ザ・スーパー・ポップ宣言

U.S.BDG究極LP6

U.S.BDG 究極のLPコレクション - ソロ編(3)


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【 U.S.BDG 究極のLPコレクション - ソロ編 】

(甘茶偏差値65以上)
(甘茶偏差値61以上)
(甘茶偏差値60)


27.JO JO MURRAY / REAL MAN STEPPIN' OUT (I.B. 002)



28.SAM NIX / HEAVEN ON YOUR MIND (LGC 0303)'83



随所にジーザスなどと歌詞に出てくることなどからゴスペル系のアルバムということになりましょうが、音的にはWilliam DeVaughn辺りを彷彿させる淡白で軽めのソウル。こじんまりとまとまった内容だけど、これ!という特徴やキャッチーさに欠け全体として魅力不足。スタジオ・ミュージシャンが集まってレコードを作りましたとかそんな趣きで味わい深さに欠けるというかね。そんななかで比較的良い出来なのがA1で淡くソフトな曲調にまずまずのメロディ。A2、B2も同様の内容だけど少し魅力は劣る。A3はアップ、A4はスロウ、A5はジャズ・ヴォーカルっぽい雰囲気で、どれも平凡な出来。B3は切なげな甘めのメロディの洗練された雰囲気のポピュラーっぽい曲で 「Bobby Caldwell / COME TO ME」 辺りを思わせまずまずの出来。AOR系とかそんな感じです。

A1 Five Smooth Stones
A2 To Be Like Him
A3 I'm Blessed
A4 All Things Are Together For Good
A5 Just A Little Prayer
B1 Heaven On Your Mind
B2 A Long Way
B3 I Love You
B4 Smile

29.HENRY PORTER / LOVE CAMPAIGN (VISION 005)

A1 I Still Care
A2 It is You
A3 Just Good
A4 Without Warning
B1 Living on Top of the World
B2 No Sexual Thrill
B3 Special

30.JOY DAN PRINCE / FOREVER HITS (PRINCE 1001)



31.PROFESSOR LETT AND STUDY / LOVE SERENADE (BEAN TOWN 105-14)'78



サックス奏者謙シンガーのソロアルバム。1、3はソウル色の薄いゆるいポピュラーソングで出来も並程度。2、5がグルーヴィーなファンクということで人気らしいですね。個人的にはいまいち???ですが、引き締まったリズムでそれ系が好きな人には高評価なのかも。4は暗めのインスト。6も2や5同様ワキャチャキャ言うギターがなかなかカッコいいインスト・ファンク。7はAL WILSON、9はROLLING STONESのカバーで共に平凡な出来。8、10はぬるいインスト。結論としてはソウルではなく3曲あるグルーヴィーなファンクが中心のアルバムということになりますね。(偏差値60以上はありません。)

1.You're Getting Better
2.Green Power(ファンク)
3.(There's A Lot Of Different Kind Of) People In The World
4.Street Girl
5.Are You Confused (ファンク)
6.Theme From Canada (ファンク)
7.Show And Tell
8.Take Twenty
9.Honky Tonk Woman
10.Love Serenade

32.LOU RAGLAND / LOU RAGLAND IS THE CONVEYOR (SMH 1001)



33.SAMMIE RELFORD / WE ARE STRONGER (SPACE CITY U.S.A. 100)



テキサスのマイナー・シンガー。近年CD化もされているようです。このコーナーの多くのアルバム同様に出来はいまいちで、いまいち故に大量にプレスされることなくマイナーなまま埋もれてしまったアルバムと言えるでしょう。アルバム通して言えるのは、それなりの完成度はあるもののメロディにほとんど魅力が無いということ。

A1はまずまず軽快なミディアム/アップだけど軽快というだけでメロディに魅力なし。A2は静かなスロウ。ムードは悪くないがサウンドはチープで味わいに欠ける。A3はどうでもいいディスコ調の曲。A4は暗めのミディアム/アップ。この辺り聴いててイライラしてきます。B1は暗めのディープ・スロウ。ヴォーカルに気合が入っていてなかなか鬼気迫るものが有ります。個人的にあまり魅力は感じないけど、人によっては高評価かも。B2はほんわかムードの和み系スロウ、B3は甘めのスロウだけど共に魅力薄。(偏差値60以上はありません。)

A1 BRAND NEW MAN
A2 YOU'RE EVERYTHING A MAN WANTS IN A WOMAN
A3 WE ARE STRONGER TOGETHER
A4 DISCO LADY GETTING DOWN
B1 FREE AT LAST
B2 HEY LOVE
B3 IS MY LOVE OVER DUE

34.CLEVELAND ROBINSON / CLEVELAND (NOSNIBOR 1723)'76



U.S.BDGでは「実力派のノーザン・シンガー」とだけ。ディープでも甘茶でもないオーソドックスなソウルって感じですね。1は溌剌とした明るめのソウルでまずまずの出来。2は暗めのゆったりとしたファンキーな曲。3は明るく軽快なミディアム。爽やかな女性コーラスも入ってBGMとして流して聴くにはいい感じだけど、それ以上の何かがある訳ではない。4は可もなく不可もなくという感じの甘めのスロウ。7はまずまずの出来の明るく軽めのミディアム。8は牧歌的雰囲気のゆったりとした曲だけど出来は平凡。9は暗めのアップ。10は更に暗くファンキーなアップ。結論としては 「YOU TUBE」 で「No One Can Take Your Place」を聴いてそれで終わりでいいんじゃない?って感じです。

1 I Got Yours, You Got Mine
2 Jungle Dollar
3 No One Can Take Your Place
4 I Give To You & You Give To Me
5 Don't Stop The Feelin'
6 Twenty Four Hours A Day
7 Lovin' Time
8 Change Your Name To Mine
9 Right On
10 (People With Their) Hang Ups

35.RONNIE SANDERS AND VICKY BARBOUR / LADY LUCK (SHOW ME 404013)'84



80年代のカンザスの男女デュオのアルバム。擬似ライブ仕立てでとって付けたような素っ気無い拍手が曲間に入るのが、かえって哀れみを感じさせる。A1はファンクっぽいインスト。タイトル曲であるA2は「TEDDY MORROW / PEACE, LOVE & HAPPINESS」を水で薄めたような内容で感動も半減だけど、ムードはなかなかの甘いバラード。A3,B2は何がしたいんだかよく分からないミディアム。A4は暗めのアップ。B1は女性リードの甘目のバラード。「I BELIEVE IN MAGIC」というタイトルから期待させる程の内容では無いけれど、まずまずの出来で偏差値は58ぐらい。B3は暗めのスロウで出来はいまいち。

A1 RONNIE & VICKY INTRO
A2 LADY LUCK
A3 MARY MARY
A4 I APOLOGIZE
B1 I BELIEVE IN MAGIC
B2 SO FINE
B3 YES I LOVE YOU

36.KURTIS SCOTT / MUSIC FOR THE PEOPLE (APACHE 22377)



ニューヨークの歌手で66年以来シングルを7枚とこのアルバム1枚を残している。A3のBuildがシングルで76年発売ということなので本アルバムもその頃の作品と思われます。A1は暗めのブルースっぽい曲。A2、B1はどちらも甘めのスロウ。女性コーラスも入りなかなかいいムードも決め手に欠ける。A3は溌剌としたアップ。女性コーラスが華やかに盛り上げるもキャッチーさはいまいち。B2は明るめのミディアム。派手さはないがまずまずの出来。B3は暗めのファンキーで出来はいまいち。(偏差値60以上はありません。)

A1 Brother
A2 Black Child
A3 Build (Part I & II)
B1 Life Has Been Good To Me
B2 Let The New World Come In
B3 Lets Party After Hours

37.SWAMP DOGG / AN OPPORTUNITY ・・・ NOT A BARGAIN!!! (WIZARD 1306)'77



U.S.BDGでは70年代サザンソウルに#372として紹介されている本名Jerry Williams Jr.というミュージシャンがスワンプ・ドッグという名義で発表した作品。主に70年代から80年代にかけてアルバムが15枚ぐらい発表されているようだけど、このアルバムは当時その中でも取り分けマイナーなレコード会社から少数しかプレスされず、所謂レア盤として見られていた作品ということになるようです。最近になってアマゾンなどでDL販売されているようで容易に聴けるようになっているようです。所謂レア盤ということで内容や出来的にも彼の他の15枚ほどのアルバムを聴き終えた人が最後に気が向いたらついでで聴けばいい、という程度の位置づけの作品と言えそうです。

A1,A2,A3は暗めの曲で魅力なし。B1,B2は明るく元気でソウルというよりはロックっぽいノリ。その他、特筆すべき曲の無い、まあはっきり言ってソウルファンが喜ぶような曲は皆無。昔はこういうのを「究コレ掲載のレア盤だ!」とか言って有り難がって高値出して買ってた人もいたんだろうけど、「YOU TUBE」やダウンロード販売などで手軽にこういうものが聞ける現代においてはそういった馬鹿げた悲劇が起こることも無くなったんでしょうねえ。(偏差値60以上の曲はありません。)

A1 It's A Bitch
A2 Let's Do It Again
A3 Shafts Mama
B1 The Other Man
B2 I Can Stand The Lonely Days (I Can't Take These Lonely Nights)
B3 Believe In Me Baby
B4 I Did It All
B5 I Sure Love To Ball (And You Do Too)
B6 Sweetest Thing In California
B7 Dyn-oo-mitt-ee

38.DICKY WILLIAMS / TRIPPLE DYN-O-MITE (BACK FIRE 1978)



39.BOBBY WOMACK / BUDWISER CONCERT HOUR (WESTWOOD ONE 82-5)



40.VERNON YOUNG / LIVE! LIVE! LIVE! LIVE! (OUTFRONT 1106)



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