シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2018年07月06日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
忙しすぎて、月に一回ペースの書き込みになってしまっているがすいません。日本の政治経済はアホの不始末で崩壊なので、書く気がとっくに失せているので、巷を賑わせているサッカーのワールドカップについて書いてみたいと思う。

小生は82年のスペインワールドカップから見始めたのだが、それまでは野球小僧で、それ以来周囲の環境の影響もあり、サッカー小僧に転換した。そのときのサッカー小僧たちは、やれベッケンバウアーだの、クライフだの、オランダのトータルサッカーだ、いやいやゲルトミュラーのボンバーも鮮烈だなどの喧々諤々のサッカー論が渦巻いていた。

82年のスペインワールドカップといえば、マラドーナがデビューし、今ではありきたりになったブラジルのエース潰しのファールラッシュに怒り心頭に達したまだ青年のマラドーナが、交代したばかりのバチスタの股間に蹴りをいれ一発レッドで退場したのがいまだ記憶に新しい。

その後の神の手ならぬ、伝説の左足から繰り出される悪魔の蹴りが股間に直撃したのだから、バチスタ選手はたまったもんではなかろうか? 一応サポータを装着しているという噂が流れたが、その後の股間がどうなったのかは私にはいまだ消息不明である。

話が脇道に逸れたが、新人でデビューして相手からいきなりマークされ、股間に蹴りを入れて一発退場するアグレッシブさは、日本人選手からは考えられないものだろう。当時のアルゼンチンVSブラジルは、海外選手が少なく国内選手大半だったので、常に乱闘まがいのファール合戦を繰り広げていたのだが、サッカーというよりも、ボールを介した格闘技ともいえるが。だからといって、相手選手に股間蹴りを食らわすのは、並外れた闘争心といえるだろう。

日本では新人が大舞台にでれば緊張するのが普通だが、新人マラドーナは違ったようである。

並外れた闘争心は、相手に噛みついたウルグアイのスアレスにもみられた。またフランスのジダンも頭突きを食らわしてレッド一発退場しているし、ベッカムもアルゼンチン選手の挑発に乗って足を出して転ばして、レッド退場して、イングランド国民にスパイスガールズと一緒にいろと罵倒され総スカンを食らったことも私には記憶に新しい。

以上は悪しき例だが、ワールドカップで成功する資質というのは、一発レッド退場も辞さない並外れた闘争心をもつことが挙げられる。ただし、攻撃的ポジションに限るのはいうまでもない。

日本人選手に欠けているのは、この並外れた闘争心である。いまでも日本人選手で一番もっているのは、とっくに引退した釜本氏であるように思えるのは私だけではなかろう。

さて、スペインワールドカップに戻すが、この大会のブラジルは優勝できなかったが、サッカー小僧の憧れの的であったのは誰もが疑わないだろう。黄金のカルテットといわれたソクラテス、ジーコ、ファルカン、セレーゾはいまでも有名である。

しかし、残念ながら、GKとFWがダメだったのである。対して、優勝したイタリアは、伝統的な守備体型の、鍵をかけるといわれるカテナチオで、GKゾフを中心に鉄壁の守りを敷いて、コンティとアントニオーニの二人で速攻のカウンター攻撃を仕掛け、最後は得点王に輝いたポジショニングが巧い、圧倒的な決定力のロッシが決めるという、現代サッカーの基本ができていたのである。

ここから持論を展開するが、現代サッカーの原型は、このスペインワールドカップでつくられたように思われる。イタリアの守備的体制に、オランダのトータルサッカーを組み合わせたもので、フリーキックやセットプレーはブラジルのカルテットを中心にしたアレンジを加えたものである。

とにかく、この大会のイタリアのGKゾフは伝説的だった。このゾフから2点とったブラジルも凄かった。この2点はFWがとったのではなく、ソクラテスとファルカンだった。もしFWが優秀だったら、最強だっただろう。このときのブラジルFWの不甲斐なさをみて、自分がなるべきと志して、ロナウドは、ブラジル代表のFWとなったといわれている。

結局、サッカーはGKとFWである。この両ポジションがチームの足を引っ張るようではワールドカップで上位にいくことは困難である。

長々と前置きを展開してしまったが、今大会の話を始めることにする。

今大会で、強いと思われるチームは、ウルグアイとフランスである。残念ながら、本日対戦してしまう。ウルグアイは伝統的に狡賢い守備をして、イタリアのカテナチオに似た硬い守備を誇るが、今回は、スアレスとカバーニの2トップが凄い。対して、フランスは、エムバペのスピードが圧巻で、フランス伝統のパスを素早くつないだシャンパンサッカーの中心となっている。

この2チームが抜けているように思う。ブラジルも今大会は出来がよく、コウチーニョがいいが、まだネイマール一人に頼る体質が抜けきれていない。予選で勝って涙したネイマールの苦悩がそれを象徴している。

16に進出したチームをみると守備が強いことがわかる。特にハイボールに強い高いDFは必須である。

つまり、長身のGKは勿論だが、DFも全て長身でなければハイボールクロスに対応できない。GKは190cmは欲しい。DFも185cmは欲しい。

今回の大会で象徴的なのは、ドイツの大敗で、これまでのドイツとは全く異なるヘボイツともいえそうな出来で、シュートは打つがとにかく決定力に欠ける、かつての日本代表をみているようで、大変失望させた。

それもこれも、ドイツ伝統の強いFWが今回は全く不発というかヘボだったことがその大敗の一因である。ドイツといえばゲルトミュラーをはじめとする、90年優勝のクリンスマン、フェラーの2トップ、そして14年のクローゼまで、とにかく決定力には定評のあるFWが必ず代表にいたものである。

ドイツの定評と比べて、波が激しいのがオランダで、今大会は予選落ちだが、ファンバステンや、強力なFWベルカンプを擁するときはワールドカップでも活躍している。

オランダのようなトータルサッカーの生みの親でも、FWの出来に左右されるのである。

このような観点から、例えば、今回の日本をみると、残念ながら、強力なFWはいない。一戦一戦をみれば、確かに、大迫も水準スレスレとはいえるが、安定的に活躍できないのが、欠点である。日本のFWの場合、日替わりメニューなのである。

これは恐らく、闘争心の問題だろう。一戦一戦は闘争心が続くが、連続して3戦まで続けることができないのである。あらゆる角度からゴールを狙えるというFWの引き出しが少ないということである。

それでいながら、1トップのFWにするのが間違いで、FWの調子如何で決定力が変わってしまうのである。だから、2トップにするか、3トップにしなければおかしい。

3トップにすると、守備が弱くなるので、2トップが主流である。それもヘディングが得意なFWとドリブル突破が得意なFWを組み合わせるのがオーソドックスである。

今回の日本でいうなら、乾と大迫の2トップでいくべきだっただろう。乾はやや下がり気味の大迫1トップという感じだったが、だとすれば、柴崎と香川がもっと前に位置しないといけない。だから、原口は??だった。 大迫の代わりに原口ならわかるが、原口はFWというより、MFのようだった。

しかし、従来の日本代表よりは決定力があったのは、乾と大迫のコンビが良かったからである。

さて問題は、日本のGKである。私は川島でなかったら、ベルギー戦は勝てたと思っている。ベルギーは一点目のヘナヘナラッキーヘディングが決まるまでは、明らかに焦っていたし、代表の正GKなら、あんなのはセーブできて当たり前である。ポジショニングが悪すぎる。

ほとんど正面をキープできずに、パンチングで逃れ、それも近距離にしか飛ばせないのでは、DFがいくらいても足りない。パンチングするなら、外に出すか、センターラインまで飛ばさないと意味がない。ペナルティエリアにパンチングすれば相手FWに絶好の機会を与えるだけで、現にセネガル戦の一点目のミスを招いた。

相手はヘボGKとみてどんどんボールをあげてくるだろう。

川島ファンには申し訳ないが、今回の川島の出来は完全な下降線を下っていたし、ハリルホリッジが川島を外したのも当然である。あんな不安なGKをよく使えたものである。

それは3戦目の6人交代の博打をしたことで、西野監督に疑問符を投げかけた。不安な川島を使い、しかも結果をだしていない6人を出すのは、博打というよりも無謀である。コロンビアが不調なエースを使ったのは、不安要素よりも、やはり結果を出している実績をとるためである。そういうのを博打といい。実績を出していない選手を使うのは単なる無謀である。

以下のお馴染みのホームページをみればわかるので、紹介する。

  ★     ★     ★

ロシアW杯番外編:「柴崎と共に去りぬ」→「西野の夏は柴崎交代とともに終わった!」
https://quasimoto2.exblog.jp/page/2/

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以上をみればわかるが、日本人は情にほだされるので、短期決戦には向かないことは、プロ野球からもわかるはずである。例えば、日本のプロ野球のなかでも、非情采配と呼ばれる監督ほど、短期決戦に向いていることがわかるはずである。

短期決戦では、調子のいい選手を使う、極力ミスを犯す選手はなるべく使わないか、犯したらすぐに交代させ、ミスを取り戻させない。ミスにひきづられない。むしろミスを決起にして、交代選手の活躍の場を与えるのがよいことがわかるはずである。

いまだに、日本人監督論が浮上しているが、日本人か、外国人かどうかよりも、起用に依怙贔屓がないか、ミスを犯した選手は即座に入れ替えることができるか、という点に絞って考えたほうがいいと思う。過去の起用法をみて、選手に好き嫌いがないか、偏りがないか、実力通りに起用しているか、査定すればいい話である。

私は、日本人監督はとかく大学閥とかの依怙贔屓があるので、それに束縛されるので、あまりお勧めできない。世界と戦う前に、派閥争いや内輪もめになるだけである。プレーしているのは選手で、依怙贔屓の起用などわかるはずである。あんなに下手なのに、なぜ使われるのか?など選手はよくわかっているはずである。

下手糞なやつが、実力の世界で、起用されれば、それは依怙贔屓しかない。

だからといって外国人に依怙贔屓がないとはいえないし、母国のサッカーの傾向から、選手を依怙贔屓するはずである。

ともかくも、日本では監督が先行するが、実力のある選手はどんな監督でも起用するはずなので、監督論よりも、GKとFWを優秀にする事や、闘争心を長く保つ訓練などを考えたほうがいいだろう。

GKとFWを世界トップクラスにするだけでも、上位に進出できることは、ベルギー戦の1点目の失点からわかるはずである。





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Last updated  2018年07月06日 23時46分00秒
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