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2018.08.25
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―その建物は人知れず ひっそりと佇んで

なんか全く無かったです、はい。

 本日は今代司酒造以来の自分式社会科見学『新潟水産海洋研究所』の一般開放に参加してきましたぁぁぁぁぁぁぁぁッ!
 …………去年の今くらい、でしたかね。国道402号沿いにあるところなんですが、そこが無料開放されるイベントが有るらしい、と言うのを終了後に知りまして。
 1年越しの見学です。
 端的な感想としては

海、凄ぇ‼

 でしょうか。
 名前の通り新潟県近郊の海洋状況(漁獲量や漁獲種、或いは潮の流れや海水温の変化、気象との因果関係など)を調べているとともに、海洋資源の安定供給や余剰となってしまった資源の利用法などを研究しているところになります。
 玄関から入って受付を通ると出迎えてくれたのが



 4年前に佐渡近海で挙がったと言うダイオウイカの原寸パネル写真………!
 ダイオウイカとしては大分小さいものだと言う事ですが……それでも4m。インパクトは大きかったです。
 実際に水揚げされたばかりのダイオウイカを食べたことがあると言う職員の方から話を聞くことが出来たのも衝撃で、絶大なダブルインパクトでした(汗
 ダイオウイカ関連で言えばこの2枚、でしょうか。





 ダイオウイカのカラストンビと冷凍保存されていた小さなダイオウイカ………。
 何故か深海にいる筈のダイオウイカですが、何かの原因で然程深くないところまで上がってきてしまうことがあり、それが網に入るんだとか。
 こいつもリュウグウノツカイ同様、生態が詳しく分かっている訳ではありません。職員の方に拠れば通常1年とされるイカ類の寿命に対してダイオウイカは3~4年ほどとのことでその長寿命が巨大化の一因になっていないことも無いかも知れない、とのことではありましたが。
 また、こんな貴重な資料も……



 多分、今は使われてないんだと思います。
 マグロやカツオのはえ縄漁などで使われていた疑似餌、です。光沢系の仕掛けを使う、と言うのは今現在の最新のルアーと発想が同じですよね。
 更には









 研究、技術開発のために色々な魚や藻類も養殖、飼育されており中々の水族館振りでした。
 これも水族館ぽいですかね。



 お魚タッチコーナー!
 小学生くらいの子供たちがわちゃわちゃしてましたよ。
 この他にもイナダの頭や骨を凍結粉砕したパウダーを使っての新メニューの開発をしていたり、回遊魚のルート調査をしていたりと中々に忙しいところであることを教わりました。
 新潟の文化は割と海文かなところがあると思っているのですが、その文化の根っこのところをこう言った方々の研究や調査が支えているんだろうなぁ、と思ってみた次第です。

 ちなみにこちらの新潟水産海洋研究所は県立で、それとは別に国立のものもあり担当管区や調査対象なども違うとか。
 そちらも近い内に一般開放が有るらしいので、タイミングを合わせられれば是非に、行ってみたいものです。………ちょっと調べて注目しておきませう(* ̄▽ ̄)





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最終更新日  2018.08.25 23:48:51
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