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またまたギリシャ料理です。本場とは異なる点が多いでしょうが、現地の方、目をつぶって見逃してください^^;「限りなく本場を目指す」よりは「手軽に安く・美味しく」がわたくしぱんだ隊長のモットーです(←もちろん言い訳)。という訳で今回はミートボールのトマト煮。西洋料理によくある一品ですが、ギリシャ風は一味違います。私が行く横浜のギリシャ料理店ではひき肉料理にスパイスが使われていて、特にクミンが利いています。同様に、トマトソースにもクローブやシナモンが使われており(ギリシャが全般的にそうだと言うよりも、このお店がそうらしいです)、この味にハマッて作りました。「スズカーキャ」または「スズカキャ」と呼ばれるお料理です。↓ 作り方は至って単純。お好みのひき肉(個人的にはラムが好き。牛・豚・合びきでも美味しくできます)にみじん切りの玉ねぎ・卵・パン粉を混ぜてハンバーグのようなタネを作ります(卵・パン粉はなくてもよいですが、入れるとふっくらします)。ここに塩・コショウ・クミン・すりにんにく少々を入れて味付けし、よく練って楕円形に形作り、フライパンでこんがり焼きます。これを、みじん切りのにんにくを炒め、トマトの缶詰と赤ワイン少々を加えて塩・コショウ・オールスパイス適量を加えて煮詰めたトマトソースに入れて、軽く煮込んだらできあがり!ひき肉に入れたクミンの風味が、肉の脂と共にトマトソースに溶け出して、そのトマトソースをたっぷり絡めてお口に運べば・・・もう最高にウマイですよ!!赤ワインにぴったりです!あまりに気に入ったので、これは既に何度も作っています。こんな感じ↓ これは友達がお昼に遊びに来てくれた際のランチプレート。スズカーキャ、レンズ豆の煮込み、ほうれん草とじゃがいものスペイン風オムレツです。これにフォカッチャを焼いて添えました。軽~くスパークリングワインも飲んじゃった^^ こちらはある日の夕食。スズカーキャ、エジプト料理のマハシ(盛り付ける際に米粒が大分こぼれてます^^;お見苦しくてスミマセン)、それに合わせたヨーグルトディップとババガヌーシュとピタパン風の大きなパンです。全体に中東っぽいディナー、美味しかった^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.17
クロアチア風丸ごとキャベツ漬けを使ったレシピ第2弾、ギリシャ風の豚肉との煮込みです。今回のキャベツ漬けはクロアチア料理屋さんのレシピを参考にしたのですが、北ギリシャでも同様の漬け物が作られ、いろんな料理に使われているのだそう。そんな訳で、今回はギリシャ料理です。 これ、相当ウマイですよ!やっぱり豚肉とキャベツってよく合うなぁ~、と改めて思い知らされました。豚バラブロック肉から溶け出した脂がキャベツにこってりよく馴染み、白ワイン・バター・パプリカとスパイスの風味がより洗練された味に仕上げてくれてます。パンにはもちろん、ごはんにもよく合います。煮汁にごはんをつけながら食べると、もうたまりません!普通のキャベツを使っても美味しくできるとは思うのですが、やっぱり塩漬けキャベツの酸味があってこその奥深い味だと思うので、自家製のキャベツ漬または市販のザワークラウト、サワーキャベツを使って作られることをオススメします。すっごく美味しいので、ぜひお試しいただきたいです^^≪キャベツ漬レシピその2・ギリシャ風豚肉とキャベツ漬けのパプリカ煮≫レシピ:2人分 <材料> ・塩漬けキャベツ 300gぐらい ・豚バラブロック肉 200~300g ・ホールトマト缶またはトマトピューレ 1/3缶または大さじ2 ・バター 少々 ・白ワイン 50cc ・塩、コショウ 各適量 ・パプリカ 小さじ1 ・オールスパイス 小さじ1/3 (ナツメグ・クローブ・シナモンを適当に組み合わせて使ってもOK) ・(お好みで)赤唐辛子 1~2本1) 豚肉は食べやすい大きさに切り、塩・コショウをなじませておく(直前よりも、数時間前からそうしておくとベター)。塩漬けキャベツは軽く水洗いして太めのせん切りに。2) 鍋にバターを溶かし、キャベツを入れて馴染むまで弱めの火で炒め、火を強めて豚肉を入れ、各面を焼き付けて白ワインを注ぎ、蓋をして再び火を弱め、1~2分ほど置いて豚肉に軽く火を通す。3) ここにトマトをつぶしながら入れ、パプリカ・オールスパイスを加え、お好みで唐辛子も入れてかぶる程度の水を注ぎ、落とし蓋をして1時間ほどことこと煮ればできあがり!途中で水が足りなくなったら都度足して、ちょっと汁気が残るぐらいに仕上げてください。★塩分はキャベツと下味をつけた豚肉から多少出るので、煮込んだ後で様子を見ながら味を調えてください。ちょっと弱めかな?ぐらいの塩気で美味しいと思います。★お好みでレモン汁を足しても良いそうです。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.16
相変わらずギリシャ料理にはまっています。気付けば先週は週3でギリシャ・トルコ・中東的な晩ごはんを作ってました。ありあわせの材料で都合よくアレンジされているほど、既に我が家では一般化したジャンルです^^;そんな訳で、先週の金曜日は冷凍の塩ダラを使ったフリッターに、にんにく風味のマッシュポテト「スコルダリヤ」をたっぷり添えました。色がところどころ異なるのは、鱈の水気のふき取りが甘く、ものすごくこんがり揚がったのとそうでないのに分かれたためです^^; ギリシャ、中東、ヨーロッパから南米あたりまで、タラは「バカリャロス」とか「バカリャウ」とか呼ばれますね。それだけメジャーな魚だというのも意外ですが、語感が似ていることに驚かされます。いずれも塩ダラにされた後、調理されることが多いようです。そんな訳でギリシャでは「バカリャロス」と呼ばれる鱈、フリッターの作り方は天ぷらと全く一緒です。カリッと揚がったバカリャロス、最高にウマイですよ!白ワインまたはビールにぴったりです。甘塩ダラは(塩分のきついものは塩抜きしてください)水気をふき取って適当な大きさに切り(切り身の大きさで出てくるレストランもありますが、私は一口大にコロコロ揚げる方が好き)、薄力粉を氷水で溶いた衣をつけて180度の油でカラッと揚げるだけ!味付けは要りません。予めついている塩味だけで十分です。これに、レンジで柔らかくしてマッシュしたじゃがいもにすりにんにく(じゃがいも2個あたりにんにく1かけ程度)と塩を混ぜたものを添えます。揚げたてに、レモンやライムをギュッと絞るとより美味しいです。最近私はマッシュポテトを実家から届くキタアカリで作ることが多いのですが、でんぷんが多いせいかすぐに固くなってしまうため、牛乳をたっぷり入れてのばしています。ほんのり甘みがついて、クリーミーで美味しいマッシュポテトになりますよ^^今回はバカリャロスだけでしたが、イカを同様に揚げた「カラマリ」も最高に美味しいです。なお、カラマリもバカリャロスも、今回のようなフリッター衣、或いは粉だけをまぶして揚げるやり方の両方がポピュラーなようです。お好みの方法でどうぞ♪(個人的には、イカは粉をまぶすだけ、タラには衣をつけるのが好きです)この日のディナー、全体はこんなでした↓ バカリャロス&スコルダリヤの他は、アボカドライスエーゲ海風、ハウチ・サラタス(これをアボカドライスと合わせて食べると絶品のウマさでした!!おすすめ!!)、グリークサラダに前日作ったレンズ豆スープの残りです。あぁ、ギリシャ・トルコ料理ってなんてウマイんだろ・・・。今週も作ってしまいそうです^^; ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.15
ほうれん草をいっぱい食べたくて、ギリシャのほうれん草リゾット「スパナコリゾ」を作りました。ギリシャ風とは言いながら、スパイスやハーブがなくても、ほうれん草と玉ねぎさえあればカンタンに作れるので、割とよく食べてます(本来はディルが入るらしいのですが、我が家では使ってません^^;)。 ほうれん草(できるだけ葉の部分をたっぷり)を軽く茹でて適当に刻み、薄切り玉ねぎをオリーブオイルで炒めた中に米(二人分で半合~1合ぐらい)を入れて透明になるぐらいまで炒め、ほうれん草と混ぜて、お湯500cc程度をおたま1杯ぐらいずつ、米が十分に水気を吸い込むまで様子を見ながら加えて行きます。適度な柔らかさになったら、塩・コショウで味を整え、レモンを絞ってできあがり!フェタチーズの塩気がよく合いますが、普通の粉チーズを振ってもおいしいです。あっさりしているので、イカ・タコ・白身魚などシーフード料理と合わせ、白ワインと一緒に食べるのが我が家スタイル。半熟卵を添えてもウマイです^^あ、言い忘れるところでした。ほうれん草の代わりに菜の花、ブロッコリーでも美味しくできます。小松菜だと苦味が出過ぎるので、何か副材料(アンチョビとか、コンソメとか)を加えた方が美味しいかも。・・・って、そこまでやると、既にギリシャ料理と言うよりイタリアンですね^^; ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.06
先日「スパナコピタ」を作って以来すっかり気に入ったギリシャ風のパイ皮「フィッロ」。ギリシャではほうれん草の他にもリーク葱やズッキーニ、じゃがいも、或いは複数の組み合わせでいろんなパイが作られているようですが、現在我が家には丸ごとのキャベツがたっぷり^^;しからばキャベツを入れてはどうかと、これまで作ってきた各国料理をヒントに作ってみたのがコチラです↓ 甘い春キャベツが美味しくなる時期ですが、甘いだけでは今ひとつパンチに欠けるので、キャベツと相性ピッタリなクミンを利かせ、玉ねぎ・かにかまぼこと混ぜてパルメザンチーズを加えました。また、前回のスパナコにはフェタチーズが食感と塩気をプラスしていましたが、今回はなんとおから!優しい味のキャベツには、個性の強いフェタよりも、食感は独特ながらマイルドな風味のカッテージチーズやおからが合うと思ったからですが、これまた正解!おからが入っているのに気付かないほどよく馴染みました。断面はこんな感じです。 キャベツから出る水分をおからが吸い取るので、焼き上がりもベチャッとせず、甘く香ばしく焼き上がります。前回同様、切り分けて手に持って食べると最高にウマイ!!^0^いや~、クミンってホントにキャベツとよく合いますね^^クミンを入れたおかげでキャベツが甘すぎず、歯応えや他の具とのマッチングを存分に味わうことができます。今やすっかり、我が家には欠かせないスパイスです^^我が家ではこのフィッロを使ったパイ、主食代わりの位置づけで、肉や魚のメイン料理に合わせて作っています。ブランチにもピッタリだと思います。是非、お試しください!^0^≪クミンがポイント!キャベツたっぷりのギリシャ風おかずパイ≫レシピ:2人分(直径20cm程度1個分) <材料> (パイ皮・フィッロ) ・薄力粉 120g ・強力粉 20g ・水 80cc ・塩 少々 ・オリーブオイル 適量 (中身) ・キャベツ 1/4個 ・玉ねぎ 1/2個 ・かにかまぼこまたはハム 少々 ・生おから 大さじ3~4 ・パルメザンチーズ 大さじ1 ・塩、コショウ 各適量 ・クミン 小さじ1/2~1 (つや出し) ・溶き卵 1/2個分1) パイ皮「フィッロ」を作る。粉類と塩を混ぜた中に水を少しずつ加えて箸で混ぜ、大体まとまったら手でよくこねる。3分ほどこねてつやが出たらラップをかけて常温で30分~1時間置いておく。2) その間に中身を作る。キャベツは粗めの角切りにして塩でもみ、少し水気が出てからレンジに2分ほどかける。玉ねぎは粗みじんに切り、これらをフライパンで軽く炒め、塩・コショウ、クミンで味付けして、火を止めた後、長さを4等分してほぐしたかにかま(ハムの場合は角切り)・おから・チーズとよく混ぜて馴染ませる。3) 休ませた生地を2等分し、1枚ずつ生地を仕上げる。まず麺棒で厚さ2~3mm程度の円形に延ばし、中央に丸いもの(湯呑み、計量カップなど)を置いて外側を放射状に8等分する切り目を入れ、できた花びらに一枚ずつ順番にオリーブオイルを塗って中央に畳んでいく。全て中央に重なったら、再度麺棒で直径22cm程度に延ばす。同じものが2枚できたら、2)の具を1枚の上にのせ、外側2cm程度を残してまんべんなく広げ、もう1枚をかぶせて端を指で綴じ合わせる。オーブンは190度に予熱しておく。4) 3)の表面に溶き卵をたっぷり塗り、予熱したオーブンで25分程度、美味しそうな焦げ目がつくまで焼いたらできあがり!^^★前回作った「スパナコピタ」よりも薄力粉を多めにした分、生地が柔らかめにできています。もっとバリッとした感じがお好みなら、強力粉の配合を多めにしてください。★キャベツが甘いので、クミンやコショウは比較的強めに利かせた方が美味しいと個人的には思います。甘みを味わいたい方はクミンを入れずに作っても美味しくできますよ^^この日のディナーはこんな感じ。メインは同じくギリシャ料理の「スティファド」 、グリークサラダと枝豆入りのリュスティックを合わせました^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.03.24
玉ねぎがお安くなってきました^^玉ねぎ消費の激しい我が家にとっては嬉しい季節です。本来は小玉ねぎやエシャロットに似た種類で作るものらしいのですが、普通の玉ねぎでギリシャの煮込み「スティファド」を作ってみました↓ このこってり感がわかるかな?^^と言ってもバターやオリーブオイルを多用している訳ではなく、あくまで牛肉の脂と玉ねぎから出たエキス、ワインを煮詰めたことによるもの。家庭によって入れるスパイスも違うらしいですが、今回は至ってシンプルに、塩、黒コショウ、ローリエに微量のオールスパイス(クローブの代用)だけです。本来入れるという甘いワインの代わりに、隠し味として梅酒をちょっと入れました。食べてみた感想。ウマイ!ホントにウマイです!!牛肉・玉ねぎ・スパイス・トマト・赤ワインが渾然一体となり、煮汁もパンですくって残らず食べたいまろやかなウマさです!いや~、煮込んでこなれたお肉&赤ワインの組み合わせって、ホントに美味しいですね^^じっくり煮ているので、ナイフも必要ないほど柔らかい!是非ともミディアム~フルボディのしっかりした赤ワインに合わせてお召し上がりください。材料も牛肉と玉ねぎ、にんにくだけです。煮込んだ玉ねぎの「とろ~り&こってり」を味わう目的の料理なので、牛肉よりも玉ねぎを多く入れるのがポイント!最初に焼き目をつけて、あとはお鍋でことこと煮るだけ。簡単で超美味しいので、是非お試しください!超オススメです!!^0^≪とろけるような玉ねぎのこってり感がウマイ!ギリシャの煮込み「スティファド」≫レシピ:2人分 <材料> ・牛肉(カレー・シチュー用など) 250g ・玉ねぎ 1~2個(200~400g) ・トマトピューレまたは生トマト、缶詰等 1/3カップ ・にんにく 1かけ ・赤ワイン 50cc ・ローリエ 2枚 ・黒コショウ(粒) 6粒 ・(お好みで)クローブまたはオールスパイス 小さじ1/2~1 ・塩 適量 ・甘口のお酒(梅酒など) 適量 ・オリーブオイルまたは油 大さじ21) 牛肉は3~4cm角に切って塩をまぶし、玉ねぎはくし型に切る(なるべく崩れないよう、根元を残して切ってください)。にんにくは粗みじんに。トマトはピューレを使わない場合は角切りにするか、ミキサー等にかけてピューレ状にしておく。2) 鍋に油の半量を入れて強火で熱し、まず玉ねぎに焼き目をつけて取り出し、油を足して牛肉の各面に焼き目をつけるよう炒め、にんにくとトマトピューレ、粒コショウ、ローリエ、クローブまたはオールスパイスを加えて炒め、ワインと水80cc程度を加えて、弱火で1時間煮込む。3) 2)に玉ねぎを加えてさらに1時間程度、玉ねぎも牛肉もとろけるように柔らかくなったら塩で味を調えてできあがり!^^★小玉ねぎを使う場合は牛肉と一緒に最初から煮込んでください。普通の玉ねぎの方が柔らかく、崩れやすいので後から加えます。★お好みで別のスパイス(クミン、キャラウェイなど)を加えても、或いは塩・コショウだけで煮込んでも美味しくできますよ^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.03.22
ちょっと久々にギリシャ料理を作りました。ほうれん草とフェタチーズ入りのおかずパイ、「スパナコピタ」です。前から食べてみたかったのですが、「パイ皮」って聞くと躊躇しちゃうんですよね、油多そうで^^;それに、冷凍のパイシートって高い割に美味しくないと思いません??アップルポテトパイを作るためにたま~に買うんですが、いつも余らせて結局ダメにしちゃうんです^^;でも、このギリシャ風のパイ皮「フィロ(フィッロ)」は違うんです!バリバリで香ばしくて、食べ応えがある~!!^0^ 冷凍のフィッロを使うレシピも多数あったのですが、近くで気軽に買えるものでもないし、作れるものなら作りたかったので皮から作りました。これがいいんですね、油を控えられるし、何より作りたてはやっぱり美味しい。しかも簡単です!フランス風の、バターを練りこんで手をベタベタにしながら、ちょっとでも温度が上がると扱い辛いので都度冷蔵庫に入れて・・・てのとは大違い。ハマりました。また別の具で絶対作ります!(基本的には「粉を水と塩で練る→薄く延ばす→油を塗って重ねて延ばす」という単純な作り方なので、面倒なら春巻の皮を買ってきて、油を塗って重ねても代用できると思います)それに、「ほうれん草+チーズ+玉ねぎ(+リークまたは長ねぎ)」という具の組み合わせもグッド!^^bそれぞれの甘さと塩気が引き立て合って、とっても美味しいです。この日は若干塩気を控えて作って、パン感覚で主食にしたのですが、手で持って食べるのって嬉しいですよね。バリバリに焼けたフィッロならではです^^断面はこんな感じ↓ バリバリした皮と、ジューシーでマイルドな具の感じ、伝わりますか?^^白ワインにも、ビールにもピッタリ!時間を置いてもバリバリなままなので、ピクニックなんかのランチにも、ホームパーティにも最適だと思いますよ^^vギリシャ風のパイ、是非お試しくださいね!≪バリバリの皮とジューシーな具が引き立て合って超ウマイ!ギリシャのおかずパイ「スパナコピタ」≫レシピ:2~3人分 <材料> (パイ生地「フィッロ」) ・中力粉または薄力粉と強力粉を半々で 140g ・水 80cc ・塩 少々 ・オリーブオイル 適量 (具) ・ほうれん草 4~5束(100g) ・フェタチーズ お好みの量 (フェタが最適ですが、なければカッテージチーズやプロセスチーズでも) ・玉ねぎ 大1/2個 ・リーク葱または長ねぎの白い部分 1/2本 ・卵 1個 ・(あれば)ディルまたはフレッシュアニス 少々 (今回は割愛しています。なくても十分美味しいです^^) ・バター 少々 ・塩、こしょう 各適量1) パイ皮を作る。小麦粉に塩を混ぜ、水を少しずつ入れて箸で混ぜ、大体まとまったら手で5~10分ほどよくこねる。ツヤが出てきたらひとまとめにしてラップをかけ、30分~1時間程度休ませる。2) 生地を休ませている間に具を作る。ほうれん草は洗ってラップに包んでレンジで1~2分加熱し、軽く水気を絞って1cm程度長さに切っておく。フェタチーズはフォーク等で細かく崩しておく。玉ねぎ・リークまたは長ねぎは粗みじんに切ってバターで炒め、そこにほうれん草を加えて混ぜ、塩・こしょうで味付けして火を止める。あればフレッシュアニスまたはディルを刻んで混ぜ、少し冷めてからフェタチーズと溶き卵1/2個分を加えて混ぜておく。3) 打ち粉をした台に休ませた1)を置いて麺棒で円形に大きく延ばせるだけ延ばし、直径の1/3程度の中央を残して放射状に切り目を入れる(マーガレットの花みたいな感じで、8枚分の花びらになるように)。この花びら1枚1枚にオリーブオイル(溶かしバターでも可)を塗り、順に中央に折り重ねて9枚分が中央に重なるようにする。これを再度麺棒で薄く延ばし、長方形に広げて2枚にカットする。オーブンは180度に予熱。4) 3)の1枚の外周2cm程度を残して2)の具を広げ、もう1枚の皮で挟んでしっかり周りを閉じ、表面に残りの溶き卵を塗って(ツヤ出しのためなので、なくてもよいです)オーブンで30~40分焼く。焼き目がなかなかつかなければ、温度を高めに調節してください。美味しいですよ~!^0^★フレッシュアニスを入れるというのは、このブログを通じて知り合った現地在住のお友達に教えて頂きました^^ディルを入れるというレシピが多かったのですが、アニスも美味しそう!でも、なくても十分美味しくできますよ^^★フェタチーズは塩分がかなり強く、モロっとした食感はカッテージチーズと若干似ているものの、味は大分違います。カッテージチーズを使う場合は、予めオリーブオイルと塩を混ぜておくとかなり近くなると思います(木綿豆腐で代用するというレシピもあったのですが・・・これはかなり遠いかと・・・^^;)。この日の夕食、全体はこんな感じでした。スパナコピタ、バカリャロス(タラ)と
2008.02.29
引き続きギリシャ料理です。この日の献立はこんな感じでした↓ 前回ご紹介した「パスティチョ」、キャベツの中東風サラダとトマトのブルスケッタ(トマトを角切りにして塩・バジル・オリーブオイルと混ぜたものを、カリカリに焼いたトーストににんにくをこすりつけたものにのせて食べます)、それにギリシャ風イカのフライ「カラマリ」と「スコルダリャ」(ガーリックポテト)です。多少イタリア風が混じってますが、まぁオリーブオイル文化圏ということで^^;特に違和感ないです。実は、「カラマリ」をメインに作ろうとしたのではなく、同様ににんにくポテトをつけて食べる茄子のフライ「メリジャネス」を作ろうと思ったんです。だけど・・・揚げ茄子ってすごくすごく油を吸うので、油を吸わない衣をつけようとした結果、どうにもギリシャ料理じゃなくなっちゃったんですよね^^;・・・というのがコレ↓ コーングリッツを取り出した時点で既にギリシャ文化から逸脱してるんですよね、考えてみれば^^;だけど、これはこれで美味しかったですよ、ビールにもワインにも合います(笑)簡単に作り方を述べておくと、スライスした茄子を溶き卵にくぐらせて、コーングリッツにパプリカ少々を混ぜたものにギュッと押し付けて揚げ、塩を振ります。コーングリッツが茄子の油の吸収を抑えてくれるので、通常の揚げ茄子よりも油は少なめでOKです。で、写真の奥に控えめに写ってるのがイカ(=カラマリ)とエリンギ。エリンギはおまけです。イカがちょっとしかなかったので、食感のあるものが欲しくて追加しました。だけど、イカを揚げた後の油でソテーしたら思いっきりイカ味(笑)食感もグリグリしてイカに似ていなくもないし、これもこれで結果オーライ・・・かな?^^;カラマリは、先述のギリシャ料理店「オリンピア」でたーんと頂きました^^で、すっかりハマったんですよね、グリグリした食感、サクッとした薄付きの衣のイカフライに、かなりにんにくの利いたマッシュポテトをつける食べ方。イカフライ、普通に食べても美味しいけどじゃがいもがこんなに合うとは!新たな発見でした。この時期はスルメイカが安いので、今回は更に安かったゲソとエンペラ部分を使用。材料費メチャ安でおいしーいギリシャ料理ができました!是非お試しあれ!!^0^≪にんにくポテト(スコルダリャ)にハマる!ギリシャ風イカフライ「カラマリ」≫レシピ:2~3人分 <材料> (カラマリ・・・イカのフライ) ・イカ(お好みの種類、特にゲソ部分が美味しいです) 適量 ・溶き卵 適量 ・塩、コショウ 各少々 ・薄力粉 適量 ・レモン 少々 (スコルダリャ・・・ギリシャ風ガーリックポテト) ・じゃがいも 2~3個 ・にんにく 大1かけ ・塩、コショウ 各少々 ・牛乳またはバター 少々1) スコルダリャを作る。じゃがいもは皮をむき、芽を取ってまとめてラップで包み、レンジで5分加熱した後数分間余熱で蒸らし、木べらや麺棒等を使ってマッシュする。これにすりおろしたにんにく、塩・コショウを混ぜ、硬いようなら牛乳かバターを加え、ナイフで塗れるぐらいのペースト状にする。2) カラマリを作る。イカは食べやすい大きさに切ってペーパータオルなどで水気を拭き取り、塩・コショウして薄力粉をまぶし、溶き卵にくぐらせて180度の油でカラッと揚げる。揚げたてにレモンをギュッと絞り、スコルダリャをたっぷりつけて召し上がれ!超おいしいですよ!!^0^★じゃがいものマッシュは、時間が経つと硬くなります(でんぷんのせいだと思う)。できるだけ食べる直前に作るか、比較的柔らかめに作ることをオススメします。市販のマッシュポテトを使用してももちろんOKです!^^★スコルダリャはかなりにんにくがきつめです。翌朝に大事な仕事や面会を控えている方は、にんにくを控えて作るか、無臭にんにくを使った方が無難かと思います。★イカを揚げる際の衣は、薄力粉をまぶすだけでも、或いは卵白を混ぜたフリッター風でも美味しいです。お好みで、塩・コショウする際にパプリカを少量つけても美味しいですよ^^ ↓「サンストーン」ってご存知ですか? ギリシャでは「破壊的な力から身を守る」と言われ、守護石とされるそうです^^ 優しい色合いがカワイイですね^^欲しいな~。 コロンと可愛いハート1点物の「サンストーン」シルバーネックレスチェーン付 【0125子年10】 天然石(パワーストーン)太陽の石サンストーンティアドロップトップ01 サンストーン5ミリカボションプチネックレス ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.01.28
先日、ギリシャ料理を食べに行きました。横浜は関内の「オリンピア」というお店。ギリシャ料理って「オリーブオイルがものすごくたくさん使われてそう」なイメージだったのですが、どれもすっごくおいしかった!!^0^(いや、塩分と油は多めでしたけどね^^;気候が違うからだろうな~)ちょっとハマりました。また行きたい!・・・という訳で、お店では食べていない料理を作ってみました。お店ではギリシャ料理の代名詞「ムサカ」を食べたのですが、ムサカに入っている茄子とじゃがいもの代わりにパスタを使い、ミートソースとホワイトソース(卵・チーズ入り)を重ねて焼いた「パスティチョ」。ラザニアの原型とも言われています。こんな感じ(けっこうそれっぽくできてます^^)↓ もちろんとっても美味しくできました!^0^ポイントは、ホワイトソースとミートソースに若干のスパイスを仕込むことかな?(その辺はお好みなので、市販のをそのまま使ってもよいと思います)あとはパスタの食感!今回は極太マカロニ「リガトーニ」を使っていますが、ある程度食感のあるものを「少し茹で過ぎ」ぐらいの状態で使うのがよいと思います。お店の写真では、もっとホワイトソースの層が厚いです。でも全体的にあっさり作りたかったので例によって「油少なめ、粉少なめ、乳製品少なめ」で作りました。その辺りはお好みで調整してください。やっぱりこういう「切り分けるのが楽しみ」なお料理ってテンション上がりますよね^^ラザニアみたいにそれ専用のパスタを買わなくても、家にあるもので気軽に作れるのでとてもオススメです。ミートソースもホワイトソースも簡単にできるので、是非お試しください!!≪ラザニアの原型、手軽に作れるギリシャの重ね焼き「パスティチョ」≫レシピ:2~3人分(8×18cmのパウンド型1台分) <材料> ・お好みのマカロニまたはショートパスタ(今回はリガトーニ使用) 80~100g (ギリシャ風ミートソース) ・ひき肉(本来はラムまたは牛ですが、お好みの種類でいいです) 100g ・ホールトマトまたはチョップドトマト缶 1/2缶 ・玉ねぎ 1/4個 ・にんにく 1かけ ・オリーブオイル 少々 ・塩、コショウ 適量 ・(あれば)赤ワイン 50cc ・(あれば)ローリエ 1枚 ・(あれば)クミン 小さじ1/2 (ギリシャ風ホワイトソース) ・牛乳 120cc ・卵 1/2個 ・薄力粉 大さじ1.5 ・バター 小さじ1 ・パルメザンチーズ 大さじ2 ・塩、コショウ 各少々 ・(あれば)ナツメグ 少々 ・(あれば)パセリ 少々1) ミートソースを作る。にんにくと玉ねぎをみじん切りにし、フライパンにオリーブオイル少々を敷いてまずにんにくを入れ、香りが出てきたら玉ねぎとひき肉、ローリエ、クミン、塩・コショウを加えて、玉ねぎが透明になってひき肉の色が変わるまで炒める。2) 1)に赤ワイン(なければ同量の水)加えて若干火を強めてアルコールを飛ばし、つぶしたホールトマトを加えて余計な汁気がなくなるまで時々混ぜながら中火で煮込み、火を止めてから30分以上置いておく(味を馴染ませるため)。冷めた状態で味を見て、足りなければ塩・コショウで整える。3) パスタは袋に書いてある時間通りに茹でて、火を止めた後1~2分茹で汁につけてからざるにあけておく。4) 卵・チーズ入りホワイトソースを作る。牛乳に予め分量の薄力粉を混ぜておき(ダマにならないように)、フライパンにバターを溶かして、弱めの火で粉入り牛乳・溶き卵・チーズの半量を混ぜ合わせてとろみをつける。火が強いと卵が固まってしまうので注意!馴染んだら、塩コショウ、ナツメグ(3~4振りぐらい)を加えて混ぜ、火からおろす。5) 焼き型または耐熱容器(なければ、適当な大きさの紙箱にアルミホイルを敷き詰めてもOK)に薄くバターを塗り、パスタ、ミートソース、ホワイトソースの順に重ね、最後に残りのパルメザンチーズとあればパセリを振って、表面に焼き目がつくまでオーブンで焼いてできあがり!(今回は190度で10分、200度で10分焼きました)。少し粗熱を取ってからの方が切り分けやすいです。★ワインやスパイスはなくても構いませんが、この場合、ミートソースの味が多少物足りないかも知れません。そんな時、私はウスターソースを隠し味に使っています(邪道ですけど^^;、香辛料がいろいろ入っていて味に深みが出るので便利です)。★本文でも書いていますが、本来はホワイトソースをもっとたっぷりかけるようです。その辺りはお好みで加減してください。★面倒なら、ミートソース・ホワイトソースとも市販のもので代用できます。それだとマカロニを茹でてソースを重ねて焼くだけなので超簡単!^^;いや~、ギリシャ・・・ハマったかも。行ってみたくなりました。うちのダンナさんの夢は「死ぬまでに一度はギリシャへ行ってみたい」(理由は謎。歴史好きだからかな??)。・・・来年辺り、実現させてみようかな~・・・。↓ギリシャの食べ物と言えば「フェタチーズ」!ちょっと塩分が強めですが、クセになる味です^^ 塩分のあるフェタチーズをさいの目にカットしてオイル漬けにしています。塩分がほどよく抜けマイルドになっています。【フレッシュチーズ】フェタオイル ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 よろしければ一回ずつポチッと応援、お願いいたします^0^
2008.01.27
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