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2023.04.15
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長岡市の摂田屋地区って面白い、です………


 全国的に見て80軒を越える酒蔵ある県と言うのは少なかったと記憶してます。
 それは見方を変えれば、発酵・醸造の文化が深く根付いている、と言うことも含んでおりまして。となると時々、味噌・醬油・麹・日本酒の蔵が1つの地域に集中して集まっている、と言うことがあります。
 自分の地元、新潟市にもあります。それが長岡市ではこの摂田屋地区になる、感じなのだろうと思われまして。
 で

今日は吉乃川株式会社さんとこの蔵開きに行って来ました!

 実家にいた頃はしばしばTVCFで観た事がある蔵元さんです。勿論、酒の陣でもお世話になりましたし去年、長岡花火館で買った『吟醸・正三尺玉』の製造元でもあります。
 自分は今回が初参戦だったんですが普段であれば近隣の別蔵さん―味噌蔵さんや醤油蔵さん、或いはフレンチ料理のお店や別の日本酒蔵さんなんかもコラボしていたらしいです。それが例の感染症の絡みで4年振り開催の上、単独になっているとか。
 が、どっこいしょ。





 生憎の曇天なんですがねぇ………。近くの無料駐車場も満杯でしたし(汗
 会場内は主に立食スペースと物販コーナー、フードコートと有料試飲ブース、後は酒ミュージアム(資料館?)『醸蔵』でのJAZZコンサートになってまして。
 運転で行っていたので試飲コーナーは頑張って避けてましたが物販コーナーで又しても正三尺玉を見付けてしまい、ついつい購入してしまいました(笑
 JAZZコーナーでは







 御尊顔拝してきましたよ♪………JAZZそっちのけで。
 で、いざ帰ろうかと思っていたのですが何がどうなってか道路を挟んだ反対側に興味深いかも知れないものを見付けまして。
 ガイド付きで家屋と庭園を見学出来るとか。
 それが『機那サフラン酒本舗』。
 創業は明治20(1887)年。最盛期には「養命酒かサフラン酒か」と言われるほどに薬膳酒として隆盛を誇っていたそうです。
 他にもウィスキーやワインなども手掛け、創業者吉澤仁太郎氏は一代で巨万の富を築き上げていました。
 今、そのサフラン酒は地元の人にもあまり知られていない程に為りを潜めてしまっておりますが、仁太郎氏が築き上げたサフラン酒本舗の建物は建築様式や造形、収集物などに貴重なものがあり、現在は登録有形文化財の指定を受けているんだそうで。
 吉澤仁太郎氏は商才の他にも多才・多趣味の人だったそうでサフラン酒本舗はその仁太郎氏が生涯をかけて作り上げた趣味の極致だそうです。
 その一部を掲載しますね。











 ………酒蔵さんで観る景色じゃないですよねぇ(汗
 日本庭園には赤玉石や浅間溶岩、翡翠の大岩が設置されていたり、戦前には噴水や噴水のための鉄塔に鉄製のオブジェなどもあったそうです。
 建屋は武家屋敷に似た様相を取り入れていたり、創業時に建てた主屋には過去に1回しか閉じた事が無い窓や色彩豊かな鏝絵等々………。
 はっきり言って「贅と芸の極みを集めた」ようなところでした。
 そして、そんなものを作った理由が税金対策とかそう言う事では無くて

「見た人を驚かせたいから」

 だからなのか鏝絵のモチーフについての資料が無く、見た感じで描かれているものを推測されているんだそうです。もしかしたら長岡空襲の際に焼けてしまった可能性も無くは無いのですが。
 ………経年劣化や中越地震の影響で彼方此方傷んできているのが本当に惜しい話ですよね。
 しかしサフラン酒かぁ………飲んだこと無いですよねぇ、多分。近くにあった売店で値段を見て手を引っ込めてしまっていますが………如何言うお酒なんでしょうね?

 そんな棚ボタ尽くめだった今日のベストショットは



 ………なんか見たことがある気がします。





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最終更新日  2023.04.15 23:08:43
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