同じ松本駅の別のお店(大糸線ホームの店舗)で後で買ってみることにして今回はきのこを優先しました。美味しかった。次は「駅そば」麺も試してみたいなあ。おそらく季節でメニューが少し変わる(季節限定とかありそう)と思うので、また松本近辺に来る際には立ち寄りたいと思います(来季のアウェーとかはまだ考えまい…)。ごちそうさまでした!・実食日:2017年8月31日(木)9時半すぎ・立地:JR松本駅0番ホーム(NEWDAYSの隣)・席タイプ:基本全席立席(壁向き&中央カウンター、10人は軽く入れそう。折りたたみの椅子が3つぐらいあるので、座りたい方は座れます)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(白木調でとてもきれいなお店。窓から光もよく入るし、広いので立ち食いでも落ち着いていただけます)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(女性お1人でした。混雑時は複数人だったりするのかな)・メニューの魅力:★★★★☆4.5(なんと言っても「麺が選べる」ことと、信州らしいメニューがいろいろあって目移りします!)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(かなり入りやすい方だと思います。女性の旅行客で混むことも多いんじゃないかな)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(松本が遠いことが難ですが、松本へ行くならぜひ寄りたいお店。いくつかのメニューを試したいです)山野草 (立ち食いそば / 松本駅、西松本駅、北松本駅)というわけで、街の散策を終えての帰りの松本駅。6・7番の大糸線ホームは、中央本線とはちょっと雰囲気が違う感じ。シルバー層の方がとても多い、みなさんどちらへお出かけかしら。 そのホームの奥にある「信州生そば」さん、これまた旅情豊かないい店舗ですねえ(○´∀`)ノ奥に見えるレトロなアイスのショーケースもたまりません。そういえば券売機に「アイス」はなかった、現金で買うのかな? よく磨かれてツヤツヤの木のカウンターがとても素敵。こちらのお店は店内で座ってお蕎麦をいただけます。メニューは「山野草」さんと一緒でした。 カウンターから「すみませーん」とおばちゃんに声をかけ、おやきの食券を渡すと「食べて行かれます?持って帰る?」と聞かれ「持って帰ります」と答えると、「わかりました。じゃあ3分ほど待ってね」といい笑顔。そして冷凍のおやきをレンジであたため、さらに「持って帰る」と言った結果・・・じゃーん アルミホイルでしっかりくるまれ保温された「鹿肉入りおやき(190円)」。ビニール袋に入れ「熱いから持つとき火傷しないようにね」とおばちゃん、いいなあ~、こういうのたまらないですね(○´∀`)ノ ご覧のとおり皮がかなり厚め。鹿肉は甘じょっぱく煮つけられた、これまた中部地方らしい素朴な味です。おみやげにもいいですね。「山野草」さんとメニューは一緒でしたがお店の雰囲気はけっこう違うので、次回はおそばを実食したいところ。つゆの味とか違ってたら嬉しいな。さらに松本駅内の駅弁コーナーで、駅そば店舗も出している「イイダヤ軒」さん(お店は今回行けませんでしたが、アルウィンで同店のおそばが食べられます。その際のレポはコチラ)の名物「山賊焼弁当(760円)」。 さっくり揚がった山賊焼はもちろん、それ以外のおかずもみんな美味しかった。特に「山ごぼう辛子味噌」が美味しかったです。 松本駅内外だけでも3店舗もの駅そば店が個性豊かに揃う信州。行ってみたいお店(駅)は多々あれど、横浜から長野は全般遠いので回るの難しいな…。――という昨今、つい2日前からJR東日本で「スキです。駅そばキャンペーン」が始まりました。対象エリアは長野・高崎(高崎線)・新潟、行ったばかりのお店がけっこうあることにショックを受けつつ、駅そばが盛り上がるのは嬉しい。高崎エリアは上尾・鴻巣・桶川など比較的近くの駅もあり、行ける範囲で行ってみたいなと思いまーす
2017.09.24
盛岡・米沢から1か月ほどさかのぼり、小倉のお話です。1軒ずつ書こうかなと思っていてついつい後回しに…だったらいっぺんに書いてしまおう! JR小倉駅は「かしわうどん」の聖地です。なんと駅の改札内に4店舗もの「駅うどん」屋さんがあり、業者も3社と味がそれぞれ異なります。すごいなあ。名古屋駅のきしめんみたい。なかなか行けない小倉、今回は1泊2日で小倉駅3杯+数駅足をのばして下関駅で1杯、もうほとんど駅そば・うどんしか食べていない遠征でしたが「やりとげた」感でいっぱいです╭( ・ㅂ・)و グッ !というわけで、改めて小倉駅ナカの駅うどん事情を整理します。1)1・2番ホーム「ぷらっとぴっと」、7・8番ホーム「小倉名物かしわうどん」(※正式店名不明):北九州駅弁当株式会社(業者が一緒なので同一店舗とみなします) おそらく小倉駅の「かしわうどん」界で最も有名なのがこのお店。やはり駅弁屋さんの駅そば・うどんはいいですね。「クッキングパパ」にもとりあげられた昔ながらのお店。特に1・2番ホームの店舗はとてもレトロでつい寄ってみたくなりますが、7・8番ホームの白木の新しいお店もきれいで入りやすい店舗です。2)3・4番ホーム「小倉ホームうどん店」:JR九州フードサービス株式会社 JR九州系列の会社が運営する駅うどん店。小倉駅の駅うどん店舗で唯一「冷暖房完備」。そのせいもあってか、地元の方よりは旅行客っぽい方が次々に吸い込まれて行った印象を受けました。外からは広そうに見えますが、中は思いのほか狭かった。横一列の立席のみです。3)連絡通路(改札口近く)「玄海うどん店」:同じくJR九州フードサービス株式会社 今ブログを書くため調べていて初めて「小倉ホームうどん店」と同じ会社の運営であることを知りました。意外!だって味ぜんぜん違うよ!ちなみに7月末に行ったJR熊本駅「まるうまうどん」さんも同社のようです。――という1)~3)、食べた順番もたまたまこの順序でした。ではでは食べた順に振り返っていきましょう!【実食1】7・8番ホーム「北九州駅弁当(株)」さん迷いましたが、やはり事前から最も食べてみたかったお店で舌の基準を作ることに。券売機は店舗の手前に1台(1・2番ホーム「ぷらっとぴっと」さんは券売機はなく、おばちゃんに口頭注文)。7・8番ホームの店舗に入ったのは、駅中を回って店舗リサーチし、最後に訪れたのが7・8番ホームだったから。 メニューはかなり絞られていますね。かしわのおにぎりがあるのが九州らしくていい。 入店は土曜の14時半頃。先客は男性お1人と、お母さんとちっちゃな女の子の親子連れ。厨房をぐるっと3方に囲むカウンターで、空いている方に陣取りました。注文はもちろん最もスタンダードな「かしわうどん(390円)」、ほぼ瞬殺で登場。 軽くて小さめの持ちやすい丼です。ねぎもかしわもたっぷり、惜しみない! まずはつゆを飲んでみます。ほんのり甘くておいしい。おそらく他の2店舗には入っていない「鶏もも肉」のだしがこの丸みを出しているのでは?うどんはコシなし柔麺、博多ほどの「減らない(どころか汁を吸って増える)」柔麺ではないですが優しい食べ心地。かしわとねぎの他に、薄切りのかまぼこが2枚のります。 かしわは濃すぎず薄すぎずの味付け。これまた甘いですが嫌な甘さではなく、ほんのりきいた生姜もあくまで「ほんのり」の優しい味。かしわだけで食べても美味しいけれど、うどんと絡めたら美味しいかな?と試してみました。 おぅあ味がまるで変わったΣ( ̄口 ̄*)うどんの麺だけすすっていた時とはまったく別の食べ物になります。なんとなく丼(ごはんにかしわをのせた)を食べているような感じ。なのでもっと大胆に行ってみると うんまぁ~~~いヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイこれです、これですよみんなの味方駅うどん、みんなが愛するかしわうどん╭( ・ㅂ・)و グッ !どうか女性の方もうどんとかしわでお口の中がいっぱいになるくらいに大胆に食べてみていただきたい。うどんの食感やかしわと麺が混ざり合う感じを存分に堪能できます。それをつゆで流し込むともうホントに至福★・・━━シァ━\(〃´ω`〃)))━ヮセ━━・・★ いやー美味しかった。汗だくになりましたが大満足です。何より「優しい味」がいい。また食べたいうどんです、間違いない!・実食日:2017年8月19日(土)14時半頃・立地:JR小倉駅7・8番ホーム・席タイプ:立席のみ、コの字カウンター(おそらく計10人ぐらい)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(立席のみですが新しくてきれいな店舗です)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(1・2番ホームはおばちゃん2人体制でしたが7・8番ホームはワンオペでした。でもとても気持ちのいい接客でほっとしました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(絞ったメニューですが間違いないです。丸天も今度食べたいな)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(小倉駅の駅うどんは総じて女性のお客さんが比較的多かったです。行ったのが土日だったせいもあるかな?)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(つゆもかしわも、小倉駅の駅うどんの中ではいちばん好みでした。必ずまた行きたい!)【実食2】3・4番ホーム「小倉ホームうどん店」さん翌日、日曜の昼前に伺いました。朝ごはんに行くつもりが遅くなってしまった。。。店外のメニューはこちらです。 券売機はお店の出入口の2か所、入ってすぐのところに1台ずつあります。出入口が2か所=やや細長い形状の店舗。 上述の「北九州駅弁当」さんに比べるとメニューがかなり豊富。おでんやお酒、さらに「ミルクセーキ」まで。きっと長崎の凍らせたタイプのやつですね。 ・・・なんですけども、お店の方がいない。あれ??と思っていたら慌てて奥から出て来られ、時間をかけて丹念に手を洗っています。ちょっとお客さんが途切れて在庫の整理とかしてたのかな。店内はこんな感じです。 駅そば・うどん店、私は「比較的空いたタイミング」を狙って入る方ですが、誰かが入るのを目にすると入りたくなるのが人情なのか、自分の後からお客さん(特に旅行者や女性)が続々入られることがしばしばあります。この時もそのパターンで、続けて3~4人入ってあっという間にいっぱい。みなさん次々注文されるのでお店の方も1人で大変だなあと思ったら、すんごいサクサクさばいてくださいました。さすがプロ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! というわけで「ねぎうどん(360円)」。小倉~北九州界隈の駅うどん屋さんは全メニューにかしわが入るので、ここでは珍しいねぎ押しメニューを。 昨日のかしわうどん(かしわ+ねぎ)と比べ、のせる具がわかめ・すりごまと種類が多く、「ねぎうどん」なのでかしわの量は控えめ。かしわは最近リニューアルされたそうですが、1)のお店と比べて色が薄い。実際甘辛い味は薄めで、しょうがの味がものすごく強いです。アップの写真の細切り部分はほぼしょうが。 つゆの色は薄くはないものの、わかめが入ったからか、あるいはねぎが青ねぎだからか(1)のお店は長ねぎ)、つゆの味がかなり薄く、やや物足りなく感じました。だしの味があまりせず、醤油で色がついているような感じ。 なので一味を幾分多めにかけてちょうどいい。ここではねぎうどんではなく普通にかしわうどんを頼むか、丸天・ごぼう天等で味を足すのがいいのかなあ。 そんなわけで、メニューの豊富さには惹かれますが、味の点で物足りなさが残りました。たまたま薄めすぎだったのかしら…。ごちそうさまでした。・実食日:2017年8月20日(日)10時半すぎ・立地:JR小倉駅3・4番ホーム・席タイプ:立席のみ、一列カウンター6~7人程度・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(立席のみで思いのほか狭いです)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(ワンオペですごく真面目にやっておられました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(メニューは豊富です。おでんも気になったな)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(外から見えにくいのをどう取るか。入りにくくはないお店です)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(小倉駅の中での優先度はやや低めかも。ただ、他のメニューを食べて再評価したい感じはします)【実食3】改札内連絡通路「玄海うどん」さん2)の味が少々物足りなかったため、無理せずいくらか残して連食しました。数時間空けるつもりが、お店前を通ったらたまたま空いていたのでそのままin。券売機はお店の向かって左手に1台。1)・2)のお店では券売機でsuicaが使えましたが、こちらのみ使用不可でした。ランプが消えていたので、たまたまかも。 店名を冠した「玄海うどん」も気になりますが、連食でもありスタンダードな「かしわうどん(360円)」を。注文してから冷凍麺を茹でるため、1~2分待ったかな?その間にまたしてもお客さんがすごい勢いで入ってカウンターは満員に。ここ、すごく目につくし通る人も多いんですよね。地元の方と旅行客が入り混じるので注文内容もきれいにばらばら。それに食券を買った後で「いなり1個だけ追加ね」とか普通に言うおっちゃんがいるのでなお大変そうです。これは大変・・・と思ったら、最初ワンオペかと思われたお店の方が奥から続々登場。休憩時間だったのかなあ、本来2~3人体制のようです。けどお店の方も驚かれてました。11時前のこの時間にこんなに混むのは珍しいみたい。 というわけで登場、今回最後の「かしわうどん」! 一見して目につくのは、1)・2)のお店と比べてうどんがやや細めなことと(しかもコシがちょっとあることに福岡では驚く) かしわのお肉のほぐし方がゴロッと大きめなこと。味付けは1)と2)の中間ぐらいかな、やはり同じ会社なので生姜は1)より強め、でも醤油やみりん等の甘み・丸みもあるのできつい味ではなく、食べごたえがあって美味しい。 つゆもやはり1)と2)の間かなあという感じです。1)と比べると昆布やいりこっぽい(あごかな?)味もしますが、いろいろ混じった味。「かしわ」なしでもふつうに飲める程度に整えられた濃さです。おそらくローカル度は1)~3)の中では最も薄めでは…という気もしますが、それなりに美味しく満足感もあります。立地も含めて混むのはわかるなあ。3店の中で「かしわうどん」の価格が最も安かったという点でもオススメできるお店です。ごちそうさまでした。・実食日:2017年8月20日(日)11時頃・立地:JR小倉駅改札内連絡通路(改札の割と近く)・席タイプ:立席のみ、一列カウンター5~6人程度・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(立席のみですが新しい店舗で厨房はきれい。ただお客さんの入れ替わりが激しく、空くタイミングが少ないためカウンターはやや汚れていた)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(1~3人でのオペレーション。感じは悪くないです)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(絞られたメニュー構成ですが十分です)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(混雑度合がわかりやすいしきれいなので入りやすいかも)・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(あの大ぶりな「かしわ」は独特でいいと思います。あれが食べたくなったらまた行きそう)――というわけで、ここまで読んでくださった方には既におわかりかと思います。私の小倉駅うどんオススメランキングは以下の通り。 第1位:「北九州駅弁当」さん(1・2番または7・8番ホーム) 第2位:「玄海うどん」さん(改札内連絡通路) 第3位:「小倉ホームうどん店」さん(3・4番ホーム)とは言え駅そば・うどんには入る方それぞれのニーズや好みがあるので、それに合わせた選択がベターだと思います。私は味の点ではほぼ「北九州駅弁当」さんがダントツですが、その辺りも好みがあるかと。「玄海うどん」さんの細めの麺にゴロッとしたお肉も美味しかった。それにしても小倉は独特の雰囲気がありますね(私は博多より小倉の方が好き)。これから競艇や競輪に出かけそうな感じのおっちゃんをお店でも何人か見かけましたが、土日とも駅でボートレース若松のキャンペーンをやっていました。 別々に撮ったのに似たようなポーズでかわいかった(○´∀`)ノ子供たちに大人気でした。ふう、これで小倉はなんとか書き切りましたが、まだ書けていないこの夏の分がけっこう・・・。まあぼちぼち行きまーす(・∀・)ノ
2017.09.17
秋田県人的には「東北新幹線の玄関口」、JR盛岡駅。子どもの頃は「仙台へ行く際の乗り換え駅」、秋田新幹線が開通してからも「経由駅」として東北のキーステーションであり続けます。 そんな盛岡、私にとってはずっと「乗り換え駅」だったため、実は駅を出て観光したことがほぼありません。友達と遊びに行くついでに車で立ち寄り冷麺やじゃじゃ麺食べたことぐらいしか…。そして今回の旅でも最後に盛岡に泊まったにもかかわらず市内をあまり回れておらず、なんだか申し訳ない気持ちになりつつ、駅そばだけはしっかり2軒回りました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !――という今回の駅そば屋さんは 「わんこそば」ではもちろんなく、これです。 盛岡名物「じゃじゃ麺」いわゆる「盛岡三大麺」、わんこそば・冷麺・じゃじゃ麺の中では私はこれがいちばん好きです。日頃「冷麺食べたいな」とはあまり思いませんが「じゃじゃ麺食べたい」はたまになんとなーく思ったりするくらい。「一度じゃ良さがわからない!」と言い切ってしまうあたりがとても謙虚な岩手県の方々ですが、確かにそうかもしれません。知らない方には「ジャージャー麺」と間違われそうな名前といい、「柔らかめに茹でた太めのうどんに肉みそ・細切りのきゅうり・ねぎ・紅生姜をのせてよくよく混ぜて食べ、仕上げに溶き卵と熱湯を加えてスープにする」と説明してもなんとなーく地味な感じがしなくもない。しかし、繰り返しますが私は盛岡三大麵の中でこれがいちばん好き╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !いちばん好きなのです。 というわけで、JR盛岡駅の真新しいピカピカの北口側ではなく、「わんこロード」を通って南口側2F隅っこに若干ひっそり気味にたたずむ「はやて」さん。北口側にはこれまたピッカピカの開店したての駅そば屋さんがありますが(※こちらへも行っています。また別途)、じゃじゃ麺をいただけるのは「はやて」さんの方だけ。券売機はお店の外に1台のみ。 旅行者かつすっかり「じゃじゃ麺の口」になっている私は最初からじゃじゃ麺一択気味になっていますが、いちばん人気は野菜天そばだそうで、私が入店する際も野菜天が売り切れてお店のおばちゃんが券売機を操作するところでした。 入店は平日の13時半頃。北口「にはち」さんの方は混んでましたがこっちは多少空いているのでは??と思いきや違いました。先客は4名、うち3人がスーツを着た男性、もう1人もやはりスーツを着た女性です。荷物の大きさやたたずまいから言って、地元の方と出張の方の両方が入っておられる模様。みなさん食べているものはばらばらです。店内は広め。入口から入って右手が厨房、中央が立席ゾーン、左手が壁沿いカウンター席です。立席だけでもけっこう入れそう。着席は7~8席といったところかな。冷水の容器はお店のいちばん奥です。 じゃじゃ麺のうどんは太麺なので、他のメニューよりもゆで時間が長くかかります。5分以上かかったんじゃないかな?急いでいなくてよかった。待つ間に店内を観察すると、新幹線駅らしく最新の時刻表が貼られていたり、おすすめメニューの案内があったりする中で、「じゃじゃめんの食べ方」が何か所にも貼られていました。 そう、前日メニューを予習した際「チータンタン(上述の仕上げスープ)はあるのだろうか?」と疑問に思っておりました。わたくしじゃじゃ麺は好きですがチータンタンは必須ではなく(おなかいっぱいになっちゃうし)、スピーディに食べてさっと出たい駅そば店でチータンタンはきっとないよね、と思っていましたがやっぱりそうでした(なので、ど~うしてもチータンタンまで食べたい!という方は駅前の専門店へ行かれた方がよいかも。遅くまでやっている有名店があります)。――というわけでできました!「じゃじゃ麺(460円)」 軽いプラスティックのお皿に盛られて出てくることもあって「少ない?」と一瞬思いましたがそんなことはありません。柔らか太麺は意外とおなかが膨れるのです。上述の「食べ方」には、「一口二口食べてみて味を変えようと思った方は」と書かれていますが、私は最初から酢もラー油もかけます。特に酢は多め。肉みそはかなりこってりしているので、その方が混ぜやすいしさっぱりします。かけたところの具のアップ。 それでは食べる前によ~~~く混ぜます。他の「混ぜて食べてください」系の麺は混ぜる前に味を見る私ですが、じゃじゃ麺はよくよく混ぜてから食べた方が絶対に美味しいのです。混ぜました。 すごく混ぜました。 食べてみてう~ん美味しいヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイとうれしくなります。正直それほど期待していなかった「駅そば屋さんのじゃじゃ麺」、意外なほど美味しく感じました。おそらくは麺と各具材の量のバランスがとても良いからだと思います。何かの具が多すぎたり足りな過ぎたりすることなく、肉みそときゅうり・紅生姜・ねぎのバランスもよく(肉みそが多すぎてもダメなんです)、きゅうりの切り方と麺のなじみもいい。酢とラー油はお好みですが、やはり私はあった方が好き。というわけで夢中で完食、ごちそうさまでした (*´――、`*)盛岡の街はなんというか行くべきエリアがはっきり分かれていて、駅前にも美味しいお店がたくさんあることが今回わかりました。もうちょっと時間をかけて回ればよかった。・・・が、出張や旅行で先を急ぐ場合は外のお店の営業時間に合わなかったり、10分を惜しみたかったりすることもしばしば。そんな時に「駅ナカ」で名物がいただけるのはとても嬉しく、満足できました。なお「わんこロード」の途中のカレースタンドでもじゃじゃ麺がいただけるようですが、価格はこちらより100円ほど高かった感じ。量も違うのかもしれませんね。「はやて」さんは岩手県内のJR駅にほかに何店舗もあって、おそばもちゃんと食べてみたい。また機会を作っておそばを食べに行きたいと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2017年9月14日(木)13時半過ぎ・立地:JR盛岡駅改札外(南口側の2F)・席タイプ:立席(10人ぐらいは入れそう)+カウンター椅子席7~8席・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(広さは十分です。新しい建物ではないので照明がやや暗いかな、お店は綺麗でした)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(おばちゃん2~3人で回されていました。落ち着いた雰囲気で私は好き)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(じゃじゃ麺以外はいたってノーマルですが、醬油ラーメンがおススメだそう)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(座れるのでオススメ。入りやすいです)・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(盛岡へ行く用事があれば寄るかも)そば・うどん・ラーメン はやて 盛岡南口店 (そば(蕎麦) / 盛岡駅)――というわけで、帰ってきてしまいました。楽しかった~!おかげさまで私はとても元気です。身体は多少疲れてますが気持ち的にはとてもリフレッシュできました。快く出してくれたダンナさんにもありがとう。昨年10月にも4泊5日のひとり旅に出ましたが、これくらい日数があると旅程に余裕があってバタバタしないし、日頃なかなか落ち着いて考えられないことに自然と思いが至ったり、各地の景色や土地の様子もすんなりと入って来て、毎日とても新鮮でした。特に今回はほとんど旅したことのない東北(意外と行かないんですよ出身者は)を回ってみたので発見が多く、宿題も既にいくつかあって(笑)機会を作ってまた近いうちに再訪したいなと思っております、幸いアウェー仙台もまだ残っていますしね╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !旅の話どころか駅そばだけでもだいぶ杯数が飛んでしまっていますが、またぼちぼち気の向いたところから書こうと思います。――その前にまずは熊谷!鹿島戦後半で試した俺たちの肉弾剛ᕙ( ・ᗨ・ )ᕗ元紀トップ下の4-2-3-1で行くようだとエルゴラ・ダイジェストの両方が予想しており、どうやら仁もスタメン濃厚の模様。御礼弾はもう決めさせないよm9っ`Д´)・・・っていうかもう複数失点とか大量失点とか勘弁してください熊谷からの長い長い帰り道がつらすぎるので(´;ω;`)ウッ…最新の予報(17時発表)では雨はどうやら試合開始と共に降り出す模様。年イチのクマフェスもしっかり楽しみたいし、花火もできれば雨のない状態で観たいんだけどな…。みなさん雨対策と、肌寒さ対策もしっかりして、ではではまた明日熊谷でお会いしましょうー(○´∀`)ノ
2017.09.12
はい、どーん!m9(。+・`ω・´)чoμ*:゚・☆ もっかい角度を変えてどーん!m9(。+・`ω・´)чoμ*:゚・☆ いやーどうですかこの迫力╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !!すばらしい!!!いつもは駅そば記事はだいたい駅またはお店の外観写真から始めるのですが、今回はモノから始めずにはいられませんでした。だって駅舎の写真これだし お店の写真もこれで、 なんかこう「駅そば」っぽくないщ(゚ロ゚щ)――そう。今回行ったのは昨年からずっと「うお~また行きてえ(行かなくては)」と思い続けていたJR小淵沢駅「丸政」さん。野沢菜天そばか山賊そば食べたいよーと思って3時間以上かけて行ったら目の前で売り切れて(しかも3人家族のお母さんが何のこだわりもなく家族3人で全く同じものをオーダーしたため)泣くに泣けない残念感を味わったお店でした。ファミリーで混雑する土曜の昼に着いた私が甘かった。その際のエントリはこちらです。な・の・で・す・が。昨年我々が行った後、同駅は改修工事に入ったようで、今回行ったら「・・・私の知ってる小淵沢駅じゃない ( ゚Д゚)ポカーン・・・」あまりの変貌ぶりにびっくり&モダンな建物にも二度びっくり。さらに、おばちゃんたちがキャラクターの迫力と機嫌込みで営業していた「丸政」さんもピッカピカのカウンターカフェみたいなオシャレな外観に一新!店員さんもとてもよく気の付く、飲食業にすごく慣れている感じのお兄さんがひとりできっちり回していて、まるで別のお店みたい(*゚ д、゚*)だって前はこんなのなかったし! と思いつつ「お、俺は昨年の無念を晴らしにやって来たんだ!」と思い直して券売機へ。幸い、食べたかったどのメニューもちゃーんと残っています。この辺り(仕入れの数量)ももしかしたら改善されたのかもしれません。 お客さんが多くてお店の全体写真を遠慮したのですが、お店は長いL字型カウンター。正面に5人、お店の奥に入る短辺側に3人程度立てますが、おそらく向かい側の待合スペースで座って食べるお客さんもいるんじゃないかな。空間は広いのでその辺りは融通が利きそうです。お兄さんに食券を渡し、ちょうど空いた奥側へ移動。だって冒頭のボリュームに挑戦するので食べるのにちょっと時間がかかるし、人目を気にせず美味しいものと向き合いたいんだもーん(○´∀`)ノというわけで、ほとんど待たずに「山賊そば(420円)+野沢菜天(110円)」。改めて思いますが山賊そばこれで420円って安いですよね。だってこの大きさですよ。我孫子駅の「弥生軒」さんのからあげより大きいもの。大きさだけでなく、厚みもすごいのです。箸で持つと重たいほどです。 麺は以前と変わらず平打ちの香り豊かな麺。この麺いいですよね。私好きです。 そして迫力がありすぎて食べる途中の写真を撮るのを躊躇した山賊焼きもやっぱり美味しい。昨年小淵沢で買えなくて甲府駅の「驛前そば」店さんで単品を買って帰ったのですが、久々に食べても味付けがとてもしっかりしていて、濃いめの生姜醤油味に負けないガツンとした衣も含めたいへん美味しいヽ(`∀´)ノ ウヒョー単品で食べても美味しいですが、おそばのつゆに浸してつゆに山賊焼きの味がしみてくるのもいい。「丸政」さんのつゆは比較的味が薄めなので、山賊そばはその点でもちょうどいいかも知れないな。 そして昨年食べられずずうぅぅぅぅっと心残りだった野沢菜天。天ぷら2品、しかもあのボリュームのある(ふつうの唐揚げの4個分ぐらいあると思う)山賊焼きと合わせて頼んで食べきれるか??との不安はありましたが、小淵沢けっこう遠くて滅多に来られないので欲張って買ってみたのです。 ――みたのですが、山賊焼きと合わせたのが失敗だったのかも知れませんが、やや揚げ過ぎたのか、菜っ葉の部分がかなりパサッとしてしまっていて残念。デフォルトがこれなら再食はしなくていいなあ、次は紅生姜天食べたい。というわけで、カウンター奥は照明も明るく、人目を気にすることなく思う存分かぶりついて山賊焼きをいただくことができ、大満足でございました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !馬肉を使った「肉そば」も気になっているので、また青春18きっぷの時期に狙ってみたいと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2017年8月31日(木)13時過ぎ・立地:JR小淵沢駅改札外(駅構内)・席タイプ:立席L字カウンター(近くに待合ベンチもあります。奥側のカウンターが落ち着けて好き)・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(露出タイプですが新しくてとてもきれいです。スタンドカフェみたい)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(以前の怖いおばちゃん方の真逆のような、とても気の利く愛想のよい、いかにも飲食業なお兄さんが1人で回していました。その点でもお店の印象がガラッと変わったな…)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(以前と変わらず豊富です。組み合わせのオススメも出ていてお客側はうれしい)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(女性にとっては前より断然入りやすくなったと思います。立ちそばに不慣れな方でも大丈夫)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(山賊焼きはやはり美味しかったですが、まだまだ食べたいメニューがいろいろ…)――というのが「157杯め」でして、タイトルの「115杯め」の方は3月のアウェー甲府の日でした。前回も立ち寄って揚げ物を買った「驛前そば店」さんでイートインをしてみたのです。 土曜日の朝9時半、先客は1~2人。学生さんかな、若い男性でした。前回と同じくカウンターで食べたい揚げ物を取りつつ、空いているので途中でおばちゃんに「食べて行かれますか?おそば?」と聞かれてかけそばで食べて行く旨を伝えます。 というわけで全く待たずに「かけそば(290円)+舞茸天(100円)+ソーセージ天(100円)」、できあがり!4人がけテーブル独占です。広いです。 まずはおそば。上述の小淵沢と、麺・つゆとも全く一緒。個人的にはつゆはもうちょっと濃いめが好きです。 なのでやはり揚げ物はON! 衣の油分がつゆに、つゆの塩気が衣にしみるのと、具材からも味が出てちょうどよくなります。「丸政」さんのおそばはきっと天ぷらをのせる前提なんですね。欲を言えばおそばが半玉で頼めると揚げ物もっといろいろ組み合わせられるのになあ、なんて思ったりもしますが、美味しかったです。厨房がとてもきれいなのもいいですね。 ここはもうアウェー甲府の際のお決まり。書いていたらまた山賊焼き食べたくなってきました。ごちそうさまでした!・実食日:2017年3月18日(土)9時半過ぎ・立地:JR甲府駅北口徒歩1分・席タイプ:立席+テーブル席(4人掛けテーブル×4つとカウンターです)・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(2度行きましたが2度ともとてもきれいでした。掃除が行き届いている印象)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(おばちゃんが1~3人で回されています。朝はお1人で、静かでよかった)・メニューの魅力:★★★★☆4.5(たくさんの種類の揚げ物にテンションが上がります!しかも安い!)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(きれいだし座れるのでオススメ。時間帯によっては男子中高生だらけですが。笑)・リピートしたい度:★★★★☆4.5(甲府へ行く用事があれば必ず寄るお店です)現在旅先です。これからまた移動
2017.09.09
ではでは沼津編の続きです。沼津からいったん熱海へ引き返し、わたくしが向かったのは伊東駅でした。 こちらも駅そば巡りを始めてからずっと「行きたい、行かなくては」と思っていた宿題駅のひとつ。伊東に行ったのは4年ぶりですね。行きたかったお店は前回(⇒コチラ)とだいたい一緒ですが、いちばんの目的はもちろん!駅そばo(゚ロ゚o)!!! 伊東駅といえば駅弁の「祇園」さん。中でも私がいちばん好きで伊東へ行くたび、あるいは駅弁フェア等で見つけると毎回買ってしまうのは、おいなりさん4つとかんぴょう巻き4切れが入った「いなりのり巻詰合せ(650円)」です。 昔ながらの掛け紙の色合い・デザインもいいですね! 時間を置いてジューシーになったおいなりさんがとっても美味しい。「祇園」さんは駅弁フェア等には滅多に出ない貴重なお店(「さいか屋」さんの駅弁大会でしか買えなかったので、川崎の同店がなくなってしまって悲しい…)。今回かなり久々に食べましたが「ああ美味しいヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイ」と思いながらいただきました。 それに、昔ながらのいなりのり巻きや鯛めし、幕の内などスタンダードなお弁当をラインナップしている「祇園」さんが数年前から単品でも販売している「ぎおんのからあげ(3個入り500円)」、これもウマイ(ノ*゚▽゚)ノ゙ 1個1個がとても大きいので、お肉が柔らかでとても美味しい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! ――というお持ち帰り品もしっかり買いつつ、 今回は「駅そば」を食べに来たのです。冒頭の写真の通り「祇園」さんは隣り合わせで駅弁販売コーナーと駅そば・うどん店を営業しており、中でつながっています。駅の外からも同様で、私が訪れた13時過ぎにはいつも食べにくるっぽい地元の方も、食べている方を見るとつられてついつい引き寄せられる旅行客の方も次々来店。外から見るとこんなです。 そして中から外の方を臨むとこんな感じ。改札内のカウンターはちょっとだけ段差がついています。 以前から「そうか電車内に持ち込めるんだ、いいなあ」とこのメニュー表を見て思っていました。いいですよねあの懐かしい使い捨て容器。天ぷらそばとか食べたいな。ちょっと時間が経ってフニャっとしかけた天ぷら衣って美味しいですよね。 ――と思いながらも今回は駅でいただきます。だって今回来たのは、「祇園」さんのこのツイートに惹かれたからなんですよ。 55年の歴史!そして冷やしたぬき美味しそう(ノ*゚▽゚)ノ゙(ノ*゚▽゚)ノ゙さらにツイートを見ていると「祇園のそば・うどんは麺は自家製。つゆは削り節から出汁を取り専用の醤油で仕上げています。麺・つゆ・てんぷら全て自家製なんです」とのこと。それも魅力的ですよね~。というわけで今回は改札内側から。「おかあさん」「おばちゃん」と呼びたくなる年代の方と「おばちゃん」と呼ぶにはちょっと躊躇するかな、もうちょっと若い年代の女性お2人で回しています。私は空いた隙を狙って入ったので私の冷やしたぬきが出来上がる様子をじっくり観察できましたが、その後続々お客さんが押し寄せ厨房はてんてこ舞い!さすが老舗です。 ですがおばちゃんはお客さんとの会話も楽しみながら厨房に立たれています。常連さんには注文を聞いただけで「その声は・・・やっぱり〇〇さんだ!」と茶目っ気たっぷりに、私が持っていたリサ・ラーソンのバッグのイラストを見て「それ猫なの?トラなの?かわいいわねえ」こういう方と話すと元気が出てよいです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !というわけで、袋麺を湯がいて冷やす⇒冷蔵庫から冷たいつゆを出して丼に⇒揚げ玉、ごま、切りのりをたっぷりのせてわさびを添え、祇園さん夏の名物「冷やしたぬきそば(410円)」できあがり! 冷やしたぬきは専用の大きくて浅い丼を使用。器が出てきた際、海苔の香りがすごく新鮮でした。切りたて(開封したて)だと思います。 自家製のつゆはかつお濃いめ。甘みもお醤油の味もしっかりあるタイプです。温かいおそばもいずれ食べに来ないとなあ。 おそばの麺は、袋麺とは思えないコシ有タイプ。ごまやわさび、揚げ玉等薬味が絡みやすく、香りもよい。この辺りもさすが老舗という感じです。 うーん美味しかった。私は暑い時期でもどちらかと言うと温かいそば派なのですが、「祇園」さんのツイートに惹かれて食べてみた冷やしたぬき、オススメされるのはわかる!ウマイo(゚ロ゚o)と思いました。光が反射しちゃって見づらいですが、写真メニューもあって外国人旅行者も安心。――そして気になるのが「親子そば」。これ「ぎおんのからあげ」+生たまごまたは温泉玉子 なんですよd(。ゝд・)でっかいからあげの唐揚げそばと言えば我孫子「弥生軒」さんや仙台駅「萩」さんが有名ですが、からあげ+たまごで「親子」と銘打っているのは他に聞いたことがありません。しかもこの大きくて美味しい唐揚げ、唐揚げそばも美味しいに違いないけど「親子」行ってみたいなあ~(ノ*゚▽゚)ノ゙今回は既に沼津でコロッケそばを食べていたためさすがに揚げ物連続はムリでしたが、またしても宿題を残して帰ったのでした。おかあさん美味しかった、ごちそうさまでした(○´∀`)ノ・実食日:2017年8月24日(木)13時すぎ・立地:JR伊東線伊東駅改札内外両方可・席タイプ:完全立席露出タイプ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(正しい露出店舗です。改札内側は狭いので、ピーク時はカウンターに入り切らないでしょうがホームが広いので心配不要!)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(いかにも「地方の老舗」感がある安定の接客という感じ。どちらの方もいい感じの話しやすさでした)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(次は唐揚げそばか親子そばを食べたいですが定番天ぷらそばもいいなあ)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(観光地なので女性客も多いです。おばちゃん世代の方って駅そばけっこうお好きですよね)・リピートしたい度:★★★★☆4.5(伊東ちょっと遠いけどこのために何年かに一度は生きたいお店です)祇園 伊東駅店 (弁当 / 伊東駅)私は伊東へいつも平日を狙って行くためか(熱海とか伊東って休日の人出がものすごいので)、観光地でありつつ同時に住んでいる方々の生活感もあって好きな街のひとつです。この時も旅行客に交じって地元の高校生っぽい男の子が「きざみそばください」と食べに来ていたりして、こういうのいいなあと思いました(○´∀`)ノしかも、熱海駅から乗ったのが偶然こんな車両の電車でして。これ普通列車なんですよ!追加料金とかなしで乗れるんですよ!!ちょっと興奮。 私が乗った車両はたまたまペリー仕様だったようです。 身長は約六尺(180cm)だったというペリーさん。等身大だそうです。 海側は眺望列車的な窓向きシート、逆側は向かい合わせの1人掛けシートでリゾートっぽいですが、普通列車なので混んでいるのが難点と言えば難点(平日でもあんなに!?とちょっとびっくり。夏休み終盤で大学のゼミ合宿っぽいグループといくつかかぶりましたった)。大きなキャリーを持って立っている方が多く、逆側の景色はほぼ見えませんでした。帰りは普通のボックスシート型電車。そちらもよいです。 さてさて、昨日も青春18ワンデイトリップへ行って今夏最遠の挑戦をしてきた私ですが、この週末はJ1リーグがないのでバスケットを観に新潟・長岡へ行ってきます。リーグ開幕前の「アーリーカップ」、どの程度盛り上がるのか、新シーズンの三遠がどんなチームになりそうか、とっても楽しみ!皆さまも楽しい週末をお過ごしくださーい(○´∀`)ノ
2017.08.30
昨年春からなんとなーく始まった駅そば・うどん巡り。気が付けば150杯めに到達してしまいました。というわけで記念すべき150杯めはちょっと豪華なやつを。 カラフルでまんまるなふぐ提灯が改札口付近にいっぱい飾り付けられていてかわいいJR下関駅。一昨年レノファ山口を観に行った際は新幹線とレンタカーを使ったため、下関駅に降りたのは初めてです。 今回の目的店は2階にある改札を出、階段を降りて1階の飲食店・スーパーが立ち並ぶフロアにあります。「味一」さんは店頭にサンプルが出ていて中も広そうで、一見駅そば・うどん屋さんぽくない感じもしますが価格設定は正しく駅そば・うどん店╭( ・ㅂ・)و グッ ! メニュー表と券売機は自動ドアを開けてすぐのところにあります。手を洗える場所もここ。 今回の注文は事前に決めてあった、というよりそれが食べたくて下関まで来たので一択です…が、改めてうどんかそばかにちょっとだけ迷う。ここ山口も「駅そば」というより「駅うどん」文化圏なんですね。そうだよね、小倉から2駅17分しか離れてないんだもんなあ。ですがこの後小倉で駅うどんを食べまくる予定なのでここではおそばを選択。食券を出して3分ほど待ったかな、「ふく天そば(530円)」のできあがり! 厨房はおばちゃん3人体制。おにぎりやいなりなどごはんものの注文も多いようで、厨房前に並べられた五目ずしが美味しそう。この後予定がなければ買ったんだけどな。 持ちやすいよう軽い素材ですが、丼がかわいい。ちょっと嬉しくなります。 お客さんが多かったので店内撮影はちょっと遠慮しましたが、席の構成は奥に4人がけ程度のテーブル席が4台。手前には入口から向かって左手の壁一面がかなり長い(7~8人は軽く並べそう)L字カウンター、中央に4~6人ほど立てそうなカウンターと、右手の厨房より手前にも2人は立てるカウンターとかなりの人数が入れそう。立席部分だけで15~20人くらい入れるんじゃないかな?広いお店は入りやすくていいですよね。 この時はテーブルはお孫さんを連れたおじいちゃんおばあちゃん、お一人で来ている落ち着いた世代の女性、カウンターには1人で来ている男性が入れ替わり立ち代わり常時5~6人はいるような感じ。季節柄青春18きっぷユーザーっぽい方も見受けられます。私は空いている長いカウンターの中央寄りでいただきまーす! おそばは袋そばを冷凍してあった感じ。太めの田舎そばっぽくて意外と美味しかった。つゆはいりこだしかな、だしの旨味と塩分がけっこうきいた澄んだつゆ。暑くてちょっと歩くだけで汗だくになるようなお天気だったので、このつゆがとても美味しくてほぼ完飲してしまいました。あっさりめなので一味(しかないです、西日本だ!)をかけても邪魔しません。基本はうどん仕様のつゆですね。そしてふく天。西日本では「ふぐ」ではなく「ふく」と「福」をかけて呼びますね。むかし上京して自由を得、日本中回るようになった頃は駅弁から入ったのですが、下関駅の「ふくめし」も憧れ駅弁のひとつだったっけ。そのふく天、同じ一夜干しっぽい小型のふぐを天ぷらにしておそばにのせた「ふぐ天そば」を浜松駅の「自笑亭」さんでもいただきました(⇒その際のエントリはこちら)。がっ!!!さすがはふぐの本場下関、まったくの別物です。身が厚~い大き~い(○´∀`)ノ けっこう厚めの衣をまとっているのは浜松と同様ですが、ふぐ自体の味と香りがかなり衣にも移っているので、衣をちょっとはがしてつゆに浸してたぬきっぽくして食べても美味しいし、そうすることでふぐの旨味がつゆにもしみてきます。 ふぐのかまぼこはふぐ入りか否かは不明ですがかわいい。けっこうシコシコしています。いやー美味しかった!さすがは本場、「ふぐ食ったo(゚ロ゚o)」という気になりました!この力強いつゆも美味しい。かけうどんで食べても普通に美味しいんじゃないかなあ。今回は下関をじっくり観光する時間はなく、駅前をささっと歩いて終わってしまったので、また改めて来る際には立ち寄りたいと思います。美味しかった、ごちそうさまでした!・実食日:2017年8月19日(土)12時半すぎ・立地:JR下関駅改札外(改札を出て階段を降りた右手、駅構内1階)・席タイプ:テーブル4人×4台+立席カウンター(両側の壁向きと中央、立席部分だけで15~20人ぐらい)・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(とても広く、明るくて入りやすい店舗です)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(おばちゃん3人オペレーションですがかなりおおらかです。食券の並べ方も少々適当なので、順番や注文の組み合わせ間違いが発生していました。地方っぽくていい感じでもあり、気になるほどではありません。笑)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(定番をひととおり揃えてある感じ。ふく天は500円超ですがオススメです!)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(女性ひとりで来られている方も多いです。地元の方がふつうに普段使いしているお店)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(つゆが美味しいです。次はうどんでいただきたいな)味一 下関駅店 (そば(蕎麦) / 下関駅)駅そば巡りを始めた頃には何も知らずに「おそば」にこだわっていた私。西日本はうどん文化なんですよね。今回は小倉に泊まって小倉駅の駅うどん3社を制覇した╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !のですが(笑。そのために小倉に泊まったとも言えます)この辺りに来るとおそばよりうどんを選ぶのが自然な気が、私にもしてきました。土曜日はこの後小倉に戻って開場前のミクスタを見に行き「雨でも濡れずに行ける、暑い日は途中のビルで涼める!!!」ことに感動し 小倉駅で1杯めのうどんをすすってから鳥栖へ向かったのでとてもおなかいっぱいでしたがしあわせでした( ̄(oo) ̄)ノよもやその後あのような事態が我々大宮サポを襲うとは・・・( ゚∀゚)・;'.、グハッ!! まだショックからあまり立ち直れておりませんがみなさんお元気でしょうか。今週は残暑も厳しいようなので、あまり無理せず心身のコンディション整備にいそしみましょう…(;´д`)トホホ
2017.08.19
今回の遠征ではとうとうダンナさんを駅そば・うどん巡りにつき合わせてしまったわたくし。ロケーションはこちらです。 そう、至るところにモン様いっぱいのJR熊本駅╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! その新幹線側改札横の待合室の中に、今回目指すお店があります。 「まるうまうどん」さん。新幹線改札内からも入れますが、待合室(改札外)側の方が広いことが、入店して判明。こちらの名物はご覧の通り「うどん」ならびに熊本名物「太平燕」。 駅そば・うどんのお店で土地の名物の代表格を頂けるとはなんてすばらしい(*´▽`*)ワーイというわけで喜び勇んでやってまいりました。しかも、太平燕は絶対食べたいしせっかくならうどんも是非とも食べてみたいので、ダンナさん同行だと両方食べられてたいへん都合がよい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !券売機は店外に一台。 店内・店外両方に貼ってあったメニュー。 食券を買って中に入ると、まるでお寿司屋さんのような内装。きれいです。厨房を向くカウンターが5~6席に2人がけテーブル席が1つ。新幹線側はこちら側の1/3程度の広さしかなく、おそらく立席のみ。今回は改札外から入って正解でした。 さて、食券を出すとまず最初に中華鍋を温め始めたお店のおじさん。じきに野菜を炒めるいい音と香りが漂ってきます。太平燕の具を炒めつつ、おそらくは出来上がりに合わせたタイミングでタイマーをセットしてうどんを茹で始めます。とても手際がいい。それでも先に出来上がったのは店長一押しメニュー「さくらうどん(530円)」でした。 我々が熊本初めての旅行客なら迷わず「火の国うどん(570円)」に行ったところですが、さくらうどん=甘辛く煮た馬肉、日奈久ちくわ、わかめ、青ねぎ火の国うどん=さくらうどんの具+辛子蓮根既に何度も熊本を訪れ、辛子蓮根を食べ慣れている我々的には「敢えてうどんに入れなくてもいいかな」というか、辛子がさくらうどんの美味しさを邪魔しないかな・・・という気が少々したのでこちらに。だって「店長一押し」はこっちだもん!九州のうどんはつゆがきれいに澄んでいますね。福岡同様基本はあごだしと思われますが、とても優しい味。 麺は「コシがある」とは言いづらい程度の適度なもちもち感を伴った柔らかさ。福岡的「柔麺」ではなく、駅うどんとしてはちょうどいい柔らかさだと思います。 基本のつゆと麺、それに日奈久ちくわとあっさりした具だけでも十分美味しいですが、噛みしめるほどに味わい深い馬肉の甘い煮汁がだんだんとつゆにしみてきて、美味しさが二倍楽しめる感じ。お好きな方はここで一味を投入してもいいと思います。美味しかった。 ――で。時間差というほどでもなくすぐにできあがった「太平燕(680円)」。私的には高くてもワンコインを基本と考えている駅そば・うどんとしてはちとお高いなあ、これどうかなあと来る前には思ってたんですよ。以前熊本空港で食べた太平燕(既に閉店したお店でした)が高くて具も業務用っぽい感じで「悪くはないけれど満足はできない」だったので。しかーし!今回私は声を大にして言いたいo(゚ロ゚o)! 熊本駅「まるうまうどん」さんの太平燕はとっても美味しくてリーズナブル素晴らしいーヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイそうなんです。食べてびっくりしました。まず「具がたっぷりでなかなか麺(春雨)に行き当たらない」。そして炒めたての具がシャキシャキして香ばしくてとっても美味しいわぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪ 細切り白菜、にんじん、きくらげ、もやし、タケノコ、青菜、かまぼこ、小エビ、ベビーホタテ、あさり、豚肉、うずらの卵に歯触りのよい絹さや。これだけ入って680円って普通に安いよ! スープはちゃんぽんのスープ。コクはありますがややあっさりめで具とも春雨ともぴったりです。美味しい。 春雨も丁寧に処理されていて、麺どうしくっついたりせず具ともスープともよく絡みます。 いやー美味しかった。この太平燕、女性1人で食べたら普通に満腹です。これ駅そば・うどんに期待するクオリティを易々とクリアして普通に美味しくてリーズナブルな太平燕だと思う。私は大好きです。熊本来たらまた入ろうと思うもん。入店した際は店員さんは男性お1人でしたが、お昼休みだったのかじきにもう1人男性の店員さんが戻って来られ、空いているテーブルを拭き直してコップを並べ直し、それが終わるとせっせとにんじんの皮をむき始めていて、やはり太平燕の具は自家製なんだ!と確認できたとともに、お2人ともこの仕事にモチベーションを高く持たれているんだな、というのが伝わってきてとても嬉しくなりました。すごくちゃんと作られた2品だったし、お店のきれいさもそういう感じでした。丼を戻して「ごちそうさまでした」と言った際の「ありがとうございました」という笑顔もとても柔和で、入ってよかったなあと思えたお店。やはり熊本大好きです。・実食日:2017年7月30日(日)12時頃・立地:JR熊本駅新幹線側改札内外いずれも可(改札外は待合室の奥)・席タイプ: <改札外>2人がけテーブル+カウンター席5~6席(全席着席) <改札内>立席のみ・清潔感、広さ:★★★★☆4.5(駅舎同様新しく綺麗。椅子も広めです)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.5(寡黙な男性お2人ですが、とても感じがよかった)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(基本はおさえられています。太平燕はとてもオススメ)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(綺麗で椅子席もあるので女性にもオススメですが、待合室にいる人たちが、お店に入っていくのをじーっと見ていたりするのが気になると言えば気になるかも。笑)・リピートしたい度:★★★★★4.5(熊本駅方面に来る時間があれば寄りたい感じ。おそばの麺がどうなのかもチェックしたいところです)まるうまうどん 新幹線熊本店 (うどん / 熊本駅、熊本駅前駅、二本木口駅)熊本へ行くと毎回「熊本の食べ物はなんて美味しいんだろう」という感動に一度は行く着くのですが今回はここでした。まさか駅うどん屋さんでこの感動に出会えるとは!私にとって熊本はおそらく相性の良い土地なのだと思います。ラッキーなことも多いし。・・・というお話もいずれ書かなくてはいけません。以前何度か取り上げて、我が家でもほぼ常備している「熊本ワイン」さんに今回初めて行ってきたのですが、ななんと!的な内容です。…ってちょっと書いておくと更新するプレッシャーが自分にかかる、すごくありがたかったのでちゃんと書こうと思います。いや~やっぱり大好き熊本(○´∀`)ノ
2017.07.31
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