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リンロン88

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2006.09.12
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カテゴリ: スピリチュアル

午前中に、家の芝刈りをしながら考えていたことを書こうと思っていますが、瞑想と同じで、ちょっと時間が経つとあまり覚えていません。

なので、思い出しながら・・・


一昨日、勉強をしなければ、と思いつつ、ついつい読んでしまった「超常現象の心理学」↓


超常現象の心理学


なかなか面白くて、その日のうちに一気に読んでしまいました。(小説などの類以外で、一気に読むと言うのはめずらしいのです。)

感想を一言で言えば、これは「良書」だと思います。

著者は大学教授で、ある意味、「反オカルト」の代表選手みたいに言われ、早稲田大学の某○槻教授ともども、「反精神世界」の科学者代表、と見られる方も居るかもしれません。

私はこの方を全然知りませんでしたが、この本を読んだ限りでは、真面目な、自分の科学者としての良心に忠実でいよう、という真摯さを持っている方、という印象です。


その態度は、反対のための反対に陥らず、あくまでも科学者としての実証性と論理の正確性を尊重している態度には好感が持てます。

ここまで書いて、今日の日記に その(1)と付け加えました。


これは多分、一回の日記で終わるほど簡単な話ではなく、おそらく「スピリチュアル」や「精神世界」に興味や関心を持つ人には、とっても重要な話なのではないか、と思ったからです。

まずは、表紙カバーの裏書(と言うのかな?)にある言葉から・・


「週刊誌の占いページやテレビのオカルト番組の語り口に、つい『なるほど』と納得してはいませんか?
 私たちの日常生活に深く浸透している、心の錯覚を巧みに利用した論法を知ることは、社会を揺るがす様々な問題を見据えるための、大切な手がかりとなる。
 認知心理学の眼を頼りにしながら、オカルトや超常現象、占いや通俗心理学に隠された、危険なこころの落とし穴を覗き込んでみよう。」


とある。


また、本の冒頭、著者は、こんなことを書いている。




「こころの時代」 誰が言い出したのかは知らないが、いつの頃からか、このキーワードが折に触れ語られるようになってきた。

『日本人は、経済的な繁栄を追い求めた結果、確かに物質的には豊かになった。しかし、私たちはその代償として、心のふれあいや精神の豊かさを失ってしまったのではないだろうか。社会は殺伐として、青少年の犯罪が続発するようになった。今後は、心のあり方に重きをおいた社会を築かねばならない。』

こんな言い回しを何度と無く耳にする。

 今朝もTVのワイドショーは、続発する少年犯罪を深刻に語っていた。

『知識偏重のあまり、豊かな”こころ”を失ってしまった現代の若者がこんな事件を起こすのです。』

 識者の言葉にアナウンサーとアシスタントが深くうなずいている。

私はうんざりしながらチャンネルを変えた。




ここで、この著者がなんで「うんざり」したか、わからない方は、この本を読んでみる価値があると思う。


読み進んでいくうちに、著者は「反オカルト」ではあっても、「反精神世界」ではない、ということがわかっている。

著者は「霊的なこと」を否定しているように一般にはとられていて、TVで「霊能者vs.科学者」といった対決番組に出たりして、「勝利」(?)した経験もある。


しかし、著者は、あくまでも「科学的な良心」に忠実であろうとしているに過ぎないことが、この本を読むとよくわかる。

確かに血液型占いや、霊の話が、面白おかしく、単なる娯楽の一部で留まるなら、その流行は大した意味を持たないかもしれないが、それが実際には厳然たる差別の理由としてまかり通り、その被害を受ける人も出てくるし、霊能者に言われて何百万、何千万の金銭的損害を被る人が後を絶たない状況に対して、いったい何が、こんなことを可能にしているのかを、心理学的な視点から解き明かしている。

そして、そこに述べられていることは、決して、「精神世界の否定」ではない、ということだ。

述べられているのは、そういった「精神世界」の人が陥りやすい、論理の飛躍や非証明性なのだが、こういった「科学的手法」そのものを否定する「精神世界の人」が後を絶たない。

彼らは、「科学の論理性は、この世界には歯がたたない」とか、「左脳ではなく、右脳で受け取れば、その存在は否定できないものとなる」とか、「私が見ることができ、私が体験しているものなのだから、そんなものはない、という科学の方が間違っているのは火を見るより明らかだ」とか、言う。

しかし、こういった論理の欠陥や、それで、ころっと納得してしまう人間の錯覚や認識の限界をこそ、著者は指摘しているのだ。


たとえば、霊やオーラが見えない人にとって、「私は見えるし、それは今こうなっている」という人間が居たとしたら、まったく取り合わないか、それを信じるかの、二者択一しかない。

それをたくみに利用した詐欺まがいの行為が後を絶たない現状を考えると、この著者の言う、「人間心理」の弱点や論理の欠陥を、しっかりと理解することは無駄ではないだろう。


ここまで書いて、案の定、今朝芝刈り中に考えたことの三分の一も書いていないことに気が付く。


やっぱり、今日は、その(1)だ。

続きを自分のために、また書きたいと思う。









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Last updated  2006.09.12 07:46:34
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リンロン88 @ Re[1]:「いただきます」と「ごちそうさま」(03/29) プチプチ大家さん >リンロンさん、もう楽…
プチプチ大家@ Re:「いただきます」と「ごちそうさま」(03/29) リンロンさん、もう楽天ブログは止められ…
リンロン88 @ Re[3]:存在そのものの「罪」(03/19) なみがしらMさん > 私が,言っているの…
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