広島カープ考察

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2024.02.22
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カテゴリ: 海外リーグ野球
『アフリカのハブとなるのか?』

 本日は昨日に続いてアフリカの野球について少し触れてみたいと思います。
先日、ソフトバンクがアフリカのウガンダ、南スーダン出身の投手2名のトライアウトを実施する事が明らかになり、​ 記事 ​にさせていただきました。
その中で現在最も野球の発展が著しいのがウガンダ、以前から「ウガンダ野球に注目」といった事を記事にしているのですが、ここでウガンダにて野球の発展が著しい理由をざっくりとまとめてみたいと思います。

 まずやはり一番大きいのはLADアカデミーの存在だと思われます。
前回の記事でも紹介させていただきましたが、ウガンダ野球に実際携わっていた方のnoteにて「LADアカデミーによって選手としてのチャンスだけでなく、コーチや現地スカウトといった雇用も創出されるようになった」とあります。
ウガンダは貧困国家の一つでもある為、生活の為に野球をする子供達や携わる人々が増えてきたと言えるでしょうか。
また、LADアカデミー以外にもtwitterにて投球動画を投稿している方が運営している​ コミュニティ・ブレーブスアカデミー ​や日本の大学生らで運営している​ ウガンダ野球を支援する会 ​なども存在しており、国内リーグも存在しており、アフリカの中ではかなり野球振興が進んでいる国であり、もう南アフリカを越えようとしている国だと思います。

 そして今回調べてみて新たに判明したのがパールベースボール財団の存在(​ facebook ​、​ linkedin ​)、様々な年代の選手らに野球を指導をしているそうで、将来的にはアフリカの諸国の人々が一堂に会する野球リーグの創設を目指しているそうです。
実際にベナン共和国でアメリカでプレーする事を目指しているウガンダのカスンバ・デニス捕手のような存在が同国にもおり、グエデホウ・ジャン・リンという左投左打の一塁兼投手を務める選手をウガンダに招待する事がこちらの​ 記事 ​にて書かれています。
ちなみにリン選手の好きな選手はLADの大谷翔平、アフリカの野球少年にも大谷翔平の名前が轟いているようですね。
また、この財団の創設者であるサミュエル・ギンゴ氏はアフリカで野球は着実に成長を遂げており、プロリーグの発展に希望があると話しており、同氏はリンのようなアフリカ人選手がアメリカに行く前にキャリアを積む事ができるリーグの創設の必要性を語っています。

 ギンゴ氏の「MLBに行く前にしっかりとキャリアを積むプロ野球リーグの必要性」には大いに賛同するところで、以前に欧州について「何故欧州では野球の普及こそある程度の成果は見せているものの、そこからステップ・ジャンプしていかないのか?」といった旨の投稿したのですが、一番大きな問題点はやはり「欧州にプロ野球がないから」と挙げさせていただきました。
やはり日本や韓国、台湾、中国、メキシコ、中南米諸国を見てもやはりプロリーグが存在しており、国内でプロ野球選手になれなければ今以上の発展・振興は難しいと思います。
現に貧困国家であるウガンダの例を見ても一目瞭然で、やはり豊かな生活をしたいからこそ「将来への道筋があるスポーツ」となった野球をプレーする人が増えたのでしょう。
特に欧州ならば別に野球でなくとも他のスポーツならばプロ選手になれる上、野球は費用が嵩むのですから「プロになれない&用具代がかかる」、しかもアフリカと違って駄目なら一般社会で働けば別に貧困で困る心配もないわけですから今の状態ではある意味アフリカより存在意義が薄いものとなってしまっています(だからこそそれでも野球を愛するチェコの選手達に感動を覚えるわけですが)。

 しかしながらアフリカでプロ野球リーグ創設は現実的には無理だろうなと考えていたのですが(実際にプロリーグがないからという記事を書かせていただき時に「アフリカならともかく」といった事を書きました)、実際にプロ野球リーグ創設に向けて動き出している団体があるという事は驚きと同時に楽しみができましたね。
ただ今考えてみますと、アフリカ諸国の平均年収は2万円や3万円など結構低い国が多く、月収だと僅かに約1700~2500円と大分厳しいですね。
しかしながらこれも大変下衆な話ですが、裏を返せばそれだけ物価が安いという事でもあるので案外そこまで費用が嵩まずに安価でプロ野球リーグの運営はできなくはないのかも?とも感じますね。
恐らく興行として儲けようとするのはまず不可能だと思いますが、広島のドミニカアカデミーのように殆ど儲けにはならないものの、プロ野球リーグを運営していく事は可能なのかもしれませんね。
興行を目的としていないですからスタンドは不要ですし、フェンスなども工夫を凝らし、マウンドもケニア野球リーグのtwitterのような板を使用するなどすれば費用の節約も可能ではないでしょうか。
アフリカの選手達もそこからステップアップできる環境ができますから野球を始めようとする選手も出てくるでしょうし、一度アフリカでの野球振興・発展の為にNPB12球団の共同出資で立ち上げてみても面白いかも?しれませんね。
12球団で共同出資して立ち上げ、アフリカ人枠を設けてアフリカ版ドラフト会議などで各球団が有望な選手を指名していくのも面白いかも?しれませんね(勿論指名なしもあり)。

 話を戻しますと、今後は南スーダンやベナン共和国を始めとしてアフリカ諸国の選手達や既にアカデミーや野球リーグが立ち上がった国と連携を取って協力を結びつつ切磋琢磨していけばアフリカでも野球の普及や発展が大きく前進していくかもしれませんね。
その中でも現時点で大きく発展しつつあるウガンダが中心となっていく事を期待したいですね。








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最終更新日  2024.02.22 23:02:59
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