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おそらく平成最後の投稿です。…と言っても平成31年間の歴史は特に振り返ったりせず、いつもの駅そば駅うどん。直近で長崎に2回行ったので、その際のまとめをば。まずは長崎駅前です。 私の知る限り、現在JR長崎駅および県内のJR他駅に駅そば・うどん店は見当たりません。しかし実は!鉄道ではなく他のターミナルに集中していたщ(゚ロ゚щ)ゆえに行くのが遅れました。さすが港町長崎、他県と分布が違うよ…というわけで長崎駅前。JR長崎駅の真向かいに、大きなバスターミナルがあります。 JR長崎駅から歩道橋にのぼり、渡ったすぐそこ。駅徒歩1分もかからないかも知れません。 その県営バスターミナルの1階(上の写真で言うとバスターミナルビルの右下隅)に「うどんコーナー」があります。冒頭の写真はたまたま人がいないタイミングで撮れましたが、何度か通るといつもお客さんがけっこう入って「人気があるんだなあ」と思っていました。今回やっと来れた!メニューはこんな感じで壁に貼ってあり、お店の方(女性のワンオペでした)に口頭注文。注文時または丼と引き換えで現金で支払います。おでんもあります。 いただいたのは「肉ごぼううどん(450円)」。九州北部と言えばごぼう天うどん文化。おそばもありますがここはやはりうどん!それに、お肉(牛肉)の味付けも知りたくて両方のった肉ごぼうにしました。とっても美味しそう!それにつゆがとてもよい香りです。 麺は予想通りコシなし(と言っても福岡ほどではない)、とにかくつゆが美味しい!!ひとくち飲んでふわ~っと幸せな気分になれる、リラックスできる感じの味。普段関東で駅そばを食べているとこの味は新鮮ですねえ。ごぼう天は薄切りタイプであっさり味なので、甘辛いお肉と合わせてちょうどいいバランスです。卵があってもいいな。 ここはとにかく「つゆが美味しい」というのが印象的でした。さっと食べて出る立ち食いスタイルでも、この美味しさは印象に残ります。絶対また行きたい!ごちそうさまでした!・実食日(直近):2019年3月29日(金)15時半すぎ ・立地:長崎駅前バスターミナル1階(JR長崎駅向かい) ・席タイプ:カウンター席計10席程度 ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(正しくレトロな全席立席カウンター、厨房向きと壁向き) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(女性のワンオペ、落ち着く感じ) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(ごはんものやおにぎり、おでんがある他、麺類メニューも工夫されて新メニューが時々出るっぽい) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(女性のお客さんも多いですよ) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(味がいいので是非また行きたい!)ターミナルうどんコーナー (うどん / 長崎駅前駅、長崎駅、八千代町駅)さて、続いては長崎港ターミナル。長崎駅から歩いて15分くらいかな? ここの1階に喫茶店風の店舗で入っている「南蛮亭」さん。立ち食いではありませんが、うどん中心なので「ターミナルうどん」の系列に入れようと思います。 券売機は店外に1台。 お目当てはこれです。名物のごぼう天うどん。 店内は本当に喫茶店風で、すべてテーブル席。入る際に厨房に食券を出し、好きな席につきます。おでんは現金注文なんですね。 注文から5分ほどでできました!「ごぼう天うどん(580円)」。 丼が深くて食べやすい。 麺はコシがあります。冷凍麺かな?麺自体に薄く塩味がついていて、薄味のつゆとのバランスがいい。 「駅うどん」としては580円はちょっと高いな、とは思いましたが、このごぼう天を食べてみて納得しました。スナックみたいにサクサクした独特なタイプで、そのままつまんでもつゆに浸しても美味しい。これはいいですねえ。 そして終盤「あれ?淡い酸味が??」と思ったのは、たっぷり乗ったとろろ昆布でした。この酸味は好みを選ぶかな、という気が少々します。私は昆布の量がもっと少ない方が好きかも。日常に港がある風景、長崎に来たなあという感じがします。この時は港のすぐ近くのホテルに泊まっていたので、来やすくてよかった。17時閉店とやや早いですが、その分朝も7時から営業しています。 ・実食日(直近):2019年3月31日(日)9時半すぎ ・立地:長崎港ターミナル1階(長崎駅徒歩15分ぐらいかな) ・席タイプ:テーブル席&立席カウンター、30名は入れそう ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(席の間隔がゆったり取られたテーブル席と、入口脇に立席カウンターもあります) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(男女2~3名で回していました) ・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(時間帯によって朝食メニュー・定食等の提供が変わるようです) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(テーブル席なので女性のお客さんも多いです) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(ごはんものも食べてみたいのでまた行きたい)三軒目は、V・ファーレン長崎のホームスタジアム「トランスコスモススタジアム」の最寄駅、JR諫早駅のこれまたすぐ向かいにある「諫早駅前バスターミナル」。 諫早駅、改装されてとても立派に・・・! JRに乗るにはエスカレーターで3階までのぼります。 改札にはヴィヴィくん 戻ってバスターミナルビルの2階に「万平」さんがあります。 基本メニューはこんなですが、店内に新メニューや単品おつまみメニューが貼りだされています。 口頭注文から5分ほどで「ごぼう天うどん(440円)」できあがり! そして、ここはお持ち帰りに対応してくださいます。その包みはこんな。 店内は木造のとても昭和ないい雰囲気。 ここのごぼう天はまた個性的です。スナッキーな感じのごぼう天が「固まっていない」スタイル。 それにしてもこのビルはレトロ 空き店舗スペースになぜか招き猫が・・・ さて、お持ち帰りにしたのは「角寿司(3切れ340円)」。添加物が入っていないので、早く食べてくださいねと言われました。 具が入ったちらし寿司に錦糸卵。酢で蒸した白身魚をほぐしたのが酢飯に混じっているので、味わいが深くておいしい。しかもここのは素朴です。 諫早駅前は再開発事業が始まっており、バスターミナルビルも改修が決まっているようで、そのタイミングで「万平」さんも閉店するそうです。ここも美味しいのでもったいない。閉店までにあと何回か行きたいなあと思います。・実食日(直近):2019年4月25日(木)12時頃 ・立地:諫早駅前バスターミナル2階(JR諫早駅徒歩2分ほど) ・席タイプ:テーブル席、小上がり、慧30席程度 ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(広すぎず適度。綺麗に使っています) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(キッチン・ホール両方の担当の方がいらっしゃいます) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(おつまみもあるし幅広い使い方のラインナップです) ・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(普通のおそば屋さんっぽい店舗なので女性客も多いです) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(先が決まっていることもあり、また行きたい)さて、平成も残り2時間半ですね。昭和生まれの私からすると平成は青春期~今まで、という位置づけです。平均寿命から言えばおそらく令和の次ぐらいまで生きそうな我々ですが、その頃には日本はどうなっているのかな。令和もよろしくお願いします!
2019.04.30
もう少し旅の話題を続けます。この1月ほんとうにいろいろ欲張り過ぎてしまい、早めに書かないと印象が薄れてしまうかも知れない… 「内陸縦貫鉄道」と聞いてそれがどのあたりを走っているのか、県だけでも知っているという方は滅多にいらっしゃらないと思います。私にとってもこの付近は長らくそうした存在。開通したのは秋田にいた子供の頃ですが、実家から遠いため乗る機会も沿線付近へ行くこともないまま年月は経過。数十年後、私は乗り鉄としてこの地へやって来た!(ΦωΦ)フフフ…という訳で初めての秋田内陸縦貫鉄道内陸線、南端の角館駅から北端の鷹巣駅までを目指します。南から乗ったのはその方がアクセスが良いからで、東京駅から新幹線こまちで角館へ向かい、少しお散歩してから内陸線へ。JRの駅と内陸線の駅はほぼ隣接。 意外に駅の数が多く、駅名を見てもそれがどこかわからない駅が殆ど。ほんとうに同じ県出身なのか私… まずは阿仁合までの切符を買いました。硬券が懐かしい。 「~してたんせ」というのは秋田弁で「~してください」という意のやや優しげな言い方です。阿仁合までの切符を買ったのは、右手の美味しそうな写真の場所を目指すため。 「いぐきてけたんし」は「良く来てくださいました」的な、これまたやや丁寧な言い方。「けた」は「くれた」の丁寧語で、「~してちょうだい」と言いたい時、秋田の人は「~してけれ」と言います。 地方でローカル鉄道に乗る際、車両は楽しみのひとつ。今回乗ったのは真っ赤な一両編成で、 中は秋田犬仕様でたいへんかわいい全般狭い(シートが小さい)けど。小柄な女性の私でも「小さいなあ」と感じるので、大柄な男性や外国人の方はすごくそう感じるのでは。シートの奥行きが短いため、浅く腰掛ける感じになります。昔の車両っぽいなあ。 シートの布地も秋田犬柄でかわいい。車両の至るところに秋田犬(それも仔犬)のいろんな写真が貼られていて、犬好きの方にはたまらないはず! 阿仁合までの約1時間半は、沿岸寄りの平野で育った私からすると「雪が深い(私の地元では3月半ばに雪はこんなにない)」「平地が少なく(=水田や畑が少ない)山林や山間の川が殆ど」の見慣れない景色。電車で山の中をかき分けて進んで行くような感覚は初めて。勾配もけっこうリアルに感じます。 単線なので、山をかき分けていく臨場感がすごかった。 着きました阿仁合駅!モダンな感じの駅がとてもきれい。最近建て直したんだろうなあ。 駅の中は木材を活かしたおしゃれで明るい感じ。マタギ(専業で狩猟をする人たち)の格好をした方が出迎えてくださり、おなかをすかせた私はこちらへ直行です。 「レストランこぐま亭」さん。いつの間にこんなお店がこんなところに!?県外生活の長い私もダンナさんも存在を知りませんでした。いやあすごい。素晴らしい。 だって秋田県全体を見渡しても、ホテルのレストラン以外で本格的な洋食をいただけるお店は滅多にありません。それが内陸の奥地に、しかも駅そば感覚のスタイル&価格帯で!! 併せて着目したいのは、メニューに馬肉の使用が目立つこと。阿仁合と言えば「マタギの里」、古くから狩猟が盛んだった地域ですが、近くのスーパーで普通に食肉として売られているくらい日常的に馬肉が食べられている模様(それも沿岸部ではないことです)。馬肉好きな私にはそれも見逃せませんでした。 入口や店内がとても可愛らしかったのはこの時期ハローキティとコラボしていたためで(3月末まで)、今は期間が終了しているため内装は少し違うかも。 ではではさっそくいただきます。やはり食べたかったのはこれ!鉄道内ビジョンで放映「こぐま亭メニュー人気ベスト5」でも1位に選出され、 さらに作り方を「ないりっくん」と「じゅうべえ」が教えてくれた馬肉シチュー。ブランデーでフランベした馬肉を4日間じっくりシェフ特製のデミグラスソースで煮込んで柔らか~く仕上げたそうで、うひひこれ絶対美味しいよ! 厨房が見えるつくりになっているため、注文が入ってからシェフ(都内の洋食レストランで長年勤めていた方だそう)が仕上げてくれる様子が見られる&たいへん良い香りがしてくるのです。たまらん! 「馬肉シチュー黄金ライス添え(1,000円)」どうですかこのルックス!秋田の奥地の駅レストランとは思えないでしょう?都会で普通にお高い値段で出て来るやつですよ!素晴らしい… いやーこれが本当に美味しかった(ノ*゚▽゚)ノ゙サフランライスの味と香り、デミグラスソースのコク、馬肉から出る旨味、どれ一つとっても美味しく、計算&完成されたバランス。どれも美味しいのに主張し過ぎず、全体のマッチングが優しい。シェフご自身が素材やこの土地に愛情をもって調理してくださっているんだな、と伝わる味です。その意味では都内や横浜では食べられない味。ここで食べるからこの味で美味しい。駅そばに求めるのと同じことが、洋食でも実現されているんだなあ。思わず「シェフをよべ!」と言いたくなりますがシェフは厨房内で穏やかに微笑んでおられます。いやあ贅沢。 ワインが欲しくなる味ですが、「こぐま亭」さんは昼間のみの営業(レストラン11時~15時、カフェはやや長め)、酒類は提供していません。それでいい気がします。ついつい飲みすぎて酔っ払う方が続出しそうだもんね。なにぶん酒飲み県の秋田ですし(笑)平日の昼だったため、お客さんは駅近くで働く方と何組かの旅行客で比較的すいていましたが、休日は県内~近隣の県の方でかなり混み合うそう。「何度目かの秋田」という方には、他県の方にも是非行ってみて欲しいな。それまでとは違った秋田を発見できるかも知れません。とってもとっても美味しかった、ごちそうさまでした!・実食日:2019年3月15日(金)13時過ぎ ・立地:秋田内陸縦貫鉄道阿仁合駅構内(改札外) ・席タイプ:2人~6人用のテーブルが複数台ずつ、計30~40席程度かな ・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(たっぷり広さを使ってテーブルが配置されているのでゆったりいただけます。とてもきれい) ・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(シェフ、アシスタントシェフとホールの方、計3名での体制。それぞれのお仕事をてきぱきこなしておられる感じで気持ちがいいです) ・メニューの魅力:★★★★☆4.5(洋食レストランとして、かつ駅そば的ユースにも応えるメニュー構成。いろいろ工夫されて今の内容になっていると思います。テイクアウトがもっとあると嬉しいな) ・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(ここは絶対女性に人気があります。ランチのグラタンが特に人気だそう) ・リピートしたい度:★★★★☆4.5(帰省した時に車ででもよいのですが、やはりここには内陸線で来たいところ)こぐま亭 (洋食 / 阿仁合駅) …ただ、ハードルが高いのは、内陸線に乗ると大体中間地点の阿仁合で待つことになるのですが(南北直通はあまりない)、待ち時間が長いこと。「こぐま亭」さんでゆったりランチをいただいた後でも2時間近く時間があり、付近は足を踏み入れられない(雪かきがされていない)場所が多くて持て余してしまいました。近くのスーパーでは 食肉としての馬肉のほかにスーパーで調理された馬肉のお惣菜も売られており(もちろん買った) 「内陸線うどん」なんかもあったりして(以前は駅そば・うどんがあったのかなあ) そうそう秋田の「かき揚げ」と言えばこれなんですよこれ 的なラインナップもありつつ、待ち時間長かった…。けど「こぐま亭」さんの営業時間に合わせるとこうするしかなかった、雪のない時期だとお散歩もいろいろできると思うんだけどな。阿仁合駅にはさまざまな色合いの車両が待機していました。違うのにも乗ってみたかったな そんなこんなでさらに北を目指し この辺りまでくるとやや「見慣れた」感のある田園風景が広がり 終点鷹巣駅(JRでは「鷹ノ巣」)に到着。 こちらもJRと内陸線の駅が隣接していて、間に位置する観光案内所でお菓子等のおみやげ類が買えるようになっていました(ちょっと前までは駅そば店だったようです。残念…)。 鷹ノ巣の辺りも車で通ったことぐらいしかないので、電車で来て付近を歩いてみると新鮮でした。私は秋田を知らないなと実感した内陸縦貫鉄道の旅。それがまた次なる旅を呼ぶことになったのです…(続く…のか…?)なお鷹ノ巣駅付近には何故か美味しいお菓子屋さんが集中していました。まずは秋田県人にはメジャーな「晩梅(ばんばい)」さん。看板商品「ル・デセール(チョコレートを塗ったチョコカステラ的な定番)」 「モナカサブレ(ナッツの入ったリッチなパウンドケーキ的な生地がサクサクのモナカの皮に載っている。美味しかった!)」 「笑内(おかしない、と読む地名です。チーズ饅頭。これも美味しかった)」 そして、内陸線全体でオススメしていた(阿仁合の駅でも取り扱いがあります)「紫園」さんの「バナナボード」。ふつうの生クリームとチョコ味があり、どちらも200円。確かに美味しかったです。スポンジもクリームもどっしりして食べ応えがあります。他県の方にも是非食べて欲しい! 「バナナボート」ではなく「ボード」なのは大人の事情なのかなあ内陸線に関しては以上!秋田県のもう1つの非JR路線についてはまた今度書きたいと思います。
2019.04.11
またしてもスタンプラリーして来ちゃいました(ΦωΦ)フフフ… 三浦しをんさん原作の「風が強く吹いている」。箱根駅伝を題材に扱った長編で、この秋から春にかけて2クールでアニメが放映されたので、ご存知の方も多いかと思います。原作は'06年の作品で、すぐ後に実写映画やコミックスも制作されているためアニメはかなりの後発ですが、箱根駅伝って古くならない題材ですよね。それにこの作品、キャラクター設定とストーリーが実に魅力的なのです。いろんな媒体で再度制作してみたくなるのはわかる!わかるよ!!私はこの小説が大好きで、原作を相当読み込んだ上でアニメを観始めました。第1クールは「設定がちがーう!」「キャラがちがーう!こんなんじゃなーい!」といろいろ気になったものの、第2クールにはすっかりはまって毎回楽しみに&最後はタオルなしでは…(´;ω;`)ウッ…。実写版映画が若干納得いかなかっただけにアニメは納得できてよかった。よいアニメでした。その「風が強く吹いている」スタンプラリー@箱根。スタンプラリーをやるなら箱根駅伝のコースに即してポイントを作って欲しかったですが、まあその辺は大人の事情がいろいろあるのか、5箇所のポイントは全て箱根。しかも、全箇所一応「公共交通機関」を使って行けますが、回るのけっこう大変だぞ… スタンプラリー開催期間が1ヶ月ちょっとと比較的短く、しかも個人的にこの期間はかなり忙しくてまる1日空いている日が数日しかなく、半ばあきらめかけてもいたのですがなんとか行けた、間に合った…というわけで簡単にレポートです。車を使えば楽に回れたでしょうが乗り鉄の私はもちろん「箱根フリーパス」を使って全箇所公共交通機関で回りました。スタートは小田原駅。小田急のきっぷ自販機で「箱根フリーパス」を購入。これで伊豆箱根バス・伊豆箱根鉄道以外の乗り物がほぼ乗り放題です。まずは箱根登山鉄道で終点の1)「箱根湯本駅」を目指します。乗車時間は約15分。 箱根湯本駅のスタンプ設置個所は「改札内ホーム」。そう、スタンプ台のある場所を予めチェックしておくのもスタンプラリーの鉄則です。ここで手間取ると乗り継ぎに支障が生じます。効率的に回りたい場合は事前確認が必須。各ポイントのキャラクターは往路とそこに相当する復路の2人ずつ。箱根湯本駅のキャラクターは往路1区の「王子(漫画オタクで体力がなくて超苦労したけどよくがんばった人。文学部2年)」と復路10区、この物語の主人公というかこの人がいなければ全てが始まらなかった「ハイジ(設定深すぎて短文でまとめるの大変ですがこの物語の一番の主役。首謀者兼コーチ兼寮母さん兼トレーナーみたいな何でもやっちゃうすごい人。高校時代に右膝を故障して競技から遠ざかっている。文学部4年、島根県出身)」。 無事にスタンプを押し、続いては隣のホームの2)「強羅駅」行きの電車に乗り継ぎです。 ちっちゃくてかわいいレトロな車両ですが、かなり混んでいます。平日なのにびっくり!それも9割外国の方。箱根湯本行もそこそこ混雑していましたが、こちらは終盤にはかなりぎっしり。箱根湯本~強羅間は45分ぐらいです。 強羅駅のスタンプ台は「改札外窓口横」。ここはエース区間です。往路2区「ムサ(流暢な日本語を話す、アフリカからの国費留学生。理工学部2年。5区の「神童」ととても仲良し)」と復路9区「カケル(この物語の主役その2。天才的な長距離ランナーで、ハイジがカケルの走りに惚れ込むところから全てが始まる…ものの、カケルは高2の時にある事情から監督を殴って退部に&同部はその年の大会出場を自粛することに。カケルは大学への推薦が取消となり、表舞台から身を引く&そのことを消化しきれずにいる。社会学部1年、宮城県出身)」。なんとか手間取らず押せてよかった。 …というのも、強羅からの乗り継ぎは慌ただしいのです。今回私が設定したルートでは強羅から箱根登山ケーブルカーで早雲山⇒さらにロープウェイで大涌谷と小さな乗り物での乗り継ぎが続くため、この電車の混みようから言ってケーブルカーは厳しいぞと思っていたところ…ケーブルカー混みすぎて乗車時も降車時も写真撮れませんでした ( ゚∀゚)ケーブルカーは15分間隔で出ているので、あまり混むようなら次のを待ってゆったり行こうと思ったのですが、「ゆったり行ける」は今日に関してはなかったな…。まあ乗る時間が10分間なのでよし。なお強羅駅は乗り換え通路もきっぷ販売箇所も大変な混雑だったので、フリーパスを利用したのは正解。各箇所でいちいち切符を買うとなると、けっこうな時間をロスすることになります。というわけで、早雲山⇒大涌谷のロープウェイ。こちらは定員が決まっているので順番に座って行けます。1分間隔、ほぼ常時動いているので待たずに乗れました。 乗車時間は約8分。乗り合わせた方がみなさん静かで落ち着いていたので、ここでようやくひといき。雄大&臨場感あふれる景色も堪能できました。 富士山が大きい! 到着!スタンプラリー3箇所め、3)「大涌谷駅」です。着いた瞬間から硫黄の匂いが。 さて、ここのスタンプ台は「改札外コンコース」とのことでしたが、コンコースというよりほとんどがお土産売り場だけど…あった!ここは往路3区「ジョータ(双子ランナーの兄。フルネームは城太郎。基本的には弟と同じく素直で明るいお調子者だが、弟よりも冷静に周りを見ていることもある。経済学部1年)」、復路8区「キング(クイズが大好きで、どんなクイズ番組も欠かさず観ているクイズ王だからキング、ということになっているが、実際にはプライドが高く人に心を開けない小心者ゆえの『キング』。そういう自分に強いコンプレックスを抱いている。社会学部4年。⇒彼に自分を重ねた視聴者は多かったはずだ!)」。 さて、ここからはバスでの移動。大涌谷から小涌園まで「伊豆箱根バス」での移動。ここだけは箱根フリーパスが使えません約15分で420円。Suicaが使えます。 バス停「ユネッサン前」で下車。スタンプラリー4箇所め、4)「箱根小涌園ユネッサン」はユネッサン3階のイタリアンレストラン前(入場料の要らないエリア)とのことで、入ってすぐのエスカレーターを上がります。ユネッサン初めて入るなあ。 ありました!これまででいちばん周りに人がいない…。キャラクターは往路4区「ジョージ(双子の弟。フルネームは城次郎。兄同様素直で明るい性格。ジョータよりも”走ること”にはまり、カケルに対してライバル意識&憧れのような気持ちを抱いていく。兄と同じ経済学部1年)」と、復路7区「ニコチャン先輩(ニックネームはヘビースモーカーだから。浪人&留年を繰り返して現在25歳の理工学部3年、既にプログラミング等で自活している。高校時代は陸上部だったが、大きな骨格ゆえに担当教諭に投擲への種目変更をすすめられ、長距離を断念)」 さて、順調に回って来たスタンプラリーもいよいよ最終区間。再びバスで5)「箱根町港」へ向かいます。今度は「箱根登山バス」なのでフリーパス利用可、終点「箱根町港」で降りて周りをきょろきょろすると・・・おおおw(*゚o゚*)w こんな碑があったの知らなかった&箱根駅伝ミュージアムってここだったのか!というミュージアムの真後ろ(海賊船桟橋出口付近)に、最後のスタンプ台があります。ここは箱根らしい山登り&山下り区間。往路5区「神童(東北(おそらく山形)の超田舎の山林地方で育ち、中学は山道を往復10キロ歩いて通学していたため山道に強い。商学部3年」、復路6区「ユキ(法学部4年。3年時に司法試験に合格済の秀才。音楽&クラブ好き。合理主義で人とベタベタ付き合うのが嫌いなクールな性格だが、そこには母子家庭で育った母親への思いの裏返しが…)」。 いやあ感動です。実際に箱根駅伝を観ていても山区間って毎年何かありますが、原作でもアニメでもここではいろんなことが起きました。原作を読み込んだ私が最も好きなキャラクターがユキで、作中で最も好きなセリフも走っている間にユキによって発されるものですが、実際に彼らが走る区間とは異なるとはいえここまでリアルに山道を上り下りしてくると「ここを走るってすごいなあ」と認識が新たに。素人目だとどうしても上りに目が行ってしまいますが、下りも怖いし難しい。すごいですよね箱根駅伝って。よくここを走ろうと思ったよね…よく晴れて芦ノ湖がきれいでした。海賊船はたぶん大学時代に乗ったことあると思うので(私にとって箱根は「大学時代の某予備校でのアルバイト先」なのです。故に身近ですがリゾート感がないという…)今回はパス。 そんなこんなで、小田原駅を出てから同駅に戻るまで約4時間45分のスタンプラリーの旅は終了。フリーパスを十分には活用できていませんがほぼ元は取れており、今回は効率を最重視したので私的にはOK。おみやげは大涌谷で買ったおなじみ「黒たまご」と、帰りに箱根湯本駅で見つけた湘南ゴールド。これ神奈川のスーパーでもあまり見ないので、買えてよかった。食べるのが楽しみです。 いやあスタンプラリーっていいものですね(´∀`*)ウフフ実はまだやりたいスタンプラリーが西武沿線で・・・暇あるのか私。スタンプラリー中はとにかく「最速移動」を心掛けたためお昼は小田原に戻って「箱根そば」で。店舗は改札外。これまた外国人観光客の方が次々詰めかけてましたが広い店舗で回転もよいので全く問題なし。すごいなあ小田原。なおここはカレー推し店舗(登戸&小田原が該当)で、箱そばカレーについてもそのうち書きたい… 春メニューの「ミニ桜海老かき揚げ&夢カサゴ天そば(500円)」、食べたかったんです。 一列に並んで頃合いの頃に店員さんが食券を受け取り、そこから流れ作業で出て来るので待ち時間はほぼなし!すごい!そしてカサゴ天が思っていたより立派! 箱そばの小田原は麺が美味しいとの噂がありました。確かに麺が立っている!天ぷらも上手です。特にカサゴが上手に揚がってほくほくで美味しかった。桜海老もこれぐらいの大きさがいいのかも。わかめたっぷりも嬉しい。美味しかった。 いつの間にか「398杯め」まで駅そばも進んでまして、つまり未更新がだいぶたまっているわけですが、そのうち時間と頭の余裕ができたら書きたいと思っています。3月からここまで「慣れない場所への遠征」が続いて心身の余裕が全くなく、自分でも「やりすぎた」という反省でいっぱいです。そんな中明日は三ッ沢へナイターを観に行く(北斗さんに会いに行く)予定なのですが、どうもお天気が…寒いのは我慢するのでせめて雨だけは止んで欲しい(´;ω;`)…最後はユネッサンで微妙に気になったやつです。いるのかな彼ら…
2019.04.08
今回の青森・北海道遠征は青森空港ではなく三沢空港に降り立つところから始まったのですが、その目的は青い森鉄道の八戸⇒野辺地間を乗りつぶすためでした。しかーし出発直前に気が付いたのです! 三沢空港周辺はみぞれ混じりの雪。雪が溶けては凍るので路面はべしゃべしゃ~カチコチ。そこからバスに乗り、降りたのが ここ「三沢駅」です。えええここ駅!?と思い、驚きながらもとりあえず中に入ってみると 中はこんな。とても鉄道が走っているとは思えない・・・この右手側に窓口があるのですが、扱っているのはどうもバスの乗車券のようで、付近に貼られているのもバス時刻表ばかり。 でも!でもここには こんな素晴らしい”駅そば”店が現存しているのです(ノ*゚▽゚)ノ゙ そう、三沢空港から八戸駅ではなく三沢駅へ向かった理由&目的はここ「十和田観光電鉄三沢駅」の駅そばを味わうためでした(とは言え八戸駅行のバスは少なく運賃も高いので三沢駅で降りた方が合理的)。この「三沢駅食堂」さんの駅そばは、十和田観光電鉄の通称から「とうてつ駅そば」と呼ばれており、しかも!!この駅舎で味わうことのできる期間は残りわずかなのです。 「とうてつ」こと「十和田観光電鉄」は2012年で廃線。三沢駅のホームはまだ残っていますが線路はもうありません。そしてこの駅舎も、駅前整備のため取りこわしが決定しています。 ゆえにこのレトロな駅舎も、レトロな店舗もいつまで見ることができるのか…。取りこわしは来春(2019年春)と聞いていますが、営業はいつまでなんだろう。という店舗の扉を開けます。券売機は入って右手に1台。店舗のレトロさに比して券売機はけっこう新しい、駅そば店自体は新しい駅舎に移動するのかなあ、だといいな。 メニューはこちら。 おばちゃんに食券を渡して待ちます。席はこの厨房向きのカウンターと、背中合わせの窓側カウンター、それに上の写真の券売機奥の小さなテーブル。 食券を出して2分ほどで「天ぷらそば(400円)」、さらに1分ほど後に「味付けこんにゃく(50円)」が提供。天ぷらは提供時点から瓦解しています、でも青森秋田の駅そばの天ぷらって昔はこうでした。懐かしい! こんにゃくはそばつゆの鍋に入れて温め直してくれます。こんにゃくは券売機メニューになかったので、口頭で注文して現金で会計。 しみしみ~(○´∀`)ノ 食べての感想ですが、おそばは比較的細めの袋麺。でも食感はかなりしっかりあります。つゆは淡めの色ながら、ほわんと来る甘みと適度なしょうゆの味で美味しい。これは好きな人が多い味じゃないかなあ。美味しいです。こんにゃくも同様に優しい味。また食べたい。 食堂らしく木札のメニューもいい感じ。三代目のELLYさんのサインがありました。「いつもありがとう!!」というメッセージがいかにも昔通ったっぽくていいですね。きっと鉄道が走っていた頃は中高生が大勢集まるお店だったのでしょう。 うーん美味しかった。正直ここは「ジャケ食い」というか、駅舎と店舗のレトロさに「行っておかねば!!」と思って急遽来たのでしたが、想像以上に美味しかったのでほんとうに来てよかったです。次に来る時にはきっともうこの駅舎はなくなっているはず。その後どうなるかも含めて再訪したいお店です。ごちそうさまでした!・実食日:2018年12月12日(水)10時20分頃 ・立地:旧十和田観光電鉄三沢駅待合室内 ・席タイプ:全席着席、カウンター・テーブル合わせて15~20席ぐらいかな ・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(レトロで意外と広いです。古い店舗を丁寧に綺麗に使っていてとてもいい、なくなるのはもったいないな…) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(おばちゃん2~3人でのオペレーションの様子。TVもついていていかにも「食堂」っぽくていい) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(そばもこんにゃくも美味しかった、カレーも食べてみたいな) ・女性でも入りやすい度:★★★★5.0(先客は女性の方でした。女性も全く抵抗なく入れると思います) ・リピートしたい度:★★★☆☆4.0(三沢に行くハードルは高めですが味が好きなのと、以後どういう形態を取るのか興味があるので絶対また来たい!)三沢駅食堂 (そば(蕎麦) / 三沢駅)ちなみにお隣「青い森鉄道」の三沢駅は雰囲気が全く違います。いずれはここが三沢駅の中心となって再整備される予定。現状駅前はガランとしていますが、次に来る時にはだいぶ変わってるのかしら。 青い森鉄道のマスコットは「モーリー」。木の妖精かと思ったら「緑の森の中で、突然に生まれた青い色の木。周りのみんなと色が違うことに思い悩んでいたけれど、青い森鉄道の車掌と出会い『色が違っても自分は自分だよ!』と教えられて自信を持てるようになりました。恩返しに、鉄道の仕事をたまに手伝っています。誰にでも優しく、芯の通った性格です」とのこと。けっこう立派かつ複雑な設定だ・・・(*・ω・)(*-ω-) そんなモーリー連れて帰ってきました(´∀`*) 今回青森・北海道でけっこう駅そばを攻めたので、気まぐれに続きまーす(○´∀`)ノ
2018.12.18
北陸のお話を書いたので、未アップだった今春の北陸駅そば話を。まずは「あいの風とやま鉄道」高岡駅、駅ビル内の「うどん・そば今庄」さんについては既出ですが(⇒コチラ) 南口を出て右手にも立派な店舗があります。今回訪れたのはこちらの方。「うどん・そば今庄 高岡駅南口店」さん、店構えが立派で「駅そば店」というよりファミレス~独立店舗っぽい感じのお店です。 券売機はお店に入ったところにあります。うどん、そば、名物のチャンポン(うどんとおそばを半玉ずつ)でボタンが分かれているのでメニュー数が多く感じます。ソフトクリームやぜんざいなどの甘味、おいなりさんやおむすびもあって、ファミリーに便利ですね。あとトッピングに「おもち」があるのがレア。 店内はこんな感じ。対面式カウンター(4×2の8席)以外はほぼ4人掛けテーブル席です。奥には小上がりまであります。駅ビル内店舗も概ねテーブル席でしたが、駅から独立しているためか、お子さんがちょろちょろするようなスペースがないためか(駅ビル店はそんな感じだった)、とても落ち着いた雰囲気。この時はたまたま他のお客さんがいなかったのですが、お昼時や夕方には混んだりするのかな。 厨房はこんな感じ。この時は男性の店員さんがお1人だったので尚のことたいへんに静かでした。 提供は食券を出して3分ほど。今回は「天ぷらチャンポン(420円)」をいただきました。 そう、今回「天ぷら」にしたのは、ここの天ぷらが私の求める「揚げ玉を固めた中央に干しえびちょっと」的なものに似て非なるものとの情報を得たためでして、やや小ぶりの普通の海老の周りにかなり広めに衣をまとわせた初めて出会うタイプ。海老の甘さや食感も、とけて広がる揚げ玉の旨味も両方味わえます。これはなかなかよいです(ΦωΦ)フフフ… つゆは前回同様、ちょっと甘みがあって関東在住者的には安心できるはっきり味。 袋麺らしさいっぱいのちょっと太めのおそばにも、 コシゼロやわやわのうどんの麺にもよく合います。ここのつゆ好きだなあ。昆布が勝った関西味の澄んだつゆの多い北陸でこの種のつゆを出すお店は貴重。 それにこのしっかり味のつゆは、こんな風におそばとうどんを両方同時に口に入れてもちゃんと双方の味・食感を感じた上で美味しくまとめてくれるんですよ。やっぱりここの味好きだな~私(○´∀`)ノ 高岡に寄り道すると交通費がちょっと高くついてしまうのですが、来た甲斐がありました。また来ようっと!ごちそうさまでした!・実食日:2018年4月29日(祝)16時半頃 ・立地:JR高岡駅南口、階段を下りてすぐ右手(改札外) ・席タイプ:全席着席(ほぼ全席テーブル席、30席程度) ・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(広くてとてもきれいです。「駅そば」というよりほぼ普通のお店です。落ち着きます) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(おじさん、と呼ぶにはまだちょっとお若い男性のワンオペでした) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(「チャンポン」につい目を奪われますが、甘味やにしんそば等もあってメニューは豊富) ・女性でも入りやすい度:★★★★5.0(とても入りやすいです。きれいだしオススメ!) ・リピートしたい度:★★★☆☆4.0(つゆの味とそば・うどんとの相性がとてもいいです。やっぱり好きな味)うどん・そば 今庄 高岡駅南口店 (うどん / 高岡駅、高岡駅、末広町駅)さて、この日は日帰りの富山遠征で、朝に富山に着いた時点では富山駅の「立山そば」さんにもお邪魔していました。こちらも高岡同様、一昨年の秋に一度来て記事にしています(⇒コチラ)。 ここは本当に「空いている」タイミングを見たことがありません。だいたい券売機の前に何人か並んでいて、ゆっくりメニューを見るのをためらってしまう。おそらく富山駅の構造がそうさせているのだと思います。富山駅ってJRの改札からメインの(おみやげや飲食店がたくさん入っている)駅ビルがちょっと離れている(間にますのすし屋さん等のお店を何軒か挟み、JRよりも富山地方鉄道の方に近いんじゃないか??と思ってしまうくらいの立地)ので、時間がない方は駅ビルを攻めない可能性もあると思うんですよね。その中で、ぱっと遠目からでもわかりやすく わかりやすく富山っぽい「白海老」とか 「ホタルイカ」とか推されてるし ちょっと入ってみたくなりますよね、特に旅行者は。なので券売機の上にあるこの手書きメニューをじっくり眺める間もなく、2台並んだ券売機の順番が回ってくるとあらかじめ狙いを定めたメニューをぱっと買ってしまうわたくし。 券売機前で人が詰まってしまう理由は、おそらく「白海老天そば」あるいは「ますのすし」等を食べたくてふらっと入った観光客の方が売り切れボタンを見て(この2つはかなり売り切れがち)、そこから悩み始めてしまうことと、ファミリーやグループ客が多い(山登りっぽい服装の60~70代のグループをけっこう見かける)からなんですよ。この導線をちょっと工夫するだけでだいぶ違うのでは、と毎回思います。店内はそうでもないのに券売機前に人が並びすぎていてスルーしたことも何度かあったので。 店内は3人のおばちゃん方が連係よく回しています。店内のオペレーション的にはそれほどぱんぱんではない、でも「ぱんぱんにしたくない」からの敢えてのあのオペレーションなのかもしれない… 今回いただいたのは「冷やしやまかけそば(450円)」。注文から3分ほどかかったのは冷やしメニューだからです。この日は暑くて、今年初めて冷たいおそばを選びました。 店内は白い壁で明るいです。これもお客さん的には「ついつい入ってみたくなる」なんですよね。 さて、私は普段駅そばであまり冷やしを選択しないのですが、今回は正解でした。麺はしっかりコシがあり、そのまま食べても とろろ(これも店内でしっかりおろしていそう。たっぷりだし食感もありました)に絡めてもどちらでもちゃんと美味しい。駅そばというよりちゃんとしたお蕎麦です。 つゆは、ここのは温そばだと私は物足りなく感じてしまう昆布ベースですが、冷やしはやや味が濃いめで私の口にはちょうどよかった。刻み海苔もたっぷり、わさびも良い香りです。 この時は「朝ごはんタイム」を過ぎてお昼には早すぎる、間の時間帯だったため比較的空いてはいましたが、それでも席は8割方は埋まっていたんじゃないかな?おそらく上述のことはお店側の「狙い通り」だろうと思いますが、こういった「ザ・観光客向け」なつくりが私はあまり好みではなく、ついつい落ち着いた高岡方面へと足を…。美味しいんですけどね。訪問日時は2018年4月29日(日・祝)の朝10時前くらいです。店舗評価は前回とほぼ一緒なので割愛。ごちそうさまでした。ちなみに上述の富山駅ビルでは私は毎回いろんなものを買い過ぎてしまうのですが、この時は駅そばで白えびを食べなかった分、買って帰りました。おなじみ「白えび亭」さんの「富山スペシャル天丼(1,680円)」。白えびもホタルイカも、それに鰤の天ぷらも入って、天つゆは別添え。夢のように美味しかった…(*´﹃`) 「白えび亭」さんは店内飲食はいつもすごい行列ですが、テイクアウトだとそうでもありません。注文してから作ってくれるので、待ち時間は並ぶ時間と合わせて15分程度。 いやあもう「天丼」というより、上の天ぷらをちょっと取っておつまみにしながらお酒呑めてこれ1つで完結しちゃいそうです。特に鰤の天ぷらが美味しかった。お米もいいです。さすが! …とか言いながら富山空港でもあらかじめ狙いを定めていました。空港内の「廻転とやま鮨」さんで「富山づくし(税込2,138円)」。店内のお客さんと並行して握られるため、注文から20分ほど待ちました。リムジンバスの時間に合わせて空港に着くとけっこうギリギリ。それでもまだ待ち時間は短い方だったようで、後から来られたお持ち帰りの方は「目安30分」、途中で予約を受け取りに来た方もいらしたので、事前に予約しておくといいのかも。でも、わざわざ予約して買いに来る地元の方がおられるくらい、美味しいお寿司でした。「回転寿司」のレベルではありません。どのネタも新鮮ぷりっぷり! 特にボタンエビを昆布で巻いたのが美味しかったなあ~。白身もよかった。ホタルイカは私実はあまり得意でないのでダンナさんに食べてもらいました✧٩(ˊωˋ*)و✧ 牛肉のお寿司も美味しかった。 そんなこんなで実は北陸ネタがだいぶたまっており、まだ昨年の福井のぶんが残っています(笑)北陸に限らず未アップ分がけっこうあるので、古くならないうちに書いておかないとなあ…
2018.10.08
みなさん少々お久しぶりです、いやあ⚽行かないとブログの更新頻度が・・・と言ってもネタはたっぷりたまってるんですけどね、今回はこちら。 JR・しなの鉄道軽井沢駅。一度も行ったことがない方は珍しいかも知れませんね、東日本ではこれ以上ないポピュラーなリゾート&観光地。私も大学時代だけでいろんな友達と3~4回は行っていると思います。でも大人になってから来たのは相当久々。長野新幹線が通ってからは初です。でも寄り道したかったので今回は「アウェー甲府へ行くのに都内から高速バスで軽井沢へ向かってからしなの鉄道・JRを乗り継ぐ」というものすごい遠回りをしました。しなの鉄道&小海線に乗ってみたかったからでもあるのですが、主な目的のひとつがやはり駅そば。軽井沢には「峠の釜めし」でおなじみ「おぎのや」さんの駅そば店があるのです。「おぎのや」さんが駅そばを出しているのはJR横川駅とここ軽井沢駅のみ。横川駅の方には昨夏行っていますが(その際のエントリはこちら)、軽井沢にはなかなか立ち寄る機会がなく、前々からの宿題となっていました。現在の軽井沢駅の「おぎのや」さんは、軽井沢駅2階向かって右手の「しなの鉄道」寄りにあります。正面から入る(駅弁を買う)こともできるし、 「しなの鉄道」寄りから入ることもできます。今回、高速バスで着いた私は正面側のカウンターからいただくことにしました。 かなりコンパクトなカウンターですが、通路からはみ出さずに入れるしのれんでいくらか隠れます。 メニューはこちら。かなり絞られたシンプルな構成。横川駅と一緒ですね。 券売機はコンパクトタイプのが1台です。 ガラスの向こうにはかき揚げがたくさん積み上がっていましたが、天ぷらは前回横川でいただいているので違うメニューを注文。注文後に生麺を茹でてくれるので、食券を出してから3分ほど後での提供。乗り換え・乗り継ぎの合間に寄る場合はその時間を考えておいた方がよさそうです。 「玉子そば(420円)」。私が月見を注文するのはけっこう珍しいのですが、この時はなんとなく気が向きました。 写真だとやや細麺に見えますがそうでもなく、噛み応えはしっかりしています。つゆは見た目ほどしょっぱくなく、ちょうどよい美味しさ。 そして卵。出て来た段階で麺の下に沈ませていくらか固めようと思ったのですがどうも無理っぽかったので 諦めて黄身を崩し、麺と絡めていただくことにしたのですが!ですが!!この卵、弾力があってなかなか割れません。そしてとっても新鮮でたまご自体が美味しーい(ノ*゚▽゚)ノ゙!!! 私はふだん卵かけごはんは食べないし、目玉焼きも半熟よりやや固めに固める派。つまり生卵があまり好きではないのです。美味しい卵に出会うことが少ないから。でもここの卵はとっても新鮮で美味しかった!卵かけごはんにしたら絶対美味しいはずです。おそばの風味ともよく合います。いやあさすが軽井沢。美味しいお蕎麦と美味しいたまごでした。満足です、ごちそうさまでした!・実食日:2018年9月19日(水)10時頃 ・立地:JR・しなの鉄道軽井沢駅2階(改札外) ・席タイプ:立席カウンターのみ、正面からもしなの鉄道側からも各3~4人でいっぱい ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(広さはないですが新しくてとてもきれいです) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(お弁当の販売とおそばを、おばちゃん&お姉さんの2人で回していました。丁寧です) ・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(スタンダードですね) ・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(通路から見えるので抵抗がある方はあるかも。ゆえに混みすぎなくてよいとも言える気が…) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(「おぎのや」さんに来るなら軽井沢より横川かな…)おぎのや 軽井沢駅売店 (立ち食いそば / 軽井沢駅)「おぎのや」さんが入っているしなの鉄道側には、軽井沢といえば!長野といえば!的な代表的なおみやげ店がいくつか入っています。ジャムの「沢屋」さんもいろんな種類が置いてあって買いやすい。私はここのはルバーブが一番好き。「八幡屋礒五郎」さんの七味各種も買えます。 その「沢屋」さんで「ピロシキ(320円)」が売られていて、持ち帰って翌日温め直していただきました。これすんごい美味しい!!おすすめです。コショウがきいて味もいいし、ゆで卵が具に入っていてちょっと珍しい感じ。美味しかった。 そしてその後はしなの鉄道で小諸まで行き 小海線に乗り換えて小淵沢へ。 水底まで見えるきれいな水流や 山と川の入り交じる雄大な眺めを堪能できたのですが 長かった (ヽ´ω`)いやーなにぶんバスに乗るため早朝から家を出ているので途中で中だるみというか普通に疲れて眠たくなってしまった、ゆえに小淵沢から甲府までは普通に「あずさ」に乗ってしまいました(ノ´∀`*) とは言えその後の甲府戦があんなでしたから、「…楽しい寄り道をしてよかった (ヽ´ω`)」とつい思ってしまった、先週福岡へ行かれたみなさんおつかれさまでした(*- -)(*_ _)ペコリンちょっとねえ…福岡戦もDAZNで見る限りけっこう心が打ち砕かれる失点&点の取れなさでしたが、現地で観ていたら違った印象を持ったのかな。個人的にはやはり今季のチームというより石井ちゃんサッカーに疑問と不満を抱く今日この頃です。昇格できなくても監督って継続するのかな…。それで点が取れるようになるんだろうか。とてもそうは思えない。「粘り強く」ってもはや戦術じゃないし。そんなこんなでもう明後日が次の試合ですが、以前からの予告通り私はホーム水戸線欠席です。現在絶賛開催中の福井国体に、友人が出場するカヌースラロームを観に行くのですが、…台風の影響により既に日程に変更が出ており、観られる本数が減ってしまいました。残念だ…。幸い明後日NACKはくもりの予報でそれほど影響を受けなさそうですが、みなさんくれぐれも天候の急変にお気を付けください。私も行き先が水辺だけに、気をつけたいと思います。
2018.10.01
前エントリで反省したので、早速近鉄系残り1店舗の駅そば店について書きます。6月のアウェー京都戦の翌朝、早朝に近鉄京都駅から奈良線に乗り込み・・・ 向かったのは大和西大寺駅。各線が乗り入れる中核駅で特急も停まり、この辺りではかなり大きい駅。その昔、高校時代の親友が奈良の大学に通っていたのでよく遊びに行きましたが、その際も時々立ち寄っていた駅です。 というわけで、改札内にある近鉄系唯一の奈良県の店舗「二条庵」さん。朝7時開店です。ちょっと前に着いてしまった・・・ 開店時刻1分前から開ける準備がなされ、7時ちょうどにオープン。開店を待っていたおじちゃんがお2人ほど入って行かれました。毎朝来てるのかなあ、いかにも近所のおじいちゃんという感じ。 券売機にも上の写真の通り、閉店中はカバーがかかっているのでメニューを見ることはできません。並んで二台、こんな感じ。開店直後、意外と次々お客さんが入っています。日曜の早朝にさっとごはんを食べられるところは貴重なんですね。 四日市同様メニューは多いですが気になるのはおつまみ類。ちょっと早朝すぎる&この後予定があるのでさすがにお酒は遠慮しましたが、夕方ぐらいから呑みだすおとうさん方が現れそうな店舗です。なお「びっくり」メニューは麺2玉の模様。四日市では「デラックス」、西大寺では「びっくり」なのね。 というわけで食券を買って入店。ここでも伊勢うどんを食べようか迷いましたが、わざわざ奈良に来て伊勢うどんはないよね・・・と、京都になかった気がするとあるメニューを選択。店内は潔い全席カウンター立席。厨房向きのL字部分と壁向きの長いカウンターがあるので、合計すればかなりの人数が入れそうです。20人くらいは立てるんじゃないかな。カウンター同士の間が広いので、すれ違う際にお客さんの背中にぶつかってしまう恐れはなさそう。 瞬殺かな?と思いましたが食券を出してから1分ほどで呼ばれました。「あさりうどん(330円)」、朝には優しそうなメニューでしょう?しかも安い!具は思ったよりもふっくら大きめな煮あさり、わかめとたっぷりの青ねぎ。 まずは麺とつゆです。麺は意外とコシがある、どちらかと言えば太めのタイプ。冷凍うどんですね。つゆはいかにも関西風な薄味。そばよりうどん向けですね。一味を振りたくなります。 あさりは思ったよりもたっぷり入っていました。ふっくら煮られておつまみには美味しそうですが、あさりやしじみ特有の後味の金属っぽい感じと煮汁の生姜の風味が思っていたほどつゆに合わず、合わせるうどんもちょっとしっかりし過ぎかな・・・という印象。むしろコシなしのやわやわうどんの方が合うかも知れない。 とは言えいかにも弱った胃腸や肝臓を癒してくれそうな一品。どんな味か興味があったので食べてよかったです。ごちそうさまでした!・実食日:2018年6月24日(土)朝7時すぎ ・立地:近鉄大和西大寺駅改札内2階コンコース ・席タイプ:全席立席カウンター(厨房向きと壁向きがあり) ・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(広さは十分。レトロ系店舗です) ・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(おばちゃん2~3人だったかな、開店直後でいろいろ出ていないものがあったりもしましたが、それも味かと) ・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(ご当地っぽいメニューやおつまみメニューが充実) ・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.0(ここはいかにも「おじさん仕様」ですねえ。女性のお客さんはやや珍しいかも知れない) ・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(味的には「ふつう」なので、同じ近鉄系なら京都・四日市を優先するかもしれないな)二条庵 (うどん / 大和西大寺駅、平城駅)さて、大和西大寺駅に来たのはだいぶ久々。正直、駅構内の様子も前がどうだったのかを覚えていないくらいです。…という目で見ると、改札内にいろいろお店があって乗換時におなかが空いた時やちょっとしたお買い物に便利。 さっき開店前に駅内をぐるぐるしてみましたが、中でも最も気になったのがこのお店でした。 注文後にむすんでくれて、モーニングサービスもあるおむすび「箱亭」さん。 こちらは7時ちょっと前から開けていて(笑)、朝ご飯を買って行く方が次々に訪れていました。 奈良だけに柿の葉寿司も食べたいところですが、たくさんあるメニューがやはり気になる! しかもレジ前にこんなの出されたら気になって仕方がないではありませんか・・・ というわけで「近大養殖ブリと大阪ネギ味噌おむすび(220円)」と、開店前から気になっていた「いか塩辛おむすび(190円)」に決定!目の前でかわいいお姉さんがむすんでくださって、ほかほかの状態で買うことができます。 うん、どちらも美味しかったです!ぶりの方は鰤の味よりもネギ味噌の甘く香ばしい味がきいた優しい味付けで、塩辛は思いのほかどーんと入った塩辛がこんなにもおむすびに合うとは!!という意外な発見。塩辛おすすめです。2時間ほど持ち歩いてから帰りの新幹線の中でいただきましたが、まだほんのり温かくて美味しかった。お米も海苔も合格点です。ここは西大寺に寄る機会があればまた買いたいな。そしてそして、その後電車とバスを使って向かったのは京都方面。先に立ち寄ったのはバス停「大宮松原」から歩いてすぐの「まるき製パン所」さん。日曜でも営業しているパン屋さんは少ない中、こちらはひっきりなしにお客さんが訪れています。 店頭のこちらのメニュー以外にもいろんなパンがあるようですが、私が着いた8時半頃には既にだいぶ売り切れてしまっていて、選択肢があまりなく・・・ 結果「ハムロール(170円)」と「ハムカツロール(220円)」というハムかぶりなセレクトに(笑)ほんとうはサンドウィッチも買ってみたかったけどこの時はありませんでした。残念。 ですが、この「ハムかぶり」セレクトが意外や意外!食べ比べに最適だったのです!まずはシンプルな「ハムロール」、これはこちらの人気商品だそうで絶対買いたい!と思っていました。確かに美味しい!!シャキシャキのキャベツがたっぷりとハム、シンプルこの上ない組み合わせながら美味しいのです。パンもかなり軽いので、これなら女性でも2つくらい食べられそう。かつて福岡(久留米)にあった「キムラヤ」さんのホットドックに似ていますが、さらに薄味でライトです。 一方、ハムカツロール用のハムはやや厚めに切られて食べごたえがあります。キャベツたっぷりは同じですがかなり異なる食後感で、両方食べてもぜんぜん飽きなかった。これは常に行列ができるのも、朝8時台で売り切れ続出なのも納得。毎日食べたくなるような日常的なパンだと思います。また絶対行きたい!! そして「まるき製パン所」さんからさらに10分ぐらい歩き、京福四条大宮または阪急大宮駅すぐ(阪急大宮駅の3番出口を出て道路を渡った真向い)のところにあるフルーツパーラー「ヤオイソ」さん。 いやーここも「何故今まで気づかなかったщ(゚ロ゚щ)」と自分を責めたくなるお店でした。京都にはもう数えきれないほど来ているのにぜんぜん知らなかった。こちらの名物は新鮮なくだものと、それを惜しみなくたっぷり使ったフルーツサンド各種。ほらこんなにいっぱい種類があります。きっと季節ごとにラインナップが変わるんだろうなあ~、また来たいなあ~。 注文すると手早く、しかし丁寧に包んで持たせてくださる感じも「フルーツパーラー」らしい。言わなくても保冷剤を入れてくださいます。 今回買ったのは「スペシャルフルーツサンド(864円)」。スタンダードなフルーツサンドよりもフルーツの量が多いそうです。生クリームもたっぷりでいかにも美味しそう(ノ*゚▽゚)ノ 持ち帰ってよく冷やしてからダンナさんといただいてみました。ふたりともびっくり!こんなにも美味しいフルーツサンドは初めて食べました。フルーツそれぞれの新鮮さや美味しさはもちろんのこと、それをまとめる甘くない生クリームの濃厚さ美味しさ、薄めのパンのなめらかさ。全てのバランスを計算して作られているフルーツサンドです。これ864円ってむしろ安いんじゃ!?と思うほど。贅沢なデザートです。これは自分で食べるのももちろん、すぐに渡せるならちょっとしたお持たせやおみやげにとても喜ばれると思います。京都のおみやげというといわゆる「京都らしいもの」に目が行きがちですが、実は京都って美味しいパン屋さんがとても多くて個性豊かなんですよ。今回もう1軒いいお店に行っていて、さすがに長くなるので別述しようと思いますが、今回の2軒はほんとうにおすすめ。特にヤオイソさんのフルーツサンドはぜひ多くの方に召し上がっていただきたいです(○´∀`)ノさてさて、昨日讃岐へ行かれたみなさん、おつかれさまでした。勝ってよかった、というより「入ってよかった」…。画面越しに見る選手たちの疲労度が思っていた以上だったことも気になりますが、シュート精度の低さもちょっと心配。慎太郎・元紀とも何か吹っ切れてくれているとよいのですが。
2018.09.22
今月あたまのアウェー岐阜遠征、新幹線で名古屋駅に着くと、私は近鉄に乗り換えました。近鉄名古屋駅っていつ来ても「天井低いなあ~、地下鉄みたい」と思います。それが特徴。 向かった先は四日市。初めて来ました。四日市駅ってJRと近鉄で1キロぐらい離れていて、この後JR側に近いパン屋さんへ行くのに雨中けっこう歩きましたが、最初の目的地は近鉄四日市駅。 改札前に四日市市のマスコット「こにゅうどうくん」がいます。なんか近鉄京都駅(せんとくんが同じようなポジションにいた)を思い出すなあ。 近鉄四日市駅には南北に改札があり、今回の目的地は南改札を出た右手。「四日市庵」さんという駅そば店があります。近鉄沿線の駅そば屋さんは今年6月のアウェー京都戦の折に立ち寄った近鉄京都駅の「麺ざんまい」さんと大和西大寺駅の「二条庵」さん(まだ書いてない)、そしてこの「四日市庵」さんの三店舗。これで近鉄系駅そばはコンプリートになります╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 券売機はご覧の通り店頭に2台。離れて置いてあるので他方を先客の方が使っていてもじっくり選べますね。メニューが多い!それも一見名前だけだとわからないのがあるぞ??と思ったら 写真メニューもいろいろ貼ってありました。「デラックス」は2玉入りなんですね。具がいろいろなのかと思って注文したら大変なことになりそう(笑)カレーきしめんもいいなあ・・・と思いつつ、まだちょっと早めの時間帯でそれほどおなかが空かず、スタンダードなものを選択しました。 お店は基本着席のテーブル席です。2人掛けのが6台くらいだったかな、土曜日の朝11時ちょっと前で先客は3組。私がいる間に後から2組入って来られ、切れずにお客さんが入りそうですね。混んだら厨房前のカウンターで立って食べる方も出てくる感じなのかな。 奥にあった扇風機がなんとなくレトロ。もとは居酒屋っぽい店舗だったのかなあ。 テーブルの上には何も置かれておらず、注文後に呼ばれたら厨房前のカウンターから箸やれんげを取り、各種調味料もそこで使うかたちです。 注文から3分ほどでできました!「天ぷらきしめん(350円)」、安い!近鉄系列の店舗のおそばの麺は「麺ざんまい」・「二条庵」で実食済なので、きしめんを試してみたかったのです。それと天ぷら系メニューが安かったので、きっとこの手のタイプかと。 まずは麺。おそらく冷凍のを、注文後に茹でてくださっています。ツルツルで適度なコシもあって美味しい。これは合格点です。 つゆは、名古屋駅の駅きしめんに比べると塩気・だし感ががやや濃いめかな?という感じですが、つゆとしては美味しい。おそばよりうどんに合うタイプのつゆという感じがします。ねぎが青いのも中京・東海(関東と関西のあいだ)という感じですね。 天ぷらは揚げ球を固めたような、薄くてもろい、つゆに浸すと崩れるタイプで中央に干しえびが数尾入っています。私は駅そばのこの手の天ぷらは大好きなのでうれしい(ノ*゚▽゚)ノ゙削りがつおも大きめでしっかりきしめんです。しかも座れるし350円って安いなあ~。当初伊勢うどんにしようかかなり迷いましたが、きしめんを選んで正解かも。 お店は仲良しで元気なおばちゃん3人で回していてとても雰囲気がよいです。四日市に来る機会はなかなかないのですが、また来たいなあと思えるお店でした。おそらく近鉄系列の三店舗の中では、味はここがいちばんよいように思います(好みもあると思いますが)。三店とも味が違うんですよね。大和西大寺の「二条庵」さんについてはまだ書けていませんが、忘れないうちにそのうち・・・。美味しかったです、ごちそうさまでした!・実食日:2018年9月1日(土)11時ぐらい ・立地:南改札を出てすぐ(改札外) ・席タイプ:基本はテーブル席(2人×6台)、たぶん混んだら立席可(食べログでは全部で「20席」となっています) ・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(広さ・清潔感とも適度で落ち着きます) ・お店の方の雰囲気:★★★★☆3.5(仲良しで連係もいいおばちゃんトリオで回していました。雰囲気はかなり良いです) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(ご当地っぽいメニューがいろいろあって目移りします。伊勢うどんやカレーうどんも食べてみたい!) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(女性のお客さんもけっこう入っていました) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(近鉄系ではここがいちばん好きですね。また行きたいです)四日市庵 (そば・うどん・麺類(その他) / 近鉄四日市駅、あすなろう四日市駅)というわけで、その後はJR四日市駅付近までてくてく。途中で雨がけっこう強まりまして、駅はやや遠景です。ちょっと遠いからか、なんだか寂しげな風景に写ってしまった…。駅の中どんななのかなあ。 そんなJR側まで来たのはこちら、「大栄軒製パン所」さんに寄るためでした。ほんと雨がひどくて全体を撮れなくて残念。とてもかわいらしい、古き良きアメリカンというか微妙にロック調なレトロな感じの店舗。これだけで「来た甲斐があった!」とテンションが上がるかわいさです(○´∀`)ノ しかもですね、引き戸をガラガラと引いてお店に入るとずらっと並んだパンたちの袋もレトロでかわいいし、 対応してくださったおばあちゃんがまたとってもかわいかったんですよ!さすがにお写真は遠慮しましたがこのおばあちゃん人気あるだろうなあ~。ちょこんとしていてとてもかわいらしい。 というわけで、迷いに迷って絞り込んだ4種類がこちら。「ウインナロール(180円)」のみ価格が明記されていましたが、菓子パン類はポップが重なってしまいうろ覚えです。定番人気でお店の自家製クリームがご自慢という「ピーナッツパン(170円)」、「あんパン(150円)」、「うぐいすパン(150円)」。全部で550円。 赤ウインナ好きとしては看過できず、たまごサンドも気になりながらこちらに。縦2つに割った赤ウインナが入っています。味は薄味。キャベツがたっぷりで、マヨネーズと塩コショウ、あとウスターソース?で軽めの味付けがされていますがもうちょい濃くてもいいかも。コッペパンは「噛むと戻ってこない」に近い懐かしい感じのやつ。 菓子パン類は全体的に生地多めのおなかがいっぱいになるタイプでしたが、やはり「おおっ!」と思ったのがピーナッツでした。砕いたピーナッツの食感と、きな粉っぽい風味を感じるペーストが混ざった、ふわっとしたクリームが塗られています。これは美味しかった!できればジャムパンやクリームパンも買いたかったなあ。機会をつくって再訪したいところです、「四日市庵」さんとセットで。それと、雨なのであまり散策できなかったのですが商店街もちょっと気になる感じで、初めて訪れた街ですが、四日市ミニ探検楽しかったです(○´∀`)ノ
2018.09.21
青森は野辺地駅に来ました。 野辺地駅には青森⇔八戸間をつなぐ第三セクター「青い森鉄道」で青森駅から45分ほど。線路の向こう、つまり「北側に海が見える」風景は青森ならでは。乗っていて見飽きません。野辺地駅の運営は青い森鉄道ですが、JR大湊線の起点でもあるため両方のホームがあります。 おおーこの立派な杉林は日本最古の鉄道防雪林なのか! というわけで、そんな野辺地まではるばるやってきた目的は青い森鉄道に乗りたかったからでもあるのですが、主には駅そば。野辺地駅には青い森鉄道唯一の駅そば店があります。それが「駅そばパクパク」さん。カラフルですね。 待合室の中にあるのでほぼ憩いのスペースと化しています。地元の方っぽいおばちゃんが天ぷらやからあげをテイクアウトして行ったりしてます。おうちのおかずにするのかなあ。 というわけでわたくしはさっそく駅そばを。メニューはこんな、券売機はご覧の通りカウンターの上に小さめのが1台。このタイプの券売機かわいくて好きです。 来ることは旅程を組んだ時点で決めていましたが、さて何を食べようか。ご当地っぽいのないかな…と思っていたら あった(ノ*゚▽゚)ノ゙ 「北前駅そば(700円)」、ちょっとお高いけどこれにします! 注文口の向かって右手に座っていただけるスペースがあり 駅弁好きな方にはおなじみでしょう、野辺地の「とりめし(800円)」も売られています。これいったん野辺地駅での駅弁販売がなくなって終売になってましたが、数年前に復活したんですよね。確実に買えるかわからなかったので、さっき青森駅で見つけて即買っちゃいました。青森駅では朝9時台でラス1でした。 それがこちら。東北ではおなじみ…というか懐かしい「伯養軒」さん製です。 ふわふわの卵、鶏のそぼろが敷き詰められた鶏めしに煮た鶏肉と椎茸。全体的にとても優しい味付けで美味しい。伯養軒さんて駅そばも優しい味のつゆで美味しかったんですよね…(昔秋田の駅そばもやっていた。今は駅そば事業は行われていません)。東北では秋田(大館)の鶏めしも有名ですがこれもいいなあ、気に入りました。 さて、座って出来上がりを待つ間にいろいろときょろきょろしていると、ガラスの隙間から電車が見えるなあとか 鍋焼きうどんもあるのねおいしそう、カレーの鍋焼きめずらしい!!とか 見慣れた警察関係の指名手配ポスター・・・の上に岳くんだ! そうか青森出身だもんねえ、ポスターの顔も真剣だ(さすがだ)!そういえばさっき電車を降りて最初に外に出てみた時 真っ先に目に入ったのも岳くんバナーだったんですよね(この人気のないロータリーの向こうにあるのが目を引く&リアルでしょう) 駅にもほら。 青森山田出身なのは知ってましたが(私あの頃西が丘に見に行ったもん高校サッカー)、野辺地の出身なのかな?後で調べてみよう・・・なんて思っている間にできあがりました!「北前駅そば」。野辺地の地元野菜の天ぷら(春菊、にんじん、玉ねぎかな。あとちくわ)と野辺地産ほたて、それに「けいらん」という卵型のお餅が入っています。「けいらん」にはあんこが入っているので、最後にデザートっぽくいただいてみるといいですよ、とお店の方が教えてくださいました。 まずはつゆをひとくち。色はそれほど濃くないですが味はしっかりしています。たぶん煮干し、椎茸、昆布など複数のだしを使っていそう。おいしいつゆです。 麺は茹で麺だと思います。ちょっと柔らかめ。でも太めでそばの味がしっかりあって、駅そばっぽくていい。 天ぷらは揚げ置きですが美味しかった。野菜だけでなくちくわが入っているのもいいですね。 おいしいなあと思いながら食べ進め、さて最後に「けいらん」を。これ形といい大きさといい、ほんとうににわとりの卵にそっくりです。中はこしあんとくるみ。くるみの食感がアクセントになります。岩手の「まめぶ」と味や材料は一緒だけど大きさがずいぶん違います。秋田の一部にも似たものがあるそうですが私は見たことない、たぶん内陸の方なんだろうなあ。 ん~美味しかった。お店の方がとてもニコニコとされていて和みました。また来たいお店。野辺地来るの大変だけどそれでもまた来たいです。ごちそうさまでした!・実食日:2018年9月11日(火)10時半頃 ・立地:青い森鉄道野辺地駅改札外(待合室) ・席タイプ:座れるスペースが計10席ほど(と言ってもカウンターで立って食べることも、さらに待合室の椅子を使うこともぜんぜん問題ないと思う) ・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(広さは十分です。この雰囲気込みでいい) ・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(旅行者ってひとめでばれるので、とてもニコニコと対応してくださいました。ほっとしました) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(鍋焼きなどいろいろ工夫されていると思う) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(地元のおばちゃん方が好んで立ち寄っていました) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(遠いけどまた来たい。つゆが美味しいです)駅そばパクパク (立ち食いそば / 野辺地駅)さて、駅を出るとお隣に観光案内所というか地元のおみやげを売っていそうな建物が。入ってみると・・・やはりあったΣ( ̄口 ̄*)岳くんコレクションコーナー!!やはり野辺地町出身だったんですね、それは嬉しいだろうなあ、今や世界の柴崎岳ですもんね。ちっちゃい少年サッカーの頃からかなりの量の写真・資料が展示されていますが 中でも最新と思われるこちら、2018年8月(!)の町の広報ですよ。W杯後に表敬訪問と会見のため帰省されたそうで、ご結婚もされたし、ご実家や親類・お友達への報告もいろいろあったでしょうが、その中でもしっかりこういう対応をされているんですね。私も相当な田舎の出身ですけど田舎って大変なんですよ、人の距離が近すぎるところがあるのでプライバシーや自分のペースを保つのが大変。それを思うとえらいなあと思います。 そんなこんなで現在まだ旅先です。今日帰る予定。旅に出ている間にJ2界は試合が進んで大宮の順位も7位になっている中での首位町田戦、大事な試合だ・・・。
2018.09.11
未更新の駅そばネタもまたたまりつつありますが、10日ほど前の京都遠征について。今回の遠征、出発前から少々体調がイマイチだったため、私はあるチャレンジをしておりました。 それは「土日1泊2日京都市のみの観光で人混みを避けるチャレンジ」╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 体力がない時って人混みがこたえるし、私は身体が小さいため、人や荷物にちょっとぶつかられただけでも受けるダメージが甚大。ひとりで動く際にはけっこうな死活問題です。近年はスマホをいじりながら大きなキャリーを引いている人が多くて怖い…。最近関西遠征は大阪か兵庫に泊まって京阪神をぐるぐるすることが多かったですが、今回ははじめから「京都に絞って動こう」と京都駅八条口徒歩5分程度のホテルを確保。京都は年中いつでも観光客の多い街ですが、混雑を避けて落ち着いてマイペースで動くことは「やればできる(´-ω-)ウム」ことがわかりました。京都に着いて最初にしたことは「新幹線改札を出る⇒正面の近鉄京都駅で入場券を買う」。 そう、今回最初の目的地はここです。近鉄京都駅改札内の「麺ざんまい」さん。近鉄系列の数少ない駅そば店の1つです。 外国人客が多そうなのでサンプルや外国語表記が充実、さすがです。 場所は、改札を入ってすぐ左手。左手一面に土産物売り場等が広がっていて明るいゾーン。 ちなみに改札の真正面にはせんとくん。やはり近鉄と言えば奈良か! 券売機は入口のところに2台。関西らしい牛すじやきざみ、それに珍しい「伊勢うどん」も気になるところですが、やはりここは京都らしいメニューを選択。厨房に渡して2分ほど待ちました。 嬉しいことに土曜日の10時半すぎ、お店はほぼ貸しきり状態(食べているうちに2~3人入られました)。店内はきれいで、1人分ずつ席が区切られているのもちょっとほっとするし、荷物が置ける棚が下についているのもいい。 奥から見える眺め。京都タワー等、普段見る方とは逆側なので、一見どこかの地方都市っぽい。 というわけで本日のメニューは「にしんそば(420円)」。関西圏ではにしんそばが食べられる駅そば店が他にも複数ありますが、おそらくここがいちばん安いのでは?500円以下は初めて見た気がします。でもにしんは立派。青ねぎもたっぷりで言うことなし! 駅そば店ってコスト削減のためティッシュを置いていないお店が多いので、あるとちょっと嬉しい。 麺は冷凍。なので香りもコシもあまりありませんが、ザ・関西なつゆ(だし)にはそれぐらいの方が合う気がします。つゆはだし濃いめ、ちょっと塩気も濃いめかな?甘みは全くありません。 にしん美味しい(○´∀`)ノ半身丸ごと入ってこの価格は嬉しいなあ。 七味ではなく「一味」なのもさすが関西、だしには一味ですね。 うん、美味しかった。だしも関西の駅そばの中では悪くない方だと思います。なんと言っても、雑然とした京都駅の中でここで最初に落ち着けたのがとてもよかった。外は雨、旅程を組みなおす意味でも最初に休憩できてよかったです。次はきざみか牛すじ食べてみたい。ごちそうさまでした!・実食日:2018年6月23日(土)10時40分頃 ・立地:近鉄京都駅改札内 ・席タイプ:カウンター10席(厨房側に立席もあり) ・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(とてもきれいな店舗。一人分ずつ区切られているので安心) ・お店の方の雰囲気:★★★★☆3.5(2~3人体制かな、対応は丁寧でした。さすが京都) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(旅行者にとっては珍しいメニューが複数あって嬉しい。伊勢うどんがあるのは近鉄ならではですね) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(京都駅で敢えて駅そばに入る女性は少ないかも知れませんが、JR側より空いているし綺麗でおすすめです) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(気になるメニューをコンプしたい程度にはまた来たい店舗。なんといっても「京都駅で落ち着ける」はすごい価値です)麺ざんまい 近鉄京都駅店 (うどん / 京都駅、九条駅、東寺駅)この土日、スタジアムへ行った以外は京都市内のパン屋さん巡りをしていたのですが、土曜の昼間はけっこうな降りで予定をいくつか調整しました。でも「日曜定休」のお店には行きたかったので土曜2軒、日曜2軒の計4件をはしご。特に気に入ったお店は別途ご紹介します。それにしても「土日の京都で人混みを避ける」が可能だったとはヽ( ゚∀゚)ノというのが今回の遠征の最大の収穫。京都自体は大好きですが近年の観光化はちょっと辟易するところがあるので、静かにマイペースで楽しめてとてもよかった。京都駅から歩けるホテルを予約できたというのも勝因の一つかも知れないなあ。そんなわけで、もう1軒行った今回の駅そば店もまた別途ご紹介しまーす○´∀`)ノ
2018.07.01
駅そば立ちそば巡りを始めてよかったと思うことの1つが、こういうお店にひとりで入れるようになったことです。 関西はじめ、他でも庶民的な街で時々見かけるこうしたお店、それまでの私は「気になるけどひとりじゃ…」と躊躇してしまう方でした。美味しそうなお店には鼻が利くので「ここ絶対美味しいんだろうなあ~」と思っても、場違いかな…とつい尻込みしてしまうのです。――がっm9(`・ω・´)っ!昨春以来駅そば立ちそばを200杯近く、軒数で言うと180軒を超える全国のお店で食べてきた今、尻込み癖はだいぶ改善され、気になるお店には(ちょっと様子を見た上でですが)だいたい飛び込めるようになりました。ここはJR・南海・地下鉄等多数の路線が集まる大阪は難波駅近く。地下鉄からなら歩いて2分もかからないセンター街中央付近、「551蓬莱」さんやセレッソのスタグルでおなじみ「わなか」さんの店舗を見ながら進んだ先の「天政」さん。ミナミのど真ん中ですね。年に何度か関西に来てうろうろするようになった今なら「キタ」と「ミナミ」の違いもなんとなくわかるものの、初めて来た大学生の頃はそうした空気が全くわからず戸惑ったものでした。秋田育ちの私から見て大阪はまさに「外国」。梅田の人の多さにも戸惑いましたが、難波・心斎橋・アメ村辺りにはものすごいどアウェー感を感じてしまい、ひとりで歩くのが怖かったほどでした。でも今は大丈夫╭( ・ㅂ・)و グッ !特に比較的人の少ない平日の午前中なら何の問題もありません。というわけで「天政」さん。大阪、特にミナミあたりで美味しい駅そば~庶民的な立ちそば屋さんはないかと探すと、情報がすぐにたくさん出てきたお店。見た目からしてたいへん美味しそうな雰囲気が漂います。ただ、上述したような「場違い感」がないかとちょっとだけ歩く速度を緩めていると、そんな私の横をさっと通り過ぎ、迷わず入っていく上品なツーピース&高そうなバッグを持ったおばさま。こういう方が入っていくなら大丈夫だ!と思ってのれんをくぐりました。 店内は広めの厨房をぐるっと囲むコの字カウンター。隣席に邪魔にならないよう旅行用バッグを下に置き、目の前のお兄さんにあらかじめ決めてある注文を告げます。ぱ「カレーそばと、あとかやくごはんは持ち帰りにできますか?」お兄さん「いくつですか?」ぱ「ひとつ」お兄さん「カレーそばは食べて行かれます?」ぱ「はい、それでお願いします」明らかに慣れていない&標準語の私にお兄さんも若干戸惑っている様子が伝わるのは、今お店が空いているからです。平日の10時過ぎ、先客はさきほどの上品なおばさまと2人連れの男性。それも、食べ終えて出て行かれるぐらいのタイミングでした。あからさまにきょろきょろするのは悪いかなと思いつつそれとなく観察。でも同じくカウンター前に立たれている大将もまた、慣れない様子の私をそれとなーく伺ってくれている感じがします。厨房の後方で、注文を聞いてくれたのとは別のお兄さんがかやくごはんをパックに詰めてくれ、カレーそばとほぼ同時に出してくれました。 「カレーそば(360円)」と「かやくごはん(180円)」、計540円です。安い!! お品書きには持ち帰り価格が書かれておらず、てっきり容器代がプラスされると思っていたら同価格、しかも包みはずっしり。とはいえかやくごはんについては後述するとして、まずはカレーそばです。注文を聞いてくれたお兄さんにお金を払い、食べ始めようとすると「使います?」とお茶碗とれんげを出してくれました。気を遣ってくれています。とても気を遣ってくれている感じでなんだか申し訳ない。 そんな一方、注文を待つ間に隣に若いお兄さん2人が座りました。一見してちょっと職業がわからない、かなり若そうだけど学生ではなさそうな2人。服装はスカジャン+ジーンズにトレーナー+ジーンズ的なカジュアル系。しかも2人は職場の先輩後輩関係らしく「俺と一緒の時財布要らん言うたやろ」と先輩の方が仰っています。若いけど上下関係がきっちりしてるんだなあ、いったい何のお仕事だろう。そう思いつついただくカレーそば。「カレーうどん」はよく聞きますが「カレーそば」って珍しいですよね。それも「天政」さんに来てみようと思った理由の一つ。カレーうどんではなく「カレーそば」を美味しかったとすすめる意見がネット上に多かったのです。しかも私は前日天王寺でカレーうどんを食べています。2日連続カレー麺ですが、芸風が違う。ぜんぜん違う。うっわこれ美味しいよ、すんごく美味しいヾ(`・∀・´)ノひとり静かにテンションが上がっています。 おそばの麺は袋麺。やや細めで柔らかく、のど越しが良いタイプ。そんなおそばに絡むカレーは、いわゆる「カレーうどん」的な、あくまでだしが主でカレーが副な関西風ではなく、スパイスと辛さがが先に来る大人の味です。 うわーこれ美味しい、やっぱりうどんじゃなくおそばにしてよかった!と内心うんうん頷きつつ食べ進みます。でも熱いので時間がかかります。その間にお隣のお兄さん方はそれぞれの注文の品を食べつつ後輩君の「辞めようとしている同期」に関する話および見解を経て先輩さんの人生論・仕事論的なお話に展開。勉強になります╭( ・ㅂ・)و グッ !きっちり食べ終え、さきほどのお兄さんがいなかったので大将に「ごちそうさまでした」と言うとちょっと驚かれた感じで「えらいおおきに。ありがとうございました」。…やっぱり気を遣われている感がなくもありません。だって他のお客さんには「おおきに」あるいは「いつもおおきに、気ィつけて」だったんです。でもそれが全然嫌な感じじゃない。「また来てや」と言われているような感じだったんですよね。――というような話を帰京後に関西出身兄さんにすると「ああ、関西の人は同じ場に入ってきた人は仲間みたいな意識を持つから、そういう感じで輪に入れてもらえたんだよ」と教えてくれました。よかった。ありがとうお店の方々m(_ _)mそしてかやくご飯、帰って開けてみたら明らかに店内で食べるより多いΣ( ̄口 ̄*) ごはん茶碗、女性用だと3杯分くらいあります。しかもつけあわせの昆布もたっぷりと丁寧にホイルで包んでくれており「なんてサービスがいいんだ・・・!」とびっくり。 しかもこれが ものすごーーーく美味しいo(゚ロ゚o)周りの人に力説したくなる美味しさでした。うどん(そば)のだしで炊いているというごはんには細かく刻んだ干し椎茸、人参、こんにゃく、油揚げ、かまぼことあとちょっとお肉っぽいもの(すじ?)が入ってコクがあり、家庭では出せない味。ついついお代わりしたくなります。その夜遅くに帰って食べたダンナさんが翌朝「あれどこの!?すごいうまかった」と元気に言って来るくらい。180円はバチが当たりそうです。店内のお客さんのことを書いたのは「それぐらいいろんな層の人が当たり前に来ている」ことを表現したかったからで、大阪らしい懐の深さを感じました。これからも大阪、いや関西に行って寄れそうなら絶対行くであろうとってもいいお店。行けてよかったです。ごちそうさまでした!・実食日:2017年10月26日(木)10時すぎ・立地:地下鉄・JR・南海難波駅徒歩3分ぐらい・席タイプ:コの字カウンター椅子席、計20席程度・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(とてもレトロです。きれいな店舗ではないですが老舗感がとてもいい。入ってみると、思ったより広いです)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(本文に書いた通りです。さすがだなあと思いました)・メニューの魅力:★★★☆☆4.0(きざみやスタミナなど、関西らしいメニューが揃っていて魅力的です)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(本文に書いた通りです。入ってみると全然大丈夫!)・リピートしたい度:★★★★★5.0(絶対にリピートします!)天政 (うどん / 大阪難波駅、難波駅(南海)、近鉄日本橋駅)ちなみに、お隣のお兄さん方の会話から「だから俺あいつのテーブルつかんやろ?」と聞こえてきて職種がわかりました。朝10時に仕事明けのごはんを食べにくる2人なので夜のお仕事だろうとは思ったものの、特段派手ではなかったし、香水等もつけてなかったのでわからなかったな。そういうお店行ったことないので、その意味でも勉強になりました(`・ω・´)キリッこの時は天皇杯アウェーセレッソ戦の翌日で、あまりに良いところがない試合で少々ショックを引きずっており、殊に美味しさと気遣いがしみました。今季はそんなことばかりだった気もしますが、ひとりであちこち出かけた分、ほんとうに自分が気に入るお店を全国にいくつか見つけられたように思います。それを来季に活かせないのが残念ではありますが(´;ω;`)ウッ…、またその辺りもまとめて書ければと思いまーす(○´∀`)ノ
2017.12.12
みなさま「岳南電車」ってご存知でしょうか? 最近東海道線で静岡~愛知辺りを目指す機会が増えた中、車窓からこの右手にある駅を見て存在を知りました。JR東海道線吉原駅から乗り換え階段をのぼって下りると、岳南電車吉原駅の改札口前に出ます。 岳南電車は営業区間が全長10kmにも満たない(9.2km)かわいらしい単線電車。無人駅が殆どですが、起点の吉原駅ではなんと!なつかしい硬券のきっぷが買えます。なつかしいなあ~、鋏の切り口がまたなんとも言えない。写メ撮っておいてよかった(※帰りは無人駅から乗ったため切符なしでした。無人駅では切符の販売がないのです)。 しかも、吉原駅ではこんなおみやげ品の販売もありまして マドレーヌやどら焼きが冷やしてある、ということは日々それなりに売れているということですよね! 電車の中づり広告でもさかんに宣伝されていたのでしっかり刷り込まれたわたくし、ついつい「岳ちゃん人形焼き(800円)」買って帰っちゃいました。電車の形でなかなかかわいい。 車両はおそらくこの2タイプを交互に運行。いずれも1両で、無人駅では降りる際に運転手さんにきっぷを渡す・定期券を見せる、または運賃を支払います。 富士山のふもとを走る岳南鉄道は「すべての駅(ホーム)から富士山が望める」こともウリのひとつ。私が行った日は残念ながらくもっていて見えませんでした。けどかわいいですねこのイラスト。 運転手さんのすぐ後ろに座ってみました。計器類もレトロで萌える~( ´艸` ) 軽く乗り鉄な私はこのかわいい電車に乗れただけでもだいぶテンションが上がっちゃいましたが、今回岳南電車に乗った最大の目的はやはり駅そばです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 路線のちょうど真ん中ぐらいに位置する「岳南原田」駅。駅舎とつながる形で「めん太郎」さんがあります。 小さな丸椅子が厨房向きにL字に並んでいて、中で座れるのは7~8人ぐらいかな?おそらく通勤通学時間帯はそれでは間に合わないのでしょう、駅の待合室部分にもこんなコーナーが。 このかわいらしいローカル鉄道の、しかも通勤通学時以外は無人駅扱い(駅員さんはいらっしゃいますが、きっぷを売るのは朝夕だけ)の岳南原田駅の駅そばにそんなに人気が?と思わなくもないですが、お店に入りメニュー及び厨房に並んだ天ぷら類を見て納得しました。だってすんごい安いよ天ぷら!種類もいろいろ!これ絶対中高生の味方ですよね。いろいろのせたくなっちゃう。 旅行者の私はついつい桜えび天に手が伸びそうになりますが、他のお店であまり見ない「ささみ天(120円)」をのせることに。「かけそば(300円)」+天ぷらで420円。男性のお客さんは大抵2種類、または「ささみ2枚ね」なんて注文されています。お店はお姉さんひとりでまわしています。厨房にたくさん並んだそば・うどんの袋がまたいいなあ。 店外に積まれていた入荷用トレイ。「吉原給食」ってなんかいいですね。 麺を温め、別鍋にたっぷり入ったつゆの味を確認。天ぷらは一度つゆにくぐらせてのせてくれました。美味しそう ではではさっそく袋麺から。ゆで麺ですがおそばの香りが割とします。食感も好み。 天ぷらは揚げ置きなので基本冷めていますが、つゆがすごくアツアツなのですぐに温まります。つゆは静岡によくあるお醤油が濃いめで、かつおのだしがよくきいているしっかり味。甘みもほんのりで美味しいつゆです。 うーん、ここ美味しいなあ~(ノ*゚▽゚)ノ近かったら通っちゃうな。今回、このおそばを食べるためだけに吉原⇔岳南原田の往復500円を使いましたが後悔はなし╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! もっと時間があれば付近をうろうろしたかったですが、先を急ぐので再度吉原駅に戻り、JRの旅に戻りました。けど、思い出したらまた食べたくなっちゃったな。あのお店の感じもなんともいえず好き。また青春18きっぷが使える時期あたりに再訪したいなと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2017年5月31日(水)9時半頃・立地:岳南電車「岳南原田」駅改札外・席タイプ:全席着席、7~8席(待合室でも食べられるので実質もっと入ってそう)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(すごくレトロな店舗です!空調等すべてがレトロですが、私はすごく好き!)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(感じのいいお姉さんでした)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(天ぷらの種類の多さは魅力的。冷やしメニューもいいですね)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(一般的にはあまり入りやすいタイプには見えませんが、きっと地元の人はけっこう入ってるんじゃないかな)・リピートしたい度:★★★★★5.0(ここは好きですね~。絶対また行きたい!)めん太郎 (そば(蕎麦) / 岳南原田駅、比奈駅)いやー楽しかったな岳南電車の旅。もう1月近く前になったルヴァンアウェー磐田戦の際に寄り道したのですが、すごく楽しかった。乗り鉄バンザイ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! さてさて、我が家は前乗りで明日早朝から2泊で広島へ旅立ちます今回はダンナさん同行&帰りの移動も朝早いので(月曜朝)、もしかしたら現地での更新は滞るかもしれません。同日中に帰れない日曜ナイター、参戦が難しい方も多いかと思いますが、そのつもりでしっかり応援&観てきますね(○´∀`)ノ現状、日曜の広島はまる1日雨予報。土曜の午後からずっと降り続くようなので雨は避けられないな…。試合中ちょっとでも止んでくれますように( * ̄)m
2017.06.22
話は少々前後して、先週の日帰り京都のお話。JR東海ツアーズの「ワンデイ京都」を利用しての旅だったため、けっこう早くに京都着。最初に向かったのはこちらでした。 阪急電鉄長岡天神駅の改札を出てすぐ右手にある「阪急そば長岡天神店」さん。「阪急そば」は桂に続いて2店舗めですが(「若菜」は十三店へ)、いずれも改札外にあるんですね。移動途中に食べられないのは少々残念でもある一方、伺った店舗はいずれも全席着席。落ち着いていただけるのは嬉しいです。今回の目的はこちら。 中国・台湾料理はわりと好き&作るのも得意なジャンルです。10年ほど前は中国出張の機会が多く、手軽な麺類はお昼によく食べていました。それに麻婆・じゃじゃ麺的な肉みその味は日本の麺にもよく合うし、駅そばによくあるポワっとした軽い麺って、実は中国で普段食べられる麵とよく似ているんですよ。これは食べてみないわけにはいかなーい!というわけで、サッカー観戦と絡めて旅程を組んだのでした。20店舗以上ある「阪急そば」の中で長岡天神駅を選んだのは、京都駅から比較的近く、かつ長岡天神へ行ってみたかったから。久々の神社・狛犬チェーック!d(。ゝд・)も兼ねております╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! そんなわけで日曜の9時前に入店。先客は地元の方と思われる男性が3~4人。お店は広めの厨房の正面・左手はカウンター、右手は4人掛けのテーブルがくっついている回転寿司屋的構造。もともとは回転寿司の店舗だったんじゃないかな? 定番メニューはこちら。キャンペーンやおすすめメニューのチラシ・ポスターもいろいろ貼られています。 みなさん軽めのメニューや朝定食を召し上がっておられる中、わたくし朝からガッツリ行きます。麻婆(中国)か台湾かには新幹線の中でだいぶ悩みましたが、「麻婆×そば」または「台湾×うどん」の2択で悩み、出した結論は「麻婆まぜそば(500円)」でした。「麻」な辛さが食べたかったんです。あまり出ないオーダーなのか、調理を担当されている方とホール担当の方が2人でできあがり図を見ながらたくさんの種類の具をトッピング。丁寧につくっていただきました。 スクエア型のトレイに平ための皿に盛られた具だくさんの混ぜそば。具は肉みそ・チャーシュー(麻婆は角切り、台湾風は細切り)・卵黄・青ねぎ・揚げ玉までが台湾と共通で、麻婆の方には生の新玉ねぎがたっぷり。 そして麻婆ならではの「花椒」が添えられてきます。私はこれが大好きで、自宅にも常備しています。こちらは粉なので香りがちょっと弱いですが、乾煎りしたてだととてもいい香り!花椒を使っただけでぐっと「向こうの味」になるのです。 それと今回のキャンペーンメニューの特徴がもうひとつ、麻婆・台湾いずれのまぜそばにも「シメのごはん」がついてきます。負担になるほどの量ではなく、ご飯茶碗に軽く半膳ぐらいの量。小さめの器がいいですね。 ではではさっそくいただいてみます。 最初遠慮気味に混ぜた段階では肉みそ部分以外の具にあまり味がせず、揚げ玉も固かったので、思い切って大胆に混ぜてみました。ふだん私は卵が入っていると卵黄をだいぶ後半まで崩さない派ですが、これは最初から行きます! ――ええと「盛岡じゃじゃ麺的にお湯入れたい」というのが率直な感想です(笑)。肉みそがかなりしっかり味なので、全体がほぼその味に染まる+肉みそがたっぷりすぎてかなりしょっぱい。なのでまずは花椒をたっぷり振って「麻(マー)」な風味をオン。 さらに、麺だけだと具がだいぶ余りそうだったので、シメではなく並行してご飯にON。素敵な小どんぶりになりました( *• ̀ω•́ )b 肉みそってもともとご飯によく合いますよね。その味がしみていい感じに柔らかくなった揚げ玉がまたとてもご飯にぴったりで美味しかった。それに肉みそで味が付いたチャーシューもごはんの方が・・・というわけで、美味しく完食しましたが、正直ご飯あってのメニューだったような(笑)味がとても濃いことが分かったので、お昼に台湾風を連食するのは控えることにしましたが、食べられて良かったです。肉みその味がしみた揚げ玉がご飯にすごく合う、というのは新鮮な発見でした。ごちそうさまでした!・実食日:2017年6月11日(日)9時ちょっと前・立地:阪急電鉄長岡天神駅右手すぐ・席タイプ:全席着席(厨房を向くカウンターと、厨房にくっついた4人掛けテーブル×2でかなり人数は入れます)・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(座ってゆったりいただけます。すごく新しくはないですが、古くもない店舗)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(調理の過程を私がじーっと見ていたからか、すごく丁寧にトッピングを盛ってくださいました)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(阪急そば標準ですが、店舗ごとにセットメニューがちょっと違う気がする)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(座れるし外から見えないし、とても入りやすいし食べやすいと思います)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(この駅に来る機会自体があまりないかもしれないな)阪急そば 長岡天神店 (そば(蕎麦) / 長岡天神駅、長岡京駅)というわけで、食後は初めての長岡天満宮へ。思ったよりも参拝客が少なく、殊に近年京都を観光していて周りに外国人グループが全くいないのはすごく珍しい。静かでよかったです。 狛犬さんズは二の鳥居をくぐったあたりに1組と、拝殿への石段をのぼる手前にもう1組。後者はちょっといかめしかったですが、手前の子たちはとってもかわいかった!台座の彫りがだいぶ消えてしまっていて、年代は不明です。「阿」さん。口の開け方というか、顔の上げ方がなんだか無邪気な感じでかわいい。 「吽」さん。「阿」さんもそうですが前足が猫みたいでかわいいですよね。腰のひねりもなんだか猫っぽい。 天神さんなのでもちろん牛さんもいっぱい。仔牛の像もかわいかったですが、そのお隣。表情がいい。 拝殿のすぐ横にはとても古い牛さん。古いので手を触れないようにと書かれていました。いずれ保護ケース等に入れられてしまうかもしれませんね。これもとってもかわいかったなあ。 お花もきれいでした。 参拝後はJRの長岡京駅まで歩いてみました。今ではいにしえの「京」っぽさはほぼ感じられない、きれいな住宅地になっています。でも天神さんの参道際にお住まいの方も、駅までの道を歩く方も、みなさんきちんときれいに暮らしてらっしゃるな(お家の手入れや共有地の草取りをしたり、休日でもだらしなくない服装だったり)という印象を受けました。最近も街歩きのついでにちょこちょこ神社に立ち寄ったり狛さんを見たりしているのですが、久々にちょっと立派なところへ行けてよかった。境内の空気もよく、いいリフレッシュになりました(○´∀`)ノ
2017.06.19
駅そばの話題を続けます。今回もかなりオススメ、というより「よくぞ見つけた私の目╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !」というお話ですσ´∇`*)ゞエヘヘッ。。o+゚ 「天竜浜名湖鉄道」ってみなさんご存知でしょうか?JRで言うと掛川駅から新所原駅までの67.7km、沿岸部を走る東海道線に対して浜名湖の北岸を走る第三セクター鉄道です。私は最近まで知りませんでした。昨年秋~今年の春にかけてたまたま静岡~愛知を東海道線で通る機会が増え、それで初めて目についたのです(というよりも私の脳内ではかつて「二俣線」だった気が)。それも「路線」ではなく「うなぎ」の文字が先に目につきました。豊橋へ向かう東海道線の車内から。食いしん坊らしい見つけ方です。 直観的に「あれは美味しいもの」とピンときたわたくし、次に静岡または愛知へ行く機会で時間が許せばぜひ行ってみなくては!と思っていました。そのチャンスが先週の平日磐田遠征、これは行くしかなーい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !というわけで横浜から普通列車でトコトコ新所原まで向かい、いったん改札を出て天浜線側へ。新所原駅はJRと天浜線の駅が隣り合っています。正面から見ると向かって右側がJR、左側が天浜線。 JRの改札を出て直進するともう目の前がうなぎ屋さん。それが冒頭の写真です。「駅のうなぎ屋さん」の看板がとても目につきますが「やまよし」さんというお店です。お弁当もイートインもここで先に会計を済ませるしくみで、今回は両方をいただく算段。イートインはお店のお座敷で、天浜線に乗らない場合は駅の外から階段を上がって入ります。お座敷はごく小さなかわいいお部屋。4~6人が座れるテーブルが1つと、壁向きの2人席が3組分。お昼時の13時ちょっと前に着いたので、テーブル利用の3人+お2人連れの先客がおられ、私は最も小さな壁向きテーブルに案内していただきました。落ち着きます。 先客の方々が先に出たタイミングで室内をパシャリ。ちなみにBGMは昔懐かしい「チェリッシュ」のアルバムでした(笑)有線かしら。 うなぎの肝缶やうなぎボーン等も売っています。肝缶買えばよかったなあ。 入ってから10分も待たなかったと思います、「うなぎうどんスペシャル(一切れ入り、980円)」と 持ち帰りの「うなぎ弁当(二切れ入り、1,600円)」。 うなぎうどんスペシャルは丼からはみ出る長さの「丸ごと一本入り(1,800円)」と今回食べた「一切れ入り(980円)」の2段階、お弁当は「一切れ入り(1,300円)」、今回買った「二切れ入り(1,600円)」、「満足一本入り(2,100円)」の3段階があり、お弁当は店内で頂ける丼と価格が一緒です。最近うなぎ食べてなかったのでうどんで一本入り、いや丼か!?と着くまでの間にだいぶ悩みましたが、うなぎうどんなんて他では食べられない!&お弁当も食べたい!というわけでこのセレクトに決定。まずは美味しそうなうどんを改めてアップでご覧ください。 うなぎだけではなく、刻んだお揚げとねぎがた~っぷり!うどんはいわゆる「駅そば・うどん」的なコシなしタイプではなく、冷凍のコシがあるタイプ。美味しいです。澄んだ色のつゆは昆布がつおの関西風。 そしていよいようなぎです。表面がカリッとした愛知(西日本)風ですが、中ふっくらで香ばしくってとっても美味しい!!このうどんの量には一切れ入りがバランスが良いかも。1本入りだと食べている間につゆに浸って柔らかくなりそう&つゆの味がうなぎのタレ味になってしまうかも。うなぎもうどんも美味しいので、どちらも美味しくいただくにはこれがちょうどよかったかな。 そして全体的に感じたのはお店の方々の"やさし~い"感じ。このかわいらしいお座敷の雰囲気しかりうどんの器やコースターしかり、断熱性の高い新聞紙でくるまれたお弁当、おいしいお冷、会計時の会話もなんとも「なごむなあ~」という感じだったんですよ。特に店主のおじさまの雰囲気がとってもやさしい。柔らかなのです。駅そば・うどん屋さんは短時間でぱぱっと食べさせるのがスタンダードなので当然慌ただしい雰囲気のお店が多い中、ゆっくり作ってゆっくりいただく「駅のうなぎ屋さん」は、旅の合間のひとときをほっこりと和ませてくれるものでした。そして新聞紙に包まれたお弁当は、買ってから8時間後ぐらいにいただきました。 温め方も書いてありましたが、冷たくなる季節ではないのでそのままいただいてみることに。 少し冷めた状態の方が香ばしい香りがひきたちますしね! うどんは山椒なしで美味しくいただきましたが、ごはんと合わせるならやはり山椒はあった方が美味しい。うなぎの香りとタレの味がうつったごはんもごちそうです。 ごはんがかなりたっぷりでした。ごはん半分でとお願いすればよかったかな。あるいは1本入りを買って2人ぐらいで分けて食べるのもいいかな?次はお店で丼をいただいてみたいと思います。お店ではビールも飲めます。いやー東海道線の車窓から「むっ (๑•̀ㅁ•́๑)✧」と思ったお店がこんなだとは思わなかったなあ。美味しさも期待以上でしたがお店の雰囲気がとてもよくて、ああいいお店見つけられてしあわせヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイと思いました。よくやった私╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !それに「やまよし」さんは、全国でも数少ない「生産者が営業しているお店」なのだそうです。それは鮮度も品質もいいはずだ!豊橋へはまたBリーグが始まったら通うので、かならずまた行きます。次は予約して白焼きも買って帰りたいな。ごちそうさまでした!・実食日:2017年5月31日(水)13時ちょっと前・立地:天竜浜名湖鉄道新所原駅改札外・席タイプ:お座敷(4~6人テーブル×1、1~2人用細テーブル×3)・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(かわいらしいコンパクトなお座敷です)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.5(みなさんすごく感じが良いです。特に店主の方の雰囲気がすごく好き!)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(あのうなぎを「うどん」で、と思いついたのがナイス!)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(私の入店時は入りやすい状態でしたがそのあと店外から声が聞こえてくるような4~5人のおじさまグループが入ったので、その中に1人で入ったらちょっとツラかったかな)・リピートしたい度:★★★★★5.0(うなぎ好き&乗り鉄には「行かない理由」がありません。必ずまた行きます)やまよし (うなぎ / 新所原駅、アスモ前駅)いやー今回の磐田遠征、すごく楽しかったんですよ。磐田近辺って普通に在来線で4時間ぐらいで行けるんですけど、途中でいろいろ寄り道したらすんごく楽しくって。乗ったことのなかったローカル鉄道とか駅そばとか…。けど寄り道しすぎたせいかけっこう疲れて、翌日もいろいろ行きたかったけどまっすぐ帰ってきてしまいました。どうやら今夜ぐらいから関東も雨になり、そのまま梅雨入りするようですね。今年はまだサッカーで雨に当たっていないのですが、そろそろ雨具を携えて行かないとなあ。
2017.06.05
最近関西へ遠征する際はスカイマークで神戸空港へ飛ぶことが多いです。かなり安く行けるのと、それに兵庫の駅そばを攻めやすいからm9っ`・ω・´) というわけで、アウェーガンバ戦の翌日、西宮へ行く前に立ち寄った山陽電鉄板宿駅徒歩30秒の「山陽そば 板宿店」さん。久々の山陽そばにわくわくします。好きなんですよね山陽そばの味。板宿駅は改札が地下にあるので地上に出、目の前にある商店街の入口すぐ近く。ミスタードーナツとローソンの間にある店舗です。駅建物から完全に離れているため「駅そば」と呼べるかどうか微妙なところですが、私的にはアリ!この店舗はちょっと変わっていて、上の写真の通り、向かって右側が立ち食いそば・うどんゾーン、左手が「お持ち帰り」コーナー。しかも「お持ち帰り」メニューは店内メニューと全く違います。それ目当てで板宿に来たのですが、まずはおなかを満たす方から。券売機は店外に1台ですが、メニューがかなり多いです。「そば」「うどん」でボタンが異なるので買う際に注意が必要かも。 店頭にも店舗限定メニューが貼ってあって迷うなあ~、ついお赤飯とか食べたくなっちゃう。 ごはんものと組み合わせたガッツリしたセットが多いのはお客さんのニーズなのかな、ガテン系のお兄さんが慣れた様子でカラカラと引き戸を開けて入っていきます。そう、「引き戸」「中が見えない」この店舗、駅そばを攻め始めた1年前の私なら若干躊躇しそうですが、もう慣れたので問題なし!GO!土曜日の11時半くらい、お昼時なので普通にお客さんがいっぱい。わりと長めのL字カウンター、全席立席ですが、8割方埋まっています。厨房は3人体制で、いちばん近いおばちゃんに食券を渡して1分ほどで登場。「スタミナうどん(430円)」。 兵庫ではなんとなく「うどん」を選ぶことが多い気がしますが、今回は具がうどんに合いそうだったから。スタミナうどんの具は天ぷら、甘辛く煮た牛肉と卵。特に甘く煮た牛肉と卵ってうどんの方が合いそうな気がしませんか?終盤こんな風にできるし。真っ白でコシのない立ち食いタイプのうどんにこの牛丼ぽいというかすき焼きの〆っぽいというか、そういう感じの味がぴったりですヾ(o´∀`o)ノ もう1つ気になっていたのは山陽そばで使っている天ぷら!かき揚げではなくドライタイプのこれ、私好きなんですよね~。つゆがどんどんしみてふにゃふにゃになり、麺に絡むのがいい。私が子供のころの駅そばの天ぷらと言えばこれでした。懐かしいなあ。 そうこうする間にもお客さんはテンポよく入れ替わり、地元のおじいちゃんおばあちゃんが1人で来ておいなりさんを別に頼んでいたり、お仕事中かな、スーツ姿の女性が立ち寄ってうどんをすすっていたり、日に焼けたいい体格のお兄さんが豚キムチ丼をガツガツ行っていたりと客層も注文もさまざま。乱れ飛ぶ関西弁も耳に心地よく、よそ者の私も違和感なくズルズル。いい感じの雰囲気です。おいしく食べ終えお店をいったん出て、次はもちろんお持ち帰りコーナー。 コッペパンを売り始めた情報は「山陽そば」さんの公式サイトで得ていたのですが、よくよく見ると売っているのは他にもいろいろ。たこ焼きも美味しそうだしたい焼きもいいなあ・・・ って和菓子まであるΣ( ̄口 ̄*)!! なんかもう「立ち食いそば・うどん」の範疇を超えて「街の軽食・おやつ屋さん」的豊富なラインナップ。いろいろ買いたくなりましたが板宿の商店街で他にもいろいろ買ってしまっていたので当初予定のコッペパンだけで我慢しました。ちょっと珍しい「厚焼きたまご(180円)」。 細長い、軽~いコッペパンです。思っていたよりライトでいい感じ。食感も軽めでおやつにちょうどいい。中はこんな。卵も甘すぎなくていい。気に入りました。 「山陽そば」はまだ2店舗めですが、初回同様今回もわくわくしました。基本の味が好きなので、他の店舗も行ってみたいなあ。ごちそうさまでした!・実食日:2016年4月22日(土)11時半頃・立地:山陽・地下鉄「板宿」駅から地上に出、商店街の入口付近(ミスドとローソンの間)。徒歩1分以内です。・席タイプ:全席立席(10人ちょっとかな?)L字カウンターです。・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(決してきれいでも広くもないですが「ええ感じ」です)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(年齢・性別ばらばら3人体制でした。これもいい感じ)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(駅そば・うどんとしては3.5。お持ち帰りメニューが店内とは全く違うのが珍しいですね)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(地元の方は何ら問題なく入っていて男女比7:3ぐらいでしたが、立ちそばに慣れていない方はハードル高めかも)・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(山陽そばは店舗限定メニューがあるのでまた来たい。板宿の商店街も魅力です)山陽そば 板宿店 (立ち食いそば / 板宿駅、東須磨駅、鷹取駅)いやーワンダーでしたね板宿。改札を出てすぐの駅ナカローソンもこの形ですし 長いアーケードが続く商店街も、新旧いろんなお店が入り混じって活気がありました。 ちょっと脇に入るとややマニアックな感じのお店もあってわくわくします。 寄らずにはいられなかったパン屋さん。他にもパン屋さんは何軒もありましたが、この看板は看過できない…。 愛と情熱で焼き上げ、心を込めて売ってくれた「ベークショップ ルビー」さんの「フルーツサンド(300円)」と「バターサンド(150円)」。フルーツサンドにみかんの缶詰が使われているのは初めて。おいしかった。 商店街の向かいの「亀楽堂」さんも行きたかったお店。 放し飼いのタマゴ使用、板宿名物「野球カステラ(小、370円)」と「やわらか焼き」。レシートないので値段忘れちゃったな、両方で800円しなかったと思います。 基本どちらも「小麦粉・卵・砂糖・重曹」を使ったお菓子なので味は似ています。はちみつの味がきいた野球カステラの方が美味しく感じました。形もかわいくてオススメ。 なんか兵庫ってこういうローカルな魅力にあふれた駅(街)がいっぱいありますよね。それもあって「スカイマークで羽田⇒神戸空港⇒兵庫県内ぶらり旅」が気に入っております╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
2017.05.15
関西へ行く機会があると「阪急そば」「山陽そば」「南海そば」あるいは「高速そば」へどう行こうか、毎回とても悩みます。 と言いつつやって来ました「阪急そば」桂店さん。阪急そばは十三の「若菜」しか入ったことがなく、スタンダード阪急そばは初です。阪急桂駅の改札を出、階段を降りたすぐ右手にあります。券売機はなく、お店に入って口頭注文する店舗。お店の看板やのぼりのフォントが「阪急そば」スタンダードとはちょっと違うな(色合い・文字ともソフトな感じ?)と思ったら、何年か前にリニューアルされた模様。その際に券売機もなくなったようです。確かに、店頭に券売機がない方が、一般的には女性にとって入りやすいかも(駅そばに慣れた私は「あれ?券売機がない!!」と戸惑いました。笑)。関西に着いた時点であまり体調がすぐれず、もともとの予定を消化しきれない感じだったので急遽旅程を変更。「阪急そば」のある駅を検索し、途中の桂駅で降りてお昼ごはんをいただくことにしたのでした。阪急そばも食べてみたいメニューが多々あるのですが、この時の気分は ・ふっくらジューシーお揚げが食べたい ・阪急そばといえば!の「かやくごはん」をぜひとも食べてみなければ両方を味わえる「かやくごはん定食(540円)」に決定。定食メニューは各店舗で選べるメニューが異なり、桂店ではきつねそば・うどんのいずれかを選択するようになっていました。お昼時に入店したためお客さんが多く(10人近く入ってました)、店内写真は撮りませんでした。この店舗は全席座れるタイプ。外向き(低め)・厨房向き(高め)のカウンター席があり、今回は厨房を見る側に座りました。店員さんは主に注文をさばく女性2名+厨房を回す男性1人の3人体制。注文が入ると麺を温め、丼につゆマシーンからつゆを注ぎ、かやくごはんは炊けている釜からよそう感じで時間はかかりません。注文から1分足らずで登場、きつねそば&かやくごはん&お漬物が「定食」の構成です。お漬物は刻みたくあん。 まず目に入るのはきつねそばのお揚げの大きさ。真ん中を浸して丼にやっとおさまるくらいの大きさ。デカイw(*゚o゚*)w!そしてとってもジューシー! つゆは関西スタンダードで色が薄く、だしがきいています。甘いお揚げにつゆを含ませるとよりジューシーで柔らかくて美味しい(○´∀`)ノつゆ・お揚げの味付け共にやさしめなので、七味や山椒をかけるのをややためらいます。山椒試してみればよかったかな。麺はやや細めで、「若菜」でも感じましたが量はちょっと多めかも。かやくごはんを食べたくて欲張って定食にしたものの、麺をだいぶ残してしまいました。かやくごはんテイクアウトできればいいのにな。 そしてかやくごはん。だしがとてもきいています。市販の松茸ご飯の素的な香りもしつつ、ささがきごぼう、にんじん、椎茸、鶏肉等の具が細かく刻んで入っています。単品だと210円だったかな?口頭注文店舗なので、いったん麺類を注文してから「やっぱ追加ええ?」とかやくごはんを追加される方もちらほらいらっしゃいました。 お客さんの男女比は6:4ぐらい。座れる店舗だからか、女性もけっこう入っています。年齢構成もばらばらで使い勝手の良い店舗という感じ。厨房が広いので、お店の方ものびのびやっている感じ。雰囲気も良かったです。急な予定変更でしたが、桂、久々に立ち寄れてよかった。また機会があれば立ち寄りたい店舗です。ごちそうさまでした!・実食日:2016年4月21日(金)12時40分頃・立地:阪急電鉄桂駅改札外・席タイプ:全席着席(10~15人程度かな?窓向き&厨房向きのカウンター席。広いです)・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(きれいで広めの明るい店舗です。ゆったり落ち着けます)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(3~4人体制。「慣れたチーム」という感じでした)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(阪急そば標準です)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(完全着席の明るい店舗で入りやすい。女性客も多いと思います)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(座れるのは魅力ですが改札を出ないといけないので、私は改札内の他店舗を優先するかも知れないな)阪急そば 桂店 (そば(蕎麦) / 桂駅)「阪急そば」は改札外の店舗も割と多いんですよね。全席座れる店舗はファミレスみたいな感じもして、駅そば派的には「ちょっと違ったかー」という感じもしなくもないですが、女性には入りやすいと思います。西京極店も改札外ですが、サンガのホームスタジアムが亀岡へ移転すると行く機会が激減しそうなので、行けるうちに行っておきたいな。いやハンナリーズで行くのか?そんなこんなでそろそろ成田空港へ向けて出発です。横浜からだと成田が遠くて交通費もかかるためLCCは今まで敬遠ぎみでした。初めて乗るLCC、座席指定等にいちいち手数料がかかるのか!といろいろ新鮮です。時間通りに飛ぶとよいのですが。第3ターミナルも初めて行くなあ。そんなわけで札幌へ行ってきます。また今夜、札幌ドームでお会いしましょうー(○´∀`)ノ
2017.04.24
春の青春18きっぷの季節ですね。この春はけっこう電車に乗っています。というわけで、今回はこちら。 伊豆箱根鉄道の三島駅です。JR改札内からも連絡できますが、JR側の改札を出てすぐ右手に立派な駅があるのでこちらから。三島に来た主な目的は、昨夏自分の中で宿題になっていたこのお店です。 昨年の夏に沼津・富士・修善寺あたりを電車で旅した際、この「名物三島そば」さんはリニューアルオープン直後で営業開始が11時と(駅そば店としては)遅く、予定が合わずに入店できませんでした。とは言えこちらには駅そば界で有名なご当地名物があるのです。 椎茸そば。この辺りで採れる椎茸を甘辛く煮込み、おそばにたっぷりとのせた一品だそうで、修善寺の駅そば屋さんでも名物として提供されていました。肉厚の椎茸、コリコリしてるのかなあ、それともじゅわっとくるのかなあ、いずれにしても美味しそう!と思いつつおなかに余裕が…というわけで宿題となっていたのです。今回はおなかを空かせてやってきたのでいざ!実食o(゚ロ゚o)!!!というわけで入店。2017年3月現在は10時開店です。平日の10時ちょっと過ぎ、その前に入っていた4~5人のグループ(電車好きか伊豆旅行の男子学生グループという感じ)がちょうど出た後で、先客はなし。静かで落ち着きます。伊豆箱根鉄道の改札内外両方からアクセス可能ですが、店内が広そうなことは前回リサーチ済だったので、中でゆったりいただきます。券売機は改札外から入った場合は店内、改札内からの場合は店外にあります。 店内はこんな感じ。正面に立席テーブルや券売機があり、 左右に4~5席ぐらいずつ椅子席があります。こちらは左奥。 何枚も張られた「揚げたてフライドポテト」や季節限定メニューも気になりますが、 やはりイチオシの「椎茸そば(400円)」を注文。感じのよい穏やかな女性お2人体制でした。 注文してからおそばを茹でるので2~3分かかりますが、この辺りのおそばは麺も美味しいので生麺はありがたいですよね、というわけで登場。じゃん おお~おそばもつゆも美味しそう(ノ*゚▽゚)ノ゙麺は平打ちでのど越しがよく、とても美味しい。 つゆは色が濃く、甘みもしっかりある沼津で食べたのに似たタイプ。でもこの椎茸の甘辛煮がたっぷり(椎茸2~3枚分はのってそう)のせられたことで甘みが増している部分もあるかもしれません。 椎茸は軸に近いところはコリコリ、笠の厚みのところは柔らかジューシーで、こんなにどっさり入っているのに食べ飽きません。椎茸自体の旨味も十分。椎茸だけでだいぶおなかいっぱいになりそうな感じ(笑)椎茸ゾーンを片付けるとつゆの色がよくわかります。このつゆの味好きだなあ。麺もいい。三島コロッケをのせたおそばも美味しそう。 七味は開封時期がきちんと管理されていました。この手のデータが容器に書かれているのは初めて見たなあ。 うん、とっても美味しかった(○´∀`)ノ来てよかったです。さすがはリニューアルが待たれていた名物店、麺もつゆもさすがのクオリティでした。特にこのつゆの味は静岡らしくてとても好き。また来たいお店が増えました。この後三島をぶらぶらして伊豆箱根鉄道で戻ってきたのですが、こちら側からだとこんな感じです。こちらから立ち食いでいただくのもいいですね。 三島はJR改札内に「桃中軒」、改札を出たところに「爽亭」と良店がひしめき合っており、どこで食べようか迷うほど。さらに修善寺もいいし、この辺りは駅そばの激戦区ですね。また来ます、ごちそうさまでした!・実食日:2017年3月7日(火)10時20分頃・立地:伊豆箱根鉄道三島駅改札内外両方可・席タイプ:立席3~4名+着席10名程度・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(広さは適度。リニューアルしたばかりとはわからない、良い意味でレトロな感じがあってよいです)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(穏やかで感じがよかったです。女性お2人でした)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(ご当地メニューに加え期間限定メニューや丼キャンペーンなど、工夫が見られます)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(着席だと外から姿が見えにくいので安心。オススメできます)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(次は三島コロッケそばを食べたいな)いやー三島いいんですよね、横浜から「ちょっとだけ遠出」するのに。私の自宅からだと片道だいたい2時間で行けるので、朝出て午前中ぶらぶらしてお昼を食べて帰ってくるとちょうどいい感じです。というわけでこの日三島ではもう1軒いただいて帰ってきました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !その話題はまた別途!三島そば (そば(蕎麦) / 三島駅、三島広小路駅)
2017.03.19
そんな訳で、富山の2店め。「立山そば」はJRですが、今度のお店はお隣の電鉄富山駅にあります。「越中そば」さん、地域を冠した店名は入ってみたくなりますね。 JR富山駅の向かって右側、駅から来る場合は左手に電鉄富山ビルがあり、スーパーもあって便利なのですがその駅ビルのチラシに大々的に「駅そば」が入っているのが新しい、それも「待合室」って新しい!と思いつつやってまいりました。今回は日程が合わず観戦できなかったカターレ。江角元気かなあ。 …という電鉄富山駅のさらに奥、というか右手に見える売店の奥に待合室の入口があり、 入ってみるとさらに奥にお店があったのでした。 ・・・なんかこう、中が見えないのでドア開けるのを若干躊躇する&外から見える照明の取り付け方がなんとなーく「駅そば屋さん」というよりは喫茶店、もっと言うと「スナック」っぽいと思ってしまうのは私だけでしょうか。なにぶん「駅待合室の奥」ゆえ「元スナック」ということはなさそうですが、日曜の朝10時過ぎ、いささか不思議な世界観が漂っています。とは言え最初から来るつもりで予定に入れていたお店なので思い切って踏み込むと、厨房をぐるっと囲むタイプのカウンターに高めスツールのやはり若干スナック仕様。内装が黒っぽい感じもスナック仕様。先客はカウンターの端と端に常連ぽいおばちゃんが1人ずつ、互いに話しかけているとも、TVを見ての独り言とも取れるような微妙~な会話が展開されています。しかも食べてるのは明らかにメニューにない何か(下のスーパーからの持ち込みっぽい。ドアの前の貼り紙に「アルコール持ち込み禁止」と書いてあったのは、アルコール以外は持ち込みOKということなんだろうか…)。――これはだいぶ、だいぶアウェーな雰囲気。旅行者とか相当入りづらいよщ(゚ロ゚щ)と旅行者の私は思いましたが時間はあまりない&目的はおそばなのでさっそく注文。もちろん券売機など不要の口頭注文です。 「越中そば」という店名なのに「うどんはもっちりシコシコ麺!」と書いてあるのはうどんの方により自信があるということかなあ、前日の立山そばもうどんに合いそうな昆布だしだったしな・・・と思いつつ、先客の方の丼をちらっと見るとつゆが黒く、漂ってくる香りもかつおや醤油の関東風。そして地元の製麺所かな、「石川製麺」というトレイが見えたのでやはりおそばをいただくことに。 「(白エビ入り)野菜かき揚げそば(450円)」、注文から1~2分で登場です。お店はいかにもベテランなおばちゃんが1人で回しています。1人でじゅうぶんです。セットものを頼んだのか、白いごはんを食べている先客のおばちゃんに「ちょっと待っててね」と言ってこちらを優先してくれました。 やはりこちらのつゆは関東寄り。かつおだしにお醤油、甘みもあります。食べ慣れた味という感じ。太めの茹で麺もいい感じでおいしい。 天ぷらは店内で揚げている感じではなさそう。朝10時台にして揚げ置きベタッと感がかなりあります。やっぱり下のスーパーから運んでくるのでしょうか。白えびは確かに入っており、白えびの味がちゃんと味わえます。 ・・・ん~、全体的に悪くないです。この世界観も、私嫌いじゃありません。が、どちらかと言えば冬の寒い時期に来た方がありがたみ&魅力を感じられるお店かなあと、なんとなーく思いました。寒い時期に冷えた身体を温める座って食べられるおそば。今回は10月頭で速足で歩くと汗ばむような陽気だったので、このお店全体に漂っていたけだるい雰囲気に自分を馴染ませることができず、「・・・場違いっぽいなあ私・・・」と思いながらおそばを食べ終え、まだまだ長居しそうな先客の方々より先にお店を後にしたのでした。おそらく平日に来たら全く違った客層になって、雰囲気もだいぶ違うんだろうなあ。「谷間の時間帯」に来ちゃったんだなという印象でした。次に来る機会があったらうどんを食べてみようと思います。ごちそうさまでした!・実食日:2016年10月2日(日)10時半頃・立地:電鉄富山駅待合室のさらに奥(改札外)・席タイプ:厨房向きカウンター椅子席6~7席ぐらい・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(独自の世界観ですが席間隔はゆったりしています)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(ベテランのおばちゃんが自分なりのリズムを持ってやっている、という感じです)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(白えびかき揚げを押しているので観光客も多い時には多いのでは・・・)・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.0(この時は女性しかいない店内でしたが、一般的に女性が入りやすい感じかと言われると、どうだろう。笑)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(うどんの麺が気になります)越中そば (そば(蕎麦) / 電鉄富山駅、電鉄富山駅・エスタ前駅、富山駅)主に地方へ行くと時々「このお店、元はまったく違った種類の飲食店だったんだろうなあ」という、ほぼ居抜きなお店に行き当たることがありますが(そういうの嫌いじゃないです)、今回は実際はどうなのかわかりませんがそうとしか思えない!という感じのお店でした。16時閉店ですが「実は夜はスナック」と言われたら「ですよね~ ゚.+:。(*-ω-)(-ω-*)゚.+:。ウンウン」といたく納得してしまいます(※違います)。お店のおばちゃんがまた、駅そばというよりも、常連さんが集うお店のママみたいな雰囲気なんですよ。この後先客の方のおそばを作って出すと「かまぼこやら要らん」「あらそう?」みたいな会話が展開されていて、どこかのおうちに間違って入り込んでしまったような独特な空気感でした。とは言え、前日とこちらとでつゆの味があまりに違い、どちらが富山スタンダードなんだろう…とわからないまま富山を後にすることに。この後西へ向かい、途中高岡で途中下車するのですが、そこのつゆもお醤油ベースで甘かった。もうちょっと別のお店も探してみないとなあ。ふう、今週は週明けから深夜残業だったせいかちょっとしんどいなあ…。季節の変わり目で暑かったり肌寒かったりの差が激しく、空気もかなり乾いているので、みなさんも体調管理に気を付けてくださいね~
2016.10.25
関西遠征2日目の朝、前日からいろいろ考えやって来たのは、主に乗り鉄方面の方々からオススメ頂いていた宿題店です。やっと来れた、嬉しい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! ええとツッコミどころは複数ありますが、まずは90度回転してもう一度お店場所の特徴をご覧ください。ここは改札を入ってホームへ向かう途中の場所。スペース自体は広々としていますが、とは言えお店を出す場所としては一般にちょっとない特徴があります。 …おわかりでしょうか?しつこいようですがもう一度「寄り」で。 えー、のれんや看板と床面とを比較して頂ければ明らかなとおり、傾斜地に、傾斜があるまま斜めに作ったお店のこちらが神戸高速鉄道新開地駅改札内にある「高速そば」さんです。「高速そば」という店名もおそらく狙っているのだろうと思います(高速道路か、或いはおそばが提供されるスピードが高速とか早食いしないといけないルールとか思いそうですよね)。――が、それ以上に「床が斜め」のインパクトがすごい。来てみると、見た目のシュールさ以上に斜めです。かなり斜めです。券売機は店頭。 「きざみ」や「こんぶ」、はたまた「キムチ」も気になりますが、ここでは食べるものは決めていました。店内は厨房へ向かう横一列カウンター・・・ですが、傾斜がきついためかカウンターが凸型になっています。背の低い私は低い側を選択。坂の上方と下方は、店内を観察するのに下方(向かって右側)が好都合だったのでそちら。白い制服のおじさんがワンオペでやってらっしゃいますが、厨房は1人で回すにはかなり広いので、曜日・時間帯のせいなのか、或いは以前は2~3人で回していたんじゃないかなあ。 麺はうどん・そばとも茹で麺使用。 店頭・店内にあるポップの紙がなぜか観葉植物みたいな柄なのが気になっていましたが、店内でより気になったのが、随所にあるこれ。サツマイモを発芽させて育てたやつが観葉植物的に飾られています。これもちょっとシュール(笑) というわけで、注文から1分ほどで登場「ぼっかけうどん(420円)」。 お箸がちょっと変わっています。菜箸みたいな、丸くて刻みがついているタイプ。滑りにくくてよいですが、ちょっと太い。さて「ぼっかけ」ですが、牛すじ肉とこんにゃくの煮込みのことをさします。柔らかくトロトロに煮込まれた牛すじの美味しさはもちろん、すじの脂やコク、お醤油の味がしみたこんにゃくの味と食感がポイントの神戸市は長田区の名物だそう。Jリーグのスタグルでも「ぼっかけ焼きそば」や「ぼっかけ丼」がありますが、てっきり岡山名物だと思ってたなあ。岡山の居酒屋さんにもよくありますよね。そんな「ぼっかけ」、前日の「山陽そば」さんでも美味しいと言われていましたが、おなか都合で食べられなかったので今日は絶対食べよう、けどこれきっとおそばよりうどんの方が合うよね??と思ったのでうどんを選びました。 こんにゃく美味し~いヾ(o´∀`o)ノ小さめの賽の目に切られているこんにゃくに、意外なほどよく味がしみています。すじの味はマイルドですがこんにゃくにしみた醤油味と食感がとてもよくきいている!駅うどんは一般にコシがなく柔らかいので、その点でもうどんに合わせて正解だったかも。それと、「高速そば」さんのつゆはもともとはけっこう薄味のやさしい感じの味。それはそれで美味しいですが、「ぼっかけ」をのせることでほどよい甘辛味が加わって、特に「甘み」がいい感じになじんでいます。うーんこれやっぱりうどんが正解だったと思うなあ~(๑╹ڡ╹๑)モグモグ美味しかった。駅うどんにおける「うどん」っておそばに比べて味・食感の主張がないので、白いご飯みたいな役割だなと思っています。ぼっかけのようにそれ自体味が濃く、ごはんに合わせて美味しい具の場合、おそばよりうどんが合うことも多いよね、というのが今回の感想でした。日曜の朝、もともとお店が比較的空いている時間帯だと思いますが、お客さんは私以外は男性1人と女性お2人組。前日行った2軒も、その前に行った店舗もそうでしたが、関西の駅そば店は関東と比べ女性のお客さんが普通に多いです。ごく当たり前に日常的な「ごはんを食べる場所」として馴染んでいるんですね、とってもいいなと思います (○´∀`)ノ・実食日:2016年7月31日(日)10時半すぎ・立地:神戸高速鉄道新開地駅改札内・席タイプ:立席一列カウンター、7人程度・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(広さは適度。古めの店舗ですが掃除は行き届いています)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(淡々とした感じのおじさんでした)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(変わったメニューが割とあります)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(女性客も割といます。入りやすい方だと思う)・リピートしたい度:★★★☆☆4.0(気になったメニューを試しにまた来たいな)高速そば (立ち食いそば / 新開地駅、湊川公園駅、湊川駅)いやー個性的なお店でしたね~、店舗それ自体のシュールな感じもなんともたまりませんが、その中で出てきたぼっかけが想像以上に美味しかったので(業務用を使っているとは思いますが)、個人的にはたいへん満足いたしました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !既に降り出しているところもあるかな、今日はこの後明日の昼間まで雨になるようです。おそらく明日の試合までには止むと思いますが、みなさん明日は気を付けて横浜までお越しくださいね(○´∀`)ノそれでは明日、三ツ沢で!
2016.09.01
阪神尼崎駅から向かったのはこちらの駅でした。 山陽電鉄垂水駅。ここ2~3年、神戸遠征ついでに須磨や明石など兵庫県内を巡ることが多いので、山陽に乗る機会が増えました。その山陽電鉄が沿線内に複数店舗を構える「山陽そば」さんは、駅そば巡りを始める前から少々気になっておりまして、実は今年4月にそれ目的で明石まで行ったんですよ。しかーし駅工事中につき休業中ガ━━Σ(´・ω・|||)━━ンまあその時は明石で美味しいものをいろいろ食べて満足して帰ったのですが「山陽そば」自体は未食、その後駅そば巡りを始めたならば必ずや行かねばなるまい!と思っておりました。というわけで、確実に営業していることが最新情報で確認できた垂水店にやってきたのでした。電車を降り、さてさてお店はどちらかな、と思ったらなんだかすごく宣伝されてるΣ( ̄口 ̄*) 駅コンコースの広告がこれってすごくないですか オオオォォォ!!(ノ゚□゚)ノ いやましにも増す期待感、上の写真の角を曲がるとあった! 想像していたよりも大きいです。5~6人でいっぱいかなと思っていたら、改札外から入るお客さんの方が多いようで、この時7~8人は入っていたと思います。厨房を囲むL字立席カウンターの長辺だけでなく、短辺も半分以上が外からのお客さん。改札内側は可動式のこれで区切られています、この辺りのゆるさというか臨機応変さ加減、いいですねー╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 券売機はのれんをくぐったところにあります。この時は混んでいた&改札内側が狭かったので、じっくり選ぶのを遠慮してしまいましたが安い!他の駅そば店に比べ、数十円安い価格帯の印象を受けます。特にお肉系のメニューがとても安い。 ぼっかけ、角煮、昆布等も美味しそうだなーと思いつつ、2時間前に天ぷらそばを食べてしまったのであっさりした「きざみそば(310円)」を選択。店内は3人のおばちゃんが「給食室」を思わせる見事な連係で回しています。食券を渡して数十秒でできあがり! 美味しそう、そしていい匂い( ̄∞ ̄)クンクン厨房が広いからか、店内にだしのいい香りが漂い、昆布とかつおの優しい香りに癒される&湯気でスマホのレンズがたちまちくもります(笑) つゆの色は「阪神」に比べて濃いめ。味もそうで、私はこの味がとても舌に合いました。このつゆならうどん・そばどちらでも美味しい。 「きざみ」は京阪の「麺座」でも食べましたが、そちらに比べ白い部分が厚い、味のある油揚げを使っているのできざみ自体がとても美味しい。白い部分がつゆを吸った優しい味が最高ヾ(o´∀`o)ノ きっとおいなりさんも美味しいんだろうなあ~。1個単位で買えます。ケース内では3つずつ並んでますが こんな風にいろんなサイズの小皿があって、数に応じたお皿に取ってくれます。後から来たおじさんが口頭で「いなり」「いくつ?」「ん~、今日は1つでええわ」的に注文していていい感じでした。 そう、ここは味も気に入りましたが雰囲気がなんともよかったんですよ。高校生ぐらいのカップルが並んで仲良くうどんをすすっていたり、綺麗にお化粧した上品な感じのお姉さんもいたり、いかにも地元のおっちゃんみたいな人もいたり、そういうみんなが場所を寄せ合って空間を共有している感じがいいなあと思いました。広い厨房がまたいい。ホント「給食室」を思わせる広さで、長靴をはいたおばちゃんたちがたっぷり水を使って調理や洗いものをしていて、なんだかとても懐かしい。 お店の隅っこでそういういろいろを観察しながら美味しくきざみをいただき、つゆもほぼ完飲して大満足でお店を出、何気なく再度ポスターを見ると この天ぷらは・・・Σ( ̄口 ̄*)と言ってピーンと来る方、どれぐらいいらっしゃるでしょうか?全国的には「どん兵衛に入ってそう」なこのテの天ぷらを駅そば・うどんの天ぷらとして知っている方って実は多くないんだな(全国区ではない)というのを、駅そば巡りを始めてから薄々感じておりまして。私が幼少期に食べた秋田市(秋田駅、土崎駅)ではこれによく似た「薄くて揚げ玉を固めたようなタイプで小海老がちょっとだけ入ってる」タイプが「天ぷらそば」の天ぷらでしたが、関東ではかき揚げ、西日本では海老天になったりしますよね。近畿内でも分かれるようなのでこの辺りの分布ってどうなのかなあと気になっております。次来たら「山陽そば」の天ぷら食べてみなくては╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !・実食日:2016年7月30日(土)13時頃・立地:山陽電鉄垂水駅改札内外いずれも可・席タイプ:立席L字カウンター、10人強程度・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(適度な広さです)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(忙しそうですが感じはとてもよいです)・メニューの魅力:★★★☆☆4.0(工夫があってしかも安い!)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(女性のお客さんが普通に多いです。半分は女性だった)・リピートしたい度:★★★★☆4.5(同チェーンの他店舗も回ってみたい)山陽そば 垂水店 (立ち食いそば / 山陽垂水駅、垂水駅、東垂水駅)「阪神」とだいぶテンションが異なるエントリになりましたが、雰囲気の違いが大きかったかなと思います。「阪神」はお店の感じがちょっとだけギスギスしていて、旅行者の私はリラックスできなかった。こちらはオープンで和めるというか、入って行きやすく自分のペースで食べられるし、いろんなお客さんがそれぞれに美味しく楽しそうに過ごしているのが目に入って、なんとなく嬉しい気分になったんですよね。味も私が食べて育った味、自分が温かいうどん・そばを作る際のつゆの味に比較的近い、かつおだしと薄口醤油が濃いめの味で落ち着きました。ちなみに「山陽そば」へは行けなかったものの、4月に行った明石では、揚げたてアッツアツのたこの天ぷらやお惣菜風の天ぷら等を美味しくいただきました。楽しかった。 改めて明石店へも行かないとなあ~
2016.08.31
ここからまた数回にわたって7月末の関西遠征時のエントリが続きます。新大阪で新幹線を降り、何回かの乗り換えを経て最初に向かったのはこちら。 阪神電鉄尼崎駅コンコース(改札内)にある「阪神そば」さん。阪神沿線内に駅そば屋さんは他にもあるようですが、「阪神そば」という屋号のお店は現在ここだけです。学生時代から関西へはよく遊びに行っていた私ですが、近鉄、京阪、阪急にはよく乗っていたもののその他の私鉄、特に阪神は最もなじみが薄く、あまり乗った記憶がありません(それに関西の私鉄は相互乗り入れが多いので、乗っているうちにいつの間にか山陽になってたりするし)。今回意識して乗ってみて、改めてここがトラさんゾーンであることがよくわかりました。新鮮です。さてさてそんな「阪神そば」さんの特徴は「だし」にあると言われています。 「阪神そば」なのに北海道産の昆布を前面に押し出している(店内に昆布の産地の記載があった、たしか沖縄産もあったはず)のがなんだか不思議な気もしますが、関西風のつゆと言えば昆布。昆布と言えば北海道。その昆布とかつお、鯖節でとった濃いめのだしが「阪神そば」の魅力だと聞きます。券売機は店外。日曜の10時半過ぎ、お昼には早い半端時間ですがオール立ち食いの店内には2~3名の先客がいて、券売機前にも常に人がいる感じ。メニューはこんなです。 「きざみ」にも惹かれましたが春菊入りのかき揚げってどんなかな?と「春菊入りかき揚げそば(390円)」を選択。店内はカウンター前に2人、奥にも1~2人店員さんがいて「(お客さんの収容人数の割に)店員さん多いな」という印象。てきぱき注文をこなしているお姉さんに食券を渡し、1分かからずできあがり! なるほど。一見して昆布ベースとわかる透明感、鯖節特有の香り、「ザ・関西」なつゆですね。 麺は茹で麺でかなり柔らかめ。駅そばのスタンダードな麺ですが、ちゃんと「おそば」の香りがするタイプ。 天ぷらは揚げ置きでわりと油っぽく、粉多めのモッサリ系。春菊も思ったより量が少なめ。 ん~、個人的な好みですが、「ここはうどんを食べるのが正解なんだな」というのがこの時の感想です。そばも悪くはないですが、ここのつゆの魅力を堪能するのにベストなのはおそらくそばよりもうどん。私の想定よりもつゆの味が薄かったことがその理由です。そばの麺にあまり合ってない・・・というか、夏場の汗をかく時期としては塩分が薄く、味が若干ぼやけてしまっていました。このためつゆの「香り」はそこそこ濃いものの、茹で麺の香りがそれを消してしまい、揚げ置きの天ぷらも香りの邪魔をしてしまっていてもったいないなかった。――ただ、これが「そば」ではなく「うどん」(それも関西の立ちそばの典型的なソフト麺みたいな麺)だったら?と置き換えて想像するとかなり美味しいと思います。この天ぷらも本来そばよりうどんに合う天ぷらだと思う。そばで合わせるならたぶんわかめやきざみなんだろうなと思いつつ、足りない味を七味で補います。「七味」と「ゆず七味」があるのが関西っぽい。 というわけで、期待値が高かった分ちょっと「注文間違えたなー」という感じでした。おにぎりも明らかに「型入れ」製法だったのがちょっと残念。でも関西の駅そば・駅うどんで見かけるおにぎりはだいたいこのタイプなので、こちらではそれがスタンダードなのでしょう。「駅そば立ちそば」に関しては私の舌や知識は完全に「関東育ち」。関西スタンダードの魅力を存分に吸収できる素地はまだできあがっていないようです。正当な評価ができていないみたいで残念。もうちょっと関西・西日本を攻めてから、また食べに来ようと思います。・実食日:2016年7月30日(土)10時半すぎ・立地:阪神電鉄尼崎駅ホーム階段下コンコース(改札内)・席タイプ:立席一列カウンター、7~8人程度・清潔感、広さ:★★★☆☆3.0(スタンダードな横一列立席)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(愛想はあまりない方かと(笑)おばちゃんたちの迫力に少々気後れしたかも)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(たぶん関西スタンダードです)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(女性客も割といますが、うどんをさっとすすって出る男性が多いです)・リピートしたい度:★★★☆☆3.5(あるべき評価ができなかったのが心残りです)阪神そば (そば(蕎麦) / 尼崎駅(阪神)、大物駅)食べログ界には時々ちょっと驚くほど(そのジャンルに対して)評価が高い店舗が出現しますが、ここもそれかなとちょっと思ってます。比較的単価の低い有名店(TVとかに取り上げられた店)に出てきがちですが、普段そのジャンルを攻めない方々や旅行客が珍しさも手伝って高すぎる点数をつけてしまうからで、日頃そのジャンルに慣れ親しんでいる層とは違う評価が多いんですよね。その意味では私も「関西風駅そば」の舌が出来上がっておらず、正当な評価ができてないなあというのをこのお店に関しては思いました。この時の遠征では4軒お店を回っていますが、その意味での心残りを最初に感じて気を付けたからか、後のお店は全てかなり美味しく感じているという(笑)個人的には「そば」「うどん」のどちらかに特段強いこだわりがある訳ではなく、どちらかと言えば「そば」より「うどん」で育ってきた私ですが、関東の立ちそばではうどんより断然おそばの方が美味しいと思います(お醤油ベースのつゆに麺が合うから)。なので立ちそば屋さんでうどんを選ぶことにまだ若干の抵抗があるのですが、関西の昆布系のつゆはどちらかというとうどんに合う気もし、西日本での注文時には迷うことが増えそう。食文化奥深い…。さてさて今夜はルヴァンカップ準々決勝。既に味スタ行きたいけど行けないщ(゚ロ゚щ)(※北斗さん先発見込み)になっている私ですがもちろん迷わずNACKへ行きます。ニャオざねさんのショーの記事間に合いませんでしたが熊谷までににゃんとか…。ではではまた後でNACKでお会いしましょう~
2016.08.29
関西の私鉄の中では、阪急に乗るのが特に好きです。 好きな理由はいくつかあって、列車の種別(普通/特急等)で車両のタイプが違うことや、運行範囲がとても広いので路線図を見るだけでも楽しめること(私路線図や時刻表でお酒呑めるタイプです)、それとなんといっても!営業区間が長い特急列車に乗った時のごんごん飛ばして行くあの感じがたまりません╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !上の写真は典型的な阪急の車両の特徴「ドアが1枚でガラッと大きく開く」タイプで「ごんごん飛ばす揺れ&疾走感」と合わせて京急電鉄の特急にたいへん似ていると個人的に思っていますが、阪急と京急ではエリア文化がかなり異なります。前者はどちらかといえばハイソな感じ、後者は神奈川のしかも海沿いなのでちょっと独特。どちらも乗り鉄にとって魅力的な路線であることに間違いないですが、やはり京阪神を縦横にカバーする阪急界への憧れは強い!――というわけでやって来たのはこちら。 ええと「阪急はハイソっぽい」発言を真っ向からくつがえすような駅を登場させてしまいましたすみませんm(_ _)m「十三(じゅうそう)」と聞いて「???」と思われる方へは…ええと、かつて20代の私が大阪出張するというと、関西支店の先輩に「十三はなんも知らんと女の子ひとりで行ったらあかんよ」と言われていたかなーりディープな街(らしい)。ゆえにこれまで降り立ったことがありませんでした。とは言え阪急の全ての列車が停まる重要な駅だけあって、改札内にはいろんなお店がありました。 大阪といえば!の551蓬莱(豚まんもしゅうまいも好きー(○´∀`)ノ)をはじめ、おにぎり屋さん、コンビニ、和菓子屋さんと、いろんなお買い物が改札内で完結してしまいそう。その中にどーん!とあるのが、本日の目的店、「阪急そば 若菜」さんです。 「阪急そば」もまた、駅そば巡りを始めた時点で周囲の方々からオススメされた駅そばチェーンのひとつで、最初に「どの店舗」へ行くべきかはかなり迷いました。この時はサッカー観戦での上洛だったので、単純に西京極店へ行くという選択肢もありましたし。しかーし!阪急そばといえばコレです。 ネット上ならず今では首都圏の駅そば・立ちそば界へその影響が広がっているダブル炭水化物&油脂の超身体に悪そうなジャンキーメニュー「ポテそば」。その元祖がこちらの店舗、十三店さんなのですo(゚ロ゚o) ちなみに通常の「阪急そば」よりもメニュー等を少しグレードアップさせたのが「若菜」で、現在「若菜」は十三店・西宮北口店・塚口店の三店舗のみ。中でも十三店と西宮北口店は、ちょいちょい新メニューが話題に上る「攻め」の店舗です。これは是非とも行ってみなければ!という訳で入店。入ってみて驚きましたが、ここはセルフではありません。全席着席&注文はホール担当の方が聞きに来てくれて、出来上がると運んできてくれて、精算もレジで後払い。ほぼファミレスです。メニューもこんなです。 名物は十割そばだそうで、こうなるとつまみを頼んでビールを…と行きたくなりますがここはガマンです。だって目的決まってるんだもん!注文から3~4分で登場、念願の「ポテそば(370円)」╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! なんとなーく「居酒屋でおつまみにポテト頼んでシメにかけそば頼んだのが一緒のお盆にのってる」的な画に見え、やはり「おねえさーん、ビールとあとポテトのケチャップくださーい!」と言いたくなりますがぐっとガマン。まずはポテトをつまんでみます。 ・・・あれ?なんだかとても「軽い」です。フライドポテトっておなかにたまる食べ物なので「ポテそば」と聞くとものすごくお腹がふくれそうなイメージでしたが、とても軽い。噛むともうなくなるぐらい、と言ったらさすがに言い過ぎですが、噛んだ瞬間にクシュッとつぶれてボリュームはかなり少ない。それ用に開発したのかなあと思うような軽~いポテトです。なのでこれは本当につゆに浸した方が美味しくなるのかも、と思い、まずは少量浸してみます。 あっその前に、なにも入れる前の「かけそば」の状態はこちら。 つゆの色は関西としてはやや濃いめでは?という気がします。かつおはかなりきいていますが、醤油の味も割とするタイプ。麺は「若菜」は注文後に茹でるので、程よく歯ごたえがあります。これなら冷たいおそばもいいかも。 けど「かけ」はやっぱりちょっと物足りないかな、というわけでポテトを少量入れた状態に戻りますがΣ( ̄口 ̄*)!!! ちょっと驚きです。揚げたてのポテトをつゆに入れると「ジュワッ」となる予想はしていましたが、「ジュワッ」というより「クシュッ…」なんですよ。つゆに浸した瞬間からポテトの「立った感じ」がしぼみ、余分な油はつゆと融合、ポテトはボリュームを失いつゆの味を控えめに吸う感じ。この時点でのポテトはなかなか美味しいです。これでビール飲めそう。でも、 麺と一緒に食べてみると、やはり浸した瞬間からボリュームがなくなるポテトの真価が正しく発揮され、麺・つゆ・つゆの味を少しだけ吸ったポテトの三者がいい感じに口の中に入ってくる感じ。これは確かにアリ。というわけで 結局はめんどくさくなって「えーい!」と全部投入して美味しくいただくことになります(笑)けど、意外なほど「ジャンキーな感じではなかった」ことに驚き。ここから得られた発見は、個人的には「細めのポテト(マクドみたいな)に関西風のつゆをかけると美味しいのかもしれない(。-`ω´-)ンー」という想像で、個人的にはポテそばは関西風のだしの方が合うのでは?というか、ポテトのタイプとつゆが変わるとまったく別の食べ物になりそうな気がします。私じゃがいも好きなのでその辺りはけっこううるさいと思います。そんなこんなで、お昼のピーク時(12時頃入店)にもかかわらず接客は丁寧かつ的確で、出てくるお料理もとてもちゃんとしていた「阪急そば若菜」さん、やはりさすがは阪急です。…とか言いながら、食後にお手洗いに入ったら「注射器等のゴミを捨てないでください」との注意書きが女子トイレの個室内に貼られていましたヒイィィィ!!(´Д`ノ)ノやはり十三、ディープな街です。・実食日:2016年6月30日(木)12時頃・立地:阪急電鉄十三駅改札内(2・3号ホーム前)・席タイプ:全席着席、30席ぐらい(カウンター多め&テーブル数席)・清潔感、広さ:★★★★☆4.5(席数が多くてきれい。ピーク時でもゆったり座れて驚きました)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.0(とてもちゃんとしています。この価格でホールに3人もいるなんてすごい!と思った)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(奇抜な「攻め」メニューだけでなく、ちゃんと「美味しいものを食べたい」方向けのメニューも揃えてあって「なるほど~」と思う)・女性でも入りやすい度:★★★★★5.0(文句なしだと思います)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(十三へ行くかどうかは別ですが「阪急そば」「若菜」はリピート必須だと思う)阪急そば若菜 十三店 (そば(蕎麦) / 十三駅)いやーすごかった注射器…さすがは十三です(だって阪急の他の駅のトイレでそんなの見たことないよ)。最後にヒヤヒヤさせてくれました。行ったのが某有名人が逮捕された直後ぐらいだったのでなおのこと。いやトイレのゴミ箱にさりげなーく使用済みの注射器入ってたら超こわいヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!というインパクトをもって、駅そば巡り関西編第1弾は終了です。第2弾も楽しかったので早く書きたいのですが、例によって1か月遅れ進行なので(笑)今しばらく順番をお待ちくださいませー
2016.08.01
土曜日にアップしたくて書きかけていたのですが間に合わず「実食日から1月遅れ」がさらに数日進んでしまった…がんばります。というわけで次なる駅はこちら! 京阪電鉄丹波橋駅。かつて学生時代、奈良の大学に通う友達のところに泊めてもらって京都へ行く際、乗り換えでいつも使っていた懐かしい駅です。京阪・近鉄で駅そばのお店ないかなあと探していて発見。改札口の真横にある「麺座」さんが、今回の目的店です。改札内外両方から入れ、今回は近鉄を降りて歩いてきたので改札外から入店。 定番メニューはこんな。やっぱり「そば・うどん」ではなく「うどん・そば」なんですね。 「麺座」さんのにしんそばはにしんが大きくて美味しいと聞いたことがあり、気になってはいるのですが朝なのでまだそんなにおなかが空いてない。。。そんな時には関西の定番、これです!じゃん 「きざみそば(330円)」、安い!「きざみ」をメニューで見て「???」と思う方も多いかもしれません。主に北日本~東日本で生まれ育った方はそう思われたのではないでしょうか。「きざみうどん・そば」って、関西の駅そば屋さんには当たり前にありますが、関西以東では滅多に見ない(未だに見たことない)ですもんね。私はこれがかなり好きです。というのも子供の頃~30歳ぐらいまで私は「甘いお揚げ」をはじめとする「甘い味付けのお料理」が苦手だったためで、今でこそ甘いお揚げのきつねうどんやおいなりさんも喜んで食べますが、ちょっと前までダメだったんですよね~。なので油揚げや厚揚げは大好きでも「きつねうどん」は得意ではなく、京阪神へ遊びに行って何気なく見かける「きざみ」を友達に「何?」と尋ねると「えっ知らないの!?」的に逆にたいそう驚かれ、食べてみて大好きになったのでした。関西の駅そば屋さんで「きざみ」を食べるのは初めて。平日10時過ぎで先客はなく、おばちゃんがささっと作ってくれるのを見る・・・間もないぐらいの速度で提供。席は厨房を囲むコの字型カウンター、全席椅子です。 油揚げを取り出してざっと刻み、温めた麺にのせてつゆを注ぎ、青ねぎをON。お店の特性かおばちゃんの性格なのか、ここのきざみはかなり太め。 麺は関東のに比べて色が黒めでそば粉の含有量が多そうに見えますが、そばの香りはあまりしないタイプ。でも「駅そば」としては悪くないです。 写真でお分かりの通り、油揚げの切り方、麺の太さ共にやや太めですが、「麺座」さんのつゆにはよく合っています。この時点で私は関西の駅そばのつゆを「飲み比べ」できるほど飲んでいませんが、前日の「天王寺うどん」さんに比べると香ばしさが強めのタイプ。かつおがかなりきいています。それを太めに切った軽い油揚げがたっぷり吸ってうまーい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !麺の量もやや軽めで、おにぎりやおいなりさんをつけるお客さんが多いんじゃないかな。食べている間に改札内からおじさんのお客さんがお2人入られましたが、お1人はおにぎりつきのセットメニュー、お1人はさっと「素うどん」をすすって出ていかれる感じで、ああ関西ってこうよね、「かけ」じゃなくて「すうどん」なのよねえとひとり内心頷いておりました。期間限定メニューもあるようなのでまた来てみたいなあ。 その後関西の私鉄の駅そばを何社か食べ比べた8月1日現在の舌で言うと、このお店はすごく美味しい方というわけではなく、いたって中ぐらいといったところ。でも京阪電車好きだしこのお店の感じもわりと好きなので、また違う季節に来てみたいです。次はにしんそばかな・・・。ごちそうさまでした!・実食日:2016年6月30日(木)10時20分頃・立地:京阪電鉄丹波橋駅改札横(改札内外いずれからも入店可)・席タイプ:全席着席コの字カウンター(改札内外各5人ずつぐらい、計10人ぐらいかな)・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(広すぎず狭すぎず。適度な広さに適度なお掃除がなされている感じ)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(いたって普通の「関西のおばちゃん」な感じ)・メニューの魅力:★★★☆☆3.0(基本は定番で揃えている感じ)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(椅子席なので入りやすいですね)・リピートしたい度:★★★☆☆3.0(いろんな意味で標準店かなあ、という感じ)麺座丹波橋 (そば(蕎麦) / 丹波橋駅、近鉄丹波橋駅、桃山御陵前駅)そう、土曜日に新幹線の中で書きかけていた時点では「麺座」さんは「美味しい方」だと思ってたんですよ。最初にアップした京都駅が「がっかり」だったせいもありますが。ですが、今回土日で4店(というか4社か。笑)回って改めて振り返ってみると、ここは「ふつう」かなという感じです。悪くはないし、けっこう好きですが。関東風もそうですが関西風もやはりだし・麺ともに違いがけっこうあり、好みも分かれるのかも知れないなと今回回ってみて思いました。現状まだ「南海そば」は行けていませんが、私鉄系では私は山陽そばが総合的に(お店の雰囲気とかオペレーションとか込みで)いちばん好きかも。…とか言いつつ次回は阪急です(笑)阪急もいいですよね。電車が好き。…ふう、さすがに遠征の疲れが抜けず今日は午後から出勤ですが、なんとかがんばろう!暑いのでみなさんもお気をつけて、あと今日は雨になりそうなので傘も忘れずに!行ってきまーす
2016.07.31
首都圏チェーン2店を回った2日後、日帰りで福岡へ行ったわたくし福岡では「牧のうどん」へ行きたくなりますが、この日は雨で断念。代わりに帰りの空港内でおそばを食べてみたのでした。 「FLAp Kitchen 7番ゲート店」さん。店名よりも、おそらく「第2ターミナルから国内線に乗る際、出発ターミナル内で美味しそうなカレーの匂いを漂わせているカウンターのお店」と言った方が通りがよいのでは?と思います。私にとっても、福岡へ行くたびに長いこと「あそこのカレー美味しいのかなあ」と気になっていたお店で、昨秋とうとう!カレーを食べてみることに成功╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 「カレー(税込570円)」+「生ビール(中、税込500円)」。 えーと、カレーに関しては「ザ・業務用ビーフカレー」という感想です。ちょっと塩気が強いですが、ちゃんと具のお肉も入っていて悪くありません。空港内で500円は高すぎないと思います。同店の一番人気は「カツカレー(税込720円)」だそうで、ついつい食べたくなる気持ちはよーくわかります。いつ(どんな時間帯に)通ってもわりとお客さん入ってますしね。――しかしですよ。現在私のワンコイン系外食のターゲットはなんといってもおそばです。九州、特に福岡がコシゼロ系「食べても減らない」うどんの聖地であることはじゅうじゅう承知しておりますが、今回はおそばでキマリm9っ`・ω・´)シャキーンという訳で同店で実はわりと気になっていた「ごぼう天うどん・そば」を敢えておそばで食べてみることに決定! 時刻は17時ちょっと前。出張か何かの帰りなのか、同じ会社のグループとおぼしき50~60代のおじさまグループが「すでに市内で飲んだ後のシメ」的にうどんを食べる方、ビールを飲みつつおいなりさんを食べる方・・・はまだいいとして「お腹空いてないので付き合いでいるだけ」の酔っぱらった少々騒がしい方がカウンターを行ったり来たりしていて落ち着きませんが、お店の方々がいたってクールな対応をされているので気にせずいただきます。「ごぼう天そば(税込480円)」。 おおーさすが九州というか西日本、つゆの色が薄く澄んでいる(ノ*´∀`)ノとりたてて驚くほどのことでも・・・と西日本の方は思われるかも知れませんが、首都圏、それも都内を中心に駅そば・立ちそばを巡っていると、真っ黒に近いつゆに出会うことの方が圧倒的に多く、こんなに薄い色の、それもだしの香りが甘くかつ香ばしいタイプにはとても久しぶりに邂逅した気がしてくるのです。自然な薄味もポイント高い。それに、上にたっぷり載せられたねぎも「白ねぎ」ではなく細みの青ねぎ。ねぎは長ねぎ・青ねぎともに大好きなのでどちらも大歓迎ですが、やはり関東で青ねぎがのったおそばに出会うことは滅多になく、「さすが西日本!」とうれしくなります。 麺は細め。冷凍ものをさっと解凍している感じで、注文後すぐ出てきますがちゃんとコシがあり、ふんわり甘みのあるあごだしにぴったり。それに、つゆになじんだごぼう天がまた香ばしくて美味しい。ごぼう天って福岡では代表的なうどんのお供ですが、お店によって切り方が違うので味わいも違うんですよね。「FLAp Kitchen」さんのは斜めにスライスしたごぼうをかき揚げにしてあって、噛みしめて美味しくなるタイプです。うどん・そば用に七味・一味が置いてありますが、ゆず胡椒でも合うなあと思いながら完食。麺の量が多すぎず、つゆの味も優しいのでつゆも飲み干す方が多いんじゃないかな。個人的にはここの味は意外なほど気に入りました。とろろ昆布など、西日本らしい具がいろいろあるので、また福岡に来たら帰りに立ち寄りたいと思います。それに、カレーやおいなりさんだけでなく、サンドイッチ等持ち帰れるお弁当類も売っていて、好きなお店なんですよね。次は8月に福岡へ行く予定なので、時間があれば再訪したいな。ちなみに空港内にはうどん・ラーメンが食べられるお店がほかにも複数あります。でも「スタンド」の雰囲気・価格で提供しているのはここだけ。営業時間も長いので、ナイターの帰りにもささっと寄れるかもしれません。・実食日:2016年5月29日(日)16:50頃・立地:福岡空港第2ターミナル出発ロビー内7番ゲート付近・席タイプ:完全着席(カウンター20席ぐらい)・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(喫茶店みたいなカウンター、味があって好き)・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.5(てきぱきしていて気持ちがいいです)・メニューの魅力:★★★☆☆3.5(空港内にありそうでなかなかないバラエティ感かと!)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(通る人に丸見えなせいかおじさんが圧倒的に多いです。が、店員さんは女性なので女性一人でも入りやすいお店。おすすめします)・リピートしたい度:★★★★☆4.0(ごはん系メニューも美味しそう。もち豚の生姜焼きが気になっています)フラップキッチン 7番ゲート店 (そば・うどん・麺類(その他) / 福岡空港駅)「出発手続き後のロビー内」というのが個人的にポイント高いです。駅そばも改札内の方がより萌えるもんなあ~、そういう感じです。あごだしは九州では一般的ですが関東ではなかなか口にできないので、搭乗前にワンコインで食べられてうれしかった。薄味なのも嬉しいところです。…と書いていたら食べたくなって来たな~。関東であごだし系のお店ないかしら。。。
2016.06.20
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