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久々にごはん記事でも。週末はいろいろ作ってるんですがなかなかアップできてませんで・・・。めっきり寒くなって来たのでこの秋初めてお鍋をしました。 お鍋とおかずのほとんどが台湾風です。◆酸白菜鍋 これは「白菜漬を発酵させる」のが何よりのポイント。酸味のある味が美味しく、買ってきたままだとしょっぱみが先立つ白菜漬の味に深みが出て、お鍋のスープが美味しくなるのです。発酵食品は疲れている時特にいいですよね。材料も「発酵させた白菜漬+豚薄切り肉(脂身のある部分)」が基本で、後は何を入れても、入れなくてもOK。今回は以下の材料を使いました。<2人分> ・市販の白菜漬け(半日外に出して発酵させたもの) 1袋(240g) ・豚薄切り肉 200g ・えのきだけ 2/3袋、石づきをとる ・白菜 1/4カットのを3枚程度 ・ミニちくわ(かまぼこでもよいです) 5本(縦半分に切る) ・中華風スープの素(味覇を使用) 適量 ・コショウまずは白菜の発酵です。思い立った日にやるのが吉。買ってきた白菜漬けを袋ごと屋外に出し(この時期はまだ気温が高めなので屋外がベター。冬はあったかい室内で)、袋がちょっと膨れてきたら発酵している証拠。今の気温なら朝日差しが出て来た時間帯に出して、半日ぐらい出しておけばちょうどいい感じになります。袋から出し、ざるにあけて水気を切っておきます。絞り方次第で味が決まりますが、私は絞らずに酸味を強めに出すのが好き。今回は人参や昆布もちょっと入っている、味が濃いめの市販の白菜漬けを使ったので、一緒に生の白菜も入れました。2~3cmの食べやすい太さに切って白菜漬けとまぜ、お鍋に敷きつめて水を張って加熱。沸いて来たら中華風スープの素をやや薄味めに加え、えのきだけとちくわを並べて5~10分程度、生の白菜とえのきが食べやすい柔らかさになるまで煮、最後に豚肉をえのきの上に広げ、色が変わればOK。スープは好みの濃さに調整ください。漬物から味が出るので薄めがいいです。 美味しかった~ (○´ڡ`○)漬物を発酵させて味に深みを出すのはヨーロッパでも使われている手法ですよね。みんな発酵味が好きなんだなあ。◆しじみの醤油漬け スーパーで大粒のしじみを見つけたので久々に作りました。紹興酒を切らしていたので日本酒を使った分ちょっと物足りなかったですが、中国のたまり醤油と黒酢を使ったのでそこそこそれっぽい味に。お醤油は向こうのを使った方が断然それっぽくなります。レシピはこちら。それと、つけあわせのきゅうりはにんにくと塩で水分が飛ぶ程度に炒めてあります。きゅうりも向こうでは炒めて食べることが多く、加熱すると青臭さが飛んでちょっとむっちりするのもいい。 ◆茄子のバジル炒め これも好きなんですがつくったのはけっこう久々。レシピはこちらです。この時は下ごしらえ時に蒸していますが、今回は他のメニューがあっさりめだったので素揚げにしました。とろっとして美味しかった!◆菜飯(ツァイファン) これのみ大陸風です。レシピはこちら。里芋が家になかったのでじゃがいもを使ったらだいぶ毛色が違いましたが(笑)小松菜または青梗菜は欠かせません。◆にら・もやし・ねぎ・干し海老の玉子焼き にらだけを入れたにらたまよりも、もっとボリュームのある玉子焼きが食べたいなと思ってつくりました。分量は適当、味付けは味の素(にらたまは味の素を使うとおいしい)と醤油ちょぴっと。 中華は暑い時期に辛くして食べるのも良いですが、寒くなると食べたくなるのは「身体を温める」メニューが多いからだと思います。中国では身体を冷やすものは摂らない方がいいと言われていて、冷たい飲み物も飲まれないくらいなので、現在冷え性の私が食べたくなるのも道理。寒くなり始めの時期に身体を冷やしてしまうと冬にかなり冷えてしまうので、この時期は「身体を温める」を心がけましょう(○´∀`)ノ今日も冷たい雨ですが、気を付けてお出かけしましょうねー
2016.10.16
先日、黒酢を切らしたので久々に中華街へ買いに行きまして。中国のたまり醤油も買いました。このお醤油、目玉焼きごはんにぴったりなんですよね。 買い物ついでにうろうろしたら、中華街でも珍しい台湾料理のお店を見つけたのでランチに入ってみました。 「状元郷」さん。前からこんなお店あったっけ??と思ったら、'11年までは別の名前の上海料理のお店だったようで、オーナー変更に伴い店名も料理のジャンルも変わったようです。なので内装も新しくとてもきれい。まずはビールでカンパーイ(* ̄∀ ̄)ノ□☆□ヾ( ̄∀ ̄*) 台湾ビールは青島のより味がちょっと濃いめ。そして台湾でビールといえばこれ!「シジミの醤油漬け(600円)」。 日本だとなかなか食べられないので、お店で食べたのは久々。にんにくが効いてぷよぷよしてウマーヽ( ̄▽ ̄)ノ私がつくるとついもっと辛くしてもっと香りをきかせてしまいますが、やっぱり美味しいそして台湾料理と言えばやっぱりこれ!「ルーロー飯(550円)」。 「タンツー麺(700円)」。 どちらも美味しかったです。ルーロー飯の肉そぼろは味付けも食感も申し分なく、「つゆだく」までではないですがたっぷりかかった汁もごはんにぴったり!一気にかきこんでしまいたくなる美味しさです。リーズナブルな価格&女性でも食べ切れる量なのも嬉しい。タンツー麺もあっさり味で美味しかった。上のそぼろがルーロー飯のとは違って、ふよふよした食感なのもいい。 あと、メニューから気になって食べてみたのが「パクチー入り水餃子(600円)」。 かなりでっかいのが5個。リーズナブルです。そして中身は 思ったより「パクチーパクチー」してませんでしたが、苦手だった頃の私なら涙目にはなりそうなレベルです。ちょっと辛めのタレにつけると美味しい。これ以外にも気になるメニュー(主に羊肉を使ったもの)がいくつかありましたが、小皿っぽいお料理以外は一気に価格が跳ね上がるのと、この時さほどおなか空いてなかったので(ダンナさんは少し物足りなかったかも)今回はこれでお会計。台湾料理ではなさそうなものもメニューにけっこう入っているのは中華街ではニーズがあってやむを得ないかな(他のお店も大抵看板ジャンルと異なるメニュー出してますしね)。今回食べたものは中華街価格としてはかなりお得。どれも美味しくて、当たりのお店でした。ラッキー中華のお店の雰囲気がちょっと苦手、というような方でも大丈夫なオシャレな雰囲気で、お店の女性もカジュアルながら気が利いているので居やすい雰囲気。お客さんは女性同士またはカップル、それに常連さんっぽいグループの方々。分煙がないのはあの狭さでは仕方ないかな。ルーロー飯食べたくなったらまた行こう。ごちそうさまでした!状元郷 (台湾料理 / 元町・中華街駅、日本大通り駅、石川町駅)・・・という訳で、中華を軽く食べて帰って来たのでその夜も中華になりました。 中華つくるの久々だったので、定番を美味しく作るつもりが 麻婆はコクがちょっと足りない&花椒を少々焦がしてしまい、 羊のひき肉を使った水餃子はところどころ皮が破けましたが現地でもよくあるのでご愛嬌。でも、食べきった後に気づきました。これトルコ料理に近いからヨーグルトソースかければよかったщ(゚ロ゚щ) ・・・というのと、おそらくこれを作ったのは、むかし中国の田舎で食べたワンタンを、中華街でパクチー餃子食べて無意識に思い出していたからなんですよね。だったらもっと厚めの皮を自分でつくればよかった。今度またつくろう。花巻はわりと上手にできました。もっとお砂糖入れてもよかったかな。蒸し器も久々に使いました。 ――という感じで「もっと美味しく作れるはずなのになー」的心残りがあったこの日のごはん。体調がイマイチの時って最近作っていないジャンルのものが上手にできないなあ。という中で、この日唯一「超美味しくできたヽ( ゚∀゚)ノ」と思えたのがこれ。◆油面筋(ヨウメンジン)の豚肉キクラゲ詰めと白菜・椎茸の醤油煮 中国だと多分普通に「面筋白菜」とかそんな感じに表記されると思いますが、面筋がメニューに上がるお店は日本ではあまりないと思います。中国でも無錫の近辺だけじゃないかしら。 面筋(ボール状の揚げ麩、中が空洞になるので、軽く湯通しして指を突っ込んで穴をあけ、中に具を詰めて使うのが一般的)を見つけたのもすごく久々です。調味料を買いに行ったお店で見つけて即買いしました。ビン類とかかさばるものを相当買い込んだので、ダンナさんが一緒でよかったです。実家から来た白菜があったので、面筋に豚肉詰めて煮ようと思い、椎茸も一緒だとより美味しいので買って帰りました。 間違いのない、なつかしい美味しさヾ(o´∀`o)ノ私にとって面筋は、もう10年ほど前になりますが当時毎月1週間~10日間ほど出張していた中国の田舎の工場の社員食堂でよく食べた味。厨房のおっちゃん・おばちゃんが毎朝市場でその日安い食材をどっさり買って来て、ごはん+おかず2品(主菜と副菜)+スープが基本。茄子や白菜、きゅうりは安いので毎日のように出て、お肉は豚か鶏でした。面筋はボリュームが出るのでよく出ました。とろけるように煮えた白菜に面筋の油と中のお肉のだしがしみてごはんが進む味。ほんのり甘い醤油ベースは日本人好みで、同行している技術職の男子のみんなも好んで食べてたっけ。懐かしいなあ。この日の中身は豚ひき肉+ねぎ+生姜少々+刻んだキクラゲ+刻んだ椎茸の軸。紹興酒を切らしていて入れられませんでしたが、醤油・酒・片栗粉少々で味付けして面筋に詰め、鍋にざく切りの白菜を敷いて面筋と椎茸を載せ、ひたひたぐらいの水(白菜から水が出るので少し少なめ)+中華スープ少々で煮て、煮立ったら醤油+砂糖+紹興酒と八角少々(なくてもいいし、仕上げに五香粉を振ってもいい)。ちょこっと甘めに作った方が美味しいです。春雨とのスープの作り方を以前アップしているので、よろしければこちらもどうぞ。中華も身体が温まるお料理が多いので、冬に作りたくなります。今度はもっと美味しく作るぞー(笑)
2015.01.15
という訳で、現在大分に来ております。 が、大分関連エントリを書くため写真等をまとめる時間がまだないので、そちらはまた後日(明日は朝から熊本へ移動するので、アップしている時間がないかも知れません)。本日は途中まで書いてあった、最近作った中華ごはんのお話を。ぐつぐつ。 まぜまぜ。 こっちはホイルで落し蓋してぐつぐつ・・・ じゃん! 久々にがっつり中華をつくりました。私は夏になるとギリシャ料理やスペイン料理、寒くなってくると中華やイギリス料理、それに和食を作りたくなるようで、「中華食べたいなあ」と思うと「もう冬も近いのね」と気づきます。そんな訳で久々の中華料理フェアですが、「寒さに負けないあったかい料理」というよりはVIVA!肉祭り( ̄(oo) ̄)ノ的なラインナップとなっております。作り始める前にスーパーに買い物に行ったら、牛・豚・鶏すべてのお肉をかごに入れていた私。ダンナさんがわくわくしていました。そんな本日のメニューは◆牛肉面(牛筋肉の醤油煮込みうどん) 広東風の「紅焼牛筋」(牛筋肉の醤油煮込み)を作り、ごはんにのせるか麺にのせるか迷いました。が、ポウチャイ飯(香港風の土鍋ごはん)を作る予定だったのでこちらは麺に。中国語では麺は「面」と表記します。牛筋肉を湯通し→煮込み鍋に肉が隠れる程度の水+にんにく(つぶして1かけ)、しょうが(スライス数枚)、長ネギの青いところ、ローリエ、醤油大さじ3~4、砂糖大さじ1、紹興酒適量、八角を混ぜた煮汁を沸騰させ、その後弱火で1~2時間。香りが弱ければ仕上げに五香粉をプラスしてもいいです。ここまでで牛筋煮込みのできあがり!八角がとっても良い香りで食欲をそそります。もちろんこのままでも美味しい一品料理。たっぷり作っていろいろ使いまわすのもオススメ。麺は中華麺でももちろんいいですが、今回は太めのうどんを使用。刀削面のような素朴な麺に、このお肉はよく合います。 鶏ガラスープの素とコショウを加えた水250~300ccを煮立て、牛筋肉の煮汁を加えて好みの味に調整してスープを作り、麺・肉・茹でた青菜(青梗菜でも小松菜でも)を入れた丼に注いでできあがり!◆鎮江排骨(豚スペアリブの黒酢煮) 以前上海出身の友人宅でご馳走になり、作ってみたいと思っていたスペアリブの中華煮。コクのある中国黒酢を煮詰めてこってり感を出すのがポイントです。今回、中華街へ行く時間がなく、近所のスーパーで中国産の黒酢を買えなかったため日本の黒酢を使いました。中国のを使うともっとコクが出たのですが、十分美味しくできましたよ!≪スペアリブの素揚げと煮汁を煮詰めてコクを出すのがポイント!中華風スペアリブ「鎮江排骨」≫レシピ:1パック分1) スペアリブ1パックに醤油・紹興酒をまぶして揉みこみ、20分ほど置いて味をなじませる。2) 180℃の油で1)を揚げる。表面がカリッとするまで、ところどころ返しながら3~5分ぐらいかな?この素揚げをすることで、煮汁がよく絡み、柔らかく仕上がります。3) スペアリブが入り切るサイズの鍋に油を切った2)を入れ、ひたひたの水を注ぎ、黒酢大さじ3、醤油大さじ2、砂糖(三温糖などコクのあるもの)大さじ2、紹興酒大さじ1.5と包丁で叩いて香りを出したにんにく1かけを入れ、アルミホイルで肉を覆う落し蓋をしてから蓋をし、煮汁が煮立つまでは中火、その後弱火で30~40分、時々肉を返しながら煮込む。4) 煮汁が殆どなくなったら肉を取り出して茹でた青菜と共に皿に盛り、好みで煮詰めた煮汁をかけてできあがり! ダンナさんが大喜びでかぶりついてました。たまにはこういうのもいいです。これは油はねやカロリーを気にして素揚げを省くと味がガクッと落ちてしまうので、せっかく作るなら素揚げは必須!思ったほど油ははねません。ただ煮るだけで簡単なのに、とってもとっても美味しく仕上がりますよーヾ(o´∀`o)ノちょっとゴージャス感が出るので、パーティ等にもオススメです。◆きのこと鶏肉・里芋のポウチャイ飯 「ポウチャイ飯」については、以前詳しく書いたのでこちらの過去エントリをご覧ください。椎茸とえのきが余っていたので入れようかなー、あっ里芋もある!と思ったので全部入れてみました。基本の作り方は上のリンクと同じですが、ポイントが2点ほど。 ★土鍋に予め薄くごま油を塗っておく(鍋に米がくっつきにくくなる+おこげが美味しくできます) ★具をのせる前、お米の上に千切りにした生姜をのせるこっくりした感じの具ばかりで作ったので、生姜がすごくさっぱり感を出していい引締め役になってくれました。今回は具にはあらかじめ醤油を絡めてあります。 ダンナさんがこれも絶賛。「ごはん美味しいー」とおかわりして食べてました。やっぱり土鍋炊きのごはんは美味しいですよね。お米はごく普通の日本米を使用。◆台湾風茄子のバジル炒め これは新作です。たまたまこの日、熊本産のでっかい茄子があったので、果肉がソフトでアクの少ないこの茄子はこのお料理に合いそう!と試してみたら、ウマかったーヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノ初めて食べる味です。バジルをイタリアン以外で使ったのも初めてなので、辛くなるのでは??と思っていましたが、辛いというより清涼感が絶妙ですごく美味しい。ごはんによく合うし、冷めても美味しいのでお弁当のおかずにも大活躍です。これは定番入り決定!≪ご飯のおかずにも、おつまみにも!クセになる清涼感「茄子のバジル炒め」≫レシピ:作りやすい分量でどうぞ1) 茄子(太目でアクが少ないものをオススメ)は縦4つ~6つ、長さ6~7cmに切って水にさらしてアクを抜き(アクが少ないものならそのままでOK)、ラップでくるんでレンジで軽く温めて蒸しておく。※素揚げにするレシピが本来ですが、さっぱり作りたかったので蒸しました。私は蒸したバージョンの味が好き。2) にんにく1/2かけをみじん切りにしてフライパンに入れ、油大さじ2程度を入れて温め、にんにくの香りがして来たら1)の茄子を入れて炒める。3) 全体に油が回ったら、枝を取って大きなものは適度にちぎったバジル1/2袋程度と醤油・砂糖を加えて炒め合わせ、仕上げに酢少々をたらしてできあがり!★ひき肉を入れて作る作り方もありますが、茄子だけで十分美味しいです。主菜にするならお肉を入れて作ってもいいですね。本来、これは台湾バジルを用いて作るお料理なので、きっと本場ではもっとオリエンタルな味だろうと思います。でもスーパーで手軽に買え、家庭でも簡単に栽培できる一般的なバジルで十分美味しくできたので、私的には大満足!この日は夜も中華にしたのですが、さすがにお昼にこれだけボリュームのあるものを食べると夜はおかゆがたいへん美味しく感じる(笑)中華ってよくできてるよなあと思います。食の安全という面では中国産の、特に加工品はあまりお勧めしませんが、中華料理はやっぱり美味しい。これからの寒い季節、身体を温めてくれる中華ごはんもまたいろいろ作ってみたいでーすという訳で、ふたたび行ってきまーす
2014.11.07
毎年恒例の、実家から届く大量の夏野菜たち。ここ数年は父の体力が少しずつ落ちているようで(まあ齢なので自然な流れです)、送られてくる量がある程度常識の範囲(=どうにか冷蔵庫に収納できる量)になりました。今年届いたのは、何種類かのじゃがいもとかぼちゃ、枝豆、ししとう、ピーマン、茄子、オクラ、細長いタイプのミニトマト。じゃがいも・かぼちゃは日持ちするのでとりあえず涼しめのところへ。早期に食べきらないといけないものから調理せねば!という訳で、気づけば最近あまり作っていなかった東アジアのお料理を。意識してませんでしたが、ホントにだいぶ作ってなかったなあ。暑い時期はアジアンっぽいピリッとしたお料理が美味しいですよね この日はダンナさんが少し調子を崩していたため主食はうどん(ダンナさん用はお豆腐のあんかけ稲庭うどん、私は冷たい稲庭うどん)。私だけがビールをごくごく飲みました。◆茄子とズッキーニのジョン 当初は茄子の天ぷらをうどんに添えようかな、と思いましたが、ダンナさんはおなかが張っているそうなのであまり油を吸わないタイプの調理に変更。ジョンは韓国風の軽めの天ぷらというか、卵をくぐらせて揚げ焼きにする調理法。いろんな野菜で作られるようですがズッキーニがポピュラーらしいです。ちょっと意外。という訳で、作り方は1) 茄子は7mm厚さ程度、ズッキーニは5mm厚さ程度にスライスし、それぞれ小麦粉を薄くはたきつける(調理する際に水が出過ぎないのと、油を吸い過ぎない両方の目的)。余計な粉は落としてください。2) 1)を溶き卵にくぐらせ、熱した「ちょっと多め」の油で両面いい色になるまで焼いたらできあがり!3) つけダレは韓国風な味なら何でも合いますが、今回は「酢+醤油+ごま油+おろしにんにく」であっさりめに。より韓国風にするなら唐辛子や刻みネギ、すりごま、お砂糖少々を加えて「ヤンニョンカンジャン」にするか、コチュジャンを加えても美味しいです。これだと油を吸い過ぎず、卵の味も優しくて、少し弱った胃腸でもOK。冷めても美味しいのでお弁当にも向きます。 ◆ししとうとオクラの揚げびたし 送られてきた野菜の中で最も日持ちしなそうなのがオクラでした。生のネバネバを食べるのも良いですが、大量消費したかった+数日もつものを作りたかったので揚げびたしに。同じく揚げびたしが美味しいししとうも一緒に作りました。茄子も美味しいけどししとう・オクラと固さが違い過ぎるので、茄子は茄子で作った方が美味しそうです。こちらは1) オクラはヘタの固い部分をぐるっとむいておく(ヘタごと取ってしまってもいいです)。ししとうは表面にいくつか空気抜きの穴をあけておく。2) ごま油を少し混ぜた揚げ油でさっと揚げ、お好みのめんつゆ(少しだけ濃いめに希釈したもの)+酢少々+種を抜いた唐辛子に熱いうちにジュッ!と漬け、粗熱が取れてから冷蔵庫へ。2~3日はもちます。オクラの青臭さが苦手な方でも、これだとほぼ気になりません。大きいオクラは2~3つに切ってから揚げてもOK。暑い時期、帰って来て冷蔵庫にこういうのが冷えているとビールがすすみます( ̄▽ ̄) ◆枝豆の台湾風 これも気が向くと時々作るおつまみ。詳しい作り方は過去エントリに書いていますのでご覧ください。やっぱりこれも「気が向いて作る」ので、長ネギや生姜の買い置きがない時に作れる台湾風が便利なんですよね~。より「ウマ~o(´∇`*o)(o*´∇`)o」となるのはやはり手をかけた大陸風の方ですが、今回も手を抜いてしまった・・・。枝豆もあまり日持ちしないので、今回は枝豆ごはんに大量に使いました。枝豆を昆布だしで茹でて実を取り出し、研いだお米にざっくり混ぜて、茹で汁にお醤油とお酒を少し入れた汁で炊きます。枝豆を茹でた水で炊くと、枝豆の香りがすごく移って美味しい。炊いている間もとても良い香りが漂います ( ̄○○ ̄)――考えてみたら、ここ数年は夏もビールよりワインをよく飲んでいたので、アジアより地中海っぽいごはんをよく作ってましたね。今年は久々にビール気分なのでこういうセレクトになったようです。シンハーとか青島ビールみたいな、薄いビールが飲みたい。あとはこんなの。こちらはワイン仕様です。これを作った時(同日の昼)はダンナさんは普通にワイン飲んでたんですよね~。夏のおなかはいつも以上にデリケートなようです。 パスタはいつも通りなズッキーニ(黄色いのと緑色のを両方使いました。 1cm強にダイスカットして、加熱すると「ジュワッ」となる感じに)とトマト、味出しはサルシッチャ。にんにくとサルシッチャを炒める→ズッキーニを加えて塩を少し振り、ズッキーニから出る水分でしんなりさせる→皮をむいた完熟トマトまたは缶詰のカットトマトを加えて少しぐつぐつさせる でソースは完成。ショートパスタが合うソースです。きゅうりとトマトはみじん切りの玉ねぎとトマトをたくさん使ったドレッシングをかけて。ブラジルの「ヴィナグレッチ」っぽいイメージで玉ねぎ+トマト+お好みの酢+塩が基本ですが、お醤油をちょこっとたらすと味が締まります。今回は酢の代わりに生絞りすだち汁を使用。 前菜盛り合わせは野菜とチーズ。 さっと揚げて塩を振ったししとう、斜め切りにしてさっと焼いたオクラにチーズを絡めて溶かしたもの、焼きトマトと焼いたカチョカヴァッロチーズ。このチーズも先日蓼科で買ってきたものです。カチョカヴァッロは焼くとよりむっちりして美味しい。上の茶色いのは焼いた際に溶け出たチーズ。冷めるとカリッとします。あー夏は野菜が美味しーい( ̄∇ ̄+)最近は毎日のお弁当のおかずもほぼ野菜で、何か一品卵かお魚、お肉でタンパク質も入れますが、野菜中心のおかずで十分満足。身体のバランスも取れている感じがします。旬の野菜は栄養素が豊富なので、美味しい時期にいっぱい食べて元気をつけたいですねあと、夏野菜に合うのが発酵食品!色の濃い野菜にお味噌やチーズを取り合わせると栄養価も高まるし、適度な塩分も摂れて美味しいので、最近は毎日のように茄子とピーマンの味噌炒めやゴーヤの味噌焼き、ゴーヤ炒め+とろけるチーズ等を食べています。ぜんぜん飽きないなーダンナさんも好きなんですよね茄子味噌炒め。――という訳で。昨日はいささか元気のないエントリでしたが、今日は気分転換のつもりで夕方NACKへ行ってきます。事前の報道だとリーグ戦から10人程度メンバーを代えるようなので、若手の奮起が楽しみ。今回は藤井君も見られるかも!と期待しています。昨年特別指定の頃、練習試合のヴェルディ戦で見た藤井君の右SBは悪くなかったので、今回はボランチかCBの可能性もありますが、できればSBで観たいなあ(北斗観れないの寂しいけど)。正直、天皇杯よりリーグ戦の方がずっと大事。とは言え試合になかなか出られないメンバーのモチベーションとチーム力の底上げの意味でも大事な試合です。頑張って応援するぞーではその前に、お仕事行ってきまーす
2014.08.19
先週のナビスコ新潟戦から帰った日は、久々に中華を作りました。中華らしい中華はホントに久々ですが、どうもそういう気分だったようです。 ◆ちょっとこってり麻婆豆腐 麻婆豆腐が食べたいな、と思ってありあわせの材料で作りました。お豆腐を一丁使うといつもこのラーメン丼サイズにできあがります( ̄m ̄* )写真がうまく撮れず、具が偏ってゴメンなさいm(_ _)m普段よりもこってりめに仕上がったのは、甜麺醤を多めに入れたから。花椒もけっこうたっぷり入れましたが、甜麺醤も大さじで入れたらちょっとこってりしていい感じ。ダンナさんも「今日のこってりしてて美味しい」と好評でした。麻婆豆腐(麻辣豆腐)の基本の作り方はこちらです。やっぱり麻婆はおうちで作るのがたっぷり食べられて美味しい!ヽ( ̄▽ ̄)ノ◆たっぷりレタスとふわふわ卵のあっさりチャーハン レタスの葉を4~5枚使いました。中国でレタスのチャーハンを作る場合は、レタス炒めを作っておいて最後に混ぜることも多いですが、チャーハンに使う場合、私はレタスの水分を生かしたくて、先に炒めず最後に入れてしんなりさせることが多いです。 麻婆豆腐と合わせて食べたかったので、チャーハンはごくごく薄味仕立て。最初によーく熱した多めの油でふわふわの炒り卵を作っておき、みじん切りのにんにく・青ネギを炒めてごはんを加え、塩・コショウで軽く味付けしたチャーハンにレタスと卵を加えてざっくり混ぜてできあがり。ふわふわ卵もチャーハン全体をしっとりさせたい時によく使う手です。◆涼拌三絲(リャンバンサンスー) 水分をたっぷり含んだ大根があったので、サラダでたっぷり食べたい!ともやし・きゅうりと合わせて中華風の定番サラダに。大根・きゅうりは千切りにして塩を振って水分を出して絞り、もやしはさっとゆで、千切りのハムと合わせて辛子・酢・ラー油・塩・コショウとほんのちょっぴりの砂糖で味付け。黒酢を使っても美味しいです。仕上げに白ごまをたっぷり! 給食でもこういうサラダよく食べましたよね。中国では実はあまり食べたことない…(夏に出張しなかったからかなあ)。そしてこれも、かなり久々に作りました。◆葱油餅(ツォンヨウビン) ねぎもちは誰に食べさせても好評な点心のひとつ。この日は家にあった地粉(栃木産)を使って生地を練りましたが、ふつうの市販の小麦粉よりももっちりさっくり仕上がって美味しかった。 ごま油と塩を多めに使うと何もつけなくても美味しいですが、この日は酢醤油で。これも基本の作り方はこちら。この日はかなり皮を薄くのばし、ねぎをどーーーーっさり!入れました。レシピより粉は少なめ、葱多めでお送りしております。あともう1品はフルーツヨーグルト。新潟戦の日は暑かったしかなり汗をかいたので、少し味の濃いものや水分を補えるものと食べたくなった模様。あと、暑くなるとやっぱり辛いものが食べたくなってきますね。中華もじっくり作るとおうちでもかなり美味しいお店の味(しかも油っこくなく!)が作れるジャンルですが、このところホントに時間がなくてなかなか・・・。ついいつも思い付きで「その日食べたくなったもの」を作ってばかりです。でも!美味しくできたので満足、ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。さてさて、来週に迫ったファンフェスタの内容がリリースされましたねヽ( ̄▽ ̄)ノ今年はアルディ・ミーヤも長時間頑張るようで、例年よりも内容盛りだくさん!という感じ。楽しみですね!ここ1~2年同様、我が職場はファンフェスタで体験ブースを頂くことになり、私も当日少々お仕事(という名目でブースに来てくれた選手と話せる役得 <( ̄^ ̄)>という噂もかなり…)しているかもしれません。今年はどの選手が来てくれるかなあ、ドキドキ((o(゚▽゚○)(○゚▽゚)o))梅雨時のファンフェスタは初めてですが、雨になった場合、運用はいろいろ変わる模様。選手の動きも変わるようです。今のところ当日はくもりの予報。もってほしいですね~。それと、3月にやはり役得 <( ̄^ ̄)>でアルディに半ば無理やり装着させた特製アイマスク。 今のところ、アルディやミーヤに来てもらえるかどうかはわからないのですが(担当の方にお願いはしていますが、現状難しそう。忙しそうですもんね)、時間が取れそうならまた来てもらいたいなあ。アルディ、時間が取れたらまた遊ぼうねー今度はミーヤにも体験してもらいたいなあ~。いつもと時期が異なるので、芝の養生のためピッチを使える時間はかなり短めだそうで、我々のブースも体験時間が短くなっていますが、ぜひ!この機会にNACKのピッチを体感しましょうヽ( ̄▽ ̄)ノ
2014.06.06
みなさんは枝豆お好きですか?私は外では食べますが、家で食べることは滅多にありません。「茹でるだけ」の作業が面白くなくて好きじゃないのと、家でビールや日本酒をメインに食事をすることが殆どないから(ビールは大好きですが、そのために枝豆!というセレクトはないんですよね)。なので、お店で枝豆を買うこともまずありません。が、例外的に家で食べるのは実家から届いた場合。この場合、大量+すごく立派なだだちゃ豆(山形産の高級品種)だったりするのでとりあえず茹でて、食べ切れない分は冷凍するしかありませんでした。だだちゃ豆は豆自体の味が濃いので余計な調理をするより茹でただけがいちばん美味しいし、2人世帯で簡単に消費できる量ではなかったんです。枝豆って食べすぎるとお腹壊しますし(笑)けど今年届いたのはごく一般的な種類の枝豆、それも常識的な量。それなら手を加えてもイケるかも!と思い、これを作りました。◆五香毛豆(台湾風スパイシー枝豆) 中国や台湾でも、暑い時期にはビールに合わせてこんなおつまみがよく登場します。青島ビールに代表されるように、中国・台湾の(特に暑い南部の)ビールは味の薄いものが多く、それにぴったりなのがこのスパイシーな枝豆。これは私も大好き!両端を落としてさやごと茹でた枝豆にいろんなスパイスの味を染ませて食べるおつまみは中国・台湾両方で作られます。さやについたスパイスをしゃぶりつつ食べる枝豆が美味しくて(さやは食べません)、食べ出すとビールが止まらない!ヽ( ̄▽ ̄)ノのは共通ながら、味付けが若干違います。今回のは台湾風。台湾風は黒コショウとにんにく、八角、唐辛子、ごま油が基本の調味料ですが、大陸風と大きく違うのは「ネギと生姜を刻む必要がない」こと!大陸風は刻む材料が多く少し手間がかかりますが、台湾風は思いつきで作れるのが魅力なのです 黒コショウ、ごま油、にんにく、唐辛子は買い置きがあるお家が多いと思います。八角も我が家にはありますが、今回は作る量が少なめだったので入れずに「五香粉」で代用しました。唐辛子も、私はいつもホールで使うので刻むのが面倒で一味で代用(笑)でも十分美味しかった!前エントリの写真の通り、あのワイン向けの食事の中にこれを出してみたら、ダンナさんが「これ美味しいけどビール欲しくなって困る」とワインの後に登場普通の枝豆に飽きが来た時、ちょっと中華っぽい味のものが欲しい時に是非お試しください≪思いつきでぱぱっと作れる!台湾風スパイシー枝豆「五香毛豆」≫レシピ:作りやすい分量1) 枝豆200g程度は洗ってさやの両端を(2~3mmぐらいずつ)包丁か調理ばさみでカットし、塩適量を振って5分くらい置く。2) その間に合わせ調味料の準備。ボウル等にごま油大さじ1~2、みじん切りにしたにんにく1~2かけ、小口切りの唐辛子適量(一味やチリパウダーでもOK)、黒こしょう小さじ1.5、塩ひとつまみ、八角1/8かけまたは五香粉適量を混ぜておく。※大陸風の場合、刻んだ長ネギや生姜を入れます。3) たっぷりの湯で枝豆を8分くらい茹で、ざるに取ってよく水を切り、熱いうちに2)のボウルに入れて合わせ調味料を絡ませる。4) 粗熱が取れてから冷蔵庫に入れ、1時間以上経ったあたりが食べごろ。2~3日は冷蔵庫でもつので、たっぷり作って召し上がれ★「五香毛」は「いろんな種類のスパイス」という意味なので、調味料は好きなものを好きなだけブレンドして使ってOKです。お手持ちのラー油や豆板醤等を加えても美味しいと思います。黒コショウはたっぷり入れてください!★本文にも書きましたが、大陸風の場合、刻みネギや生姜が入ることが多いです(この場合、黒コショウは少なめ~入れずに作ります。花椒を入れても!)。お好みでどうぞ!そんな訳で今日はFC東京戦。もちろん味スタ参戦しますよー・・・が、その前にちょっと寄り道。そろそろ行って来まーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.08.17
三が日の最終日は栃木在住の友人・とさこさんご夫妻が遊びに来てくれました。とさこさんは鎌倉が地元なので帰省帰りに寄ってくれたのですが、まぁすごいお土産の数々!出るわ出るわ、お土産を説明してもらうのに10分近くかかったのでは??^^;栃木産の美味しいこんにゃくや日光の唐辛子を始め、大きな買い物袋いっぱいに栃木の美味しいもの、話題のものがどーっさり!(帰省を挟んだのにありがとうね)中でももっとも嬉しかったのがこの3点↓ 野性味あふれるパンダのカード(瞳孔開いてそうなのが◎)、昨年栃木へ行った際持たせてくれた夢のようにおいしいクリームパンのお店のハード系パン、そして!栃木の焼きそば本さすがはお友達歴気付けば10年目のとさこさん、何を与えれば喜ぶかよーくわかってますうれしい!ありがとう!!そんなとさこさんご夫妻を迎えるにあたり、ずいぶん前からリクエストがありました。 ★麻辣豆腐と土鍋ごはんが食べたい ★ぱんださんのパスタ、特にアマトリチャーナが食べたい ★しっかりおかずだけどあっさりしたものが食べたいものすごく具体的な上に中華とイタリアンが混在(笑)折角なので美味しく食べてもらおうと、いろいろ考えてメニューはこんな感じにしました。 こちらは最初に出した中華系のメニュー。ここまででテーブルがいっぱいになるため、パスタ(リクエスト通りアマトリチャーナ、特に美味しくできてよかった)とオムレツ(予想外にテーブルの食べ物が消える速度が速かったため急遽追加)、ケーキは後で出しました。中華系のメニューは、リクエスト通りの2品と「しっかりだけどあっさり」の3品。◆四川風麻辣豆腐 先日中華街で買った「豆?」を使ったらすごく美味しくできました。まろやかさが出るので口に入れた時の辛さはさほどでもないのですが、後味がけっこう辛いです。これについては別記事でまた書こうと思います。◆土鍋ごはん(鶏手羽元と青梗菜) 香港で作られる土鍋ごはんはたれがかなり甘いのが特徴ですが、私が上海で食べたのはそこまで甘くなくて美味しかった。なので今日は前日作った鶏手羽元の黒酢煮をメインの具にし、煮汁(煮こごり状になるくらい鶏の旨味が出て美味しいのです)をかけだれにして、土鍋で途中まで炊いたごはんに具とたれを載せて炊き上げました。我が家の土鍋は小さいのでとさこさんご夫妻専用メニューにしましたが、お鍋が綺麗になるまでおこげ(ここが美味しい!)もしっかりすくって食べてくださいましたよ◆里芋と小松菜の「菜飯(ツァイファン)」 土鍋ごはんだけでは足りないのと、麻辣豆腐はやっぱりごはんに「ぶっかけ」で食べるのが美味しいので、ぶっかけ用に作った薄味のごはん。でも薄味でも旨味は効いています。作り方はコチラ。塩を薄くした分、五香粉を効かせました。かなり薄味に作りましたが美味しさをわかってくれたとさこさんご夫妻の舌はさすが!◆蛤仔白菜(白菜とあさりの中華風あっさり煮) 白菜を長いままあっさり煮たのが食べたくて、海鮮のだしと合わせたいな~とお店に行って見つけたのがあさり。豆?を使って蒸すのもいいですが、今日は塩味であっさりと。白菜を予めごま油で焦げ目がつくほど焼いておくと香ばしくて美味しく、味がよくしみます。以前もレシピを掲載していますが、今日はちょっとアレンジ。こうして焼いた長いままの白菜(腸のお掃除にいいんですよ)の上に、にんにく・生姜・長ネギのみじん切りを炒め、あさりと白菜から出ただしを塩と少量の醤油、紹興酒で味付けしてわずかにとろみをつけたスープをかけてしばらく置き、味をなじませました。これも売れ行きがよかったな~、気づくとなくなっていた一品。◆玉米烙(とうもろこしの片栗粉焼き) これ、是非食べてもらいたかったんですよね。私も食べたかったんですけど。私自身が中国で初めて食べた際かなりの衝撃を受けて、絶対真似したいと思いながらもあまりポピュラーなメニューではないので作り方を探すのに苦心した覚えがあります。未だに日本語ではレシピを検索するのが困難で、それ故コツをつかむのが難しかったのですが今回やっと!わかったのですー(* ̄ー ̄*)玉米烙(ユィミーラオ)の美味しさはなんといっても「軽くて香ばしい」ところ。とうもろこしの自然な甘さと香ばしさだけをシンプルに味わう一品です。本来もっと厚く、なのにサクサクに焼けているのですが、そこまでするにはかなりの量の油を使うので、家庭で作る分にはこの程度が適度。でもこれ、うまくできるとホントに美味しいんですよ!とさこさんの目が輝き、何度か失敗作を食べているダンナさんも「今日は上手にできたねえ~」と褒めてくれた一品、是非お試しあれ!材料はとうもろこし(缶)と片栗粉、油だけです!≪とうもろこしの美味しさがシンプルに味わえ、香ばしくて美味しい!中華風とうもろこしのお焼き「玉米烙」≫レシピ:作りやすい分量(フライパン1枚分)1) とうもろこしの缶詰(茹でたのを使う場合は粒状にばらしておく)1/2缶強はざるにあけて水気を切っておく。2) 水気を切った1)に、焼く直前に片栗粉をたっぷり、一粒一粒に絡みつくようまぶす。大さじ3~4杯ぐらいは使うと思います。3) 中華鍋またはフライパンに油(キャノーラ油など軽いもの)を少し多めに入れて熱し、2)をお好み焼みたいに丸く広げ、隙間が開かないよう手やフライ返しで整える(ヤケドしないよう気を付けてください)。4) 焦げ目がつくよう中火で焼いて行くが、一粒一粒しっかりくっつくよう時々フライ返しで押さえ、香ばしい香りがしてきたら真ん中あたり、くっつき方が足りなそうな辺りに水を少量回しかける(かけすぎないように!でもこれで真ん中までしっかりくっつくのです)。5) 皿等を利用してひっくり返し、裏面も同じように香ばしく焼いたらできあがり!★フライパンで作る場合、端に油が寄りがちなので「端はくっついてるけど内側がうまくくっつかない」になりがちです。片栗粉に少し水分を補うことでくっつきやすくなりますが、入れすぎると香ばしさが消え、油もはねるので、あくまで少しずつ!ここに注意してください。★とうもろこしの水切りが不十分だと香ばしく焼けません。水切りはしっかり、片栗粉はあくまで焼く直前にまぶしてください。ここも重要なポイント。以前作った時(その際のレシピはこちら)よりも、この2点に気を付けることですごく上手にできました。決して豪華な料理ではないですが実はけっこう難しく、上手にできるとすごく美味しい!日本のお店ではなかなか食べられないものなので(広東~香港あたりが最初らしいですが、ここ5~6年で出てきた新しい料理です)、食べてみたい方は是非チャレンジしてみてくださいいや~食べたねこの日は^^;(だってこの後パスタとオムレツとケーキですよ)お正月を経て何故か痩せている私がいるのですが、あれだけ食べても太らなかったのは私が作る中華は油の使用量がかなり少なく、野菜が多くて代謝に良いからだと思います。お肉も少ないしね^^;今日はひょうたんなまこ(=東京のくまモン、フォルムがひょうたん型なのです)に逢いに行こうと思いましたがすごい人になりそうなので、パスして国立行っちゃおうかと画策中。問題はいつ国立に着くか!今日は非常に寒そうなので、2試合観戦は無理だと思う- -;今出れば第1試合に間に合いますが、より観たいのは第2試合。これに合わせて行くか…。という訳で、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします
2012.01.06
数ある中華料理の中でもやっぱり一番好きかなと思うのが麻婆豆腐。私にとっては、現地の呼び方「麻辣(マーラー)豆腐」の方がいまだにぴったり来ます。食べた後おなかからほかほか身体があったまってくるので、肌寒さを感じる頃から食べたさが増してくる一品。今の職場は周りに中華料理屋さんが多く、ランチタイムに店舗前で売っているお弁当や丼メニューにも麻婆豆腐は大概あります。しかもこの辺りは現地の方がやっている店が大半なので、現地並に辛くて痺れるタイプのが多いのがうれしいしかーし!現地で食べると気候や風土に合わせて身体が受け付けてしまうものですが、日本だとあの油の多さが私の胃腸には厳しい- -;油の美味しさもある程度は必要ですが、中国料理ってやっぱり基本的に油の使用量が多く、質もあまりよくないことが多いので、日本人のナイーブな腸にはきついんですよね。という訳で、無性に食べたくなって作りました。レシピは以前ご紹介した通りです。◆麻辣豆腐丼(茹で小松菜添え) 「麻辣」のポイントは、レシピ記事でも詳しく書きましたが「辣(ラー)」の辛さをしっかり際立たせること。唐辛子よりも山椒の辛さが舌に残る味わいが身上です。今日も花椒をたっぷり使ってしっかり痺れる辛さにしました。いひ、これこれ!美味しい 使うお豆腐は、中国では断然絹ごしタイプが好まれます。煮込むような料理の場合は木綿豆腐の方が味がよくしみますが、麻婆豆腐の場合は舌触りと喉越しの良い絹ごしを小さめにダイスカットして、たれ(というかあん?)と絡ませる程度に短時間で仕上げます。麻婆豆腐は「もと」なしでもすぐに作れるお手軽メニューなのです!うーん久々に作りましたが美味しかったな~私の中では中華とイギリス料理は「秋冬」のジャンルらしく、暑い時期にはあまり作ろうと思わないのですが、寒くなってくると急激に恋しくなってきます。行ったことのないイギリスはともかく、中国は実際に過ごした時期が秋冬が多かったからかも知れません。夏は夏で40度近くまで上がるところにいたんですけどね^^;「マーボー」ならぬ「麻辣」豆腐、簡単ですので是非つくってみてくださいね。日本風のとは違った美味しさで、身体が内側からあったまりますよ今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.11.10
今日はダンナさんが早めの帰宅なので、久々に中華のごはん。 ワインを飲めない日や主食がお米の日は、おかずが中華になることが多い我が家。ありあわせの材料で野菜をどっさり食べられるんですよね。その辺りは、5~6年前中国で仕事をしていた頃の食生活の影響。舌や目に感覚がしみついています(もう中国語は殆ど忘れてしまったというのに、食べ物についてだけはよーく覚えてるんですよねえ^^;)。今日のメニューは、この三品。 ◆炒青菜(ツォチンツァイ=青菜炒め) ◆菜脯蛋(ツァイフューダン=切り干し大根入り卵焼き) ◆韮菜猪肝(ヂョウツァイジゥガン=レバニラ炒め)たまたま前日スーパーでレバーを目にして「美味しそう!レバニラ食べたい」モードに入った私。レバニラを中心に、バランスの良い献立にしました。まずは中華を食べに行く際必ずオーダーする(しませんか??)青菜炒め。お好みの青菜、レタス・青梗菜・空心菜・かき菜などなんでも美味しく出来ますが、今日は冷蔵庫にあった新鮮な小松菜を使用。 うーんシャキッとして美味しそう美味しい青菜炒めを作るポイントは、なんと言っても「下茹でをしない」こと!これに尽きます。下茹でをしてしまうと美味しさが流出してしまい、スカスカした味になってしまうのです。今日はにんにく・塩味にしましたが、オイスターソース味にする際でも手順はほぼ一緒で、1) 中華鍋またはフライパンによーく油を熱し、洗って少し水につけてシャキッとさせた青菜を強火でジャッ!と炒める(茎の部分を先に入れ、七部程度火が通ったら葉を入れる)。塩味の場合はここで味を調える(少し濃い目)。2) 少量の水(できれば酒も)をジャッ!と加えて軽く茹でる感じにし、ざるで軽く水気を切ってできあがり!オイスターソース風味の場合はこの後、炒めたオイスターソースと絡めて仕上げる(オイスター風味のレタス版の作り方はこちら)。炒め始めてからここまでの時間は5分以内。3分ぐらいかな?と思います。今日はにんにく味なので、最初に油を温める段階でにんにくを加えて風味を出し、水はごく少なめにして蒸す感じにし、最後の水切りはしないで仕上げました。噛むごとに小松菜の旨味がジュワーッと出てきて美味しい!青菜って美味しいですよね~、大好きです。お次はオムレツ。これは台湾料理です。 切り干し大根を入れたオムレツは大学時代から自己流で作っていましたが、その頃はひき肉と切り干し大根、野菜を予め炒めて醤油とみりんで味つけしてから卵と混ぜて焼くやり方。でも台湾風は戻した切り干し大根とねぎ、調味料を卵に混ぜて焼くだけ。より簡単でシンプルなのに、驚くほど深みのある味に出来上がります。以降、専らこちらの作り方で作るようになっています。詳しい作り方は以前レシピを書いていますので、コチラをご覧ください。今日は半端に残ったコーンも入れてへらで押し付けながらこんがり焼き上げました。これも美味しかった!この切干オムレツは、食べてもらった人ほぼ100%に評判がよい料理。香ばしく焼くのと、薄味に仕上げるのがポイントかなと思います。お試しあれ♪そして主役! レバニラ、またはニラレバ。日本でもすっかり家庭料理として定着している定番おかずですが、中国でも家庭料理の位置づけ。その日ある食材を使って作るのは日本と全く一緒の考え。なので、決まったレシピというようなものはなく、家庭によって味付けも作り方の手順も異なります。私もその日の気分で材料のみならず手順もかなり変えています。というのは「レバーをカリカリに香ばしくするか、それともソフトな感じに仕上げるか」によって手順が変わるから。レバーに下味をつけた後、予め油通しをしてから野菜と合わせると、レバーの表面がカリッと仕上がってボリュームも出、比較的来客向けの華やかな料理になりますが、レバーのボリュームがかなり出るので量をあまり食べられない感じ(男性向けではありますが)。なので私はレバーを揚げず、野菜に先に熱を通しておいて最後にレバーと合わせる作り方の方が好みです。このやり方だとレバーがソフトに仕上がり、どっさり野菜を入れて作っても、口の中での食感のバランスが良いのです(そしてこちらの方が簡単)。という訳で、今日もソフトバージョンの作り方。とにかく野菜をどっさり食べたかったので、にら・にんにくに加え、家にあったにんじん・ピーマン・キャベツも使いました(レバニラと言えばどっさりもやしを入れても美味しいですが、もやしや玉ねぎは後から水が出て味が薄まってしまうので、注意が必要です)。ダンナさん「ごはんが美味しい」とご機嫌。おかわりもしてモリモリ食べてくれました。そう、ソフトバージョンの作り方だとごはんが進むんですよね。一方、レバーを揚げるとごはんと言うよりお酒が進む気が・・・^^;この辺り、お好みで作り方を変えてみてください。≪レバーを揚げずにソフトに仕上げる作り方です、中国でも家庭料理の定番「韮菜猪肝(レバニラ炒め)」≫レシピ:2人分1) 豚レバー150gはスライスして食べやすい大きさに切り、血が気になる場合は5分程度流水につけて血抜きをする。その後キッチンペーパーで水気をぬぐい、下味をつける。下味は≪オイスターソース・醤油各大さじ1/2、酒大さじ1、砂糖大さじ1/2、おろししょうが・おろしにんにく各適量、コショウ多め、片栗粉大さじ1/2≫を混ぜたものです。酒はあれば紹興酒を使うとより美味しくできます。2) にら1/2束は4~5cmにカット、キャベツ・にんじん・ピーマン各適量(なくてもよいです。或いはコーンやにんにくの芽を入れても。柔らかい野菜や水っぽい野菜は不向きです)はにんじんのみ薄くスライスしてから短冊に、他はざく切りに。3) 深めのフライパン(中華鍋があれば望ましい)に油大さじ半分を熱し、にら以外の2)の野菜を最初は強火でジャッ!と炒め、その後弱火で蓋をして、にんじんが食べられる固さになるまで蒸し焼きにする。4) 3)の野菜を一旦取り出し、油を足して(大さじ半分)熱し、下味をつけたレバーを漬け汁ごと入れて中火~強火で炒める(焦げ付きそうなら水少々を加えてください)。下の面に色がついたら裏返して両面色が変わるようにし、調味料が焦げ付かないうちに少し火を弱めて3)の野菜とにらを加えて全体をざっくり混ぜながら炒め、仕上げに酢大さじ1(あれば黒酢だとより美味しいです)と水大さじ1を加えて強火でツヤを出しながら全体を混ぜ合わせてできあがり!★野菜は弱火で熱を入れていますが、レバーと合わせて仕上げる際に強火にするのでシャキッと感が出ます。なので仕上げは強火で!★仕上げの酢はツヤ出しと味つけの両方を兼ねています。酢がお好きな方は少し多めに入れても美味しい。この場合は下味(合わせ調味料)の濃さを調整してください。★もやしを入れる場合は軽く水から軽く下茹でした後ざるでしっかり水気を切り、4)のタイミングで一緒に入れます。この場合も下味を少し濃い目にしてください。久々に作ってみて、やっぱり中華も美味しいな~と実感。中華は加熱前の手間がかかりますが、全ての材料が食べごろの食感になる火の入れ方をするのが面白いところです。肉と野菜とでは火の通る時間が違うので、炒め物の場合はそれぞれ別に加熱してから最後に合わせる作り方が大半。素材の食感を生かすための工夫に富んでいて、作るたび成程な~と思います。この辺りはヨーロッパの「野菜はクタクタに加熱して大量に食べる」とは正反対の考え方。まぁ食いしん坊の私的には美味しければどちらも大好きなのですが(笑)うーん今日も美味しかった!今日もごちそうさまでした!にほんブログ村 ↑ ↑ ↑ ランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.05.19
皆さん、飲みすぎた翌日って何を食べますか?何も食べないとかえって気持ちが悪いし身体にもよくないので、「よく眠る→しっかりお風呂につかる」の後、我が家では「汁気の多いものを食べる」のが基本です。そんな訳で、今週いろいろあって2人とも相当クサクサしていたため、昨夜帰ってから飲みすぎてしまった今日のお昼はこれでした↓ ◆黒酢仕立ての酸辣湯面(スヮンラータンミェン)なんとも地味な色合いですが、美味しいので許してください^^;(中華の麺って見た目地味なんですよね~・・・。今日は緑や赤の野菜を切らしていたので更に色が地味です。笑)「酸辣湯」と言えば日本でも大分ポピュラーになった中国のホットサワースープ。これに中華麺を入れてラーメンにして出すお店もあって大好きですが、今日はうどんです。普段の酸辣湯は私は普通の醸造酢で作ることが多いですが、麺を入れるときは黒酢の方がまろやかで美味しいです。 酸辣湯のスープのベースは鶏がらスープ+醤油+微量のお砂糖+紹興酒、しょうがを加えても美味しいです。これに大量のコショウと酢とラー油が入ります。美味しいコショウと酢を使うのがポイント。今日の具は豚バラ薄切り肉、白菜、ねぎ、もやし、しめじをどっさり入れました。飲みすぎた後って水分やビタミンが欠乏しているので、野菜や果物をたっぷり食べたくなります。ダンナさんは「辛い!毛穴開く!」とずいぶん辛そうですが、私的には全然平気、まだまだ辛くても大丈夫です(笑)これだけ食べてようやくお酒が抜けました^^;具はあるものを使ってください。人参、ピーマン、青梗菜が入るとより中華らしくなります。スープで飲む場合は、お豆腐やわかめを加えても美味しいです。≪野菜どっさり!温まります、まろやかな黒酢仕立ての「酸辣湯面」≫レシピ:2人分1) 具を準備する。豚肉80gは食べやすい大きさに切って塩・こしょうをまぶす。野菜は食べたい分だけどっさり用意して、白菜はざく切り、長ねぎは斜め切りに。もやしはさっと洗って、しめじは石突をとってほぐしておく。うどん(または中華麺)は別途ゆでておく。2) 中華鍋または鍋、或いは深めのフライパンにごま油少々を敷いて花椒少々を炒めて香りを出し、最初に豚肉を入れ、脂が出てきたら野菜も加えて強火でざっと炒め、全体に油が回ったら鶏がらスープ600cc、紹興酒(なければ日本酒)30cc程度を注ぎ、蓋をして火を弱め、野菜が柔らかくなるまで5分程度煮る。3) 2)に醤油大さじ1~2、塩気が足りなければ塩少々を加えて味のバランスをとり、たっぷりのコショウ、黒酢大さじ3~4を加えて酸味と辛味(痺れる方)をつけ、片栗粉大さじ2を水大さじ3で溶いて流し入れ、とろみをつける。4) 丼にゆでめんを入れ、3)のスープを具ごとたっぷり注ぎ、お好みの分だけラー油をたらせば出来上がり!★具は本当に何を入れてもOKです。中国ではよくモツが入ったのを食べました。美味しかったな~。★黒酢ではない普通のお酢を使う場合は、酢の分量は控えめにしてください。そしてようやく前夜のお酒が抜け、夕方にはまともなごはんを作りました^^;いやーたまには2人で愚痴を言い合いながら楽しく飲むのもよいですが、そこまでストレスをためないように過ごしたいものです(とほほ・・・)。うん、でも楽しかったし美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.19
ふだん、我が家で鍋物をすることは滅多にないのですが、さすがに1~2月のさむ~い時期は「鍋にしようかな」と思うことが何度か出てきます。私の中で「鍋」と言えば、地元・秋田のきりたんぽ鍋か、かつて出張でよく行った中国の辛い鍋。きりたんぽは入る材料が決まっているので、予め「今日はきりたんぽ!」と決めて材料を買いに行く感じですが、中国のは基本的には寄せ鍋。その日家にある材料でパパッと作れます。そんな訳で今日は中国式! ◆中国式花椒鍋懐かし~い!と、味見をして真っ先に思いました。かつてよく出張していた街は、真冬はマイナス5度以下が普通の寒~い内陸部。冬場の出張では常にモコモコに着込み(建物の中も寒いんです^^;ダウン必須!)、プロジェクトの仲間と週に1~2度はお鍋を食べていました。そういう感じの、ごく庶民的な中国の冬の味です。豆板醤が入っているので辛そうな色に見えますが、今日のはあまり辛くしていません。「よかった^^;」と、私とは辛さの耐性にかなり差があるダンナさんがほっとしています(笑)花椒(粒さんしょう)と豆板醤を両方使うので、味に深みが出て、かつすっきりと爽やかな辛さ。日本でもいっとき大流行した「火鍋」には羊の脂がこってりたっぷり入りますが、今日のはさっぱり仕上げのノン脂身版。具は、ごく普通に入るのが白菜または青梗菜、お豆腐・ねぎ・春雨あたりで、お肉や魚は好みのものを選びます。今日は白菜、豆腐、長ねぎ、かぶ、椎茸、春雨、肉団子を入れました。肉団子は向こうでは豚肉を使うことが多いですが、今日は鶏と豚が半端に冷蔵庫にあったので、両方を合わせて叩いて粗めの合挽きに。 「肉団子美味しいツルッとしていてジューシーだね~」とダンナさん。いひ、作り手からすると実に的確な表現です「ツルッ」は片栗粉を入れた効果で、「ジューシー」はお肉を自分で叩いた効果。こういう、美味しく食べるためにちょっとした手をかける辺りがいかにも中華らしい感じ。安い材料でも、手をかけてしっかり美味しくなるのが中華のいいところです。久々に食べましたがすごく美味しかった!後からじわじわ体が温まる感じの辛さなので、寒いうちに是非!お試しください≪中国の庶民的な冬の味!2種類の辛さで味に深みが出る「花椒鍋」≫レシピ:2人分1) 肉団子のタネを作る。豚肉の安い部分150g(または鶏・豚合わせて同じ量)は包丁で粗く叩いてボウルに。ねぎ5cmはみじん切り、干し椎茸少々は戻して粗く(3mm角ぐらい)刻んで同じくボウルに入れ、調味料(醤油・酒・塩・こしょう・おろししょうが・片栗粉各少々)を加えて粘りが出るまで練り、ひとまとめにして何度か上から叩きつけるようにして空気を含ませ、冷蔵庫で1時間程度寝かせる。2) 白菜1/8個分はざく切り、ねぎ1/2本は斜め切り、椎茸2枚はそぎ切り、かぶ2個は皮付きのまま縦4つ割りに。春雨30gは熱湯に入れて戻し、食べやすい長さに切っておく。3) 鍋にスープを用意する。鶏がらスープ600cc、酒大さじ2、醤油大さじ2、砂糖大さじ1/2、豆板醤大さじ1~2、干し椎茸の戻し汁適量を煮立て、2)の野菜から入れて弱火で煮始める。冷蔵庫から1)のボウルを取り出し、手にごま油をつけて食べやすい大きさにタネを丸める。大きめのスプーンに大盛にすくって丸めるとやりやすいです。4) フライパンまたは中華鍋に油大さじ1/2を敷き、最初に花椒大さじ1/2を入れて中火で炒め、香りが出て花椒自体がちょっぴり膨らんだ感じに見えたら、丸めた肉団子を入れて表面を焼き付け、花椒ごと3)の鍋に加える。5) 野菜を入れてから15分ほど経ち、全体に味がしみたら最後に春雨を加え、さっと煮て煮汁の味を調えたらできあがり!★具はお好みのものを入れてください。お肉は何でもOK、野菜は筍や人参を入れても美味しいです。きのこは現地ではえのきが入ることが多かったです。★肉団子はもちろんひき肉を使って作ってもOKですが、自分で叩くとよりジューシーで美味しくできます。お団子ではなく、ロース肉を食べやすいサイズに切り、下味をつけて片栗粉をまぶして4)と同様に焼き付けて入れても美味しいです。向こうではこのお鍋に普通に白いごはんを合わせて食べましたが、今日はたまたま牡蠣があったので、これまた中国・香港風の土鍋ごはんに。◆牡蠣と小松菜のポウチャイ飯 上の写真は混ぜた後ですが、炊きたてはこんな感じ。この後かけ醤油(たれ)をかけて混ぜ、蒸らします。 土鍋ごはんの基本レシピは、以前の記事のこちらを参考にしてください。今日は具が牡蠣なので、かけ醤油にオイスターソースを少し混ぜました。ごま油と牡蠣の風味のしみたごはんがとっても美味しかった!近頃たくさん取り上げたイギリス料理もそうですが、私が「中華食べたい」と思うのはどうも冬場が多いようです。特によく行っていたのが秋冬なので、冬のお料理の記憶がたくさんあるからかな??向こうではとにかく「身体を温める」料理をいろいろ食べさせてもらったので、さむ~い時期に食べるととても懐かしいです。うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.18
冬になると食べる機会が激増する牡蠣。大好きな食材の一つです。いつもはパスタにしたり小麦粉やそば粉をまぶしてカリッと焼いて食べることが多いですが、ときどき無性に食べたくなり、かつ何度も失敗を繰り返してきたのが台湾の屋台風オムレツ「?仔煎(オアジェ)」。失敗の原因の多くは、オムレツと言いながらも卵を流しいれる前に水溶き片栗粉を焼かなくてはならないため焦げやすく、焦げ付きに焦っているうちに牡蠣に火が通り過ぎてしまったから・・・が。がっ!とうとう上手に焼くことに成功しましたー!!! 完璧な出来牡蠣は半生でプリッとふっくら、片栗粉の部分は牡蠣の旨味いっぱい&もっちもち、そして卵の部分は香ばしく、3段階の美味しさをしっかり味わえる最高の出来です!!おいしーい!!! いひこれまで何度となく失敗してきただけに、嬉しさひとしお。私ほどの牡蠣好きではないダンナさんは普通に「美味しいねー」と喜んで食べていますが、私は最早「感動」のレベルです^^;さて、過去の失敗をクリアした要因は「牡蠣に片栗粉をまぶさない」ことと「思い切って油をたっぷり使う」ことの2点。それと同時に、失敗を避ける+美味しさアップという点で、牡蠣に軽く下味をつけたこともよかったのでは??と思っています。お好みで白菜その他の野菜を入れて作っても美味しいですが、牡蠣の美味しさを満喫するなら牡蠣だけで作るのがいちばん!レシピは過去にも1度アップしていますが、今回の方がはるかに上手に美味しくできています。なので今回バージョンで改めてご紹介。牡蠣好きのアナタ、是非作ってみてください!!≪焦げ付きなしでふっくらもっちり上手に焼けます!台湾屋台風牡蠣オムレツ「?仔煎(オアジェ)」≫レシピ:2人分1) 牡蠣(大きなものなら5~6粒、小さめなら7~8粒)は洗って水気をふき取り、焼く直前にナムプラーと日本酒少々をまぶしつける(長くつけていると牡蠣の旨味が抜け、硬くなってしまうので1~2分前に)。片栗粉大さじ2は水大さじ3.5で溶いておく。2) パクチーまたは青ねぎ10cmくらいは食べやすく切る。にんにく1かけは粗みじん切りに。これらを溶き卵2個分に混ぜ、塩・コショウ・砂糖・醤油各少々で軽く味付けする。3) フライパンにごま油小さじ1強を十分に熱し、1)の牡蠣を中火で焼く。ぷっくりと膨れてきたら裏返し、1)の水溶き片栗粉を流し入れてざっと混ぜ、周りにサラダ油大さじ1.5程度を回しかけ、ぐつぐつ言って来たら2)の卵液を一気に加えて軽く混ぜる。卵の周りが固まってきたら蓋をして弱火で1~2分、表面が固まるのを待つ。4) 大皿等を使って裏返し(焼いている間に牡蠣から水分が出てくるので、こぼさないよう気をつけてください。この旨味汁が美味しさの秘訣!片栗粉がぜーんぶ吸い取ってくれるのです)、サラダ油小さじ1.5程度を加えて焦げ付かないよう裏面も焼く。3)で蒸し焼きにしているので、短時間で卵に焦げ目がつけばOKです。5) 皿に盛り、市販のチリソース(ちょっと甘めにすると美味しいです。私はホットチリソースとケチャップを混ぜるのが好き)をかけてできあがり!温かいうちにどうぞ♪★小粒の牡蠣を使う場合、牡蠣にあっという間に火が通るので、片栗粉・卵液を流してからの焼き時間は短めにしてください。強火でサッと焼くと卵もこんがり!大粒の牡蠣の場合はゆっくりめでも大丈夫です。牡蠣がぷっくり膨れる様子がなんともかわいいんですよね★ナムプラーを使っているので、風味が増してビールはもちろん赤ワインにも合います。最近とみに感じるのですが、私、以前は大嫌いだった香味野菜に徐々に耐性がつきつつあります。今日のオムレツにもパクチーを入れて作ったし、年末のムール貝のマリネにもセロリをちゃんと使ったし、さらに! いったいどうしたことでしょう。自分から作ってみたくなり、思い切ってチャレンジした左側のパスタ。この濃い緑はなんと!春菊です。春菊も未だに決して得意とは言えない食べ物(おひたしで食べることはできません・・・)ですが、ジェノベーゼ風にしたら量をこなせるかな??と思って試してみました。その模様はまた次回。いや~好き嫌いって克服できるんですね(あまりに食べたいものが変わってきたので「すわ妊娠か!?」と疑うほどでした。いやそんなことはないんですが^^;)。ともかく、牡蠣のオムレツ、とびきり美味しいので是非お試しください今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.06
いやー3月だというのに何故にこんなに寒いのでしょう- -;風邪ひいてるせいもありますが(これを作った時点では、実はけっこう熱が・・・)、それを抜きにしても普通に寒い!という訳で、そんな日はなんとなーく見た目も温かいこんなメニュー。 中華風(主に香港あたりかな??南の方のお料理です)の土鍋ごはん「ポウチャイ飯」を中心とした中華の献立です。「ポウチャイ飯」、私ははじめ上海で食べてその美味しさが忘れられず、家で作るようになりました。なんと言っても、お鍋で炊いたごはんは香ばしくて美味しい!そこに美味しい醤油ダレを注いでかき混ぜ、蒸らして美味しさをUPさせるのですから美味しくない訳がなーーーい!!中華街へ行けば専用の土鍋が買えますが、私はもともと持っていた一人用の土鍋を使っています。これで十分OK作り方は意外と簡単。今回は鶏肉と椎茸の組み合わせです。鶏肉から出るダシがごはんに染みて、おいしいんですよ~≪具と醤油だれの旨味を吸った土鍋ごはんが香ばしくて美味しい!香港風「ポウチャイ飯」≫レシピ:2人分1) 米1.2合(炊いた後醤油ダレをかけるので、長粒米の方がパラッと美味しくできます。私は普通のお米と半々ぐらいで作ります)は軽く洗って土鍋に入れ、1.1倍程度の水を注いで蓋をして火にかける。煮立ったら弱火にして、焦がさないよう注意しながら3分ほど炊く。2) 3分後、素早く蓋を外して具を載せる。具には下味はつけなくてOK。ゴロッと大きめに切った鶏肉、石づきをとった丸ごとの椎茸をのせ、再度素早く蓋をしめ、5分ほど経てばほぼ炊き上がり(炊きたてごはんの匂いに混じってちょっとおこげの香ばしい香りもする状態。1)で弱火にした後は、できるだけ匂いに気を向けていてください)。火を止め、5分ほど蒸らします。 3) 蒸らしたごはんに、かけ醤油(中国のたまり醤油大さじ1、紹興酒小さじ1、砂糖ほんの少々と五香粉2~3振りを混ぜたもの。たまり醤油がなければ普通の濃口醤油でもOKですが、その場合は濃口と薄口を半々ぐらいにして、お砂糖を若干多めにするとそれっぽくなります。お好みでごま油をプラスしても美味しい!)をまわしかけて混ぜ、再び蓋をして食卓へGO! おこげの部分もよーくすくって、おこげの香ばしさと、具の味のしみたごはんとのコントラストを楽しんでください。よそうとこんな感じです。 うーん久々に作りましたが美味しかった!ただ炊いただけでももちろん美味しいですが、やはりこのお料理のポイントはかけ醤油!これでぐぐっと中華な感じになるから不思議です。具は、他にはひき肉+卵や、中華風サラミなんかがポピュラーです。お好みの具で作ってみてください。今日のこのほかのメニューは、キャベツと卵の中華風スープ、牡蠣の中華風炒め(片栗粉をまぶしてカラッと揚げた後、軽~く湯通しした野菜と共に、鶏がらスープ+お砂糖+コショウ+酢+お醤油+ラー油の合わせ調味料でサッと炒め合わせます。炒める時間を短時間で澄ませるのがポイント!)。 それと、豆苗のにんにく塩炒め。油を敷いたフライパンでみじん切りのにんにくを弱火から炒めて香りを移し、豆苗を入れて強火でサッと炒めて塩を振り、仕上げに水少々をジャッ!と注いで茹でるというか蒸らすというか、そんな感じに仕上げます。これが現地風の炒め方。美味しくできます でね、この豆苗、実は再生品なのです。根っこというか、苗のついた状態で売られている豆苗は、食べる分を切り取った後、1cmほど水を敷いて(それ以上並々と注ぐとカビの原因に^^;水は1~2日おきに取り替えてください)日の当たる場所に置いておくと、1週間ぐらいからぐんぐん伸びて、10日ぐらいで食べ頃に。2回目まで再生可能です。これは1回目の状態↓ これね、美味しいし見ていて可愛いのでいいですよお家にあると和みます。是非オススメ!美味しい中華、是非お試しくださいねー!今日もごちそうさま! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.03.07
2年ちょっと前のブログ開設当時は「現地仕込の中華」を作ることが多かった我が家。その後食事時にワインを飲む機会が増え、中華を作る機会が減っていましたが、ここ数日身体が中華を求めていたので久々に気合を入れて調理↓ もともとは「中華の味(中華のスパイスが効いてるやつ)のスープ麺が食べたいな~」「ピータン豆腐食べたいな~」との発想からスタートした今日の献立、豪華(?)4品です。しかし。しかし・・・なんと!徒歩圏の横浜市内のスーパー4店舗全てピータン品切れという大惨事(輸入時に何か問題が起きたとしか思えない・・・- -;)仕方なくピータン豆腐はピータン抜きで中華風冷奴です。 絹ごし豆腐を食べやすい大きさ(厚さを半分にして、後は4~5センチ角ぐらいに)に切り、きゅうりの千切りとトマトの角切りを散らし、ピータンの代用としてゆで卵を粗く刻んで載せ(なので、この作り方でゆで卵をピータンに替えるとピータン豆腐になります)、食べる直前にラー油・砂糖・醤油・酢を混ぜ合わせたタレをかけます(事前にかけると豆腐の水分が抜けて味が薄まってしまいます)。お好みで香菜かネギを散らして食べると美味しい!中華には青菜の炒め物が欠かせません。肉厚の椎茸が安かったので取り合わせ、ボリュームを出すためお麩(ここでは中国のを使っていますが一般的なヤツでOKです)を加えてあんかけ風にした「青梗菜と椎茸の炒めもの」。現地でも割とよく出てくる組み合わせです。 今回はにんにく+オイスターソース味にしましたが、甘酢あんかけ風にケチャップを使うのも中国の人は好き。どうやら、椎茸にケチャップを合わせるのが好きみたいですね^^;青梗菜は軽く下茹でし、お麩は戻しておきます。中華鍋またはフライパンを弱火にし、片隅でにんにくのみじん切りを炒め、別サイドでオイスターソース大さじ1程度を温めて共に香りを出し、ここに鶏がらスープ120cc程度+酒大さじ1+お醤油大さじ半分+砂糖微量を合わせた調味料を注いで中火に。椎茸・麩を加えて蓋をして3分ほどぐつぐつさせたら、仕上げに青梗菜を加えて全体を混ぜ合わせ、水溶き片栗粉でとろみをつけてできあがり。お好みでお酢をちょっと加えても美味しいです。あと、家庭料理の定番の青椒土豆糸(チンジャオトゥドゥスー)。美味しく作るコツはなんと言っても材料の大きさを合わせてシャキッと炒めること!じゃがいももピーマンも2~3mmの細さを目標に刻みました。一部ちょっと太いけど^^; これは以前レシピをご紹介しているので、コチラをご参照ください。最初に花椒を炒めて香りをしっかり出し、全体に味を移すことが味付けのポイント。これと酢の味で、後味がとてもスッキリするのです。「もう1品欲しいな~」という時に最適。お酒に合う(ビールにも合いますが、温めた紹興酒が最高!)のも私的にはオススメですそして、今日の傑作がこれ! 「牛肉面(←中国では麺ってこの字です)」。今回はトマトを入れてちょっとまろやかな台湾風。大陸(主に四川)ではもっとシンプルに牛肉のだしで真っ向勝負的な感じです。これはなんといってもだし勝負!なので本当はアキレス腱などの部位を使いたかったのですが急に思い立って作ったのでごく一般的なカレー・シチュー用のお肉です。でも美味しくできましたよこちらは作り方をご紹介しますね。≪スープがとっても美味しい!ちょっとずつおかわりしながら何杯も食べてください、中華のスパイスいっぱい台湾風「牛肉面(ニョーローメン)」≫レシピ:2人分1) 煮込用(カレー・シチュー用)牛肉150~200gは予め五香粉と、あればカレー粉をまぶしつけておく。トマト大1個は3cm角ぐらいにカット。玉ねぎ1/2個は薄くスライス。スープ用調味料として、長ねぎ5cm程度、にんにく1かけ、にんにくと同量の生姜はみじん切りにし、唐辛子1本は種を抜いておく。2) フライパンに油小さじ1程度を熱し、スープ用調味料(1)の長ねぎ、にんにく、生姜、唐辛子と、花椒小さじ1、八角1/4個)を香ばしく炒めてティーバックか三角コーナー用ネット等に入れて口をしばる。3) 煮込み用の鍋(今回は圧力鍋使用)に水4~5カップを注いでわかし、煮立ったら1)の牛肉、トマト、スープ用調味料を入れて蓋をして牛肉が柔らかくなるまで30分~1時間(圧力鍋なら15分)煮る。4) 牛肉・トマトからいいだしが出たら、紹興酒(普通の日本酒でもOK)、塩、醤油、砂糖、胡椒、五香粉で味付け。胡椒の量で辛さが決まるので、お好みの分量でどうぞ。我が家の場合はお砂糖は隠し味程度(現地はけっこう入ってます)、醤油で味のベースを作って胡椒・五香粉はちょっと多めにするのが好みです。スープはかなり多めにできると思いますが、美味しいのでたっぷり食べてください。身体に良い材料ばかりですよ5) 別鍋でお好みの麺(日本のうどんは中国のより柔らかいので、うどんで代用するよりも棒ラーメンまたは素麺で代用するのがオススメ。今回は棒ラーメンです)を茹でて丼に入れ、上から4)のスープを注いでお好みでネギまたは香菜(ここはねー、苦手な方にも香菜をオススメします。現地味はこれ無しでは成り立たないので・・・)を散らしてどうぞ!★現地では大きな丼にどーんと出てきて、各自小さなお茶碗(湯のみよりちょっと大きいぐらいの)に取り分けて何杯も食べることが多いです。これだとそれぞれ好きな量を食べられるし、美味しいスープもたっぷり飲めますお鍋からどんどんつぎたしてたっぷりどうぞ!いやー、牛肉面美味しかった最近胃腸の調子がよくなかったので、身体が内蔵に効くスパイスを求めていたんだろうなと思います。五香粉とか八角とか、弱った胃腸に効くんですよねー。あとカレーに入っているターメリック、要はウコンですから内蔵にいいわけだ^^;やっぱり中華って薬膳なんだなあ。牛肉面のスープ、意外と簡単でしょ?美味しくて身体に優しいので、寒い時期にオススメです。是非お試しくださいね! ↓棒ラーメン、最近は関東のスーパーでも買えるようになりました。 2~3年前は滅多に買えなかったのにね。 今回使ったのはコレ。割とコシがあって中華っぽいです。 マルタイ 棒ラーメン 醤油とんこつ味 2食分 油揚げしていない、生麺風味のコシの強い棒ラーメン。香り豊かな醤油の風味と、味わい深い豚骨のコクが絶妙にマッチして…【日用品屋】マルタイ 棒ラーメン 醤油とんこつ味 2食分【※キャンセル・変更不可】【日用品屋】と記載のある商品のみ同梱可能です。こっそり追記(レシピとは無関係):なんでー、なんでだーなんで新シーズンのユニフォーム、どのチームも(っていうか大宮とマリノスだけど)イマイチなんだ~・・・。うぅぅ・・・(グチの続きは翌日分のブログで- -;) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.01.16
このところ、胃腸に悩まされてます- -;ストレス時だけでなく、美味しくごはんを食べた後にも痛むことがあるので、その時々で何が食べてもOKで何がNGなのか、自分の身体によくよく聞いてみないといけません(「美味しく」食べた後に痛むって、なんか納得いかないけど^^;)。でもそういう時に限って胃腸に負担をかけるものが食べたくなり、食べてる間は幸せだけど後で「うぅぅ、やりすぎた・・・」と後悔するんですよねえ。困ったもんだ・・・。という症状が1週間ほど続いているので(10年ほど前にも胃をやったことがあるので、割とどーんと構えてますワタシ)、さすがにちょっと胃を休ませようかと久々にお粥デーにしてみました。でも味のないお粥がキライな私は断固中華粥! 今日は帆立のお粥です。たまたまあった缶詰を使いました。鶏肉もあったのですがなんとなーく帆立の方が胃に優しい気がしたので(あくまで身体的なカン)。作り方はいたってカンタン。詳しくは以前レシピをご紹介しているのでコチラをご覧頂くとして、簡単に説明すると、お米0.5合を軽く洗って水気を切り、ごま油微量(前回のレシピではもっと多めですが、今日は胃を休ませたいので油控えめ)を敷いた弱火のフライパンで白っぽくなるまで軽く炒め(これで米粒が壊れにくくなります)、炊飯器に移す→お米の10倍の量の水としょうがのスライス2切れ、帆立の缶詰を缶汁ごと加え、軽くひとまぜして「お粥」コースでスイッチ・オン!→炊き上がったらできあがり!はい、簡単ですね食べる際には塩を軽く振るか、和風のお粥と同様梅干や海苔の佃煮を添えるかしてもよいですが、私は「黒酢大さじ1杯程度+梅干1個」で食べるのがいちばん好き。黒酢のコクと酸味が、帆立のだしにぴったり。身体もとても温まります。そしてなぜか相性がよい、梅干(笑)簡単なので、冬休みに肥っちゃった!という方、あるいは冷え性で困っている方にもオススメ。是非お試しください胃が弱っている時は胃のあたりを温めるとラクになるので、最近は寒い場所へ出かける際にはチェブラーシカのネックパースに小型のカイロを入れてますこれ便利・・・しかし。その後もなかなかよくならないので(まぁ暴食してるからですけど)、そのうち久々に内視鏡かなー・・・- -;やだな~・・・ ↓この子うちにいます!ものすごい癒し効果の肌触り!!耳がたまりません・・・ 【チェブラーシカ】●もこもこチェブラーシカ/M ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.01.14
今日はお休みです。最近ホントに体調がイマイチというかおかしくて、体温の上下が極端に激しいし、さっきまで普通に歩いてたのに突然くらくらしたりまっすぐ歩けなくなったりするので、お医者様の薦めもあって、月次の仕事を片付けた後、来週から10日間ほど自宅で休養を取らせてもらうことにしました。数年前、前職で海外出張続き&日本での管理職業務がハードだった頃にも同様の症状が出たことがあり、とにかく休まないとダメみたいです。あーあ(あ、ブログは書きますので、普段どおり遊びに来てくださいませ)そんな訳で、せめてくらくらだけはどうにかしたい!きっとお肉の脂が足りてないんだ!!という訳で久々に作りました豚の角煮中華風の作り方で作ったので、トンポーロー(東坡肉)です↓ うふとろとろ圧力鍋で作ると短時間でとろとろになるのがよいです。下茹での時間も短くて済みますしね。これは、以下の作り方で作ったもの。≪圧力鍋を使って時間短縮&トロットロに!揚げ焼きで旨味を閉じ込めた本格派東坡肉(中国風豚の角煮)≫レシピ:作りやすい分量、3~4人分1) 豚バラブロック肉500~600g程度をねぎのしっぽ(くず野菜)と一緒に沸騰したたっぷりのお湯に入れ、蓋をして圧力鍋(強)で20分加熱。蓋が開けられるようになったらお湯(このお湯はしばらく冷まして固まった余計な脂を取り除くと、スープとして使えます。この後3)の工程でも使うので取っておいてください)から引き揚げ、4~5cm角に切って醤油・紹興酒同量ずつをまぶす。2) 多めの油を熱し、1)のお肉の表面を揚げ焼きにし、型崩れを防ぐ&旨味を閉じ込める。(これがポイント!やるとやらないとで出来上がりの美味しさが大分違います)3) 再び圧力鍋に肉がかぶるぐらいのお湯(4~5カップ)をわかし、醤油大さじ3、砂糖大さじ2、紹興酒大さじ2と八角のかけらほんの少々(入れすぎると苦味が出るのでほんのちょっぴり)を加えて混ぜ、お肉を入れて蓋をし、圧力(強)で15~20分加熱。途中、明らかに煮汁が足りなそうだったら火を止め、蓋が開けられるようになるのを待って1)の茹で汁を足してください。4) 圧力が抜け、蓋が開けられるようになったら煮汁の味見をし、味が薄ければ整え、濃すぎたら水少々を足して(お好みで五香粉を足すと、より中華な味になって美味しいです)、水溶き片栗粉でとろみをつけたらできあがり!さすがにこれ単体でおつまみとして食べるほど元気じゃないので(^^;)、丼にして食べました。 いひ、美味しそうでしょ?もちろん最高に美味しかった!!トロットロに煮えた食感と、j八角&五香粉の中国風のスパイスが効いて角煮自体が美味しいのはもちろんのこと、たっぷり添えた青菜と紅生姜、そして辛子が豚の脂をよりさっぱり、美味しく感じさせてくれます。煮汁をたっぷり使うのもポイント。「ごはんを盛る→煮汁をかける→さっと茹でたたっぷりの青菜(小松菜を使用、青梗菜やほうれん草も美味しいです)を煮汁に絡めてのせる→角煮をお好みの個数→再び煮汁→練り辛子と紅生姜を添えて」完成!うーん身体に効きそうな美味しさでした。角煮はシンプルなラーメン(鶏がらスープ+酒+醤油少々で味付けしたスープと茹で中華麺、小ねぎ)にのせても美味しいし、台湾風にゆで卵または目玉焼きと高菜を合わせて丼にしてもいいし、余った煮汁をそれだけ青菜と一緒にごはんにかけても美味しい。もちろん冷凍保存もできるので、キロ単位でお肉を買って作ってもよいですね。煮込み料理をするとお部屋があったまっていいなーと思う季節になってきました。季節を問わずに美味しい角煮ですが、さむーい冬にも是非お試しください♪ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.12.10
我が家では、週末は金曜夜からワインを飲み始め、土曜日は昼夜ともワインつき、日曜もお昼にワインを飲んで、さすがに日曜の夜は翌日に備えてお酒ナシ(=ワイン抜き)のごはんにすることが多いです。とは言え、ヨーロッパやアラブの料理を作るとワインを飲まないのがすごくもったいない気がして悔しいので(だってワイン飲んだ方が数倍美味しく楽しめるんだもん^^;)、ワインを抜くためには和食または中華にしなければ×。水分補給と胃腸を休ませる意味でお蕎麦にすることが多いのですが、この日は久々にこれを作りました。 えへー。辛そうでしょー?^^ホントに久々に作りました。四川風の麻辣豆腐(マーラードウフ)。敢えて「麻婆豆腐」ではなく「麻辣豆腐」と呼ぶのは、まぁ気分の問題ではあるのですがちょっとした理由があります。以前、私が仕事でしばしば訪れていた中国の揚子江沿いの小さな街では、「麻婆豆腐」は「麻辣豆腐」という名前で表記されていることが多かったです。でも上海や北京などの大都市では普通に「麻婆豆腐」で通っているし(だって「陳麻婆豆腐」って現地でも通る名称だし^^;)、田舎でも「麻婆豆腐」と言って普通に通じます。ではどう違うのか???個人的な印象ですが、四川に近い地域では「麻婆」よりも「麻辣」がポピュラーなのかな?という気がします。上記の田舎町でも、街に何軒かあった四川料理屋では例外なく「麻辣」と書かれていましたし。「麻辣」の「麻」はしびれる辛さ(=花椒、つまり粒山椒の辛さ)、「辣」は唐辛子の辛さを指すので、「麻辣豆腐」は調理法(味つけ)を忠実に表した言葉。一方、「麻婆豆腐」は、ご存知の方も多いでしょうが、麻婆豆腐を作ったおばあさんにあばた(麻)があったので料理にそうした名がついたという逸話によるもの。なんとなーくですが、「麻辣」を冠しているお店の方が、アレンジなしの現地の普通のおかずを出していた感じがします。「ひき肉少なめ(メインのおかずではなく、あくまで豆腐料理のひとつ)」「舌がしびれるたっぷりの花椒(でも後味さわやかでスッキリ!これがクセになるんですよねー)」「木綿ではなく絹ごし豆腐」がほぼ共通していて、お値段も現地価格。驚くほどの安さでした。というのを再現してみたのが今回の「麻辣豆腐」。本来、上には香菜がたっぷりかかっているのですが、私が苦手なので割愛^^;以前、「陳麻婆豆腐」は取り上げたことがありましたが、今回は「素」を使わないので改めて書いてみます。作り方はけっこう適当。だって「普段のおかず」ですから♪≪舌がしびれる~!でも後味スッキリさわやか、「麻婆」よりもさっぱり辛い「麻辣豆腐」≫レシピ:大体2人分1) にんにく1かけは包丁の腹で叩いて香りを出してからみじん切り、唐辛子1~2本は種を抜いておく。長ネギ1/2本程度はみじん切りに。2) 中華鍋または大きめのフライパンにサラダ油小さじ1程度を中火で熱し、1)のにんにくと唐辛子、それに花椒大さじ1(もっと入れてもよいです。お好みで)、豆板醤大さじ1/2程度(これももっと多くてもよいです)を加えて炒める(トウチ醤があるとより美味しいです)。強火にすると焦げて苦味が出るので、弱めの中火で。3) 調味料の香りが出たら、豚ひき肉50g(もちろんもっと多くてもよいですが、あっさり作りたい場合、この程度でOK)、1)のネギの半分を加えて、ひき肉をほぐすように炒める。4) 3)に鶏がらスープ120~150cc(水に市販の鶏がらスープの粉末を溶いたもの。水分量は調整してください)を注ぎ、オイスターソース小さじ1、お好みで甜面醤小さじ1~2または砂糖少々、紹興酒少々、醤油少々で味を調え(この辺りはその他の中国系調味料、お好きなものを組み合わせてください。「海鮮醤」「香辣醤」など、「醤」と名前がついているものなら、どれを使っても大体美味しくできます)、1.5cm角に切った絹ごし豆腐1丁を加えてぐつぐつ煮込む。4) 豆腐に味が回ったら、水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1/2+同量の水)でとろみをつけ、仕上げに粉状に砕いた花椒または粉山椒をたっぷりかけ、残りのネギをトッピングしてできあがり!何と言っても「花椒たっぷり」がポイントです。あと、調理の際に使う油も極力控えるのが私流。中国で作られた「素」は、陳麻婆豆腐にしても火鍋の素にしても油っこいんですよ。現地で食べる料理は昔に比べてずいぶん油は控えめになりましたが、「素」はまだまだなんですよね^^;この日のおかずは全3品。 後の2品は、現地風にらたまと、青梗菜の海老炒めです。にらたまは、現地のは日本で食べられるものほど豪華じゃないです。卵が安いのでたっぷり使いますが(大概4~5個使ってると思うなー)、味付けはシンプルに塩・醤油のみの場合が多いかな。薄く、大きく焼くのが現地風です。私が家で作る際は、2人分で卵2~3個、にらは4~5cm長さに切って加え、味付けは味の素少々と醤油少々、が定番です。味の素、中国でもよく使われています。青梗菜の海老炒めは、縦を8つ割り、長さを半分に切って根元の方を長め、葉はさっと茹でた青梗菜を、海老味噌的な中国系調味料「沙茶醤」で炒め、鶏がらスープ少々を加えたところに、塩・酒各少々と片栗粉をまぶした海老を加えてプリプリになったら、コショウで味を調えて片栗粉でとろみをつけました。 ・・・まぁ、「ワインを抜くため」とか言いつつ、やっぱり「麻辣豆腐」にはビールよね!という訳で完全にはお酒を抜けない酒飲みな我が家なのでした^^;でも、やっぱり中華も美味しいジャンルだよなー。うん。美味しかった! ↓最近ではスーパーでも気軽に買えるようになりましたよね~、花椒。 ホールと粉、両方あると使いやすいです。 ●【花椒(ホワジャオ)】20g麻婆豆腐に! ●【花椒粉(ホワジャオフェン)】 10g 麻婆豆腐、揚げ物に! ↓トウチジャン、炒め物やチャーハンに広く使えて美味しい調味料です。あると便利! 横浜中華街聘珍樓調理料シリーズ豆鼓醤(トウチジャン) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.05.31
ちょっと前の話ですが、横浜中華街でコレをゲットしました。 一見、何だかわからなそうなブツですが、パッケージの下の方に「生麩ボール」と書かれています日本語で(笑)まぁ、そんな感じのブツ。丸い揚げ麩です。「面筋(ミェンジン)」と言って、中国ではスープや煮つけにして家庭でよく食べられています。私、これ大好きなんですが(加熱した面筋って、表面がトロッと柔らかくて、内側は具の味を吸ってジューシーで美味しいんですよ♪)、日本ではなかなか買えないんですよね~(割れやすいので、輸入の段階で潰れそうな気は確かにする・・・。今回のはかなり空気が入っていたので、割れているものはありませんでした)。中華街でも常にあるという訳ではなくて、先日は春節近くで食材の仕入れが豊富だったためか、珍しく見つけたので即効で買いました。面筋の特徴は、なんといっても「中が空洞で具を詰められる」こと! ほーら美味しそうでしょー^^この時はつぶしたお豆腐をベースに、にら、ひき肉、ねぎに卵ちょこっとを塩・コショウで味つけした具を入れて、春雨やねぎと一緒に中華スープで(水+鶏がらスープの素+塩、コショウ+紹興酒+醤油、砂糖各ちょこっと)煮ました。具は好き好きですが、どちらかと言えばやはり魚のすり身的なものよりもお肉が合う気がします。現地で面筋と言えば、肉団子をとろりとしたお麩が覆っているようなイメージ。そういう感じで作れば、ほぼ間違いないです。お豆腐もよいですが、ひき肉の脂もまた面筋に合うんですよねー。今回はコチラの作り方をご紹介します。面筋は入手しづらいと思いますので、日本なら油揚げで代用すると近い味に(うーん、食感はどうしてもちょっと違うんですが・・・^^;)なります。 ≪鶏ひき肉ベースの具入り・面筋の白菜・春雨中華スープ≫レシピ:3~4人分1) 面筋はざるに並べて熱湯を回しかけ、軽く油抜きをする(あまりかけすぎると柔らかくなりすぎてこの後調理しづらいので、さっとでよいです)。 2) 1)に人差し指で軽く穴をあけ(↑のような感じ)、具が詰めやすくなるよう予め指で中を広げておく。3) 2)に、鶏ひき肉(豚でも合挽きでも美味しいです)・ねぎのみじん切り・木綿豆腐少々を混ぜ合わせ、塩、コショウ・お好みで五香粉少々で味つけした具を詰めていく。あまりパンパンに詰め過ぎると割れやすいので、若干控えめに。4) 鍋に水+鶏がらスープの素+紹興酒+砂糖少々+醤油・コショウ各少々で中華スープを作り(お好みで八角少々を加えてもそれっぽくなります。入れすぎると苦くなるので注意)、食べやすく刻んだ白菜、熱湯で戻して食べやすい長さに切った春雨と3)の面筋を入れて10分程度煮たらできあがり!食べる際にお好みでごま油をたらしたり、香菜をあしらったりすると尚美味しいです。現地では、かなり脂の強い豚挽き肉+玉ねぎの具を詰め、椎茸と一緒にケチャップ味で煮たものなんかも食べましたが、そういうのも美味しいです(ちょっとくどいけどね、日本人には・・・)。面筋のトロッとした舌触りが、不思議とケチャップにも合うんですね~。中国の人、ケチャップ味好きだもんなー。できれば面筋を入手してお試し頂きたいのですが、なかなか難しいかも。ごめんなさい。お店などでも食べられる機会があれば是非、味わってみてください。でも、どうしても食感だけでも味わってみたい!という方には、こんなのもオススメ!↓ 青葉麺筋【麩の煮付け】 台湾産 青葉花生麺筋【麩の煮付けピーナッツ入り】 台湾産 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.03.02
この冬は本当に牡蠣をたくさん食べたなーと思います。満足満足^^それでもまだ、安売りされているとついつい買ってしまう、牡蠣にめっぽう弱いワタシ。これまで牡蠣の揚げ物と言えばカキフライ!(大好き!!^0^)しかないと思っていた私ですが、この冬は中華風のてんぷらも何度か作りました。 てんぷらと言うより「から揚げ」に近い気もしますが、ノリ的にはてんぷらです。作り方はいたって単純。洗ってよーくよーく水気をふき取った牡蠣に、片栗粉をまんべんなくたっぷりまぶし(水気を吸うのでたっぷりめに。ここで隙間が残ると、揚げる際にはねます)、最初は160~170度ぐらいの油で周囲を固め、温度を上げて180度ぐらいで引き揚げるとカラッと揚がります。中国では「あわ立てた卵白+片栗粉+卵黄」で衣を作る場合もあって、ふわふわ&サクサクで美味しいのですが、若干面倒なので私は片栗粉オンリーで揚げる場合が多いです。山椒を混ぜた塩で頂くと美味しいです^^で、これを更に応用させた一品がコチラ。 「宮保鮮蠣」という名前ですが要するに一度揚げた牡蠣を、きのこや野菜と一緒に四川風に炒めた一品。これも冬ならではのメニューだなぁ。向こうでも人気があります。アップにするとこんなです。 彩がキレイな方が食欲をそそるので、ピーマンは赤・緑両方使うとテンションが上がります。若しくは、緑ピーマンの代わりにししとうを使っても、よりピリ辛度が増してウマイ。私はししとうがあればししとうを使います。あと、長ネギと、しめじまたはえのきまたはエリンギ(食感のよいきのこ類)、唐辛子、生姜少々を用意してください。1) ピーマンは三角っぽい乱切りに。きのこは石づきをとってほぐしておく。長ネギは斜め切りに。生姜は1cm程度長さを粗みじんに。2) 合わせ調味料を作る。醤油・紹興酒各大さじ1、鶏がらスープ大さじ2、砂糖大さじ1/2、酢大さじ1、片栗粉小さじ1、塩・コショウ各少々を混ぜ合わせておく(お好みで配合は調整してください。通常はもっと砂糖が多いかも)3) 牡蠣は洗ってよく水気をふき取り、たっぷりの片栗粉をまぶし、(エンガワの部分を持つとやりやすいです)160度ぐらいの油で揚げ、浮いてきたら温度を上げてカラッと揚げる。4) 3)の残りの油を使ってきのこ以外の野菜類を油通しする。5) 中華鍋またはフライパンに油大さじ1程度を弱火で熱し、唐辛子をじっくり炒め、黒っぽくなって香りが出てきたら(油に唐辛子の風味が写ったら)生姜を加えて香りを出し、揚げた牡蠣と野菜、きのこを入れてざっくりと混ぜ合わせる。6) ここに2)の合わせ調味料を加え、手早く混ぜ合わせたらできあがり!私は「酢・コショウ多め」で作るのが好きです。コショウや山椒を強めに利かせると、中華料理(特に四川・湖南など辛い地域の料理)はより現地っぽい風味になることが多いです。四川風炒め、下揚げなんかがあってちょっと面倒かも知れませんが、上手に作るとホントに美味しいので、是非お試しあれ♪お好みで、合わせ調味料にトマトケチャップを混ぜても美味しくできますよー。それと・・・写真右上の椀物にあるナゾの円形物について、近々触れたいと思ってまーす。乞うご期待! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.02.06
昨日オススメした柚子オイスターソース。オイスターソースの味が濃いので一度では食べ切れず、でも捨てるのは惜しいので使いまわしました。 海老とか帆立に合うと思ってたんですよ、この風味^^なので早速試してみました。帆立と海老・春雨の旨味炒めにこのソース。基本の作り方はコチラ、なのですが、今回はより簡単に、さらにオイスター風味を効かせてみました。<作り方>1) 春雨ひとつかみは熱湯で戻して、食べやすい長さにカット。にんにく1かけは包丁の腹でつぶした後、みじん切りに。唐辛子1本は種を抜いておく。帆立は、かなり厚みがある場合、片面に格子状に切れ目を入れ、熱が通りやすいようにする。2) フライパンにサラダ油小さじ1/2を熱し、にんにくと唐辛子を加熱して香りを出す。ここで唐辛子は取り除き(強火の中に入れっぱなしにすると苦味が出ます)、オイスターソース小さじ1程度を加え(ここがポイント!オイスターソースは加熱した方が断然美味しくなるんです)、香りが出たら酒大さじ1程度を加えて春雨を炒める。全体に味が回ったらOK。取り出して皿に盛る(レタスに包んで食べると歯ごたえと味がよく合って美味しいので、あれば下に敷くといいです)。3) 2)のフライパンに(焦げ付くようなら水少々を加えてください)、帆立と海老(お好みの量)を加えて両面を香ばしくグリル。強火で焼き付けてください。海老は殻ごと食べられるぐらいが美味しいです。4) 3)を春雨の上に盛り、柚子オイスターソース(オイスターソース小さじ1/2程度に、柚子の果汁1/4個分程度(オイスターソースより多めです)を加え、水小さじ1程度を加えて薄め、レンジで温めたもの)をかけたらできあがり!いやーウマかったー^^柚子オイスターソース、ハマりましたねー。これホント万能だと思いますよ。柚子の代わりに、すだちやかぼすでも良いと思いますが、いずれにしてもレモンより個性の強い果汁がよいと思います。柚子がある方、ぜひぜひお試しあれ!!海鮮は、他に貝類なら何でも合うと思います。カニとかイカでもいいんじゃないかなー。来客時にもオススメ! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.01.04
季節の変わり目ですね。風邪が流行ったり、体調を崩したりしがちな気候の今日この頃です。我が家もやっぱり夫婦共に体調がイマイチで、「元気の出るものが食べたいなー」で意見が一致。そんな訳で、スーパーで皮付き豚バラ肉を買って来て久々に作りました。 おなじみの中華風豚の角煮、東坡肉(トンポーロー)です。豚の角煮、気付けばもう何年も作っていませんでしたが、下味をつけて皮目を焼く下処理をきちんとやって、煮汁には八角と紹興酒を加えて本格的に作ったら、やっぱり美味しかったです。角煮と言うより、これが食べたかったんですよね↓ いやーウマかった!豚の脂と青菜ってどうしてこんなに合うんでしょう!二人でほうれん草一わまるごと食べられます余裕で(笑)あと、目玉焼き必須です。茹で卵派(煮卵派)の方も多いと思いますが、脂と煮汁のたっぷりな東坡肉や台湾風のルーローファンの場合、私は煮卵よりも目玉焼きの方が断然好みです。油を多めに敷いて、白身はカリッと、黄身はあくまで半熟に。ここに煮汁または台湾のたまり醤油を絡めて食べたらもうたまりませーん!東坡肉の作り方は至って簡単です。下処理の一手間をかけることで、お店みたいな香ばしくてジューシーな、香りの良い角煮ができますよ!時間は少々かかるので、週末にでも是非お試しください。≪ちょっとした下処理で断然本格的な仕上がり!中国の豚角煮「東坡肉(トンポーロー)」≫レシピ:つくりやすい分量(2~3人分) <材料> ・豚三枚肉(バラブロック肉でもよいですが、皮付きだとより美味しいです) 400~500g ・生姜の薄切り 2~3枚 ・(あれば)長ネギの青い部分 適量 (下味用) ・濃口醤油 大さじ2 ・紹興酒または酒 大さじ1 (煮汁用) ・濃口醤油 大さじ3 ・紹興酒または酒 大さじ2 ・砂糖 大さじ2~4 (私はあまり甘くないのが好きなので大さじ2で十分ですが、一般的には倍量) ・(お好みで)八角 1個 (丼にする場合) ・ごはん お好みの量 ・ほうれん草、青梗菜などお好きな青菜 たっぷり (軽く塩茹でにしてください) ・目玉焼き 人数分 ・(お好みで)紅生姜、辛子など1) 豚肉は塊のまま、たっぷりのお湯を沸かした中に長ネギ・生姜と共に入れ、50分~1時間ほど茹でる(茹で汁は捨てないこと)。茹で上がったらざるに上げ、粗熱を取る。2) 1)の豚肉に下味用の醤油・紹興酒をよく絡め、しばらく置いて馴染ませてから、熱したフライパンまたは中華鍋で表面を焼き付ける。特に皮の部分をこんがり焼くこと(本来はたっぷりの油の中で揚げますが、油がはねて危ないのと、あっさり作りたかったので、今回はテフロン加工のフライパンで油を敷かずに焼き付けました)。3) 1)の茹で汁を700ml~1リットルほど鍋に取って(残りは豚のスープとして汁物等に使えます)煮汁用の調味料を加えて煮立て、2)の豚肉を入れ、落し蓋をして1時間半~2時間ほど、弱火~弱めの中火で、肉の全体にいい色がついて煮汁が煮詰まるまで煮る。4) この段階でももちろん美味しいですが、煮上がった状態で煮汁につけて1晩冷蔵庫で寝かせると、肉が締まり味がよく馴染んでより美味しくなるので、できればちょっとガマンして、翌日に美味しく食べてください。食べる際には煮汁を少し煮詰め、とろみをつけて上からかけます。青菜や卵、お好みで辛子をたっぷり添えてどうぞ!★肉を煮た後の煮汁は少し多めに残るので、私はこの後大根と豚レバー、ゆで卵を煮て美味しく頂きました。お肉を煮た汁って美味しいですよね~。★豚を最初に茹でた際の茹で汁は、やはり中華風スープにぴったりだと思います。私のオススメはキャベツとオムレツのスープ! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.09.16
一昨日が結婚記念日だった我が家、ダンナさんの実家からお祝いをいろいろ頂きました(お義父さんお義母さんいつもありがとう!)。早いもので、結婚生活も8年目に突入です。――で、その中に何故かこそっと紛れていたのが大粒のしじみ1パック。「知り合いからもらったから、ちょっとお裾分け」とのことですが、粒がでかい!こんなしじみはこうするしかありませーん! 台湾風のしじみの醤油漬け。台湾に行ったことのある方なら、一度は食べたことがあるのでは?大陸では滅多に見ない、台湾ならではの美味しいおつまみです。にんにくと醤油がしみたしっかり味なので、現地ではお粥に添えたりもしますが、私にとっては最高のつまみ。ビールや紹興酒にこの上なく合います。半生のプニプニの食感がたまらないんです。あーもう、見ただけでビール飲みたい(笑)しじみって肝臓に良いので、その意味でもおつまみに最適ですね。この味わいは他の貝類では絶対出ないんだよな~。アサリだと全くの別物になってしまいます(・・・っていうか醤油が合わない(笑)塩味でボンゴレ風にした方がずっと美味しい)。一見手がかかっているようにも思われますが、作り方は実に簡単。砂抜きしたしじみに熱湯を回しかけて調味料に漬け込んでおけば、翌日から美味しく食べられます。半生の状態で調味料に漬けるので、身はプニプニ。この食感もまたたまりません!!冷蔵庫に入れておけば、3~4日は大丈夫^^vプニプニに仕上げるには日本の一般的なしじみは粒が小さすぎるので、できれば大粒しじみが手に入った時にお試しください。ご飯のおかずにも、実はとってもよく合うんですよ!^^≪プニプニの身とピリ辛の風味でビールが止まらない!台湾風しじみの醤油漬け≫レシピ:作りやすい分量 <材料> ・しじみ(大粒のもの) 1パック(300g程度) (漬け汁) ・醤油 大さじ2~3 ・にんにく 2かけ ・唐辛子 1本分 ・紹興酒または酒 大さじ1 ・酢 大さじ11) しじみは塩水につけて砂を吐かせ、殻をこすり合わせてよく洗ってざるにあけておく。にんにくはみじん切り、唐辛子は小口切りにして、漬け汁の材料全てを混ぜ合わせてビニール袋に入れておく。2) フライパンに1)のしじみを並べ、やかんに湯をわかしてしじみに回しかけ、蓋をして1~2分蒸らす。それでも殻が開かないようなら、そのまま加熱して様子を見てください。3) 殻に隙間ができたそばから(完全にパカッと開かせる必要はありません)漬け汁の袋に入れていき、全部入ったらちょっと揉んで全体に漬け汁を行き渡らせるようにして冷蔵庫へ。何度かひっくり返してまんべんなく味をしみこませれば、翌日から美味しくいただけますよ^^★写真では殻がパカッと完全に開いていますが、現地では隙間ができて手で開ける程度の状態のことが多いです。それぐらいの方がプニプニに仕上がります。新鮮なしじみなら、熱湯を注いで殻に隙間ができたらOK!鮮度がちょっと不安・・・という場合は、写真のように完全に開くのを待ってから漬ければ安心です。★あ、私は苦手なので添えてませんが、現地では香菜と一緒に出てくることが多いです、念のため^^; ↓こんな大粒しじみで作ったら絶対ウマイです!!!^0^ ご家庭用にぴったりです!宍道湖の大粒しじみ【1袋】只今10袋お買い上げ毎に1袋プレゼント致します♪【常温・冷蔵】 大粒で濃厚な最高級シジミ!【島根県宍道湖産】大和しじみ(蜆)“生” 約500g(大100個前後入) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.18
ダンナさんも私もモツやハツなど、内臓系のお肉が好きです。独特の食感や凝縮感のある味わい、好きな方にはたまりませんよね。そんな訳で、特に好きなハツとハチノス、食感が特徴的な二種類を中華風のピリ辛山椒風味に仕上げました。初めて食べたのは広東料理屋さんでしたが、どちらかと言えば四川の味付けに近いと思います、内臓の香味炒め。 いや~、かなり久々に食べましたが、ウマかった!ハツのモリッとした食感、ハチノスのゴキュッ、モキュッとした食感に、ねぎ・生姜・にんにくの香り、山椒の爽やかさと唐辛子の程よい辛さが相まって、ご飯もビールもいくらでも進みます。今回はハツとハチノスの組み合わせですが、モツやガツ、ホルモンなど、内臓ならどの部位でもOK。お好きな、或いは入手しやすい部位で作ってみてください。普通のお肉で作っても美味しいですが、一度内臓のを食べてしまうと、ちょっと物足りないかも^^;内臓を調理する際は、どの部位でも大抵、下茹でを丁寧にすることで驚くほど臭みが抜け、舌触りも滑らかになります。下茹で済みのものを買った場合はそのままでOKですが、そうでない場合は必ず1時間以上下茹でしてくださいね。仕上がりが全く違いますよ^^≪モキュッとした食感に爽やかピリ辛味がたまらない!豚ハツと牛ハチノスの四川風香味炒め≫レシピ:2人分 <材料> ・豚ハツ、牛ハチノスなどお好みの内臓 合わせて200~300g ・(あれば)下茹で用のくず野菜(人参、長ねぎ、生姜などの切れ端) ・長ねぎ 10cm ・にんにく 1かけ ・生姜 にんにくと同量 ・赤唐辛子 1~2本 ・(あれば)八角 1個 ・花椒 小さじ1 ・塩、コショウ 各適量 ・サラダ油 適量 ・酢、ラー油 大さじ1 ・片栗粉 大さじ1/2 (水大さじ1で溶いておく) (合わせ調味料) ・紹興酒または酒 50cc ・醤油 大さじ1 ・砂糖 大さじ1/2 ・水 80cc1) 内臓はきれいに洗い、香味野菜を入れたたっぷりのお湯で1時間~1時間半程度下茹でし、食べやすい大きさ(ハツなら1.5~2cm角、ハチノスなら幅1cm×3~4cm)に切っておく。長ねぎ、にんにく、生姜はみじん切り、唐辛子は小口切りに。2) 中華鍋またはフライパンにサラダ油を熱し、1)のにんにく、生姜、唐辛子と八角を加えて炒め、香りが出てきたら長ねぎの半量と内臓を加えて炒め、全体に油がまわったら塩・コショウで軽く味付けし、合わせ調味料を注いで蓋をし、5分ほど蒸し煮にする(八角は長時間煮込むと苦味が出るので、通常は5分煮た後、或いは蓋をする前に取り出してください)。3) 味を見て足りなければ調味料を足し、OKなら水溶き片栗粉を流しいれて軽くとろみづけをし、仕上げに残りの長ねぎをのせ、酢とラー油を回しかけてできあがり!(酢が嫌いなら入れなくてもよいですが、入れると仕上がりが爽やかです)★お好みでキクラゲ、ゆで卵を加えても美味しいです。また、盛り付けの際、下にレタスを軽く炒めたものや、塩茹でした青菜、もやし等を添えると栄養のバランスもよく、美味しく頂けますよ^^★今回は比較的あっさりめに作ってあります。コクが足りないと思われる方は、油の量を若干多めにし、最初にオイスターソース大さじ1を炒めてから上記の順に調理すると、かなりコクが出ます。汁気をもっと多くして、どろっとした感じに仕上げても、さらにご飯に合って美味しいです。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.05.25
大分前に作って、アップしそびれていました。作った当初はすごくハマって、週に何度も作ってたんですけどね^^;これも中国で食べて、日本に戻ってからも何度も「食べたいな~」と思っていたもののひとつ。コーンだけの、だけどサックサクでボリュームのあるかき揚げです。私はど田舎の四川料理屋(しかもすごく短期間で潰れた^^;)で食べましたが、上海あたりで流行ったのを持ち込んだものらしいです。 サクサクしてそうなのがわかるかな~?^^;とうもろこしに片栗粉をたくさんまぶして、その粘り気で固めてあるんですが、これがもう超サックサクで、厚みもあってウマイんですよ!!どうやって作るのか、かなり長い間疑問に思っていました。料理名も覚えてなかったし^^;仕方なく「とうもろこし」の中国語にあたる「玉米」で検索してみたところ、結構な量の中国のサイトに行き当たり・・・その中から発見しました!!^0^「玉米烙(ユィミーラオ)」という名前で、上海の料理人が作り方を紹介してました^^中国のとうもろこしは日本のと違って、殆ど甘みがありません。だからこれは香ばしさと口当たりを楽しむ料理なのですが、日本の甘~いコーンを使ってもそれはそれでウマイです^^現地の料理人は2cm近くの厚さに上手に作って出してくれますが、私はそこまで上手じゃないので(当たり前^^;)今回はこの程度の厚さです。こんな風に切り分けてサクサクいただきます^^ 作る際のコツは、「コーンをたっぷり使う(しっかり厚みが出るぐらい)」ことと、「片栗粉をたっぷりまぶしてよくくっつける」ことの2点です。このレシピではコーン1/2缶としていますが、中華鍋で作るなら1缶全部使ってもいいくらいです。ケチるとスカスカになって美味しくないので、たっぷり使って密度高めに作ってくださいね^^とりあえず、コーンの缶詰をお持ちの方、片栗粉を取り出してすぐにでも試してみてください!私、コーンの甘さは今まであまり得意でなかったのですが、この作り方を知って以来、かなり激しく消費しちゃってます(笑)≪とうもろこしがこんなにウマイ!!未体験のサクサク、「玉米烙」(ユィミーラオ)≫レシピ:作りやすい分量 <材料> ・コーンの缶詰(粒タイプ) 1/2缶 ・片栗粉 適量 ・揚げ油 適量1) コーンはざるにあけて水気をしっかり切り、揚げる直前に片栗粉をかなり多めにまぶす。一粒一粒が片栗粉で巨大化するぐらいたっぷりめに(ここで時間をおくとベチャッとするので、あくまで揚げる直前にまぶすこと)。2) 中華鍋またはフライパンに、通常の炒め物をする程度の油を広げ、1)のコーンをできるだけきれいな円形になるよう、手で形よく広げる(ヤケドをしないよう注意)。3) 料理人はここで別の鍋に熱しておいた油を上から何度も注いで揚げて行きますが、無理な場合は卵焼きやお好み焼きを作るときのように、片面ずつしっかり揚げ焼きにしてください。コーンにまぶした片栗粉が足りないと、ひっくり返す際に崩れやすいので注意!4) 両面がサクサクに揚がったらできあがり!サクサクなうちに塩やカレー粉を振ってどうぞ~!!^^ビールにピッタリです~^0^★とにかく「片栗粉を多めにまぶしてサクサクに」がポイントです。粉が足りないとすぐ焦げてしまうので、何度か試して適量をつかんでください^^★全体に油を回して適度な熱を通すには、やっぱりフライパンより中華鍋の方が適しているようです。お持ちでない場合は、小さめのフライパンで形作り、皿を使って裏返すとうまくできますよ^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.03.11
以前、鶏手羽元の黒酢煮を作って以来、どこかで「もっと甘くなるはずなのに・・・」という後悔(執念??^^;)が消えなかった私。豚スペアリブの特売品を買った瞬間、作るしかない!!と決意を固めたのであります。で、今回の作品がコチラ↓ どうですか?ウマそうですか??・・・ウマかったんですー!!!^0^ ^0^ ^0^これぞ期待した通りの味!煮詰まった黒酢がトロっと甘くて、お醤油入れてないのにそれだけでホントにウマイ!最高!!黒酢エライ!!!^0^――なのですが、これは前回の作り方と違って「片栗粉をまぶして焼き付けたスペアリブに黒酢を絡め、5~6分煮て味をなじませる」程度の煮方なので、お肉を柔らかくする効果はあまりなく、主に味付けの意味で黒酢が使われています。なので、より柔らかいお肉がいい!という方は、焼き付けた後せいろか圧力鍋でお肉を蒸してから黒酢と絡める方法を取った方が良いと思われます。あまり大量に黒酢を使うと酸っぱいだけになってしまうし、大量の水で黒酢を薄めて煮てもうまく煮詰まらず、「トロッと甘い」感じになりにくいんです。とは言うものの、味的には目指した通りの「加熱した酢の甘さ」が実現され、しかも黒酢以外の調味料は微量のお砂糖だけ!お醤油もその他の調味料一切使わず実現できるこのウマさに私は大満足しております!^^vお肉はスペアリブでなくとも、角煮用のブロック肉でももちろん美味しい!この場合、角煮の時と同様に下茹でしてから黒酢で煮れば、間違いなくトロ~ンと柔らかい黒酢煮になります^^なんと言ってもお醤油不使用が嬉しいですね^^塩分を控えたい方にはもちろん、お肉にガブッとかぶりつきたい方、このさっぱり黒酢煮、超オススメで~す!!^0^≪醤油不使用!黒酢だけでこんなにウマイ、豚スペアリブの中国黒酢煮≫レシピ:2~3人分 <材料> ・豚スペアリブ 6~8本 ・塩、コショウ 各適量 ・片栗粉 適量 ・油 適量 (黒酢の煮汁) ・中国黒酢 60cc ・水 100cc ・砂糖 大さじ1/21) 豚スペアリブは塩・コショウを馴染ませてしばらく置き、片栗粉をまぶして、やや多めの油を敷いたフライパンで各面を焼き付ける(より中国風な作り方ではここで焼くのではなく揚げますが、今回は油控えめで作りたかったので焼き付けました)。旨味が逃げ出さないよう、まんべんなく焼き付けてください。2) 小鍋に煮汁の材料を加えて熱し、1)のスペアリブを入れて絡めるように5~6分煮る(黒酢は煮詰まりやすいので、こげつかないよう注意。様子を見て、必要に応じ水を足してください)。煮汁にスペアリブの衣がなじんでとろみがつき、肉にいい感じに絡まって照りが出たらできあがり!^^★スペアリブの柔らかさは1)の段階でほぼ決まってしまいます。ガブッと噛み応えを楽しみたい方は焼き時間を短めに、柔らかめに仕上げたい場合は各面を焼き付けた後蓋をしてしばらく蒸してください。★豚肉にまぶした片栗粉は、衣の役目をするのと同時に煮汁のとろみを出す役割も果たします。あっさり仕上げたい方は片栗粉をまぶさずに肉を焼いてもよいですが(それだと油を一切使わずに作れます)、最後に水溶き片栗粉を微量加えてとろみをつけてください。 ↓というのを作るのにはやっぱりコレ!日本のとは製法が異なるので、味も違います。 ☆【鎮江香醋(中国黒酢)】 600ml ヘルシーな黒酢はコレ! ★楽天最安値宣言★【鎮江香酢】【黒酢 600g】アミノ酸が豊富な香酢この日の献立はこんな感じ。塩漬け肉と里芋入りの菜飯と、オムレツ入り(今回はかにかまも)キャベツスープが一緒です^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.03.09
先日、「黄金伝説」で南海キャンディーズが横浜中華街で中華まん50種類を食べる企画を見て、ど~~~うしても中華まんが食べたくなった私。それもコンビニで売っているようなのじゃなく、プチプチの春雨が入っているヤツがどうしても食べたかったんです。でも、そのためだけに中華街へ行くのも高くつくので、作りましたよ~^^v↓ ほ~らウマそうでしょ?^^ウマかったです^^ねぎ・しょうが・五香粉を利かせた中華風の味付け、粗く刻んだ豚肉の肉汁、これらを春雨がしっかり吸い取って、でも独特のプチプチ感はしっかり残っていて・・・椎茸のシコシコ感や筍のコリコリした食感も相まって、ホントにウマぁ~~い!!^0^かなり具沢山のを2個作ってダンナさんと1個ずつ食べたんですが、もっと作って冷凍しておいてもよかったかな^^;(二次発酵まで済ませた状態で冷凍できます)中華まん、難しそうに思えますが、作ってみると意外と簡単です。生地も気軽に作れるので、朝思い立ったらお昼にはほかほかのまんじゅうが食べられますよ^^今回は春雨入りですが、春雨を抜いて代わりに豚肉の量を増やせばジューシーな豚まんになります。お好みでアレンジして、お好きな中華まんを作ってみてください!^^あ、生地が余ったらこんな風に「割包」にしたり、或いはただ切って蒸すだけでも「花巻」という主食パンになります。中華や和食のおかずには大概合うので、チンジャオロースやエビチリなんかを作った日の主食にもオススメですよ^^v 春一番は吹きましたが、まだまだ寒い日が続きます。温かいものを食べて、風邪など引かないようにしましょうね^^≪味のしみたプチプチの春雨がウマイ!!五香粉風味の春雨まん(五香粉糸包)≫レシピ:大2個、標準なら3~4個分 <材料> (生地) ・薄力粉 100g ・ドライイースト 1.5g(小さじ1/2) ・砂糖、塩 各少々 ・サラダ油 小さじ1 ・ぬるま湯 60cc (春雨あん) ・豚肉 80g ・干し椎茸 2枚 ・筍(水煮) 少々 ・春雨 20g ・ねぎ、しょうが 各少々 ・酒 大さじ1/2 ・醤油 小さじ1 ・(あれば)甜面醤 小さじ1 ・五香粉 小さじ1/4 ・コショウ 少々 ・ごま油 少々1) 乾物を戻しておく。干し椎茸はぬるま湯でゆっくり戻し、春雨は熱湯で数分茹でて戻し、3cm程度の長さに切っておく。2) 生地を作る。ぬるま湯以外の材料を箸で軽く混ぜ、ぬるま湯を少しずつ加えてある程度まとまったら手でよくこね、フワフワに柔らかくなったらラップをかけて温かい場所で1時間ほど1次発酵させる(倍ぐらいに膨らむまで)。3) その間にあんを作る。戻した干し椎茸と筍は食感が残るよう粗めのみじん切りに、豚肉も同様に刻む。ねぎは小口に、生姜はおろして、これらの材料を春雨と共にボウルに入れて混ぜ、調味料類を入れて粘りが出るまでよく混ぜる。4) 生地の発酵が済んだら食べたい個数に分割し、円形に延ばして(生地は端に行くほど薄く、中央は厚めになるように)3)の具をのせて、ひだを畳みながらつまんで行き、最後は蒸した際に解けないようしっかりつまんで閉じ、1個ずつ切ったクッキングペーパーにのせる。5) せいろの下段に水を張って湯を沸かし、ぬるま湯程度になったら4)をのせ、中火で15分手程度二次発酵させた後、一気に強火にして7~8分程度蒸したらできあがり!ほかほかのうちにさぁどうぞ~!^0^★十分味がついているのでこのままでも美味しいですが、パックリ割ったのに黒酢をたっぷりつけて食べると最高に美味しいですよ!!私は甘くない中華まんは大概黒酢につけて食べます^^v★中国では肉まんと同じぐらい、青菜まんがよく食べられます。小松菜を軽く茹でて豚肉または干しえび、ねぎと一緒に炒め、塩・コショウで味付けしてごま油を軽くたらせば具のできあがり!これを同様に包んで蒸すと美味し~い青菜まんのできあがりです!こちらもオススメですよ^^先週、長崎・福岡で買ってきたおみやげいっぱい(重かったけど^^;)!幸せです^^「のだめ」に出てた「赤い恋人」(明太こんにゃく)もしっかりゲットしましたよ~^^v ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.25
日本でも既におなじみですね、トロトロに煮た角煮をふっかふかの中華パンに挟んで食べる「角煮まんじゅう」^^ 先日長崎へ行く機会があったのですが、新地中華街はこれを出すお店でいっぱい。「角煮割包」という名称で、1個300円ぐらいで売られてました。おみやげに買って表示どおりにレンジで40秒チンしたら・・・レンジアップとは思えぬふっくら感と角煮のトロトロ感!参った!!^0^でも、角煮を手作りされる方は多いと思いますが、このふかふかのバンズを作られるという方、意外と少ないのでは???中華まんと同じ、ふかふかでほんの~り甘いこの生地、実はカンタンに作れますよ^^ほら↓ この日はものすごっく中華まんが食べたくて生地を作ったのですが、2個は巨大な春雨まんに、残りは5等分してこのバーガーバンズ「割包(グヮバオ)」にしました。で、角煮を作る材料がなかったので、中華風の炒め物を2品チャッチャッと作って(レシピ別途ご紹介します)こんなごはん↓ この割包、長崎のは巨大でしたが、中国や台湾では角煮がはみ出すぐらいの小さめサイズで出て来ることが多いです。今回は奥行きを広げるために若干大きめに細長く作っていますが、「いっぱい挟んでガブッと行きたい!」方は大きめに、「ちょっとずついろいろ挟んで食べたい」方は小さめに作ってください。一次発酵・二次発酵の手順はパンを作る時と全く一緒ですが、蒸し器で蒸すのでオーブンよりも早くできます。また、薄力粉だけでできるので強力粉を買う必要もなく、より手軽に作れますね^^一旦作ってしまえば、「割包」にも、中華まんにも、或いはシンプルな「花巻」にも・・・と、幅広く応用が利く便利な生地です。簡単なので、是非お試しください!あ、中華まんバージョンは別途ご紹介しますよ!^0^≪おかずを何でも挟んで美味しい!中華風バーガーバンズ「割包」(グヮバオ)≫レシピ:8~10個分(2~3人分) <材料> ・薄力粉 200g ・ドライイースト 3g ・ぬるま湯 110~120cc ・砂糖 大さじ1 ・サラダ油 大さじ1 ・塩 少々 ・(生地に塗る分)サラダ油またはごま油 少々1) 粉類をボウルに入れて箸で混ぜ、ぬるま湯を少しずつ注ぎながら混ぜていく。ある程度まとまったら手でこね、ボウルについた粉もすくうようにして体重をかけてこねる。2) なめらかになってきたらサラダ油を加えて更にこね、赤ちゃんの肌ぐらいまで柔らかくなったらラップをして温かい場所で1時間程度、一次発酵させる(2~2.5倍ぐらいに膨らみます)。3) 発酵が済んだら打ち粉をした台に取り出し、そっとガスを抜いてから8等分または10等分して、直径6cm×長さ10cm程度(これで8個分ぐらいの大きさです。10等分した場合はもう少し小さめに)に麺棒で延ばす。あまり薄く延ばしすぎないこと。4) 3)の生地の片面に油を塗って二つに折畳み(こうすることで、蒸しあがった生地がパクッとはがれます)、一つずつクッキングシートにのせる。蒸し器の下段に水をはって沸かし、蒸す準備を始める。5) 蒸し器のお湯がぬるま湯程度になったら一旦火を弱め、4)の生地をのせて15分程度二次発酵させる(温度を保つのが難しければ、オーブンを40度に熱した中に入れてもよいです)。6) 5)の蒸し器の上段を一旦外して下段の湯を沸騰させ、上段を戻して7~8分ほど強火で蒸したらできあがり!^^★生地は一次発酵を終えた段階で冷蔵庫に入れても2~3日保存できますが、なんと言っても蒸したてが美味しいです。食べる直前に蒸すのがベスト!小麦の味が違いますよ^^★生地は今回薄力粉100%で作りましたが、強力粉と半々に混ぜても、或いは中力粉を使ってもよいです。「うどん粉」的な粉が最も合っていると思います。 ↓「作るのはめんどい、でも食べたい!」方、ちゃんと売ってますよ^^ 美味しかったな~、長崎の角煮まん・・・^^ 割包(クーパオ) 20個入(500g) 横浜中華街・ようせいごう 【長崎中華本舗】長崎豚角煮まんじゅう(豚角煮5ヶ入) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.24
おはようございます^^今回は旅先から・・・と言っても、内容はいつものレシピです^^v5分でできるヤツ^^最近よく報道されているので皆さんもご存知かも知れませんが、中国では、余程の高級店以外では野菜を生では食べません。だから「サラダ」は殆ど存在しないんです。が、レタスは「生菜(ションツァイ)」と言ってよく食べられます。もちろん炒めて^^;(或いはスープで)実際、中国のレタスの炒め物はシャキシャキして美味しいんですよね~、どんな場末の店で食べても。私も好きでよく作りますが、炒めすぎてベチャッとしたりシナッとしたり、昔は上手に作れませんでした(火を通し過ぎたのもそれはそれで好きですけど^^;)。でも、今ではダンナさんに毎回「ウマイ!」と言ってもらえるほど得意です^^v意外なコツがあるんです。それは、炒めの仕上げにお湯を注いで「軽く茹でる」こと!せっかくシャキッと炒めたレタスにお湯!?と思うでしょ~?いやいや、そうでもないんですよ。先に油で膜を作っているので、お湯をかけてもそう簡単にはシナッとしません。その上で、別途炒めて香りを出したオイスターソースを絡めたら・・・お店で食べるシャキシャキレタスがほ~らできあがり!^^ 青菜や葉野菜の炒め物って、上手に作れば立派な一品だと思います。青梗菜も小松菜もレタスも、ちゃんと下処理をして炒めれば、主菜にも劣らぬ美味しさ。中華の日や、「今日は野菜がいっぱい食べたいな~」という日には欠かせません。ちょっとしたコツを覚えることで、料理って驚くほど美味しくなりますよね^^レタスの炒め物、基本を押さえて美味しく作って、周りの方々を喜ばせてあげてください^^≪ちょっとしたコツで驚くほどウマイ!レタスのオイスターソース炒め(蠣油生菜)≫レシピ:1~2人分 <材料> ・レタス 1/2個分程度 ・オイスターソース 大さじ1 ・紹興酒または調理酒 大さじ1 ・コショウ 少々 ・水 大さじ1 ・塩 少々 ・炒め油 大さじ1/2程度1) レタスは葉を一枚ずつはがし、よく洗って水気を切り、食べやすい大きさにちぎる。オイスターソースは酒・水でよく溶き、コショウを混ぜておく。2) フライパンに油を熱し、強火のままレタスをさっと炒めて軽く塩で下味をつけ(お好みで化学調味料を入れてもOKです)、おたま1杯程度の熱湯をジャッ!と回しかけてざるにあけ、よく水気を切る。3) フライパンに1)の合わせ調味料を熱し、少し炒めて香りが出てきたら2)のレタスをさっとからめてできあがり!★これ以外の味付けの場合でも、基本的なコツは同じです。にんにくを使う場合は油を熱する時点で最初から入れるとちゃんと香りがつきます(カリカリにんにくにしたい場合は、お湯を注ぐ前ににんにくのみ取り出してください)。オイスターソースの代わりにウスターソースや中濃ソースを使っても美味しいですよ^^★オイスターソースとコショウはよく合います。ないと「ちょっとだるい」感じの締まりのない味付けになってしまうので、ピリッと利かせて美味しく仕上げてくださいね^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.20
そんな訳で、間にイギリスを挟みましたが昨日ご紹介した中国の塩漬け干し肉(咸肉)の続き。米・菜っ葉と一緒に炒めて炊き込むだけの、カンタン激ウマごはんです。何せ、これを作るために咸肉を作ったようなもの^^これこそ上海っ子の大好きな味、咸肉菜飯(シェンロウ・ツァイファン)です↓ あぁ写真で見ても美味しそう!(笑)咸肉から染み出した脂がお米の一粒一粒にしみわたり、また肉の周りにすりこんだ花椒が爽やかで、塩だけの味付けとは思えぬウマさ!炊き込んでいるので青菜(青梗菜または小松菜)はかなりクタっとしていますが、これがまた肉のウマさを吸い込み、かつ相性がいいんですね~。ウマイ!!!これは若干柔らかめに炊いた方が、干し肉の旨味が際立つ気がします。以前ご紹介した「蝋腸」を使った菜飯は、私は濃い目に味をつけておこげを作った若干固めの仕上がりが好きですが、干し肉を使う場合は、肉から出る旨味を生かす意味で、塩だけを使ってじっくり炊き込むのが美味しいです。干し肉自体は若干山椒が利いてはいますが、中国的な味付けは特にないので、お味噌汁や煮物や炒め物など、ごく普通の和食にもよく合います。この日は豆腐とわかめのお味噌汁にレタスのオイスターソース炒めを合わせました(ごはんをいっぱい食べたかったので、他はあっさり、カロリー控えめにしてみました^^;)。 大ぶりのお茶わんにざっくりよそって、肉の旨味を十分ご堪能ください!絶対、「あぁ干し肉作ってよかった!!」と思える美味しさですよ!!^^≪上海っ子が恋しがる味!塩漬け肉の旨味が染みた咸肉菜飯(シェンロウ・ツァイファン)≫レシピ:2人分 <材料> ・米 1.5合 ・咸肉(作り方は→コチラ) 50g程度(お好みで) ・青菜(青梗菜または小松菜) 青梗菜なら2株、小松菜なら4束程度 ・塩 少々1) 米は洗ってざるにあけ、水気を切っておく。咸肉は薄切りにして食べやすく刻み、青菜は適当な大きさ(青梗菜なら2cm程度、小松菜なら4cm程度の長さ)に切っておく。2) フライパンを熱し、まず咸肉を熱して脂を出し、米と青菜を加えて全体に脂がまわるまで炒める。3) 2)を炊飯器にあけ、炊飯器の2合の目盛りに水加減を合わせ、塩少々を振って普通に炊く(ちょっと柔らかめが美味しいです^^)。4) 炊き上がったら全体を混ぜ、熱いうちに召し上がれ~!^^★咸肉に塩と山椒(花椒)がすりこまれているので、これ以上の調味料を加える必要はありません。とにかくウマイです!是非、皆さんにも体験していただきたい!!(力説)ちなみに蝋腸菜飯の方も、その後もういっぺん作って食べました。このときは蝋腸と小松菜を炒めて醤油・紹興酒をからめ、普通のごはんに混ぜ込んだ混ぜゴハン式。油たっぷりで揚げるように作った目玉焼きとセットで食べるとウマ~!!^^です↓ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.17
以前から何度も取り上げてきた中国の青菜入り炊き込みご飯「菜飯」(→コチラ)、本場に近いのがどうしても食べたくて、遂に干し肉まで作ってしまいました(笑) けど、意外とカンタンというか、考えてみれば干すだけなんですよね(当たり前か^^;)。基本的にはたっぷりの塩をすり込んで(中国の場合、ここに「花椒」が入ります)数日間熟成させ、後は直射日光を避けて5日~10日間ほど干しておくだけ。保存を利かせる意味でも塩はたっぷり使って、あとはカチカチになるまで干すのみです。冬に中国へ行くと、民家の軒先に肉がぶら下がってるのをよく見かけます。それぐらい普通に作られるものなんですよね。日本でいうところの干し柿、かきもちと一緒の感覚ですね^^一度作ると冷蔵庫で1~2ヶ月保存できます。中華料理にはもちろん、パンチェッタ代わりにイタリアその他の各国料理にも使えるので、作って損はありません。煮込み料理に使うと、ものすごくいい味が出ますよ!バラ肉が安い時にブロックで買って、是非お試しください!なお、外で干す際には鳥につつかれないよう、その点のみご注意ください^^;≪塩をたっぷりまぶしつけて、あとは2週間じっくり待つだけ!中国の塩漬け干し肉「咸肉」≫ <材料> ・豚バラブロック肉 400g~1kg程度 ・塩 たっぷり ・花椒 大さじ1~31) フライパンで花椒(肉の大きさに合わせて量は加減してください)を炒り、香りがしてきたら塩を入れて一緒に炒って水気を飛ばす。2) 1)が冷めたら、塊のままの豚肉にたっぷりすりこみ、まぶしつける(外側が白くなるくらいたっぷり)。3) 2)をラップで覆い、軽く重石をして冷蔵庫に入れ、5日間~1週間程度熟成させる(今回は漬物用の容器を使いました)。 ↓塩をまぶした状態と、熟成後の状態。熟成だけでも30g程度重量が減ってます^^ 4) 3)のラップを外し、ネット等に入れて5~10日間程度、表面がカチカチになるまで直射日光を避けた風通しの良いところ(なるべく外)で干したらできあがり!今回は400gの肉が完成時には330gになっていました。その分だけ水分が飛び、旨味が凝縮されたんですね^^ ↓こんな風に干してました。三角コーナーのネットに入れ、Tシャツで覆って外へ(笑) ★とにかく塩をケチらないのがポイントです。ここでケチってしまうと保存が利かなくなるので、短期間で使い切る場合はよいですが、1ヶ月超使い続ける場合はとにかくたっぷり使ってください。★外に干す場合、鳥害を避ける&ホコリやゴミの付着を避ける意味で、着古したTシャツ等で覆うとよいです。こうすると鳥も寄ってこないし、近くで洗濯物を干してもニオイ移りが全く気になりません!^^で、これで作った超ウマ菜飯は近日公開しまっす!^0^「作ってよかった!」と思えるウマさですよぉ~!!^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.16
これもまた、長いこと作りたくて作れずにいた激ウマ中華(B級グルメ)のひとつ。土鍋で炊いた味付けごはんです。「焚(←正しくは「保」+「火」で1文字)仔飯」といって広東~香港あたりでメジャーな食べ物のようですが、私は上海で食べました。香港では「ポウチャイファン」(広東語)と読むようです(普通語(北京語)で読むと「バオズファン」なんですけどね^^;)。「ポウ」は鍋とか煮込むとかいう意味で「仔」は小さい。だから「ポウチャイファン」は、「小さな土鍋で炊くごはん」という意味です。 ごはんに色がついているのがわかりますか?これ、調味料を入れて炊き込んだのではなく、炊き上がりに醤油ダレをかけてジャッ!とおこげを作りながらかき混ぜ、しばらく蒸らすんです。このタレの染みたごはんが美味しいんですよね~。たまりません!! このツヤ、美味しそうでしょう?鴨の脂とタレのおかげです^^v現地でポピュラーな具には「鶏+栗」「鶏+椎茸」「蝋腸」「蝋腸+青梗菜」「牛肉+卵」などいろんな組み合わせがありますが(私が上海で食べたのは「蝋腸+青梗菜」にゆで卵が添えられたものでした)、今回はたまたま家にあった「鴨+栗+椎茸」で作ってみました。鴨から出る油がごはんに染みこんで「ウマー!!」です。ダンナさんに食べさせるのは初めてでしたが、「感動的にウマイ!」と喜んでました。今回は鴨を使っているため、作り方が若干独特です。鶏を使うのがより一般的なので、鶏で作る場合の作り方も併記しておきますね。基本的には醤油ダレがポイントなので、具はお好みのものでOKです。お好きな具を入れて試してみてください^^それと、これは鍋にできたおこげも残さず食べてください。そのまま食べても美味しいですが、現地では最後にスープを入れてお茶漬け感覚で食べるのも人気があります。この日はこんなメニューだったので、最後にスープ(春雨と野菜・きのこ・豚肉の具だくさんスープ。ベースは鶏がらスープの素と塩コショウ、紹興酒、オイスターソースです)を土鍋に注いでいただきました^^ 土鍋でごはんを炊くのは、慣れないと最初はちょっと難しいですが、炊飯器より早く炊けるので、急いでいる時にも便利です。中華街などではこれ用の小さな土鍋が売られていますが、私は日本のごく普通のを使いました(中国・香港のは、底が薄めにできてます)。香港では大人気の冬の味、是非ご家庭でどうぞ~!^^≪香港名物・醤油ダレとおこげがポイントのポウチャイ飯(鴨・栗・椎茸バージョン)≫レシピ:2人分(小さめの土鍋1つ分) <材料> ・米 1.25~1.5合 ・鴨または鶏肉(お好きな部位、今回は鴨ロース) 80g ・椎茸(生でも干し椎茸でもOK) 2~3枚 ・甘栗(お好みで) 7~8個 (醤油ダレ) ・中国のたまり醤油(油膏) 大さじ1 (なければ、オイスターソースに砂糖少々を混ぜてもそれっぽくなります。 或いは甜面醤でも近い感じかも。) ・醤油 大さじ1 ・砂糖 大さじ1/2 ・酒(紹興酒だと尚よし) 大さじ1 1) 米は研いで、1時間程度水につけてからざるにあけ、土鍋に入れる。椎茸は食べやすい大きさに切り、栗は渋皮までむいておく。醤油ダレの材料は全て混ぜ、大さじ1~2の水で薄めておく。2) フライパンを強火で熱し、鴨肉を塊のまま入れて、皮目をフライパンの面に押し付けてフライ返しでギューギュー押す。すると皮がカリッと焼けて鴨の油が出てくるので、皮の面はそうして十分に焼き、残りの面は軽く色が変わる程度に焼く(中は生のままでOK)。出た油のうち半分を水気を切った米に振って混ぜ、残りの半分は醤油ダレに混ぜる(→鶏肉を使う場合、面倒な場合は生のままでも良いですが、予め皮を焼き付けた方が香ばしくできます。脂は鴨ほど出ないので、後の部分は無視してください)。肉は粗熱が取れたら一口大に切り、醤油ダレにつけて下味をつけておく。3) 土鍋に米の1.1~1.2倍の分量の水を注ぎ、栗も入れて蓋をし、沸騰するまでは強火で、その後はごく弱火で米を炊く。焦げ付かないよう、特に煮立った後は注意してください。4) 弱火にして3分ほど経った辺りで一旦蓋を開けて中を確認。米の表面にぼこぼこと穴が開いていたら(まだなら再度蓋をして様子を見てください)、醤油ダレから取り出した鴨と1)の椎茸をのせて再び蓋をし、3~5分程度弱火のまま加熱(これで肉に火を通します)。5) 炊き上がりの直前に火を強めておこげを作り、炊き上がったら蓋を取って醤油ダレを注いで手早く混ぜ(手早くやらないと土鍋に醤油のこげつきがついてしまいます)、蓋をして数分蒸らせばできあがり!炊いている途中で具をのせたところと、炊き上がりにタレをかけて混ぜ終えたところ↓ ★土鍋でごはんを炊く際には、鍋の厚さやコンロの火力で大分時間に差が出るので、沸騰した後はなるべくそばから離れず、匂いを嗅ぎながら状態をみてください。うちのコンロは鍋に対して火力が強めなので、水の分量はやや多めにしています。★醤油ダレは現地はこの倍ぐらいの量を使っています。これだけで食事にする場合はそれでもよいのですが、今回はほかにおかずがあったのでタレを控え、若干薄味に仕上げました。お好みで加減してください。また、今回は鴨の脂を加えてコッテリ感を出していますが、他の具を使う場合は、たまり醤油の量を増やすか、ごま油少々を加えても美味しくできます。お好みで五香粉を加えても、かなり現地の香りに近くなります。★たまり醤油(油膏)は、日本で手軽に入手できるものの中では、すきやきのタレや甘めのステーキソースに比較的味が近いです。もしご家庭にあれば、これらで代用してもよいと思います。(要は、砂糖醤油を若干煮詰めたような感じです。醤油+みりんを煮詰めてもよいと思います) ↓とは言え、あると便利なんです、トロッと美味しい「油膏」。 私は目玉焼きをごはんにのせて、これを小さじ2杯ほどたらして食べるのが大好き!!^0^ ☆【金蘭醤油膏 】590ml 横浜中華街・ようせいごう ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.13
中国では海の魚よりも川魚がよく食べられます。が、川の水がとてもとても汚いので、魚は大概泥臭く身もぶよぶよしていて、美味しい魚を食べ慣れた日本人にはあまり美味しく感じられません。だからこのブログでも、中華の魚料理レシピが殆どないんです^^;・・・が、中国で食べた魚料理で唯一、日本人みんなが「美味しい!」と喜んで食べたのがこれ↓ あんの量が多過ぎて何が何だかよくわかりませんが、カラッと揚げた白身魚の甘酢あんかけ(糖醋鯉魚・タンツーリーユィ)です。中国では鯉や雷魚なんかが使われることが多いですが、白身魚なら何でも美味しくできます。今回はこの時期お安い塩ダラを使いました。取り分けるとこんな感じです↓ これの決め手は何と言っても魚をカラッと揚げること!カリカリの揚げたての状態で、アツアツのあんをジュッ!と言わせてかけられればベストです^^なので、甘酢あんは予め途中まで作っておいて、魚を揚げながら同時並行で仕上げるのが望ましいです。甘酢あんには彩り・食感・味のバランスがよい野菜5種類(人参・椎茸・ピーマン・筍・玉ねぎ)を使っていますが、特に入れたいのが玉ねぎとピーマン。あとの具はあったりなかったりで構いませんが、玉ねぎ・ピーマンは共に食感がとてもよく、甘みと苦味が甘酢あんにピッタリ(酢豚でお判りですよね?^^)なので、できるだけ入れてください。また、もやしを入れても美味しいです。甘酢の割合を覚えておくと、酢豚に使ったりオムレツやオムライスにかけて中華風にしたりと応用がききます。揚げだし豆腐にかけても美味しいので、是非覚えてくださいね^^酢豚って作るの結構手間なのに、あまりご馳走っぽく見えないですよね?なのに魚を使うと途端に豪華に見えるのが不思議です。食べ応えがあって満足度の高い一品、是非とも皆さんのレパートリーに加えてあげてくださーい!^0^≪シャキシャキ、とろ~り甘酢あんとカリッと揚げた白身魚がウマイ!糖醋鯉魚(タンツーリーユィ)≫レシピ:2人分 <材料> ・お好みの白身魚(今回は鱈を使用) 2切れ ・塩、コショウ、片栗粉 各適量 ・揚げ油 (甘酢あんの具・・・すべて大きさを揃えて細切りに) ・人参 5cm程度 ・椎茸 2枚 ・ピーマン 1個 ・たけのこ(水煮) 適量 ・玉ねぎ 1/4個 (甘酢あん) ・トマトケチャップ 大さじ2 ・調理酒 大さじ1 ・酢 大さじ1.5 ・醤油 大さじ1 ・砂糖 大さじ1/2 ・水 100cc ・片栗粉(大さじ1程度の水で溶く) 大さじ1/21) 甘酢あんの具は全て大きさを揃えて細切りにしておく。甘酢あんの材料は、片栗粉以外全て混ぜ合わせておく。魚は水気を切って塩・コショウで下味をつけておく。2) あんを作る。中華鍋またはフライパンでまずピーマンのみ強火でサッと炒めて取り出しておき(色と食感を保つため)、次に残りの具を炒める。人参(最も火が通りにくい)に火が通ったら甘酢あんを加えて火を止め、蓋をして蒸らしておく。3) 魚に片栗粉をたっぷりまぶし、180度の油で表面がこんがりサクッとするまでじっくり揚げる。4) 魚が揚がりそうになったら2)のあんを再度温めてピーマンを加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。5) 揚げたての魚を器に盛り(下にレタスや白菜を敷くと彩りもよく、一緒に食べても美味しいです^^)、できたてのあんをジュッ!とかけたらできあがり!魚がカリカリのうちにお召し上がりください!美味しいですよ~^^★甘酢あんにはコーンを入れても美味しいです(中国では意外とよく入ってます)。冷蔵庫にある野菜を上手に組み合わせて、おいしく作ってください^^★今回は鱈を使いましたが、オコゼやハゼをじっくり揚げてもとってもとっても美味しいです!いろんな魚でお試しくださいね。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.12
日本ではすっかりお馴染みになった「麻婆春雨」。主食になるヤツをおかずに主食を食べるという「炭水化物+炭水化物」的メニュー(うどん定食とかお好み焼き定食とかラーメンライスとか焼きそばパンとか)って、なんだかんだ言ってみんな好きですよね。しかし、そんな「麻婆春雨」(日本の)を、私は未だかつて食べたことがありません。それこそ抵抗があったんですよね、「デンプンおかずにゴハンって・・・」みたいな。だけど中国ではものすごく頻繁に出てくるので、いつしか慣れてしまいました。だって会社の食堂で週に2回は食べてたんだもん^^;中国では春雨のことを「粉糸(←ホントは糸が2つの字)」(フェンスー)と呼びます。で、日本と同様、ピリ辛味でひき肉と一緒に炒め合わせることが多く、これを「肉末粉糸」(ロウモーフェンスー)といいます。「抹」は細かいという意味で、「肉末」でひき肉とか肉のそぼろとか、そういうもののこと。どこの食堂にも必ずあります。――で・す・が。私がより愛しているのは、この「粉糸」のもっと平べったくて太いきしめん状のヤツ。すなわち「粉皮(フェンピー)」です。こういうの↓ これ、日本ではあまり普及してませんが(中国食材を扱うお店には時々あります)、日本人はわりと好きな食感じゃないかと思います(うちのダンナさんは大好きです。けど、一緒に中国行ってた男の子たちは苦手だって言ってたな~^^;)。想像できますよね?ツルッとした春雨が太べったくなったら・・・ニュルン、ドロ~ンとした何とも面白い食感。私は初めて食べた時あまりに気に入って、日本に持ち帰りたくて地元のマーケットで探したのですが、生のヤツしかなくて泣く泣く諦めた・・・という経緯があります(その後、乾燥のヤツを見つけて大量買いしたのは言うまでもありません)。会社の食堂でも粉糸より粉皮が出てくる頻度がはるかに高く、私は好きでした!・・・というのがこれ↓ 一般に「肉抹粉糸」は辛いです。ですが、私がいたのは辛いのが苦手な地域だったため、私の舌に馴染んでいる「肉抹粉皮」も必然的に辛くないんです(笑)生姜を利かせたちょっと甘めの醤油味。ごはんがススム味付けです^^もちろん、普通の春雨で作っても美味しくできます。お好きな方でお試しください!^^≪ごはんがススム甘辛醤油味!辛くないのも美味しい「肉末粉皮」(ロウモーフェンスー)≫レシピ:2人分 <材料> ・粉皮または春雨 70~80g ・豚ひき肉 80g ・長ねぎ(みじん切り) 10cmぐらい ・しょうが(みじん切り) 1cm分ぐらい ・油(お好みのもの) 大さじ1/2 (調味料) ・鶏がらスープの素 小さじ1/2 ・水 150cc ・砂糖 小さじ1 (代わりに甜面醤を使っても美味しいです^^) ・醤油 大さじ1 ・紹興酒または酒 大さじ1 ・コショウ 適量1) 粉皮は熱湯で茹でた後、冷水に取っておく(ざるにあけてしまうと、くっついて後が大変です)。鶏がらスープの素は水に溶いておく。2) フライパンまたは中華鍋に油を熱し、生姜と長ねぎを炒めて香りが出たらひき肉も加え、スープ以外の調味料を加えて味付けし、馴染んだらスープを一気に注いで煮立たせ、粉皮を加えて味を含ませ、汁気が殆どなくなるまで煮詰めていく。3) お好みで、仕上げに再度油少々を加えて強火で煮詰めると、香ばしさが出て美味しくなります^^これもお好みで、刻みネギや香菜を飾ってできあがり!★コツらしいコツは特にない!ほどカンタンです^^;お好みで山椒を加えて作っても美味しいですよ^^酢を回しかけるとサッパリします。★あと、春雨を使う場合は味がよりしみこむので、これよりも若干薄味で作ることをオススメします^^ ↓という訳で粉皮。クセになる食感ですよ!私は大好きです!!^0^ 粉皮(フンピー) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.09
買い置きの豆腐、そろそろ使わなくちゃいけないけどお味噌汁も麻婆豆腐もどうも気が向かない・・・という時に最適な、超カンタンメニューがコレです↓ とろ~り美味しそうでしょう?^^豆腐のオイスターソース煮(蠣油豆腐)です。中華料理屋さんでもよく見かけるメニューです。美味しいですよね^^けど、実はこれすっごくカンタンなんですよ!あっという間にできちゃいます。しかも使うのは豆腐・きのこのみ。薬味の食材も要らないので、家にある材料だけでパパッと作れます。その割には、オイスターソースのおかげで複雑な味になるので手抜きっぽさがなく、主婦にはありがた~い一品(笑)れんげやスプーンですくって、タレごとたっぷりごはんにのせるとすっごく美味しい!また、青菜によく合うので、青梗菜や小松菜、或いはレタスを炒めたのを添えると、彩りもキレイで栄養のバランスもよく、そして豪華に見えますね^^通常は木綿豆腐で作られるメニューですが、今回は絹ごしを使いました。木綿の方が味はしみやすいですが、絹越しは喉越しが良いので、つるんとしてこれまたクセになる美味しさ!とにかくカンタンで美味しいので、覚えておいて損はありません!是非是非、お試しくださ~い!!^0^≪すっごく簡単、なのに本格的なお店の味!豆腐のオイスターソース煮(蠣油豆腐)≫レシピ:2人分 <材料> ・豆腐(通常は木綿ですが、絹ごしも美味しいです^^) 1/2丁 ・お好きなキノコ類(通常はフクロタケですが、マッシュルームや椎茸もおすすめ) 5~6個 (調味料) ・オイスターソース 大さじ1 ・鶏がらスープの素 小さじ1/2 ・水 150cc ・醤油 小さじ1.5 ・砂糖 小さじ1 ・紹興酒または酒 大さじ1 ・コショウ 適量 ・片栗粉 小さじ2 (大さじ1程度の水で溶いておく)1) 豆腐は縦半分、厚さ7mm程度にスライスする。キノコは食べやすい薄さに切る。2) フライパンにオイスターソース大さじ1弱を熱して焦がさないようヘラで炒め、香りが出たら水と鶏がらスープの素を一気に注いで煮立たせ、1)の豆腐とキノコ類を入れて煮る。3) 水分が1/3ほど煮詰まり、味が染みてきたら残りの調味料(片栗粉以外)で味を調える。残りのオイスターソースを加えて強火で香りを出したら、水溶き片栗粉でとろみをつけてできあがり!★「最初にオイスターソースを炒めて香りを出す」のが唯一にして最大のポイントです。ちょっと熱を入れることでとっても良い香りが出てきます。これをやるとやらないとでは大違い!是非試してみてくださいね~!他の中華調味料も、炒めてやると美味しくなるんですよ!^^ ↓中国といえばシルク!こんな綺麗なランチョンマットも、千円ちょっとで買えます^^ おそろいでコースターも欲しい!^^ 【5,000円以上送料無料】【アジアン雑貨】【アウトレット】シルクレッドコンビランチョンマット 【5,000円以上送料無料】【アジアン雑貨】シルクコースター(ハノイレッド)5枚組 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.08
先日、横浜中華街の美味し~い広東料理のお店で、マテ貝の春雨スープを食べました。塩だけの味付けなのに、貝のだしと生姜が利いてとっても美味しかった!!^0^――という美味しさが忘れられず、貝のスープが染みた中華が食べたい!!という欲求のもと作られたのがコチラ↓ 白菜のあさり煮、「蛤仔白菜(グェズバイツァイ)」です。マテ貝とかムール貝って美味しいけど近所のスーパーじゃ売ってないですもんね^^;(高いし)。そんな訳で、私の愛用国語辞書「新明解国語辞典」によると「食用として最も普通な二枚貝」(←すごい決め付け^^;)、美味しいだしが出て中華でもよく使われるあさりを使いました!あさりだしはあっさりしているため、鶏がらスープを足して作る方法もありますが、今回は純粋にあさりの味を引き出したかったので他のだし材料は使わず、その代わり白菜にひと工夫。長さをそのまま、長~いままでごま油で焼き付け、香ばしさを出すと共にスープを染み込みやすくしています。後は生姜の風味と塩味、紹興酒だけで白菜にじっくりスープを吸わせれば、おいし~い一品のできあがり!白菜が薄味なので、他のおかずは若干しっかり味のものがいいですね。この日の献立はこんな感じ↓ 蛤仔白菜のほかは、幅広春雨のひき肉炒め(肉末粉皮)、豆腐のオイスターソース煮(蠣油豆腐)です(どちらもレシピ別途アップ予定!)。白いごはんにピッタリのおかず3品、ビールにももちろんバッチリです!^^v菜っ葉を長いまま切らずに食べるのは腸の洗浄になると聞いたことがあります(真偽の程は謎ですが、気分的にはわかりますね^^;)。おいし~いあさりだしの染みた白菜、いっぱい食べてカラダの中からキレイにしてくださいね!!≪白菜の焼き付けがポイント!あさりだしであっさり美味しい「蛤仔豆腐」≫レシピ:2~3人分 <材料> ・あさり 1パック(200~300g) ・白菜 5~6枚 ・生姜 スライス2枚 ・ごま油 大さじ1 ・塩 小さじ1 ・紹興酒 大さじ1 ・コショウ 適量 ・(お好みで)あさつき、長ねぎのみじん切り1) あさりは数時間前から塩水につけて砂を吐かせ、よく洗っておく。白菜は長さはそのまま、幅のみを半分に切る。生姜はみじん切りに。2) 中華鍋またはフライパンにごま油を熱し、まず生姜を炒めて香りを出し、1)の白菜を焼き付けていく。まんべんなく油が行き渡り、適度な焼き目がつくようにしてください。3) 別のフライパンまたは鍋にあさりと水250cc(あさりが多い場合、水ももっと多めに)、塩と紹興酒少々を入れ、蓋をして熱する。あさりが口を開けたら、2)の上にざるを持ってあさりだしのみ白菜に加え、実の方は取り出しておく(身は加熱しすぎると固くなるので)。4) 白菜にだしを吸わせながら煮詰めていき、塩と紹興酒、コショウで味を調える。5) いい感じの味になったら、3)で取り出したあさりを再度加え、ひと煮立ちさせてできあがり!お好みであさつきや長ねぎを振ってもキレイです^^★今回はあさり少なめですが、できればたっぷり使ってください。鶏がらスープや醤油を入れると味はしっかりしますが、一方であさりの味が目立たなくなってしまいます。できるだけあさりのスープを多く取り、贅沢に煮詰めることで美味しく出来上がりますよ^^★白菜を食べ終えた後、残ったスープで雑炊を作ると、またたまらない美味しさですよ!!オススメ!!^0^ ↓某ビールメーカーの社名をもじった「Asari」のストラップ。 逆さにすると泡が上ってくるんですって!面白!^0^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.08
世間では何かと騒がれていますが、気にせず中華を作り、食べ続けているぱんだ隊長です(だって、自分で作ってるから安全だし^^)。そんな訳で、すっっっごく美味しかった蝋腸菜飯に合わせた献立はこんなでした↓ 青梗菜の海老みそ炒め、白菜と帆立のスープ、それに鶏肉の黒酢煮です^^実は私、黒酢は点心類のつけダレ代わりにのみ使っていて、料理に使うの初めてだったんです^^;先月、中国人の友達のお家でスペアリブの黒酢煮をごちそうになって以来、黒酢煮を作るチャンスを窺っていたんですよね。やっと作れました!^0^中国の黒酢(鎮江香醋が有名)は、日本の黒酢と製法が違います。主原料はお米で、製造の過程で砂糖や食塩も含まれているため、そのままで十分味があります。なのでこの煮汁、醤油も砂糖もかなり控えめです。お肉の部位は、一般的には手羽の部分が好まれますが、我が家はむね肉好きの夫婦なので手羽とむねを一緒に煮込み、更にゆで卵・椎茸・中国の結び湯葉も入れました(「脱脂豆腐皮結」というヤツで、日本のよりかなり分厚い湯葉を結んで乾かしたもの。中国ではよくスープ煮などに入っています)。手羽の部分は期待通りトロ~ンととろけるほどに柔らかく、むねの部分はむね肉らしいムシムシした噛み応えを残しつつも黒酢の風味がしみこんで、これ、どっちもウマイですよ! (ダンナさんは「俺、むねの方が好きかも・・・」なんて言ってた^^;)ほら、美味しそうでしょう?^^↓ お酢で煮る煮物は、鍋に入れて放っておくだけなのですごく簡単ですが、中国黒酢にはもち米や砂糖が入っているため、放置しすぎると焦げ付く恐れがあります。その点にのみ注意して、是非お試しください!ゆで卵を崩して、煮汁につけながら食べたらもうサイコーですよ~!!!^0^≪手羽もむねも両方ウマイ!卵もウマイ!!鶏肉の中国黒酢(鎮江香醋)煮≫レシピ:2~3人分 <材料> ・鶏肉(お好みの部位、今回はむね肉1枚と手羽中5本) 適量 ・ゆで卵 2~3個 ・椎茸(干したものを戻しても、生のでもよいです) お好みで ・結び湯葉、高野豆腐など お好みで ・生姜(スライス) 2~3枚 ・長ねぎ(白い部分) 10cm程度 (煮汁) ・中国黒酢 100cc ・醤油 大さじ2 ・紹興酒または梅酒 大さじ2 ・砂糖(黒砂糖があればなお良いです) 大さじ1 ・片栗粉 小さじ1 ・(お好みで)八角 少々1) ゆで卵は殻と薄皮をむいておく。椎茸はお好みで半分に切る。長ねぎは白髪ねぎにして水にさらしておく。2) 鍋に片栗粉以外の煮汁の材料全てを入れ、鶏肉・ゆで卵・椎茸を並べて生姜を散らし(この時、材料に対して煮汁が少なすぎるようなら、水100c程度を加えてください)煮立つまでは中火、その後は弱火で汁気が殆どなくなるまでことこと煮る。結び湯葉や高野豆腐は最初から入れると味がしみ過ぎるので、10分ほど煮た後から入れればOK。3) 20分ほど経って残りの煮汁にとろみがついてきたら、具を取り出して(むね肉は食べやすい大きさに切って)皿に盛り、残りの煮汁に水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、回しかける。白髪ねぎをあしらってできあがり!^^★この分量だと、甘さはかなり控えめです。お店で食べるような甘さがお好みでしたら、砂糖の分量を増やすか、はちみつを加えると照りも甘さも出て美味しくできます^^★日本の黒酢を使う場合は酢自体に甘さが殆どなく、味もわりと違います(それはそれで美味しいですが^^;)。醤油の量はこの倍程度、砂糖はお好みで加減してください。 ↓鎮江香醋の有名ブランド「金瓶梅」の黒酢。399円、安いです!まとめ買いしてもいいな~^^ 信頼のブランド「金梅牌」の中国黒酢です! 安くて美味しい優れもの!300年も変わらない超安上がり健康法。。。鎮江香醋(ちんこうこうず)お試し品 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.02.06
先週末、土曜日とは思えぬほど閑散としていた横浜中華街で仕入れたブツを使った一品です^^;以前里芋の菜飯をご紹介した際、改めて中国の菜飯(ツァイファン)に関する情報を集めたのですが、一般に中国で「菜飯」と言えば、塩漬け肉と青菜(主に青梗菜)を炊き込んだ上海風のものを指します。――が。塩漬け肉のも美味しいけど、私はよりチープな、腸詰を使ったヤツが好きなんです~!うぅ~たまらん!!この独特の色ツヤ、伝わりますか??(もっと色濃いんだけどな~^^;)↓ 中国の腸詰(大陸では「蝋腸」、香港や台湾では「香腸」と呼ばれています)って、独特なんですよ。ソーセージと言うよりサラミに近く、薄切りにして食べるものですが、香料(たぶん五香粉)や砂糖、紹興酒などをすり込んだ肉で作るので独特の香りと甘みがあるんです。これがダメな人はダメなので「腸詰の菜飯は好きじゃない」と言う人は私の周りにも結構いますが(日本人・中国人いずれもね^^;)、私は好きです!蝋腸(ラプチョン)。そんな訳で今回は、この蝋腸(香腸)を使わないと現地っぽい味には仕上がりません。これまでご紹介してきた各国料理には、極力日本の一般家庭で手に入りやすい材料を使って来たつもりですが、これはお近くで買えない方も多いと思います。ごめんなさいm(_ _)mでも、とても美味しいものなので、是非一度現物をお求めになり、お試し頂けると嬉しく思います(この記事の末尾から通信販売で買えます)。――でなければ、豚肉に五香粉・砂糖・塩・コショウ・紹興酒またはブランデーをすり込んで、表面をしっかり焼き付けてから使えば、それらしい感じは味わえるかも^^;作り方は至極簡単です。要は蝋腸頼みの一品ってことですね^^混ぜごはんで作る方法、炊き込んで作る方法、土鍋飯にする方法と各種ありますが、今回は最もごはんに蝋腸味がしみ込む炊き込み形式を採りました。土鍋飯(ポウツァイファンと言って、上海・香港の日常食です)もまたすごく美味しいので、別途ご紹介したいと思います^^この蝋腸菜飯は家庭で食べられる他、ファストフード感覚で街でよく売られています。スーパーやデパートのフードコートでもよく見るし、お弁当屋さんにも必ずと言ってよいほど置いてあります。かなりメジャーなB級グルメです^^上海っ子の日常食、是非一度お試しください!!≪上海のファストフード・蝋腸(中国サラミ)菜飯(ラプチョン・ツァイファン)≫レシピ:2人分 <材料> ・米 1.5合 ・蝋腸(中国ソーセージ) 60gぐらい ・青梗菜または小松菜 青梗菜なら2株、小松菜なら5~6束 ・塩、(お好みで)五香粉 各少々 (かけ醤油) ・濃口醤油(あれば中国・台湾のたまり醤油) 大さじ1.5 ・砂糖 大さじ1/2~1 (たまり醤油を使わない場合、若干多めにしてください) ・紹興酒 大さじ11) 米は洗ってざるにあけ、水気を切っておく。蝋腸は食べやすい長さに切る。青梗菜は2cmほどの長さに(小松菜を使う場合は3~4cm長さに)切っておく。2) フライパンに蝋腸を入れて炒め(油多めがお好きな方は、ここでラードを使ってください。私は苦手なので、蝋腸から出る油だけで炒めました)、米も入れて一緒に炒める。3) 2)を炊飯器に移し、通常の水加減で塩少々(お好みで五香粉も)を加えて普通に炊く。かけ醤油の材料は全部混ぜておく。4) 炊き上がりの直前にラードまたはごま油少々で青菜を炒め、炊き上がったごはんに混ぜ合わせ、かけ醤油を回しかけてざっくり混ぜたらできあがり!青菜の色が変わらないうちに召し上がれ!^^★余計な水分を飛ばした方が美味しいので、4)でかけ醤油を回しかける際、再度炊飯スイッチを押して加熱すると美味しくできます。おこげができたら更に美味しい!^^(土鍋で炊く場合はおこげをわざと作ります)★もっと簡単に作る場合は、普通に炊いた白飯に、青菜と蝋腸を炒めたものとかけ醤油を一気に混ぜ合わせて、混ぜごはんにしてもOKです(お弁当屋さんではこちらの方法を採っている場合が多い気がします)。★かけ醤油には、砂糖ではなく甜面醤を加えて甘みとコクを出しても美味しいです。こってりめがお好きな方には、こちらの方がオススメかな^^ダンナさんの感想。「これ、新婚旅行で中国行った時、空港で出た弁当の味だよな?ウマイ!!^0^」・・・よく覚えてるな~(中国ではよく飛行機が遅れますが、ツアーの場合は大体、こういう時にごはんに肉を煮たのと野菜をぶっかけたもの、或いは菜飯のような簡単なお弁当が配られます。そういう契約なのかな^^;)。ま、限りなく現地味に近かったということで、大成功ですね^^v ↓という訳で、独特の香りがたまらない蝋腸(香腸)!まずはお試しサイズでどうぞ^^ 台湾腸詰(ソーセージ) (250g) 台湾香腸 【腸詰 6本】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.05
寒すぎです(-”-)ここ数日、異常なまでに寒いです・・・。寒いので、あったかいものを食べるか、スパイシーなものを食べるか、或いは酒でも飲まないとやってられません!!!(最後のはもちろん言い訳)という訳で中華粥(帆立入り)です。美味しそうでしょ~?^^↓ 私、日本の白いお粥は苦手です。風邪を引いて熱を出しても、お腹を壊しても、まずお粥は絶対に食べません。だって味気なくてつまらないんだもん^^;だけど中華粥は別!これなら進んで食べられます!!^0^ちゃんとだしの味がするし、お米自体にもほのかに風味がついてるからそのままで十分美味しい。薬味をかければもっと美味しい!(・・・おそらくは、お米自体が日本のみたいに美味しくないから、食べ方の方に手間をかけたんだろうな~・・・^^;)という訳で、初めて食べた時には「一体どうやって作ったらこんな風に!?」と思って中国人の知人みんなに聞きまわったのですが、みんな「お米炒めてから作る」と事も無げに言います。料理好きな人は「米の花を咲かせる」という言い方をします。これは「米に十分水を吸わせた後、油で炒める(米粒を油でコーティングする)ことで、お粥にした時粒がつぶれず、よりふっくらと仕上がる」ことを表現しているらしいです。なかなかステキな表現ですよね^^これもごく普通に作られる家庭料理なので、油で炒める家、炒めずに入れるだけの家と作り方は様々ですが、今回は基本に忠実に炒めてから炊く方法を取りました。最近の炊飯器は「お粥コース」があるので、放っておいてもカンタンにできますが、一応、お鍋で作るやり方もご紹介しておきますね^^さむ~い冬、おいしいお粥であったまってください!^^≪お米に花を咲かせましょう♪下準備がポイント、そのままで十分美味しい中華粥≫レシピ:3~4人分 <材料> ・米 1合 ・水 炊飯器の場合:米の10倍量 鍋の場合:米の12倍量 ・鶏がらスープ、または帆立だしの素 小さじ2~3 (写真は、乾燥帆立のフレークを使っています) ・ごま油 大さじ1/2 ・塩 適量 (薬味として合うもの) ・ザーサイ、香菜、ピータン、ごま油で炒めたネギ、メンマ、チャーシュー、 揚げたワンタンの皮、おろししょうが、中国の漬物など。 ごま油&塩、または山椒で味付けしたものがよく合います。 日本のお漬物は・・・残念ながらあまり合いません^^;1) 米は炊く1時間以上前に研ぎ、30分以上水を含ませた後、ざるにあけて30分以上水気を切っておく(人によっては、研いだ後につける水に油を加えて一晩放置するやり方をするようです。この場合は2)の工程はなし)。2) フライパンにごま油を熱して水気を切った米を中火で炒め、一粒一粒に十分油を吸わせてふっくらとさせる。こんな感じにツヤツヤします^^↓ 3) 米を炊飯器または鍋に入れ、分量の水とスープの素を加え、炊飯器ならそのまま「お粥コース」で、鍋なら沸騰するまでは弱めの強火、その後は弱火で40~50分、蓋をせず、時々ゆっくりかき混ぜながら炊きます(蓋をしないので、蒸発する分水の分量を多めにしています)。4) 炊飯器の場合はスイッチが切れたら、鍋の場合は火を止めて10分ほど置いた後、塩で味を調えてできあがり!食べる際にちょっとごま油をたらしたり、お好みの薬味を添えたりしてどうぞ^^★日本のお粥に比べてかなり水分が多いですが、最初に米を炒めているので粒がしっかりしています。私は食べる際にごま油をたらすのが好きなので、炒める際の油の量はかなり少なめにしています。お好みで加減してください^^★鶏肉を使ったお粥の場合は、最初に鶏を茹でたスープ(鶏+水+酒・塩少々)で米を炊きます(鶏は取り出して細かく裂いておき、炊き上がったお粥にのせて食べます)。魚介類を具にする場合も同様で、最初に具を加熱して出ただしを炊飯用の水に混ぜ、具の方は炊き上がった後で合わせます。これでどんな具のお粥でもOK!!^^v ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.01.25
「茴香豆(ういきょうまめ)」ってご存知ですか?魯迅の小説にも登場する中国のおつまみで、そら豆または枝豆を紹興酒と醤油、ういきょう(八角、あるいはフェンネル)で茹でたもの。日本でも枝豆やそら豆って、「とりあえず」のつまみに好まれますよね。ああいう感覚だと思います。でも、私がこれを知ったのはごく最近のこと。それまでは中国のそら豆料理と言えば、下記のメニューしか知りませんでした^^;中国の仕事を始めたばかりの頃、うまく行かずにちょっと滅入っていた時期があります。外国での仕事って、単に言葉ができればOK!という訳ではないんですよね。こちらの意図を伝え、理解してもらうことが何より重要な訳ですが、突然やって来た外国人が人々の信頼をすぐに得られるはずもなく、心を開いてもらうにはある程度の時間を要します。だから特に、環境にちょっと慣れて周りが見え始めた頃、誰も信用できずに孤独な気持ちになる時期が、程度の差こそあれ誰にでも大概訪れます(最近、海外と日本との板ばさみで鬱病になる駐在員が増えているそうですが、わかる気がします)。そんなある日、仕事を終えて帰り支度をしていると、現地の責任者が「元気ないね、今日は一緒に食事しよう」と誘ってくれました。食欲もなく、正直早く1人になりたかったものの、断れずについていくと「体が弱ってるなら、胃腸に優しいメニューにしよう」と選んでくれた中の一品がこれ。銀色の鍋の中には、たっぷりの煮汁と皮付きそら豆がいっぱい入っていました。「これは特に胃腸にいいから」と勧められるまま食べてみると、食べたことのない何だか不思議な味。醤油と紹興酒の風味の他、仄かに甘くて苦味もあって、何とも言えないよい香りがします。拙い語学力では調理法を聞けなかったものの、味だけはよく覚えてたんですよね^^;というのがこれ↓ あの不思議な甘みと、感じるか感じないかのわずかな苦味、それに香り・・・その秘密が八角でした。ちょっと入れるだけで味が全然違います。八角には健胃・整腸作用、そら豆には利尿や解毒の効き目があるそうで、確かに体に優しそうな一品ですよね^^八角をお持ちでしたらガクの一片をポキっと折って、フェンネルなら小さじ1/4ほど入れればOK。入れ過ぎると苦味が勝つので、あくまで少量で!まだまだ真冬ですが、店頭にはもうそら豆が並び始めました。早速作ったこの浸し豆、私にとってはおつまみと言うより「心とからだに優しい思い出のメニュー」です。それまでそら豆って独特の臭みが好きじゃなかったんですが、今ではすっかり好物に^^冒頭でご紹介した「茴香豆」とはたぶん別物ですが、使っている材料は一緒。ダンナさんもお気に入りの優しいお味、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?≪胃腸に優しくて良い香り~!^^そら豆の八角(ういきょう)煮≫レシピ;作りやすい分量 <材料> ・そら豆 1袋(さやつきで500g、正味120g) (煮汁) ・水 150cc ・醤油、紹興酒 各大さじ1 ・八角 ガク一片 (フェンネルシードを使う場合は、小さじ1/4~1/2程度) ・砂糖 大さじ1/2 ・鶏がらスープの素 小さじ1/21) そら豆はさやから出して、皮にちょっと切り目を入れる(味をしみこませ、皮をむきやすくするため)。こんな感じ↓ 2) 煮汁の材料を小鍋に入れて煮立たせ、1)のそら豆を入れて10分ほど煮た後、火を止めてそのまま味を含ませたらできあがり!食べるまで1時間以上置いて、食べる際には皮をむいて(お尻をプチュッと押し出すと簡単にむけます)くださいね^^★私が現地で食べたものはもっと煮汁が多く、表面に油と唐辛子が浮いていました。唐辛子はお好みで(私は入れない方が好きです)、油は仕上がりにごま油少々をたらすと香りがよいですが、なくても構いません。★前述の「ういきょう豆」は、八角だけでなくクローブや陳皮など、様々な香辛料が入っていることも多いようです。煮汁につけて味をしみこませておき、汁気を切って出します。興味のある方は試してみてください^^★中国では八角は「大茴香」、フェンネルを「小茴香」と呼び分けています。生のフェンネルを使う料理もたくさんありますが、最も手軽に使えるのが八角だと思います。常備しておくと便利ですよ^^ ↓中国の花茶を飲むなら、こんなガラスポットがいいですね^^ 耐熱なので、紹興酒をチンして温めるのにも使えますよ^^ 耐熱ガラス茶壷150 ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.23
昨日の火鍋の際の主食、ごはんでも麺でもよいのですが、今回はコレを作りました。つまみにも主食にも、或いは軽食にもイケる便利なヤツ、葱油餅(ツォンヨウビン)↓ むか~し「美味しんぼ」の単行本で見て以来、「ねぎもち」と呼んで作り続けた子供の頃からのレパートリーですが、実はこれ、中国で食べたことないんです(笑)私がいたのはあまり点心を食べない地域だからだと思います。代わりによく出て来たのはこれに似た別の名前のヤツなんですが・・・それについてはまた別途取り上げます。今回は「葱油餅」について。これ、作り方がとても面白いです。下記で詳しく説明していますが、小麦粉を練った生地にねぎをいっぱいのせた後、ぐるぐる巻いていくのが面白い!この「ぐるぐる巻き×2」の工程のおかげで生地に層ができ、ねぎと塩、油の味が染みて美味しくなるんです。表面はパリッと、中はモチっとしていて、シンプルながら後を引きます。油を多めに使えばよりサクッと、パイに近い感じに出来上がりますが、この時はたっぷり油の浮いた火鍋のお供だったので若干控えました。レシピには標準的な分量を記載しておきますので、お好みで加減してください。塩味がついているので私はそのまま食べるのが好きですが、お好みで酢醤油をつけると美味しいです^^また、生地に使う油は今回はごま油を使用していますが、葱油や鶏油など、風味のある油を使うと美味しいです。もちろん、サラダ油でもOK!これ、お子さんは絶対面白がると思いますよ。小さいお子さんがおられる方はぜひ、生地を巻くのを一緒にやってみてください^^≪生地をぐるぐる、もいちどぐるぐる!中国のねぎもち「葱油餅」≫レシピ:直径20~22cm1枚分 <材料> ・薄力粉 1カップ(100g) ・打ち粉(強力粉または薄力粉) 適量 ・長ねぎのみじん切り 1/2本分 ・塩 適量 ・油(ごま油、サラダ油など) 大さじ1以上1) ボウルに薄力粉と塩少々を入れて混ぜ、水60cc程度を少しずつ加えて硬さを調整し、大体まとまったら手で5分ぐらいこねてひとまとめにし、ラップで覆って30~40分ほどねかせる。その間に長ねぎをみじん切りにしておく。2) 1)の生地を打ち粉をした台に置き、麺棒でできるだけ薄くのばす(生地を柔らかめに仕込んでおくとよくのびるので、扱いづらいですが1)の際に水をやや多めにするとよいです)。今回は38×28cmぐらいにのばしました。いびつになっても、この後巻くので気にしなくてOK! 3) のばした生地に油をまんべんなく塗り、塩を振ってねぎを散らし、端からくるくる巻いて棒状にする(この時油を多めに使うとサクッとします)。こんな感じ↓ 4) 棒状にしたものを、さらに渦巻状にぐるぐる巻く↓ 5) これを再び麺棒で薄くのばし(フライパンの大きさに合わせてください)、油を敷かないフライパンで時々裏返しつつ両面に焼き目がついたらできあがり! ★成型の仕方はいろいろあって、一度ぐるぐる巻いたのを立てて上からギュッ!とつぶす方法もあれば、単純にパイのように折り重ねていく方法もあり、人によって違うようです。私は子供時代からの「美味しんぼ」方式を採用していますが、お好みのやり方でどうぞ!^^★中に入れる具はねぎに限らず、ニラを使ったり、ねぎと一緒にハムのみじん切りを入れても美味しいです。こちらもお好みで工夫してみてください。塩気はあった方が美味しいです。★焼いた状態で冷凍しておけるので、多めに作って朝食やブランチにしても便利ですよ! ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.01.21
依然として自分の中での中華ブームが続いています。昨日は火鍋を作りました。ずーっと前に中国から火鍋の素を買って来たのを思い出して、さむ~いこの時期、鍋でもと。火鍋と言うと真ん中に仕切りがあって2種類のスープが入って・・・ってのを想像しますが、現地では必ずしもそうではなく、1種類だけ出てくる店も多いです。注文時に「スープは2種類」と言うと、仕切りのある鍋が用意されます。・・・という訳で今回は「麻辣」な赤いスープのみ!↓ いや~、久々に食べたけど、強烈に辛い!というより目が痛い!(笑)疲れ目の方、スープ作りの際、唐辛子・山椒がキョーレツに襲ってきます。くれぐれも油断めされぬよう^^;中国で「麻婆豆腐」は「麻辣豆腐」と呼ばれることがあります。つまり「麻(マー、痺れる辛さのこと。つまり山椒)」「辣(ラー、ラー油でお馴染み、唐辛子の辛さのこと)」二つの辛味をつけた豆腐という意味。火鍋もこれら2つをたっぷり使うため「麻辣火鍋」と呼ばれることがあります。四川(火鍋の本場・重慶も含む)では「麻」は欠かせない要素なんです!中国の「素」って大概味気ないので、にんにく・しょうが・唐辛子・花椒・鶏がらスープの素・醤油をちょっとずつ足してみた(「素」を使わずに火鍋を作る際にも、鶏がらスープまたは豚骨スープをベースに、これらの調味料を入れるとそれらしい味になります。あとはごま油と豆板醤、砂糖、八角など)のですが、素だけで十分でしたね^^;それも、袋に書いてある量の1/3程度で十分!ちなみに、この日の具はコチラ↓ 白菜、ほうれん草、春雨(「マロニーちゃん」^^)、餃子、豆腐(普通は木綿か厚揚げを入れるんですが絹ごしが余ってたので)、そして羊肉。最初は羊は入れないつもりだったのですが、スープをかいだら「こりゃー羊肉(ヤンロウ)入れなきゃダメだ!」という訳で冷凍庫のストック(焼肉用のもの)を使いました。その他、えのきだけ・ふくろたけなどきのこ類を入れると美味しいですが、今回は割愛。これらを煮立てたスープにしゃぶしゃぶの要領で入れ、各自で取って食べます。なお、この時一旦取り皿に取ってからタレをつけることをオススメします。直接取ると、タレがどんどん辛くなります(笑)タレは各自の好みで、鍋のスープをベースに(れんげでちょっとだけ)、すりごまやピーナツペースト、ごま油、にんにくや香菜を加えて自由に作ります。しゃぶしゃぶ用のごまだれも美味しいです(スープに味がついているので、濃くする必要はありません。舌の痺れを取る程度に)。それと、スープは必ず多めに用意してください。常にぐつぐつ言わせながら具を熱するため、すぐ煮詰まってしまいます。この際、水ではなくスープを足すことで味が薄まらず、辛くなり過ぎることもなく、最後まで美味しく食べられるんです^^火鍋初体験のダンナさん、「羊がウマイ!」と感激してました。辛いのは苦手なはずですが、スープを仕込んで数時間経過したためか「全然問題ない、美味しい!!^0^」だそうです(最近中華責めが続いて、舌が慣れたのかも知れない・・・^^;)。レシピというほどのこともないですが、手順をまとめておきますね。パンチのある火鍋、是非ご家庭でどうぞ!!≪痺れる辛さがクセになる!本場重慶風麻辣火鍋≫レシピ:3~4人分 <材料> (火鍋のスープ) ・(あれば)火鍋の素 50g ・鶏がらスープの素 小さじ1 ・醤油 大さじ2 ・唐辛子 2本 ・花椒 大さじ1 ・にんにく 1かけ ・しょうがの薄切り 2~3枚 ・八角 ごく少々 ・その他、陳皮、フェンネルなどがあれば尚よし (火鍋の具) ・肉類(羊・豚が一般的です) 200g以上 ・野菜類(白菜、ほうれん草、豆苗など) お好みで ・きのこ類(えのき、ふくろたけなど) お好みで ・豆製品(厚揚げ、高野豆腐、湯葉など) お好みで ・餃子、魚のすり身の団子、つくねなど お好みで (つけダレ用) ・練りごま、ピーナッツペースト、刻みにんにく、香菜など1) スープの準備。熱した鍋に火鍋の素を入れてへらでかき混ぜながら溶かし(油が固まっています。下の写真のオレンジ色の層はすべて油!^^;)、花椒、適当に刻んだ唐辛子、みじん切りにしたにんにくも入れて焦げ付かないよう炒め、香りが十分出たら水1リットルとその他の材料全部を入れて煮立たせる。沸騰後20分以上経たないと味が落ち着かないので、スープだけ先に仕込んでおいてください。食卓に運ぶ鍋とは別にしておくとよいです(食べている途中で注ぎ足すので)。火鍋の素ってこんなです↓ 2) 1)のスープを熱し、食べやすい大きさに切った材料を食べたいように入れ、火が通ったら取り皿に取り、好みの味付けでひたすら食べる!それだけです!! ★花椒でだんだん舌が痺れてくるので、冷奴や果物など、舌をさっぱりさせて再生してくれるようなものと一緒に食べるのがオススメです。中国の人は平気で食べ続けますけどね^^;★間違ってもスープをごくごく飲んだりしないこと!! ↓という訳で売ってます、火鍋の素。このお店がいちばん安かったです、330円!^^ 150g入りだから、2~3回使えますよ! ●重慶火鍋底料150g(激辛鍋の素) ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.21
排骨(正しく読むと「パイグー」ですが、日本では「パイコー」とか「パーコー」とか言われてますね)麺、昔から好きです。初めて食べたのは上京して間もなくの頃、中華街ででしたが、サクッと揚がった豚肉が麺にどーんと乗っていること自体が驚きで、せっかくのサクサク感がもったいない!と思いつつも、肉にスープを吸わせると、衣の油と豚肉の下味が徐々に溶け出してスープも美味しくなるんですよね~。感心しながら夢中で食べた記憶があります。――時は流れてそれから十数年後。私は外では殆ど排骨麺(または排骨飯)を食べません。何故なら自分で作れるから!もちろん、すごく複雑にいろーんな調味料を混ぜ合わせる高級店の味には及びませんが、「それっぽい感じ」にはなるんですよ、意外とカンタンに^^;ほら↓ 「排骨」は肉のついた肋骨、すなわちスペアリブのことを指しますが、骨付き肉は下味をつけて調味した方が美味しいためか、転じて今では骨付きでなくとも「豚肉に下味をつけて揚げたもの」がそう呼ばれているようです(日本のお店では、豚ロース肉を使っていることが多いですね)。下味のつけ方もいろいろですが、私が好きなのは しょうが・にんにくのすりおろし、酒、醤油、カレー粉と隠し味程度にはちみつを混ぜた中に漬け込み、片栗粉をつけて揚げるやり方。お店によって、小麦粉に卵を混ぜた衣もあれば、卵をつけた後で片栗粉をたっぷりしみこませて揚げる方法もあります。要はお好みで、ご自分の好きな感じに調整していただければOK。卵を使うとよりボリュームが出て、片栗粉を使うとサクッと揚がります。この日はダンナさんの帰りが遅かったので、下のように私は麺で(左)、ダンナさんには丼にして(右)出しました↓ ごはんにのせる場合は、そのままでも十分美味しいですが、漬けダレにオイスターソースと水を加えて煮立たせ、とろみをつけてかけるとより美味しいです^^(お弁当に入れる場合は、ごはんがベチャッとなってしまうのでかけない方がいいかな・・・)使うお肉は、もちろん厚みのあるロース肉なら間違いなく美味しいですが、お弁当に入れるなら、若干薄めのお肉でも十分だと思います。この日も厚切り肉がなかったので、しょうが焼き用の厚さのもので作りました。要は、この味付けを覚えればいくらでも応用がきくということです^^;そんな訳で、冷めても美味しい排骨、是非作り方を覚えてください!お子さんからビール好きなご主人まで、家族みんなが好きな味だと思いますよ!!≪味付けを覚えると応用が利く、カレー粉とはちみつがポイント!「排骨」麺&飯≫レシピ:作りやすい分量 <材料> ・豚ロース肉(またはしょうが焼き用、スペアリブ) お好みの量 ・片栗粉 適量 (下味用) ・にんにく 1かけ ・しょうが 2~3cm ・醤油 大さじ1.5 ・紹興酒または酒 大さじ2 ・はちみつ(なければ砂糖) 大さじ1/2 ・カレー粉 小さじ1 ・塩、コショウ 少々 (その他) ・揚げ油 ・つけ合わせの野菜(青梗菜、小松菜などが美味しいです) ・オイスターソース(なくてもよいです)1) 豚肉に塩・コショウ(多め)をなすりつけ、下味用の材料(にんにく・しょうがはすりおろします)を混ぜ合わせた中に漬け込んでおく(最低でも30分以上)。2) 1)の豚肉を取り出して片栗粉をたっぷりまぶし、180度に熱した揚げ油で、衣がこんがりするまで裏返しながら揚げる(たっぷりの油でなくても、フライパンに1cm程度敷いた油でもOK)。3) これを麺にのせる場合はそのまま切ってのせ、丼にする場合は肉を取り出した後の漬けダレにオイスターソース少々を加えて水でのばし、フライパンで温めて水溶き片栗粉でとろみをつけたものをかけると美味しいです。また、さっと茹でてから強火でシャキッと炒めた青菜は必ず添えましょう!(もちろん、香菜をのせても美味しいですよ^^)★薄めのお肉を使う場合は塩と醤油の量を少なめ、厚めまたは骨付き肉を使う場合は多めにしてください(味の染み方が異なるため)。★中華は大体そうですが、これも若干の甘みを加えないと美味しくできません。排骨には砂糖よりもはちみつの甘さがぴったり来るように思います。甘さはお好みで調節してくださいね^^後味がほのかに甘い、ぐらいの少なめが、個人的には好きです。 ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.20
中国ではザリガニ(小龍蝦)をよく食べます。・・・と言うより、その時期(6月ぐらい)を待ちわびている人が大勢います!(またしても季節はずれな話題ですみません^^;)代表的な食べ方は、殻つきのままにんにくと唐辛子たっぷりの油で炒めた真っ赤なヤツを大ざるにどーんと山盛り一杯、ビニール手袋しながらなりふり構わずひたすら食べる!という豪快なもの^^;一人前30匹近くはありそうな勢いですが、中国人は平気で平らげるからスゴイです(まぁ、ザリガニって殻を取ると食べるところは意外と少なかったりするんですけどね)。日本人が食べたら大概お腹を壊すと思います(私は半分弱でお腹いっぱいでした。幸いお腹は壊しませんでしたが)。だってあれ、どこで獲れたかわかんないよ(笑)まぁ、あそこまで油っこい&泥っぽいのはちょっとご遠慮申し上げたいですが^^;、味付け自体は美味しかったんだよなー、ビールにぴったりで。甲殻類好きな私としては、また食べたくなる味ではあったんですよね。という訳で、その味をどうにか思い出し、殻つきの大きめ海老で作ってみましたー!^0^↓ウマーイ!!やっぱコレだよ、と思いながらビールぐいぐい行っちゃいましたー!! ボリュームは本家に全く及びませんが、この日の夕食はこんなだったので十分お腹いっぱいです↓ 豆板醤があればよかったのですが、切らしていたので唐辛子オンリーで辛味を出しました。豆板醤を入れるとより複雑な味になるので、あれば是非入れてください。炒めるとおいしくなるんですよ、豆板醤って^^また、よりスパイシーなのがお好みなら、花椒(粒山椒)を入れてください。四川の方では必ず入っている調味料で、私も大好きですが今回は使っていません(単に、私が食べたのには入っていなかったから^^;上海あたりでも入ってることが多いです)。これは、必ず手で持って食べてください!今回は殻ごと食べられるものを使っていますが、殻を外した場合もしっかりしゃぶって、揚げた海老ににんにくや唐辛子が染み込んだ美味しさを堪能すべきメニューです。ビール飲みにはたまらないウマさですよ!オススメです!!≪香辣龍蝦(ザリガニの辛味炒め)風、ビールにぴったり!香辣蝦仁(海老の辛味炒め≫レシピ:5~6尾分 <材料> ・大きめの殻つき海老(車海老など) 5~6尾 ・にんにく 2かけ ・唐辛子 2~3本 ・長ねぎ 10cm ・しょうが 2cmぐらい ・豆板醤 小さじ1~2 ・サラダ油 適量 ・(あれば)香菜 適量 (合わせ調味料) ・醤油 大さじ1 ・紹興酒 大さじ1 ・砂糖 大さじ1/2 ・コショウ 少々1) 海老は殻つきのまま背中に沿って包丁を入れ、楊枝などで背ワタを取っておく。にんにく・長ねぎ・しょうがはみじん切り、唐辛子は小口切りにする。2) フライパンに多めの油を熱し、海老を素揚げにする。できれば殻ごと食べたいので、カリッとするまで中温でしっかり揚げて、油を切っておいてください。3) 2)のフライパンの余計な油を取り除き、にんにく・唐辛子・ねぎを炒める。にんにくの香りが出てきたら豆板醤を加えて更に炒め、合わせ調味料を加えて混ぜ、海老を入れて手早く絡める(水気が足りなければ、酒または水を少しだけ入れてください)。海老に調味料が回ったら、ねぎを加えてさっと混ぜ合わせてできあがり!(お好みで香菜を加えると、より現地チックな味になります)★辛味ソースたっぷりがお好みなら、合わせ調味料に水50ccを加えて豆板醤の量を増やし、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけると美味しくできます。また、辛いのが苦手な方は、最後に溶き卵を加えてマイルドにしてもよいです(そういうメニューも実際あります)。★中華食材店などで売られている「香辣醤」を使うと、よりカンタンに本格的な味になります。美味しいので、見かけたら一度試してみてください。炒飯に使ってもいいし、坦々麺や炒め物に加えると、いきなり本格中華になりますよ! ↓という訳で、私の大好きな花椒(粒山椒)。是非一度使ってみてください。 いつもの中華がいきなり本格的になっちゃいますよ!198円です^^ ●【花椒(ホワジャオ)】20g麻婆豆腐に! ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.19
ワンタン(雲呑)と言うと普通は「ツルン」という舌触りと喉越しが特徴。透き通るほど薄い皮でこそ実現する食感ですが・・・私が中国でごちそうになったのは、どちらかと言うと「水餃子」のイメージに近いものでした(あ、たまたまこの街がそうだっただけで、一般にはそうじゃないです。中国、広いですから^^;)。「今日はおいしい雲呑を食べに行こう」と現地の仕事関係者に連れられて行ったのは、街外れの小さな雲呑専門店。4人掛けのテーブルが6つほど、衛生的とは到底言い難いですが、そんなの向こうじゃ当たり前なので気にしちゃいられません^^;数分後、テーブルにドン!と出て来たのは、やや小振りの丼に20個近くも入ったゴロっとした雲呑(と言うより水餃子)。いかにも手作りっぽい厚めの皮がモチモチで、中身の具は野菜が多くてあっさり。スープも薄味でクセがなく、このボリューミーな雲呑にはピッタリです。けど・・・いくら美味しくても20個は多いよさすがに^^;でも、なんと一椀3.5元(1元=約16円)!さすが田舎!!・・・というのが忘れられず、水餃子の皮の作り方を参考に、具は適当に作ってみたのがコチラです↓いい感じでしょ?^^ せっかく皮から作ったので、同じものを雲呑風と水餃子の両方で楽しむことにしました。食べてみた感想。皮の食感は、現地で食べたのとまるで一緒!モッチモチで噛み応えがあって美味しい~^^具はスタンダードに白菜・ひき肉・ねぎであっさり作りましたが、現地のはここに刻んだ香菜(パクチー)がいっぱい入ってました。葉は薬味としてスープに浮かせ、残った茎を刻んで入れていたんだと思います。私は香菜が苦手で、上に乗ってるのは同僚に食べてもらってたんですが、中身は避けようがなく・・・結果的に、覚えている味は香菜入りなんですよね^^;入れずに作ったら少々物足りませんでした。コリアンダー(香菜と同じものです)とパセリをちょっと混ぜてみたけどやっぱり別物だったな(笑)という訳で、皆さんが現地式に作る場合は、香菜かセロリの葉を刻んで具に入れるとより本格的になりますが、なくても十分美味しいです。スープはかなり薄味に仕立てていますが、お好みで豆板醤を溶かしたり、酢を加えたりして調整してください。水餃子として食べる際は、焼き餃子と同様に酢醤油にラー油をたらしてもいいし、黒酢につけても美味しい(私は黒酢の方が好き^^)。また、具が溶け出したお湯も美味しいので、茹で汁ごと頂くことをオススメします。仕事から離れて一年半、今頃になって向こうで食べたいろんな料理が恋しくなり、こうして真似するようになりました。個人旅行で行ける街ではまだないので、当分機会はないでしょうが・・・いつか行けたらいいな~^^≪手作りの皮がモッチモチで美味しい~!中国の田舎式雲呑と、同じもので水餃子≫レシピ:12個分(1.5~2人分) <材料> (雲呑・水餃子の皮) ・強力粉 75g ・薄力粉 25g ・塩 ひとつまみ ・サラダ油 小さじ1 ・水 50cc ・強力粉、片栗粉 各少々 (具) ・白菜 150g ・豚ひき肉 80g ・長ねぎ 15cm ・(あれば)香菜またはセロリの葉 適量 ・ごま油 少々 ・塩、コショウ 各適量 (雲呑のスープ) ・水 600cc ・鶏がらスープの素 小さじ1 ・生姜の薄切り 2枚 ・紹興酒 大さじ2 ・醤油 大さじ1 ・砂糖 大さじ1/2 ・コショウ 少々 ・お好みの具(今回は白菜・春雨を使用) ・針ショウガ、白髪ねぎなどお好みの薬味 1) 皮を作る。ボウルに粉類と塩を混ぜて油を加え、水を3回に分けて加えながら菜箸で混ぜ、大体まとまったらボウルから出して手でこねる。つやが出てきたら、2つに折り畳んでは伸ばし・・・を何度か繰り返し、ひとまとめにしてラップをかけ、30~40分ほど常温でねかせる。2) 皮をねかせている間に具の用意。白菜はみじん切りにして塩を振ってもみ、15分ほどおいて水が出たらギュッと絞る(かなりかさが減ります)。そこにひき肉とみじん切りにしたねぎ、香菜またはセロリの葉、ごま油・塩を加えて粘りが出るまで手でよーく混ぜておく。3) ねかせておいた皮を何度かこねてから棒状にのばし、包丁で1/12の長さに切り、全体に打ち粉をしてから1枚ずつ麺棒で直径8~9cm程度に伸ばし、伸ばしたら都度具を包んでいく(皮は伸ばしたてが最も柔らかく、包みやすいです)。皮の中央に具を大さじ1強ぐらいのせ、上下をつまんで留めてから(水を使わなくともくっつきます)左右の端を中央に寄せる感じに皺を寄せ、指でしっかり留めます。こんな感じですが、大体でよいです↓ 包み終えたら、すぐ茹でて食べる場合はそのまま、余りそうなら片栗粉をまぶしてください(この状態でタッパー等に入れて冷凍できます)。4) 雲呑のスープは、鍋に水と生姜、全ての調味料を入れて煮立たせます。雲呑として食べる分は、このスープに3)をそのまま入れて、浮き上がってくるまで熱してください。お好みで香菜やねぎ、針しょうがなどを浮かべてアツアツをどうぞ~!^^5) 水餃子として食べる方は、別の鍋にたっぷりの湯を沸かし、やはり浮いて来るまで5分ほど茹でます。お好みの薬味を添えて、お好みのタレでどうぞ!^^★皮は「ちょっと水気が足りないかな?」ぐらいでこね始めると、いい感じにまとまります。水気が多いと扱いづらいので、できるだけこの分量で試してみてください。★具は今回は最もシンプルな組み合わせにしましたが、叩いた海老を入れたり、羊の肉を使ったりと、現地では様々なものがあります。お好みの食材で試してみてください^^蒸し餃子にしても美味しいですよ!(焼き餃子は配合の違う皮を使いますが、水餃子・蒸し餃子は同じ作り方でOKなんです^^) ↓餃子モチーフのストラップ、リアルでかわいい^^380円です! フードストラップ(餃子) ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.01.19
白菜が余っています。キムチを漬け、何度も鍋をし、浅漬けを漬け・・・それでもまだ余ってます。送り過ぎだってば>お父さん^^;という訳で、白菜消費の意味もこめて作ったのがコチラ↓お馴染み、白菜のクリーム煮です。ツヤツヤ、トロトロで美味しそうでしょ?^^ 「クリーム煮」と言うといかにも生クリームとかが入っていそうですが、これには使ってません!通常のレシピではよく生クリームかエバミルクが使われていますが、使わなくても牛乳で十分美味しくできるんです(と言うより、普段のおかずにはそれぐらいあっさりしてた方が個人的にはいいと思う)。牛乳で美味しく作るためのコツは、白菜に味をしっかりつけることと、だしの出る材料を入れることの2点。でも前者はごま油と市販の鶏がらスープの素少々、後者は安いハムかベーコン、或いはかにかまや帆立・鮭などのフレークで十分です。お店で食べるとお高いですが、家で作ればお安くたっぷりできるんです!絶対おうちで作るべきです!!(言いすぎ?^^;)青梗菜やレタスなんかで作る際にもコツは同じです。ただ、どちらかと言えば歯ごたえにも味にもパンチがあるこちらは、にんにくで炒めてからスープを馴染ませた方がより美味しいかも。今は年中で白菜が最もお安い時期です。たっぷり作ってビタミン・カリウムいっぱい摂って、体の芯からあったまってくださいね!^^「クリーム」は「女乃(←それぞれ半角で考えてください、これで1文字)油」(ナイヨウ)ですが、今回は牛乳で作ったので「牛女乃(女+乃で一文字)白菜」(ニウナイバイツァイ」でーす!^^≪牛乳で作る、カンタン美味しい「牛女乃白菜」(ニウナイバイツァイ)≫レシピ:3~4人分 <材料> ・白菜 大きめの葉7~8枚 ・牛乳(なるべく濃いもの) 100cc ・ハムのみじん切りまたは海鮮のフレーク類 大さじ1~2 ・鶏がらスープの素 小さじ1 ・塩、砂糖 各少々 ・調理酒、紹興酒 各大さじ1 ・ごま油 大さじ1/2 ・片栗粉 大さじ11) 白菜は根元の部分は4~5cmに切ったものを更に1.5cm幅に切り、葉の部分は2~3cmに切る(あまり細かくしないほうが美味しいです)。2) フライパンまたは鍋にごま油を馴染ませ、1)の白菜を弱めの中火で炒める。焦げ付かないよう、全体に油が回ってしんなりするまでじっくり炒めてください。3) 2)に水150ccと鶏がらスープの素、酒、紹興酒、塩・砂糖を加えて混ぜ、蓋をして蒸し煮にする。白菜がしんなりして水気が出てきたら僅かに蓋を開け、水分が半分以下になるまで煮ていく。4) 3)に牛乳を加えて混ぜ、水溶き片栗粉を加えて火を強め、とろみがつくまで加熱したらできあがり!ハムまたは海鮮フレークを飾って盛り付け、一緒に食べてくださいね^^★写真は帆立のフレークを使っています。干し貝柱に近いものなので、牛乳を加える時点から一緒に入れて味を出しています。ハムは先に入れると色が悪くなるので、最後に飾った方がよいでしょう。★最初に油で炒める工程をやるか否かで味が全く違ってきます。必ずごま油またはラード、鶏油などの風味のよい油をじっくり吸わせてください。分量はちょっとでOKです。 ↓中国・台湾はもうすぐ春節(お正月)!ほんのり甘~い甜茶を飲む風習があります。 日本でも、これから花粉症が・・・という方、効果バツグンですよ!是非どうぞ^^ 桂林甜茶ケイリンテンチャ(1.5g×25袋)英記茶荘 ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.01.18
台湾で食べて美味しかったものの一つに「蟹肉豆腐」があります。中国でも普通に食べられるメニューではあるのですが、台湾で食べたのはよりあっさり、上品で食べやすーいお味でした(単にお店のせいかも^^;)。枝豆が入ってるのもポイント高かったです。――が、家で再現するには、毎回蟹を買うのはお高いですし(たとえ缶詰でも)^^;、ちょっと覚悟が要ります。という訳で例によって節約化!100円のかにかまで作ってみましたーーー!!^^ どうですか?十分美味しそうじゃないですか?^^絹ごし豆腐のなめらかな食感、かにかまと枝豆の歯ごたえ、それをとろ~っと包み込むあっさり上品な海鮮スープ。最高に美味しいですよ!^^高い蟹肉をちょぴっとだけ入れるよりも、かにかまの食感をたっぷり楽しめるので断然オススメです。かにかまのおかげで色合いも明るく、食卓が華やぎます。蟹肉や蟹みそから出るだしは、鶏がらスープの素または帆立だしの素、干し貝柱などで代用。できれば、蟹肉は入れなくとも、かにみそを大さじ1程度入れるとグーンとお味がアップしますよ!!余ったかにみそは、ちぎったレタス・生卵・のりと混ぜ、醤油をたらしたサラダにするのがオススメです!^^≪かにかまでグーンとお安く本格中華!枝豆入り蟹肉豆腐≫レシピ:2~3人分 <材料> ・絹ごし豆腐 2/3丁(200g) ・かにかま 5本(45g) ・枝豆 大さじ3程度 (茹でてさやから出した状態で) ・かにみそ 大さじ1 ・生姜 スライス2枚 ・鶏がらまたは帆立スープの素 小さじ2 ・紹興酒 大さじ1 ・醤油 大さじ1 ・砂糖 小さじ1 ・塩 小さじ1/2 ・片栗粉 大さじ11) 小鍋に水400ccにスープの素・生姜を入れて煮立て、片栗粉以外の調味料を加えて味を調える。醤油は控えめ、塩味は塩で、最初は控えめに入れて徐々に整えてください(かにかまからも塩味が若干出ます)。2) 1)に枝豆、ほぐしたかにかまを加え、絹ごし豆腐を縦半分、厚さ7mm程度に切りながら鍋に入れて、豆腐が温まる程度に3~5分程度弱火で煮る。3) 最後に大さじ1.5程度の水で溶いた片栗粉でとろみをつけたらできあがり!大きな丼にどーんと盛って、れんげやスプーンで取り分けながらどうぞ!^^★コショウ・ごま油他、香辛料や刺激物は一切使いません。あくまであっさり、塩味と海鮮ベースで薄味に仕上げるのが美味しいメニューです。点心や炒飯に合いますね^^★今回は「蟹黄醤」という、中国の蟹ソースを使っています(スープが赤いのはラー油ではなくこれのため^^;)が、日本では入手しにくいし、かにみそで十分美味しくできるので、(なくてもできますが)できるだけかにみそを使ってください^^ ↓かにみその缶詰、310円で蟹肉入り。これぐらいお安いと気軽に使えますね^^ まとめ買いしておくと便利そうです! [缶詰] かにみそかに肉入り/マルハ ↓ご当地キューピー、かにバージョン(笑)かわいいです。欲しい!^0^ 【ご当地キューピー】ストラップ(GQP470-12)【かに】 ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.14
ネットで「菜飯」と検索すると、九割以上の確率で「なめし」に関する記事にヒットします。大根とかかぶの葉を塩でもんで、炊きたてごはんに混ぜ込んだヤツ。――が、私が食べたいのはその手の「なめし」ではなく(それはそれで好きだけど)、中国で食べた「ツァイファン」なんですー!!!(すー、すー、すー・・・)割と長い間、レシピを求めてあちこちのサイトを見て回ってたんですが、該当する記事がありませんでした・・・。という訳で、自分で作るしかないという結論に達し、とりあえず作ってみたのがコチラ↓里芋ツヤツヤで美味しそうでしょー?^^ 中国で菜飯と言えば、青梗菜と干し肉または腸詰をラードで炒めて炊き込んだ上海風のものがよく知られていますが、今回作ったのはそれとも違う田舎料理です。例によって仕事で通い詰めた江蘇省で何度か食べて、いつの間にか舌に馴染んでしまった一品。上海の菜飯はラードで香ばしくかつテカテカに炊き上げていますが、こちらは塩味であっさりと、若干柔らかめに炊いてあるのが印象的でした。なんかグチャっとしてて一見まずそうなのに、食べてみたら美味しかったので現地の人に「これ何ていう料理ですか?」と聞いてみると「里芋入りの菜飯だよ」というシンプルな回答。里芋がよく採れる地域なので、絶対土地の料理です^^;だって菜っ葉も青梗菜とか空芯菜みたいな名前のあるものじゃなくて、「菜っ葉」としか言いようのないものだったもん(笑)そんな訳で、今回はこの時期お安い小松菜を使いました。もちろん青梗菜でも美味しくできます(若干苦味のある青菜が合うと思うので、ほうれん草はNG)。また、日本では美味しいラードが入手できないため(作るのも面倒だし)、ごま油を使っています。これでも味わい深くておーいしいんですよ!ダンナさんも「これウマイね~」とご満悦でした^^ごはん自体があっさりしているので、肉や揚げ物など、若干重ためのおかずが合います。豚の角煮や、この前友達が作ってくれたスペアリブなんかがピッタリですね^^ちなみに、作った日の献立はこんな感じ↓ 芋頭(里芋のことです)菜飯、蟹肉豆腐(次回レシピご紹介します^^)、切り干し大根の卵焼きと小松菜炒め、帆立の春雨ソテーです。ぜーんぶ中華でまとめてみましたー!里芋のほっくり菜飯、大ぶりのお茶わんや丼にざっくりよそって、いーっぱい食べてくださいね^^※あ、「グチャッと」しないよう、水分量は調整してありますのでご安心ください(笑)≪「なめし」ではなく「ツァイファン」と読んでください!中国の「芋頭菜飯」≫レシピ:約2人分 <材料> ・米 1.5合 ・里芋 大3個(小振りなら4~5個) ・小松菜 4~5束 (青梗菜なら2株ぐらい) ・ごま油 大さじ1 ・塩 小さじ1.51) 米は洗ってざるにあけ、水気を切っておく。里芋は多少ゴロっとする程度の大きさ(4つ割り程度)、小松菜は3cm程度の長さに切っておく。2) フライパンにごま油を熱し、里芋と小松菜を炒めて塩少々を振る。油が回ったら米を加え、米粒が透明になるまで弱めの中火で炒める。3) 2)を炊飯器に移し、具を入れた状態で2合と2.5合の目盛りの中間の水加減にして、塩を加えて普通に炊く。たったこれだけ!塩味が足りなければ、ごま塩を振って食べても美味しいですよ^^★油の量はお好みで調整してください。もっと多めでもいいと思います。また、美味しいラードがあれば、それを使うのがいちばんです(市販の牛脂なんかは使わないでくださいね^^;)・・・が、まずいラードを使うよりは、ごま油を使った方がずっと美味しくできます。★里芋のねっとり感を味わうため、このごはんは柔らかめに炊くのが美味しいと思います。私は普段硬めのごはんが好きですが、これだけは柔らかめの方が断然好き!^^上海式の菜飯もとても美味しいので、中国の腸詰か干し肉が入手できたら作ってみたいと思います。中華街で売ってるかな~???^^; ↓この手のごはん、こういうレンゲで食べると、より美味しく感じられますよね^^ 木のレンゲは口に当たる感じも優しいから、ごはんが美味しくなります。 木味をいかして温もりがある木製 雅レンゲ(小)セット ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.13
先日ごちそうになった上海料理に触発され、シンプルな中華を作りたくなって試してみたのがコレ↓ ほうれん草・卵・ねぎだけを使ったシンプルな炒飯。ほうれん草の緑が綺麗なので「翡翠炒飯」と呼ばれています(ほうれん草に限らず、緑色をしたメニューは大概「翡翠」ってついてます^^;中国人、翡翠大好きなんですよね)。味付けは塩・コショウ。にんにくも唐辛子も使いません。すごくシンプルです^^なのにおいしい!今回は私の好みに合わせてほうれん草は生のを使い(しかも入れ過ぎ)、卵は予めふわふわにしたものを後から混ぜていますが、ほうれん草は茹でてから(この場合、しっかり事前に水気を絞る必要があります)、卵はごはんになじませて作るやり方もあります(この方がごはんが炒めやすくなります)。お好みの方法で試してみてください。また、ほうれん草の茎だけ、或いは葉っぱだけを使うという人もいます。要するに自由です。炒飯がシンプルなので、スープはちょっとパンチを利かせたものを合わせました。酸っぱくて辛い酸辣湯(サンラータン)、私の大好物です^0^ これも、いつもはもっといっぱいいろんな具を入れてボリュームある一品に仕上げるのですが、今回は軽めに豆腐・わかめ・ねぎだけにしました。ベースを覚えればいくらでも応用は利きますので、これも是非!お試しくださいね^^≪ほうれん草の緑鮮やかな翡翠炒飯と、シンプルな酸辣湯≫レシピ:1人分 <材料> (翡翠炒飯) ・ほうれん草 1束 ・卵 1個 ・長ねぎ 10cmぐらい ・ごはん 茶わん1杯 ・サラダ油 大さじ1 ・塩、コショウ 適量 ・(お好みで)化学調味料 適量 ・醤油 ほんの少々 (酸辣湯・超シンプルバージョン) ・鶏がらスープの素 小さじ1 ・酢 大さじ1 ・コショウ かなり多め ・ラー油 お好みで ・お好みの具 (今回は絹ごし豆腐・わかめ・ねぎを使用)1) ほうれん草と長ねぎはみじん切り、卵は溶いておく。ごはんはほぐしておく。2) 酸辣湯を作る。小鍋に湯をわかし(200~250cc)、鶏がらスープの素を加え、具を入れて煮る。火が通ったら仕上げに酢・コショウ・ラー油を入れて味を整える(足りなければ塩を入れてください)。今回はシンプル版ですが、大抵は豚肉・きくらげ・椎茸・筍・絹さやなどを入れ、最後に溶き卵を加えてかきたまにすることが多いです。美味しいですよ^^3) 炒飯を仕上げる。フライパンまたは中華鍋に油を敷いて強火で熱し、最初に卵を流してふわふわになったら半熟程度で取り出し、ほうれん草と長ねぎを炒める。ほうれん草の水気が富んだらごはんを加えて全体を混ぜ合わせながら炒め、塩・コショウをベースに味付けする。(お好みで化学調味料を加えてください)ごはんとほうれん草・長ねぎが混ざったら卵を戻してほぐしながらなじませ、最後にお好みで鍋肌から醤油ごく少々を回しかけて香り付けをしたら完成!^^スープと一緒に召し上がれ♪★炒飯は現地ではもちろんもっと油をたくさん使います。私は油多めの炒飯が好きではないため、かなり少なめにしていますが、その辺はお好みで加減してください。★酸辣湯、本来はもっと具沢山です。必ず入れるのが筍、椎茸、豚肉、絹ごし豆腐、ねぎ、溶き卵。あとはお店によって人参や絹さや、きくらげが入っていたりして、かなりボリュームのある一品料理です。最初にお鍋で豚肉と野菜を炒めてからスープを注ぎ、豆腐やねぎは後から入れます。溶き卵と酢・ラー油は最後。酢は長時間加熱すると酸味が飛ぶので、必ず最後に入れてくださいね。ポイントは、コショウをかなり多めに、大胆に振ることです!^^↓中国やミャンマーでは翡翠は「願いを叶える石」として愛されています。携帯におひとついかが? ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.01.09
土曜日は、お友達夫婦のところへ遊びに行って来ました。前の会社の先輩だったダンナさんと、私の中国語の先生だった可愛らしい奥さん。2人とも上海っ子ですが、もう10年ほど日本に住んで三ヶ国語(中・日・英)がペラペラの、バリバリのエリートです。そんな訳で、彼らが買ったばかりのマイホームはウォーターフロント天王洲に聳え立つタワーマンション。ここは日本か!?と思わず目を疑いたくなる別世界でした。恰も一流ホテルのようなBGMの流れる静かで落ち着いた共用スペースに、各部屋を広く取ったゆとりある間取り。モノトーンで統一されたスタイリッシュなインテリア。でかいテレビ。そして、前を遮るものなく広がる東京湾の夜景。数年前まで同じ会社で働いていたとは思えぬ生活ぶりに圧倒されます。まぁ、2人の能力を生かした現在の業種が業種だからなぁ・・・^^;が、身体の大半が食欲で占められているわたくしぱんだ隊長、最も楽しみにしていたのはもちろん手料理!何十回も中国へ渡っても、これまで上海の家庭料理ってごちそうになる機会がなかったので、真似して作れるレパートリーが増やせるのを期待してました^^で、ご馳走になったのがコチラ↓ 前菜は、ピータン豆腐と豚耳の燻製、それに茄子と豚しゃぶのマリネ風サラダ。ピータン豆腐、私も好きで時々作りますが、味付けが全然違いました。砕いたピーナッツとごま油をかなり利かせたちょっとこってり味のたれ(私はベースは酢を利かせたあっさり味で、ラー油を入れて辛くします)。これ、確かに中国の人が好む味です(ピーナッツとかごまのたれ、好きだもんなぁ)。一方、茄子の方はかなり強めに酢をきかせたあっさり味で、味の対照をつけてくれてました^^お次は豚スペアリブを黒酢で煮た、ちょっと甘めのお肉。彼女の自慢の一品のようです。美味しそうな色でしょう?^^ 味付けは醤油と少量の砂糖、それに黒酢だけだそうです。肉を取り出した後、ちょっと煮詰めてとろみをつけていました。コクのある甘みは、砂糖よりも黒酢によるものだそうです。そしてメイン。「今日は春巻パーティ」と言われていた通り、大量のアンがどかん!と出てきて、奥さんが巻くそばからダンナさんが揚げて行き、テーブルにはいい色の春巻が次々と!^0^ 春巻って、もともと上海料理なんだそうです。「日本のとは大分違うでしょ?こっちのはすごくシンプル」と言われた通り、シンプルながら後を引くあっさり味。中身の大半は白菜で、あとは豚肉、筍、ごく少量の椎茸。調味料は塩・コショウと片栗粉だけ。日本だと大概、海老とか帆立とかいろいろ入ってますよね。で、日本だと大概、醤油と辛子で頂きますが、上海式は揚げたてを手でつまみ、黒酢をたっぷりつけてバクッと行きます^^1人何本食べたんだろう?4本は食べたな・・・(←今考えるとコワイ)これに、鶏肉のだしがよ~く出ている美味しーいお粥(米と鶏むね肉を一緒に炊いて、あとは塩だけですって)と、お湯で茹でるタイプのごま団子(白玉の中に黒すりごまと砂糖を混ぜた餡を入れ、茹でた団子。向こうではよくデザートに食べます。日本人がよく知ってる揚げ団子よりよく食べるんじゃないかな?)までしっかり頂いて、美味しくて幸せでした~^^そしてビール、紹興酒、スパークリングワイン、赤ワインと調子に乗ってかなり飲み、そのせいもあって普段より相当多くの量を食べたため、翌朝、体重計に乗ったら・・・(-"-)上海料理の特徴は「あっさり味」。山椒を多用する四川やしっかり味の広東に比べクセがなく、外国人にも食べやすいです。さすが中国随一の大都会&国際都市、舌も洗練されてるんですね。普段私が作る中華料理はもっとスパイシーで、コショウや山椒、唐辛子、八角、にんにく、生姜なんかを多用していますが(だって食べて来た地域がそうだったから)、今回ごちそうになったお料理は塩とごま油をベースに、香辛料を殆ど使わないマイルドな味付け。やっぱり、中華って幅が広いな~。もっと上海料理、教えてもらおうっと^^ ↓点心の形ってカワイイですよね^^ 中華点心ストラップ パンダまん老維新中華街大通り本店それと・・・上海っ子の特徴と言えば「家事に協力的なダンナさん」。ダンナさんが料理する家も多いと聞きます。彼らの場合、料理はお料理好きな奥さんが作り、ダンナさんは紹興酒を温めたりお茶淹れてくれたり、取り皿やスプーンを交換してくれたりとすごくまめに動いてました。共働きで2人とも忙しいから、一緒にいられる時は2人で楽しんで家事してるんだろうな~^^結婚十周年を目前に、今でもラブラブなお2人。そこも含めてごちそうさまでした!^^ ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.07
家常豆腐(ジャーチャンドウフ)ってご存知ですか?私は大好きです!^0^中国の家庭料理で、向こうではかなりポピュラーですが(どこの店にも大抵ある)、日本の中華料理屋さんではそれほど多く見かけません。何でかなー、絶対日本人が好む味だと思うんだけど^^;(そういえば最近「クックドゥ」で出てたな) 家庭料理ゆえに味も作り方も様々で、決定版!と言うようなものもないらしいのですが(私が現地で食べた時には、お店によって具も味付けもかなり異なりました)、基本的には「揚げた木綿豆腐を、豚肉(入らない場合もあります)とお好みの野菜で醤油ベースのピリ辛味に煮込んだもの」と考えれば間違いないようです^^;野菜はホントにお好み次第で、ピーマンや人参、絹さや、椎茸などあるものを入れればOKですが、これらに加え、向こうで大概入っていたのが筍とキクラゲ。食感がよくなるので、できれば入れた方が美味しいです。あとよく入ってたのがヤングコーン。これも合います。お豆腐を揚げるのが面倒なら厚揚げで代用できますが、やはりひと手間かけると格段に味が違います。ふわふわの食感も味のしみ方も全然違うので、時間のある際に是非、豆腐を揚げるところから試してみてください。この日はたまたまお肉を入れずに作りましたが、下記ではお肉入りのレシピをご紹介します。ボリュームもあって白いごはんにピッタリ!お子さんからビール飲みまで、みんなが好きな味だと思いますよ!是非オススメします!!^^≪揚げた木綿豆腐がふわっふわ♪ごはんがススム、野菜たっぷり家常豆腐≫レシピ:2~4人分 <材料> ・木綿豆腐 1丁(人数に合わせて調整) ・豚薄切り肉 80g( 〃 ) ・ピーマン 1~2個 ・人参(なくてもいいです) 5cm ・長ネギ 10~15cm ・キクラゲ 少々 ・筍(水煮) お好みで ・絹さや 5~6枚 ・生椎茸(なくてもいいです) 2~3枚 ・薄力粉、片栗粉、揚げ油、酢 各適量 (調味料) ・豆板醤 大さじ2 ・生姜(みじん切り) 小さじ1 ・鶏がらスープ(水+顆粒スープの素)350~400cc(具の量にあわせて調整) ・醤油 大さじ1 ・砂糖 大さじ1弱 ・酒(あれば紹興酒) 大さじ2 ・コショウ 適量 ・片栗粉(水で溶いておく) 小さじ1.5~大さじ11) 木綿豆腐は水切りした後厚さ1~1.5cmに切り、それを更に対角線上に2つの三角形になるように切り分ける。豚肉は食べやすい大きさに、ピーマン・筍は絹さやと同じぐらいの大きさに、人参は斜めに薄切りにしたものを縦半分に割る。椎茸とネギは斜め切りに。2) 絹さや・人参をさっと湯がき、残りの湯で片栗粉をまぶした豚肉をさっと茹で、水気を切っておく。木綿豆腐は薄く薄力粉をまぶし、フライパンまたは中華鍋にかぶる程度に入れた170度ぐらいの油でじっくり揚げる(豆腐を入れてすぐ動かすと崩れやすいので、1分ぐらいは動かさないこと)。両面がこんがり色づいたらざるに上げ、熱湯をかけて油抜きする。残りの油で野菜類を油通しして、ざるなどに上げて油を切っておく。3) 2)の余分な油を捨て、豆板醤と生姜を中火でじっくり炒める。香りが出てきたら鶏がらスープを注ぎ、絹さや以外の材料全部と酒を加えて弱火で2分ほど煮込む。4) 片栗粉以外の残りの調味料を全部入れて味を調え、更に2~3分煮込む(調味料の量はお好みで増減してください。具の量に応じて濃さが変わってきます)。5) 豆腐が色づいたら絹さやを加え、水溶き片栗粉を回しかけて大きく混ぜ、強火にして30秒ほど香り出しをして出来上がり!お好みで酢を振ってどうぞ~!!★肉を入れなかったせいか、それとも光のせいか、写真がイマイチ美味しくなさそうですが、実際は美味しいんです!!^^;(肉を入れなくても美味しいんです!)ちょっと手順が面倒そうですが、やってみるとそうでもないので、是非試してみてください。ホントにオススメです! ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 おかげさまで、両方とも徐々にランクアップしております!^0^ ありがとうございます!! また是非一回ずつ、ポチッとお願い致しますm(_ _)m↓あると中華がバツグンに美味しくなる中華鍋(火の通りがやっぱり違う!)。 これぐらい(33cm)の大きさが、重さ的にも使いやすいです。
2007.12.20
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