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毎年言っている気がしますが、寒くなってくるとイギリス料理が食べたくなります、なぜか。寒い国のお料理だからかなあ。 こちらは昨夜の夜ごはん。イギリス料理食べたいと言いつつイタリア料理が混じっているのは、週末はダンナさんも私も「赤いの」(赤ワインのことを我が家では親しみを込めてこう呼びます)が飲みたくなるからです。というわけで、イギリス料理の代表格というか、寒くなってスーパーに白身系のお魚が並びだすと作りたくなるこちら。◆フィッシュアンドチップス&マッシーピーズ スーパーで鮮度がよさそうなサメの切り身を見ると、ダンナさんまで「フィッシュアンドチップスにしたら美味しそうだね」と言い出すほど、我が家では「フィッシュアンドチップスにする魚=サメ」的な認知になっております╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !フィッシュアンドチップスの我が家的な定番レシピは過去エントリのこちらをご覧ください。チップス(ポテトフライ)は生からの二度揚げがいちばん!香ばしくて、揚げている間もとてもいい香りがします。 サメはちょっとぶよぶよしていることもあるので、臭み取りと身を締めるために塩をして水分を出し、キッチンペーパーでくるんだ状態で冷蔵庫に1時間以上。そうして出た水気をきっちり拭き取ってから衣(または粉)をつけて揚げるととても美味しくできます。今回は衣をフリッター風にしたくて、市販の天ぷら粉をかなり濃いめに溶いて使ってみました。天ぷら粉衣、アリです。サクッと揚がって身はふっくら! これを食べたダンナさん、「俺やっぱりフィッシュアンドチップスはサメで作るのが一番美味しいと思う」だそう。おそらく日本で一般的に流通する魚の中ではサメが最も大きくて肉厚で食べごたえがあり、フィッシュアンドチップスに求める要素を満たしているからでは?と思います。現地ではおそらく大きな鱈が定番だと思うのですが、日本で売っている鱈は切り身になっていて小さいので、食べごたえの点でやや物足りない。だったらサメをガブッといきたい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! それと、半端に残った鯖があったので、残った衣をつけて揚げました。 揚げたてにカレー粉を振って、さらにマヨ(*´艸`*)鯖にはこういう味付けが合うなあ。美味しいです。 そして今回、マッシーピーズがうまく(美味しく)作れましたヽ( ゚∀゚)ノ マッシーピーズをフィッシュアンドチップスのサイドに添えてくれるお店は日本ではあまりないですが、現地では定番のサイドメニューのようです。しょっぱい&酸っぱいフィッシュアンドチップスの中にこれがあると、甘くてほっくりでとても美味しい(○´∀`)ノ作り方はとても簡単。冷凍のグリンピースをレンジで温め(生のを使う場合は柔らかく茹でる)⇒牛乳少々を加えてフードプロセッサーで滑らかにマッシュ⇒味付けは塩・コショウと、少量のバターです。以上!以前、缶詰のグリンピースを使ったらもともとついている味がしょっぱくてうまくできなかったので、冷凍または生の豆で作るのがいいようですね。以前お店で食べて美味しかったところではもっと滑らかにマッシュされていましたが、その辺はお好み&気分に合わせればよいと思います。フィッシュアンドチップスの衣も現地の正統派ならビールで小麦粉+卵+ベーキングパウダーを溶くのが正解ですが、我が家で「抜栓したビール」があることはまずないので、私は粉だけつけるか、あるいはフリッター風にどろっとした衣を作ればOKだと思っています。日本ではお店によってはパン粉衣のフィッシュフライを出すところもありますが、これも気分次第でアリかと。要はその時美味しく感じるように作れればOK╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !というのが、家庭料理のいいところですよね。◆茄子のモッツァレラサンドオーブン焼き モッツァレラが食べたくなって買って来たものの、カプレーゼはもう寒くてあまり食べたくない(身体を冷やすので)、加熱しようか…と考えて思い出したのがこれ。こんなにチーズが溶けて全体に広がる予定では実はなかったのですが(笑)、とても美味しかったのでOK! これもイタリアで広くふつうに食べられている家庭料理なので「正しい作り方」というよりは「好みの作り方」がいろいろあるのでしょうが、今回は(私としては)わりと丁寧に作りました。1)茄子2本は1本が4枚になるよう縦にスライスし、塩水に1時間ほど漬けてあく抜き&少し柔らかくしてざるに取り、水気をキッチンペーパーで拭き取る。2) 1)に軽くセモリナ粉をまぶして溶き卵にくぐらせ、オリーブオイル大さじ1.5杯程度を熱したフライパンで両面焼く。焼き目をつけた後蓋をして少し蒸らす感じにします。残った溶き卵はこの後使います。3)モッツァレラチーズ1個を適当に(厚さ1cm弱ぐらい)にカットして茄子に挟み(茄子サンドが4つできる形)、耐熱皿に並べ、2)で残った溶き卵をかけてパン粉を散らし、180度に余熱したオーブンで15分ほど焼く。4)オーブンに入れている間にトマトソースを作る。ホールトマト1/2缶程度をつぶしながらフライパンに入れて煮つめ、塩とバジルで味付け。ノンオイルでOKです。5)焼き上がりに4)のソースをかけてできあがり!焼いたモッツァレラがとろ~り溶けてのび、噛むともっちりでなんとも美味しいヾ(o´∀`o)ノ!塩気が少ないチーズなのも、こんな風にたっぷり使う場合には嬉しいポイントですね。これも簡単にできるのでオススメです。以前はこんな感じで作ったこともありました。あともう1品はトレビスと玉ねぎを炒め、プルーン・赤ワイン・りんご酢で煮るサルデーニャ料理を、調理に使える赤ワインがなかったので赤ワインビネガー、りんご酢の代わりにすりおろしたりんごを使って作ってみました。苦くて甘酸っぱい味、苦手な方は苦手かも知れませんが私は好き。 ちなみに同日のブランチもイギリス料理風でした。 「ケジャリー(イギリス風カレーピラフ)」と牡蠣チャウダー、気が付いたらこの時(レシピ化した時)とまったく同じ組み合わせでした。好きなのね(笑)ケジャリーにはピーマンもちょっと加えました。 あと緑色の野菜がもうちょっと食べたくていんげんのトマト煮。これはいんげんがたくさん食べられて好き。 そろそろクリスマスのお料理を考えるべき時期なのですが、今年は天皇杯があるのでどうも気持ちがなかなかそちらへ向かず、もうちょっとしたら盛り上がってくるかなあ・・・。元旦を吹田で迎えたいのでお正月料理も手抜きな年末年始になりそうです。今日も朝から寒いですね~。みなさんあったかくしてお出かけください
2016.11.27
依然大宮成分が足りない毎日ですが、とりあえず皆さま。o○★ヾ(´゚∀゚`*)Merry☆ Xmas(*´゚∀゚`)★。o○――今日・明日は普通~に仕事だけどな、しかもデカイ納期が今日だけどなщ(゚ロ゚щ)本日現在たいへん過ストレスな状態のわたくしですが、今日の仕事を片付けたら少し楽になるかも知れない。このストレスからくる肩こりとか顎関節症とか軽い気持ち悪さとかからちょっとは解放されるかも知れないщ(゚ロ゚щ)ぐはっっっ( ´゚Д゚)・;'.という訳で、多くの共働き世帯はそうかも知れませんが、我が家的クリスマスディナーは昨日開催されました。 メインは予め買っておいたターキーです。既に軽く調理されている冷凍もので、焼き直せばOKだったので、周りをどうしようか迷いましたが、本場らしくイギリス料理でまとめることに決定。◆カリフラワーチーズ オーブン調理を一度で済ませ、かつ焼き上がりのタイミングも合わせて一緒に食卓に出そうと考えた結果、サイドメニューの「カリフラワーチーズ」も一緒に焼かれたためこんなことに。カリフラワーチーズも何度か作っているイギリス家庭料理の定番ですが、今回は土日に使った残りのロマネスコを使用。チーズは英国風にチェダーを使ってみました。ちーずがとろ~り溶け、ほくほくに焼けたロマネスコに絡んで文句なしにおいし~い 何度か作っていたつもりでしたが、カリフラワーでレシピをアップしていない(笑)ブロッコリーで作った時のレシピが過去エントリにあります。基本の作り方はこんな感じで、やはり別の野菜でも美味しく作れます。◆トードインザホール 実家からお歳暮のおすそ分けでハム・ソーセージの詰合せが届いたので、急遽加わったメニュー。これもイギリス料理の定番ですね。むっちりした生地の食感とソーセージのジューシーさ、お肉の味が相まって、うまくできるとかなり美味しい一品です。これも過去エントリにレシピを書きました。粉・牛乳・卵の分量が重要なので、私にしてはきっちり分量を書いています。さてさて、いよいよターキーおよび付け合わせ群です。盛り合わせるとこんな感じ。じゃーん◆ターキーレッグのロースト&スタッフィング、アップルソース うふふ、なかなかいい感じではないでしょうか( ´艸`)そしてね、今日もメインからガブっといったダンナさんが「ウマイ!日産で食べたターキーとか何だったんだ、だまされた!って感じ」とか少々失礼なことを言っておりますが、食べる専門のダンナさんが言う感想は割と的確。なので私も食べてみると、あれ?ホントだこれお~~いし~~~~~~いヽ( ´ ∇ ` )ノ ターキーってちゃんと調理するとこんなに美味しいんですね。定番になるのも当然か。味自体は、各地のスタジアムやイベント会場の屋台で食べるアレと一緒なのですが、やはり焼きたては皮がパリッとして美味しい。中も柔らかでジューシーです。スタジアムで食べるのって筋がかなり残るんですよね~、あのワイルド感も込みでスタグルっぽくはあるのですが。という訳で美味しいターキーには美味しい付け合わせがつきもの。今回は2品ともイギリス風に作ってみました。◆ワイルドライスのスタッフィング 例によってターキーは楽天のお店で購入。同店に「スタッフィングミックス」という商品がありました。それぐらいターキーには「スタッフィング」がつきもののようです。スタッフィング=stuffing、文字通りの意味では「詰め物」。ターキーや鶏などを丸ごと焼く際、空にしたおなかに詰め物をしたり、或いはピーマンの肉詰めみたいにする調理法、もしくは詰める食材のことをそう呼ぶ模様。――が、鳥類のおなかに詰め物をする場合、詰めた中身は本体を美味しくすることに貢献するものの、それ自体はあまり…(熱の通りがうまくいかないので。ウズラで試した際のエントリはこちら)。だったら鶏を美味しくする薬味やハーブに特化した方がいい。成功例はにんにくで、その際のエントリはこちらです。という訳で、現在は「ターキーあるいはチキンの付け合わせとして供するパンまたはお米ベースの食べ物」がスタッフィングと呼ばれ、それ自体を美味しく作るのが一般的だそう。今回はワイルドライスをベースに、ベリーとりんご、ベーコンを入れて作りました。≪ターキーや丸鶏のサイドメニューにぜひ!ワイルドライスのスタッフィング≫レシピ:3~4人分(=作りすぎた)1) ワイルドライス80g程度はよく洗ってざるにあけておく。玉ねぎ1/4個は粗みじん切り、りんご1/2個はダイスカット、ベーコン60gは適当な長さに切る。2) 厚手の鍋にチキンスープの素を溶いた水200cc程度を熱し、煮立ったらワイルドライスを入れて蓋をして弱火で15分ほど炊く。3) その間にフライパンでベーコンをじっくり熱して脂を出し、カリカリにする。ベーコンの方はキッチンペーパーにとって油を切り、残った油で玉ねぎを炒め、りんご、クランベリー・レーズン各ひとつかみと共に2)の鍋に加えてざっくり混ぜ、水80cc程度を加えて蓋をして再度加熱。4) 3)のベーコンを手で砕き(カリッとしているので砕きやすいです)、3)にふんわり混ぜてできあがり!塩気はチキンスープとベーコンから出ていますが、お好みで塩を加えて調整してください。★ターキーのだしで炊くとよりそれっぽく仕上がると思いますが、これで十分美味しいです。りんごやベリー類の甘みとベーコンの塩気、ワイルドライスのちょっとボソっとした食感がターキーにとてもよく合います。◆アップルソース スタッフィングにもりんごを使ったように、ターキーや鶏肉、豚肉にはりんごがことのほかよく合います。甘すぎないので箸休めみたいに食べても美味しいアップルソースはとっても簡単!りんご1個を縦4つ割にして芯と皮を除き、小鍋に入れて水大さじ2、オレンジジュース大さじ2~3を入れて蓋をして、木べらでつぶせる程度の柔らかさになるまで15分ぐらい煮る(途中で焦げ付きそうになったら水を足す)。柔らかく煮えたらヘラでつぶし、バターほんの少々と砂糖大さじ1弱、塩・コショウ各少々を加えて味を調えれば出来上がり!バターのもったり感と塩気が足されることで、お肉によく合うソースになります。オレンジジュースを入れるのも後味がさっぱりしていい。イギリス料理、なかなかやります。◆バブル&スクィーク ワイルドライスだけだと炭水化物がちょっと足りないかな?と思って作ったら両方とも食べ切れなかった(笑)イギリス料理最近作ってなかったので量の感覚がイマイチつかめておりませんが、これも簡単でワイルドな割についつい食べてしまう危険な食べ物。材料はじゃがいも、キャベツ、玉ねぎのみですが、重要なのは「焼く油」。本場ではラードを使うことになっていますが、ベーコンやソーセージを焼いた後のフライパンが最適。今回は更に冷凍しておいた鴨の皮部分を焼いて脂を出して使いました。これも作り方は過去エントリにあるのでご覧ください。ミョーに癖になるんですよねこれ。そんなこんなで、土日から昨日にかけて食べまくった我が家のクリスマス。本当のクリスマスは今日・明日だというのにщ(゚ロ゚щ)とも思いますが、会社勤めの悲しさよ…。今日ぐらいは大宮から良いリリースが出てくれるといいなあ~、そろそろ我々にもプレゼントをくれよ!という訳で、お仕事行ってきまーす(実は私の職場は既に仕事おさめが済んでおり、しばらく休日出勤なんですけどもщ(゚ロ゚щ))
2014.12.23
私の気が向くと開催される「おうち居酒屋」別名「居酒屋ぱんだ」。連休が長く続いたり、私の仕事が忙しくて料理に時間をかけられない、しかしビールが飲みたいщ(゚ロ゚щ)という時や、居酒屋さんに行きたいけど体力や時間の都合で行けない時に開店されがちです。今回は、年始でまだお店開いてない。+゚(ノД`)゚+。プラス、年末年始を前に買いこんだ食材と双方の実家やきょうだい宅からもらった食べ物があまりにもごった煮なので、在庫一掃の意味も含めて開催されました。じゃん! 奥のお煮しめときんぴら、にんじんスープは前日の残りです。◆リオナソーセージとレタスのソテー 兄からのお歳暮でソーセージとビールの詰め合わせをもらいました(家族でディズニーリゾートへ行ったらしく、舞浜から送られてきた)。美味しそうなリオナソーセージは少し厚めに切ってこんがりソテーするのがいちばん!チーズ入りでとっても美味しかった。焼いている間に出てくる脂がもったいないので、同じフライパンでにんにくとプリーツレタスを炒めました。レタスの炒めものって美味しいですよね。中国でも昔よく食べました。シャキッと仕上げるコツは以前書きましたが、なんと仕上げに水を入れることだったりします。◆いぶりがっこをのせたポテトサラダ 男爵芋2個、にんじん、玉ねぎ、きゅうりでスタンダードなポテサラを作り、仕上げにのせたのがダイスカットしたいぶりがっこと黒コショウ。以前大宮の角打ち屋さんで食べたポテサラのまねっこアレンジです。いぶりがっこ&ポテサラの組み合わせを初めて食べたダンナさんに大好評( v ̄▽ ̄)ポテサラと一緒に食べるのはもちろん、いぶりがっこだけを箸でつまんで食べるといい箸休めにもなるんですよね。マカロニの種類や具にもよりますが、マカロニサラダにも応用がききそうです。◆簡単アボカドグラタン 年末に買ったアボカドがいい具合に熟したので、半分に割って身をくりぬき、皮の底にダイスカットしたトマト⇒身を粗くつぶしてマヨネーズ少々、すりにんにく少々を混ぜたアボカド⇒スライスチーズの順にのせてオーブンで焼いた簡単グラタン。 普段の私はアボカドをこんなに大胆に使う料理は滅多に作りませんが、居酒屋ぱんだは別o(゚ロ゚o)!これまたダンナさんに「黄金の組み合わせだねえ」と大好評でした。勢いで作るおつまみって美味しいですよね(笑)◆トッドインザホール どうも冬になると食べたくなるイギリス料理。私が知っているイギリス料理には濃厚なものが多いので、夏場に食べたいとはあまり思わないようです。という訳で、こちらもイギリスのかなりポピュラーなお料理。にもかかわらず、今まで成功した試しがありませんでした。というのも、これは「ソーセージを焼く⇒卵と牛乳、小麦粉を混ぜた生地を流し入れて皿に焼く」だけの簡単メニューなのですが、卵液の配合がまずいらしく、うまく膨らんで固まってくれなかったのです。しかーし!初めての大成功ヽ( ̄▽ ̄)ノ これまでネットで調べたレシピではあまりうまく行かず、先日たまたま買った雑誌にイケそうな感じの分量が載っていたので試してみたいと思ってました。元のレシピの分量では多過ぎるので一皿分にアレンジし、満を持しての大成功うえーん美味しいよー、これこんなに美味しいものだったのね。+゚(ノД`)゚+。こんがり焼けたソーセージの美味しさは言うまでもなく、それを覆う生地がなんともむっちりもっちりで美味しいのです。ソーセージから出る旨味のおかげか、バターは使っていないのにどこかホットケーキみたいな香りも感じてとても美味しい。今回でコツをつかんだ感じがします。簡単でとっても美味しいので、忙しい方にもおすすめ。ケチャップがよく合うので、お子さんも大好きな味だと思いますよ!是非お試しあれ≪混ぜて焼くだけ!むっちり生地がクセになるイギリス料理「トッドインザホール」≫レシピ:一皿分1) 耐熱容器にサラダ油(キャノーラ油やなたね油など、匂いや味のあまりない油)またはバターを塗って小型のソーセージ(お弁当用ソーセージくらいのサイズ)を4本並べ、200℃に熱したオーブンでまず10分焼く。2) 焼いている間に生地を用意。卵1個を割りほぐし、小麦粉30~40gを加えて泡だて器でよ~く混ぜ(ここがポイント!ダマはこの時点でつぶしてください)、牛乳40ccを少しずつ加えて滑らかな生地にする。けっこうぽってりした感じになります。3) 1)の容器に2)の生地を流し入れ、200℃のオーブンでさらに20分焼く。★このサイズだと20分でちょうどいい焼き加減ですが、もっと大きなサイズで作る場合は焼き時間を30分にしてください。★途中、オーブンの中で生地がスフレみたいにこんもり膨らみますが、焼き上がりは写真のように落ち着きます。このお料理のポイントは「ソーセージを焼きつつ、容器もしっかり予熱する」ことなんだなと、成功したことで感じました。予熱していない容器に生地を入れて焼いてもこんな風にこんがり美味しくならない。油を塗ってしっかり焼いた容器からは、焼き上がりの生地がきれいに外れます。そして、どうしても食べたくなって作ってしまった◆おつまみたまごサンド みんな大好き(だと思う)たまごサンド、時々食べたくなってランチパックやパン屋さんでも買いますが、自分的に「これだ!」という決定版がなかったんですよね。原因は「耳付近まで具が入っていない」「具が均一でない」「舌触りがもっと滑らかな方がいい気がする」…的な感じ。という訳で、居酒屋のおつまみ的に、軽めのものをつくってみました。 美味し~いヾ(´∀`○)ノあくまで私の好みに合わせての話ですが、黄身の滑らかさと白身の適度な食感、バターを使わずゆで卵・マヨちょっとと辛子をベースにした少し大人向けの味つけで、バターを塗らなかったからか、食パンがすごくふんわり感じられました。ダンナさんはもうちょっと具の食感がある方が好きみたいですが私はこれぐらいがいい!あと軽めに作りたかったので、食パンは6枚切りの厚さを半分に切って12枚切り相当になっています。それもよかったのかも。たまごサンド好きの方、もっと美味しい作り方やオススメの作り方があったらぜひ教えてください!≪居酒屋ぱんだ式おつまみたまごサンド≫食パン6枚切り1枚分(4切れ)1) ゆで卵1個は黄身と白身に分け、黄身の方はボウルに入れてフォーク等でつぶし、マヨネーズ少々と牛乳少々、練りがらし適量、塩・こしょうを加えてなめらかになるまでよく混ぜる。甘めのたまごサンドが好きな方はここで練乳を入れるといいかも知れません。2) 6枚切りの食パン1枚は半分の厚さに切って2枚にし(軽く冷凍して切るとうまくいきます)、1)の具を耳付近までたっぷり均一に挟む。3) 少ししめらせたナイフまたは包丁で4つに切ってできあがり!むふー美味しかったー( ̄m ̄* )ちなみにその他このお休みに作った適当料理は◆草もちのあんみつ風 実家でついた草もちを軽く茹で、市販のみかんゼリーを崩して盛りあわせ、簡単に煮たあずきをのせました。白玉風にお餅を小さく切ったんですがさすがお餅、かなりボリュームがありました(笑)さてさて、今日から仕事始めという方も多いと思います。今回はお休みが長かったので、旅行や帰省、家族サービス等いろんなアクティビティでお疲れの方も多いかも。初日は無理せず、徐々にペースを整えていきましょう(それは私のことかも)!ではでは今日も行って来まーす
2014.01.05
金曜の午後あたりから身体がだるいな~、仕事もはかどらないし調子よくないな~と思っていたら土曜日起きられず、主な症状は微熱+鼻水なのにとにかくだるいので、買い物以外の外出は控えました。どうも花粉か何かのアレルギーに疲れが重なったようで、昨夜は12時間近くおかげで今は回復基調、この後三ツ沢へ行ってきますそんななのでごはんも作る気力がわかず、お昼はダンナさんに近所から調達してもらいましたが夜ぐらいは作らねば、それも食べたいものを!と思い、昨夜は「オクトーバーフェスト」ならぬ「我が家フェスト」を開催。ビールが飲みたかったんです。 まぁ要はフィッシュアンドチップスがどうしても食べたかったものの横浜には気に入ったパブがなく、桜木町のオクトーバーフェストは混んでるし上野まで出る体力もなかったので家で作った訳ですが、作っているうちに品数が増えてこんな感じになりましたまずは主役。◆フィッシュアンドチップス&マッシーピーズ 我が家でフィッシュアンドチップスを作る時はこれまでは「鮫」を使うのが定番でした。でもスーパーで新鮮そうだったのは剥き身の鱈だったので今日のは鱈。イギリスでは鱈かひらめかカレイ、それに鰻(!)が定番と聞くので、鱈はスタンダードな選択です。 詳しい作り方は過去エントリのこちらをご覧ください。チップスはじゃがいもとさつまいもを使うのも我が家流。じゃがいもだけでももちろん美味しいですが、皮付きのさつまいもは食感・味ともに良いアクセント。じゃがいもと一緒に二度揚げします。マッシーピーズは先日上野の「ワールドエンド」さんで食べて美味しかったので真似しようと思ったんですが、缶詰のグリンピースは味がつきすぎていてイメージ通りになりませんでした(塩気がきつい&なめらかになりにくい)。きっと冷凍のグリンピースの方がうまくいくと思うので、うまくできたら改めてレシピ化します。今日のは缶詰をフードプロセッサーにかけ、少し温めてから牛乳を加えました。酢はモルトビネガーが近所で入手できなかったので白ワインビネガーでガマン。今度買っとかなきゃ・・・。けど美味しかったです。今日のお魚の衣は薄力粉に片栗粉をちょっと足してかなりドロドロめに溶いたもの。サクッと揚がって美味しいです。もったいないのでビールは入れてません。◆ベイクドビーンズ&トースト これも時々作るお気に入りのイギリス料理。これまで何度かブログでもご紹介していますので、レシピはこちらをご覧ください。薄切りのカリカリトーストを添えるのがお決まり、ちょこっと甘くするのがポイントです。美味しかった。ダンナさんがすごく喜んでたのはどうやら豆が食べたかったみたいです◆焼き舞茸 たまたまスーパーで立派な舞茸が安かったので即購入。金曜日アップした「真酒亭」さんで食べた焼き舞茸がものすごく美味しかったので、粗塩を振って魚焼きグリルで焼きました。文句なしに美味しい一品、シンプルな調理法なので外国のビールにも合います。絞ったのは大分産のかぼす。すだちもいいけどかぼすもいいですよね。すだちくんとカボタンでいうとすだちくんの方がかわいいけど(笑)◆ブロッコリーチーズ これは本来カリフラワーで作る「カリフラワーチーズ」というイギリス料理の定番ですが、ブロッコリーが食べたかったのでブロッコリーで作りました。というのも、これ単純に野菜にホワイトソースとチーズをかけて焼いたグラタンなので、好きな野菜何でも代用がきくのです。この大雑把さというかシンプルさがイギリス料理だなぁ(o ̄∇ ̄o) ほーら美味しそうヽ( ̄▽ ̄)ノホワイトソースとチーズの合う野菜ならなんでも美味しくできます。ポイントはバターとチーズをケチらずリッチに作ること!野菜もたっぷりモリモリ食べられるだけ作った方がそれっぽいです。≪英国風野菜のグラタン、「カリフラワーチーズ」ならぬ「ブロッコリーチーズ」≫レシピ:2人分1) ブロッコリー小1株は洗って少し固めに茹で、食べやすい房に分ける。2) フライパンにバター大さじ半分弱を入れて中火で熱し、溶けて来たら1)のブロッコリーを入れて炒める。3) ブロッコリーにバターが馴染んだら小麦粉大さじ1.5程度を(ダマにならないようブロッコリーの上に)振り入れ、粉臭さがなくなるまで炒める。4) 3)に牛乳150cc程度を少しずつ様子を見ながら加え、よく混ぜてブロッコリー入りのホワイトソースにする。5) 4)にチェダーチーズ(すりおろしまたはスライス上のをちぎって)40~50g程度を入れて馴染ませ、バターを薄く塗った耐熱容器に入れてオーブンで軽く焦げ目がつくまで焼けばできあがり!★カリフラワーで作る場合と同じ作り方です。にんじん、じゃがいも、かぶ、芽キャベツなどホワイトソースに合う野菜なら同じように作れます。チーズはチェダーを使うのがイギリス流!簡単だけど(そしてカロリーも高そうだけど)美味しい一品ですよね。とは言え普通にグラタンを食べるよりはるかにバターの使用量は少なく野菜もたっぷり摂れるので、特にこれからの季節活用できそうな一品です。けど・・・まだビール飲み足りないな~( ̄▽ ̄)という訳で今日はスタジアムでビールを飲もうと思いますが、それでも満足しなかったら「おうちフェストその2」が開催されるかも知れません( ̄m ̄* )今日はJ2開催日。J1休みで物足りないですが、楽しんで観戦したいと思います(例の件については今日スタジアムで感じたことを追って書こうかなと・・・)。ではでは、無理せず体調第一でいってきまーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.10.13
ある日の晩ごはん、前々から作ってみたいと思っていたものをお試ししました。 これ↓ 一見して何だかわからないでしょ?プリンみたいに見えますが、スプーンを入れるとこんな感じになります。 つるんとなめらかな表面はプリンみたいですが、意外と繊維があるこの野菜、カブです。◆ベイクド・スウェード(フィンランド風スウェーデンかぶのパテ)日本のかぶはTurnip、スウェーデンかぶ(Swede)とはちょっと違う種類なので、正しくは今日作ったのは「Baked turnip」ですね^^;本来は北欧でクリスマスの肉料理に添えるものだそう。種類が違うので、現地で食べられるのはこれとは違う感じかも知れませんが「かぶをマッシュして卵とミルクを入れて焼く」ことにすごく興味がわいたので試してみました。そして、これはこれでウマイホントに野菜のプリンみたいなんですよね。かぶ自体が優しい味なので卵や乳製品とのなじみもよく、野菜のケーキを作るのは面倒ですがこれなら簡単。かぶは皮をむいてラップにくるみ、レンジで加熱すれば、木べらで簡単につぶれる程度に柔らかくなります。煮物にすると真っ先に煮崩れてしまうかぶですが、このお料理だと繊維が主張するので意外な存在感を発揮します。すごくあっさりというかスッキリした後味なので、チキンやビーフをシンプルに焼いた時の付け合わせによさそうです。かぶが旬のうちに、是非お試しください!≪まるで野菜のプリンみたい!「ベイクドスウェード(ターニップ)」≫レシピ:2人分1) かぶ2個は皮をむいてラップにくるみ、レンジで柔らかくなるまで加熱してマッシュする(本来のレシピでは、この後鍋に入れて余分な水分を飛ばしますが、今日はよりプリンっぽくしたくてそのままにしました)。2) 1)の粗熱がとれたら、卵1個、牛乳大さじ2~3、小麦粉小さじ1、ナツメグ、クローブ各少々を加えて混ぜ、塩・コショウ少々で味を調える。3) 耐熱容器にバターを薄く塗って生パン粉少々を敷き、2)を流し入れて表面にも生パン粉とバターをのせる。4) 180℃に予熱したオーブンで20~25分焼き、串をさして汁が出て来なければできあがり!★レシピにも書きましたが、本来はかぶの水分を飛ばしてホクホク感を出すもののようです。今日はかぶのなめらかさを生かしてプリンっぽく作るため、汁もそのまま使いました。「北欧料理」のカテゴリを作っていないのでどこに入れるか迷いましたが、同じ種類のかぶを食べ、似たような料理がある「イギリス料理」のカテゴリに入れておきます。北欧料理・・・カテゴリを作る必要性が出てくる日は来るのだろうか^^;後のメニューは国がばらばらですが、食べたいものをちょこちょこ取り合わせてみました。◆ベイクドビーンズ(イギリス風) 久々にこの手の豆料理が食べたくて作りました。基本の作り方(⇒こちら)より大分雑に作りましたが、仕上げにオーブンに入れる際ウインナーも一緒に入れたら、出てきた肉汁が豆にしみて美味しくなってました(笑)◆葉玉ねぎたっぷりのプーリア風フォカッチャ 昨年も春に作って美味しかった(⇒こちら)フォカッチャ、今年も葉玉ねぎが出てきたので早速作りました。が、葉っぱの部分を大量に入れすぎてかなりのボリュームに(笑)これはこれで美味しかったですけどね^^;◆プーリア風野菜の重ね焼き プーリア風のフォカッチャを作ったので、もう1品野菜料理が欲しいな~と追加。簡単ですが間違いのない一品、冷蔵庫に大概ある野菜でぱぱっと作れて美味しいので便利です。作り方はコチラ。この日のおかずを盛り合わせるとこんな、ちょっといい感じでしょ? この日は日中外に出て日差しを浴びたので、ビタミン補給にフルーツとヨーグルトをプラス。◆フルーツヨーグルト 市販のくだものゼリー1個を崩し、ありあわせの果物(この日はバナナとグレープフルーツ)を適当に切ったりほぐしたりして混ぜ、仕上げにプレーンヨーグルトといちごのジャムをのせただけ。この手のものは時々作りますが、水分補給にもなるのでワインを飲む際に意外といいんですよ。あとは季節の焼きそら豆。そら豆が出てくると食べたくなります。 まだまだ寒い日が続く首都圏ですが、日差しは春を感じさせるようになってきましたね今週の土曜日はわが大宮はようやくプレシーズンマッチ、体力落ちてるし喉の調子も整えておかないと、毎年この時期の応援はさんざんなことになるんですよね^^;(大抵試合開始直後に声がつぶれ、後半ぐらいに復活・・・)このところ都内では毎週のように何らかのマラソン大会があって、今度の日曜はタイシも出場する東京マラソン。外に出ると本格的に走っている人が多く目につく今日この頃ですが、我々サッカーファン(サポ)もそろそろ身体の準備をしないといけませんね楽しみ!!うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 よろしければポチッと応援、お願いいたします。
2012.02.19
ダンナさんがここ1~2ヶ月「ポテト病」です。私は昔からじゃがいも好きですが、ダンナさんはそうでもなかったんですよね。それが最近どういう訳かじゃがいも料理を出す度出す度大好評。「これウマイ」「また作って」の賛辞が飛び出します。そんな訳でイギリス料理。イギリスの伝統料理って暑い季節は食べたいと思わないんですが、寒くなると無性に作りたくなります。さすがは寒い国のお料理、そしてじゃがいもの使用量が異常に多い!イギリスってパンが主食みたいなイメージがありましたが、料理から言えばどう考えてもじゃがいもです(笑)まずは最近私が食べたくて作ったこちら。 ◆カンバーランドパイ(牛ひき肉とマッシュポテトのチーズ入りパン粉焼き)イギリス料理には「具⇒マッシュポテト⇒バターとパン粉」の順に重ねてオーブンで焼いた「パイ」が数多くあり、以前当ブログでも「フィッシャーマンズパイ(魚入りホワイトソースのパイ)」と「コテージパイ(牛ひき肉のパイ)」をご紹介していますが、これは「コテージパイ」にチーズ入りのパン粉を振って焼いたもの。パン粉のカリカリした感じが食べたくて作りました。 以前「コテージパイ」の作り方をご紹介した際はトマトやウスターソースを使いましたが、今回はシンプルに塩・コショウのみ!じゃがいもの優しい感じと牛ひき肉の味を際立たせ、サクッと焼き上がったチーズパン粉部分もウマイ!この日はダンナさんの帰宅が遅く、帰ってからオーブンで焼いて出したところ「じゃがいも優しい~」と言ったきり無言でモリモリ。パスタと一緒に出したんですが↓ 普段ならパスタにがっつくはずのダンナさん、ポテトに夢中「やさしい」味のポイントは、ミルクでのばしたマッシュポテト。ふんわりして美味しく、これが牛肉とよく合うんだな~。シンプルで美味しいパイ、是非お試しあれ!≪牛乳でのばしたマッシュポテトが優しい「カンバーランドパイ」≫レシピ:2人分1) 牛ひき肉80gと粗みじん切りの玉ねぎ1/2個分をフライパンで炒め、塩コショウで味を調える(ひき肉から脂が出るので、私は油を使いません)。2) じゃがいも大なら1個、中くらいのなら2個を茹でるかラップでくるんでレンジで柔らかくし、皮をむいて目立つ芽の部分をとってからマッシュする。途中で牛乳を少しずつ加えて行き、好みの柔らかさにする。私はかなり柔らかめにします。好みでバターを加えてもOK。3) 耐熱皿に1)、2)の順に重ね、おろしたチーズ(本来はチェダーチーズを使いますが、パルミジャーノで代用しました)を混ぜたパン粉をたっぷりふりかけ、200度のオーブンで軽く焼き色がつくまで焼けばできあがり!それと、これは意外なほど好評だったんですよね~。 ◆バブル&スクイーク(茹でじゃがいもとキャベツ・玉ねぎのラード炒め)これはもともと「作ろう!」と意を決して作ったというよりは、たまたま晩ごはんにもう一品欲しくて作ったもの。この時ね↓ この日のパスタ「シュペッツェレ」とメインの「グヤーシュ」(レシピ書くの遅れてますがそのうちアップします)、一応北イタリア料理ですがほぼドイツ~ハンガリーの料理。私の中ではこれもそのジャンルに近いイメージだったのでしょう、だってじゃがいもとキャベツだもん^^;しかも作り方もかなりおおざっぱで、イギリスというよりドイツ料理っぽいと思って追加することにしたんですよね。 いやーこの適当なブツがあんなにダンナさんに受けるとは!w( ̄△ ̄;)w「食感が独特でじゃがいもっぽくないけど美味しい」との弁、たぶん私じゃがいもの分量足りなかったんだと思います(笑)が、けっこうそれっぽく出来上がっていると思います。バブル&スクイークのポイントは「ラードたっぷりでじゃがいもをカリカリにする」ことと、キャベツと玉ねぎからは炒めた甘さを出すこと。たぶんイギリスではごってりラードを使って身体を温めていたんでしょうね。この日は牛肉を焼いた後のフライパンにバターを足して作りました。≪イギリスの庶民的伝統朝ごはん「バブル&スクイーク」≫レシピ:約2人分1) 茹でるかチンするかして柔らかくしたじゃがいもは皮をむいて目立つ芽をとり、粗くつぶす。玉ねぎ1/2個はスライスまたは粗みじん、キャベツ1/4個は太目の千切りにし、硬い場合は軽くレンジにかけておく。2) フライパンにラードまたはベーコンを炒めた後の脂等を温め、最初に玉ねぎを色づくまで炒め、次にキャベツを入れて塩・コショウで味付けし、、両方に焼き色がついてきたらじゃがいもを加えて押し付けるようにして混ぜ、お好み焼のように円形にまとめ、両面焼いたらできあがり!★本来は「じゃがいも+残り物の野菜+ラード」で作る、あったまって腹持ちの良い労働者の朝ごはんだそうです。付け合わせにして残ったブロッコリーや人参等で作ったり、コンビーフを混ぜたりしてもそれらしくできます。じゃがいもはマッシュでなく千切りにしてハッシュドポテトっぽい感じにする家庭もあるようですので、お好みで。ダンナさんが最近ポテト病な理由は、おそらく仕事が過度に忙しかったからだと思います。睡眠時間が足りなくなったりストレスがたまったりすると食欲が不安定になるし濃い味のものが食べにくくなる・・・のはよくわかります。だって私もここ1~2週間そうだもん!ヽ( ̄▽ ̄)ノ末端冷え性改善のため知人の勧めで最近鍼灸を始めたんですが、冷えの原因は私の場合体質というより主にストレスみたい(性格要因なので体質と言えば体質ですが- -;)。ストレスから来る自律神経の乱れ、胃腸の不調等を行くたびバシバシ指摘されてます。おかげで週2回両足鍼だらけです。初めてだけど普通に痛いよ鍼!という訳で今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでしたではでは大宮へ行って来まーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.01.26
21日12時から、ヤマト運輸の岩手・宮城・福島向けの宅配便受付が再開されましたね(当面は営業所留め)ニュースを見て、ダンナさんも私もテンション急上昇2人とも仙台・福島に友人がいるので、できるなら物資を送ってあげたかったんです。でも何を送ろう?まずは寒いだろうからカイロ、それに腐りにくく加熱せずに食べられる食品・・・乾パン、米菓・スナック菓子、お子さんのいるおうちは甘いものも欲しいだろうからビスケット、キャンディ、リッチな焼き菓子もいいのでは?あと紙類、消毒もできるウエットティッシュとかもいいよね、防寒も兼ねて毛布やタオルケットにくるんで箱に入れたらいいかな??・・・なーんて興奮気味に話しましたが、「再開」とは言えヤマトさんの輸送能力にも限りがあるわけで、まずはもっと大変な状況にある方々が優先されるべきで(私たちの友人は水道も電気もある比較的恵まれた状態なので)、もう少し待ってからの方がよいのでは?という結論に達しました。きっともう少し経ってからの方があまり時間をかけずに届きそうだし、ここで焦って物資を買い集めたら「買占め」の人たちと変わらなくなっちゃいますしね^^;でも「送ろうと思えば送れるんだ」という状態は、これまでとは全然気持ちが違います。この大変な状況下で北関東自動車道も全面開通したそうですし、土木関係者の皆さん、急ピッチでがんばってくださって本当にありがとう!!公務員の知人の話では燃料調達も順調に進んでいるようなので、あと1~2週間で状況は大きく改善されるのでは?と期待しています。よかった!さてさて、首都圏では暖かい日が続いた連休も今日で終わり。停電もなく比較的穏やかな日々を過ごすことができましたが、我が家のブランチはこんなメニューでした。 昨日、横浜市内の大型店舗にお買い物に行った際、数日前から食べたかったソーセージと、それに合いそうなビールを買ってきたので、それらに合わせてメニューを考えました。手前の黄色っぽいのは、少し前にご紹介した、キャベツとライ麦パンのスープにチーズをかけて焼いた「ヴェルペリーナ風キャベツとライ麦パンのズッパ」。ライ麦パンって黒ビールに合うので作りましたが、これ、残りもの食材で作れて美味しいので便利。今日は少し前に買ったパンの残りを冷凍しておいたのと、同様に冷凍庫の片隅に眠っていたチェダーチーズを使ったのでチーズの色が濃くなっています。今日はパン少なめ・スープ多めで作ったせいか、「ほっとする味だねー」と、さっきまで宅急便ニュースに興奮していたダンナさんも落ち着いた模様(笑)そして、苦いビールに合わせようと作ったのがコチラ。 ◆イギリス風、手ごねパイ生地の野菜たっぷり、ポテトも優しいミートパイイギリスの「ショートクラスト・ペイストリー」をイメージしつつ、あれよりも軽い生地を・・・と薄力粉にキャノーラ油と塩、水少々を加えてサッサッと混ぜた自家製パイ皮に、野菜をたっぷり刻んで入れたミートソースとクリーミーなマッシュポテトをたっぷり包んで焼きました。 ほーら人参・玉ねぎたっぷり!ポテトも柔らかそうでしょう?パスタ用のミートソースと違い、イギリス風のパイに使うミートソースはトマト控えめで辛め・濃い目の味付けが美味しいので、普段はウスターソースを味付けに使うことが多いですが、今日はキッチンの片隅で忘れ去られていたビーフシチューの素を1かけ使用(最近キッチン内からいろんなものを発掘して使ってます。笑)。味がちょっと濃いかな~と思ったので皮に包む直前に角切りの生トマトを混ぜ、下にマッシュポテトを敷きましたがこの組み合わせも正解でしたね~、ウマイ!ダンナさん、ひとくち食べて「皮サックサク!すごいねー」と嬉しそう。「ポテトも滑らかで優しい味だねー」とご機嫌です。ミートパイ、たまにしか作らないので随分久々でしたがとても美味しかった!私は冷凍のパイシートはもう長いこと使っていません。小麦粉があれば大概のものは自分で作った作り立てが美味しいし、このパイ皮も5分程度でできてしまいます。簡単でヘルシーなので是非作ってみてくださいね!≪さっくさくの自家製パイ皮(でもバター不使用)が美味しい!野菜たっぷり、マッシュポテトも優しいイギリス風「ミートパイ」≫レシピ:直径20cm程度1個分(2~4人分)1) ミートソースを作る。人参1/3本、玉ねぎ1/2個は粗みじんに刻み、フライパンに入れて牛ひき肉または合いびき肉60gと共に炒め、全体が少ししんなりしてきたら塩・コショウで薄く味付けし、ローリエ1枚とかぶる程度の水を加え、蓋をして5分程度、野菜が柔らかくなるまで煮る。その後、蓋を取ってウスターソース少々または市販のデミグラスソースやビーフシチューの素1かけを溶かし、余分な水分がなくなるまで弱火で煮る。※味が濃すぎなければこのまま使ってOKですが、濃かったら、その後ダイスカットの生トマト1/2個程度を加えてください。2) パイ皮を作る。ボウルに薄力粉100g、キャノーラ油(サラダ油でもOK)25g、塩ひとつまみを入れてゴムべらで切るように混ぜ、水分が足りなければ水大さじ1前後を加えてざっくり混ぜる。粉っぽくなくなればOKなので、練らなくていいです。この生地を半分に分け、オーブンシートやラップ等の上でそれぞれ直径23cm程度の円形に手でのばしておく。3) マッシュポテトを作る。じゃがいも中1個は洗って皮ごとラップにくるみ、レンジで4分(途中で裏返してください)。2分ほど放置して余熱で蒸らし、ラップを外して手で皮をむき、マッシャー等でつぶす。途中で牛乳30~40ccを様子を見ながら加えていき、なめらかなマッシュポテトに。オーブンは200度に予熱開始。4) パイ皮の底になる方に、周囲を3cm程度残してマッシュポテトを敷き、その上にミートソースをのせて、蓋になる生地をかぶせ、手で周囲を綴じる(2枚くっつけた後上にひねって留める)。フォークで空気穴をあけて予熱したオーブンへ。20分程度、表面がこんがりするまで焼けばできあがり!★この皮はお菓子にも使えます。ねかせずに直前にこねた方が層がきれいに出て美味しい生地なので、作りおきせず直前に作ってください(ねかせると層がつぶれてしまう気がします)。★個人的には、イギリス風のミートパイの具にはトマトを使わない方が美味しくできる気がしています。今回は味と水分の調整に使いましたが、お好みでどうぞ。豆類を入れても美味しいですよ♪明日の会議を経て正式発表されるようですが、どうやらJリーグは4月29日再開で調整が進んでいる模様。「復興期スタート」のタイミングとしては、確かにGWは妥当な気がします。集客も見込めるし、あったかいし、みんなの気持ちも明るい時期でいいですよね。我が家が4月に予定していた遠征は一部キャンセルするつもりですが、4/29はもともと神戸に大宮のアウェー応援に行く予定にしていたので、私的にはグッドタイミング!はしゃぐぞー!跳ねるぞー!楽しみだなぁそれを楽しみに、1ヶ月がんばろうと思います。うん、この三連休も美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.03.21
今週は先週末に作ったごはんを延々取り上げ続けていますが(だって平日のごはんは至って簡素な和食~中華なんですワタクシ^^;)、まだまだ続きます。とは言え今日のメニューは帰りが遅くなった平日の夜でもパパッと作れてしまいそうな簡単なもの。これもイギリスの伝統料理なんですって! ◆Kedgeree(ケジャリー)イギリスでカレーピラフ??と一見意外な気もしますが、植民地時代のインドから持ち帰ってアレンジされたお料理で、歴史はかなり古いようです。具は鱈や鮭というのがいかにもイギリスですねしかも具は、つけ合わせの卵を除くと本当にそれだけ!玉ねぎすら入らないレシピも多数ありました。入れた方が絶対美味しいとは思いますが(^^;)、今回は基本に忠実に、最もシンプルな作り方を試してみました。お米はタイ米を使いましたが、日本米でも美味しくできると思います、というかその方が美味しいかも。 インド風のビリヤニと比べるとすごくあっさりしていて作るのも簡単。なんとこれ、「炒める」工程が殆どないのです!お魚は蒸してほぐし、ごはんと混ぜてカレー粉でほんのり味付けするだけ。ゆで卵さえあれば、思い立ったら5分程度でできちゃいそうです伝わった当初は、英国貴族が朝食に食べていたのだそう。でも、ある程度カジュアルに作るのが美味しい気がします。「より美味しくカレーピラフを作る」なら、もっと美味しく作れる方法はたくさんあると思います。玉ねぎを加えるとか、お魚に下味をつけるとか、バターや生クリームでコクを出すとか。でも、そうではなく敢えて「あっさり」作るのがケジャリーの本懐なのかな?という気が、食べてみてしました。私もダンナさんも、これはこれであっさりして美味しいと思います。油をたっぷり使ったカレーが重たすぎる時にもぴったりですそんな訳で、ほぼノンオイルでできてしまったあっさり簡単英国風カレーごはん、是非お試しあれ!≪炒める工程がほぼありません!簡単あっさり英国風魚のカレーごはん「ケジャリー」≫レシピ:2人分1) 塩だら1~2切れ、スモークサーモン少々(本来は鱈の燻製を使うそうですが、塩だらだけでも、鮭だけでも美味しくできると思います)は白ワイン少々を振ってラップをかけ、レンジで2~3分蒸し、骨を除いて食べやすい大きさにほぐす。ゆで卵2個は1個は粗みじんに刻み、もう1個はくし型に切る。2) フライパンに油少々を熱し、カレー粉小さじ1~2を振って香りが強まるようさっと炒め、ここにごはん食べたい分だけと粗みじんのゆで卵、1)の魚を蒸し汁ごと加えてざっくり混ぜ、塩・コショウ・バター少々で味を調える。お好みでガラムマサラやチリパウダーで辛さをプラスしても美味しいです。3) 皿に盛り、くし型に切ったゆで卵を添えてパセリを振ればできあがり!★レシピによっては、魚を蒸す際にローリエを使ったり、バターや牛乳、生クリームを使うものもありました。お好みでどうぞ。ケジャリーを主役にするなら、乳製品を多めに入れても美味しいのでは?と思います。今回は牛乳をたっぷり使ったチャウダーを合わせたのでごくあっさりと、最もシンプルなレシピに従って作りました。★つけ合わせの卵は、ゆで卵が最もポピュラーなようですが、柔らかいスクランブルエッグを合わせるというレシピもあり、それもいいかなと思います。今回のようにあっさり作ったケジャリーには、バターたっぷりのスクランブルの方が相性がよいかも!そして、ごくごくあっさり作ったケジャリーに合わせたのが、牛乳たっぷり!冬には殊に美味しく感じるチャウダーです。◆野菜たっぷりの牡蠣チャウダー いひ大好きな牡蠣をたっぷり使って旨味を引き出し、色の濃い野菜をたっぷり入れた栄養満点のスープ。リッチです。ダンナさんも「美味しいねーチャウダーこのあっさりしたごはんにぴったり!」と嬉しそう。チャウダーはそれ自体ボリュームがあるので、これぐらいあっさりしたメニューの時にいい感じです。作り方は至って簡単で、小鍋にバター少々を溶かし、1cm角に刻んだ玉ねぎ・にんじん・ブロッコリー、2~3cm長さに切ったほうれん草各適量を加えて炒め、全体に油が回ったら塩ひとつまみとかぶる程度の水を加えて蓋をし、弱火でことこと野菜が柔らかくなるまで煮ます。一方、洗って水気を拭き取った牡蠣6~8粒は薄力粉をさっとまぶしてバター少々を敷いたフライパンで両面を焼き、白ワイン少々を加えて蓋をして蒸し、出てきた汁ごとこそげるようにして野菜の鍋に加え、仕上げに牛乳適量を加えて温め、塩・コショウで調味してできあがり!この2品だけでも十分ですが、半端なアボカドがあったのでサラダにしました。◆アボカドとグレープフルーツ、スモークサーモンのサラダ グレープフルーツ1個は房から出し、スライス玉ねぎ、粗くほぐしたスモークサーモン少々、小口切りのきゅうり、角切りのトマト、薄切りのグリーンオリーブと共にボウルに入れ、塩・コショウ・オリーブオイル各少々を振って混ぜ、くし型に切ったアボカド1/2個をのせてレモン汁を振り(変色防止)、ディルを振ってできあがり。・・・こうして見てみると、「ケジャリーはあっさり作りたいからサイドメニューはリッチめにしよう」という無自覚の意志がありありと出てますね^^;食いしん坊的発想だなぁ(笑) この日はブランチで作りましたが、ケジャリー、胃の疲れた残業帰りなんかにもいいのでは??と思います。殆ど炒めず作れるので気が楽ですよね。香りを出す意味で今回はフライパンでカレー粉を炒めていますが、レンジで温めるだけでもほぼ同じように作れると思います。疲れた身体に、美味しくて優しいものを補給してあげてくださいうん、今日もおいしいごはんでしたごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.16
ベイクドビーンズとフィッシュアンドチップスに続き、英国ブランチの3品目。これも以前から「美味しそう!」と思って作る機会を伺っていたものです。 ◆フィッシャーマンズ・パイイギリス料理で「パイ」と言うと、日本では一般的なパイ皮を使うものではなく、深めの耐熱容器に中身を敷き詰め、表面をまろやかなマッシュポテトで覆ってオーブンで焼いたお料理を指すことが多いです(かなり重めのパイ生地「ショートクラスト・ペイストリー」を使ったものもあります)。だいぶ前にチャレンジした「コテージ・パイ」や「キドニー・パイ」(キドニーパイは、どうやらパイ皮を使ったものとポテトで覆うもの、両方のバージョンがあるみたいです。金時豆を使う場合はポテト、腎臓を使う場合はパイ皮を使っていることが多いような・・・。味的にもその方がバランス良さそうですものね)等がその代表格ですが、今日はその名のとおりお魚を使ったもの。 ほうれん草・ゆで卵の上にホワイトソースとほぐしたお魚、そしてミルク入りのなめらかなマッシュポテトにチェダーチーズを振って焼いてあります。いひ、材料の組み合わせを聞いただけで美味しそうじゃないですか?しかも、「美味しそうだなぁ」と思ったのは、ホワイトソースを魚のだしでのばし、魚の風味を効かせていること。ホワイトソースってそのままでもなめらかで美味しいですが、しっかりだしを効かせるとすごく美味しくなりますよね。現地では燻製の鱈を使うそうで、そのだしはきっと美味しいんだろうな~と妄想。今回は塩だらを使いましたが、燻製風味が欲しくてスモークサーモンも混ぜてみました。これ正解!スモークの風味が加わることで、味のベースがしっかりした感じです。こういう、一見中身の見えないお料理って、「えいっ!」とパイ部分にナイフやスプーンを入れる際に盛り上がりますよね。ダンナさんも「これ何?キドニーパイ系のもの??」と興味津々。スプーンを入れて「あっ、魚だ」と嬉しそうでした。「このソース、魚の味が効いてて美味しいね~」とお気に召した様子。私もこれかなり気に入りました。鱈や鮭の美味しい冬場にぴったりのお料理です。是非お試しあれ!≪魚のだしが効いたホワイトソースが美味しい!イギリス風「フィッシャーマンズ・パイ」≫レシピ:約2人分1) ほうれん草1/2束は茹でるかレンジでチンしてざく切りにし、耐熱皿に敷く。その上にスライスしたゆで卵を置く。じゃがいも大1個(小さめなら1個半ぐらい)は茹でるかレンジでチンして皮をむき、マッシュして牛乳50~80cc程度を様子を見ながら混ぜ、なめらかなマッシュポテトにする(マッシュポテトは冷めると扱いにくいので、ラップをして冷めないようにしてください)。2) 具の準備。深めのフライパンまたは小鍋に牛乳220ccをわかし、塩だら2切れ(鮭でも美味しいです)とスモークサーモン少々を入れて弱火で蓋をして加熱。魚に熱が通ったら取り出して皮・骨を取り除いて大きめにほぐし、小麦粉大さじ1.5をまぶして再びミルクの中へ。バター・塩コショウ・タイム・ナツメグ各少々を加え、ダマにならないよう混ぜながらミルクの量が半分以下になるまで煮詰めてホワイトソースを作る。3) 2)の魚入りホワイトソースを1)のほうれん草・ゆで卵の上にかけ、その上にマッシュポテトをまんべんなく平らに広げてチェダーチーズ適量をかけ、フォークで縦横に筋目の模様をつけて200度に熱したオーブンで軽く焦げ目がつくまで、15分程度焼いたらできあがり!★市販のホワイトソースを使う場合は、2)の工程で魚に軽く白ワインを振ってレンジで蒸し、出てきた水分を温めたホワイトソースに加えてのばすとよりお手軽にできます。★海老や蟹などの甲殻類を加えても美味しくできそうです(或いはかにかまでもいいかも!)。チーズはマッシュポテトの上からではなく、ポテトに混ぜ込んでもいいかなと思いました。うーん、やっぱり美味しく作るとちゃんと美味しいですね、イギリス料理どういう訳か私が「イギリス料理作りたいな~、食べたいな~」と思うのは冬場が多いのですが、寒そうなイメージが影響しているのでしょうか。行ってみたいなぁイギリス、できればあまり寒くない時期に(笑)ここ数日、首都圏でも雪が降って寒~いので、外の景色ともぴったりだったフィッシャーマンズパイ。寒いうちにぜひ作ってみてください。うん、今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.12
そんな訳で昨日の記事の続き、英国式ブランチの主役の登場です!どーん!! ◆フィッシュ・アンド・チップスイギリスと言えばこれ!の、言わずと知れた名物メニュー。パブ等で食べたことのある方も多いと思いますが、お店で食べると小さくないですか??(私、とある「HUB」で注文して小さくてがっかりしたんですよね^^;ダンナさんは別の店舗で食べて美味しかったそうなので、どうやら店舗ごとに魚のサイズが異なるみたいです)横浜には「フィッシュアンドチップスが日本一美味しい」と言われるパブがありますが、こちらのフィッシュアンドチップスはホントに超特大!一人では到底食べきれないサイズの魚とチップス(フライドポテト)がどっさり出てきます。さすがにそこまでのサイズの魚を入手するのは難しい(し食べきれない)ので、白身でそこそこ食べ応えのあるものを・・・と探していて目についたのが特売品の「さめ」。鮫って臭みとブヨブヨ感があるので今まで調理したことなかったですが、厚みがあっていい感じじゃない??と思い、買ってみました。お店の説明書きでは「水分をきっちりふき取るのがコツ」とのことだったので、水気や臭み・ぬめりを取るため調理前に塩をしてキッチンペーパーでくるんで冷蔵庫に入れておき(けっこうな量の水分が出ました)、揚げる前に再度新しいペーパーで水気をしっかり拭き取ってからフリッターの衣をつけて揚げてみました。 うーんなかなか美味しそう真ん中に骨があるので、手で持ってガブッといきます!いっただっきまーす 美・味・し~~~い!!いやー想像以上に美味しかったです!水気を抜いて身を締めたさめ、食べ応えがあり、かつソフトな食感。独特の味わいもフリッターにぴったりで美味しい!「さめってこんなに美味しかったんだ~」とダンナさんもびっくりです。一緒に鱈も揚げたのですが「さめ食べた後だと何となく物足りなく感じるね」と言うくらい、さめはフリッターにすると美味しい。臭みや完全に抜け、クセもなく誰にでも好まれそうな味。とりわけほくっ、ふわっとした食感がなんともいい感じなのです。これまで外で食べて美味しかったフィッシュアンドチップスに最も近かったのが、この食感と味わいだったのでは??という気がします。さめ大正解!・・・実は、ここまで拘って作ったのに、モルトビネガーが家になかったことに作りながら気がつきました^^;でも、もともと酸っぱいもの好きな私的には(モルトビネガーは周りの人にびっくりされるほど大量にかけます)、レモン汁だけでも美味しいですが、ごく普通の醸造酢をかけても美味しかったです。それくらい力があります、さめ。さすがさめ。ここに至るまでにほぼ全ての作り方を書いてしまった感がありますが(^^;)レシピです。≪ちょっとの下処理で驚くほど美味しい!さめを使ったイギリス式「フィッシュ・アンド・チップス」≫レシピ:2人分1) さめ2切れは調理の1~2時間前に塩をしてキッチンペーパーでくるみ、出てきた水分を吸い取れるようにして冷蔵庫に入れておく。他の魚を使う場合も同様にしてください。塩だらならそのままでOK。2) チップスを作る。じゃがいも大2個またはじゃがいも・さつまいも(小)各1個ずつ(私は両方使うのが好きです)は太めの拍子木切りにして、まずは160度の低温の油で5~6分揚げ、新聞紙等で油を切っておく。3) お芋を揚げている間にフリッターの衣を準備。薄力粉1/2カップに氷と少量の水(かなりどろっとする感じ、この「どろっと」が、魚をしっかりコーティングして身をふんわりさせるポイントなので、水を入れすぎないよう注意!)を加えて手で混ぜる。油は180度に温度を上げておく。4) 冷蔵庫から魚を取り出し、新しいキッチンペーパーで水気をしっかりぬぐってコショウを軽く振り、3)の衣をまんべんなくたっぷりつけ、温度を上げた油で両面をしっかり揚げる。5) 魚がこんがり揚がったら取り出して新聞紙等で余計な油を切り、更に若干温度を上げて190度程度にし、2)の芋を2度揚げ。表面がカリッとすればOKです。6) 魚と芋を皿に盛り、レモンとタルタルソース(お好みで)、モルトビネガーを添えてできあがり!アツアツをどうぞ~!★チップス(フライドポテト)は私は皮付きが好きですが、多くの場合はケンタッキー・モス風に皮をむいた太めの拍子木切りで作られます。お好みでどうぞ。太さは太めの方が美味しいと思います。さつまいもは皮付きで揚げた方が香ばしくて美味しいです。★より本格的に作る場合は、フリッターの衣を水ではなくビールで溶くようですが、氷と水で十分美味しくできます。とにかく揚げる直前に衣を作り、冷たい状態で油に入れるのがポイント!それを守ればカリッと美味しく揚がります。油はピュアオイルとひまわり油を混ぜて使いましたが、カラッと揚がる種類の油なら何でもOKだと思います。うーん美味しかった~(反芻中)本場では大きめの白身の魚なら何でも、とのことらしいので(カレイとかもあるみたい)、今度はもっと大きな魚で作ってみたいなぁ。ゲットできたらすかさず作ってみようと思います。あ、じゃがいもほくほく&なめらかな魚風味のホワイトソースがたまらないフィッシャーマンズ・パイの作り方は次回です!こちらもとっても美味しかったですよ今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.11
イギリスのごはんって、とかく「まずい」「美味しいものがない」と言われがちですが、美味しく作れば美味しいものだろうと思っています。ブリティッシュパブのフードメニューは美味しいですものね(海外サッカーはセリエAやブンデスよりもプレミアが好きなので、イギリスいずれ行ってみたい!)。そんな訳で、たまに「食べたいなー」と思いついて作ってみるイギリス料理。今回はこれでした。 ◆Baked Beans on Toastいんげん豆のトマト煮はヨーロッパ~中近東の国々で好んで作られるため、我が家でも他国の料理に合わせてわりと頻繁に登場しますが、英国式の特徴は「ややジャンキーな甘めの味付け」。そもそもジャンク・フードの一種なので、お上品に作るものではないらしいです。一度、輸入食品店でイギリスのベイクド・ビーンズの缶詰を買って食べてみましたが、相当甘い!ケチャップの甘さのほかに、メイプルシロップっぽい感じの、舌に残る甘みを感じました(ひょっとしたら単に人口甘味料かも^^;)。でも、それがクセになるんだろうなというのもわかる気がします。そんな訳で「舌に残る甘さ」を意識して作ってみた今回のベイクド・ビーンズ。トーストも、イギリス式を意識して薄めにカリッと焼きました(6枚切りの食パンを冷凍し、半解凍ぐらいの段階で厚さを半分にし、1/6サイズに切り分けました)。 ダンナさんの感想。「あっ、これウマーイいつものより美味しく感じる。何かした?」「ううん、特別なことはしてないけど、そんなに違う?」「うん。なんだか香ばしくてホクホク感が増してる感じ。甘みもコクがあっていい感じだし、美味しーい」いひ狙い通りです。今回意識したのは“baked”感を出すこと。オーブンは使っていませんが、仕上げの段階で火を強めて汁気をきっちり飛ばし、煮汁の甘みを豆にしっかりコーティングしました。味がしっかりつくだけでなく、こうすることで豆のホクッとした感じも引き出されます。缶詰ではそんな訳には行かないですが、お家で作るならやっぱり美味しく作りたい!思った以上に大好評でした作り方です(これも3年ほど前に一度アップしていますが、今回はパワーアップ版で!)。≪お家で作るととっても美味しい!イギリス式「ベイクドビーンズ・オン・トースト」≫レシピ:2人分1) いんげん豆(乾燥)1/2カップはかぶる程度の水に6時間以上つけて戻し、その水ごと火にかけて沸騰したら水を替え、煮立つまでは強火、その後弱火で20~30分、柔らかくなるまで煮る(缶詰のを使う場合はこの工程は省略)。豆の茹で汁は使うので捨てないでください。2) 玉ねぎ1/4個は粗みじん切り、にんにく1/2かけは切り目を縦横に入れ、オリーブオイル少々を敷いたフライパンで炒め、玉ねぎが透き通ってしんなりしたらホールトマト1/3缶をつぶしながら入れ、ローリエ(小さめのもの1枚、大きい葉は半分にちぎる)を加えて少しぐつぐつさせ、余計な水分と缶臭さが飛んだらトマトケチャップ大さじ1、三温糖(または普通のお砂糖)大さじ1/2を加える。3) 2)のソースに1)の豆と、かぶる程度の茹で汁を加えて最初は蓋をして弱火で7分ほど煮、水気が1/3くらいになったら蓋を取って火を強め、余計な水分が飛んでソースが豆に絡むよう混ぜながら加熱。水分がなくなって豆がホクッとした感じになったらベイクド・ビーンズのできあがり!4) 市販の6枚切り食パン1枚の厚さを半分にし、大きさを6等分してカリッと両面をトーストし、ビーンズに添えてできあがり!トーストに豆をのせて召し上がれ♪★豆を煮る工程はオーブンで焼いてもOK。その場合も最初は蓋をして、仕上げは蓋を取って焼くとホクッとします。ギリシャ式のベイクド・ビーンズの作り方をご紹介していますので、参考にどうぞ。★缶詰を使う場合も、茹で汁の調整同様缶汁を使って調整してください。いい感じのとろみがつきます。本来は朝食メニューとして目玉焼きやソーセージと一緒に食べられることが多いらしいベイクドビーンズ・オン・トーストですが、このときはブランチの一品として作りました。全体メニューはこんな感じ。 おなじみフィッシュアンドチップスと、魚の旨味を効かせたホワイトソースが美味しいフィッシャーマンズ・パイ、他の2品もきっちり英国式!これらの作り方はまた別記事でご紹介しますね今回のフィッシュアンドチップスには鱈と、たまたまスーパーで目についた「さめ」を使いましたが、とっても美味しかったです。鮫って臭みとブヨブヨ感があるので煮付けのイメージが強いですが、下処理をちゃんとすれば臭みは完全に抜け、揚げても身が崩れず美味しいんだなと新発見!とっても美味しい英国ブランチでした。うーん今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.10
以前から食べてみたいと思っている料理のひとつに、イギリスのキドニーパイがあります。それも、キドニー(腎臓)代わりに金時豆を使ったものではなくて、本当の腎臓を使ったヤツ。腎臓って、イギリス以外にもヨーロッパでは割とよく食べられているそうですね。日本ではなかなか入手できない(だって売ってるの見たことないよ^^;)ですが、いつか食べてみたいものではあります。下処理の際、相当クサイと思うけど^^;という訳で、本物の腎臓は入手できない(わざわざ取り寄せる程でもないし)ので、手持ちの豚ハツでそれらしく作ってみました。キドニー風パイ。しかも、イギリス風のパイ皮「ショートクラスト・ペイストリー」はバターたっぷりでかなり高カロリーなので、最近パイを焼く際に使っているギリシャ風のパイ皮「フィッロ」を、オリーブオイルではなくバターを使って作ってみたのがコチラです↓ よりイギリスっぽさを出すため、付け合わせはマッシュポテトとベイクド・ビーンズです^^作る時点で味の想像はついていたのですが、「思っていた以上にウマイ!」というのが食べてみた感想です。内臓好きな我が家にとっては、この内臓っぽさが(食感・風味とも)たまらないんですよね~^^苦手な方はダメだと思います(笑)より内臓臭さを打ち消して作るなら、具を作る際にトマトを使う手もありますが、今回は敢えて使いませんでした。お好みで、生のトマトや缶詰、ピューレを一緒に入れて煮込めば、よりミートパイっぽく仕上がりますが、私は今回の味付けで気に入ってます。タイムの爽やかさが利いているかな?と思います。断面はこんな感じ。ちょっととろみをつけてあります↓ 内臓は味わいにクセがあるので、黒ビールや渋めの赤ワインなど、若干舌に残るタイプのお酒がよく合います。ウィスキーでもバッチリだと思います。この日はランチに、ビールと共に頂きました^^≪お好みの内臓を使ってどうぞ、イギリスのキドニーパイ風豚ハツのパイ≫レシピ:約2人分(直径20cm程度1個分) <材料> (パイ皮部分) ・薄力粉+強力粉 半々で合わせて120g ・水 60~70cc ・塩 少々 ・バター 大さじ1程度 ※より本格的に作りたい方は、コチラを参照して 「ショートクラスト・ペイストリー」を作ってください。 (具) ・豚ハツ或いはお好みの内臓肉 200g ・玉ねぎ 1/2個 ・マッシュルーム 2個 ・(お好みで)人参 1/4本 ・赤ワイン 50cc ・塩、コショウ 適量 ・(お好みで)タイム 小さじ1/2 (または、お好みでオールスパイス、ナツメグ、クミン、クローブでも) ・(お好みで)トマトケチャップ 大さじ1/2 ・小麦粉 大さじ1 ・バター 小さじ1 (つやだし用) ・溶き卵または牛乳 少々1) コチラの手順に従い、オリーブオイルの代わりにバターを使ってパイ皮「フィッロ」を作る。のばす段階で2つに分けて、2枚分作っておいてください。2) 豚ハツは1.5~2cm角に切る。玉ねぎとマッシュルームは薄切り、にんじんはみじん切りに。3) フライパンにバター少々を敷いて1)の玉ねぎを炒め、しんなりしたらマッシュルーム、にんじん、ハツを加えて更に炒め、全体的に油が回って色が変わったら塩・コショウ・タイムで軽く味付けして赤ワインを注いで蓋をし、しばらく蒸し煮にする。4) 3)に小麦粉と水大さじ2を加えてダマにならないように炒め、とろみをつける。これで具の完成。しばらく置いておいた方が味が馴染みます。5) 1)の皮の1枚に周囲2cm程度残して4)の具を載せ、もう1枚をかぶせて蓋をし、周囲を爪で縁取るようにとじ、フォークでところどころ空気穴をあける。オーブンは190度に予熱。6) 5)につや出し用の溶き卵または牛乳を塗り、オーブンで20~30分、美味しそうな焼き色がつくまで焼けばできあがり!お好みで、コーンスターチでとろみをつけたブイヨンか、ウスターソース、マスタードを添えて召し上がれ♪★今回は風味付けにタイムを使っていますが、材料のところに書いたように、オールスパイスやクミン等のスパイスを使って作る家庭も多いようです。お好みでどうぞ。★また、こんな風にパイ皮に包んで焼くのではなく、小さな器に具を入れ、上をパイ皮で覆って焼くポットパイ的な作り方もポピュラーな模様。こちらもお好みで。この場合は、自家製パイ皮を使うより、市販のパイシートの方が手早く焼けて好都合かも知れません。★金時豆を使う(外観がなんとなく腎臓に似ているから、らしいですが^^;)キドニーパイは、金時豆と玉ねぎを予めトマトソースで煮込んだものをパイ皮に包んで焼くか、器に入れてパイ皮をかぶせて焼くもののようです。これは完全に別物だと思うので、また別の機会に作ってみようと思っています。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.05.16
またまた「美味しく作れば美味しいはず」のイギリス料理シリーズ。未だ本場で食べたことはないのですが、街角とかで売られているのをテレビ等で見たことがあります。ファストフード的なものなんでしょうね↓ 伝統に倣って巨大に作ってみました。イギリス風ミートパイ「コーニッシュ・パスティ」です。もともとはコーンウォール地方の炭坑に勤める坑夫たちのため、持ちやすく食べやすいランチとして考案されたものだそうで、直径20cm程度の大きくてしっかりしたパイ生地に牛肉、じゃがいも、玉ねぎなどがたっぷり詰め込まれた栄養価・食べ応え共にバツグンの食事パイです。当時は生地の半分にこれらの具、もう半分には甘く煮たリンゴやレーズンが詰め込まれ、食事とデザートを兼ねたものとしても作られていたとか。今回はブランチ用に、ビーフ中心の具だけで作りました。断面はこんな感じです↓ このしっかりした生地は「ショートクラスト・ペイストリー」と呼ばれるもので、イギリスでは他にもいろいろ使われる基本のパイ生地のようです。ここでは例によって使用するバターの量をかなり減らしています。多くのレシピで見られる標準的なバターの量も併記しておきますので、お好みで調整してください。バターを多めに作ればジューシーな生地に、少なめにすればしっかりした固めの生地に出来上がります(個人的にはこれぐらいの量でも十分バターっぽいですけどね^^;)。味付けのベースは塩コショウと砕いたブイヨンとシンプルですが、それだけに牛肉のジューシーな風味が引き立ちます。牛肉によく合うコショウを多めにするのが美味しいと思います。焼き立てのジューシーなのをそのまま食べても美味しいですが、ウスターソースをつけても美味しいですよ^^イギリスでは、コーニッシュ・パスティはそれだけで「完璧な食事」のため、フライドポテトやサラダをつけるのは邪道なんだとか(笑)まぁ確かに炭水化物・たんぱく質・野菜とも入った一品ではありますが、些か炭水化物が多すぎる気もしなくもないので、私的にはサラダやスープ、或いはフルーツなどを添えて頂くのをオススメします^^;イギリスの伝統的なランチ、簡単に作れるので是非お試しください^^もちろんお弁当にもよいし、いろんな大きさで作ってホームパーティにもいいと思いますよ!≪イギリス伝統の「完璧なランチ」、食べ応えあるミートパイ「コーニッシュ・パスティ」≫レシピ:2人分 <材料> (ショートクラスト・ペイストリー) ・薄力粉 170g ・バター 標準:85g(小麦粉の半分の重さ) 今回の:50g ・塩 少々 ・水 30~50cc (私はバターを減らした分、水を多めに入れています。 バターの量に応じて調整してください) ・牛乳または溶き卵 少々 (具) ・牛ひき肉 150g ・じゃがいも 小1個 ・玉ねぎ 1/2個 ・人参 1/3本 ・(あれば)西洋かぶ 1/2個 ・(お好みで)パセリまたはイタリアンパセリ 少々 ・塩、コショウ 各適量 ・ブイヨン 1/2個1) ショートクラスト・ペイストリーを作る。小麦粉はふるって塩を混ぜ、角切りにしたバターを加えてサラサラになるよう手でもみこむ(もたもたしていると手の温度で柔らかくなってしまいます。手早く指先で揉むのがポイント!・・・なのですが、私はフードプロセッサーで混ぜました。この方が速くて確実で簡単です)。全体に混ざったら少しずつ水を加えて耳たぶ程度の柔らかさに練り、ラップをかけて30分ほど冷蔵庫でねかせておく。2) 生地を寝かせている間に具の準備。玉ねぎはみじん切りにしてフライパンで炒め、じゃがいも・人参・(あれば)かぶは5mm角ぐらいに切って牛肉と混ぜ、粗熱を取った玉ねぎも加えて塩・コショウ、砕いたブイヨンを混ぜて味付けする。お好みでパセリ(イタリアンパセリ)のみじん切りもどうぞ。3) 1)の生地を2つに分け、厚さ4~5mm、直径20cm程度の円形に延ばして2)の具をのせ、半円状にパタンと畳んで端を指でつまんでとじたものを2つ作る。オーブンは180度に予熱。4) 3)の表面につや出しのため牛乳または溶き卵を塗り、オーブンできつね色になるまで40~50分焼けばできあがり!^^アツアツでも、冷めてからでも美味しいですよ!アツアツはよりジューシーで美味しいです!^0^★味付けの際、コショウを利かせるのがポイントです。塩・コショウベースのシンプルな味付けなので、牛肉の味を引き立たせるコショウをピリッときかせてください。★現地では「バースニップ」という野菜(日本では「サトウニンジン」と呼ばれているようです)、或いは西洋かぶをよく入れるそうです。バースニップはただローストしても美味しいそうなので、是非食べてみたいのですが・・・近くでは売ってないですよね^^;★ショートクラスト・ペイストリーは、もともとはラードで練った生地らしいです。確かにその方がそれっぽい感じ。食事パイ用としては、ラードで作るとよりコクが出ると思います。デザートと兼用で作る場合は、バターを使った方が香りが良いかも。しかし・・・冷静に考えると、これって「肉じゃが」そのものですよね^^;道理で食べていて妙に「どこかで食べた」的な味がしたわけです(笑)その意味でも、日本人の口に合う一品だと思いますよ。オススメ!!^0^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.03.07
美味しく作れば美味しい!であろう、イギリス料理の続きです。比較的メジャーどころなのであまりに安易か??とも思ったのですが、じゃがいも好きなので作りました^^寒い時期には特に嬉しい一品。「シェファーズ・パイ(shepherd's pie)」の牛肉版、「コテージ・パイ(cottage pie)」です。 ずっと昔、初めて「シェファーズ・パイ」という名前を聞いた時、ラム肉の入ったパイかな?それなら美味しそう!と思い、実物を目にして期待を裏切られました(だって「パイ」って言われるとパイ皮みたいなのを想像しません?^^;)。ミートソースの上にマッシュポテトを敷き詰めて焼いたものなんだもん。それならグラタンと言ってもらった方がわかりやすい気もしますが、「台または皮に相当するもので具を包んだりのせたりして焼いたもの」の総称がパイだと考えれば、これも立派にパイな訳です^^;いやー難しいな英語(笑)。という訳で、下に敷くミートソースにラム肉を使ったのが「シェファーズ・パイ(羊飼いのパイ)」、牛肉を使ったのが「コテージ・パイ(田舎家のパイ)」という違いがありますが、後者はもともと、ローストビーフを作った翌日に残った肉を使って作られたものらしいです。でも日本の家庭でローストビーフを作る機会なんて滅多にないので、今回は普通にひき肉で作りました。材料はじゃがいも・玉ねぎ・牛肉だけなので、基本的には経済的な料理ですよね。材料だけ見れば肉じゃがと変わりないもんね^^;断面はこんな感じ。さすがイギリス料理、重ためのビールに合います^^↓ 今回は現地式に牛ひき肉で作りましたが、豚でも鶏でも美味しくできると思います。ミートソースの味付けも、今回はトマトを使っていますが、塩・コショウだけでシンプルに仕上げる家も多いようです。これもお好みで、お好きな味付けにしてください。醤油やみりんを使って和風のそぼろにしても、それはそれで美味しいと思います。カレー粉を入れても美味しそうですね(既に原型を留めていない気もしますが、まぁ家庭料理ですから^^;)。なので、作り方は至ってカンタンです。アレンジも自在な代表的イギリス料理、お子さんも大好きな味ですよ^^是非、お試しください!≪イギリス家庭の「おふくろの味」!イギリス版肉じゃが「コテージ・パイ」≫レシピ:2~3人分 <材料> ・じゃがいも 4~5個 ・牛ひき肉 150g ・玉ねぎ 1/4~1/2個 ・(お好みで)トマトまたはトマトの缶詰 1個または1/2缶 ・塩、コショウ 各適量 ・油 少々 ・ウスターソース 大さじ1 ・(あれば)ローリエ 1枚 ・(あれば)赤ワイン 50cc程度 ・(お好みで)タイム、クミンなどお好みのスパイス 少々 ・(お好みで)牛乳、バター 各適量 ・(お好みで)チーズ 適量1) 玉ねぎはみじん切りに、トマトも粗めのみじん切りにする。じゃがいもは皮をむいて芽を取り、ラップでくるんで電子レンジで6~7分加熱し、数分蒸らしてマッシュする(よりなめらかにするため、お好みで牛乳・バターなどを混ぜてください)。2) フライパンに油少々を熱し、玉ねぎを入れて半透明になるまで炒め、牛肉も加えて色が変わるまで炒め、塩・コショウ、ウスターソース、お好みのスパイスで味付けする(今回はクミン少々を使用)。3) 2)にトマトと赤ワイン、ローリエを加えて蓋をし、若干水気が残る程度に煮つめる。4) 耐熱容器(1人分のグラタン皿でも、大きなものでもOK)に3)のソースを敷き詰め、その上に1)のマッシュポテトをのせて表面をならし、フォーク等で模様をつける。5) お好みでチーズを振って(現地はナシ)、オーブンで軽く色づくまで焼けばできあがり!(今回は200度で15分程度焼きました)★味付けは本当にお好みですが、ウスターソースだけはお決まりのようです。「リー&ペリン社」(ブラッディマリーに入れるので有名ですね^^)のが好まれているらしいです。★私はこれにサルサソースをつけながら食べるのが好きです。薄味なので、味を足して食べても美味しいですね^^ ↓という訳で「リー&ペリン」のウスターソース^^ タマリンドの酸味が利いて、日本のよりもちょっと大人な味です。 リーペリン ウスターソース Kitchen Garden<ぱんだ隊長からのお知らせ>諸事情により今週は外出がちとなるため、料理をしたり記事にしたりする時間が殆どありません。このため、数日間は更新を滞らせてしまうことになりそうです。開設以来これまで殆ど毎日更新!で続けてきたのに、突然のお休み、申し訳ありませんm(_ _)m今週末~来週には戻ってまた簡単で美味しいお料理をた~くさんご紹介したいと思っておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします^^ 2月18日 ぱんだ隊長^^v ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.18
イギリス料理と聞いて「美味しそう~!」と思われる方はごく少数でしょう。私もそうです。イギリス料理と言われて思いつくのは、フィッシュアンドチップス、アイリッシュシチュー・・・ぐらいですもんね^^;食事よりアフタヌーンティーの方がどことなく良いイメージだったりして(笑)でも、どこの国の料理も、美味しく作れば美味しいはずだと思うんですよ、個人的には。なので最近、家庭で普通に食べられるようなものをいろいろと調べてます。たとえばコレ↓ トマト味の煮豆をカリッと焼いたトーストにのせた「ベイクドビーンズ・オン・トースト」。ベイクドビーンズ自体はトーストにのせずに普段の食事で食べることも多く、イギリス家庭には欠かせないものだそうです(激安の缶詰が売られているので、豆から作る家庭は少ないらしいですが^^;)。ですが、夜中に「食べたい!」という衝動に駆られてしまうほどクセになる という「ベイクドビーンズ・オン・トースト」、興味がそそられません??^^という訳で、食べてみた感想。一口目から「ウマイ!」と思うようなものではないんですよ、決して。どちらかと言うとジャンキーな味付けですしね(ケチャップ使ってるし)^^;だけど・・・確かにクセになります。トースト1枚食べ終わる頃には「また食べたい!」と思っている自分がいるんです、どういう訳か。イギリスの人々は、かなり薄いトーストにこれをどっさりのせて、ナイフとフォークで食べるとか。今回は8枚切りの食パンを使いましたが、確かにもっと薄いカリカリのトーストの方が合う気がします。或いは、バゲットの中をくりぬいて詰めても美味しいかも。ん~・・・こんなに手抜きな料理なのに妙に美味しく感じてしまうのは何故か!?イギリス料理、意外と侮れないのかも知れません・・・。――な~んて書かれると、食べてみたくなってきませんか?調理時間はせいぜい15分です。イギリスの家庭の味、皆さんも是非どうぞ!^^≪手抜きでジャンキー、なのに妙にクセになるイギリス式ベイクドビーンズ≫レシピ:3~4人分 <材料> ・白インゲン豆の水煮(今回は大豆で代用) 150g ・玉ねぎ 1/4~1/2個 ・にんにく 1かけ ・生のトマトまたはトマトの缶詰 生なら2個、缶詰なら1/2缶 ・(あれば)赤ワイン 50cc ・トマトケチャップ 大さじ2 ・塩、コショウ 各適量 ・(お好みで)メープルシロップまたは黒砂糖 大さじ1/2 ・オリーブオイルまたはサラダ油 少々1) にんにくはみじん切り、トマトと玉ねぎは粗みじんに切る。2) フライパンまたは鍋に油を熱して1)を炒め、玉ねぎが透明になってきたらトマトを加え、ワイン、塩コショウ、ケチャップ、メープルシロップ(または黒砂糖、黒蜜などなんでも)を加えて混ぜ、水100~150cc程度を注いで少し煮詰める(10~15分ぐらい)。3) 少し時間を置いた後で食べてください。水気が少なくなっていたら適当に足して、ちょっと汁気のある状態で食べた方が美味しいです。★ちょっと洗練された味にするには、唐辛子を入れてピリッとさせたり、ベーコンやソーセージを加えて味に深みを出すなどいろいろと方法が考えられますが、あくまで「現地のはこんなだろう」という信念に従って、余計なことは何ひとつしませんでした(笑)そしておそらく次回も、同じように作ってしまいそうです(笑)★おそらく本来はもっと甘く作るもののような気がします。ケチャップやシロップの量はお好みで加減してください。それと・・・あまりにジャンキーっぽい味付けだったので(だってだしの出るもの何も入ってないよ^^;)オレガノ少々を振ってみたところ、いきなり美味しくなりました。お好みでどうぞ^^;そんな訳で、作った翌日にこんなブランチを食べました。美味しかった!ポークビーンズ、目玉焼きによく合います^^ ↓イギリスと言えば「くまのパディントン」。 ドイツのシュタイフ社から限定のが出てたって知ってました?? これは2007年の限定モデルです^^ シュタイフテディベア2005年EU国限定2500体限定モヘアパディントン(黄色いコート) あおねこ商店 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.17
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