日々をなんとか凌いでます？

新生　ＪＡＬの心遣い　（１）

私は、よく九州に行きます。必ずＪＡＬを使います。ファーストクラスにせよ、クラスＪにせよＣＡの皆さんの心遣いが他社より行き届いていると感心させられます。特に今回、ちょっと意地悪なお願いをしたかな？と思いましたが、顛末を書かせてください。比較的新しい機体には、背もたれに液晶パネルが装備され機体外カメラの映像を見たり、ドラマを見たり、そしてゲームが楽しめたりと、至れり尽くせりです。今回、那覇から羽田ということもあり、時間があったのでゲームで遊んでみることにしました。スロットマシンですね。とても目押しなんて出来る代物ではないんですが、まぁ適当に時間がつぶせました。何回か挑戦しているうちに、運が回ってきたのか、子役が結構あたり続け、メダルの払い戻し　＋　マイルが溜まりだしたのです。そして、たまったマイルが１０，０００マイルです。「やったぁ！」とばかりにＣＡさんを呼んで「１０，０００」マイルも溜まりました。と伝えたところ、嫌な顔もせずニコりと笑って「おめでとうございます。１０，０００マイルは始めてみました」と一緒に喜んでくださりました。「なにか記念品はないんですか？」と聞いてみました。「特にご用意はしていないんですよ。すみません」と答えてくれるのを期待していましたら「甘いものはお好きですか？」と聞いてきました。少しあっけにとられ、頷くだけで精一杯の私を横目に後方に向かって消えていきました。なんだろう？と思いながらも、スロットを回すと、あり得ないことに「７７７」が連チャンします。ほらそして最終的には４４，３００ｍｉｌｅｓも溜まったところで終了です。いやぁ、びっくりした。さて、私の戯言など放っておけばいいのに、優しいＣＡさんは、メッセージカード共に素敵な「甘いもの」アソートをプレゼントしてくれました。恐らく接客に関しては連戦錬磨のＣＡさんなのでしょう。適当にあしらっても良いようなお客さんですが、それをせずに真摯に対応してくださったことに感謝と感動を覚えました。旅先で、ちょっと嫌なこともありましたが、今回の旅の思い出は、この優しい気配りのことだけになりました。ＪＬ９１８便　２０１１年１０月１５日素敵なフライトでした。