シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2016年05月02日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 嫌なことが立て続けにあったので、どうも書く気が失せ、ブログを小休止している。そんななか一服の清涼剤というか、非常に面白い本をみつけた。

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プライドが高くて迷惑な人 (PHP新書)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82091-0

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 この本の主題となっている「プライドが高い人」とは一言でいえば、「自分は特別偉いと思いこんでいる人」である。一人で思い込んでいるだけで、それを他に強要しなければ、迷惑にはならないが、その独自の価値観を他に強要するから迷惑になる。

 この本で議論されている「プライドが高い」とは、エゴが強い、欲望が強い、という意味にもとれる。エゴが強いのは自由という意味では正当化され得る可能性もあり、自分内でとどめ、他に強要しなければ有益だが、しばしば、自分の枠を越え、他に強要する危険性を孕んでいる。

 つまり、現代人の生きる課題の一つとは、プライドの高さ、つまりエゴの強さを、いかに周囲との人間関係、協調性との間で両立させていくか、である。

 現代の巷は、「プライドが高い人」で満ち溢れているので、この本は大変参考になる。

 プライドが高いといえば、宇宙の進化から逸脱し、神々に離反した堕天使たちで、その話を紹介する。

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 -弟子のクッテネルがお送りします。

http://kumaneru.blog100.fc2.com/blog-entry-1097.html

≪ルシファーとアーリマン(5)(改変)≫

★地球の構造 第1~5層

 今回は地球の構造のお話です。と、言っても『地学』の授業で教えられた、科学的な知識を復習するのとは違います。

 シュタイナーは、地球を9つの層に区分し、それぞれが人間の運命と深く関わっている、と述べています。それでは最初の5つの層を見てみましょう。

 「地球は、多くの生命体の運命に深く影響することを人類は知っています。

 …例えば、地震や火山噴火などは、何百・何千という人々の運命に介入します。人間の意志は、地震や火山噴火に何らかの影響を与えるのでしょうか。

 これまでの神秘学は、地球の内部について、いくつかの層から成っている、と語っています。

 しかし、それらの層は玉葱のようにはっきりと分かれているのではなく、柔らかく混ざり合っています。

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 一番上の層を成している鉱物は、玉子の殻と比較できます。この一番上の層は『鉱物地球=物質層』と呼ばれます。

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 その下の層は、地球のどの物質とも比較できないもので、『液体地球=エーテル層』と呼ばれます。液体と言っても、唯物論で考えられる液体とは違います。

 …この層の液体は霊的な特徴を持ち始めるのです。この層は、《生命エネルギー》が集められると、すぐにその生命エネルギーを放出し、生命を絶滅させます。

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 第三の層は『気体地球=アストラル層』です。この層は《感覚》を破壊します。この層は、例えば、ある苦痛を感じると、快感に変化させます。その逆も行います。第二の層が生命を消し去るように、この層は、感覚を消し去ります。

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 第四の層は『水地球』或いは『形態地球』です。

 この層は、神界で生じる霊を物質に作図する形態の要素からなっています。

 この層には、物質の陰画(ネガ)が存在します。何か物質を壊すと、その陰画が生じます。反対のものに変化するのです。

 (量子力学でいうところのディラックの負のエネルギーの海)

 あらゆる事物の特性が、消滅して、分離し周囲に移行します。事物を受け入れる空間は空虚です。

 (ホメオパシーの原理の根拠となっている。)

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 第五の層は『果実地球』です。この層は、はち切れんばかりの成長(質転換=相転移)のエネルギーに満ちています。

 その各部分は海綿のように成長して、どんどん大きくなるのですが、上方の層によっておさえられています。  

 この成長のエネルギーは、第4層の形態を支援しています。

 (ホワイトホールのような感じか)

 シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』pp52-54 《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載

 さて、いかがでしょうか。第2層以降は、我々が聞かされてきた地球とは全く違っています。正直、小生も当初はどう説明していいものやら検討もつきませんでした。

 (唯物科学では、地殻以下は、マグマの領域と呼ばれ、マントル層、中心部は核と呼ばれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AB

 おそらく、シュタイナーに造詣の深い西川氏にとっては自明なのでしょうが、小生にはこれだけで理解せよと言うのは、いささか酷な話です。

 しかしながら、原文をそのまま載っけるだけでは、当ブログの目的にかないません。ここは誤解釈を恐れず、敢えて小生なりの解釈を加えて見ようと思います。

★惑星ソラリスをヒントに

 小生の思うところ、今回の話は第169夜で、西平氏が、一般に向けて紹介をためらった、『人類が地球と一緒に進化する』という概念の核になるような気がします。

 初めに、シュタイナーが『第2層以降は生命を持ち始める』と言っている点に注目して見ましょう。

 つまり、地球という生命の意志が反映された層であって、それらの層に意識を集中することで、その意志を読みとり、人間はその意志に左右されると言うのです。

 ちょうどこの感覚は、第153夜で紹介したレムのSF小説、『ソラリスの陽のもとに』のストーリーを思い浮かべると、イメージし易いかも知れません。

 内容をご存知で無い方のために、以下ざっくりと、同小説の粗筋を紹介しておきます。
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 地球の探査隊は、2つの太陽を持つ惑星『ソラリス』の『海』を調査しますが、『海』は探査隊がそれに向けて放射線を照射したのを境に、不可思議な反応をするようになります。

 『海』は、人間の『思考』を読み取り、その人の心の中にイメージされる『物や人そのもの』の形態を、そっくり『コピー』して創り出し、隊員達の眼前に出現させます。

 コピーは、姿形はそっくりですが、あまりにも馬鹿でかかったり、愛する人にそっくりではあっても、言語能力や痛み等の感覚が全く無かったりします。

 人間らしからぬ不完全な感覚を持ったままの『コピー』は、壊れ(死に)、失望を味あわせ、数時間後にはまた元と同じ別の『コピー』が何度も出現します。

 そのため、探査隊員の多くがノイローゼ状態となり、探索隊は調査の継続を断念して『ソラリス』を去って行きます。SFではありますが、人間心理を描いた作品と見ることも出来ます。

 物語では、最後まで『海』の意図はわからないままですが、少なくとも、人間が正常な精神状態を保てるような状況で無いことは確かです。
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 そして、シュタイナーによれば、我々の地球も、このソラリスと同じで、我々人間はそれを『自らの意志によるもの』と錯覚させられている、というのです。

 このようにはっきりと書かれているわけで無く、先に述べたとおり、小生の推測の部分があることは否めません。以下、誤りがあれば是非ご指摘ください。

 (地球が人間に肉体を提供している見返りに、肉体の物質的な行為を受け取る。)

★地球の意志

 まず、小生なりに朧げに感じるのは、第2~4層に関しては、第134夜以降でお話しして来た、死後の霊界に対応しているように思えるのです。

 死後《肉体》は消滅しますが、その他の3つの体は残ります。第2層は死後に人間の魂が《生命》の源である《エーテル体》を放り出す世界に思えます。

 第3層は《苦痛を快感に変える》などと言うと、一見良さそうに見えますが、快楽を求めるあまり、《苦痛》を求めるマゾヒストになってしまいそうです。

 《感覚》と言えば、霊界では《アストラル体》が《欲望》に変わるということでしたが、アストラル体が破壊される層ということかも知れません。

 第4層については、第135夜の『思考=イメージ』をつくる世界のように感じます。ただし、物質全てが『ネガティブ』な陰画に変わるという点で異なっています。

 第5層は膨張や増大を促す層のようです。

 どうやらこれらの層は我々人類と地球の進化に関わっているらしいのです。

 少々長くなりそうなので、第6層以降は、次回第181夜でお話しすることにします。

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 唯物論ではほとんど理解不能な話だが、地球は人間よりも高次の生命体で、9つの層からなるという。





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Last updated  2016年05月06日 14時23分11秒
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