ザ・スーパー・ポップ宣言

甘茶ソウル百科事典

甘茶ソウル百科事典の世界(1)
THE WORLD OF " ENCYCLOPEDIA OF SWEET SOUL " (1)

AMAHYAKU COVER.jpgAMAHYAKU HADAKA.jpg

甘茶ソウル百科事典/湯村輝彦=テリージョンスン他/ブルースインターアクションズ(1998/01) で紹介されている曲を深く濃く取り上げていきます。なお、ギャングスタラップものは、 湯村輝彦 GANGSTA LUV の方で取り上げます。


スウィート・ソウル・ベスト10 集計一覧

甘茶ソウル百科事典の世界(1) (2) (3) (4) (5) (6)

私の好きな甘茶ソウル(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)

甘茶ソウルコンピの世界(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19)

湯村天国 SOUL A TO Z

湯村輝彦 GANGSTA LUV

山下達郎 サンデー・ソングブック

山下達郎 SSB スウィートソウル オンエアポイントランキング(1) (2)

山下達郎 SSB スウィートソウル特集

甘茶ソウル入門の部屋

U.S.BDG 究極のLPコレクション(1) (2) (3) (4) (5) (6)

マニアック甘茶ソウル@YOU TUBE(1) (2)

ディープソウル 200選

【 甘茶ソウル百科事典編 】 (P.009-P.127)

(甘茶偏差値65以上)
(甘茶偏差値61以上)
(甘茶偏差値60)

【 P.14 】 THE INVITATIONS / LET'S LOVE
invitations
>>LET'S LOVE(SILVER BLUE 804)には、語りも入り、バックの演奏も違う別テイクもあるとの事。本当かあ。

という事ですが、今回はこれを検証してみましょう。
タイトルからして実に甘茶してますが、中身の方も、ストリングスたっぷり、鉄琴キンコンの黄金の甘茶パターン。私も大好きな一曲です。

この曲には確かに二つのテイクが有ります。どっちがどっちというのは、お皿を持ってないので分かりません。なので、もしかしたら情報に過ちがあるかもしれませんので悪しからず。聴いた感じではバックの演奏は同じみたいですね。曲の長短の違いだけのようです。あと、どちらにも語りは入ってます。

(1)SHORT TAKE (実測 3:16) / LET'S LOVE (SILVER BLUE 804)
途中二個所入る語りの部分を、リードが歌の感じそのままに語ってます。ENDING CHORUS は後者と比べると2フレーズ分削られています。

(2)LONG TAKE (実測 3:42) / LET'S LOVE (SILVER BLUE 804)
途中二個所入る語りの部分を、リードとは別の人またはリードが歌の感じとは別の調子で語ってます。ENDING CHORUS が2フレーズ分有り、前者と比べ甘い余韻をじっくりと楽しむことができます。

語りの部分は好き嫌い別れるところですが、私は後者の方が好きです。展開的にメリハリがついていて、よりドラマチックと言えるでしょう。

【 P.14 】 SILVER BLUE レーベル一覧

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「INVITATIONS / LET'S LOVE」で有名な「SILVER BLUE」レーベルは、甘茶ソウルコンピのページで紹介している「SOUL FROM THE VAULT RARE SWEET DYNAMITE」シリーズのVOL.1において「SILVER BLUE COLLECTIONS」と唯一単独で取り上げられるほど良質なソウルを発表したレーベルです。下記がその一覧になります。これは、 good guys don't always win のアドヒスタさんとチョリさんによりテキスト化されたものです。不明箇所の情報をお持ちの方、是非教えて下さい。

801 Invitations・For Your Precious Love / They Say The Girl's Crazy
802 Sharon Ridley (B side with Van McCoy)・To Make A Long Story Short / I'm In Your Corner
803 Bingo(73)・We Can't Get Enough / Mumblin' Man
804 Invitations(73-9)・Let's Love (And Find Together) / Love Has To Grow
805 Sharon Ridley・I Can't get By / To Make A Long Story Short
806 Don Goodwin(74-2)・This Is Your Song / Help It Along
807 Eddie Holman(73)・You're My Lady / You're My Lady part.2
808 Don Goodwin(74-9)・Good Good Louin' / Time To Cry
809 Invitations(74-4)・Living Together Is Keeping Us / I Didn't Know
810 The Creations・Everything Coming Up Love / Girls Were Made To Love
811 Richmond Extension・Everything Coming Up Love / Girls Were Made To Love
812 Jay & Techniques (74)・ I Feel Love Coming On / This World Of Mine
813 Jerry Samuels・Can You Dig It / This Is Planet Earth
814 ?
815 Eddie Holman (74) ・Just Say I Love Her / Darling Take Me Back
816 ?
817 Fair Play・Guilty / Love(You're My Everything)
818 Invitations(74-10)・Look On The Good Side / Look On The Good Side part.2
819 Lana Cantrell・Like A Sunday Morning / ?
820 Gloria Gaynor?
821 Don Goodwin・Diana / I'll Never Be Away From You
822 Don Goodwin・Baby, Baby Do It / ?


801 Invitationsの「SILVER BLUE」レーベルの作品を纏めたブートが同じ「SOUL FROM THE VAULT RARE SWEET DYNAMITE」から「BEST OF THE INVITATIONS」というタイトルで出ていた模様。
802 女性シンガー。
803 Mumblin' Man「語り中心のノベルティー曲」らしいです。
804 同じ804番で二つのテイクが存在します。
805 女性シンガー。
806 白人。
810 811のRichmond Extension・Everything Coming Up Love / Girls Were Made To Loveと全く同内容。
811 810のThe Creations・Everything Coming Up Love / Girls Were Made To Loveと全く同内容。
812 黒人がリードを務め、他は黒人白人混合のグループ。
813 白人。

【 P.16 】 裏声(ファルセット)の技術 / EDDIE HOLMAN

EDDIE I LOVE.jpg

裏声(ファルセット)シンガーの代表格とも言われるエディ・ホルマン。山下達郎氏のフェヴァリット・シンガーでもあります。多くの甘茶良曲を擁し私も好きな曲は多いが、はっきり言って嫌いなシンガーです。何故かと言うと「技に溺れている」から。技術的に「うまいか下手か」と言ったら「うまい」シンガーなのだろうけど、それを自慢げに披露する唱法が鼻につく。

例えば「I LOVE YOU ('70)」収録のDOO-WOPカバー 「SINCE I DON'T HAVE YOU」」 ではメロディを思いっきり外し声域を伸ばしに伸ばして歌いこんでいる。原曲の柔らかくも美しい繊細なムードブチ壊しで、冗談みたいな内容である。これこそ湯村輝彦氏の提唱する「ヘタウマ」の真逆の「ウマヘタ」です。プロである以上、最低限の技術は必要不可欠だけど、こういった歌心を忘れた内容では本末転倒です。極論を言うと甘茶ソウルに技術(うまさ)なんて必要無いんだよね。だから私はこのブログでは「歌がうまい」なんて表現は絶対に使わない。

止むに止まれぬ衝動から壮絶なシャウトが吐き出されたり、感情の昂ぶりから思わず声が打ち震えたり、ひっくり返ったりというのなら聴いているほうも心底惚れ惚れするけど、この曲にはそういった「ソウル」を全く感じない。やがて70年代も終わり、「声を震わせて歌う」ことや「軽く語尾をひっくり返して歌う」ことが最初から目的化された、実に白々しい音楽が流行る時代がやって来てしまう。

【 P.16 】 私の甘茶自慢 川畑満男さん DYNAMIC FIVE / LOVER'S LULLABYE 「LOVE IS THE KEY」

DYNAMIC FIVE LOVER'S LULLABYE.jpgKAWABATASI.jpg
ラララーラララーという単純明快だけど甘いコーラスが妙に懐かしい何かを思い起こさせる。ララバイ、つまり子守唄ということだけどまさにそんな原始的で直接DNAを刺激するかのような響き、輝きを持った甘茶ソウル。グロッケンのキラキラ感もいい。甘茶ソウル百科事典P.16「私の甘茶自慢」でソウルバーオーナーの川畑満男さんが紹介されているのが、この曲収録のレアアルバム「DYNAMIC FIVE / LOVE IS THE KEY (MR-LA899-H)」。かなり珍しいようでWEB検索してみましたがどこにも見つかりませんでした。その川畑さんによると「BEAUTIFUL LADY」もバラードで最高とのことなので是非とも聴いてみたいものです。(その後FM番組出演時にリクエストにこたえて頂けました。)

【 P.16 】 DYNAMIC FIVE / LOVE IS THE KEY '78

DYNAMIC FIVE.jpg

激甘子守唄「LOVER'S LULLABYE」で人気のダイナミック・ファイブの唯一のアルバム。2009年にヤフーオークションで高値落札されたのをきっかけに、アルバム収録の2曲の甘茶ソウルをカップリングした海賊盤が製作・流通したようです。結論としては、暗めのアップが多いアルバムなので、甘茶を期待して聴くとガッカリしてしまうかも。

1-1はラララーラララーという甘いコーラスが懐かしい何かを思い起こさせる、そんな原始的で直接DNAを刺激するかのような響きを持った人気の甘茶ソウル。私も大好きです。1-2はアップテンポで暗めのソウル。好みの曲調じゃないけど、バリトンリードにベースシンガーも入り、コーラスワークもなかなか聞かせます。因みに「RARE GROOVE A TO Z」では「最高」と褒められています。1-4はファルセット・リードのアップ。暗い曲調で甘みは少ない。1-5も1-2と似た傾向の曲。

2-1は明るく快活なアップ。単調な出来で味わい深さは無い。2-2も明るめのミディアムだけど、ちとヌルイ内容。2-3がもう1曲の甘茶ソウル。エレキシタールが鳴り響き、「パパパ」コーラスが入る本格甘茶仕様のイントロで掴みはバッチリ。ファルセットとバリトンのダブルリードだけど、メロディは暗めで甘さ加減はもう一息といったところ。2-4、2-5は暗いミディアム、アップで共に出来はいまいち。

SIDE1:

1 LOVER'S LULLABYE(甘茶偏差値69)
2 SKYBOAT
3 TO GET TO HEAVEN
4 IT'S SO LONELY
5 ONE WAY OR THE OTHER

SIDE2:

1 SO MUCH LOVE TO GIVE
2 YOU GOT TO GET UP
3 BEAUTIFUL LADY(甘茶偏差値63)
4 SUPREME BEING
5 LOVE IS THE KEY

【 P.22 】 OH HONEYトラックを7曲
DELEGATION
1.DELEGATION / OH HONEY (P.56)

やっぱり私は宇宙の無限的広がり、浮遊感等を感じさせるこの原曲が一番好き。初めて雑音混じり、しかも途絶え途絶えしながら微かにラジオから聞いた時の感激ってなかった。今にして思えば、かえってそんな状態で聞いたからこそなおさら味わい深かったのかも。 ピコピコ、 ピコピコ、 ピコピコ、 ピコピコ。無重力、真空の宇宙空間に漂う電子音って感じがいいなあ。ん?真空じゃあ音は聞こえない!?

2.THREE TIMES DOPE / FUNKY DIVIDENDS (TERRY'S 069)

OH HONEY 裏ネタ使用曲としてのさきがけがこの曲なのかな。曲の出来もさることながら、歴史的意義のある曲とも言えるのでしょう。

3.TRELLINI / I WANNA BE YOURS (BILLY'S 088)

全体にエコーがかかったような出だし、そのベースの重量感、ピコピコシンセの浮遊感、鈴の音の響きなどによる音の広がり感はちょっとナイアガラファンにもいいかもしれないですネ。90年代であるにもかかわらず暗さや湿り気をほとんど感じさせないメロディや素直な発声にも好感が持てとても和める内容です。R&Bというよりは一般チャートでこそヒットしたのではないか?と思わせるポップさとバランス感覚を持ち合わせています。

4.RHYTHM / I'LL DO ANYTHING FOR YOU

滑らかなラップにスマートな女性のお唄が絡むこちらのバージョンも相当気持ちいい。個人的にはTRELLINI ともタメ張ってる出来だと思います。ダブ的手法を取り入れた各種ミックスもこのトラックの持つ浮遊感などの特色を見事に生かしていると思います。

5.DA KING & I / TEARS (TERRY'S 012)

私の持ってるのは、ALBUM VERSIONなのですが、先日古い通販のリストを眺めていたら、なんとこちらの12"VERSIONはこのOH HONEYネタだとか。うーん、もし本当ならば是が非でも聴いてみたいですが、真偽の程は如何に?
(因みにその後のテリーさん情報によるとALBUM VERSIONの方が甘いそうです。)

6.ROYAL T / HONEY

MISS THANG / THUNDER AND LIGHTNING (ORAN "JUICE" JONES / THE RAIN のカバー)のPRODUCERのMC ROYAL Tと思われるこの人が、またやってくれました。冒頭に入るラジオのチューニング中の中で細切れに聞こえてくる曲も、

BLUE MAGIC / SIDE SHOW
GENE CHANDLER / YOU FOOLED THIS TIME
DELEGATION / OH HONEY

といった甘茶心をくすぐる曲ばかり。(他にもいろいろと聞こえますが、分かる曲がある方、いらっしゃいましたら教えて下さい。)本編の出来の方も結構なもので、ほんとこのトラックはそれ自体が素晴らしい。

7.SANCHEZ / OH HONEY

本家DELEGATION もそのうち二人はジャマイカ出身とのことだが、このジャマイカの貴公子、気難しレゲエシンガーのSANCHEZによるこのカバーはちょっとキーが合わなかったか?それでも本来はかなり歌えるシンガーなので、最近のR&Bなどが聴ける方にはお勧めのシンガーです。トラックももう少しゆったりとしたものにして欲しかった。でも絶対にいつかこの曲とレゲエのリズムのドンピシャと嵌まった大傑作が生まれると想いますよ。

他にもOH HONEYネタの曲をご存知の方、いらっしゃいましたらどうか教えて下さい。何曲でも聴いてみたい魅力のトラックです。

【 P.43 】 私の甘茶自慢 高沢仁氏 TOPICS / WANTED LIVE! BY A MILLION GIRLS



78年製作のカリフォルニアの男性4人組グループの唯一のアルバム。有名なソウル・コレクターである高沢仁氏の自慢皿=甘茶ファン憧れのお皿という等式が成り立っていたと言っても過言ではないでしょう、長年多くのコレクター、甘茶ファンが夢見てきたであろうレコードがついにCDで再発されました。なんだか嬉しいような悲しいような複雑な気分になりますね。

5が本アルバムの最大の聴き所でしょう。イントロのエレピ?とシンセの奏でるメロディの濃密な甘い雰囲気はただ事ではなく、まさにその部分だけで犯られてしまいます。そのフレーズは曲全体で繰り返し使われ、俗世離れした、異様なまでの甘さを醸し出しています。ドタバタした曲の構成やBメロはいまひとつも、サビのコーラスのリフレインはなかなか甘くて美味。途中語り&パパパコーラスも入り甘茶のオカズをしっかり押さえていて嬉しい。(甘茶偏差値は以前の68から65に変更)

2は洗練された雰囲気の軽快なモダンソウル。ヴォーカルの流暢さと軽やかさ、妙味あるコーラスアレンジなど魅力十分。グループ自体にかなりの実力とセンスを感じさせます。3、6は甘めのスロウも平凡な出来。4は少しコミカルな感じのモダンソウル。総括すると甘茶、モダンでそれぞれ偏差値65もの曲が1曲づつ収録ということで、ソウルファンなら是非聴いておくべきアルバムだと思います。

1 Keep Dancin'
2 Rose (モダン偏差値65)
3 Sing a Happy Song (And All That's Bad Is Gone)
4 Man
5 Choice of a Million Girls (甘茶偏差値65)
6 Inflation
7 I Can't Help It
8 What You Tryin' to Do to Me?

【 P.49 】 私の甘茶自慢 桜井ユタカ氏 Steve Dixon / Depend on me '66 (SPOTLITE 101)
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私の甘茶自慢-日本全国甘茶自慢大集合!-のコーナーで桜井ユタカ御大が紹介されているのが、甘茶ソウルファンには全く馴染みの無いこのスティーブディクソン皿。一体何故ディープソウルが?!と全国の甘茶ソウルファンを大いに悩ませた。私の周囲でも知ってる人がいなかったから結構レアなお皿なのかも知れません。検索したところ、こちら→ 「Sir Shambling's Deep Soul Heaven」 のページで試聴出来ました。なるほどちょい甘めのDEEPですが、やはりというか当たり前というか甘茶ソウルにはほど遠い内容なようで。然しながらこのページ、何気に 「Thomas Bailey / Wish I was back (FEDERAL 12567)」 が貼ってあったりと実はDEEPに関する超凄コレクターのHPなのではないでしょうか?いろいろ試聴したら30曲ぐらい保存したい曲がありました。甘茶ソウルファンには泥臭くてちょっとツライ内容もありますが全曲試聴する価値はあると思います。

【 P.50 】 CHOSEN FEW (TROJAN時代)

甘茶ソウル百科事典P.50と「U.S.BDG 究極のLPコレクション - グループ編」で 「YOU ARE EVERYTHING TO ME (NEWMAN 900)」 が紹介されているチョーズン・フュー。彼等の代表曲と言えば、なんと言っても大仰で華麗な甘茶ソウル 「YOU MEAN EVERYTHING TO ME」 ですが、その日本盤 「愛はすべてをこえて」 のライナーによると、彼らはジャマイカ出身の4人組黒人(レゲエ)グループ。レゲエグループとしてTrojanレコードに次の3枚のアルバムを残しています。(シングルも多数あり)

Hit After Hit '73
Everybody Plays The Fool '75
Night and Day aka The Chosen Few In Miami '76

これらの中に果たしてUK POLYDORに残された「YOU MEAN EVERYTHING TO ME」級の甘茶ソウルは存在するのか調べて見ました。

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Hit After Hit (TROJAN TRLS 56)'73

1.You're A Big Girl Now (Ver 1)
2.You're A Big Girl Now (Ver 3)
3.Shaft
4.Stranger On The Shore
5.I'm Sorry (甘茶レゲエ)
6.Mexican Divorce
7.People Make The World Go Round (甘茶レゲエ)
8.Everybody Plays The Fool
9.Going Back Home
10.Melting Pot
11.Ebony Eyes
12.Do Your Thing

ほとんどがレゲエでおそらくデビューからのヒット曲の寄せ集め。安易なソウル・カバーが多いですね。DELFONICSの5、STYLISTICSの7はそれぞれファルセット甘茶カバー。特に独自解釈がある訳でもなくレゲエとしても凡庸で妙味は有りません。10はファルセットを交えた非レゲエ曲で、この辺りに彼等のソウル志向の片鱗が伺えます。

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Everybody Plays The Fool (TROJAN TRLS 106)'75

1.I Love The Way You Love
2.I Second That Emotion (甘茶レゲエ)
3.Make Way For The Young Folks
4.Hide And Seek
5.Reggae Stuff
6.My Thing (甘茶レゲエ)
7.Everybody Plays The Fool
8.Tears Of A Clown
9.Hang On Sloopy
10.Queen Majesty
11.La La At The End
12.I Love The Way You Love (Part 2)

これもほとんどがレゲエでやはり過去のヒット曲の寄せ集めと思われ、決して75年に録音された訳ではなさそう。やはり安易なソウル・カバーが多いですね。2はSMOKEY ROBINSON & THE MIRACLES、6はSYLVIAの甘茶レゲエ・カバーですが特に妙味ある内容ではありません。まあ、こうした幾度ものカバーによって徐々に甘茶センスに磨きをかけていったというところでしょうか・

CHOSEN FEW IN MIAMI.jpg

Night and Day aka The Chosen Few In Miami (TROJAN TRLS 131)'76

1. Night and Day
2. I Am a Man
3. In the Rain (甘茶レゲエ)
4. Wandering
5. Funky Buttercup
6. Candy, I'm So Doggone Mixed Up(甘茶偏差値63)
7. Why Can't We Live
8. Drift Away
9. Daniel
10. Hit Me With Music

11. Sun Will Shine
12. All Things Change
13. Music Maker
14. Don't Let Me Down
15. Girl I've Got a Date
16. Thinking of You
17. Self Destruct
18. Dancing Mood
19. Black Foxy Woman[Instrumental]
20. Young Girl
21. Reggae Rock Road
22. I'm Going Down for the Last Time [Take 1]
23. I'm Going Down for the Last Time [Version]

3作目は最近CDで再発され、13曲もボーナスが追加収録されました。レゲエと非レゲエ(ソウル、ファンク)が半々ぐらいの内容で、だいぶ洗練されてきています。(風の噂によると結構クラブDJに受けの良いファンクが入っているとか。)比較的サウンドがレゲエ色薄めの2などはソウルファンにも受け入れられそうな甘めの良曲。3はDRAMATICSの甘茶レゲエ・カバーだけど特に妙味なし。そして6が待望の甘茶ソウル。軽めのミディアム・リズムに、ストリングスやファルセットを交えた甘めのソウルで、その快活なリズムはフリーソウル・ファンにも受け入れ易そうな内容です。「YOU MEAN EVERYTHING TO ME」のようなコッテリとしたものではないけど、甘茶ファンならば一聴の価値ありでしょう。

ついにあの曲が! 山下達郎 サンデー・ソングブック 01月08日

華麗なる甘茶ソウル CHOSEN FEW / YOU ARE EVERYTHING TO ME

夢よもう一度 甘茶ラヴァーズロック CHOSEN FEW / ON THE RIGHT TRACK

甘茶ソウルは有るのか? CHOSEN FEW (TROJAN時代)

YOU MEAN EVERYTHING TO ME スタジオ・ライブ / CHOSEN FEW



【 P.52 】 CHANGE OF PACE / BRING MY BUDDIES BACK (STONE LADY 1001)
CHANGE OF PACE  BRING MY BUDDIES BACK.jpg

A1 Bring My Buddies Back
A2 Our Forefather's
A3 When You Look Into The Mirror(甘茶偏差値61)
A4 People
B1 Blood's Mutch Thicker than water
B2 Yule Tide Love
B3 Hello Darling

甘茶ソウル百科事典P.52。U.S.BDG #290では久保田泰広氏の解説。軍隊ジャケということからも分かる通り、甘茶ソウルというよりはメッセージ性の強い内容のようで、U.S.BDGに選出されたのもその辺りが要因だったのだろうか。軍隊風の掛け声が延々入るヒット曲のA1はそこはかとなく無常感が漂う雰囲気で久保田氏によるとその詩の内容がいいらしいです。A2も似たようなホンワカとした風情の曲。ちょっと東洋的な味が加味されている感じ。A3でようやくノーマルモード。これといった決め手に欠けるがなかなかの甘さを持ったメロディ。A4はカーティスメイフィールドっぽいサウンドで少し冒険した感じ。あまり足が地についていないナ。

B1はブラスなどの入る暗めのアップでいまいち。B2が甘百でも取り上げられたクリスマスソングでメロディはキャッチー。ただクリスマス物ということでノベルティな響きやトキメキの足りないメロディが個人的にはいまひとつ好きになれない。B3はピアノ中心のバックにコーラスを入れないでリードが淡々と歌い上げていく曲で狙いは面白いがパンチ不足。以上7曲でサウンド的に6つのタイプが混在し統一感に欠ける内容。歌詞のことは分からないのですが、特にメロディや歌に魅力があるわけでもなく、少なくとも甘茶ソウル的にどうこう言う作品ではない感じです。

彼らには、
THE VERY THOUGHT OF YOU (TABOO 101) (甘茶偏差値62)
というシングルがあります。こちらはかなりこなれた内容でまるで別グループのようですね。甘茶ソウル的にはこちらの方がずっと魅力的でしょう。 こちら で一部試聴出来ます。因みにB面「YOU CAN DEPEND ON ME」は暗めのアップでいまいちです。

good guys don't always winのアドヒスタさんのアルバムレビューは こちら です。

【 P.66 】 NORFOLK / COWBOY'S TO GIRLS '80 12"(BARBARA JEAN INTERNATIONAL 751)
NORFOLK  COWBOYS TO GIRLS.jpg
U.S.BDG313のMIRAGEもやっているJ.R.BAILEY作「Don't Ask Me(TRENTON INTERNATIONAL 45001)'78」は渋いバリトンの語りやリードの洗練された歌声、甘いストリングスなどどれをとってもMIRAGE版を凌ぐ傑作甘茶ソウルだった。そのグループが本作では往年のINTRUDERSのヒット曲「COWBOYS TO GIRLS」を素晴らしいモダンダンサーとして焼きなおしている。原曲のアメリカの西部劇の世界を感じさせるような古き良き時代の香り、気だるいムードはここでは完全に払拭。出だしの小気味良く転がるヴァイブは洗練されたムードを醸し出し、元気の良い掛け声で気合付け。手拍子の入ったノリノリのリズムと明るいメロディ、スマートなアレンジが実にカッコ良く踊るにはもってこいだ。原曲をここまで崩し、洗練された真新しい曲として再構築したのはJ.R.BAILEY、センスいいネエ。この曲はモダンダンサーを代表する曲と言えるだろう。甘茶ソウル百科事典P.66掲載で88年の「YOU'RE MY DOLL BABY(MIDNIGHT LOVE 001)」は少し暗めだがやはり洗練されたムードが良いなかなかのダンサー。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーブ メロディ 器楽 瑞々しさ ボーナス(モダンダンサー) ポップ偏差値合計
8
8 8 8 10 8 9 7 5 71


【 P.71 】 CLIFTON DYSON / Slow Your Body Down (P-Vine PCD-4737)'95

CLIFTON DYSON SLOW YOUR BODY DOWN.jpg

DYSON'S FACES (DMC 76331)で有名なクリフトンダイスンの81年のソロアルバム(4曲)に12インチシングルから8曲をプラスした内容。1は暗めのファンク。2,8が甘茶ソウル百科事典P.71掲載曲です。2は女性ともファルセットともとれそうな柔らかいリードにダイスンの厳ついバリトンが絡む甘茶ソウル。こういうムーディーな絡みを聴くと男と女の営みを連想してしまいます。3は少しラテンフレイバーの混じった明るめのファンク。4はファルセットリードにコーラスがついた形態。リードよりもむしろ終盤のコーラスのリフレインがなかなか味がある。ここまでがオリジナルアルバムの内容。

5は暗めでピコピコとシンセ音が入ったディスコものでいまいち。そのカップリングの6はメチャ格好いいモダンダンサー。基本は単調なメロディの繰り返しだがタイトでスマートなグルーヴがいい。途中のインストパートもクールです。8は2と同曲もデュエット相手は完全に女性で、しかもガナリぎみなので甘茶的には2に軍配があがる。9,12も暗めのファンク。10は無難なバラードでメロディはもうひとつ。11はラップ入りのファンクで萎えー。

1. Slow Your Body Down (singing version ~ instrumental version)
2. Hypnotize(甘茶偏差値64)
3. I'm Giving Up
4. So Lonely(甘茶偏差値61)
5. Body In Motion (Want Your Body In Motion With Mine)
6. You Gotta Keep Dancin'(偏差値66)
7. She's A Playgirl
8. (You Got Me) Hypnotized - Ci Ci(甘茶偏差値62)
9. I Can't Let You Go - Clifton Dyson & Rick Webb
10. Our Secret Hideaway - Hot & Heavy
11. Jealous Girl (radio version) - Hot & Heavy
12. Slow Your Body Down

tracks 1-4 from LP "Slow Your Body Down" (1981)
tracks 5-6 from All-American 12" (1979)
track 7 from "Q.S." 12" (1983)
track 8 from Creative Funk 12" (1984)
track 9 from Washington Hit Makers 12" (1988)
track 10 from Debonair 12" (1988)
track 11 from Top Of The Hill 12" (1991)
track 12 from Network 12" (1982)

【 P.76 】 FANTASTICS LP(BELL 2308 030)

FANTASTICS LP.jpgfantasitics.jpg

郷愁を誘う、狂おしいまでに甘くノスタルジックなメロディを持つ絶品曲「THE BEST OF STRANGERS NOW(BELL 279)'72」(以下STRANGERSと略)で有名なファンタスティックス。この曲の魅力に獲り憑かれた甘茶者で彼ら唯一のこのアルバムの内容にこってりと濃い想いを馳せない者はいないだろう。私も相当な期待を込めて聴いたのですが、結果はハズレ。STRANGERSでも垣間見えた白っぽいポピュラリティが悪い意味で出すぎており、グループ仕立てなので何とかもっているもののソロ名義だったらとてもソウルファンが楽しめる内容ではなかったでしょう。また、STRANGERSで聴けた極甘ファルセットがリードの曲はなく、リードは基本的に「LOVE ME LOVE THE LIFE I LEAD」等のシングルでもお馴染みのバリトン。

A1は牧歌的でミディアムテンポの曲。A2はポピュラー色の強い甘めのミディアム。A3は甘めのスロウだがやはり黒っぽさはほとんど感じられなく出来もいまいち。A4も同様だがメロディはこちらの方がより甘い。A6は71年のCarole Kingがオリジナルだったか。出来はいまいち。(このアルバムはそれ以降、72年頃のものということになるだろう。)

B1は彼等のもう一つの代表曲。STRANGERSの様な甘さは無いがチト大仰なバリトン・バラードで完成度は高い。B2もA1同様ミディアム・タイプの明るい陽射しの射すナンバー。メロディのこみ上げ具合はなかなかイイ。B3も甘めのバラードだが相当ポピュラー色が鼻につき嫌になります。

A1 SOMETHING OLD, SOMETHING NEW
A2 SAD EYED ROMANY WOMAN
A3 OLD RAGS AND TATTERS
A4 MARIA MARIA
A5 PEOPLE I'VE GOT A DREAM
A6 YOU'VE GOT A FRIEND

B1 LOVE ME LOVE THE LIFE I LEAD(甘茶偏差値61)
B2 SOMETHING TO REMEMBER YOU BY
B3 I CAN FEEL THE WARM
B4 MAN MADE WORLD
B5 JUST A LITTLE BIT HARDER
B6 SOMETHING WONDERFUL

Soulful Kinda MusicのThe Veloursのページ を見ると、FANTASTICSは1956年から長く活躍してきたThe Veloursというグループが1968年から72年までの4年間だけ名前を変えて活動していたグループだったことが分かる。FANTASTICS名義のシングルは以下の通りで、このアルバムはこれらシングルの中から5曲選曲されたことになります。結論としては、無理して高いお金を出してこのレア高値皿を買わなくとも先述の二枚のシングル皿を押さえとけば十分と言えると思います。

MGM 1434 - Baby Make Your Own Sweet Music / Who Could Be Loving You 1968
Deram 264 - Face To Face With Heartache / This Must Be My Rainy Day 1969
Deram 283 - Ask The Lonely / Waiting Round For The Heartaches 1970
Deram 334 - For The Old Times Sake / Exodus Main Theme 1971
Deram 7528 - Face To Face With Heartache / This Must Be My Rainy Day 197?
Bell 977 - Something Old, Something New / High And Dry 1971
Bell 1141 - Something Old, Something New / High And Dry 1971
Bell 1162 - Something Wonderful / Man Made The World 1971
Bell 45,157 - (Love Me) Love The Life I Lead / Old Rags And Tatters 1971
Polydor 2027004 - Baby Make Your Own Sweet Music / Who Could Be Loving You 1971
Bell 45,279 - Best Of Strangers Now(甘茶偏差値73) / Something To Remember You By 1972



【 P.83 】 FLASHLIGHT / FLASHLIGHT (PHILLY GROOVE 8000)'78 U.S.BDG #274
FLASHLIGHT
FLASHLIGHT / FLASHLIGHT (PHILLY GROOVE 8000)'78

A(1)BEGINNER'S LUCK (2)DON'T FEEL NOTHING (3)I CAN BE
B(1)WHO AM I ? (2)EVERY LITTLE BEAT OF MY HEART(3)BEWARE , SHE'S PULLING MY STRINGS (4)THANK YOU BABY

MOONY'Sでセレクトから漏れてしまった事、そしてP.83での低評価とちょっと甘百では評価の低いこの作品ですが、U.S.BDGではしっかり取り上げられています。というとあまり甘茶色が濃くないのかと思われてしまいそうですが、私にはしっかり傑作甘茶でしたよ。

ジャケの安っぽい絵柄からあまり期待せずに聴いたこのFLASHLIGHT の唯一のALBUMですが、とっても良かったです。時期的にフィリー後期というとLOVE COMMITTEE の傑作LP LAW & ORDER 等がそうですが、聴いてビックリこのFLASHLIGHT にも同じ魔法が見事にかかっておりました。甘茶具合はそれ以上だとも言い切ることが出来ます。

その傑作甘茶が B(2)EVERY LITTLE BEAT OF MY HEART で、甘いリード、甘いコーラス、途中ファルセットも交えてなかなかジーンとしてしまう曲調。こんな傑作甘茶がこっそり入っていたなんて、、、、。

A(2)DON'T FEEL NOTHING もかなりの傑作甘茶で、ちょい胸キュンメロディーに途中の甘いストリングス、それに甘茶としては実に歯切れの良いバック、後半の浮遊感となかなか味わい深い出来となっています。

A(3)I CAN BE は夢と希望に満ちた高揚感いっぱいのダンサーで、インスト部分なんかのギター音なんか含めて実に心地良い。

【 P.131 】 TYRON BRUNSON / LOVE TRIANGLE

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甘茶ソウル百科事典の掲載曲をコンプリートしようと、P.128掲載の小説「ゆうべの客」にチラっと出てくるこの曲までチェックしてる人はどのぐらいいるのかなあ。昨日(2010年5月16日)の山下達郎サンデーソングブックでオンエアされて、ピーン!と来た人はかなりマニアックですね。渋い雰囲気の87年作のR&Bっぽいこの曲は個人的には趣味じゃないけどグレイドはなかなかですね。なお達郎氏によると「 シングルバージョン は面白くなく、アルバムの ロングバージョン の方が説得力あるトラック」だとのことでした。共にリンクから「YOU TUBE」で聴けます。

【 P.144 】 GEORGE KERR

よく見てみると歌手としてのジョージ・カーって項目あげて取り上げられてないんですよね。一応、P.144がジョージ物お皿一覧となっていますが。プロデュース業においては甘茶ソウルの代名詞的存在の彼だけど、歌手としては全然話題にあがりませんね。自身も「ALL THE WAY (TOD-ANT 101)」とか「SEEING IS BELIEVING (SHOUT 258)'73」とかとても素晴らしい甘茶曲を残してるけど、それらも歌手の力量的にどうこう言われる内容でもないし。因みに彼は大成する以前にSerenadersというグループで、 「TWO LOVERS MAKE ONE FOOL」 という曲を残しているとのこと。クレジットを見ると曲も彼の作品のようですね。

GEORGE KERR / LOVE,LOVE,LOVE '90 ブルース・インターアクションズ PCD-2133

P4290030.JPGGEORGE KERR HARBOR.jpg

ということで、これはシンガーとしてのジョージのソロ・アルバム第三作目。元々は88年にLPで出されたものに4曲ボーナスを追加してジャケを換えて出されたもの。プロデュースは彼とKEN THOMASで、アレンジは何とPATRICK ADAMS。録音はニューヨークのPOWER PLAY STUDIOSです。因みにジャケと解説はフラミンゴスタジオのテリー・ジョンスン氏とマイク・スミス氏。

1はBILLY PAULのヒット曲のカバー。冒頭に2分ほど甘めの語りを入れてから歌に入ります。流石のムードだけど歌は原曲と比べると物足りないかな。こういうのを聴くとビリー・ポール版が名唱だったことに気付かされます。2は冒頭に電話の呼び出し音と女性のおしゃべりを入れるという、これまた甘茶的演出がにくい作品。しっとりと落ち着いた雰囲気によく出来た甘いメロディが素晴らしい、私も好きな曲です。

3はHeatwaveのヒット曲のカバー。DR.YORKもやってましたね。ソウルというよりもポピュラーヒットといった感じの原曲よりはネットリと甘いアレンジで好感が持てますが、やはりポピュラー臭は抜けきれてない感じ。6はJ.R.BAILEY作のDONNY HATHAWAYのヒット曲のカバー。これは出来はいまいち。8はMAJOR HARRISのヒット曲のカバー。この曲もDR.YORKもカバーしてました。やはり冒頭に語りを入れたりとなかなか甘い出来。ただヨーク博士の超ド変態カバーの前では流石に色褪せてしまうかな。もう少し過剰な何かが欲しかった。

10もRoberta Flack / Donny Hathawayのカバー。これも彼にしては凡庸な内容。11はP.144掲載曲。嫁いだ娘とのデュエット曲って、何時まで親馬鹿なんでしょう。メロディはなかなかだけど、機械臭のある簡素なトラックがちょっとね。12も同様。結論としては本アルバムで聴ける曲はアレンジや甘茶センスに光るモノはあるけど、有名なスウィートソウルのカバーなんかを聴くとヴォーカルに若干の物足りなさを感じました。88年作ということもあって、残念ながら70年代ソウルという魔法も解けてしまっていますね。

1.2 Minutes 2 - Me and Mrs.Jones (甘茶偏差値63)
2.Are You Ever Gonna Stop the Rain (甘茶偏差値64)
3.Always and Forever (甘茶偏差値62)
4.All That I'm Living For
5.I Wonna Thank You
6.Love, Love, Love
7.All Together
8.Love Won't Let Me Wait (甘茶偏差値63)
9.I Want To See You Again (W/REGINA COFFEE)
10.The Closer I Get To You (W/REGINA COFFEE)
11.If You Could Read My Mind (W/TRACY SPURLIN)
12.Don't Fight The Feeling







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