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こんばんは♪ 1月22日が当面の底になっているような(?)日本株市場。まだまだ不安定ですが、量(銘柄数)ばかり増やすのではなく(苦笑)、保有銘柄や投資候補銘柄の点検を行い、自分の株式ポートフォーリオの「質」を高めていきたいと思っています。勿論、個人投資家が入手できる情報には限りがあり、自分の投資判断が適切ではない可能性もありますが(汗・・)、自分で納得しつつ銘柄選別を行うことが大事だと考えています。☆ 6301コマツ:久しぶりにIRに質問競争力が強く利益率向上につながっている「ダントツ商品」が既に売上高の半分を占めるようになった建設機械トップのコマツ(6301、東証一部)。規模では世界最大の建設機械メーカーであるキャタピラーには及びませんが、収益性では既に上回っています。コマツ:2008年3月期第3四半期(4~12月)の実績(連結:米国会計基準) Caterpillar Inc. (CAT):主要業績指標コマツの強さの要因の一つは、2月4日に放送された「カンブリア宮殿」(東京12チャンネル、作家・村上龍が司会)でも取り上げられていたGPS(位置情報)を中心とした車両管理システムですね。本車両管理システムによって、全ての建設機械の位置、稼動状況などをリアルタイムで全て把握でき、販売から生産調整・計画まで、効率経営に資するところ大、というスグレモノです。コマツのGPSに採用されているメーカーにも投資妙味があるのでは??という下心もあって(笑)、GPSは何処のメーカー製なのか、コマツのIRにメールで聞いてみたところ、コマツから直ぐ(翌日)回答がありました(太字は筆者による):*****2008年2月15日(金)○○様平素はご支援を頂き、誠にありがとうございます。コマツの建設機械に搭載されている、車両管理システムですが、車載しているコンポーネントは、コマツの自社製です。このシステムでは、位置情報の他に、機械内部のさまざまな情報(燃料、油温・水温、稼働時間や消耗品の具合)などをウォッチすることができます。それというのも、コマツはエンジンやトランスミッションなどの主要なコンポーネントを自社開発しており、この制御技術の応用により、機器がどんな状況かという情報を蓄積できます。これらの情報を、携帯などの通信技術に乗せ、お客さまや代理店、我々メーカーが遠隔で管理できるというわけです。このようにコマツでは、競争力の源泉となるキーコンポーネントは我々自身で開発・生産する戦略を取っています。今後も、何卒宜しくお願いいたします。-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ コマツ コーポレートコミュニケーション部 ○△-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+*****う~ん、自社製だったのですね。コマツはM&Aにも積極的ですが、コアな技術は自社で・・という方針。本社所在地以外に工場および研究施設を持たない(=海外生産は行わず販売&サービス拠点を除く中核施設は山梨県の本社施設に集約)6954ファナックほどでは無いですが、他の国際優良企業同様、当然のことながら競争力の源となる技術への配慮が感じられます。コマツの株価はここ数年で大きく上昇したため、昨年からの下落相場では「利食い売り」の格好の対象となり、大きく値を下げています。また、これまでのような高い成長は難しいでしょうし、円高もマイナス材料になるでしょう。ただ業績好転に伴い、収益性・財務も大きく改善し大幅増配を実施(今年度40円[配当性向44%]←07年度31円←06年度18円←05年度11円)、株主還元にも積極的です。優れた技術・競争力を持つ企業として、自分の株式ポートフォーリオでは保有継続していきたいと考えています。☆ シーズクリエイト(16800円、8921、東証1部、1株単位):買戻し昨年4月に「優待改悪」(1株で健康・環境関連グッズ3000円相当→500円相当のクオカード)発表により、現物株を売却しましたが、久々に見たら・・・なんと売却した時点の株価の1/4程度に下がっている・・・。マンション・デベロッパーの株価は建築基準法「改悪」の影響、市況悪化による下方修正、今後の業績不安などで大きく下がており、シーズクリエイトだけが激下げしている訳ではありませんが(苦笑)。ただここからは下値も限られているかな・・・と思い、信用で5株買い、本日とりあえず1株を現引きして現物株ポートフォーリオに加えました。優待内容:年1回・3月:1株以上500円相当のクオカード、5株以上健康・環境関連グッズ3000円相当~株価/財務バリュエーション:配当利回り5.36%+優待利回り2.98%(1株500円クオカードの場合、5株3000円相当商品の場合は3.57%)=配当+優待利回り8.34%(5株3000円相当商品の場合は8.93%)・予PER3.99倍・実PBR0.69倍・株主資本比率24.6%・予ROE17.83%・予ROA4.38%シーズクリエイトの優待は、珍しく最低単位(1株)より次の単位(5株)の方が優待利回りは高くなります。ただ平成20年3月期第3四半期決算財務・業績の概況では通期業績を据え置いているものの、今後下方修正の可能性もありますので、残り4株を現引きするか否かは、キャッシュポジション及び他の銘柄との兼ね合いも考慮しつつ検討していきたいと思います。↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新春を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年02月28日
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こんばんは♪ NY市場が逆転(!?)大幅上昇で日本市場も久々の2日連続上昇(苦笑)。まだ乱高下相場で戻りも弱い気がしますが、今日、7974任天堂が第3四半期決算を発表しましたね:通期業績予想の修正に関するお知らせ平成20年3月期(第68期)配当予想の修正に関するお知らせ平成20年3月期 第3四半期業績の概況(決算短信)業績再々々上方修正(07年7月25日、10月25日、08年1月24日、いずれも増収増益予想)、増配(今日の終値ベースで配当利回り2.24%となります)は株主には嬉しいですね。ただ為替が円高になり為替差益が減少したため、売上高・営業利益は上方修正したものの、経常利益・純利益の通期予想は据置となりました。明日、市場はどう受け止めるのでしょうか。3Qまでの対通期進捗率は:売上高80.8%・営業利益85.7%・経常利益93.6%・純利益94.2%となっていますので、最終的に再々々々上方修正の可能性もあるかもしれませんね。既に市場の焦点は来期の動向でしょうが。それにしても・・・欧州市場・・凄いですね・・。後ほど追記します。取り急ぎ情報まで♪↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新年を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年01月24日
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こんばんは♪ 今日(1月23日)の株式市場は3日振りに反発となりましたが・・・弱いですね 世界同時株安の元凶とされ米国経済の後退懸念につながっているサブプライムローン問題ですが、その損失推定額は100兆円を超えるとも言われています。でも、もっと酷い損失を計上している市場が・・・。日本の株式市場は、東証一部の時価総額だけでも、昨年2月26日の高値時の581兆3240億円から、昨日1月22日には392兆3328億円と、なんと約190兆円も減少(=▼32.5%)しています(涙)。日本の国家予算の約2年分以上の金額が消えた訳です(2008年度予算案(一般会計総額)83兆613億円)。今朝の日経新聞一面を見ると・・・中国市場も昨年高値からの下落率としては同じくらいのようですが・・。国富(=株式時価総額)が2/3に減ろうと、株価水準が2年4ヶ月前に落ちても、「一喜一憂しない」「様子見」という財務大臣、未だに利上げの機会を窺いインサイダー取引発覚後も居座る中央銀行総裁(昨日利下げすれば、凄く評価されたかも!?)なんて・・・本当に要らない。額賀財務大臣を任命した福田首相にも責任があると思いますが。三原淳雄さんの著書「金持ちいじめは国を滅ぼす」をお読みになったらいかがでしょう(苦笑)。福田さんは故・宮沢喜一さんと「悪い意味で」似ているような。両者とも、きっと凄く「頭は良い」のだと思います。だから如何なる苦境でも「冷静を装う」ことを美学にしているきらいがあります。平時(好況時)の首相には良いのでしょうが、現在のような危機的状況では、やはり「一生懸命、取り組んでいる姿」を国民に見せる必要があるのでは? でも性格的に必死な姿を晒すこと=「みっともない」と思っているでしょうから・・・いつまでたっても、如何なる危機的な状況になっても、「他人事」の風情なのでしょうね・・・。但し、日本経済における株式市場の重要性は言うまでもなく、実際には年金運用、民間保険金運用、勤務企業の株価など株式市場と全ての国民が密接につながっているにも関わらず、株式取引を直接行っている国民は10人に1人以下なので・・・一般には、そして政治家においても、株式の時価総額=「国富」という認識が無く、株価下落に対する危機意識がどうしても薄くなってしまうのでしょうか。賛否両論ありましたが、竹中金融政策大臣に復帰して欲しいと願ってしまいます↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新年を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年01月23日
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こんばんは♪ 新年会&深夜帰宅続きで更新が滞りましたが、無事生きております(苦笑)。ただ今日の日本株市場も酷い下げでしたね:○ 日経平均株価:13325.94円(▼535.35円安、-3.86%)=3営業日ぶりに昨年来安値を更新、2005年10月25日以来約2年3カ月ぶりの安値○ TOPIX:1293.74円(▼47.76円、-3.56%)=2005年9月9日以来の水準(東証1部売買高:21億7811万株、売買代金:2兆5484億円)○ ジャスダック平均株価:1561.95円(▼12.57円、-0.80%)=16日以来3営業日ぶりに昨年来安値更新=2004年3月1日(1560円81銭)以来の低水準○ 円:106円45―48銭(77銭円高・ドル安)○ 国内株式指標(予想ベース、配当利回りは加重平均、日経サイト)PER:日経平均14.46倍 東証1部14.96倍 東証2部13.15倍 ジャスダック16.15倍PBR:日経平均1.52倍 東証1部1.42倍 東証2部0.85倍 ジャスダック1.36倍配当利回り:日経平均1.53% 東証1部1.74% 東証2部2.01% ジャスダック1.43%予想以上に下げたのは、恐らく先週1月16日(水)の大幅下落で発生した追証が入金できず、投売りとなったかもしれません。1月18日(金)の午前中の下げでもかなり「投げ」は消化され、信用評価損の数字(松井証券の買い方の信用評価損▼26.197)から見ると底値圏かもしれませんが、昨年からの下げ局面で個人投資家はかなり疲弊していると思われ、当面反発は限られるかもしれません。更に米国市場休み中のアジア・欧州市場が日本以上に大きく下げています・・・。ハンセン指数(香港)23818.86(▼1383.01=▼5.49%=2001年9月以来の下落率)ST指数(シンガポール)2917.15(▼187.10=▼6.03%)=約10カ月ぶり低水準)KLSE総合指数(クアラルンプール)1408.60(▼30.89=▼2.15%)SET指数(バンコク)766.53(▼23.14=▼2.93%)総合株価指数(ソウル)1683.56(▼51.16)=5カ月ぶりの安値)加権指数(台湾)8110.20(▼74.45=▼5.14%=昨年7月上旬以来の下げ率)上海総合指数4914.435(▼266.079)上海B株指数338.782(▼15.714)総合株価指数(ジャカルタ)2485.879(▼125.253=▼4.8%)=3カ月ぶりの安値SENSEX指数(ムンバイ)17605.35(▼1408.35=▼7.41%、一時約11%安)ベトナム株価指数(ホーチミン)833.88(▼13.17=▼1.55%)英FTSE100指数 5626.10(▼275.6=▼4.67%)独DAX30指数 6819.47(▼494.7=▼6.76%ちなみに、色々な考え方がありますが、日経平均の当面の下値メドは: 終値ベース:2003年4月28日7607.88円→2007年7月9日18261.98円 の上昇幅の1/2押し=12934.93円 ザラ場:安値2003年7603円→高値2007年2月2月18300.39円 の上昇幅の1/2押し=12952円としている方が多いようです。実際、現物引け後の日経平均先物は一時13000円を割れ、12980円をつけましたね・・・。今日は、金曜日に持ち越した7974任天堂の信用買いを利食い売りできてホットしています(恐!)。乱高下の相場は利益を上げられるチャンスかもしれませんが、「自分だけ上手く立ち回れる」ことはまずありません(笑)。銘柄によっては大バーゲンセールで優良銘柄を割安で拾う良い機会と思いますが、当面は慎重な姿勢で臨みたいと思います。本当に優良銘柄で下げ過ぎであれば、戻りも大きいはずで、多少上昇したところで参加しても遅くないと考えています。底から天井まで全てをとるのは不可能ですから・・。日本政府および野党の鈍感振り(?)はもう論外ですが・・このところの下げで企業の配当利回りが上昇したとはいえ(大半の大型株で2%を超えてきました)、欧米市場に比べればまだ中途半端な水準です。今週もまだBank of Americaなどサブプライムローン問題でかなりの評価損を計上しそうな米金融機関の決算が続きますから、苦しい展開が続くかもしれませんね。意外高となるかもしれませんが、悪いシナリオも一応想定していきたいと思います。↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新年を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年01月21日
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こんばんは♪残念ながら、NY市場大幅下落で、今日も厳しい日本株市場でした。海外市場の下落、円相場の上昇など外部環境が一段と悪化する中、日経平均株価は大幅に4日続落、前日比468円12銭(3.35%)安の1万3504円51銭とほぼ安値引け、連日で昨年来安値を更新、2005年10月28日(1万3346円)以来、約2年3カ月ぶりの安い水準を付けました。新興・小型株市場も日経平均以上に下げ幅が大きく、酷いですね。「日本売り」の状況を呈していても、他人事の福田首相(施政方針演説の原案に景気や経済を改善していく施策について全く触れておらず、現状維持で良しとしていますね・・・)や昼行灯の額賀財務相を見ていると、この人たちが政治をつかさどっているうちは駄目なのかな、と思ってしまいます。「日本経済の基盤は強固」ではなく、「より一層向上すべくあらゆる施策を打つ」とか言えないのかな(苦笑)。といって、所詮は労働組合基盤の民主党や小沢氏も嫌いですし(官が増長し始めています-食の賞味期限なんて自分で決めますよね・・)・・・。*****[引用開始]2008年1月16日20時13分 ロイターニュース米国、連銀がどう対応するか見極めていく=株安で福田首相 福田康夫首相は16日夜、株価の大幅な下落が続いていることについて「日本だけということではない。世界的な動きだ」としたうえで「一番大きな原因は米国のサブプライム(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の問題だといわれている。米国、連銀(米連邦準備理事会/FRB)がどう対応するかを見極めていかないといけない」と語った。 官邸で記者団に述べた。*****[引用終わり]日本市場が一番下げているのですけれど・・・。証券税制も、デイトレも相場の流動性のためには必要であるものの、やはりリスクをとって企業に出資する「投資家」のためには、せめて配当課税は10%以下に軽減すべきだと考えていますが・・・政治家に危機感は無い上、金持ち優遇というナンセンスな議論がまかり通る日本という国では無理なのでしょうね・・・。自分でどうにもならないこと(=上記のようなこと)に文句を言っても始まりませんね(苦笑)。2000年~2003年春までも非常に暗かったですし、いつかは下げ止まる訳ですから、辛抱時期かもしれません。時間はかかるかもしれませんけれど・・・。ただダメ銘柄、残すべき銘柄、新規購入割安銘柄などの選別作業は必要ですね。昨年幾ら何でも売られ過ぎ・・・と思って昨年購入した銘柄も更に下落していますが(涙)、現在のようなパニック売り(!?)の様相の中では、今更ジタバタしても仕方ないですね。こんな「月並みなこと」しか書けないのは情けないことかもしれませんが・・・「残しておいた潤沢なキャッシュを活用してバーゲン相場で良い買い物をしています!」なんて・・かっこ良く(?)書きたいところですが・・・今の自分の力量では出来ません(苦笑)。割安な銘柄も増えているので買い出動しても良いでしょうが、いつ下げ止まるか予測など自分には不可能ですし、上げ始めてからでも十分低い水準まで下落しているので、焦らないでも良いかと思っています。↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新年を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年01月16日
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こんばんは♪ やはりそう簡単に「地球帝国の繁栄」とは行きませんでした(苦笑)。NY上昇にも関わらず日本株市場は日経平均が2006年6月14日ザラ場安値14045.53を下回り2005年11月2日以来約2年2ヶ月振りに14000円割れ。新興・小型株も大崩で、ヘラクレス市場は2003年7月4日の算出来安値(1002.40)を更新。福田総理も財務大臣もまるで株の下落が他人事のよう・・・一番の景気回復策は株価上昇と思うのですが・・。買い方には厳しい日々が続いていますが、現実を見つめるためにも記録です:*****[引用開始]2008年1月15日(火)日経ニュース(一部省略)東証大引け・3日続落 米金融の四半期決算警戒・2部8日続落 15日の東京株式市場は日経平均株価が3営業日続落。大引けは前週末比138円16銭(0.98%)安の1万3972円63銭。米金融機関の四半期決算発表を控え、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連損失の計上や人員整理など悪材料を警戒した売りが優勢。昨年来安値を連日で更新。日経平均が1万4000円を割り込んだのは2005年11月2日以来、約2年2カ月ぶり。東証株価指数(TOPIX)も3営業日続落。昨年来安値を連日で更新し、2005年9月16日以来、約2年4カ月ぶりの安値水準。 東証1部の売買代金は概算で3兆51億円で、2営業日連続で活況の目安となる3兆円を上回った。売買高は同24億7575万株。値下がり銘柄数は1561、値上がりは134、変わらずは29だった。 トヨタが9日以来、約1週間ぶりに昨年来安値を更新。新日鉄、住金、ホンダ、キヤノン、ソニー、TDK、ファナックが売られた。みずほFG、三菱UFJ、三井住友FGも安く、高島屋、伊勢丹、三井不、郵船、商船三井が下げた。半面、東エレク、アドテスト、ファストリ、武田、エーザイが買われた。花王、資生堂、KDDI、明乳、セブン&アイ、ローソンも上げた。 東証2部株価指数は8営業日続落。3000を割り込んだのは2004年12月29日以来、約3年ぶり。朝方からじりじりと下げ幅を拡大し、安値圏で大引けとなった。オリコ、STECH、中央電が下げた。半面、トーセイ、あきんスシロ、新立川が上げた。新興市場15日・急落、主力株全面安――ヘラクレス指数は算出来安値 15日の新興企業向け株式相場は急落した。日経ジャスダック平均株価は大幅に続落し、終値(確報)は前週末比38円97銭安の1622円60銭と連日で昨年来安値を更新。下げ幅は2007年8月17日(50円33銭安)以来の大きさ。また、東証マザーズ指数、大証ヘラクレス指数はともに大幅に3日続落。特にヘラクレス指数の終値は前週末11日終値比77.26ポイント安の996.51で終え、2003年7月4日に付けていた算出来安値(1002.40)を更新。下げ幅も2007年3月5日(115.63ポイント安)以来の大きさ。ASSETの業績修正を嫌気して、不動産関連だけでなく主力株全体に売りが波及した前週末の流れが継続。 市場では、リスク許容度が低下した国内外の機関投資家などによる換金売りに加え、個人による信用取引の追加担保差し入れ義務(追い証)の発生などを背景にした売りも目立ったという。主力株は連日の全面安となった。時価総額上位の銘柄に値幅制限の下限(ストップ安)まで下落した銘柄が相次いだことが、指数の急落につながった。米シティ、サブプライムで追加損失2兆5000億円 米大手銀行、シティグループは15日、2007年10―12月期決算で、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に絡み、235億ドル(約2兆5000億円)の損失を計上したと発表。 追加損失計上がとまらないのは、金融市場でサブプライムローン関連の証券化商品の価格下落に歯止めがかからないため。シティの10―12月期の損失の大半は有価証券の評価損で、計181億ドル。さらに消費者ローンの貸し倒れ引当金の増加などで54億ドルを計上。シティは7―9月期にも64億ドルの関連損失を計上しており、合計の損失は300億ドルを突破。 最終損益は98億3300万ドルの赤字(前年同期は51億2900万ドルの黒字)に転落。粗利益に相当する純営業収益は、前年同期比70%減の72億1600万ドルに落ち込んだ。 シティ、追加増資検討・米紙報道 10日付の米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の損失拡大に伴い、米シティグループと証券大手メリルリンチがそれぞれ追加の資本増強策を検討中と報じた。外国政府系ファンドなどからシティが約100億ドル(約1兆1000億円)、メリルが30億―40億ドルを調達したい考えで、現在調整中としている。 同紙によると、シティにはシンガポールや中東、メリルには中東の各政府系投資ファンドが出資する可能性があるという。両社は来週の昨年10―12月期決算で合計250億ドルの追加損失を計上する可能性があり、決算に併せて資本増強策を発表できるよう交渉を急いでいるもようだ。 みずほコーポ、米メリルに1400億円出資・サブプライムで支援 みずほコーポレート銀行が米証券大手メリルリンチに約1400億円出資する方向で最終調整に入ったことが15日、明らかになった。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で多額の損失を抱えたメリルが増資引き受けを要請、一部をみずほコーポが引き受ける。近く発表する見通し。邦銀が米欧の大手金融機関に資本参加するのはバブル崩壊後初めてとなる。 昨年夏に表面化したサブプライム問題を受け、米欧の大手金融機関は軒並み数千億円以上の関連損失を計上。資本の目減りを穴埋めする増資策を次々と打ち出している。メリルも昨年末にシンガポールの政府系投資ファンドなどから約7000億円の出資を受けると発表していた。 12月の米小売売上高は予想外の‐0.4%、07年全体で5年ぶりの低い伸び 米商務省が発表した12月の小売売上高は前月比0.4%減となった。クリスマス商戦の不振などを反映し、昨年6月の0.8%減以来、6カ月ぶりの減少に転じた。エコノミスト予想は変わらずだった。エネルギー高や住宅市場の低迷が個人消費を圧迫したとみられている。前月は1.0%増に下方修正された。 2007年全体の小売売上高の伸びは4.2%。02年の2.4%以来の低水準。06年は5.9%増だった。 自動車を除く小売売上高も前月比0.4%減。エコノミストは変わらずと予想していた。ガソリンスタンドの売上高は前月の7.6%増から1.7%減に転じた。大規模小売店の売上高は前月比0.4%減となった。前月は0.5%増だった。年末の贈答品として購入されることが多い、衣料・装身具やスポーツ用品・趣味関連の売上高はいずれも前月比2.0%減だった。自動車・部品は同0.4%減だった。NY円、一時106円台に・2年半ぶり高値 15日午前のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸。一時1ドル=106円62銭前後まで上昇し、2005年6月以来の高値を付けた。午前9時半(日本時間午後11時半)現在、前日比1円35銭円高・ドル安の1ドル=106円75―85銭で取引されている。*****[引用終わり]↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新年を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年01月15日
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こんばんは♪ NY市場上昇でも下がるデカップリングの日本株市場。引き続き昨年来安値更新ですが、今日の下げの主役は不動産。不動産流動化の代表的な銘柄である2337アセット・マネジャ-ズが業績を大幅に下方修正(売上高▼9.6% 経常利益▼42.9% 純利益▼42.1%)した上、大きく減配しましたね。通期業績予想の修正及び期末配当予想の修正に関するお知らせ「下半期におきましては、米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題を発端とした世界レベルでの金融市場の混乱で、株式市況の悪化や不動産取引の停滞等の影響が発生しております。そのため、一部の企業投資案件や不動産案件の売却を今期中から来期以降に持ち越すことに」なったことが通期業績予想修正の理由だそうですが、サブプライムローンに絡む過剰流動性(マネー)の縮小が日本の不動産流動化業界に及んできたことが顕在化したようです。これまで株価が下がっても「業績は良いのだから」ということになっていましたが、残念ながら「株価の先見性」を示す結果となってしまいました。また大きく減配したので(年間3000円→1800円)、「高配当株」としての魅力も無くなりましたね。減配をせざるを得ない苦しい状況は、利益率の大幅な低下にも現れています↓平成20年2月期 第3四半期財務・業績の概況「今後、当社グループは、健全な財務基盤を強みに、国内においては開発案件を中心とした不動産の新規投資に積極的に取り組んでいくとともに、海外においては、今春に計画している中国の不動産に投資するファンドの組成、中国の優良企業への投資等を積極的に進めていきたいと考えております。」・・・ということですが・・・中国政府は不動産規制を強化する方向のようですし・・ん~・・どうなのでしょうね!??個人的にはアセットMの株は昨年8月までに全て売却、昨年9月下旬の新興市場売りクライマックス時(?)にそろそろ「底」かなと一株だけ買い戻していたのですが、残念ながら底では無かったようです(苦笑)。現物株一株だけですけれど、最近は「配当」を重視した投資姿勢になっていますので、大きく減配したアセットMはやはり売却すべきなのか、思案中です。同じく不動産流動化事業を手掛ける8868アーバンも株価下落が続いています。上半期が凄い好業績だったにも関わらず、昨年11月の通期業績上方修正が期待はずれ(?)の僅かな数字だったのも、下期を慎重に見ていたのでしょう。上記に前倒しで物件売却を進めていたのも納得できました。厨園社長も「年頭所感」で、「2008年は不動産業界にとってまさしく激動の年となり、今後は企業がステークホルダーから選別される時代になっていくと考えています」(太字は私)と述べています。既に年初から日本株市場は「激動の年」で・・・不動産流動化以外の保有銘柄も下げが厳しいですが(苦笑)・・・時間は必要なものの春の来ない冬は無く、当面は配当・優待で辛抱(気を紛らわす!?)皆さま、良い週末を↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新年を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年01月11日
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こんばんは♪ 昨年来の最安値更新など低迷続く日本株市場ですが、個人的には6954ファナックの下げがキツイ(涙)。とうとう昨日は連日の昨年来安値更新で2006年以来の10000円割れ(日経225採用銘柄中の値下がり率ランキング、日経平均株価寄与率マイナス・ランキングでそれぞれワーストワン)。元々財務は堅固(2007年9月30日現在の自己資本比率83.9%、営業CF 599億円、現預金5294億円)、業績面でも増収増益(昨年10月に上方修正)・利益率向上(同連結売上高営業利益率40.0%)・増配(配当性向30%以上)と好調ですが、米国の景気後退不安に基づく設備投資減少懸念、1月8日の米国市場大幅下落、円高(ファナックは輸出割合が60%を超えますが、全て円建て取引で、本来は直接的な影響は無いのですが、市場は「円高=ファナックの大きなマイナス材料」と捉えているので仕方ありません・・)などが取り沙汰されていますが、日経平均採用銘柄で寄与度が大きい銘柄であることも要因であると思われます。昨年7月9日に日経平均は18261円98銭の年初来高値をつけ(終値ベース。ザラ場高値は2月の18300円39銭)、信用取引の高値期日(6ヵ月後の今日)と重なったことも大きいようです。ファナック自体の昨年来高値13500円(7月17日)の期日が迫っていることも響いている模様。外国人株主比率も46%と高いので狙い撃ち!?? 今後の受注鈍化を懸念した6141森精機などの工作機械メーカーの下げもきつく、株主としてはじっと我慢の日々です(涙)。ただ今日の日本株市場は米国株大幅下落にも関わらず、後場上昇。余りにも下げ過ぎ・・と思って前場で買ったファナック株の指値返済注文が約定、ささやかですが利益確定(苦笑)。今までは「悪い方にばかり」デカップリング(=日本株だけ大きく下げる・・・)していましたが、良い方にデカップリング(=日本株上昇)してくれると嬉しいのですが・・・。内閣改造で駄目駄目閣僚(額賀財務相、冬柴国土交通相など)すら整理できないような政治では難しいかな・・・。*****[引用開始](太字は筆者による)2008年1月1日◇ファナック、新興国に照準――NC装置サービス体制強化 工作機械などの数値制御(NC)装置世界最大手のファナックは2008年、南米、東欧などの新興国に攻勢をかける。ブラジル、ポーランドにNC装置のサービス会社を07年に相次ぎ新設、インドでもサービス拠点を増やした。新興国で製造業のすそ野が広がり、精密な部品加工に必要な同社のNC装置を搭載する工作機械の稼働が増えていることに対応する。今後も拠点を充実、2010年度に南米、インド、ロシア、東欧の売上高(ロボットなどを含む)を500億円規模に育てる考えだ。 ファナックのNC装置は日本メーカーの工作機械に搭載される形で、世界中に輸出されているほか、同社が海外の工作機械メーカーに採用を働きかけている。現地の従業員教育などを進め、最終ユーザーである機械を使う顧客への保守・メンテナンスなどのサービス体制を強化することで、受注増につなげる。 ブラジルでは「ファナックサウスアメリカサービス」(サンパウロ)を新設した。資本金は約1億円。ファナックが全額出資する米国の保守サービス会社「ファナックアメリカ」(シカゴ)の子会社とした。社員は約10人で、アルゼンチンにも支社を設立した。これまで南米のNC装置保守事業は、ロボット事業を手がけるブラジルの孫会社に同居していたが、独立させた。 ブラジルは自動車業界向けに加え、航空機部品、石油パイプラインや掘削機の加工需要が伸びている。日本の工作機械メーカーのブラジル向け輸出は07年に01年の3倍に膨らむ見通し。 ポーランドでは同社のドイツのNC装置サービス子会社が全額出資し、「ファナックポーランドサービス」を新設した。東欧ではチェコとハンガリーに続くNC装置の保守会社となる。 インドでは07年にNC装置やロボットなどの販売・保守を手がける拠点をジャイプールなど4カ所増やし、計19拠点とした。ロシアはモスクワに三井物産と折半出資でNC装置の販売サービス会社を設立済み。07年は社長に若いロシア人を起用した。 ファナックは工作機械の基幹部品となるNC装置で世界シェア5割を握るとされる。NC装置を中心とするFA部門の売上高は、07年3月期に前の期比15.7%増の2428億円だった。07年9月中間期は前年同期比13.2%増と伸びた。*****[引用終わり]↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新年を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年01月09日
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こんばんは♪昨日は朝も早くから今年最初のゴルフ。暖かく晴天に恵まれ今年も「晴れ女」の面目躍如デス。ただスコアは寄せが全然ダメで(グリーンを行ったり来たり・・)、日本株市場の如く(!?)昨年来の最悪値を更新(涙)。全く今年は記録、記録・・しかも悪い方の記録的な数字が連なる厳しい始まりの相場となりましたね。米国の大統領選挙も夫のビル・クリントン氏も唖然としたというヒラリー候補の惨敗。まだ緒戦ですが、先行きが注目されます。ヒラリーさんは米国の東部名門女子大セブンシスターズ出身の才媛にして有能な弁護士、先の夫の大統領選では当選に貢献した非常に優秀な方だと思うのですが、北朝鮮について「仲良くすればいいじゃない」と昔発言していたのを偶然テレビで見たこともあり(北朝鮮はレアメタルの宝庫という説もありますが)、個人的には余りなって欲しくないです。ビル・クリントン大統領時代は「日本の冬の時代」でしたし(苦笑)。余りにも頭が良くて切れ者、というのは嫌われることもあり、もう少し「可愛気」「愛嬌」があると人気が出ると思いますが、性格的に無理な気もします。ゴルフで一緒だった電子材料関連商社勤務の大学の先輩の話によると、電子・ハイテク業界、特に川下は「原材料高・供給過剰」の厳しい状況がまだ続いているようです。ただ全体を見れば業績以上に売られている銘柄も多いと思われます。焦る必要はありませんが、じっくり良い銘柄を拾っていくのも一考の相場かもしれません。既に報じられている情報ですが、後々振り返るために様々な記録を記しておきます。*****[引用開始](太字は筆者による)2008年1月4日(金)東証大引け・3日続落――下げ幅600円超で大発会最大の下げ 2008年最初の取引となった4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3営業日続落。大引けは前年末の12月28日終値と比べて616円37銭(4.03%)安の1万4691円41銭だった。年末年始の米国株が軟調だったことに加え、外国為替市場で円高・ドル安が進行したことや原油高が投資心理を冷やし、全面安の展開だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3営業日続落で、07年11月22日につけた昨年来安値を更新した。 日経平均は2007年11月21日につけた昨年来安値(1万4837円66銭)を更新し、06年7月19日(1万4500円26銭)以来の水準まで下落した。大発会での下落は2001年以来、7年ぶり。大発会の下げ幅は1949年の東証再開以来、過去最大となった。 年末年始にかけて米国株は大幅に下げ、ダウ工業株30種平均は合計で300ドルを超す下げとなった。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物で期近物が一時1バレル100ドルの大台に乗せ、過去最高値の水準で高止まりしていることも米国経済の減速に対する警戒感を高めた。 東証1部の売買代金は概算で1兆7984億円だった。売買高は同14億2426万株だった。値下がり銘柄数は1662、値上がりが43、変わらずが18。 トヨタ、新日鉄、住金、住友鉱、三菱重、三菱UFJ、みずほFG、ソニー、松下、東芝、三菱商、三井物、野村、三井不、ファストリ、ソフトバンクが下げた。エーザイやブリヂストン、郵船、野村不HDも安く、いずれも昨年来安値を更新した。半面、国際石開帝石、アコム、セガサミー、ファミリーMが上げた。2008年1月2日(水)NY原油が急騰、初の100ドル台に ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は2日正午過ぎ(日本時間3日午前2時過ぎ)、中心限月ベースで初めて1バレル100ドルちょうどを付けた。産油国ナイジェリアの政情悪化に加え、外国為替市場でドルが下落、ドル建ての原油取引の割安感から買いが優勢になっている。 WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は11月末にいったん99ドル台まで上昇した後、いったん下げたが、12月末から再び上昇し、31日は95ドル台で終えた。今年最初の取引となる2日は一気に4ドル超上げた。2008年1月5日(土)NY円、6日続伸 108円55―65銭、雇用統計予想下回る 4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は6日続伸。前日比70銭円高・ドル安の1ドル=108円55―65銭で取引を終えた。朝方発表された雇用統計が非常に弱かったと受け止められ、円買い・ドル売りが出た。 109円台前半で始まった後、円買いが膨らんだ。午前8時半に発表された2007年12月の雇用統計で失業率が前月の4.7%から5.0%に上昇。非農業部門の雇用者数は前月比1万8000人増と前月(11万5000人増)から伸びが急減速し、市場予想(5万人前後の増加)も大きく下回った。雇用の伸びの著しい減速が示され、米景気後退の可能性も意識されたといい、円は107円90銭まで上昇。07年11月27日以来の安値を付ける場面があった。 米株式相場に加え同日の日欧株も下げており、投資家のリスク許容度が低下するとの思惑から円を買う動きもあった。ただ109円台から107円台に急伸した後は、108円台に伸び悩んだ。午前10時に発表された07年12月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が前月から小幅低下したものの、市場予想を上回った。わずかながらドルの支援材料となったとの見方もあった。 円は対ユーロで5日続伸。前日比1円15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=160円05―15銭で取引を終えた。雇用統計を受けて米株式相場が大きく下げたため、投資家のリスク回避傾向が高まるとして円キャリー取引の巻き戻しが出た。 ユーロは対ドルで小幅ながら3営業日ぶりに反落。前日と同じ1ユーロ=1.47ドル台半ばでわずかに水準を切り下げた。雇用統計後に米追加利下げ観測が高まり、ユーロは07年11月29日以来の高値となる1.4825ドルまで買われた。その後、利益確定のユーロ売り・ドル買い戻しが入った。ISM非製造業景況感指数などもドル買いを誘った。(05日 10:37) 2008年1月4日(金)民主はオバマ氏勝利、共和ハッカビー氏・アイオワ党員集会 米大統領選は3日、アイオワ州の党員集会で共和、民主両党の候補選びが始まり、11月4日の本選挙に向けた選挙戦が正式にスタートした。8年ぶりのホワイトハウス奪還を狙う民主党は黒人初の大統領を目指すオバマ上院議員が勝利し、ヒラリー・クリントン上院議員は敗れた。共和党は保守派の支持を集めたハッカビー前アーカンソー州知事が勝利した。 民主党の集計によると、開票率97%の段階でオバマ氏が38%を獲得して当選した。党員集会への参加者は党員登録が増え、前回の12万4000人から倍増し、過去最高の約23万人を記録した。投票率の上昇が、キャッチフレーズに「変革」を掲げるオバマ氏を後押しした。オバマ氏は3日夜、「我々は一つの国だ。変革の時が来た」と勝利宣言した。 共和党ではロムニー前マサチューセッツ州知事がアイオワに総力を投入して先行したものの、一時は泡沫(ほうまつ)候補扱いだったハッカビー氏が昨年末から共和党の大票田であるキリスト教右派の支持を得て急伸した。 2008年1月4日(金)12月の米雇用増、4年ぶり低い伸び・失業率は5.0%に上昇 米労働省が4日発表した昨年12月の雇用統計(季節調整済み)によると、非農業部門の雇用者数は前月に比べて1万8000人増えた。増加幅は雇用回復の目安といわれる10万―15万人を大幅に下回り、雇用者数が減少した2003年8月以来、4年4カ月ぶりの低水準となった。失業率(軍人を除く)は5.0%。前月より0.3ポイント上昇し、2年1カ月ぶりの高水準を記録した。 昨年12月の雇用者数は52カ月連続で増えたものの、増加幅は市場平均予測の7万人を大きく割り込んだ。サブプライムローン問題を発端とする金融不安が響き、雇用の減速も鮮明になってきた。 *****↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、年末年始の行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2008年01月07日
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こんにちは♪ 日本市場も冴えない&情け無い動きが続く中、金曜日の米国市場は下落となりました。まだまだ不安定な相場は続くのでしょうが、シティのSIVのオンバランス化などサブプライム問題の処理は進みつつあるような気はしていますが・・・。さて・・・難しい相場はともかく(苦笑)・・・イー・トレード証券からお歳暮(?)が届きました。ポイントでもらえる「年末ジャンボ宝くじ」です☆ イー・トレード証券:年末ジャンボ宝くじ詳細は「イー・トレード証券のポイントで宝くじ」に書いた通りですが、証券会社には顧客取り込みのために様々なポイントがありますね(「証券会社のポイントで無料航空券!?~マネックス活用」など)。同じ取引をするならば、手数料も含め、上手く利用していきたいものですネ。当たって下さい・・・☆ クロップス:きしめん9428クロップス(名古屋セントレックス)から3月の優待で頂いた3000円相当の東海地区名産品のうち、きしめんを頂きました。大変美味しかったです。色々言われているセントレックス上場銘柄ですが、この優待は色々な意味で?美味しいです。どうもありがとうございました。では、これから忘年会など出かけます。皆さまも良い週末を↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、年末年始の行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年12月15日
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こんばんは♪ 日本市場は5日続落、民主党・小沢代表の辞任騒ぎ=「有権者不在の田舎芝居」(日経新聞11月7日朝刊一面)など、日本市場を左右する外人投資家の日本離れ(マザースには「投機」資金が入っているようですが)が懸念されます。ボロボロの地合&円高に進む中では、昨日、通期業績上方修正・増配・自社株買いを発表した7203トヨタ自動車も、さすがに下げるしか無かったようです(涙)。でも、発表された資料および配信された決算説明会の音声内容限りにおいては、「やはり凄い会社だなー」という感慨を深くしています。株価が騰がるかどうかはまた別の話ですが・・。「トヨタ自動車(1)~北米でも販売台数を伸ばしていた~」「トヨタ自動車(2)~新興・資源国地域で伸長・自社株買い~」明日(9日)からの自社株買いに期待することにしましょうあ・・・今年は国産の松茸が高くて・・・比較的香りの良いカナダ産も売り切れ・・・米国産の松茸で松茸ご飯を味わいました。松茸は松茸ご飯と土瓶蒸で味わうのが一番ですね!!米国産の松茸はカナダ産同様、大きい・・・ なるべく手で裂きます・・あー・・実に美味しかったです・・少し加えた鶏肉と油揚げも絶妙・・[追記]この松茸のお値段は・・・なんと1000円!!結構お安いでしょ!? 日本橋三越で1500円で売っていたものを、家族が閉店間際に安く売ってもらったとか・・。韓国産・中国産は何故か香りが無いものが多いし最近は恐い(?)のに対し、カナダ産は形は余り良くないけれど香りはとても良いものが多いのです。米国産もカナダと地続きなので(?)香りが良いのかもしれませんネ。ではおやすみなさい↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、秋祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年11月08日
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こんばんは ちょっと出かけなければ行けませんので、取り急ぎ・・・ポートフォーリオのページを整理および追記しました。まだ書き込み途中ですが、ご参考まで。ポートフォーリオ(主要銘柄)ポートフォーリオ(株主優待編)↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、秋祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年11月06日
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こんばんは 今日の日本市場も昨日同様、先物主導で(?)後場からマイナス展開と、弱いですね。円高傾向が原因?? 今日から福岡の旅に出ている私は結果を見るだけですが・・・。ただ、ある優秀なストラテジストの検証では、ここ数年はともかく、過去、一般に円高時は株価は結果的に上昇していたそうです。強い企業を選択することが大事ですが・・。今日はたくさん中間決算発表がありましたが、旅先なのでほとんどチェック出来ず。ただ・・7974任天堂は通期業績を第1四半期に続き、再度、上方修正したようですね。配当もさらに増配だそうな・・。任天堂HP最新情報株価は既にかなり高い水準に来ているので乱高下の模様ですね(苦笑)株価がどうなるかは分かりませんが、再度の増配により、期末配当は950円、年間で1090円となりますので、引き続き保有で配当を享受していきたいと思います今日は、蒙古襲来絵詞にも描かれた、防塁を見てきました。文永の役の後、再度の襲来に備え、幕府は博多湾沿岸に約20キロに及ぶ石の防塁を築きます。諸説ありますが、防塁はかなり戦いに活かされたようで、弘安の役では蒙古軍に上陸を許していません。海もきれい・・長年見たかった防塁を実際に見ることができ・・・ちょっと感激。では、明日も早いので・・・。おやすみなさい*****[引用開始]2007年10月25日16:56 ロイター任天堂が通期営業益見通しを大幅上方修正、Wiiが好調 任天堂は25日、2008年3月通期の連結業績予想を上方修正し、営業利益を従来の3700億円から前年比85.8%増の4200億円に引き上げると発表した。ゲーム機の販売が世界的に好調なため。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト20人の予測平均値4216億円とほぼ並んだ。 売上高予想は1兆4000億円から前年比60.4%増の1兆5500億円に、経常利益は4100億円から同59.3%増の4600億円に、当期利益は2450億円から同57.8%増の2750億円に上方修正した。為替の前提レートを1ドル118円から115円に、1ユーロ155円から160円に変更したが、通期業績への影響は軽微だという。 販売好調なゲーム機のうち、据え置き型の「Wii(ウィー)」は年間販売予想を従来の1650万台から1750万台に、携帯型の「ニンテンドーDS」は2600万台から2800万台に引き上げた。専用ソフトの販売本数も、Wii向けを従来の7200万本から9700万本に、DS向けを従来の1億4000万本から1億6500万本に引き上げた。 会見した森仁洋専務によると、通期業績の修正要因はDSよりもWiiの販売状況のほうが大きいという。Wiiは米州地域での売れ行きが好調で、森専務は「とくに米国では納品したその週に売り切れるという状態が続いているのではないか」と語った。それだけに最大商戦期の年末に向けてサブプライムローン(信用力の低い借り手向け住宅ローン)問題の影響が懸念されるが、森専務は「当社にはほとんどないだろう。過去の商品の販売状況を見ていると、景気の変動の影響はほとんど受けていない」と述べた。 また、競合のソニーと米マイクロソフトがそれぞれゲーム機の価格を下げしたことについては「影響はほとんどない。商品の差別化が明確にできており、(追随して値下げする)必要性はないと判断している」と語った。 任天堂が同日発表した07年9月中間期の連結営業利益は前年同期比2.8倍の1887億円だった。Wii、ニンテンドーDSとも全世界で売れ行きが好調だった。 *****[引用終わり]↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、秋祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年10月25日
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こんばんは♪ 前場の堅調が嘘のように後場急落した日本市場(新興市場を除く)。メリルリンチを巡るサブプライム問題懸念が原因のようですが・・。*****[引用開始] [ニューヨーク 24日 ロイター] 米メリルリンチは24日、第3・四半期決算を発表。79億ドルの評価損を計上し、6年ぶりに赤字となった。 純損失は継続事業ベースで23億ドル(1株当たり2.85ドル)。前年同期は30億ドル(同3.14ドル)の黒字だった。 評価損について、メリルリンチはこれまで55億ドルと予想していた。債務担保証券(CDO)のポジション見直しが一段と保守的な評価につながったとしている。 オニール会長兼最高経営責任者(CEO)は、サブプイラムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)市場が引き続き不透明と指摘。「われわれのポジションに伴う残りの影響について、問題解決に取り組んでいる」と語った。 ジョンソンファミリー・ファンズのアナリスト、ビル・フィッツパトリック氏は「メリルリンチのリスク管理の甘さが露呈した。短期的に大規模なレイオフがあってもおかしくない」と話した。 *****[引用終わり]みずほ証券が一転、赤字転落と・・・サブプライム問題は日本の一部企業にも波及しているようですが、本業に真面目に取り組み、企業価値を上げるべく努力を続けている企業は引き続き評価していきたいと思います。たとえば・・・こんな企業:7230日信工業小型・軽量、廉価な新型VSA(NK21V)を開発・量産化平成20 年3 月期 中間決算短信為替レートは円高傾向ですが、「米国景気減速の影響から新車需要の軟化が予想されますものの、一方で、中国・インドを中心としたアジア地域や南米での需要拡大は持続する見通し」で、実際、米国での利益減少をアジア、ブラジルなどで補って増収増益です。利益率も全て向上。15年連続過去最高益を更新しても「折込み済み」で値を下げた信越化学の例もありますので、明日の株価がどうなるかはわかりません。ただ、年2回優待を頂けますし、保有持続です。明日は、保有銘柄では、7974任天堂、5411JFE、7267ホンダ、7296FCC、2811カゴメ、大証金、2737トーメンデバイスなど盛り沢山ですが・・・*****<任天堂ニュースサイトより引用>2007年10月24日(水) 19時53分任天堂が明日中間業績を発表―株価は期待を受けストップ高 任天堂は明日、平成20年3月期の9月中間業績を発表します。今年7月25日時点での業績予想では、売上高6400億円、営業利益1600億円、経常利益1800億円、中間純利益820億円となっています。15時の取引終了に合わせて発表されると見られ、合わせて今後の見通しや方針なども会見で明らかにされる見込みです。株価は63800円まで下落していましたが、明日の発表に期待がかかり、本日の取引ではストップ高の68800円(前日比5000円高)まで上昇しました。会見では、年末商戦におけるWiiやニンテンドーDSの供給状況や販売の見通し、来年3月に開始する「Wiiウェア」などのネットワークサービスの詳細などが期待されます。また、株高が続いていますので、分割については電子化以降としていますが、何らかの見解が聞けるかもしれません。*****明日の決算がどうなるか・・・神のみぞ知るで・・・分かりません(苦笑)。勿論、株主としては良き結果となることを願っていますが・・。ただ・・・明日朝は福岡空港へ。明日から週末にかけて、蒙古襲来絵詞でも有名な蒙古軍に備えた防塁など蒙古襲来の遺跡を中心に、「中世の博多」と「対馬・壱岐」を巡ってきます。メール更新できたらしますネ。それより早く寝ないと・・飛行機に乗らねば!!おやすみなさい↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、秋祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年10月24日
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こんにちは あ~少しビックリしました・・・インドが資金流入規制懸念で売買停止になったことが円高傾向と相俟って急落の要因だった!??まだ影響はよく分かりませんが、「インド経済が悪化・・」といった理由ではなく、相場過熱感に伴う措置のようですから、大きな影響は無いのかもしれません。おかげで(?)急落していた銘柄を幾つか拾い、全体相場は下げましたが、一部利益を確定することができました(信用取引分)。さて・・・欧米市場の反応を待ちましょう。ではではまた↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、秋祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年10月17日
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こんばんは♪ 7974任天堂の追加情報です。10日の岩田社長の講演では、「(Wiiのネット戦略で)コンピューターの接続を低位なコストでサポートする」という下りに同感。コンピューターが苦手は人間(私!)には、コンピューターを何かに接続することですら、不安で困難な作業なのです 本講演で、任天堂が非常に細かく綿密に顧客の調査を実施していることが改めて認識できましたが、コンピューターに弱いと思われるお年よりや女性に配慮した良い戦略だと思いますえ・・とゲームを全くしない自分には、DS、Wiiが好調な販売を持続できるのか、WiiFitがクリスマス商戦の盛り上がりに寄与するのか分かりません(米国でのデモ[You Tube]を見る限りでは、WiiFitは結構良さそうな感じがしましたが)。今後も業績および情勢を見守りたいと思います。[追記1]ポケモンって理屈抜きに可愛いですね 日本の漫画やアニメの特徴に「可愛らしい」ということがあるそうです。何か丸っこくって可愛い・・。日本初の長編アニメは「桃太郎」で、戦中の戦争アニメですが、桃太郎も動物たちも可愛いのですよね。「どらえもん」なんて丸くて可愛いキャラの典型ですネ。(米国の漫画・アニメは可愛くない・・・小さい頃、ポパイのオリーブのどこが可愛いくてブルータスと取り合いになるのか、全く分からなかったです)[追記2]先週から8月(2月)期決算銘柄に続いて、3月期決算銘柄の9月中間決算の発表が始まりました。保有およびチェック銘柄の決算発表日は確認しておいた方が良いですね。ご参考まで東証が中間決算発表予定日一覧表をHPに掲載開始以下、自分の記録のための追加情報確認です:*****[引用開始]2007年10月13日00:10 日経新聞◇ゲーム市場拡大、07年は6800億円に・エンターブレイン予測 ゲーム調査のエンターブレイン(東京・千代田)は12日、都内で開いたセミナーで2007年の家庭用ゲーム市場を6881億円と予測、過去最高だった昨年をさらに1割上回るとの見通しを明らかにした。年末商戦では任天堂の「Wii(ウィー)」がソフトの充実などでゲーム愛好者層も取り込み、さらに販売を伸ばすとみている。 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション3(PS3)」については「薄型テレビが一般的になる09―10年に本格普及する」(浜村弘一社長)と予測。SCEは海外で好調な前世代機種のPS2、携帯機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」への依存が続くとした。2007年10月12日15:27 (NQN)◇任天堂社長:常に環境の変化に対応できなければ、すぐ没落する 任天堂(7974)の岩田聡社長は12日、都内で開催されている日本証券アナリスト大会で「ゲーム開発と経営の共通点」をテーマに記念講演を行った。その中で、数年前までゲーム市場の規模が縮小していたことを踏まえ、「同じ方向のアプローチを継続するといずれ成功しなくなるが、どんな人も組織も成功体験におぼれる。常に環境の変化に対応できなければ、たちどころに没落する」と指摘。「こうした現象は娯楽業界だけではなく、あらゆる産業で起こり得る」と話した。 任天堂は「ニンテンドーDS」や「Wii(ウィー)」といったゲーム機のヒットを通じ、女性や高齢者など新たな顧客層を開拓している。この点について、岩田社長は「ゲームは子供や若い男性が遊ぶものというのが業界の長い常識で、女性やシニアに受け入れられることは常識的に不可能と考えられていた」と指摘。「常識に縛られず、複数の問題を一度に解決できる『視点』を探し出すこと」の重要性を説いた。 また、岩田社長は、家庭用ゲーム業界の黎明期に開発者として数々のソフトを手掛けた経験などを踏まえ、企業経営について「自分たちの強みと弱みを的確に理解したうえで、やった方がよいこと・やりたいことの中から『やるべきこと』を絞り込むために、有限の経営資源を最大限活用できるような優先度の明確化を図ること」と定義した。2007年10月11日 日本経済新聞・朝刊11ページWii、ネット戦略強化――任天堂・岩田社長に聞く、顧客層拡大・維持が必要。 任天堂の岩田聡社長は日本経済新聞記者と会い、年末商戦や今後の成長戦略について語った。一問一答は以下の通り。 ――株式時価総額では国内企業三位、売上高一兆四千億円(見通し)と伸びている。 「(時価総額は)おもしろい提案ができる会社という評価の表れだと受け止めている。ただゲームは陳腐化がはやく、ユーザーが去れば『DSやWiiは一過性のブームだった』と言われてしまう。顧客層を広げ維持しなければ意味がない」 ――飽きやすい消費者をどうつなぎ留める。 「ユーザーは常に新しいものを求める。消費者を驚かせるものを定期的に探せるかどうかが成長のカギ。ゲーム人口を増やすには、居間にあるゲーム機と家族全員が触れる機会を増やす必要があり、Wiiフィットはまさにそうしたゲームだ」 ――ネット戦略強化の狙いは。 「これもゲーム機と触れる時間を増やす仕掛け。Wiiの顧客満足度はネットに接続した方が高い。ニュースや天気予報、世論調査ゲームなど生活に根づいたサービスを提供し、将来ネット接続率七―八割を目指す」 ――これまで熟練者用ソフトが少なかった。 「初心者が取っつきやすく、熟練者でも満足できる大作を用意するなど幅広い層を対象にしたゲームづくりを目指す」 ――SCEの製品値下げへの対抗策は。 「意識していないわけではないが、SCEとは対象の層が違う。価格戦略をどうするかではなく、『ゲームに興味がない人』をどう振り向かせるかを第一に考えたい」2007年10月11日 日本経済新聞・朝刊11ページ任天堂、Wii、ネット戦略強化――接続率来年5割へ、NTTと相談窓口。 新作ソフトを配信 任天堂は十日、家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」のネット戦略を強化すると発表した。ネット利用者を増やすため年内にNTT東日本・西日本とサービス窓口を開設。来春には新作ソフトのネット配信も始め、Wiiのネット接続率を四割から二〇〇八年中に五割に引き上げる。年末商戦では全身を動かして楽しむ新ソフトも発売。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は低価格機投入を表明したが、任天堂はネットと新ソフトでユーザー層の一段の拡大を狙う。 NTT東西と共同でWiiのネット接続に関する相談を受け付けるコールセンターを年内にも開設。回線や機器の手配、家庭での接続を請け負う。ネット経由で提供するサービスも拡充する。 旧作品に加え、新作ソフトをダウンロードで販売する「Wiiウェア」を〇八年三月に始める。新作ネット販売ではSCEの「プレイステーション3(PS3)」やマイクロソフトの「Xbox360」が先行しており任天堂も追随する。 Wiiの国内販売台数は三百五十万台を超え、PS3、Xboxを大きく引き離している。ソフト会社ではSCEから任天堂に乗り換える動きが続いており、カプコンがPS3向けに発売する予定だった人気シリーズ最新作「モンスターハンター3」をWii向けに変更すると発表した。 SCEは巻き返しのため、現行機を五千円値下げすると同時に四万円を切る廉価機の投入を九日に表明。価格下げで初心者ユーザーの獲得を狙うSCEと、ソフト拡充で女性や愛好家を取り込もうとする任天堂の戦略が分かれた形だ。【図・写真】「Wiiフィット」用ボードを手にする任天堂の岩田社長(10日、幕張メッセ)2007年10月11日 日本経済新聞・朝刊11ページ運動40種類以上、健康増進ソフト、12月にWii向け。 任天堂は体重計機能を搭載した「ボード」に乗って四十種類以上のトレーニングが楽しめる新タイプの健康増進ソフト「Wiiフィット」を十二月一日に発売する。居間で有酸素運動やヨガ、筋トレ、体重管理などができる。価格は八千八百円(ボードを含め)。同社は年末商戦での主力ソフトと位置付けている。 また岩田聡社長は携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」に対応した携帯機器向けデジタル放送「ワンセグ」受信カードを年内に発売することを明らかにした。カードを差し込むと、画面で番組を視聴できる。当初は昨年投入予定だったが販売がずれ込んでいた。*****[引用終わり]では、皆さま、良い週末を↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、秋祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年10月13日
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こんばんは♪ 自民党総裁の後任は福田さん優勢の流れですね・・・ただ自民党が「地方への配慮不足が参院選大敗につながった」と分析しているらしいですが・・・ちょっと違うような気がします。地方の元気の無さは「今更」の感があり、個人的には先日書きましたように、むしろ「全てが中途半端」で、良い方向への舵取りが逆戻りして経済全体も停滞してしまった「印象」を与えてしまったことが大きいような気がしています(企業活動、経済は粛々と動いていましたが)。民主党(労働組合)が仕掛けた(?)年金問題の「今更の」噴出も大きく影響したでしょう。まあ・・・私は自民党員でも自民党議員でも無く、総裁選びはなるようにしかならないでしょうが(苦笑)、少しでも安定感ある政権として日本が良い方向に進むことを願っています。☆ 藤野英人さんセミナーさて・・・金曜日の夜は、東証アカデミー(東京証券取引所主催の勉強会)に行ってきました。講師は今年1月と同じファンドマネージャーの藤野英人氏で、テーマは「銘柄選びのコツ」。お話の内容自体は1月とほぼ同じでしたが、藤野さんが薦める「天使の10箇条」:1. 家族に胸を張って投資をしよう。2. 他人のすすめより自分の信念3. 目先の金儲けにとらわれるずに目的を持とう。4. 日頃の勉強が成功の秘訣。5. 自分が感動した商品やサービスに注目しよう。6. 夢がある企業を育てて自分も成長しよう。7. 株主は経営に参加している誇りを持とう。8. 頑張る企業には声援を送ろう。9. 投資は社会参加であり、自己実現の道10. 常に人生を楽しむ余裕を持とう。まさに「投資の王道」だと思いますが・・・今の「日本株をいつでも切り捨てられるPFの一部として保有する外国人投資家」主体の日本市場では・・・投資企業を応援するのは大変です(苦笑)。幾ら好業績でも、割安でも、外国人投資家の「ポジション調整」等でアッサリ売られてしまいますから・・・(涙)。セミナーの後、少し時間がありましたので、その辺りの虚脱感といいますか・・・このまま日本株に投資し続けていて大丈夫なのか、藤野さんにお話ししたところ・・・慰められました(笑)。「皆、同じ気持ちだよ」「全く同じ事を言っているよ」と。SUMCO、森精機製作所にしても幾らなんでも売られ過ぎと思うのですが・・・(涙)・・国内の機関投資家も私たち個人投資家と同じような感慨(「何で、こんなに売られなければならないの?」)を持っているそうです。そして・・・「理不尽だけど・・・それがマーケットだよ」と。そう・・・何兆円も運用しているプロの投資家、短期の投機家等、海千山千の様々な思惑の売り手・買い手が蠢いているのが市場です。そう簡単である訳がありませんね(苦笑)。「ファイティング・スピリットを持ち続けなきゃ!」ん・・・諦めてはいけない、ということですね・・。当面は少しづつでも利益を積み重ねることを大事に、銘柄を見直しつつ、慎重に下がり過ぎたと思われる銘柄も拾っていきたいと思います。藤野さん、ありがとうございました藤野英人「スリッパの法則」プロの投資家が明かす「伸びる会社・ダメな会社」の見方(PHP文庫)↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、秋祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年09月15日
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おはようございます♪ 一昨日の訳分からない下げに昨日の訳分からない上げ(苦笑)・・・市場には理不尽な面が多々あるとはいえ・・・外国人に6割支配され、まるで新興国のような市場の日本ですね・・・。☆ 新日鐵:上方修正&増配えと・・気を取り直して・・・・昨日、5401新日鐵が上方修正&増配を発表しました。先の新聞報道に沿った内容とはいえ、株主にとっては嬉しいものです:平成20年3月期中間期及び年度業績見通し並びに剰余金の配当方針(中間期末)について*****[引用開始]2007年9月6日 23:19 ◇新日鉄、株主配分を拡大――9月中間1円増配 新日本製鉄が株主配分を拡大している。6日、2007年9月中間期の配当を前年同期比1円増の5円にすると発表し、08年3月期通期での増配も示唆した。業績好調で積み上がる利益を配当や自社株買いで株主に配分することで、安定株主を増やす狙い。世界的な再編が進む中、敵対的買収に備える意味もある。 9月中間期の連結経常利益予想は期初計画を100億円上回り、前年同期比4%増の2800億円になる見通し。傘下のブラジル鉄鋼大手ウジミナスが増益に寄与。自動車や造船、機械業界など製造業向けに高級鋼が増え、連結売上高は従来予想を800億円上乗せし、同19%増の2兆3700億円を見込む。 前期は中間4円、期末6円の年10円配だった。年間配当の予想は公表していない。通期の連結経常利益は4年連続で最高益更新となる前期比微増の6000億円を予想。会見した増田規一郎副社長は「予想を達成できれば、株主の期待に応えていける」と、通期で4年連続の増配へ前向きな姿勢を示した。 2007年9月6日 14:47 ◇新日鉄、中間期経常益見通し100億円上積み――通期は据え置き 新日本製鉄(5401)は6日、2007年9月中間期の連結経常利益が前年同期比4%増の2800億円になりそうだと発表した。従来予想を100億円上回る見通し。製品価格の上昇を背景とした在庫評価益の増加が寄与する。中間配当は1株あたり5円とし、前期の4円から1円上積みする。 一方、2008年3月期の経常利益の見通しについては、従来予想の6000億円を据え置いた。増田規一郎副社長は同日の記者会見で「鋼材需要が強い一方、原材料価格が上昇しており、現時点では通期の経常利益見通しに変更はない」と説明した。期末配当については「経常利益6000億円の目標を確実に達成することで期待に応えていきたい」と述べ、増配に含みを持たせた。 9月中間期は、鋼材の出荷増が前年同期比で約500億円の増益要因となる一方、原油や船賃、鉄スクラップなど原材料価格の上昇が約700億円の減益要因に働く見通しという。増田副社長は中間期についてはコスト削減効果と在庫評価益の増加で吸収したと説明しつつ、「価格改定が追いついていない。下期にかけては自助努力と並行して、価格改定を顧客にお願いしていく」との考えを示した。 米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が鋼材需要に与える影響について増田副社長は「アジアの比率が高まっており、米国経済が多少ゆらいでも影響は小さい」との認識を示した。 08年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比12%増の4兆8000億円(従来見通しは4兆7600億円)、営業利益が横ばいの5800億円(同5800億円)、純利益は4%増の3650億円(同3500億円)。*****[引用終わり] ☆ 新和海運:増配バルティック海運指数が8000を超えるなど、恐いくらい好調な海運市況ですが、大幅増収増益を予想している9110新和海運も昨日、3円の増配を発表しました:平成20年3月期 配当予想の修正(増配)に関するお知らせ市況関連株ですが、PER12・ROE32.30%・配当利回り1.33%・売上高経常利益率16.8%と、高収益企業が増えてきた海運株の中でも収益性は高いですね。☆ 原三渓:志高く、人を育て、文化を守り、社会に貢献した「お金持ち」先日、経済評論家の三原淳雄さんの新著について記しましたが、今日の日経新聞夕刊の最終面に掲載されていた横浜の生糸貿易商・原三渓(本名富太郎:1868年(慶応4)-1939年(昭和14))は、正に「志高く、人を育て、文化を守り、社会に貢献したお金持ち」の一人ですね。横浜の三渓園は好きで何度も行ったことがありますが、貴重な建物と庭園が調和しています。入口では住み付いている(?)猫たちが出迎えてくれますヨ。また景観から時代劇の撮影も行われることがあり、忍者が横を歩いていたりもします(笑)。横浜・三渓園 三原淳雄「金持ちいじめは国を滅ぼす」講談社+α新書本書がベストセラーになることで、企業に「投資」する個人投資家が報われる投資環境、証券税制「改悪」を阻止する動きにつながることを心より願っています台風の被害が広がらないことを願っています↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年09月07日
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こんにちは 昨日は本当に酷い下げでしたね 昨夜は国立能楽堂で「夕顔」を鑑賞。ふと一夜を共にした女性が「翌朝になったら亡くなっていた」恐い源氏物語の話ですが、本当にマーケットの恐さを改めて感じさせた日でした。日経平均の下げ幅874.81はITバブルが崩壊した2000年4月17日以来の7年4カ月ぶりの大幅な下落です。「サブプライム台風」の発生地でも無い日本が震源地の米国より酷い下げというのは・・・いうまでもなく、サブプライム問題に絡む円売りによる「急激な円高」のようです。輸出企業は対円で115円を想定している企業が多く、為替差益が寄与したQ1四半期決算でしたから・・・。MyPFも、まさにヘッジファンドの「ロング・ショート」巻き返しの「ロング銘柄」の対象となっている企業が大半ですから(涙)、残念ながら台風の被害を相当受けました 昨年の不動産流動化銘柄の売り局面では「騰がり過ぎた新興株銘柄」だから仕方無いとも思いましたが、超大型株の7974任天堂まで「ストップ安」とは・・・正直、驚きました。バブルが崩壊した1990年の2月、当時証券会社に勤めていた関係で、東証一部全ての銘柄に値がつかない大崩の相場を見た(クイックマシンの株価の欄が全て「-」で表示)経験はありますが、当時は証券会社勤務の身で自らは余り株式投資(売買)はしておらず、実感はありませんでした。今回は当時ほどの酷い下げではありませんが、株式投資額が当時より遥かに増えていますから、大いに実感しています(涙)。ただリスク管理するのがせいぜいで、自分ではとうにもならない問題です。ただ、輸出企業でも、かつて90円の円高に耐えた優秀な企業であれば、こうした状況も厳しい局面はあるものの、乗り切れると考えています。また、6954ファナックのように60%以上と輸出割合が多いにも関わらず「全て円建て取引」(=顧客に為替のリスクを負わせることができる優位性の高さ)で円高リスクが無い優良企業もあります(勿論、世界の景気動向の影響は受けますが)。また、こうした厳しい局面でも、リスク管理がきちっと出来ている投資仲間は結構余裕があり、優れた先達から学ぶことも沢山ありますね。FEDの利下げ(但し公定歩合のみ▼0.5%、FFレートは変えず)で一旦大きく上げた米国市場(欧州株、商品相場も大きく上昇)、月曜日の日本市場に注目です。ただ、自分を含め(苦笑)、個人投資家も、かなり痛手を受けているような気がします。今日はまた午後出かけますが、本週末は、「本当に残すべき銘柄は何か?」「買い増しすべき、もしくはポジションを落とす必要のある企業はあるか?」「相場全体は荒れたが、投資企業に変化はあるのか?」など、相場全体の状況も含め、改めて点検してみたいと思います。ではではまた↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年08月18日
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こんばんは♪。NY上昇で日経平均は迷いつつも上昇していますが、MyPFの主力の一角を占める資源関連株(鉄・非鉄・商社・海運・機械・原子力関連など)の下げが厳しいです(涙)。7月の機械受注が3ヶ月振りの減少でしたし、これまで上昇してきたので売りに押されているのは仕方無いのかもしれませんが、キツイですね7974任天堂は、急騰の反動から下げていましたが、7月(6月25日-7月29日)のゲームソフト・ハード売上ランキングで携帯型ゲーム機「DS」が71万6391台(>6月53万4135台)、据置型ゲーム機「Wii」が同様に39万6752台(>同27万974台)と大きく販売数を伸ばし、ソフト販売数も合計203万7697本と、第2四半期の出足も好調です。今日は、引け後に資源株の一つ、新日鉱が業績の上方修正を発表したのが救い!?☆ 新日鉱ホールディングス(東証一部、5016)石油と金属(銅など)の二本立てを特徴とする老舗企業です:連結業績予想の修正に関するお知らせ平成20 年3月期 第1四半期財務・業績の概況2008年3月期(連結) Q1決算修正予想 当初(本決算時)予想売上高 3兆9940億円(前年同期比+5.0%/上方修正幅+4.8%)←3兆8100億円営業利益 1190億円(同▼10.0%/+16.7%) ← 1020億円経常利益 1900億円(同▼15.3%/+18.8%) ← 1600億円純利益 1050億円(同▼1.3%/+16.7%) ← 900億円EPS 113.29(同▼4.69/+16.19) ← 97.1Q1の利益率は、海外鉱山開発プロジェクトの費用増加でやや低下しましたが、通期予想では、売上高経常利益率が4.8%・ROE14.69%に上昇、自鉱率も引き続き高めていく方針。元々、5713住友金属鉱山など他の非鉄関連企業より収益性は低い企業ですが、PER11.1・PBR1.82・配当利回り1.27%は割安!? 市況関連株ですから、万年割安銘柄ではありますが(苦笑)。今年2月に同社で初めて行われた株主懇談会に参加しましたが(懇談会で出たホテル・オークラの焼き菓子およびお土産のクッキーがとても美味しかったです♪)、その時社長さんから聞いた話で印象的だった点は([]は個人的感想です):(1)石油資源の開発は非常に大変:石油資源の開発は大変コストがかかる割りに、成功する確率が低く、かなり資金余力が無いと凄く難しい。[→やはり石油価格は需給から見て上昇トレンドにあり、少なくとも大きく下落することは考えにくいと思われる](2)銅資源開発の方が石油資源開発よりリスクが低い:銅資源開発のコストは、石油資源開発コストより遥かに低く、成功する確率も石油よりは高い。[これは結構意外でした](3)アフリカはリスクが高い:アフリカは埋蔵資源が豊富であるが、エイズの蔓延が酷すぎること・政治的に不安定なこと等で、開発を進めるには危険が多すぎる。欧米メジャーも同じ考えで、アフリカでの開発は進んでいない。[→逆に言えば、政治的安定が鍵?但し非常に難しそう。](4)南米が有望:同じ資源豊富な地域では、南米が比較的政治的にも安定しており、チリを中心に、今後も注力していきたい。[→一部の国で見られる行き過ぎた反米・国有化志向はリスク?]色々参考になりましたが、(4)の話から、中南米に投資する投資信託(ブラックロック・ラテンアメリカ株式ファンド)を購入したのでした(笑)。株価は年初来(上場来)高値からかなり下げているので、少しは戻して欲しいところですが(他の資源関連株も!!)・・・ロイターによる主要アナリスト10人の予測平均値(1912億円)とほぼ同水準ですので難しいかもしれません。いずれにしてもまた今晩の米国市場次第!?↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年08月08日
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こんばんは♪。NY大幅上昇でも寄り天に近い日本の株式市場(苦笑)。MyPFも8月は厳しいです(涙)。「マネーが右往左往している」不安定な状況はしばらく続くのでしょうか!?でも・・・強い会社はやはり強い。保有銘柄の決算発表は既にピークを過ぎつつありますが、先週発表されたトヨタ自動車(東証一部、7203)、そして昨日の日本製鋼所(東証一部、5631)など、業績好調を示す決算内容でした☆ トヨタ自動車(東証一部、7203)Q1は、売上高・利益とも過去最高。円安効果もありますが、海外販売拡大が寄与、本業の儲けを示す営業利益は前期比+32%増加。売上高で米国GMを抜き、純利益に至ってはGMの5倍。純利益の進捗率は29.8%(前年同期は22.6%)ですが、慎重な同社は業績見直しを据置。当期予想為替レートは115円/米ドル・150円/ユーロも変更せず。500万株・400億円を上限に自社株買いも実施へ。平成20年3月期第1四半期業績概況(連結・米国会計基準)2008年3月期第1四半期決算説明会プレゼンテーション資料自己株式の取得に関するお知らせ利益率も向上しています: 2007年Q1 2006年Q1売上高営業利益率 10.4% ← 9.1%売上高経常利益率 11.3% ← 9.8%売上高純利益率 7.5% ← 6.6%年金など予め決められた国内株の比重を減らす国内機関投資家の機械的な売り(?)等で値を下げてきましたが、PER14.1・配当利回り1.92%・PBR1.90・ROE13.43%と魅力的な水準になっています(苦笑)。*****参考記事[引用開始]日経新聞2007年8月7日「トヨタ、世界生産1000万台に・2008年に」トヨタ自動車は2008年に日野自動車とダイハツ工業を含めた世界生産台数を1000万台超とする計画を部品メーカーに提示した。トヨタが公表している06年の実績から100万台程度増える。最大市場の北米のほか、中国など新興国向けの販売拡大を見込む。トヨタは07年にも販売台数で世界首位の米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜くとみられており、08年も増産を継続してGMを引き離す戦略だ。 部品メーカーには先週末に生産計画を示した。08年の世界生産を1040万台とし、07年計画の974万台から66万台程度上積みする内容。09年に1090万台とする計画も提示した。08年の世界販売も約1000万台の見通しで、06年に12.7%だったトヨタの世界シェアは一段と高まる可能性が強い。 トヨタは06年の世界シェアでトップのGMに0.6ポイント差まで肉薄。今年1―6月の世界販売台数はGMを初めて上回った。ただ今回、部品メーカーに提示した計画にはOEM(相手先ブランドによる生産)分が含まれており、年末に公表する生産計画とは異なる。 トヨタが08年も高水準の生産を見込むのは燃費性能や環境性能の高い同社製品への需要が世界で拡大しているのが背景。最大市場の北米では、カナダの第2工場を08年に稼働させ、多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」を15万台生産する。主力車「カムリ」を生産委託している富士重工業の米インディアナ工場が今秋にフル生産となるほか、既存の海外工場でも稼働率を高めて増産に対応する。 今後大幅な市場拡大を見込むBRICsでは、今冬にロシアでカムリを生産する新工場を立ち上げる計画。中国では5月に天津で第3工場を立ち上げており、今後も需要増に対応して設備投資を続ける。東南アジアの主力市場であるタイでも生産能力を高める。*****[引用終わり]☆ 日本製鋼所(東証一部、5631)1907年(明治40年)、兵器の国産化を目的とした英国アームストロング社・ビッカース社)と日本側の共同出資による国家的事業を創業の原点とする老舗企業。発電・プラント向け大型鋳鍛鋼で独占的シェア(世界12カ国の発電設備を受注)、樹脂機械も世界有数のシェアを有し、大型鍛鋼品の生産能力引き上げ(2009年3月期まで計407億円の設備投資)による減価償却費負担増加はありますが、Q1も順調です:平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況利益率も向上しています: 2007年Q1 2006年Q1売上高営業利益率 18.9% ← 10.8%売上高経常利益率 18.7% ← 10.4%売上高純利益率 13.5% ← 6.4%純資産・総資産とも増えていますが(自己資本比率は33.9%に上昇)、予想ROE・ROAは16.1%・5.5%。保守的な会社ですから、業績の上方修正はありませんでしたが、Q1の進捗率は純利益で中間予想に対して123.7%(前年同期は64.0%)、通期予想に対して60.9%(同22.0%)ですから、今後上方修正が期待されますが、中長期的な業績の伸びを期待しての高PERですね↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年08月07日
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こんばんは♪。サブプライムローン問題によるリスクマネー縮小懸念等で、米国市場が上昇しても、日本市場は非常に不安定な状況が続いています。今日の日経平均の値幅はなんと約347円。ジェットコースター相場にMyPFもそれなりに被害を受けております(涙)7月の日本株市場は結局、全ての指数でマイナスとなりましたが(→「7月市場概観~サブプライムローン問題・為替に翻弄!?~」もご参照下さい)、森(全体相場)および全体のトレンドに注意しつつ、木(個別銘柄)のチェックを続けて行きたいと思います。☆ 新和海運(東証一部、9104)平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況全社が上方修正を発表した大手海運同様、業績好調で通期業績見通しを上方修正しました:2008年3月期(連結) Q1決算修正予想 当初(本決算時)予想売上高 1160億円(前年同期比+9.9%/上方修正幅+1.8%)←1140億円営業利益 199億円(同+32.3%/+25.9%) ← 158億円経常利益 195億円(同+33.6%/+24.2%) ← 157億円純利益 143億円(同+61.5%/+20.2%) ← 119億円EPS 199.04(同+33.34/+14.9) ← 184.14為替レート(下期前提)は、当初予想(\110/US$)から5円円安に引き上げています(\115/US$)。純利益は、原油タンカー売船益等の特別利益計上が寄与していますが、利益率が更に向上していますね: 2007年Q1 2006年Q1売上高営業利益率 19.94% ← 8.56%売上高経常利益率 20.45% ← 8.17%売上高純利益率 20.48% ← 4.8%純資産・総資産とも増えていますが(自己資本比率は46.0%に上昇)、利益が大きく伸びたことで、ROE・ROAも32.3%・15.4%に上昇する見通しです。今回の上方修正通りに推移すれば、通期業績向上モメンタムも前期水準を維持する好決算となる見通しですが、さて・・・。☆ ミツミ電機(東証一部)平成20 年3 月期 第1 四半期財務・業績の概況(含む通期業績見通し上方修正)先日やはり業績上方修正した7974任天堂のゲーム機構部品を製造している会社ですが、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」の大ヒットでゲーム関連の部品販売が急増、厚生年金基金代行返上益92 億4 千2 百万円を特別利益に計上したことが大きく寄与したとはいえ、「部品内製化の加速による原価率の改善と高付加価値化及び海外工場の生産効率の向上により」、第1四半期は営業利益が前年同期比の約6.4倍(94.93億円)、経常利益同670.7%増(96.35億円)、連結純利益同13.1倍(100.03億円)と非常に堅調で、中間および通期業績見通しを上方修正。利益率も全てのレベルで大きく向上しているのも好材料ですね。自己資本比率も61.1%に上昇と財務も改善。 2007年Q1 2006年Q1売上高営業利益率 12.9% ← 2.6%売上高経常利益率 13.1% ← 2.2%売上高純利益率 13.6% ← 1.4%☆ 森精機製作所(東証一部、6141)平成20 年3月期 第1四半期財務・業績の概況今第1四半期の純利益の大幅増加は、昨年の土地売却による特損が無くなったこともありますが、「現在の工作機械業界は、国内においては依然として旺盛な需要が続き、海外においては、ヨーロッパおよびアジアを中心として需要が急速に拡大」「天然資源の開発、インフラの整備、自動車のグローバル生産に伴う需要の拡大、とりわけ航空機産業における需要の拡大が顕著に現れてきており、今後の本格的な航空機の量産に伴い、世界的な部品の供給体制の構築がより一層求められ」る好事業環境の下、「旋盤、マシニングセンタ、複合加工機の需要も好調に推移」、「平成17 年度から平成19 年度の3 年間を実行期間とする中期経営計画(Mori-568PLAN)は、第3 年目も順調に進捗」とのこと。Q1の進捗率は好調だった昨年とほぼ同じで、受注も伸び、堅調なようです。工作機械主要8社受注額推移表:2003年4月~2007年6月☆ 東邦亜鉛(東証一部、5707)平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況住友金属鉱山同様、「自社鉱山率」を高める方針の同社は、三菱商事が大株主ですが、「第1四半期の当社グループの業績は、主力の亜鉛・鉛製錬部門及び戦略部門である環境・リサイクル部門が前年度に引き続き好調を持続したため、増収・増益基調で推移」と概ね堅調のようです。☆ ADEKA(東証一部、4401)平成20 年3月期 第1四半期財務・業績の概況微増と低位安定ですが(苦笑)、高配当銘柄なので現物保有継続です。米国の株式市場が徐々に落ち着いてくれると良いのですが・・・おやすみなさい↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年08月02日
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こんばんは♪ 5月の3月決算銘柄本決算、6月の株主総会シーズンを過ぎたと思ったのもつかの間、今度は第1四半期決算発表シーズン。四半期決算導入は、業績をマメに追えるものの・・・現物株だけでも保有銘柄が約100社ある私には、厳しいです(苦笑) 相場の方は、サブプライム問題深刻化による投資資金収縮懸念・急速に円高方向に振れたこと等で下げています。特に今日の後場は一部で「投売り」の様相も伺えましたが、どうなるのでしょうね。相場の予測など出来ませんが、また米国市場次第、不安定な日々が続くのでしょうか。何があっても、相場についていくだけですが。☆ 7月概観:My PF7月の日本市場は全ての指数が前月比マイナスとなりましたが、のMy PFは、上場来高値更新を続ける好調な国際優良・大型株等のおかげで堅調な日々が続いていたのですが、精査してみると、先週末からの下げが思ったより効いていました(涙)。日本株(現物)のパフォーマンスは前月比で+4.3%・昨年末比では+31.2%となりました(TOPIX同▼3.9%・+1.5%)。(現物株時価総額・信用取引分を除く・保険料・買物・旅行・ゴルフのために一部売却・出金した概算・手数料差引後の数字・配当・確定利益は含みません)非鉄・鉄鋼・商社・機械・海運関連株など主力銘柄が堅調だったのが幸いしましたが、なんといっても予想を上回る第1四半期決算・上方修正・増配を発表した7974任天堂の大幅上昇が寄与しました(→「第1四半期で業績を上方修正する銘柄は大きく上昇する確立が高い!?~任天堂好決算~」「任天堂がストップ高~配当性向50%も鍵?~」も参照下さい)。ただここまで株価が上昇すると、値動きが激しくて・・精神的に鍛えられる銘柄になりました(苦笑)。8868アーバン、8907フージャースは冴えませんでした(涙): 2006年末 2007年6月末 7月末 前年末(前月)比 アーバン \1806 \2245 \1910 +5.7%(▼14.9%) フージャース \146,000 \81600 \63700 ▼56.4%(▼21.9%)フージャースの第1四半期決算は、利益率が低下しましたが、在庫の販売促進・資材および建築費等の上昇を考えると予想されたことです。ただ、株価下落は止まらず昨年末の半値以下に下落(涙)。早目に見切り売って任天堂などの買い増し資金に回していたら・・・とも思いますが、ここまで売られるとは予想できなかった自分の判断ですから、仕方ありません。自社株買い発表・マックスタワー千葉中央の完売・新執行役員選任など材料もありますが、株価の回復にはまだまだ時間がかかりそうです。一流リゾートホテルを経営するアマングループとの業務提携など、株主総会で房園社長が話していた計画通りの展開が続いているアーバンの第1四半期決算発表は8月9日の予定ですが、頑張って欲しい(苦笑)。☆ 7月の新規組入れ銘柄(現物株)え・・・と、7月もまた、5社(優待銘柄3+割安と判断した銘柄2)、保有銘柄(現物株)が増えました。主力の国際優良銘柄と異なり、地味~な会社・小型銘柄が多いですが、自分なりにはバランスがとれて良いかな、と。新興・中小型銘柄で下げ止まったと思われる割安銘柄は引き続き拾って行きたいですね。本当は、最もパフォーマンスのよさそうな銘柄群にタイミングよく集中投資して転がしていくのが効率が良いのでしょうが、自分には難しいので(不可能デス)・・・良さそうと思う銘柄をこれまで通り組み入れて行って保有し続けるだけです。夜も遅いので、取り急ぎ新規組入れ銘柄一覧まで(以前信用で購入し7月に現引きした銘柄を含みます): ○ ペガサスミシン製造(東証一部、6262):優待銘柄・割安ピンチ・・東証一部に留まるため、皆さん、買って下さいませ(笑)。○ カワサキ(大証二部、3045):優待銘柄・割安というか、激安(笑)○ リックス(福岡、7525):割安・九州工場&設備投資関連銘柄○ CHINTAI(ヘラクレス、2420):割安・好業績なのに下げ過ぎ○ 東京デリカ (東証二部、9990):優待銘柄・好業績割安☆ 「日経マネー」掲載先日、日経マネーさんの取材を受け、その内容の一部が7月21日に発売された「日経マネー」9月号の巻頭特集「スパルタ!株相談」に掲載されていますので、ご参照頂けると幸いです。本特集は結構勉強になりますので、購読もオススメします(笑)。ただ、紙面の制約上止むを得ないのですが、いつもの如く、掲載されているのは取材でお話したごく一部ですので、後日補足したいと思います。*****遊び過ぎで(?)時間が無く、自分で自分の首を絞める日々が続き、思うようにブログをアップできませんが・・・これからも宜しくお願いします8月も、皆さんそして私にとって、良き時節となりますように↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年08月01日
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こんばんは♪。参議院選挙、自民党惨敗も・・・「知ったら終い」で(?)日経平均・TOPIXともプラス引け。ただ・・片山参議院議長を破った女性候補(「姫の虎退治」だそうです・・)などを見ていると・・・「参議院不要論」の思いが改めてフツフツと沸いてきます(苦笑)。今日の相場を見ていると・・・やはり業績の裏付けのある(と市場が考える)銘柄が上げていましたね。幸い、本日も、株式現物株のMy PF銘柄は、好調な決算が相次ぎました☆ コマツ(東証一部、6301)2008年3月期 第1四半期財務・業績の概況 [米国会計基準]業績予想の修正に関するお知らせ株価は7月20日に年初来(上場来)高値3990円以来、全体相場の下げに吊られて(?)下げていますが、本日(7月30日)発表された2007年度第1四半期決算は、同業者でやはり上方修正を発表していた6301日立建機から連想された如く、売上高5409億円(前年同期比+25.9%)・営業利益797億円(+48.6%)・経常利益801億円(+53.6%)・純利益565億円(+65.4%)と、堅調でした。世界No.1総合建機会社である米国のキャタピラー社は米国の住宅市場の落ち込みの影響が大きく減益となりましたが、コマツは、米国・日本はほぼ変わらず、欧州・CIS、中国、アジア・オセアニア、中近東・アフリカがインフラ整備や鉱山向け等の需要取り込みで、大幅な伸び(決算短信2ページ)。勿論、円安が寄与していますが、全世界合計の需要については当初計画を上回ると予想(同3ページ)。下期の予想平均為替レートは、ユーロは150 円から155 円に変更しましたが、米ドルは115 円を据置。業績修正幅は任天堂ほどではなくサプライズはありませんが、ファナック同様、全ての利益率が更に向上しています: 2007年Q1 2006年Q1売上高営業利益率 14.7% ← 12.5%売上高経常利益率 14.8% ← 12.1%売上高純利益率 10.4% ← 8.0%財務も任天堂・ファナックのように「無借金」ではありませんが、毎年着実に改善しており、株主資本比率は44.3%に向上。今期予想ROE・ROAも各々23.3%・10.3%に上昇、更に高収益体質になっていますね。好調なQ1決算を受けて、通期業績を早くも上方修正。2008年3月期通期では:売上高 2兆1800億円(前年同期比+15.1%/上方修正幅+3.8%)←2兆1000億円営業利益 3110億円(同+27.1%/+8.4%) ← 2870億円経常利益 3020億円(同+27.7%/+9.0%) ← 2770億円純利益 1980億円(同+20.3%/+8.2%) ← 1830億円EPS 199.04(同+33.34/+14.9) ← 184.14業績モメンタムは、2003年~2004年頃ほど大きくありませんが、世界各地で着実に業績が拡大、利益率・財務も改善を続けていることから、現物株は保有継続方針です。また、コマツは、日立建機同様、昨年も第1四半期発表時に業績上方修正をしていました。「第1四半期で業績を上方修正する銘柄は大きく上昇する確立が高い」という検証データもあるそうですが・・・期待しましょう(笑)コマツの株価と業績の推移☆ JFE(東証一部、5411)慎重な鉄鋼株・JFEにしては珍しく・・・第1四半期決算で上方修正を発表しました:平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況円安が寄与とのことですが、利益率も全て向上していますね。今後は増配を期待しています。☆ 新日鐵(東証一部、5401)平成 20 年 3 月期 第1四半期財務・業績の概況原料市況品コストは引き続き上昇、改正法人法の償却方法の採用に伴い、「従来の方法と比べて、営業利益は7,492 百万円、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ7,819 百万円減少」していますが、業績は概ね堅調のようです。☆ 栗田工業(東証一部、6370)平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況世界的な「水」需要の高まり(ブーム?)から、「水」を扱う栗田工業の株価は大幅にしてきましたが、業績も計画通りに堅調。半導体関連・一般水処理関連とも順調で、受注高は前年同期比+7.4%増加、売上高は同+21.5%、純利益+67.7%増えました。栗田工業は「無借金」の財務優良企業ですが、Q1は利益率も全ての段階で向上(売上高経常利益率12.5%←9.4%など)、自己資本比率も68.2%に上昇。昨年の中間決算事業報告書を読んだ時、「顧客の要望に合わせ的確な対応に徹した事業姿勢」が凄く良いと思ったのですが・・・買い増しておくべきでした(涙)☆ 帝国電機製造(東証一部、6333)平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況上方修正はありませんでしたが、業績は堅調のようです。主力のポンプ事業が好調に推移、Q1の売上高は11.9%増となる一方、原価低減等による粗利率の改善により、増益に加え、全ての利益率が更に向上しています(売上高経常利益率12.4%←9.4%)。円安の恩恵はありますが、受注高も前年同期比20.3%増、受注残高も36.4%増と、堅調ですね。戦前、昭和14年9月に設立された老舗企業で、地味~な会社ですが(笑)、扱う商品は原子力関連(米国で唯一承認されたポンプメーカー)・プラント関連と最先端です。同社のキャンドモータポンプは、「有害な液体や危険な液体を絶対に外部へ漏らさない」という特徴があり、「人や地球環境に最も優しいポンプとして環境問題に大きく貢献」(JR新幹線では同社の車両用ポンプが100%採用など)ということで、環境関連銘柄としても注目しています。☆ ブリヂストン(東証一部、5108)12月決算銘柄ですが、本日、業績見通しを上方修正しましたが、今期二度目です:業績予想の修正についてブリヂストンは、米国のファイアストーン問題で大きく売られた時に、下げ過ぎと思い買った銘柄です。既にかなり上昇している為、現在の株価に割安感は少ないですが、品質・ブランド力等を考慮すると、堅調な業績が予想されるので、保有継続です。☆ 住友商事(東証一部、8053)2007年度 第1四半期 財務・業績の概況(連結)[米国会計基準]ボリビア銀・亜鉛・鉛事業におけるヘッジ評価損140 億円(*)の計上で純利益は減益となりましたが、営業利益が四半期決算を開示して以来の過去最高となる等、概ね業績は堅調です。地味な会社ですけど・・。☆ ペガサスミシン製造(東証一部、6262)平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況☆ ダイオーズ(東証一部、4653)平成20 年3月期 第1四半期財務・業績の概況Q1は、純利益が前期比30.5%減となりましたが、米国部門における買収による営業権償却費用等増加で販売費及び一般管理費増加(前期比+27.1%)等が主因のようで、売上高は24.3%増など堅調で通期業績見通しに変更無し、とのこと。優待株は急ぐ投資で無し、9月のコーヒー優待は頂くことにしましょう他にも決算発表している銘柄があるのですが、投資金額が少ない「放置」株主優待銘柄なので、見て一応確認して終わり(苦笑)。今のところ、欧米市場は上昇基調ですが、朝まで持ちますように↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年07月30日
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こんばんは♪。まーよく下げました(苦笑)。NYダウの大幅下落(▼311.50)を受けて日本市場も日経平均が▼418.28(▼2.36%)等大きく下げ、東証一部の騰落レシオは69.42%と、昨年11月21日の66.27%以来の60%台に低下しました(ちなみに5月18日の下げ局面では74.58%、2月終わりから3月初めにかけての世界同時株安局面では88.94%[3月5日]でした)。円高も進む、進む(苦笑)。対ドルだけでなく、最近利上げをしたポンドまでかなり円が買われたのには少々驚きました。私の外貨証拠金取引(FX)は、ポジションも大きくありませんし、金利差を利用したスワップポイント蓄積狙いなので、引き続き放置の方針です。元々、為替の予想など私には出来ませんので、スイングトレードではなくスワップ狙いのFXですから・・。昨年の11月は、11月20日が底(買いチャンス)となり、日本市場(東証一部を中心とした大型株)は大きく上昇することになるのですが、さて・・・今回は!?ただ、保有現物株(My PF)の業績は、現在発表が進んでいる第1四半期決算の決算短信を読む限りでは、概ね堅調です。今日も下げ過ぎ・・・と思い、6305日立建機および6301小松製作所、6954ファナックなどを買いました。まだまだ不安定な相場が続く可能性はあるのですが、業績が凄く良いので、つい買ってしまいます(笑)。また今晩のNY次第の展開でしょうか。☆ ファナック(東証一部、6954)改めて・・凄い会社です・・・平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況2007年4―6月期(連結決算)は、建設機械や航空機などの設備投資増を背景に工作機械の基幹部品である同社のコンピューター数値制御(CNC)システムが欧州や中国で伸び、ロボット部門も欧州や中国の自動車関連産業向けが堅調で、6 月の単独ベース月間受注高および月間売上高が過去最高、純利益が四半期決算を開示して以来の過去最高になる等、堅調でした[()は対前年同期比%]: 2007年Q1 2006年Q1 売上高 1082億円(+11.8%) ← 967億円(+9.8%)営業利益 452億円(+18.1%) ← 382億円(+12.3%)経常利益 507億円(+22.2%) ← 415億円(+16.2%)純利益 304億円(+24.1%) ← 245億円(+12.7%)EPS 146.30(進捗率28.1+%) ← 114.48(進捗率22.9+%)しかも・・・ただでさえ高い利益率が、全ての利益で更に向上していますが、自社の自動化機械を自ら活用し、設備自動化などでコスト削減が寄与、売上高原価率も44.7%と2.4ポイント低下: 2007年Q1 2006年Q1売上高総利益率 55.3% ← 52.9%売上高営業利益率 41.7% ← 39.5%売上高経常利益率 46.8% ← 42.8%売上高純利益率 28.1% ← 25.3%ファナックは、無借金の上、現金預金等が4890億円あるので、受取利息・配当金・投資利益等が多く、営業利益より経常利益が多いのです。輸出割合が高い企業(売上高に占める海外の割合:65.2%=うち北米15.4%・欧州 18.5%・アジア33.4%・その他0.5%)なのに全て円建て取引(=顧客側に為替リスクを背負わせる)ですから・・・新聞などでよくあるコメントのような「円安メリット」は受けていない数字なのです。ファナックは、住友金属鉱山ほどではありませんが(苦笑)、非常に慎重な予想見通しを出す企業なので、Q1決算での通期業績上方修正の発表はありませんでしたが、Q1の進捗率も昨年度より高いですし、個人的には期待してしまうQ1の数字でしたファナックの株価と業績の推移[追記]HPにあるIRカレンダーによると、7月30日に決算説明会(アナリスト向け)があるので、機関投資家の買いに期待したいところですが。☆ 日立建機(東証一部、6305)好調です:平成20 年3月期 第1四半期財務・業績の概況平成20 年3 月期中間期・通期業績予想の修正に関するお知らせ2008年3月期通期業績上方修正: 売上高 9100億円(前年同期比+20.3%/上方修正幅+4.6%) ← 8700億円 営業利益 960億円(同+22.5%/+6.7%) ← 900億円 経常利益 860億円(同+22.8%/+7.5%) ← 800億円 純利益 480億円(同+31.5%/+11.6%) ← 430億円 EPS 244.75 ← 220.72油圧ショベルの世界需要について、当初計画より増加すると見込む(北米は公共投資・商業施設投資は堅調だが、住宅投資減少の影響を受け当初計画より減少すると予想する一方、中国、インド、豪亜、西欧、ロシア、中東の各地域とも当初計画より伸張、日本も堅調;鉱山機械の需要も、豪亜、米州、欧阿中東において依然堅調に推移)。下期の予想為替レートは、米ドル115円、ユーロ155円。☆ 住友金属鉱山(東証一部、5713)平成20年3月期第1四半期財務・業績の概況2007年4―6月期の連結業績は、非鉄価格の上昇を受け資源や金属・金属加工部門の収益が拡大、売上高が39%増の2963億円、営業利益69%増の609億円、経常利益80%増の714億円、純利益81%増の456億円と、非常に好調でしたが、通期予想は変えず。商品市況は値動きが激しいので、慎重な見通しをせざるを得ないと思いますが、同社の業績予想の元となる商品価格・為替予想は以下の通り、保守的です: 08年3月期予 07年3月期 06年3月期銅($/T) 6000 6970 4097金($/TOZ) 620 628.6 476.6ニッケル($/LB) 16.00 14.02 6.63亜鉛($/T) 3200 3578.7 1614.3為替(TTM)(\/$) 110.00 117.03 113.32ニッケルは在庫調整やロンドン規制当局による価格抑制で調整局面にありますが、他は概ね会社予想を上回っています。尚、同社の連結売上高に占める海外売上高の割合は、32.9%(北米4.8%+東南アジア7.7%+東アジア+19.1%+その他1.2%)です。ブリヂストンと同じく、「事故は買い・事件は売り」で、住友金属鉱山も本体の業務にはほとんど関わりが無かった子会社のJCOの臨界事故の時が絶好の買い場でしたね。私は残念ながら買えませんでしたが(苦笑)。JCO事故後、同社の収益性は、商品価格の上昇もあって大きく改善し続けています(今期予想売上高経常利益率20.8%・ROE22.3%・ROA12.9%など)。但し、商品価格の上昇にオンブしていた訳ではありません。商品価格が低い時期から地道に鉱山開発を続け、「非鉄メジャー入り」を目指して「自社鉱山率を高める(=川上を保有する)」同社の長期戦略が実を結びつつある、と考えています。新日鉱ホールディングスの会社説明会でも鉱山開発のリスクとコストについて話を伺いましたが、鉱山開発は、長い時間とコストがかかり、更に開発に着手した鉱山か有望か否か判断が難しいという、非常にリスクのある事業で、技術と経験、大きな資本力が必要なのです。☆ 住友チタニウム(東証一部、5726)平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況(非連結)残念ながら、昨年のように大幅な上方修正は無く、株価は低迷が続いていますが、「民間航空機向けを主体に国内外の展伸材向け需要が依然好調で需給はタイトのまま推移」、「引き続き安定操業によるフル生産・販売に最優先で取り組」む等、業績は非常に好調で、今期も二桁増収増益予想です。また、高い利益率が全ての利益レベルで更に向上しています: 2007年Q1 2006年Q1売上総利益率 49.8% ← 48.4%売上高営業利益率 40.5% ← 38.8%売上高経常利益率 40.1% ← 38.5%売上高純利益率 23.4% ← 22.9%チタンは非常に有望な素材であり、また参入障壁の高い事業です。特に日本のチタニウム生産技術は世界的に見ても非常に高く、効率性の面で優位にあり、現物株は保有継続方針です。また、同社は、多結晶シリコン生産でも大手ですが、財務優良企業ですので、チタンおよび多結晶シリコンの生産設備増強投資は基本的に自己資金で賄っています。ではまた↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年07月27日
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こんばんは♪。サブプライム・ローン問題の深刻化懸念で米国市場が大幅に下落(▼226.47)、更に為替の円高傾向等から、予想通り(?)日本市場も窓開け大幅下げで始まり、日経平均は一時200円を超す下げ。但し9:49安値17733.96後はもみ合いつつも徐々に値を戻す展開。18000台回復はなりませんでしたが、好業績銘柄には押し目買い等が入り値を戻すものも多かったようです。大阪の天神祭りの頃が株価の底(「天神底」)となるそうですが、また今晩のNY次第の展開でしょうか。8868アーバンの開発物件巡り、投資信託最新事情など、ブログに書きたいことは溜まる一方なのに・・・今週からMy 株式ポートフォーリオ(以下、My PF)でも、3月本決算銘柄の第1四半期決算発表が始まってしまいました(苦笑)。ただ、堅調な業績の企業が多く、ありがたいことです。☆ 日信工業(7230、東証一部)平成20 年3 月期 第1 四半期財務・業績の概況ホンダ系車両ブレーキ大手の日信工業は、2005年の10月にコード番号の似ているトヨタ自動車(7203)の株価をチェックしようとして、キーの押し間違いで「偶然」発見した企業(本当の話ですヨ)。業績・財務数字を見たらなかなか良さそうだったので、即買い。その後、2006年3月に1→3の株式分割を行い、株価も堅調に推移してくれている自分にとっては大変「ツイている」銘柄です。今第1四半期も、前年同期比で売上高が+11.7%増、営業利益+14.9%増、経常利益+19.1増、純利益+30.1増と堅調です。更に、売上高に対する利益率も全て向上と言う事なし、です。Q1の決算短信で興味深かったのは、業績に占める割合はまだ低いのですが、「その他」の地域の売上高・営業利益が前年同期比で各々+30.6%・+61.5%と最も増えていたことです(決算短信3ページ)。同地域の大幅増収増益の主因は、ブラジルでの販売好調ということで・・・保有している投資信託「ブラックロック・ラテンアメリカ株式ファンド」の好パフォーマンスと通じるところがありますネ。日信工業は時として何故か信用売りが増えて値を下げるのですが、最近も信用倍率が0.81と売り込まれ値を下げていました。信用取引で買い下がり、上場来高値を更新した今日、利益確定。現物株は勿論、保有継続です。☆ 任天堂(7974、東証一部)期待先行・テクニカル無視(?)で上場来高値更新を続けていた任天堂ですが、今日(7月25日)発表された第1四半期決算および上方修正、増配のIRは、期待を上回る嬉しいサプライズでした:平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況業績予想の修正に関するお知らせ平成20年3月期(第68期)配当予想の修正のお知らせ売上高3404億円(前年同期比+160.0%=約2.6倍)・営業利益906億円(+214.7%=約3.1倍)・経常利益1314億円(+302.3%=約4倍)・純利益802億円(+416.0%=約5倍)と・・・DSおよびWii、そしてソフトの販売好調から予想されていたとはいえ、凄い業績の伸びです。その余波で(?)トランプ・かるたの売上高も大幅に増加しているのは面白いですね(決算短信6ページ)。営業キャッシュフローは法人税の支払いなどで減少しましたが、元々「無借金」で余剰金豊富な財務超優良企業。現金等が7501.57億円と更に増加。自己資本比率は71.9%。好調なQ1決算を受けて、中間・通期業績を早くも上方修正。通期では: 売上高 1兆4000億円(上方修正幅+22.8%) ← 1兆1400億円 営業利益 3700億円(同+37.0%) ← 2700億円 経常利益 4100億円(同+41.4%) ← 2900億円 純利益 2450億円(同+40.0%) ← 1750億円 EPS 1915.56(同上) ← 1368.22上方修正の結果、2008年3月期の業績は、前年同期比で売上高+44.8%・営業利益+63.7%・経常利益+41.9%・純利益+40.6%と、大幅な伸びが予想されることになりましたね。昨年度は3回の上方修正となりましたが、まだまだ人気の出そうなソフトの販売も控えており、今年も業績は期待できそうです。利益率は日信工業のように全て更に向上とはなりませんでしたが、下記表にもある如く、売上高経常利益率で29.3%と引き続き高水準です。また、今期予想ROEが22.0%、ROAが15.8%に向上しており、更に高収益となりそうです。任天堂は7月24日付け日経新聞の一面にありました如く、「連結営業利益の33%か連結純利益の50%の高い方」を基準に配当を行う方針ですが、業績上方修正で、年間配当も4月の本決算発表時の700円から960円に増える見通しとなり、今日の終値ベースで配当利回りは1.58%に上昇。いよいよ「単位株当たり10万円配当」も夢ではない!?経常利益が営業利益より多いのは、円安の恩恵を受けた為替差益によるものですが、今期の想定為替レートを1ドル=115円から118円、1ユーロ=150円から155円へ変更したことも利益を押し上げた要因となったようです。118円を下回る円高はリスク要因となりますが、為替動向は・・・・分かりません(苦笑)。ゲームを全くやったことが無く、DSもWiiも持っていませんが・・・任天堂には足を向けて寝られません(笑)。追記:結局、本日(7月26日)はストップ高(6万1800円ストップ高比例配分、12万株超の買い物を残す)で引けました(驚)(→ご参考まで「任天堂がストップ高~配当性向50%も鍵?~」)☆ ホンダ(7267、東証一部)日信工業の好調さから同社の大株主でもある本田技研工業(以下、ホンダ)の好業績を期待していましたが、堅調。業績予想も減益から増収増益に上方修正、最高益を更新する見通しになりました:中間期および通期業績予想の修正に関するお知らせ2007年度第1四半期連結決算報告書2007年度第1四半期決算説明会(資料)円安の恩恵が大きいですが、株価の戻りを期待したいですね。上記プレゼンテーションの音声付き動画は明日(7月26日)にHPに掲載される予定なので、聴きたいと思います。他にも、やはり高収益企業のアイチコーポレーション(6345、東証一部)が純利益58.3%増と好調(平成20年3月期第1四半期財務・業績の概況)、アドバンテスト(6857、東証一部)もまあまあ(平成20年3月期第1四半期財務・業績の概況)、と決算発表は続きますが、今日はこの辺で・・・。明日(7月26日)は7751キャノン、6305日立建機、5726住友チタニウムなど、明後日(7月27日)は5713住友金属鉱山、6954ファナックなど・・・主力保有企業の発表が続き、「決算短信オタク」の日々となります。疲れます(苦笑)。おやすみなさい↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています上記「天神祭り」の案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年07月25日
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こんばんは♪ 空売りの買戻しもあったらしいとはいえ、さすがにNY市場が283.86ドルも上げれば、日本市場も騰がりますね(笑)。「参議院選挙」という重し(?)があるので、またザラ場の高値(2月18300円39銭)を抜けませんでしたが、大型株を中心に大きく上昇。しかし・・・7974任天堂がいきなり51000(=前日比+1350)で始まるとは・・・!!いくら米国最大のゲーム・ショー「3E](サンタモニカ)での評判が高いとはいえ・・・驚きました いずれ・・と思って設定しておいた指値(51000)が約定(信用取引、現物は保有継続です)。信用返済売り利益の一部で、以前信用で買って置いたカワサキ(3045、大証二部)を現引きすることができました。任天堂様、いつもいつも本当にありがとうございますカワサキ(3045、大証二部)は、南ドイツのブランド・タオルを委託製造・販売している大阪・泉佐野市の企業ですが、創業者はタオル会社の六男。基本的には輸入企業ですが、ユーロ高もヘッジしてあるので、為替差損はほとんど無いそうです。優待品は100株以上タオル二枚(3,780円相当)。土地売却益を含みますが、PER4.8倍・PBR0.7・配当利回り2.46%・優待+配当利回り3.7%と割安と捉えています。上記「3E」では、いよいよ健康のための運動ソフト「Wii Fit」が発表されましたね(宮本専務がプレゼンテーション)。期待していますおっと・・・これから古楽器(チェンバロ)のコンサートです。皆さまも良い週末を↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年07月13日
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新規組入銘柄が一つ抜けていました[追記]で書きました。おはようございます♪ 5月の本決算発表を終え、6月は株主総会シーズン。現物だけでも保有銘柄が約100社ある私は、体がいくつあっても足りません しかも皆、10時開催・・・。相場の方は、米国市場がサブプライム問題等で軟調になっていますが、日本市場は上げ下げを繰り返しながらも日経平均がようやく終値ベースでも18000円台回復・小型&新興市場底入れの兆しと、比較的堅調に推移しているようです。先のことは分かりませんが・・。☆ 6月概観:My PF6月は、My PFでも、上場来高値更新を続ける好調な国際優良・大型株だけでなく、8868アーバン・優待株など新興・小型株も値を戻してくれたおかげで、日本株運用のパフォーマンスは前月比で+5.0%・昨年末比では+25.8%となりました(TOPIX同+1.1%・+5.6%)。(現物株時価総額・信用取引分を除く・保険料・買物・旅行・ゴルフのために一部売却・出金した概算・手数料差引後の数字・配当・確定利益は含みません)非鉄・鉄鋼株は冴えませんでしたが、引き続き7974任天堂(→「国際優良株と海外メディア~任天堂の動向を追う~」も参照下さい)、および6301コマツ、6305日立建機、6141森精機などの機械銘柄(→「資源関連株としての建設機械銘柄~日立建機・「4点セット」コマツ~」)、更に8058三菱商事(→「資源だけではないが・・日本の投資銀行~巨額の受取配当を享受する三菱商事~」)、8031三井物産など大手商社株も堅調で、上場来高値更新が続きました。好決算・中期経営計画を発表した8868アーバンコーポレイションも引き続き上昇、ようやく年初来高値(2月23日2100円)を更新してくれました(6月高値2345円)。ただ8907フージャースは下げ止まったとは思うものの、冴えません(苦笑)。 2006年末 2007年5月末 6月末 前年末(前月)比 アーバン \1806 \1930 \2245 +24.3%(+16.3%) フージャース \146,000 \87,000 \81,600 ▼44%(▼6.2%)先週、フージャースの株主総会に行きましたが、具体的な話が少なく、株価の回復には時間がかかるかもしれません。アーバンは株価上昇で、信用整理が進み需給も良くなって来ました。☆ 6月の銘柄売買・新規購入銘柄5月の決算短信オタク(笑)の後、6月は株主総会オタク・・・といきたいところですが、ただでさえ銘柄数が多すぎる上に、株主総会は平日開催が多いのでそうそう行けません(涙)。優待を新設する企業がありましたので・・・5月の海運・原子力発電関連銘柄(→「ウラン、カザフスタンと原子力関連銘柄投資」)に加え、また6月もまた、幾つか保有銘柄(現物株)が増えました(以前信用で購入し6月に現引きした銘柄を含みます): ○ きょくとう(2300、ジャスダック)売られ過ぎ?好業績割安&好配当銘柄(PER9.4・PBR0.97・配当利回り2.24%・ROE10.22%・売上高経常利益率7.1%・無借金)・優待株(優待+配当利回り4.5%)として購入 ○ ソルクシーズ(4284、ジャスダック)優待新設(5月29日付け、6月&12月100株以上保有株主に新潟産コシヒカリ各3キロ=計6キロ=最低約\2400相当)・バリュエーションもそこそこ(PER13.4・PBR1.92・配当利回り1.57%・ROE15.48%・売上高経常利益率10.2%・自己資本比率51.6%だが借金返済進む)・年2回優待で優待+配当利回り6.6%・購入後に業績上方修正してくれて・・・一層、割安になりました。○ ダイオーズ(東証一部、4653)割安&好配当銘柄(PER11.7・PBR1.3・配当利回り2.17%・ROE11.1%・売上高経常利益率8.2%・無借金)・6月末分割(1:2)で、優待(9月、300株以上レギュラーコーヒー100杯分)が取得しやすくなった為、分割前と分割後に分けて購入しました。ドトール、石光商事、スターバックスなど、コーヒー優待銘柄が充実してきましたヽ(´▽`)ノ[追記]○ SRIスポーツ(東証一部、7825)私自身のゴルフクラブは、藍ちゃんモデルで有名なライバル・ブリヂストンスポーツ「Tour Stage」で同社のゼクシオは使っていませんし、銘柄自体の株価も業績も今一つ冴えないのですが・・・退職世代のゴルフ熱&優待(年2回3000円相当の自社製品等、今年6月は株主限定ゼクシオのゴルフボール)に期待して保有銘柄に組入れました。さすがにここから大きく売られることも無かろうかと・・・(PER10.2・PBR1.45・配当利回り2.94%・ROE12.2%・売上高経常利益率11.3%・配当+優待利回り7.4%)*****最も株主総会が集中した6月28日・・・7974任天堂、5713住友金属鉱山、8868アーバン、6370栗田工業(懇親会付)などなど・・・結局、私は以下が名物の場所の企業に行きました:名物・お好み焼き搭乗時刻まで僅かしか無いのに・・・どうしても食べたくて・・・広島空港のお店で注文。案の定、熱々のお好み焼きは半分しか食べられず・・・残り半分はお土産にしてもらいました。家に帰ってから、オーブンで温め直してまた頂きましたが、とても美味しかったです当日は、投資仲間4人で、株主総会後に広島市内にあるアーバンの開発物件巡りを敢行任天堂の岩田社長の大変素晴らしかったという応対振りは残念ながら見られず(涙)・・・住友金属鉱山にも「2年前から公開されていない菱刈鉱山の金埋蔵量は一体どのくらい積み上がっているの?」とも聞けませんでしたが(笑)・・・株主仲間の皆さまのおかげで、非常に充実した楽しい一日でした♪ 詳細はまた後ほど・・一年も約半分が過ぎ、夏本番の7月、そして年後半も、皆さんそして私にとって、良き時節となりますように↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年06月30日
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こんばんは♪ フージャースの株主総会の様子を書きたいのですが・・・何かと忙しい日々で(汗)・・・そして明日は株主総会が最も重なる28日(木)。保有銘柄でも、7974任天堂、5713住友金属鉱山、6370栗田工業、8868アーバンコーポレイションなど・・・5社以上重なっています。体が複数ないと行けません(涙)株主総会は、経営トップの話を直接聞ける貴重な機会なのですが・・・本当に困ったものです。やはり株主である家族が行った日立建機、日本水産などの報告と合わせ、28日の様子は後ほど報告しますではではまた♪↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年06月26日
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おはようございます♪ 金曜日の日本市場は6連騰後、さすがに反落。昨晩のNY市場は下落したので、恒例の月曜日上昇は今回は見られないのか、注目しています。しかし、7974任天堂(チャート)が強いです。現物株は引き続き保有継続方針ですが(高配当も嬉しいので・・・)、信用取引では、今日は約定しないだろうと上の方で入れておいた指値で売却できたり、2005年の11月~12月のアーバンの急上昇相場の感触と似てきました。任天堂は無借金・豊富な剰余金を持つ高収益企業(予想ROE15.8%・売上高経常利益率25.4%・ROA11%)かつ好業績は続くことが予想されますが(為替リスクはあります)、信用取引は慎重に行きたいと思います。☆ 8053住友商事:株主総会実は、私自身は行けなかったのですが、やはり株主である家族が行きました。総会は特に問題なく終了したそうですが、お楽しみはコンサート♪日経新聞の記事にも取り上げられていましたが、本社があるトリトンスクエアには第一生命ホールがあり、総会に引き続いてミニクラシック室内楽コンサート(ヴィオラ四重奏)がありました。曲目はG線上のアリアなど、一般に知られている名曲が多く、大変良かったそうです。また、お土産の「品」はありませんでしたが、トリトンスクエア内で利用できる「金券1500円相当」が頂けたそうで、金券を利用して、美味しいお寿司(ランチ1000円)を味わい、パン(500円くらい)をお土産に買ってきてくれました。来年は一緒に行きたいですネ。住友商事は、同じ財閥系でも、収益性・規模では三菱商事より低く、派手さ(?)では三井物産に劣りますが、なかなかバランスのとれた堅実経営です。好業績・高配当でもありますので、優待はありませんが、長期保有方針です。☆ 8907フージャース株主総会今日23日(土)は、フージャースの株主総会&会社主催懇親会があります。自己責任ですが、今年の私の日本株投資のパフォーマンスの足引っ張り度NO.1の銘柄ですので(涙)、今後の投資方針を決める参考にするためにも、行ってきます。ではではまた♪↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ
2007年06月23日
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こんばんは 今日は陰線日足となったものの、日本株市場は3月以来、久々の3連騰。出来高も3兆円を超え、漸く出遅れ修正!? 業績好調・高収益性から見直し買いが入っているコマツ(6301)は連日の高値更新(→詳しくは「好調な経済圏の恩恵を受ける企業に投資する」を参照下さい)。明日は全体相場も一服でしょうか。それとも・・!?さて・・・7974任天堂が先週、当面の高値メドとされていた40000円を超えたと思ったら・・・あっという間に42000円を超えてきました。持株の評価額が増えるのは嬉しいですが、ちょっと凄すぎて・・・実感がありません(笑)。☆ 投資はちょっとした気付きから・・ゲーム機に触ったこともなく、ゲームも全くしたことが無い私が任天堂に投資したきっかけは、70代の母の友人が「DSに嵌っている」という話を聞いたことがきっかけでした。70代のおばあさんがゲームとは!??何でも凄く面白くてお孫さんと取り合いだとか・・。ヤフーの掲示板は、ご存知の通り、大半が「石」の投稿ですが、銘柄によっては「玉」の投稿が多い掲示板もあります。ヤフーの任天堂掲示板で、岩田社長の人と成りに興味を持ち、岩田社長に関する様々な情報を読み込んでいった結果、現物株保有の判断となりました。任天堂は、輸出割合の多い企業で為替動向に左右されるリスク等はありますが、無借金・キャシュリッチ(現預金6887億円)・高収益(予想ベースROE15.88%・売上高経常利益率25.4%)で、日本企業としては好配当(1.7%)なので、現物保有持続方針です☆ 明日はアーバン本決算発表明日5月24日(午後3時)は、いよいよアーバンコーポレイション(8868)の本決算発表です。好決算を期待した買いで(?)、2月23日の年初来高値2100円から4月後半には1400円台まで低迷していた株価はこのところ上昇、値を戻しつつあります。昨年は決算発表延期騒ぎでエライ目に遭いましたが(苦笑)、今年は予定通り、かつ好決算(今期も二桁増収増益予想など・・)を発表して下さいね!!
2007年05月23日
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こんばんは 今日、非鉄・鉄・商社・海運・不動産などの保有銘柄の多くが上昇という嬉しい日でしたが・・・夜パソコンをつけたら上手く立ち上がらず・・・「また故障!?」と昨年の悪夢が蘇りましたが、DELLのテクニカルサービスに電話して本体の無事を確認、使えるようになりました 昨年のデータ消滅には本当に懲りたので今はUBSでデータバックアップをとっていますが、やはりパソコンを使えなくなるのは困るので、早急にノートパソコンを買いたいと思います。ノートパソコンを買う資金を提供してくれる中心的銘柄は・・・創業天正18年(1590)に遡る住友家の本家にして往年の仕手銘柄「別子」(金山を巡る相場師・是川銀蔵氏の銘柄として有名)である5713住友金属鉱山です(笑)。今日で5連騰、売買代金は約1184億円でトップ、220円高の2930円の高値引けでした。素直に喜びたいと思います。別子様、ありがとうございます上昇が続いたことでテクニカル的には過熱感が出ていますし、2005年末~2006年初めの8868アーバンコーポレイションなど不動産流動化銘柄の熱狂相場から学んだことを活かして、明日以降は慎重に利益確定していきたいと思いますが(信用買建て分・現物は保有持続)、「資源」という実財産を持っていること・好業績&低PER&好配当なども上昇の背景のようです。また、有力出資鉱山の一つ、米国アラスカ州のボコ金山の稼動が順調に進んでいることもプラス材料になったようです。5月9日付リリース「ポゴ金鉱山の追加工事完了と操業度上昇について」何より凄いのは保有資源の価値です。私は低PBRを主眼にした投資はしないのですが(投資企業業績に成長性・高い収益性などが無ければ、単なる低PBR株には投資しない、という意味です)、資源株は保有資源資産の価値が重要なのは言うまでもありません。別子の名称は、元禄4年に稼動開始した四国・新居浜の別子銅山(昭和48年閉山)から来ており(→「お家大事!!の株ですが・・・」)、菱刈金山(鹿児島県)でも有名ですが、4月27日に出された平成19年3月期本決算の決算短信の何処を探しても菱刈鉱山の記述・言及は一切無いのです。勿論、現在の別子の主力はニッケル、銅なのですが、金も重要な資産であることは言うまでもありません。菱刈鉱山の埋蔵量は新しい鉱脈が数年前に発見されて以来、更新(公表)されていないのでよく分からないのです。埋蔵量というものはあくまでも推定に過ぎませんが、余りの埋蔵量に隠している?との噂が絶えません(苦笑)。真相は分かりませんが、数年前に野村證券が別子の保有資源価値を「3兆円」としたところ、別子が「そんなに少なくない」と文句を言ったという話があります。最近では、三菱UFJ証券(溝上泰吏アナリスト)が5月7日付けレポート(カブドットコム証券に口座を持っていると無料で三菱UFJ証券のレポートが閲覧できます)で:「同社(別子=住友金属鉱山)の資源価値は従来、保守的に04年度ベースで5兆円程度と試算していたが、海外鉱山の権益獲得が進んだため、今回06年度ベースで試算しなおすと資源価値は10兆円を上回る規模となっている。」(レポートから抜粋)10兆円・・・!?別子の時価総額(5月9日終値ベース)は1兆6958億円なのですけれど・・・「埋蔵量(銅293万トン、ニッケル156万トン、金243トン)をベースにそれぞれの市況をかけて資源価値を算出」ということです・・。勿論、商品市況には投機資金も多く流入しており、景気によっても大きく変動する可能性(リスク)があります。ただ、別子の超保守的な業績予想および中期経営計画に対して(といっても・・今期(08年3月期)については、マイナス予想と決め付けていた市場を「良い意味で裏切り」、今期純利益予想を意外なことにプラスと出してきましたが・・・)、同証券は、今期経常利益について「前年度比46%増の3000億円」と会社予想(同3%減の2000億円)を上回り、EPSも会社予想(221.2円)を大きく上回る324.8円と予想、「レーティング1を継続」、目標株価は「非鉄業界の平均PERである13倍を採用」し、従来の3000円から4200円(今後12ヶ月間)に引き上げました。(「企業は意外に強気な見通し!?~4月の決算発表から~」)勿論、証券会社の目標株価通りに株価が動く訳ではありませんが・・・・ホルダーにとっては嬉しいレポートですね。ん~・・・今日までの売買利益は再び投資(株式現物、外国株の投資信託、FX、外債など)に回してしまったので、慎重に対応しつつも明日にも期待していますが・・・やはり今晩のNY市場次第でしょうか。温泉、亀戸天神様の藤の花、ダヴィンチの名画など書きたいことは沢山あるのですが、今週は相場からも目が離せないようです
2007年05月09日
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こんばんは♪ ゴールデンウイーク終わりにまた箱根に行ってきました。勿論、持株の9616共立メンテナンスの直営宿泊施設「水の音」。やっぱり温泉は良いですネ。ところで、今日の日本市場は、好調な米国他、世界の株式市場動向を受けて?大幅高でしたね。5713住友金属鉱山、6301コマツなどが上場来高値を更新する等、市場の予想を上回るサプライズ決算を出した銘柄は引き続き買われていましたが、やはり好決算銘柄には素直に買いが集まっていたように思います。商社も買われてきたので嬉しいです☆ 6141森精機製作所:「4点セット」好決算本日、午後2時過ぎに平成19年3月期決算を発表した持株の6141森精機製作所も大きく上昇。資源関連銘柄としても保有している6301コマツ、7230日信工業などと同様、好業績(好財務)・上方修正・利益率上昇・増配の[4点セット]決算・・買われるはずです。平成19年3月期決算短信剰余金の配当に関するお知らせ森精機は2005年春頃、工作機械銘柄にしては低PER・高配当・好財務だったことから購入しましたが、今回の好決算で営業CF増加&有利子負債減少で自己資本比率が77.2%に向上し更に財務状況が向上かつ好業績も続く見通しですので(売上高経常利益率は14.9%、ROE12.8%、配当利回りは1.5%に上昇)、現物株は持続です。ただこのところ株価はかなり上昇してきているので、先回りして買っていた信用分は明日手仕舞いする予定です。一方、8907フージャース。今期予想が+2.2%では・・・いくら利回りが1.9%とはいえ(←高配当銘柄という訳ではなく株価下落によります・・)・・下方修正を避けたい保守的な見通しとはいえ・・売られても仕方ないかもしれません(涙)。
2007年05月07日
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こんばんは♪ 今日も弱い日本市場ですが・・今晩の欧米市場は上昇中。明日こそ騰がって欲しいですが・・様子見が続くのでしょうか。先週末に行ったゴルフは雨の予報が幸運にも晴れ、美しい新緑の中で気持ちよくプレーが出来ました。ようやく新しいクラブ(宮里藍ちゃん愛用のTour Stage)にも慣れてきて、スコアも恥ずかしながら私にしては良い103。OBも池ポチャもありましたが、久々にロングでバーディーが取れて嬉しかったですお天気が良く気持ちよかった~ ツツジも満開ゴルフ場のネコものんびり・・・今週から本格化した3月期本決算(もしくは12月期第1四半期および8月期中間決算)発表ですが、今のところ持株の決算内容は概ね堅調です。キャノンは通期見通しの上方修正を好感して年初来高値6750円に顔合わせ、今期増収増益および増配見通しを受けて日信工業は+230円(+8.07%)の3080円に上昇と大幅高でした。素直に嬉しいです決算は、やはり好業績(好財務)・上方修正・利益率改善・増配の「4点セット」であることが望ましいですね。第1四半期で全ての利益率が向上・早くも通期業績の上方修正を発表したキャノンも凄いですが、特に円安による利益も寄与した企業が多い中で円建て取引(=為替リスクを全て取引先に負わせている)のため円安効果の上乗せ無しに今回も4点セットを達成したファナックは、円高に影響を受けない輸出企業であり、やはり優れた企業だと改めて思います(詳しくは「再び『4点セット』決算、しかも円安効果抜き」を参照下さい)。主な保有銘柄の決算は以下の通りでした:2228シベール:平成19年8月期中間決算[前期比+8%増益・優待が楽しみ]7751キャノン:平成19年12月期第1四半期決算[前期比+21.2%増益・利益率も更に向上、営業CFも増加・更に通期業績を早くも上方修正]・決算説明会資料6954ファナック:平成19年3月期本決算[前期比+18.0%増益・利益率も更に向上(売上高営業利益率38.8%)、営業CFも増加・配当性向30%で大幅増配も実施]・平成19年3月期剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ7230日信工業:平成19年3月期本決算[前期+36.8%増益、今期も売上高+9.1%純利益+6.7%の増収増益予想・キャノンおよびファナック同様、全ての利益率が向上、営業CFも増加・連続増配も予定]7267ホンダ:平成19年3月期本決算[全ての事業で増収となり連結売上高は+11.9%と7年連続で過去最高を更新したものの、06年3月期には厚生年金基金代行返上益1380 億円があったため当期純利益は0.8%減・営業FCは大幅に増加・今期の予想PERは12.1倍および80円配当で予想配当利回りは2.01%に上昇・今期の予想前提為替レートは上半期平均で1米ドル=116 円・1ユーロ=152 円、下半期平均で1米ドル=113 円・1ユーロ=148 円、通期平均で1米ドル=115 円・1ユーロ=150 円]6305日立建機:平成19年3月期本決算[2007年3月期売上高+20.8%純利益+50.7%と大幅に増加・2008年3月期も売上高+15.0%純利益17.8%の増収増益=5期連続の過去最高益更新を目指す・連続増配・想定為替レート1ドル=115円]6857アドバンテスト:平成19年3月期本決算[07年3月期は減収減益となったが、08年3月期は売上高+8.5%純利益+12.5%の増収増益を予定・利益率は若干低下したものの売上高営業利益率24.2%と高水準を維持・自己資本比率は80.5%に更に上昇・配当性向を従来の10%台半ばから20%以上目標に引き上げ、2007年3月期配当を大幅上方修正(年67.5円)・潤沢は余剰資金による発行済み株式の1.8%=360万株200億円を上限とした自社株を実施する意向]明日(4月26日)も6301コマツ、7974任天堂、2811カゴメなどの本決算発表があります。保有銘柄数が多いのは自業自得ですが、決算発表時期は本当に大変です(苦笑)。キャタピラー、日立建機の決算からコマツは恐らく良い決算となることが予想されますが、問題は任天堂。DS・Wiiのハード販売に加えソフト販売も好調で、配当(間違いなく増配のはず・・)そして今期見通しの数字をどのように出してくるのか、注目しています。一部で噂のある株式分割の発表は無いでしょうが・・。さて・・!??
2007年04月25日
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こんばんは♪ 「投機」市場と化してしまった昨今の日本市場ですが・・来週からは3月期本決算発表が本格的に始まります。保有銘柄でもファナック(6954)、任天堂(7974:米国での『ポケモン』ソフトの予約が凄いことになっているらしいですね-Nintendo 'Pokemon' U.S. presales top half a million)、住友金属鉱山(5713)、住友チタニウム(5726)、小松製作所(6301)、日立建機、ホンダ(7267)、三菱商事(8058)などの決算発表を予定しています(沢山あり過ぎて書き切れません(笑))。今期予想については各社とも慎重な見通しを出すのでしょうが、特に別子はいつもながらの超控え目の予想!?同じく決算発表真っ盛りの米国では、世界NO.1の建設機械総合メーカーのキャタピラーが予想を上回る決算および今期業績予想を出し、株価が大幅に上昇しています(現在72.25ドル、前日比+3.52%)。Caterpillar profit tops estimates; raises outlook米国市場も現在大幅上昇中・・キャタピラーに続く建機No.2のコマツの業績も期待してしまいます(笑)。最近、投資信託の見直しをしています。パフォーマンス及び運用方針の優れた投信(朝日Nvestグローバルバリュー株オープン、トヨタグループ株式ファンド、ドイチェ世界株式F(インデックス連動型)B(為替ヘッジ無)、バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド、フィデリティ・欧州株・ファンド、バンガード・ウエルズリー・インカム・ファンド、ブラックロック・ゴールドメタル・ファンド、変額保険[TOPIX・外国株式・外国債券のインデックスファンド]、商品ファンド[マン社マイルストーン]など)は継続、新しい投信で良さそうなものを新規に投資し始めたりしています(新興国モノ、マネックス資産設計ファンドなど)。自分のデータ整理のためにも近くブログでまとめて書く予定です。明日はゴルフで朝早いので・・・もう寝ます皆さまも良い週末を
2007年04月20日
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こんばんは♪ 相変わらず主体性も方向感も無い日本市場ですが・・・それにしても日本の公的年金運用の株式組入れ比率17%って・・・しかも現在は株価上昇で組入れ比率を上回っている為、今年度は日本株保有額を減らすのだとか・・・人口の多い団塊世代への大量支払いで年金原資を益々減らされるのに・・・運用コンペでもやって1~2年で成績を競い、成績の良い運用会社だけに任せていくようにすれば良いのにと思うのですが・・・。公的年金に期待するのは難しいので、やはり自主運用を上手く行っていく必要がある訳ですが・・・保有銘柄が上方修正するのはありがたいことです。昨日は任天堂(東証一部7974、今年1月にはTOPIXコア30銘柄にも組入れ)、今朝は森精機製作所(東証一部6141)が上方修正のIRを出しました。☆ 森精機製作所:工作機械、好調4月6日「業績修正のお知らせ」今回の上方修正による増加率は売上高+5.6%・営業利益+14.3 %・経常利益+14.4%・純利益+7.1%(前期は国内営業所の再編に伴い約40億円の特別損失を計上)ですが、好業績を好感して株価は上場来高値を更新(4月6日終値2980円)。森精機は自社株買いも頻繁に行っており、株主還元にも比較的熱心なので、増配も期待しています。☆ 任天堂:3回目の上方修正決して買い煽るつもりは無いのですが(笑)・・・任天堂の上方修正振りは凄いですね。昨日(4月5日)の上方修正で前期業績について3度目の上方修正になります。ただ今回の上方修正は昨年同時期のIRとは異なり、数値を示しているのは売上高だけ(9000億円→9660億円)です。4月5日「業績予想に関するお知らせ」ただ、日経新聞による各利益推定額は以下の通りです(億円、[]は前年比%): 2007年3月期予 2006年3月期 売上高 9660[+89.7%] 5092[-1.2%]営業利益 2000[+121.4%] 90349[-19.0%]経常利益 2600[+61.7%] 1608[+10.6%]純利益 1450[+47.4%] 984[+12.5%]配当 550円 370円円安により予想していた為替差損100億円が差益200億円になった(=+300億円の収益増加)になったことも大きいですが、何より本業の稼ぎが凄いです。DSがハード・ソフト共に引き続き好調、Wiiも目標の600万台を3月までに達成したようです。ソフトの売上も凄いですね。「2006年度のゲームソフトの推定販売本数ランキングで上位10本のうち8本が「ニンテンドーDS」向け」(エンガーブレイン調べ)で、首位の「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」495万本以下、「脳トレ」シリーズなど1―7位までDS向けソフトが並び、会社別でも上位10本のうち8本が任天堂製。任天堂が凄いのは、任天堂は「ソフトメーカーとしても販売本数シェアの約4割を占める国内最大手」であり、 ハードが売れる→ソフトも売れる=二度美味しいビジネスモデルを作り上げていることですね。外部のソフト会社も売れるハード(DS、Wii)向けに競って魅力的なソフトを製造・販売することになりますから、好循環が続くことになります。勿論、こうした好循環は永遠に続くものではありませんが、今だにゲームキューブのソフトがかなり売れていることから、ハードの売上が鈍化してもソフトの売上が貢献し続けることは可能なようです。任天堂は元々、好財務[無借金・Q3自己資本比率71.3%・現預金7635億円]・高収益[ROE14%・粗利益率42%・ROA9.8%]ですが、個人的な願望(!?)による単純なタラレバ業績予想では・・・前期Q3までの累積ベースでの売上高純利益率18.5%に基づき、現時点での会社予想売上高9660億円から試算した今回の上方修正後の07年3月期の純利益は: 1788億円=EPS\1262となり、更に年間配当[配当性向50%]は: 631円(一単位100株当り約63,000円)=配当利回り1.8%となります・・・。一個人株主の妄想に過ぎないですが・・・会社としては「決算集計に鋭意努力し4月26日(木)の決算発表を実施し、その際に利益等の額およびその内容につきご説明させていただく予定です」ということですので・・・結果を待ちたいと思います。今回、売上高以外の数値を明確に示さなかったのは、恐らく来期見通し予想との兼ね合いがあったのだと思われます。勝手な推測ですが・・。特に岩田社長になって以来、任天堂は株価の動向を注視しており、市場が保守的過ぎる予想に対しても楽観的過ぎる予想に対しても厳しいことを認識しているでしょうから、市場そして株主の理解を得られる予想数値を出してくれることを願っています。誰でも知っている銘柄や大型株を嫌がる傾向があるからでしょうか・・・投資仲間に任天堂の株主は非常に少ないのですが・・・大型・小型株に拘らない私としては、普通に「好業績・高収益・高成長・好財務・高配当・優秀な経営者の銘柄」として任天堂を保有しています私自身は全くゲームをしませんが・・・日程が許せば、京都見物を兼ねて任天堂の株主総会に行ってみたいですネ明日はまたお花見に行く予定です。皆さまも良い週末を
2007年04月06日
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こんばんは♪ 今日は日経平均が前日比325.69高と後場から見切り発車で(?)騰げましたね。新日鐵(5401)、住友金属鉱山(5713)は引き続き堅調でしたが、先日買ったJR東日本(9020)、新和海運(9110、3月6日に大幅増配を発表・配当利回り1.8%となる)に加え、アーバンコーポレイション(8868)、フージャース(8907)もようやく上昇と、前面高の様相でした今晩の米国市場次第のところはありますが、明日のメジャーSQ、1月の機械受注発表を終えると、いよいよ期末に向けた動き=「業績相場」が始まると思います。期末に向けた業績相場で大事なのは・・・・・・続きは・・・コチラ「期末に向けて~企業収益・進捗率等を再チェック~」を参照下さい・・・(とサボる(笑))
2007年03月08日
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こんばんは♪ 日本市場は今日も下げましたね。しばらく辛抱の日々が続くのでしょうか。ともあれ今晩の米国市場が注目されますね。(今日(3月5日)の相場に関するコメントは、「世界同時株安~保有銘柄に変化あり?~」で書いています。)ところで・・・このところの下落相場について、「嬉しい」「待ってました」などと書いている投資家さんが見られます。勿論、株価が上昇しようと割高(と考える)銘柄に手を出さず、割安になるまで待つことは一つの投資戦略であり、割安で買えることは良いことだと思います。個人のブログですから自分の感想を書くのは勿論自由なのですが、ただ一方で、今回の下げ相場で苦しんでいる人々がいることも事実です。「リスク管理が悪い」「自業自得」なのでしょうし反省すべき点は省みるべきですが、ここまでの急激な下落および円高を予想できた人はほとんどいないと思います。(そもそも相場の予測など出来ません)如何なる相場になっても大丈夫なように資金・リスク管理をすることが重要なのは言うまでもありませんが、完璧な投資家などいません。これまでは大丈夫かもしれませんが、自分もいつ厳しい状況になるか、紙一重の状況に常にあると考えています。難しいことですが、今後も出来る限り冷静に市場に対応し、森(相場全体の流れ)を見つつ、シンプルに「割安なものは買い・騰がったものは売る」姿勢で臨みたいと思います。しばらくは辛抱が続くかもしれませんが・・・
2007年03月05日
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こんばんは♪ NY3日続落でも上昇した今日の日本市場。う~恐い・・と思いつつ・・・騰がっている銘柄に恐々付いていっています。フージャース(東証一部8907)は前日比変わらずですが・・・(涙)・・MyPFでさえ10社以上の保有銘柄が新高値更新銘柄・・トヨタの時価総額は30兆円になったそうで・・・強い相場デス。新日鐵(東証一部5401、3月1日に業績見通し=恐らく上方修正=発表予定)も住友金属鉱山(東証一部5713)も、89年バブル時の上場来高値(984円、2460円)まで行かないと上昇は一服しないのでしょうか!?? 両社とも業績も収益性も事業環境も様変わりしていますが・・・。そして今日は、住友チタニウム(東証一部5713)から嬉しいIRが色々出されました☆ 新・中期経営計画新中期経営計画(2007~2009年度)策定について本日、橘昌彰社長により発表された2009年度を最終年度とする3カ年(2007年4月~2010年3月)の中期経営計画の概要は以下の通り:○ 現在の中期経営計画(2005年4月~2008年3月)を前倒しで達成・ 経営目標= 質・量総合して『世界トップのスポンジチタンメーカ-』、「チタン」「半導体関連製品」「環境・エネルギ-関連製品」の3本柱による収益力強化、将来の経営基盤強化の為の「研究開発投資の拡充」と安価なスポンジチタンを製造する「新製錬法の開発促進」=は、前倒しでほぼ達成。・ 収益目標=07年度売上高300億円・経常利益70億円=も2年前倒しで達成した為、新・中期経営計画を策定するに至る。○ 新・中期経営計画1.経営環境<需要サイド>・ チタン需要の半数近くを占める民間航空機向け需要は当初の見込みを大幅に上回る・20年後の運航機数は2005年に比べ2.1倍にも膨れる見通し(特に中東、中国、インドの成長期待)[2005年17330機→2025年35970機]・ 原油価格上昇に対する燃費向上から航空機の軽量化が求められ、1機当たりのチタン使用量は上昇の一途[B777 50トン→B787 110トン、A330 10トン→A350 90トン]・ 航空機以外の分野でも、地球規模での水不足に対処する為の海水淡水化プラントや電力プラント・化学プラント・船舶用熱交換器、更に医療分野での利用進展等、裾野を広げながら需要拡大は極めて顕著。・ 多結晶シリコン需要も、半導体向け需要の着実な伸びに加え、環境問題から太陽電池向け需要も急速に拡大していく見込み。<供給サイド>・ 全世界のスポンジチタンの供給力は増強の動きが顕著で(特に中国)、現在の大きな需給ギャップは次第に緩和されていく見通しだが、高品質分野(航空機向け、原発向け、高純度ターゲット向け等)については、参入は難しく、需給ギャップが簡単に緩和することは難しいと思われる。・ 多結晶シリコンにおいても、太陽電池向けは参入が容易であるが、半導体向けは品質面からの新規参入は困難。2.新中期経営計画の基本方針:収益規模倍増 2006年度 2009年度目標[2倍] 売上高 430億円 → 800億円 経常利益 155億円 → 300億円 純利益 91億円 → 180億円 売上高経常利益率 36% → 36%以上 ROA 30% → 30%以上 EPS 247円 → 489円ただ・・・ここの利益計画はいつも極めて保守的ですので・・・期待しています。3.設備投資・ 3カ年の設備投資額(以下の生産能力増強参照):合計510億円。・ 投資資金は手元資金で賄う=増資等のエクイティファイナンスを行わない。橘社長コメント:・「チタンは05年に3割、06年に2割の値上げを実施し、07年に3割の値上げを見込んでいる」・「需給がひっ迫した状態が続きそうだ。そうした中でのリスク要因は地政学リスクの高まり。これが起きるとチタンの主要ユーザーである航空機の需要が急速に落ち込むので、計画を進めるうえで地政学リスクが警戒すべき点となる」平和が続いて欲しいですね☆ スポンジチタンおよび多結晶シリコン等の生産能力を更に増強今日の日経新聞夕刊の証券欄にトクヤマ(東証1部4043)の記事が出ていましたが、住チタも多結晶シリコンの生産大手なのです。スポンジチタン及び多結晶シリコンの生産能力増強計画変更のお知らせ3カ年の設備投資額は合計で510億円。チタン事業=スポンジチタン319億円:生産能力を年24000トンから年38000トンに増強。チタン溶解:20億円:溶解能力を少なくとも年7000トンから年8500トンに引き上げ半導体関連事業=多結晶シリコン:66億円:生産能力年900トンから年1400トンに引き上げ高純度チタン:5億円・販売数量年160トンから年300トンに拡大環境・エネルギー関連の新製品開発など:100億円、同分野の売上高を年13億円から年20億円研究開発費:3年間で56億円(商品開発9億円、製造技術開発20億円、新製錬法開発27億円)☆ 社名変更住チタは、今年10月1日から社名を住友チタニウム(Sumitomo Titanium Corporation)から大阪チタニウムテクノロジーズ(OSAKA Titanium technologies Co.,Ltd.)に変更するようです。商号変更ならびにそれに伴う定款一部変更に関するお知らせ「大幅な能力増強(現行24,000トン/年→平成21年能力増強後38,000トン/年)を決定」「世界に大きく飛翔する体制を整えた」こと、「世界のチタン需要は中長期的に増加し続け」「活躍の場が益々世界規模に拡大」する見通し、「能力増強による世界トップのスポンジチタンメーカーの地位確保」等を機に、昭和27年に日本で初めてスポンジチタンの工業化に成功した前身企業の名の「大阪チタニウム」ブランドを一部変更し復活させるそうです。6月の株主総会での決議を経て・・・ということらしいですが・・・大阪チタニウム(ダイチタ!?)より住友チタニウム(住チタ)の方が世界トップ企業の名前にふさわしい気もします(笑)。記念配当を出してくれたら嬉しいデス。*****相互リンクして頂いている方々、投資仲間、訪問して下さる方々に住チタの株主仲間がほとんどいない(?)状況はとても寂しいですが・・・・頑張って下さい、ダイチタ!!
2007年02月26日
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こんばんは♪ 日銀利上げ(+0.25%→0.5%)で不透明感払拭&当分(恐らく夏の参議院選挙までは)利上げ無し→円安基調維持・・等の見通しで(?)NY下げにも係らず(苦笑)日本株市場は大幅に上昇。日経平均は2000年5月8日以来約6年振りに18000円台を回復、終値ベースでも18000円を維持しました(18108.79+195.58)。TOPIXに至っては1991年11月15日以来15年3カ月ぶりの水準に回帰だそうです(1802.9+15.67)。2000年というと・・・ITバブル、1991年はバブル崩壊初期の頃ですね。長かったですー。☆ 「お家大事!」・・:住友金属鉱山多くの銘柄が上昇する中(東証1部値上がり1234銘柄、値下がり376銘柄)、持株の住友金属鉱山(東証一部5713)が久しぶりの100円超上昇、1990年2月以来の2000円超を一時つけました。世界一の菱刈鉱山を保有する日本を代表する資源株の同社にはこのところの金価格上昇が寄与していると思いますが、最大の上昇要因は株価が安過ぎたことだと思います。いくら不安定な商品市況に左右される業態とはいえ・・・少し前のPERは8倍(苦笑)。やはり持株の新日鉱ホールディングスなんて少し前はPER7倍でしたから、市況関連株は低PERの傾向があるのですが・・・安過ぎの訂正だと思います。更に、超保守的な企業体質(苦笑)。まるで買収ファンドに目をつけられたくないのか(?)「自分の会社に価値はありません」とでも言いたげな超控え目な収益予想。第3四半期累計時点での経常利益は1483億円で、通期予想1560億円に対して95%の進捗率になっていますが、先日出された中期経営計画なんて・・・「最悪な場合の計算値」を並べたようなものです(苦笑)。前回の中期経営計画の目標利益は商品市況の値上がりもありましたが5倍で達成でしたから・・・。2月19日発表IR「中期経営計画について」「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の導入について」「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)に関するQ&A」超保守的な収益予想・・・そして買収防衛策・・・住友金属鉱山はなんといっても別子銅山を中心に「住友家が1590年に京都で創業した銅製錬・銅加工事業を淵源とし、400年にわたって蓄積された技術・ノウハウ」を基礎にした住友家の本家本元・”お家大事”の会社ですからネ(笑)。確かに投機筋も多く参加する商品市況が相手の事業ですから、保守的な予想も止むを得ない面がありますが・・。今日の株価上昇には、ようやく社長さんが「今07年3月期の業績予想について、会社側が3月上旬にも上方修正になりそうだ」と述べたことが伝えられたのも寄与したようです。証券会社の格付けは参考程度に見ていますが・・・コスモ証券では投資判断を新規に「A」、目標株価を2900円としているようです。ただ、株主としては「増配」も期待したく、配当性向も20%以上より30%程度にして欲しいですね。これまでずっと忍耐の日々だったのですから(笑)。増配等で株価(現在の時価総額は1兆円余り)を上げないと買収されますヨ(笑)ところで・・・別子銅山があった(現在は閉山、近代産業遺産として整備中)四国の新居浜市には、迫力ある男祭りとして有名な「新居浜太鼓まつり」があります(毎年10月)。本来は神社に奉納され地域住民の守りとなる御神輿に供奉していた太鼓が独自の発展を遂げ、現在は各町で自慢の「太鼓台」を持ち(現在は50台近くあるそうです)、地域を練り歩きます。太鼓台(御神輿のように担ぎます)は江戸時代からあったようですが、明治以降、別子銅山の開発&地域の発展に伴い、太鼓台の大きさも次第に巨大なものになっていきます。銅山の発展と祭りの隆盛・太鼓台の大きさは比例していった訳です。太鼓台は瀬戸内海側の祭りの特色にもなっていますが、重さ数トンに及ぶ巨大な太鼓台が練り歩く姿は本当に凄い迫力で、一見の価値はありますヨ。地元の女の子たちの話では、担ぎ手(「かきて」といいます)の男衆は、年寄りの方が力があって上手いそうです。若いのは非力で駄目だそうです(笑)。詳しくは「祭りの事典」の本(日本各地の祭りと行事を暦毎に解説)を参照下さいね♪
2007年02月22日
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こんばんは♪ 決算発表たけなわですが、今日の日本市場はまずまず・・という感じでした。「利益を伸ばしたいけど、急落も恐い」ということで上値も重いけれど大きく下げる訳でもない、という状況でしょうか。どっちに振れる!?☆ フィットネスクラブ受難!?さて・・・先日買ったルネサンス(東証一部2378)ですが・・・元々株価に割安感が少なかったこと・ヤフーの掲示板で実際に使っているらしい人たちの評判が良くなかったこと・親会社がスポーツ専業ではなく副業的な業態であったこと等から、数百円の損が出ましたが、「見込み違い」で売りました(要は、いい加減な売買だったということです(汗))。売った翌日に凄く上昇したので「失敗したかな」と後悔していたら・・・なんと今日はストップ安。原因は07年3月期見通しを下方修正したこと及び証券会社(GS)が投資判断は「中立」を継続したものの目標株価を2400円→1200円に大きく引き下げたことが響いたようです。1月20日の投資仲間との勉強会&新年会が両国駅の近くであり、偶然、「ルネッサンス両国」が入っているビルの一室で、外からですがジムの様子を伺うことが出来たのですが、自分にとっては「今一つ・・・」の印象でしたので、売って正解だったかもしれません。自分の場合、優待株の大原則は「自分の好みに合っていること・実際に活用するもの」ですから(笑)。でも・・代わりに買ったセントラルスポーツ(東証一部4801)も同じような思惑で(?)激下げ(涙) セントラルスポーツは東証二部にいる頃から目をつけていたのですが買い損なって・・・今更買うのは少々悔しいのですが(苦笑)・・下方修正はしないで下さいね・・・。☆ フージャース:格付け・目標株価しかし・・・本当に証券会社の格付けって・・・今日付けで出されたフージャース(東証一部8907)に対する格付けですが・・・*****レーティング情報=モルガン・スタンレー証券(2007年1月29日付)フージャースコーポレーション ――投資判断「イコールウエート」継続、目標株価16万333円→12万4000円 *****12万4000円って・・・PER10.4??? 今日の終値13万1000円なのですけれど・・・訳分かりません(苦笑)。ジュエルガーデン完売のIRも出され、計画通りに事業は進行中ということですが・・・!?(以下、IRの太字は筆者による)*****「ジュエルガーデン」完売のお知らせ 平成19 年1 月25 日 株式会社フージャースコーポレーション当社の自社分譲物件であります「ジュエルガーデン」(総戸数263 戸/千葉県柏市/引渡予定:平成19 年2 月・3 月)が、おかげさまで完売しましたのでお知らせいたします。当物件は、契約を開始してから完売に至るまで、大変好調な販売状況が続きました。このような大規模物件をわずか1 年弱で順調に完売することができましたのも、お客様・お取引先の皆様のご支援あってのことと厚く御礼申し上げます。また、早期完売の要因として、もう一つ付け加えさせていただきますと、当物件の販売過程において、常にお客様のニーズを考え、緻密な販売戦略を展開しつづけた当社営業部門の創意工夫が功を奏したということも挙げられます。このような「郊外・大規模物件」は、今後の当社のビジネスモデルにおいても核となる事業戦略でありますので、当社が当物件の分譲を通じて得させていただきましたノウハウ・経験等は、今後の当社の成長に大きく寄与するものであると認識しております。当社では、株主・投資家の皆様に事業の進捗状況をタイムリーにお知らせすることを目的に、販売状況や事業用地仕入状況等に関する月次情報を「営業概況のお知らせ」として開示しておりますので、合わせてご確認いただきますようお願いいたします。(後略)*****証券会社が格付けしたり目標株価を出しても構わないと思うのですが・・・格付けや目標株価を公表するのであれば、東証が公表しなくなってしまった会員証券会社の「手口情報」(銘柄ごとにどこの証券会社経由で売りが何株約定したか・買いが何株約定したかの情報)の公表を復活させるべきだと思います。自己売買部門の商いが大きい大手証券会社(外資を含む)の反対で公表されなくなったと云われていますが・・・。☆ キャノン本決算今日のキャノンの2006年12月期本決算は増収増益・過去最高益更新、とまずまずの内容でした。平成18年12月期決算概要(決算短信)同プレゼンテーション資料個人的には既に高い利益率が更に向上したのは嬉しいですね[総利益率48.8%←48.1% 売上高営業利益率16.1%←15.1% 同純利益率10.3%←9.7% 自己資本比率66.0%←64.4% 営業CFも増加]。来期も増収増益予想です[売上高4兆4500億+7.1% 営業利益7650億+8.2% 純利益4950億+8.7% EPS371.72 前提為替レート:米ドル若干円高115 円、ユーロ若干円安水準150 円]。銘柄に対する考え方は投資家によって異なると思いますが、自分の場合、キャノンなど国際優良(大型)株は保有株式PFにおいて「比較的配当が高い安定成長グループ」の位置づけですので、高成長や株価の急騰は期待していません。緩やかに上昇してくれれば嬉しいです
2007年01月29日
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こんばんは♪ NYダウ100ドル超と昨年11月以来の大幅下げで予想通り(?)日本市場は下落で始まりましたが、第3四半期(Q3)決算を堅調と見る向きの買い(?)で後場は切り返したようですね。昨日、好決算を発表した任天堂(東証一部7974)は、もう株価の予測が難しいので寄り成行買い(苦笑)を入れていたのですが、幸いなことにやはり切り返し、結局年初来高値更新および高値引けでした。フージャースはまだ売られていますが・・(涙)MyPFの主力どころでは、やはり25日にファナック(東証一部6954)、今日は住友チタニウム(東証一部5726)がQ3を発表しましたが、両社とも業績は好調なようです。住友チタニウム:再度、上方修正&増配平成19年3月期業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ平成19年3月期 第3四半期財務・業績の概況ファナック:会社側は通期業績予想は据え置いたものの、上振れを期待平成19年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)確かに両社のPERは高いです。ただ、利益率が凄い。総利益率が住友チタニウムが45.9%・ファナックが53.2%、売上高営業利益率36.5%・39.9%、同経常利益率36.2%・43.8%、同純利益率21.2%・26.0%。しかも、既に高い利益率が前年同期より更に向上、収益性が一層高くなっています。月曜日の株価がどうなるのかは分かりませんが・・・今後も注視していきます
2007年01月26日
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こんばんは♪ 今日は日経平均が昨年4月7日の昨年来高値(17563円37銭)を越えましたが、利食い売りに押され(?)新日鉄、トヨタ自動車なども上昇から下落に転じ、結局引けは前日比マイナスでしたね。相場には「波」がありますからネ。状況を見ながらMyPFは調整していきます。さて・・・MyPFのフージャース(東証一部8907)はまた売られていますが(苦笑)、今日、2006年度3月期第3四半期(Q3=9ヵ月)決算を発表した任天堂(東証一部7974)は連日最高値更新と堅調です。☆ 任天堂Q3決算:本決算予想を既に超過任天堂Q3決算:決算短信2006年度Q3決算(2006年4月1日-2006年12月31日) [()は前年同期比、単位:億円] 06年度Q3 05年度Q3 07年3月期予想 06年3月期実績 売上高 7125.89(+72.8%) 4123.39(▲1.7%) 9000.00 5092.49 営業利益 1676.33(+102.5%) 827.83(▲19.7%) 903.49 経常利益 2207.13(+50.5%) 1466.94(+27.2%) 2100.00 1607.59 当期利益 1319.16(+43.1%) 921.85(+36.1%) 1200.00 983.781株利益(円) 1031.32(+44.5%) 713.96 938.16 762.28 営業活動CF 1150.73 ▲7.49 463.82上記で分かりますように、既に営業利益・経常利益・純利益は会社の本決算予想値を超えているのですが、僅か15日前の1月10日に業績上方修正を発表したばかりであること(同時に増配も発表)・為替レートがまだ確定していないこと(今回の決算でも予想為替レートは米ドル=¥115・ユーロ=\143を据置き)で、据え置いたのだと思います。相変わらずの高収益体質で、Q3の純利益ベースで計算すると、ROEは12.4%、売上高経常利益率は31.0%です。総資産増加でQ3の自己資本比率は71.3%となりましたが(前年同期は82%)、収益増大で現金・預金等は7635.23億円に増えており(同+367億円)、更なる増配も期待されます(現行の配当利回りは東証一部&二部平均を上回る1.43%)。Q3EPSベースのPERは32.5倍ですので、40%以上の成長を期待する成長株投資ですね。現在のDS、Wiiの好調な販売、今後も新しいソフトの販売が続々見込まれることから(以下の販売スケジュール参照)、再度の上方修正を期待しています。DSとWiiのソフト販売スケジュール[追記]☆ 米国でも人気マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が「ライバルは任天堂」と述べたように、重要な市場である米国でも任天堂のゲームは人気が高く、情報・ニュースも沢山(最近ではWiiでダイエットに成功した男性の体験話が話題でしたね)あります。以下、ごく一部ですが・・・任天堂関連ニュース一覧今回のQ3決算および好調な業績・販売についての報道(沢山ありますが・・soar, boost,blooming,など「絶好調」を伺わせる表現が多いですね)米国での新しい任天堂のゲーム・ソフト発売予定ダイエットに成功した男性の話題(「実録・体重減少」ブログも話題だそうですが、任天堂も今年の夏には健康およびダイエットを主題にしたWii用の「ヘルスパック」ソフトを出す予定だそうです)明日の株価は市場が決めることですが、下げたら買い増すかも!?ではまた
2007年01月25日
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こんばんは♪ 今日の日本市場は予想通り(?)、日銀利上げ見送りで上昇、全ての市場指数でプラスとなりました。ようやく下げ止まった(?)持ち株のフージャース(東証一部8907)も上昇、先日2006年11月期決算を発表したパシフィックM(同8902)も大きく上昇しました(+\15000、東証一部中の株価上昇率28位)。アーバンコーポレイション(同8868)、アセットM(2337)他、不動産・流動化銘柄も好調。特にアーバンが昨年4月以来9ヶ月振りに1900円台を回復・・・長かったです(涙)。My PFの他の銘柄では、業界再編ニュースの武田薬品(4502)が大幅高、DS&Wii販売が好調の任天堂(7974)、円安効果による更なる業績上振れが期待されているトヨタ(7203)、ホンダ(7267)、キャノン(7751)、コマツ(6301)などの大型株も堅調でした。1月SQおよび日銀金融政策決定会議という「イベント」を通過した市場は、今後Q3決算など個別企業の業績動向を注視していくのでしょうね。☆ コア:博物館がタダ!(笑)(東証一部2359)ところで、昨年12月に買い付けた期待の株主優待銘柄(!)であるコアも何故か(?)+63円と東証一部株価上昇率22位の急騰で1000円台を回復(笑)。コアは携帯電話やデジタル家電向け組み込みソフト開発を主力とする企業ですが、連結PER15.9・PBR2.34・ROE13.8%・配当利回り1.93%とバランスのとれた銘柄です。先のことは予測不能ですが・・・株価は昨年1月の高値から35%低い水準にあり、更なる上昇を期待していますもっとも・・・目当ては株主優待(3月株主に国立博物館共通パスポート=4000円相当・1年間有効を提供=配当+優待利回り5.8%)。東京・京都・奈良・九州の4ヵ所の国立博物館で共通して入れる券で、通常展示は無制限・特別展(入場料は概ね1300円程度)には6回(=約7800円相当)入れるスグレモノのパスポートなのです。博物館好き(笑)の私にはピッタリの優待で、今後は毎年買っていたパスポートを買う必要が無くなりました。去年12月に温泉に行った際に持参して「読んだ」会社四季報の株主優待一覧で見つけました ☆ 藤野氏セミナー「投資対象の実践的発掘法」パシフィックMの本決算についての評価は恐らく分かれるところでしょう。今後の状況次第ですが、私自身は現物保有継続の方針です。パシフィックMの決算説明会動画(既に会社HPでは公募増資の関係上見られません。2月初旬に再掲予定)について、自分のためにも本ブログでまとめて書いて残して置きたいのですが・・・昨日はクラッシック・コンサート(NHK交響楽団定期演奏会B:ジャン・フィリップ・コラールのピアノ「ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲」=第一次世界大戦で右腕を失ったピアニストのために書いたジャズの要素も入れたピアノ協奏曲の傑作=は素晴らしかったです!シャルル・デゥトワが指揮するとN響の音色がキレイになりますね)、今日の夜は、投資の勉強会に行っていました。「左手のためのピアノ協奏曲ニ長調」「ピアノ協奏曲第3番ハ長調op.26」「ラプソディ・イン・ブルー」/ ジャン・フィリップ・コラール(ピアノ他)投資の勉強会は、東証で開いている「東証アカデミー」で、講師はレオス・キャピタルワークスの藤野英人氏、テーマは「投資対象の実践的発掘法」です。1月18日と25日の二回講義(夕方19:00~20:30)、今日は主として投資の基本的な考え方と情報収集方法についての話でした。「利益の成長と株価は長期的には一致する」「有望銘柄とは何か?」「業績や財務内容に比べて株価が割安・今後の成長性が期待できる等、自分が『納得』できた時に買う」「調査の基本は会社のHP、決算書」「世の中の流れ・トレンドを掴む方法」「日経新聞・四季報など情報利用の注意点」などなど、当たり前のことながら実際にはなかなか実践できない投資のポイントについて、非常に分かりやすく具体的に、かつタイムリーな話題も盛り込んで話して下さり、とても参考になりました。後の質問にも丁寧に答えて頂き(パシフィックMの決算および不動産流動化銘柄について少し質問しました)、嬉しかったです。藤野氏の話を聞くのは初めてだったのですが、評判通りの素晴らしい方で、凄く共感できる部分が多く、まさに「納得」のセミナーでした(笑)。自分の投資方法や投資姿勢を改めて考える良い機会にもなりそう。来週の講義(ファンダメンタルズ分析)も大変楽しみです
2007年01月18日
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こんばんは♪ 「雪月花」の宿泊体験報告・・・を書く予定でしたが、嬉しい上方修正&増配発表がありましたので、記録まで☆ 任天堂(東証一部7974)業績予想の修正のお知らせ期末配当予想の修正に関するお知らせ昨年10月の上方修正から更に大幅に通期予想を引き上げましたが、凄い数字だと思います。今回の今期(07年3月期)修正予想売上高9000億円・営業利益1850億円・経常利益2100億円・純利益1200億円は、アナリストの予想は勿論、四季報の来年度(08年3月期)の予想(売上高8500億円・営業利益1800億円・経常利益2000億円・純利益1200億円)と同じ又は超えるものです。(四季報の予想は必ずしも正しいものではありませんが、市場参加者が一応注目しているものなので、参考にはしています) また、やはり昨年10月の増配に続く今回の90円増配で、年間配当は480円(一単元当たり¥48000)となり、配当利回りは1.37%と東証一部平均を引き続き上回ります。予想配当額もやはり四季報の来年度予想(400~450円)を既に上回っていますね。(好業績の)国際優良株は、欧米株式に比べればまだまだ低いものの、ここ数年でかなり配当性向を引き上げて(任天堂は50%メド)配当利回りが上昇しています(株価の下支え要因にもなると思います)。任天堂も、ファナック等と同様、無借金(自己資本比率85.4%)かつ約6000億円の現預金を保有しつつ、二桁の成長が予想される上に好配当銘柄としての保有価値も高まっているのは嬉しいことですね。今回の上方修正・増配は、今年度(07年3月期)二回目となりますが、通期業績予想の想定為替レートは1ドル=115円・1ユーロ=143円を据え置いていることから円安効果による更なる増額修正が予想され、また今回の通期修正予想にはまだ織り込まれていない販売好調が伝えられ(出荷数=販売数となっている様子)、今後「健康」を鍵としたソフトの販売も予定されているWiiの寄与も今後期待できそうです。あ、そうそう・・・1月4日の東証の株価指数の構成銘柄の定期選定で、JTおよびJFEホールディングスと共に昨年最も上昇した株価指数である日本市場における代表的な銘柄で構成されるTOPIX Core30にも採用されました(定期見直し後の新たなTOPIX Core30銘柄はこちら)。どの程度株価に影響があるか分かりませんし、実際の適用開始は1月31日からですが、「優良株としての評価」を一層高めたと思います。☆ アセット・マネージャーズ(ヘラクレス2337)「平成19年2月期 第3四半期財務・業績の概況」「平成19年2月期 通期業績予想の修正及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」「平成19年2月期 第3四半期決算補足説明資料」正直、アセットMの投資組合に対する判断がどうなるか不明ですが、概ね業績は順調のようです。株価は酷い状況が続いていますが(苦笑)。アーバンコーポレイション(東証一部8868)の堅調な株価はやはり大半のSPCを連結に組み込んだ透明性が評価されている点も大きいと思われますので、アセットMにも早く投資家の信頼を回復する対応をして欲しいですね。ではまた。おやすみなさい
2007年01月10日
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こんばんは♪ 今日で今年の日本株式市場も終わり。乱高下を繰り返した悲喜こもごもの相場でしたが、私も、日本株ポートフォーリオ(PF)に動きが激しかった不動産流動化銘柄などを保有していたため、色々な意味で良い経験をさせて頂きました(笑)。ただ、日本株PF(現物株)全体の今年一年間のパフォーマンスは、主要指標(日経平均:前年末比+6.9%、TOPIX同+1.9%、TOPIX Large70同+6.0%)を上回るプラスとなりそうです。ただ二桁増加までいくかは・・ん~微妙(正確な計算はまだしていません)。今日も新日鉄(5401)は強し。押しても直ぐ上昇に戻り、昨年の不動産流動化銘柄を思わせる上昇振りです。バブル期(1989年)の上場来高値更新を目先の目処に、もう行くところまで行くしかないのでしょうか!?任天堂(7974)同様、テクニカルでは説明できない状況で、恐々付いていくのみです・・。[補足]報道などで伝えられている如く、昨日の昨日終値ベースで5.3%上昇した新日鉄の出来高は4億1664万株と、1987年3月27日以来19年9カ月ぶりの水準。昨日の東証1部出来高は年末で通常より少ないとはいえ17億6881万株でしたから、なんと約1/4が新日鉄によるもの。新日鉄の株価は前日28日までで上昇率60.8%で、東証1部の年間上昇率ランキングで17位。記録として書き留めておきます。☆ やっぱり好きです、株主優待株「邪道」「子供だまし」という批判はありますが・・・やはり「優良」株主優待株は個人投資家が売らないので株価が底堅く、好きです(笑)。「優待で自給自足」を目指して(!?)、2~3月決算を睨み、株主優待株も少しづつ仕込んでいます。コア(2359)、ルネサンス(2378)、高千穂交易(2676)、トーメンデバイス(2737)、イフジ産業(2924)、カワサキ(3045)、COTA(4923)、パイオラックス(5988)、メガチップス(6840)、千代田インテグレ(6915)、FCC(7296)、ハウスオブローゼ(7506)、ポイント(2685)、リロHLD(8876)、杉本商事(9932)、大庄(9979)、決算期は少し後ですがメガネスーパー(3318)、ビックカメラ(4048)などなど・・・。安易な押し目買いになるリスクはありますが、チャートを見るとかなり安くなっている銘柄が結構ありますね。まだまだ苦しいですがぴあ(4337)も優待株としては良さそうです。カワサキ(3045)はAKIさんのブログ、メガネスーパー(3318)はmikimaruさんのブログで知りました。どうもありがとうございました。今年もあと少しですが、大掃除などまだまだ諸々の用事がまだまだ残っていますではではまた*****今、パソコンのCDで「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第二番」を聴きながら、作業しています。本当に素敵な曲ですね。いつも行っているNHK交響楽団では無理でしょうが、どこかのオーケストラで、「『のだめカンタービレ』名曲コンサート」をシリーズでやらないかなー。1600万部も売れている上にTV番組にもなった人気漫画ですから、絶対お客さんが入ると思うのですが・・・。自分が一番聴いてみたいだけなのですけれど(笑)。
2006年12月29日
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こんばんは♪ 今日は台湾南部の地震の影響で、情報通信が一部混乱、ネット証券が一部機能不全となる等、大変だったようですね。ネット環境の脆弱さのリスクを感じた一日でした。どのような事態になっても大丈夫なようにリスク管理に気をつけて行きたいものです。さて・・・さすがに上昇過熱感が出るだろうと思われた鉄鋼株。今日は利食い売りに押される展開となりましたが、新日鉄(東証一部5401)は後場盛り返して結局1円ながらプラス引け。さすが王道の「01」銘柄、強いですネ勿論、行き過ぎ局面では売りも出て下げるでしょうが、鉄鋼株はまだ上昇途中のような気がします。何故なら、まだバブル時の史上最高値を更新していないからです。昨年9月、持ち株の三菱商事(8058)がバブル時の史上最高値(2030円)に迫っていることを書きました(「三菱商事15年振り高値が意味するもの」)。その後、総合商社や自動車株などは80年代バブルの高値を更新しましたが、鉄鋼株は、バブル崩壊後の不況時を通じて非常に高まった収益性(ROE25%~30%・売上高営業利益率12%~18%←下手な小型成長株より高いです)および過去最高を連続して更新する好業績にも関わらず、また12月にかけてかなり上昇してきたとはいえ、未だ1989年のバブル時の株価(新日鉄984円、住友金属工業965円)の50%~65%の水準に止まっており、水準訂正の動きともいえます。業界再編(M&A)の思惑?で鉄鋼株が買われている、といわれていますが、昨年高値更新した時の三菱商事のPERが8倍程度だったのと同様、やはり「割安」と考える向きの買いだと思われます。市況関連とはいえ、10倍程度の低PER企業、そして現在の市場トレンドに合った(=投信・資金豊富な熟年世代の個人投資家が好む)「高配当」企業が多く、大型株故の安定感・流動性の高さも相俟って上昇してきたのでしょうね。さて・・・今日、8000円を超えられなかったトヨタ自動車(7203)。信用は本日で手仕舞い、現物株放置の状況です。Google等を見ると、米国のアナリスト等の評価も高いですね。明日以降、どのような展開があるのか、楽しみですP.S.「大型株は動かない(=大きく上昇しない)からつまらない」という個人投資家の方が少なからずいるようですが、大型株でも一年に30%程度株価が動くというデータがあります。一年に20%程度のパフォーマンス(←バフェット、ピーター・リンチの年平均パフォーマンスであり、継続出来れば十分凄いパフォーマンスです)を上げるのには十分でしょう。アナリスト・レポートには賛否両論あるでしょうが、大型株に対してはアナリストがレポートを書くという形である意味「監視」されており、また新聞報道も多く、一部の小型新興株のような唐突かつ滅茶苦茶な業績下方修正等は考えにくいです。流動性が高い好業績の大型株の押し目は比較的安心して買えるチャンスとなり得る場合が多いと思います。
2006年12月27日
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こんばんは♪今日は、テクニカルを中心とした株式投資の勉強会&忘年会でした自分のスタンスは、ファンダメンタルズで選んだ割安と思う銘柄をチャート等で株価の位置を確認して売買するものですが、今年は今まで以上にテクニカルの勉強に注力しています。ファンダメンタルズ分析もまだまだ勉強途中ですが、テクニカル分析も知っていれば更に有利だと考えています。さて・・・今日の勉強会&忘年会ですが・・いつもの如く、大変勉強になると同時に大変楽しかったです 株式投資(投機)が好きな者同士ですから、普段はほとんど出来ない株式投資の話を遠慮なく出来ますし(笑)、皆さん実践で鍛え上げられた方々ばかりなので、話に臨場感があって凄く面白いのです。「○銘柄が動く時は△銘柄も動くことが多い」「目先は過熱感はあっても中期で見れば云々」等、経験に基づいた相場観や相場および銘柄のクセなど、有益な情報交換の場でもあり、楽しみつつ勉強になる有益な場でした。幸いこれまでも投資仲間には大変恵まれてきましたが、これまでの投資仲間とはまた違う楽しさの勉強会に誘って下さったR.K.さんに感謝しています。ただテクニカル分析主体とはいえ、基本的にはファンダメンタルズ(業績)の良い銘柄に限って売買している人がやはり多く、ファンダメンタルズを無視している訳ではありません。自分とは異なる手法の方々の話を聞くこともまた、勉強になりますね。投資(投機)の方法は一つだけでは無く、自分に合った方法が一番良いとは思いますが、この「自分に合った、かつ利益を継続的に上げられる方法」を見出すのは容易なことではありません(苦笑)。「何でも有り派」の私もまだまだ試行錯誤が続きますが、楽しみながら自分なりの投資スタイルを向上させていきたいと思っています
2006年12月23日
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こんにちは たまにはお昼カキコです(笑)。予想通り(?)無事、メジャーSQ通過、7-9月期GDP下方修正(2次速報値、前期比+0.5%→+0.2%、年率換算+2.0%→+0.8%)も、7-9月期が低調だったこと・その後は戻りつつあることを確認した、という感じなのでしょうか。ただ、名目成長率も04年4―6月期以来9期ぶりにマイナスになっており、「利上げしたい病」の日銀・福井総裁は年内利上げをしにくい雰囲気になってきたようです。日銀短観がまだありますが・・・。今日の残る「イベント」は午後2時の10月機械受注。既にプラスを見越してコマツ(東証一部6301)など機械・設備投資関連株が騰がっていますが・・・。コマツについては、数字が悪ければ一旦売られる可能性もありますが、底を脱したような気がしています。今期・来期30%超期待の増収増益会社がPER15倍・配当利回り1.23%でまだ上値余地はあると考えています。ずっと応援してきたCKD(東証一部6407)もようやく底値脱出の兆し(笑)。任天堂(東証7974)も堅調。一部利益確定しましたが、岩田社長、いいですネ。倒産寸前の会社を立て直した実績・ソフト開発力等を買われて任天堂社長に就任、任天堂HPの会社概要を見ると事業内容が「家庭用レジャー機器の製造・販売」となっているのですが、「ゲームを一部のマニアだけでなく、一般の人々にその楽しさを広げたい」という岩田社長の思いは、原点回帰ともいうべき経営姿勢だと思います。私はゲームは全くしないのですが(嫌いということではなく、恐らく面白くてはまってゲームに時間をとられるのが怖いのです)、「京都から世界へ」-岩田社長の前向きの経営姿勢は応援したくなりますPERに割安感はありませんが、売上高営業利益率20%超&売上高純利益率30%超・無借金&現預金6000億円超・自己資本比率80%超の凄い会社です。Wiiは昨日オーストラリア、今日は欧州での販売が開始。好業績もDS、Wiiの好調で上振れを期待しています
2006年12月08日
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こんばんは♪ 米国市場は、30銘柄だけとはいえ所謂NYダウ指数が史上最高値更新を続けていますが、日本市場は冴えません 中間決算発表内容は悲喜こもごもですが・・・中には期待以上の好業績を続けている企業もありますネ。My PFでは、今週も多くの企業が中間決算を発表。保有銘柄数が多いので・・・ざっと決算短信に目を通しただけですが・・・概ね堅調に業績が推移しているようです 増配・上方修正も嬉しいですね。住友チタニウム(東証一部5726)平成19年3月期中間決算短信(高い利益率が一層高く、更に高収益企業へ)スポンジチタン生産能力増強のお知らせ(注:全て自己資金で賄い、ファイナンス無し)平成19年3月期業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ住友金属鉱山(東証一部5713)平成19年3月期中間決算短信2006年度の設備投資についてファナック(東証一部6954)平成19年3月期中間決算短信(いつもの如く・・減益予想から一転、通期上方修正・・それにしても相変わらず凄い利益率&財務の会社デス)平成19年3月期の中間配当のお知らせ(増配デス)日立建機(東証一部6305)平成19年3月期中間決算短信(通期上方修正、四季報予想を上回る・コマツにも期待)住友商事(東証一部8053)2006年9月中間期決算資料2007年3月期連結業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせアドバンテスト(東証一部)平成19年3月期中間決算短信2006年度中間期会社説明会資料業績予想の修正に関するお知らせ(若干の下方修正ですが、通期業績は増収増益予想を維持・高収益体質は変わらず)任天堂(東証一部7974)平成19年3月期中間決算短信業績予想の修正のお知らせ期末配当予想の修正のお知らせ日信工業(東証一部7230)平成19年3月期中間決算短信(四季報予想を大きく上回りましたネ。HPが秋の紅葉の風景に変わっていました)平成19 年3 月期配当予想の修正に関するお知らせJFEホールディングス(東証一部5411)平成19年3月期中間決算短信・資料(通期上方修正)キャノン(東証一部7751、12月決算)2006年12月期第3四半期連結決算概要2006年第3四半期決算説明会資料ホンダ(東証一部7267)2006年度上半期決算報告書四半期配当の実施および2007年3月期配当予想修正に関するお知らせ信越化学(東証一部4063)平成19年3月期中間決算短信好決算でも「折込み済み」云々で値を下げる銘柄など色々ですが・・・好業績銘柄は基本的に保有継続方針です下方修正したファンケル、紀文フードケミファなどは、株価が下げ過ぎたところは、配当・優待利回りからは結構良い買い場なのかな、と思っています。私は引き続き「放置」ですけれど(笑)。☆ フージャース:中間決算の利益予想を上方修正主力銘柄のフージャース(東証一部8907)は10月31日に中間決算を発表する予定ですが、間際で(?)利益を上方修正してきました。平成19年3月期 中間業績予想の修正に関するお知らせ売上高予想は減額、通期業績の上方修正は無い模様ですが・・・20~30%増益の安定成長を続けていけば個人的にはOKです。しかし・・大量の売り板の割には値を下げないですね・・・売りを出している主体と下で買っている主体が同じという噂もありますが・・・!??☆ アーバン:GS目標株価引き上げ・日経IR説明会アーバンコーポレイション(東証一部8868)に関して、ゴールドマンサックス証券が目標株価を引き上げているようです。個人的にはもっと上に行って欲しいですけれど(笑): 投資判断「買い推奨」継続、目標株価1800円→2106円 12月2日には日経新聞主催のIRで再び房園社長が登場(「個人投資家向け会社説明会開催のご案内」)、11月15日の中間決算発表に期待したいところですアーバンについては、先週、本社ビルと宇品プロジェクトを再訪してきました。後ほど報告しますネ。ん~・・・なんだか忙しい一週間でしたが・・・来週も大変そう・・
2006年10月27日
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