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こちらでは、昨夜から大暴れしている、風の話です。 と書きかけて、ちんたらぽんたらしているうちに、風はおさまってしまったようです。まあ、せっかくなので(?) 風の話をしましょう。今朝、「昨夜から強い風が吹いています」としたのですが、ちょっと悩んでしまいました。実際には、「非常に強い風」という感じだったのですが、先日、「予報用語に忠実な言葉を使うように心がけるようにします」と言った手前。
天気予報では、風の強さは、4段階に分かれています。「やや強い風」、「強い風」、「非常に強い風」、「猛烈な風」です。数字で、風速何メートルなどと言わないのは、風の強さをイメージしやすくするためです。各々の風の速さは、
やや強い風 平均風速(m/秒) 10以上15未満 時速おおよそ~50km
強い風 平均風速 15以上20未満 ~70km
猛烈な風 平均風速 30以上 110km~
イメージしやすくと言っても、私たちの描くイメージとは、ちょっと違っているようです。昨夜からの風は、風速12~13m/s ぐらいだと思います。これは分類では、「やや強い風」となります。「やや」と言っても、状況の説明には、「風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない」とあります。速さは、一般道路の自動車くらい。かなりなものです。
分類で「強い風」となると、高速道路の自動車。転倒する人もでる。建造物では、ビニールハウスが壊れ始めます。
今朝書こうとした「非常に強い風」、しっかりと身体を確保しないと転倒する。25m/s以上だと、立っていられない。屋外での行動は危険。車の運転を続けるのは危険な状況となります。
「猛烈な風」はもう大変。特急列車。屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まります。
結局、何を言いたかったのか、わからなくなってきましたが、ちょっと頭に入れておくと、天気予報を見る時、楽しくなるかもしれません。とりあえず、「やや強い風」は「 大したことない風」
と覚えておいてください。
雨についても、こちらは5段階ですが、同じような強さの表現があります。また雨の日にでもお話します。しつこい? これで結構、自分でも勉強になったりします。またお付き合いください。
参考資料: 気象庁ホームページ(気象庁)
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