ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

2009.07.06
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カテゴリ: 09映画・TVを楽しむ
昨晩はウィンブルドン男子決勝を衛星中継で最後まで見てしまった。
あれで途中で寝られるわけがない!
試合はフルセットにもつれこみ、最終第5セットなど30ゲーム!
見ているこっちがヘロヘロになった。

大方の予想どおりロジャー・フェデラーが勝利を収めたが、その内訳は全然予測していなかったものだった。ファイナル・セット前は互角、というか雰囲気的にはアンディ・ロディックの方が押し気味だった。ファイナル・セットでは双方善戦した、というのを超えて、もはや‘死闘’に近かった。

最後までどちらもほとんど疲れを感じさせず、(若干ミスは出たものの)精神的プレッシャーも感じられず、私には超人的に思える。ファイナルセットも、このまま何時間も続くのではないか、と何回思ったことか。

力を出しきったロディックへの声援が熱かったけど、守りの姿勢を貫き、最後にわずかなチャンスをものにしたフェデラーにやっぱり王者の風格を感じる。運命の女神って不公平よね・・・というありきたりな感想も沸くけれど、勝利ってこういうものだから、チャンスをずっと待つことも勝者に必要な要件なのだと思える。

にしても、彼らの尽きぬ体力と精神力に参りました。。。


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ところで、6月のシアテレで何度か(数か月前にも放映されたけど、興味が無く放っておいた)放映されたこの『ロシアバレエの伝説』シリーズのヌレエフの回の録画を観た。

旧ソ連時代を生きた舞踊家4人の波乱の生涯を追うドキュメンタリー・シリーズで、3回目がこの『ルドルフ・ヌレエフ~死との契約~』。

ヌレエフの伝記的な書籍も出ているし、自伝的映像も観たことがあるけど、それらよりもっと赤裸々。エリック・プルーンとの長い間の恋愛関係や、公私ともにマーゴと一緒に過ごした期間のことなどが語られ、ロシア製作だとあけすけになるのかしら・・と勘繰ったほど。

身近にいた人々の証言だと、有名な亡命劇も違った色合いで語られ、改めてエキセントリックな彼のエピソードの数々を興味深く聞いた。

2006年/露製作





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Last updated  2009.07.06 23:21:39
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