縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2017.04.06
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 夏目友人帳 伍 特別編 (未放映話) 「一夜盃」



塔子さんに頼まれ隣町までおつかいに行った帰り、近道をしようとして迷ってしまった。

夏目友人帳5-0-1

小さい妖怪を襲う一本角の妖怪を夏目はパンチで退けたが転落して頭を打って気を失った。

夏目友人帳5-0-2

「やや、夏目レイコだ」

ヒヅチとハツナの夫婦が夏目を家に運んだ。

夏目友人帳5-0-3

12年に一度ボウスイ岩に妖力を強くする水が湧くと聞いて気になって行ってみたが、岩に近づいただけで一本角が怒りだしたとハツナは話した。一本角は独り占めするつもりなんだろう。

夏目友人帳5-0-4

さすが夏目レイコ。あんなでっかいのを一発で追い払うなんてと言われて俺はレイコさんじゃないと夏目。俺は孫の夏目貴志、レイコさんはずいぶん前に他界したと話すと、頭を打ったせいかと言われた。

本当なんだ、俺はレイコさんと会ったこともない。よかったらレイコさんの話を聞かせてくれないかと夏目はふたりに言った。

夏目友人帳5-0-5

ヒヅチ:「そうか、レイコはもう...そいつは儚いな」
ハツナ:「もうちょっと早く来ればよかったね」

夏目友人帳5-0-6

旅暮らしのふたりは、この地でレイコに会ったからまた会えるかと思って来たと話す。ふたりで行く先々で窯から作って盃を作っていたが、ある日、レイコが何してるのと話しかけてきた。
これから盃を焼くところだから暇なら勝負しないかとヒヅチ。俺が勝ったらとことん酒につき合え、負けたら名でも盃でもやるからと言うと、ハツナが何バカなこと言ってんの勝てっこないだろと言って口げんかになった。レイコはあなたたちとても仲がいいのねと笑った。

夏目友人帳5-0-7

残念だけど人間は大人にならないとお酒を飲めないのとレイコ。だから勝負はナシとレイコはまた笑った。大人ってもんになったレイコと一杯やりたかったが、こうして助けてくれたのが孫だったというのもレイコが結んでくれた縁だろうとヒヅチ。ゆっくり休んでいってくれと言った。

夏目友人帳5-0-8

夏目もまだ子どもで酒は飲めないのかとヒヅチ。ハツナがふたりで作った盃に水を入れて夏目にくれた。美味しい。それは一夜盃の力なんだとハツナ。酒ならもっとうまいぞ、俺たちが作る盃で飲むとどんな酒でも極上の酒になるんだとヒヅチ。先生が聞いたらさぞと夏目は思った。

ハツナ:「美味しいばかりじゃなくて、力が湧いてくるってみんな言うよ」
 夏目:「うん、なんだか体に力が入ったような気がするよ」
ハツナ:「そうだろ、そうだろう。この人が形を作って私が上薬を塗るとそういう不思議な盃ができるんだよ」
ヒヅチ:「ただし一晩で消えちまう」
 夏目:「えっ、これが消えちゃうのか」
ハツナ:「へへへ、おもしろいだろう。だからいつの間にか一夜盃って名がついてそれは評判なんだよ」

ハツナ:「私たちは旅をしながら出会った妖たちに盃を作ってやって、代わりにその土地の酒や肴をもらうのが楽しみでね。毎晩のように宴を開いて、何より夜を明かしていろんな話を聞かせてもらうのが一番たのしいのさ」

ヒヅチ:「どこへ行っても一夜盃の評判を聞いて大勢集まってくる。まあ中には質の悪いやつもいて邪魔しにきたりいざこざがあったりするけどな。おかげで旅の間にふたりとも強くなったよ」

夏目友人帳5-0-9

ヒヅチが夏目にちょっと手伝えと言った。何を言うんだい夏目はまだ休んでなきゃとハツナ。夏目は俺ならもう平気だ。手当をしてもらったお礼をしたいけど帰らなきゃ。明日また来てもいいかと言った。ああ、それがいいとヒヅチ。ハツナが送ってくれた。ふたりで長いこと盃を作ってきたが他の誰にも土をさわらせたりしなかった。手伝えなんて珍しいねとハツナは話した。

ハツナ:「意地張っていてもどこか弱気になっているのかね。もう少しだけ時が止まってくれたらね。あんなに盃作りが好きなんだもん...あ、ごめん。なんでもないのさ。ヒヅチは夏目に会えたのがよっぽど嬉しかったんだろう。私もそうさ」

夏目友人帳5-0-10

ニャンコ先生に一夜盃の話をすると、やっぱり知っていた。

先生:「あ~あ、一夜で消えてしまうまるで夢のような盃。それこそ夢のように酒が美味くなるという。その夫婦はもう100年以上も盃を作っているらしい。酒飲みたる者、一度はその盃で飲んでみたいものなのだ...」

夏目友人帳5-0-11

飲みに行くぞというニャンコ先生に明日なと言って寝る。ニャンコ先生はいつまでもグズグス言っていた。

夏目友人帳5-0-12

何ていうか懐かしい気がするふたりだった。ハツナとヒヅチ。ああやって、ふたり一緒にずっと...

夏目友人帳5-0-13

翌日、ニャンコ先生と一緒にふたりのところへ。絶好の酒日和だとニャンコ先生ごきげん。

夏目友人帳5-0-14

ハツナ:「盃ならこっちだよ。豆大福のだんな」
 先生:「誰が豆大福だ。ニャンコ先生だ」

夏目友人帳5-0-15

好きなのを取ってと言われて大きいのがいいか手にしっくりくるのがいいかと悩むニャンコ先生。夜まで待ちきれない妖怪たちですでに始まっている宴にニャンコ先生も参加。

夏目友人帳5-0-16

やってみるかと言われて手伝う夏目。ヒヅチは女房は口うるさくて、おっちょこちょいで、土はしゃべらないからいいよと話す。

ヒヅチ:「長いつきあいになる。女房とも土ともな」

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こちら盛り上がる宴。

夏目友人帳5-0-18

ヒヅチと夏目が作った盃にハツナが上薬を塗る。こればっかりは私の腕次第でねとハツナ。窯に火入れするぞとヒヅチが夏目を呼ぶ。

夏目友人帳5-0-19

これが一番肝心。火の調子で出来が違うからなとヒヅチ。夏目を見て、やっぱりレイコに似ているなと言った。

夏目友人帳5-0-20

人の子と話をしたのはあれが初めてだった。それからレイコを見かけると大人になったかと声をかけた。

ヒヅチ:「レイコはいつも笑うだけで...人の命ってのはやたら短いっていうが何ともじれったいもんだ。おかしなもんだよなあ」
 夏目:「俺には想像もつかないよ。ヒヅチとハツナがどれほど長い旅を続けてきたのか。けど、その間に強くなれたなんて、やっぱりすごいよ」
ヒヅチ:「強くなるだけじゃねえ。けどなあ...へへへ何でもねえよ」

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宴の席で叫び声がして行ってみるとみんなの盃が崩れていた。夜までもたなかったかとヒヅチ。

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悪いけど今日はもうお開きだ。ごめんよとハツナが頭を下げた。

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いい酒だった。ごちそうさまと妖怪たちは帰って行った。何とも聞きしに勝る酒だったなあとニャンコ先生も言った。

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帰り道、残念だがふたりとも盃を作る力が残っていないようだなとニャンコ先生。

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夏目:「でも、どうして?」
先生:「何かあったわけじゃない。あのふたりはただ、もう寿命が近いのだろう。あ、近いと言ってもお前が思うほどすぐじゃないぞ」

夏目友人帳5-0-26

やつらは、もしかするとボウスイ岩の湧き水を求めて来ていたのかもしれないなとニャンコ先生。確か湧き水が出るのは12年に1度。冬至に一番近い満月の夜。あ、今夜か。

駆け出す夏目。せっかくいい気分なのに走らせるなと言いながらニャンコ先生も後を追う。ふたりは家にいなかった。ボウスイ岩に連れて行ってくれと夏目はニャンコ先生に言った。

夏目友人帳5-0-27

到着するとヒヅチとハツナは一本角に立ち向かっていたが、ふたりとも撥ね飛ばされていた。夏目が駆け寄るとお前から食ってやると一本角は言った。

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ふたりの前に立つ夏目。斑の姿になったニャンコ先生が一本角を押さえた。

夏目友人帳5-0-29

湧き水をたらふく飲んで一本角は力をつけていたが、私の相手ではない、所詮は小物とニャンコ先生は一本角を追い払った。

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ハツナ:「ごめんよ夏目。また助けてもらっちまって。先生もありがとう」
 先生:「なあに、酒の恩は返さないとな」
ヒヅチ:「夏目、ずいぶん大物の友人を持っているんだな」

湧き水を汲んだハツナは、これを上薬に混ぜてみようと思ってねと言った。

ハツナ:「夏目のおかげで、もう一度盃が作れるよ」
ヒヅチ:「作れなくなったら、そん時はそん時だって何度も言ったんだけど、こいつがあんまりうるせえから」
ハツナ:「何いってんだい。私はあんたのために」
ヒヅチ:「わかってるよ、だからそいつで、お前と俺の、夫婦ふたりの盃を作ろうぜ」
ヒヅチ:「前から思ってたんだ。何千何万と盃を作ってきて、俺たちだけのためのってのはなかったろう。最初で最後にふたりでよ...」

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ヒヅチ:「俺は嬉しいんだよ。やっとじゃないか。いい夫婦盃ができそうだ」
ハツナ:「うん」

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ヒヅチ:「じゃあな、夏目。レイコの孫に会えてよかったよ」
ハツナ:「ほんとうに」
ヒヅチ:「そんな顔すんなよ。盃が作れなくなっても、ふたりがふたりでいる間はずっと旅を続けるさ」
ヒヅチ:「夏目が大人になったら一緒に飲もうぜ。ありがとうな、夏目」
ハツナ:「ありがとう」

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家に戻ると塔子さんが、こんなに遅くまで、連絡くらいしてちょうだいと怒っていた。ごめんなさいと謝る夏目の泥だらけの顔を見てどうしたのと塔子さん。滋さんが、さあ、飯にしようか顔を洗ってきなさいと言った。でもと言う塔子さんに、食べてからゆっくり聞けばいいじゃないか、料理がさめてしまうよと滋さんは言い、塔子さんもそうねと言った。

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Last updated  2017.04.06 23:58:37
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