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もうすぐスカラで同じ「ローエングリン」を見るというのに、旅行の荷づくりをしながら、予習として見ていました。あんまりネタバレとか気になりません。どっちかと言うと、心得ておかないと、肝心のところを見逃すタイプなので、同じ演出でもしっかり見ておこうという腹づもりでした。◇ミラノ・スカラ座 2012/13シーズン 開幕公演 歌劇「ローエングリン」<出 演>ドイツ国王ハインリヒ:ルネ・パーペローエングリン:ヨナス・カウフマンエルザ・フォン・ブラバント:アンネッテ・ダッシュテルラムント:トマス・トマソンオルトルート:エヴェリン・ヘルリツィウス式部官:ジェリコ・ルチッチ四人のブラバントの貴族: ルイジ・アルバーニ ジュゼッペ・ベルランカ ジョルジョ・ヴァレリオ エミディオ・グイドッティ四人の小姓: ルチア・エルリス・ベルティーニ シルヴィア・マペルリ マルツィア・カステルリーニ ジョヴァンナ・ピナルディ<合 唱>ミラノ・スカラ座合唱団<合唱指揮>ブルーノ・カゾーニ<管弦楽>ミラノ・スカラ座管弦楽団<指 揮>ダニエル・バレンボイム<美術・衣装>クリスティアン・シュミット<照明>オラフ・ウィンター<演 出>クラウス・グート<字 幕>平尾力哉収録:2012年12月7日ミラノ・スカラ座(イタリア)キャストの事前知識は、カウフマンしかありませんでした(笑)。日本に来ないなら聞きに行こうかな、というところ。あれあれ・・・失礼しました。さすがスカラの開幕。豪華ですねえ。ルネ・パーペにアンネッテ・ダッシュ。式部官がジェリコ・ルチッチだなんて。主役級の声は申し分なく、オルトルートのヘルリツィウスが見っけものでした。演出は覚悟していたほどには、原型をくずしていませんでした。なんだか英雄っぽくないローエングリンで、ある意味今日的かもしれません。
2012.12.24
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ひたすら年賀状書き。BGMには、以前に録画した2012BBCプロムスの「ラスト・ナイト」。ジョセフ・カレヤの声が心地よかった。まろやかで良い声です~。<曲 目>【前半】スパークス(マーク・シンプソン)行進曲 「祖国新生に向けて」(スーク)別れの歌(ディーリアス)歌劇 「仮面舞踏会」から 永久に君を失えば(ヴェルディ) テノール:ジョセフ・カレヤ歌劇 「ウェルテル」から 春風よ、なぜ私を目覚ますのか(マスネ) テノール:ジョセフ・カレヤバイオリン協奏曲 第1番 ト短調(ブルッフ) バイオリン:ニコラ・ベネデッティ歌劇 「トスカ」から 星はきらめき(プッチーニ) テノール:ジョセフ・カレヤ歌劇 「トゥーランドット」から 誰も寝てはならぬ(プッチーニ) テノール:ジョセフ・カレヤ【後半】オリンピック・ファンファーレとテーマ(ジョン・ウィリアムズ)序曲 「謝肉祭」(ドボルザーク)映画音楽 「馬あぶ」から ロマンス(ショスタコーヴィチ) バイオリン:ニコラ・ベネデッティ朝の歌(レオンカヴァルロ) テノール:ジョセフ・カレヤ バイオリン:ニコラ・ベネデッティグラナダ(ララ) テノール:ジョセフ・カレヤ「回転木馬」から 人生一人ではない(ロジャーズ&ハマースタイン) テノール:ジョセフ・カレヤ英国の海の歌による幻想曲(ウッド) 小粋なアレトゥーザ トム・ボウリング ホーンパイプ ホーム・スウィート・ホーム 見よ、勇者は帰る ルール・ブリタニア(アーン/サージェント) テノール:ジョセフ・カレヤ行進曲 「威風堂々」 第1番(エルガー)エルサレム(パリー)イギリス国歌(ブリテン編曲)<出 演> 番組案内:ケイティ・ダーハム 特別ゲスト:ダニエル・デ・ニース(ソプラノ歌手)<演 奏> テノール:ジョセフ・カレヤ バイオリン:ニコラ・ベネデッティ<合 唱> BBCシンフォニー・コーラス<管弦楽> BBC交響楽団<指 揮> イルジー・ビェロフラーヴェク収録:2012年9月8日ロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)
2012.12.23
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仕事は停滞気味。家に帰って何も考えないようにするには、音楽を聞くのがいいですね。そこで、12/10に録画してあったNHKクラシック倶楽部「ピーター・ウィスペルウェイチェロ・リサイタル」を見る(聞く)ことにしたのでした。- ピーター・ウィスペルウェイ チェロ・リサイタル - 「あなたのファウストのエコー第1」 プスール作曲「無伴奏チェロ・ソナタ」 クラム作曲▽第1楽章 ファンタジア ▽第2楽章 牧歌的主題と変奏 ▽第3楽章 トッカータ 「無伴奏チェロ・ソナタ 作品8」 コダーイ作曲(チェロ)ピーター・ウィスペルウェイ~東京・トッパンホールで収録~ <収録:2009年10月23日> 現代もののオンパレードだったので、きっと私は楽しめないだろうと思って、リサイタルには行かなかったのでした。ですが、コダーイは空気が震えるような気がしました。その音の振動が小刻みに震えながら伝わってくるような。よく知った曲でないと、その曲のスタンダードな弾き方というのがわかりませんが、ウィスペルウェイの演奏は作曲家が想定した通りなんでしょうか?私にはかなりテクニカルな面で卓抜した工夫をしているように思えました。
2012.12.18
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本当は、METライブビューイング「テンペスト」を見るなら、今日しか機会がなかったのだけれど、夕方までに仕事が片付きませんでした。再上映を期します。。。帰宅して、録りっぱなしだった映像を見ることにしました。9/10にNHKプレミアムシアターで放映された「ルツェルン音楽祭2012」でのアバド&ルツェルン音楽祭管の演奏です。◇ルツェルン音楽祭2012<曲 目>エグモント 作品84(ベートーベン)レクイエム K.626(モーツァルト)[フランツ・バイヤー&ロバート・レヴィン校訂版]<出 演>ブルーノ・ガンツ(語り・俳優/1曲目)ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ/1曲目)アンナ・プロハスカ(ソプラノ/2曲目)サラ・ミンガルド(アルト/2曲目)マクシミリアン・シュミット(テノール/2曲目)ルネ・パーペ(バス/2曲目)<合 唱>バイエルン放送合唱団、スウェーデン放送合唱団<管弦楽>ルツェルン音楽祭管弦楽団<指 揮>クラウディオ・アバド収録:2012年8月10日ルツェルン文化会議センター・コンサートホール(スイス)精神的に疲れているのと、先々週からの風邪が治らないのとで参っていて、深夜まで何度もモーツァルトの「レクイエム」を聞いてしまいました。出演者が豪華でした。さすがルツェルン。こんなことなら、もっと早く聞けばよかった。 おどろおどろしいレクイエムではなくて、端正な音楽になっていました。私にはそれが心地よくて、精神的沈静剤になったかも。演奏の最後で、アバドが祈るように口のあたりへしばらく手を持っていっていました。長く感じたその時間をちゃんと聴衆と共有して、その後に拍手が沸き上がり、普通のコンサートでもかくありたいものだと思いました。
2012.12.12
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録画してあったNHKプレミアムシアター(11/12)の 歌劇「愛の妙薬」を見ていました。歌劇「愛の妙薬」(ドニゼッティ)<出 演>アディーナ:ミア・パーソンネモリーノ:ロランド・ビリャソンベルコーレ:ロマン・トレケルドゥルカマーラ:イルデブランド・ダルカンジェロジャンネッタ:レグラ・ミューレマン<合 唱>バルタザール・ノイマン合唱団<管弦楽>バルタザール・ノイマン合奏団<指 揮>パブロ・ヘラス・カサド<演 出>ロランド・ビリャソン収録:2012年5月~6月 バーデン・バーデン歌劇場(ドイツ)知人はビリャソンの声が「ネモリーノにしては重くなった」と言っていましたが、私は喉もかなり復調してきたように思います。声質はもとからこうだったかと。「人知れぬ涙」なんて、こちらも涙しそうになりました。ベルコーレにロマン・トレケル(ひげとメイクでトレケルには見えませんでしたが)、ドゥルカマーラにイルデブランド・ダルカンジェロ、と脇にもスターを配して、声の面ではなかなか充実していました。演出もビリャソンなんですね。楽しかったですが、私にはオペラと劇中劇で撮影している映画の区別がつきませんでした。最後にスクリーンに流れれたものだけが「映画」ということなんでしょうか?そこを「う~ん」と考えてしまうこと自体が、演出としてはいまいちなんでしょうね・・・。
2012.11.30
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パユのコンサート・チケットを持っていましたが、風邪をひいたのか、からだ中がダルくて熱い。王子ホールに出向くのはあきらめました。家に帰って何度も聞いたのは、録画してあったレーピンのこの演奏。- ヴァディム・レーピン バイオリン リサイタル - ◆ドビュッシー:「バイオリン・ソナタから 第2楽章 間奏曲」◆ストラヴィンスキー:「ディヴェルティメント」 1.シンフォニア 2.スイス舞曲 3.スケルツォ 4.パ・ド・ドゥー ◆ベートーベン:「バイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 作品30 第2」 第1楽章、第2楽章、第3楽章、第4楽章<アンコール> 「感傷的なワルツ 作品51 第6」 チャイコフスキー作曲(バイオリン)ヴァディム・レーピン(ピアノ)イタマール・ゴラン~東京・トッパンホールで録画~ <初回放送:2010年5月17日>レーピンは最初の音を聞いた瞬間から、神がかりみたいなものを感じます。若い時から神童だったけど、最近はテクニック以上のものを見せつけられますね。私は、ストラヴィンスキーの「ディヴェルティメント」が、こんなに抒情的にも聞こえるとは思いませんでした。とても気に入りました。12月のレーピンのコンサートにももちろん行くつもり。楽しみにしています。
2012.11.29
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マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」(府中)のチケットを持っていたのに行きそびれました。21日にグループ内で開催される大きな会議の準備が完成してなかったので仕方ないです。実は自分でも忘れていて、はっと気付いたらもう終演している時間でした・・・。とぼとぼと家に帰り、日曜に録画した「ららら♪クラシック」を見ました。ショパン:練習曲集 作品10 第12「革命」辻井伸行:神様のカルテリスト:パガニーニによる超絶技巧練習曲から 鐘(パガニーニによる大練習曲 から ラ・カンパネラ)以上、辻井伸行(ピアノ)ファジル・サイ:ボドルム ファジル・サイ(ピアノ)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番から 第2楽章 第3楽章辻井伸行(ピアノ)、外山雄三(指揮)、NHK交響楽団ヴァン・ クライバーン国際ピアノ・コンクールで優勝したときには、その快挙もあって、しばらく注目していました。今、彼のコンサートは全国各地で開催されています。「ひたすら美しい」と思った音が、もっと魂の入ったものに変わってきました。ですがまだ、私には万難を排してコンサートに駆けつけるほどではないような。これからもどんどん成長を続けられるでしょうし、こういう若いピアニストこそ、NHKがフォローし続けてくれるとうれしいです。
2012.11.20
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バレンボイムのソロのピアノというのも最近は聞いていないので、NHKプレミアムシアターの放送を録画していました。ショパン生誕200年 ガラ・コンサート・イン・ワルシャワ ~ダニエル・バレンボイム ピアノ・リサイタル~ ショパン作曲 「幻想曲 ヘ短調 作品49」 「ノクターン 変ニ長調 作品27 第2」 「ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35」 「舟歌 嬰へ長調 作品60」 「華麗な円舞曲 ヘ長調 作品34 第3」 「ワルツ イ短調 作品34 第2」 「ワルツ 嬰ハ短調 作品64 第2」 「子守歌 変ニ長調 作品57」 「ポロネーズ 変イ長調 作品53“英雄”」 「マズルカ ヘ短調 作品7 第3」 「小犬のワルツ 作品64 第1」 <収録:2010年2月28日>ポーランド ワルシャワ・フィルハーモニーホール 大指揮者の弾くショパン、という感じでした。細かいことはさておき、全体の構造で聞かせる。1つ1つの曲をどう弾くか、面白くはありましたが、ワルシャワでこういうショパンを弾くとは。勇気あるなあ。。。バレンボイムだからいいんでしょうね。DVD↓も出ています。【送料無料】【輸入盤】 『ショパン・リサイタル・イン・ワルシャワ2010』 バレンボイム [ シ...価格:4,432円(税込、送料別)
2012.11.01
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怒涛のような1日でした。。。経営会議に、社外プロジェクト。時間がなくて忙しいというより、精神的にキツかった。さて、録画してあったバレエフェスのAプロを見ました。本番のときも結構前の席で見ていたのに、映像で見るとイメージ違う演目がありますね。「ブレルとバルバラ」エリザベット・ロスの長~い脚に見とれました。適度に肉が付いている(?)のも、脚の存在感が増しました。風を切るようなジルの踊りもすばらしかった。怪我の養生で直前まで踊れなかったとは思えません。「ドン・キホーテ」からパ・ド・ドゥサラファーノフのバジルは品があります。貴人の落としだねか!?理髪屋さんとは思えない。バレエフェス当日は独特の雰囲気があるので、地味な感じもしましたがこうやって見ると、やはり好きなタイプのダンサーです。◇第13回 世界バレエ フェスティバル プログラムA1.「モペイ」 振付:M.ゲッケ2.「幻想~『白鳥の湖』のように」から 第1幕のパ・ド・ドゥ 振付:J.ノイマイヤー3.「ドリーブ組曲」 振付:J.マルティネス4.「扉は必ず…」 振付:J.キリアン5.「海賊」からパ・ド・ドゥ 振付:M.プティパ6.「瀕死(ひんし)の白鳥」 振付:M.フォーキン7.「パガニーニ」 振付:M.ゴメス8.「ラ・シルフィード」第2幕から 振付:J.コボー(ブルノンヴィル版に基づく)9.「ブレルとバルバラ」 振付:M.ベジャール10.「カンタータ」《世界初演》 振付:N.ドゥアト11.「ドン・キホーテ」からパ・ド・ドゥ 振付:M.プティパ<出 演>1.フリーデマン・フォーゲル2.エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン3.上野水香、マシュー・ゴールディング4.オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ5.ポリーナ・セミオノワ、イーゴリ・ゼレンスキー6.ウリヤーナ・ロパートキナ7.マルセロ・ゴメス、バイオリン:チャールズ・ヤン8.タマラ・ロホ、スティーヴン・マックレー9.エリザベット・ロス、ジル・ロマン10.ディアナ・ヴィシニョーワ、ウラディーミル・マラーホフ11.オレシア・ノヴィコワ、レオニード・サラファーノフ管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団指揮:ポール・コネリー収録:2012年8月3日 東京文化会館
2012.10.31
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仕事の都合でロマン・トレーケルのリサイタルに行けませんでした。悲しい。。。帰宅して、今度のウィーン国立歌劇場の『アンナ・ボレーナ』の予習として、クラシカ・ジャパンの録画を見ました。[出演]アンナ・ネトレプコ(アンナ・ボレーナ/ソプラノ)エリーナ・ガランチャ(ジョヴァンナ・シーモア/メゾ・ソプラノ)イルデブランド・ダルカンジェロ(エンリーコ8世/バス・バリトン)フランチェスコ・メーリ(リッカルド・パーシー卿/テノール)エリーザベト・クールマン(スメトン/メゾ・ソプラノ)ダン・パウル・ドゥミトレスク(ロシュフォール卿/バス)ペーター・イェロシッツ(ハーヴェイ/バス)[演出]エリック・ジェノヴェーズ[指揮]エヴェリーノ・ピド[演奏]ウィ-ン国立歌劇場管弦楽団及び同合唱団[合唱指揮]トーマス・ラング&マルティン・シェベスタ[収録]2011年3月31日、4月2日&5日ウィーン国立歌劇場[映像監督]ブライアン・ラージ歌手陣が豪華です。引っ越し公演もこれくらいだといいのに。現地でも発売と同時にソールドアウトだったらしいので、なかなか実現しない組合せかもしれません。ネトレプコがそんなに好きではなかったのですが、こうやって聞くと感情表現がこんなに豊かな歌手もそういない。いつも気になる声質も、こういう音楽だと気になりません。貫禄が付いてきたので、悲劇の王妃役はピッタリです。美貌のエリーナ・ガランチャは、ネトレプコ一人にオペラのメインポジションを渡しません。恋敵役の力量がこんな風に拮抗すると、俄然オペラが盛り上がります。女声2人のやりとりに実際にも火花が散るような感じでした。男声もダルカンジェロにメーリと揃って、聞きごたえがあります。この組合せだと、王座に目がくらんでパーシーを振るなんて気にならない。ダルカンジェロの方がいいな(笑)。衣装も豪華。現代的な読み替え演出もいいですが、時代考証ばっちりのこういう衣装もいいですね。エンリーコ8世の衣装は、ヘンリー8世の肖像画で見たのとそっくりでした。さて予習はしたものの、今度の引っ越し公演は11月に見る予定なので、期待を膨らませて待っています。DVD↓も出ていました。【送料無料】【輸入盤】 『アンナ・ボレーナ』全曲 ジェノヴェーゼ演出、ピド&ウィーン国立歌劇場、ネトレプコ、ガランチャ、他(2011 ステレオ)(2DV [ ドニゼッティ (1797-1848) ]
2012.10.23
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読響&カンブルランの公演に行き損ねました(涙)。残業中にはっと気付いたら、公演終了時間でした。。。帰宅してDVDレコーダーのHDDを整していたら、なんと1年前に録画したままダビングしてなかったウィーン・フィルの映像を見つけました。先般のウィーン国立歌劇場公演で、あんまり気持ちが盛り上がらなかったので検証してみたくなり、さっそく見てしまいました。<曲 目>交響詩「レ・プレリュード」(リスト)バイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 から第1楽章(パガニーニ/クライスラー編) 「鶴のいる風景」作品44第1(シベリウス)組曲「展覧会の絵」(ムソルグスキー/ラヴェル)<バレエ>ウィーン国立歌劇場バレエ団ウィーン国立歌劇場バレエ学校の子どもたち<バイオリン>ベンジャミン・シュミット<管弦楽>ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団<指 揮>ワレリー・ゲルギエフ収録:2011年6月2日 シェーンブルン宮殿の庭園(ウィーン)そう言えば昨年のウィーン・フィルの来日公演は、メンバーが結構欠け、なんか薄い音になってました。東日本の大震災後でしたので仕方ないと思いましたが、さてその前はどうだだったかな、と。ざっと聞いた限りでは、今年のドゥダメルより面白かったです。最初の「レ・プレリュード」からして妖しい(笑)。そうそう、こういう‘うねり’のような音が「サロメ」で聞きたかったんです。ゲルギエフは波があるけど、ウィーン・フィルとはケミストリーが起きやすい。してみると、先般の「なんか違う」感は、指揮者に拠るところが大きいのでしょうか。その後の、シュミットのパガニーニの超絶技巧もすかっとするほど見事でしたし、「展覧会の絵」のゲルギエフ節も楽しめました。DVD↓ももちろん出ています。『シェーンブルン宮殿 夏の夜のコンサート2011』 ゲルギエフ&ウィーン・フィル、B.シュミット 輸入盤 【CD】
2012.10.18
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以前ドキュメンタリーは見ましたが、演奏そのものの放送は見て(聞いて)いませんでした。NHKで再放送してくれて、ありがたかったです。<曲目>武満徹:フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイムショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 二短調 作品47<演奏>管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団指揮:佐渡 裕パーカッション:ラファエル・ヘーガー、シモン・レスラー、フランツ・シンドルベック、ヤン・シュリヒテ、ウィーラント・ウェルツェル<録画>2011年5月20日(金)ベルリン・フィルハーモニーホール(ドイツ)佐渡さんの指揮の印象がちょっと変わりました。もっとずっと昔、爆演系の指揮を何度も聞いていて、人を興奮させる力はすごいなあと思いつつ公演に通っていました。その後、そういうのにすっかり興味を失い、公演に足を運ぶことはありませんでした。久々に聞きましたが、オケと客席を熱狂に巻き込むパッションはそのままに、音楽そのものは細やかになった気がしました。以前のドキュメンタリーでは、BPOの団員がパユ様はじめちょっとクールな反応をしていたようですが、結局オケからの評価はどうだったんでしょう。応援モードがなくはないので、気になっています。
2012.10.10
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朝8時から取引先と次年度最大契約金額の案件の折衝。メーカーや公務員の方々は、この時間くらいから勤務されていると思うと頭が下がります。私の業界では、この時間に起きる人もいるでしょう・・・。必要以上に疲れました。あ、結果はなんとか当社提示どおりの金額で妥結。10/7に録画したNHKのららら♪クラシック「バレエの世界へようこそ第2弾!」を見ていました。ゲスト:首藤康之■「ドン・キホーテ」 パ・ド・ドゥからダニール・シムキン(バジル)、ヤーナ・サレンコ(キトリ)■ラ・シルフィード 第2幕からマチュー・ガニオ(ジェームズ)、エフゲーニャ・オブラスツォーワ(シルフィード)、東京バレエ団(妖精)■瀕死の白鳥ウリヤーナ・ロパートキナ田中 資子(ハープ)、遠藤 真理(チェロ)■「椿姫」から 第3幕のパ・ド・ドゥステファン・ビュリョン(アルマン)、アニエス・ルテステュ(マルグリット)高橋 望(ピアノ)オブラスツォーワのシルフィードが可憐。ほんとに空中に飛んでいってしまいそうです。バレエ界の至宝ロパートキナの白鳥は、映像で見ても感動が再現されました。チェロは遠藤さんの演奏だったんですね。バレエフェスでは、NBSも伴奏者のレベルを上げてくれるのでうれしいです。「椿姫」はですね・・・ステファンの方が病気に見える。彼はあまり好きなダンサーではありませんでしたが、こうして見るとちょっとした動きにセクシーさが垣間見えて悪くないです。(本当のご病気は快癒したんでしたっけ?)ルテステュは重そうでした・・・。15日のバレエフェス放送も忘れず録画しなくては!
2012.10.09
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通院後に出社。どうせ夜まで打合せが詰まっているし、労働時間削減にはなりません。。。クラシカ・ジャパンで、2003年ルツェルン音楽祭オープニング公演のアバドのマーラー『復活』が放送されていました。9月は芸劇で2回も『復活』を聞いたので(下野さんとインバル)、アバドだとどうなるんだっけ・・・と興味を持ったのでした。アバドだけでなく、ルツェルン祝祭管弦楽団というのがとんでもなくスーパー・オーケストラでした。ベルリン・フィルのスター・プレイヤーがここかしこにちりばめられ、一流オケのコンマスが何人も参加し、カプソン兄弟の顔も垣間見えました。グスタフ・マーラー・ユーゲント管のメンバーも、組み込まれているんでしょうね。どんなところも易々と演奏する軍団のようなオーケストラですが、一方でアバドならではの‘ゆるさ’も残されており、最高の『復活』でした。[演目]グスタフ・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』[指揮]クラウディオ・アバド[演奏]ルツェルン祝祭管弦楽団エテリ・グヴァザヴァ(ソプラノ)アンナ・ラーション(メゾ・ソプラノ)オルフェオン・ドノスティアラ合唱団[合唱指揮]ホセ・アントニオ・サインツ・アルファーロ[収録]2003年8月19日&20日ルツェルン・カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ルツェルン)[映像監督]ミヒャエル・ベイヤー
2012.10.05
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遅めの夏休みを取った後、仕事に追われています。他の人は全力せ進めているので、私の責任で進めているところが遅れがち。あっという間に残業漬けに戻りました。10/1のクラシック倶楽部で放送された「ベルリン・バロック・ゾリステンwith樫本大進」を見ました。◆「ソナタ ハ短調」(作曲)ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル、(バイオリン)樫本大進、(弦楽合奏)ベルリン・バロック・ゾリステン◆「四季」(作曲)アントニオ・ヴィヴァルディ、(バイオリン)樫本大進、(弦楽合奏)ベルリン・バロック・ゾリステン◆「合奏協奏曲「調和の霊感」作品3 から 第8番 イ短調 第3楽章」(作曲)アントニオ・ヴィヴァルディ、(バイオリン)樫本大進、(バイオリン)ベルンハルト・フォルク、(弦楽合奏)ベルリン・バロック・ゾリステン「四季」をあまり弾いたことはないと樫本大進は言ってました。しかしベルリン・バロック・ゾリステンのオルロフスキーが「ヴァイオリン・ソロの花火のような華やかさ」と表現していたように、かなりあざやかな腕前を披露していました。樫本大進の「四季」のソロを‘花火’というとは、なかなか言い得て妙。何をしていても手を止めて思わず聞いてしまうような強い引力がありました。
2012.10.02
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台風一過、という表現がぴったりの1日。WOWOWで放送された「イル・ディーヴォ ライブ・イン・ロンドン」を録画してあったのを見ました。CM等でよく耳にする割には、ちゃんとこのグループを聞いたことはなかった。「クラシック声楽のスタイルでポップスを歌う」って、聞く前からヤラレちゃいそうな予感がした設定です。熟した感じがするハーモニーがいいですねえ。結構気に入ったのですが、万が一にも「イル・ディーヴォがいい」なんて言うと職場ではオバサン扱されそうで、決して口にはできない(!)。なんでですかねえ・・・演歌歌手を想起させるような雰囲気があるからでしょうか?カム・ホワット・メイ(テ・アマーレ) ドーヴェ・ラモーレ アダージョネッラ・ファンタジア アンチェインド・メロディ(メランコニア) マイ・ウェイウィキッド・ゲーム MAMA ハレルヤ愛をふたたび サムホエア タイム・トゥ・セイ・グッバイ収録:2011年8月2日 ロンドン・コロシアムそれにしても、みんなイケメン。ロンドンの聴衆が映る瞬間があるんですが、女ばっかし(笑)。そういうメンバーばかりをチョイスして結成したグループだと聞いたことがあります。アイドル・グループと同じですね。バリトン好きな私は、カルロス・マリンがお気に入りになりました♪オペラを歌っているところも見たいものです。
2012.10.01
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夏季休暇明け初日。朝一番の会議でバタバタしたあげく、溜まったメールへの対応が途中なのに、夜も外部で会議。あっと言う間に通常モードに戻った1日でした。録画してあったNHKクラシック倶楽部「フェリシティー・ロット ソプラノ・リサイタル」を見ました。ロットは震災直後の4月に来日してくれて、そのときの録画です。外国人のアーティストの公演は、キャンセルに次ぐキャンセルだった時期でした。来てくれただけでありがたかったですね。- フェリシティー・ロット ソプラノ・リサイタル - 「歌曲集“ミルテの花”から“きみにささぐ”」リュッケルト作詞「歌曲集“ミルテの花”から“くるみの木”」モーゼン作詞「“三つの歌”作品83から“献身の花”」リュッケルト作詞「歌曲集“ミルテの花”から“東の国のばら”」リュッケルト作詞「“六つの詩”作品90から“わたしのばら”」レーナウ作詞「“こどものための歌のアルバム”から“時は春”」メーリケ作詞「“歌曲集 第2集”作品51から“愛の歌”」ゲーテ作詞「“ウィルヘルム・マイスターからの歌曲集”から“悲しそうに歌わないで”」ゲーテ作詞 シューマン作曲「喜歌劇“ジェロルスタン大公妃殿下”から“あの人に伝えてください”」「喜歌劇“ジェロルスタン大公妃殿下”から“ああ私は兵隊さんが好き”」オッフェンバック作曲「喜歌劇“熱中”から“恋は野の鳥”」 「喜歌劇“仮面の恋人”から“恋人がふたり”」 メサジェ作曲「喜歌劇“ほろ苦さ”から“もし愛がすべてなら”」 「ピッコラ・マリーナの居酒屋で」 カワード作曲「ニューカッスルの生まれかね」 イギリス民謡 ブリテン編曲「あすの朝」 リヒャルト・シュトラウス作曲 マッケイ作詞(ソプラノ)フェリシティー・ロット(ピアノ)グレアム・ジョンソン~東京・王子ホールで収録~ <収録:2011年4月15日(金)> 私がうれしかったのは「ジェロルスタン大公妃殿下」からの選曲。数年前にパリ・シャトレ座で見たのですが、面白いオペレッタでした。もちろん主演はフェリシティー・ロットで、指揮はマルク・ミンコフスキ、オケはルノーブル・ルーヴル宮音楽隊だったかと。ロットは、結構演技達者で、軍服を着て歌っていたと覚えています。コンサートでも、オペレッタになると身ぶり手ぶりが入ります。放映されたこの公演を生で聴いた知人は、アンコールのシュトラウスで涙が出たと言っておりました。選曲に震災直後の日本の聴衆への配慮を感じますね。
2012.09.27
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昨日の疲れが残り、まったりと過ごしました。9/17にNHKで放送された「クラシック倶楽部 エレーヌ・グリモー ピアノ・リサイタル」を見ました。- エレーヌ・グリモー ピアノ・リサイタル - 「ピアノ・ソナタ 作品1」 ベルク作曲「ピアノ・ソナタ ロ短調」 リスト作曲「ルーマニア民俗舞曲から」 バルトーク作曲1.棒踊り 2.腰帯踊り 3.足踏み踊り 5.ルーマニアのポルカ 6.速い踊り ~東京・サントリーホールで収録~ (2011/1/17)あまり興味がなくて、グリモーの公演に行ったことはありませんでした。NHKで放送されるなら、まあ見ておこうかな・・・というくらい。こういう演奏なんですね!かなり自分スタイルで弾いていて、女性版ラン・ランか(!)と思ってしまいました。でも、キライではありません。1つ1つの音がキレイだし、全体の構成をちゃんと自分で作り上げています。リストのロ短調は、大作の割には途中で飽きてしまうこともあるのですが、彼女の演奏にはそんな隙がない。目が(耳が?)離せません。しっかり堪能しました。生の公演にも行ってみることにします。
2012.09.24
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本日の交渉案件は半分しか進まず、そこで時間切れ。こちらの言い分は通しましたが、相手方の会社との間の雰囲気は最悪でした。胃が痛いです。。。今年生誕80年と没後30年を迎えるグレン・グールドがクラシカ・ジャパンで特集されています。これはグレン・グールドが『ゴルトベルク変奏曲』でデビューして2年後に行ったソ連演奏旅行のドキュメンタリー番組。[出演]グレン・グールド、ウォルター・ホンバーガー、ヴラディ-ミル・アシュケナージ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、アンドレイ・コンチャロフスキー、ヴラディーミル・トロップ(語り)他[監督]ヨシフ・フェイギンベルク[制作]2002年「北米大陸出身のアーティストとして戦後初めてソ連演奏旅行を行ったピアニスト」ということを私は知りませんでした。1957年5月7日モスクワ初日のリサイタルは、最初はガラガラだったそうです。グールドはロシアで知られていなかったし、演奏したバッハは、当時のロシアでほとんど演奏されなかったこともあって人気がなかったらしい。ところが、第1部が終わるやいなや、聴衆が電話で知人を呼び寄せ、終演時には満員の中で大喝采を浴びたというエピソードが紹介されていました。これはモスクワだけでなく、サンクトペテルブルクでも同じだったらしいです。確かに、今聞いても「斬新」(この言葉自体が斬新ではないですが)な演奏です。アシュケナージが「バッハは長時間聞いていると飽きるけど、彼の演奏は飽きない」なんてことをインタビューで言っていました。同じ音楽家に発言させるあたりが心憎い演出です。しかし・・・後年の写真は俗世間の人とかけ離れた印象を持ちますが、この頃のグールドは本当に美青年でしたね。神秘性を増したのは、そのせいもあったと思います。
2012.09.20
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9/20に大きな交渉案件があって、ほとんど終電近くになる日々。家に帰って寝るだけの生活なので、その合間に録画した映像を見ています。9/7に録画したNHKクラシック倶楽部の「ジュリアード弦楽四重奏団 演奏会」を見ていました。ベートーベン「弦楽四重奏曲 変ロ長調 作品130 大フーガ付き」ジュリアード弦楽四重奏団このカルテットは、何と言うか‘エッジが効いている’感じがして、好みです。
2012.09.19
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今日はまた経営陣と会議。私的重点ではないので、それなりのレベルで準備。上長はプリプリしていましたが、マネジメントされるための報告会議に、長時間取られる方の身にもなってほしい。。。でも、まあ、対外折衝の案件は成果を得たので、木曜にしてやっとほっとできる夕方を迎えられました。ドミニク・ヴィス・・・聞いたことがあるのかないのか記憶が定かでないので、やはり放送を録画しておいたのでした。そういうとき、NHKの「クラシック倶楽部」は便利です。- ドミニク・ヴィス&カフェ・ツィンマーマン演奏会 - 「カンタータ“ドン・キホーテ”」 クルボア作曲「カンタータ“エフェソスの貴婦人”」 グランヴァル作曲「カンタータ“ラ・ソナート(ソナタ)”」 ガルド作曲(カウンターテナー)ドミニク・ヴィス(演奏)カフェ・ツィンマーマン~東京・王子ホールで収録~ <収録:2011年3月4日(金)> 通常は、カウンターテナーの公演にそれほど食指が動かないのです。ファルセットで歌うと不安定な感じがして(実際は違うかもしれないです。聞いた感じが繊細という意味。)、それがあまり好みでない場合が多い。しかしドミニク・ヴィスの声は艶やかですね。演技力も抜群。バロック・オペラの中で彼の声を聞きたい。日本ではムリでしょうね・・・。
2012.09.13
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翌日の経営会議のための資料作成で深夜残業。今回は全然内容が追いつかず(そこまで検討が進んでいない)、当日いろいろ指摘があることでしょう。。。帰宅して、録画してあったNHKクラシック倶楽部(8/27放送)「ペーター・レーゼル ピアノ・リサイタル」を見ました、「ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 作品31 第1」 「ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 “ワルトシュタイン”」 「7つのバガテル 作品33から 第2曲」 ベートーベン作曲~東京・紀尾井ホールで収録~ <収録:2009年10月2日(金)>疲れているときはこういう演奏がいいですね。正確な打鍵でありながら平凡でない。情緒に流されず、だけど豊かな気持ちになる。力まかせの演奏や作品をデフォルメしすぎる演奏は好きじゃないので、ペーター・レーゼルの演奏を何度も繰り返して夜半まで聞いていました。古いタイプのピアニストですが、妙に親近感が湧きました。
2012.09.11
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仕事の研修合宿2日め。本社に戻って18:15~で会議。外部からのお客様と上級幹部を待たせていたので、研修会場から走る、走る。やっぱり長い1日でした。家に帰って録画を見るくらいが1日のうちでわずかなリラックス・タイムです。今日は、NHKクラシック倶楽部で8/23に放映された「三浦文彰 バイオリン・リサイタル」を見ました。 「ディヴェルティメント」ストラヴィンスキー作曲「バイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 作品94a」プロコフィエフ作曲(バイオリン)三浦文彰(ピアノ)イタマール・ゴラン~東京オペラシティで収録~ <収録:2011年7月8日(金)>昨秋にヤマハホールで初めて聞いた三浦さん。若いのに、若干の憂いを帯びたような音色がいいなあと思いました。テンポがUPすると切れ味も鋭い。そういえば、地元のホールでも彼の公演が予定されていたので、また生で聞きにいこうと思います。
2012.09.07
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美容院に行ったあと、明日提出の企画書を仕上げるために出社。来週はスケジュールが立て込んでいるので、考える仕事は週末にやっておかねば。8/21に録画してあったNHKクラシック倶楽部「カルメラ・レミージョ ソプラノ・リサイタル」の映像を見ました。「カロ・ミオ・ベン」(作曲)ジョルダーニ「歌劇“ジリアス・シーザー”から“つらい運命に涙はあふれ”」(作曲)ヘンデル「歌曲集“音楽の夜会”から“招待”」(作曲)ロッシーニ「歌曲集“音楽の夜会”から“約束”」(作曲)ロッシーニ「歌曲集“音楽の夜会”から“踊り”」(作曲)ロッシーニ「歌劇“ドン・ジョヴァンニ”から“いいえ違います~わたしはあなたのもの”」(作曲)モーツァルト「歌劇“ファウスト”から 宝石の歌“何と美しいこの姿”」(作曲)グノー「歌劇“トスカ”から“歌に生き 恋に生き”」(作曲)プッチーニ「歌劇“ボエーム”から“わたしの名はミミ”」(作曲)プッチーニ「歌劇“ボエーム”から“愛らしいおとめよ”」(作曲)プッチーニ【出演】ソプラノ…カルメラ・レミージョ, テノール…アントニオ・ポーリ, ピアノ…レオーネ・マジェーラ【収録】2012年3月8日/東京・紀尾井ホール迷ったあげく、結局行かなかったリサイタルでした。超有名な曲ばかりで揃えていました。美しい声です。「カロ・ミオ・ベン」が好きなので、ここばかり繰り返して聞きました。リサイタルに行った知人は「声量が小さいかも」と言ってましたが、映像ではさすがにそれはカバーされます。日本で次にオペラに出演することがあれば、注目したいと思います。
2012.09.02
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仕事でなかなか厳しい交渉案件があり、途中で本当に嫌気が差しました。対外交渉するなら、利害関係の微妙なグループ会社間より、いっそ純粋に営業活動の方が精神的にはいい。あぁもう、ぐったり。。。8/20に録画したピエール・アンタイのチェンバロ・リサイタルを見ました。- ピエール・アンタイ チェンバロ・リサイタル - ■「“フィッツウィリアム・ヴァージナル”曲集から 野生の森」 ウィリアム・バード作曲■「“私のネヴェル夫人”曲集から私のネヴェル夫人のグラウンド」 ウィリアム・バード作曲■「トッカータ ホ短調」 フローベルガー作曲■「プレリュード“フローベルガー氏を模倣して”」 ルイ・クープラン作曲■「“クラヴサン曲集”第3巻 組曲 第17番からラ・フォルクレ」フランソア・クープラン作曲■「ソナタ ハ短調 K.175」 ドメニコ・スカルラッティ作曲■「イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807」 バッハ作曲1.プレリュード 2.アルマンド 3.クラント 4.サラバンド 5.ブーレ1、2 6.ジーグ <アンコール> 「“クラヴサン奏法”から 第8番 ホ短調 プレリュード」 フランソア・クープラン作曲~東京・武蔵野市民文化会館で収録~ <収録:2009年11月30日(月)>気になっていたので録画したのですが、ピエール・アンタイのチェンバロ・・・いいですねえ。実はもう10回くらいは録画を聞き直しています。チェンバロってもっと弱々しい音色だと思っていましたが、アンタイの演奏は「力強い」とか曲によっては「激しい」とさで言えるものでした。こんなに幅の広い演奏ができる楽器だったんですね。すごく気に入りました。さっそく今秋のリサイタルのチケットを取りました。早く生で聞きたいものです。
2012.08.29
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残務処理のため、半日出勤。帰宅後は、やはりレコーダーのHDDを空けるために、未視聴のこの録画を見てみました。WOWOWで7月に放映されたものです。ミミ (ロドルフォの恋人):アンナ・ネトレプコ ロドルフォ (詩人):ロランド・ビリャソン ムゼッタ(マルチェロの恋人)‥ニコル・キャベルマルチェルロ (画家):ジョージ・フォン・バーゲン (演技)、ボアズ・ダニエル (歌) ショナール (音楽家):アドリアン・エレート (演技) 、ステファーヌ・ドグー (歌) コルリーネ (哲学者):ヴィターリ・コワリョフ ブノア (家主):ティツィアーノ・ブラッチ パルピニョール (おもちゃの行商人):エルンスト・ディーター・ズットハイマー (演技) 、ケヴィン・コナーズ (歌) アルチンドロ (参事官):イオアン・ホレンダー (演技) 、ティツィアーノ・ブラッチ (歌) 合唱:バイエルン放送合唱団 合唱:ゲルトナープラッツ国立劇場児童合唱団 管弦楽:バイエルン放送交響楽団 指揮:ベルトラン・ド・ビリー 監督:ロバート・ドーンヘルム [ 収録: 2007年4月, ミュンヘン・ガスタイク・ホール ] え?主役と一部の役以外は演技と歌うのは別々なんですね。オペラを映画として撮ったものだと信じていたので、ちょっとガッカリ。映画として作ったことでのメリットは、シーンがいくつか挿入されていてリアリティがUPしたことでしょう。オペラだと同じ装置・場面で歌ってしまうところを、別の場面展開にしてわかりやすくしていました。・・・しかし、ミミとロドルフォは、カフェ・モミュスで仲間に合流する前にベッドシーンをこなしてしまうんですね。ミミから自分の部屋に誘ってましたね。発展家さんです。友人を待たせているろに、時間は大丈夫か?と心配してしまいました。ネトレプコは出産前の(オペラ歌手にしては)スリムな体型の時期でしたし、ビリャソンも手術前の時期に撮影したのでしょうか?主役2人は、歌も演技も想定内というところ。ムゼッタ役のニコル・キャベルは、キャラクターと合うとは思えません。なぜ彼女は演技もやっているのか、不思議ではあります。オペラをあまり聞いたことがなければ、楽しめる映画だとは思いました。(DVDも出ています)[DVD] ラ・ボエーム デラックス版
2012.08.26
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はっと目が覚めたら結構遅い時間で、すでに朝一の予定はキャンセル。疲れてます。。。DVDレコーダーのHDDを空にしなくちゃ、と思ってせっせとダビングか消去をしていたら、この映像が見つかりました。6月にクラシカ・ジャパンから録画したまま、HDDに眠っていました。シュトゥットガルト・バレエのマライン・ラドメイカーがチューリヒ・バレエに客演した作品です。『ペール・ギュント』はそのストーリーもグリーグの作だとばかり思っていました。イプセンの詩劇なんですね。どちらかと言うと、イプセンが自分の戯曲に付随する音楽をグリーグに依頼した、ということらしいです。そして、もちろん私はストーリーの内容を知りませんでした。・・・ひどい話です。誇大妄想癖のイケメン(マラインが主役だからそう思うのか・・・)が、花嫁を略奪したり、魔王の娘と懇ろになったり、預言者になったり・・・老人になってやっと故郷で自分を待つ恋人の元に帰りますが、その恋人の腕の中で息絶える。なんだか、釈然としない(?)話です。ペールを演じるマラインが美しいです。外見が絵のような美貌であるというだけでなく、踊る姿の優美さと、つま先まで神経が行き届いた繊細さに、ほうーっとため息が出ました。先般のバレエ・フェスで踊ったのは短い時間でしたから、そんなにマラインを堪能できませんでした。私にとって、初マラインと言っていいくらい。作品は、場面転換が多く、ストーリーはあるようでいてあまりないと言うか、流れのないオムニバス形式のようなものでした。バレエとして楽しめたかと言うと、マラインじゃなかったら微妙なところです。歌はいいんですが、セリフはちょっと邪魔。ストーリーが荒唐無稽で細切れなので、セリフで流れをカバーする意図もあったのでしょうか?振付には新味もあり、舞台上で砂を使うところなどは面白かったと思います。[出演]マライン・ラドメイカー、フィリップ・シェプマン、イェン・ハン、アナ・カロリーナ・クヮレスマ、チューリヒ・バレエ団 他[原案・振付・演出]ハインツ・シュペルリ [原作]ヘンリック・イプセンの詩劇『ペール・ギュント』[音楽]エドヴァルド・グリーグ:劇音楽『ペール・ギュント』Op.23[装置]フロリアン・エッティ [指揮]エイヴィン・グルベルグ・イェンセン[演奏]チューリヒ歌劇場管弦楽団及び同合唱団、クリスティアーネ・コール(ソルヴェイグ/ソプラノ)ボグスラフ・ビジンスキ(ペール・ギュント/テノール)アニエスカ・アダムチャク(ソプラノ)フイリン・チュウ(ソプラノ)アンジェリカ・ビョーイェ(メゾ・ソプラノ) [収録]2008年11月23日、12月5日&7日チューリヒ歌劇場DVD↓も出ています。【送料無料】 『ペール・ギュント』 シュペルリ振付、ラドメイカー、イェン・ハン、チューリヒ・バレエ(2008) 【DVD】
2012.08.25
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指揮者ラインスドルフの『神々の黄昏』リハーサル風景と本番映像です。METライブビューイングで『神々の黄昏』を見たばかりのなので、ワーグナーの音楽がまだ耳に残っていますが、往年の名指揮者ラインスドルフは、オケにどういう要求をするのか興味津々でした。オケへの指摘はすご過ぎます。オーケストラ・トレーナーというあだ名はダテではないですね。たとえば・・・「(今演奏した小節では)チェロ・トロンボーン・ファゴット・ホルンの音量と音質が強すぎた」「2拍子から3拍子へ移行するとき(オケの)半数が遅れた」など。また、彼の有名な辛辣さも顔を出しています。「誰かが違うところを弾いている!パート譜に問題が?」とか。もちろん映像を見ている私にはそんなことなど微塵もわからない(笑)。最後に本番映像があるんですが、リハーサル時の職人然とした厳しさが、鷹揚なマエストロのような指揮ぶりに変わって(というように見え)、その変化にもビックリです。[演目]リヒャルト・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』組曲(夜明けとジークフリートのラインへの旅~第1幕の場面転換の音楽~ジークフリートの葬送行進曲~フィナーレ)[指揮]エーリヒ・ラインスドルフ[演奏]南西ドイツ放送交響楽団[収録]1984年ベナツェットザール(バーデン・バーデン)[映像監督]ヤーノシュ・ダルヴァシュ
2012.08.23
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ドキュメンタリー「聖トーマス教会合唱団」~心と口と行(おこな)いと命~(2012年ドイツ)<出 演>合唱団 教育責任者:ローラント・ワイゼ聖トーマス教会 音楽監督:ゲオルク・クリストフ・ビラートーマス校 校長:カスリーン・コーマントーマス校 事務長:シュテファン・アルトナー聖トーマス教会 牧師:クリスティアン・ウォルフ合唱団寮監:トーラルフ・シュルツェ ほか<ディレクター>ポール・スマツニー/ギュンター・アッテルン1ヶ月近く前のNHK-BSプレミアムシアターで放映された「聖トーマス教会合唱団ドキュメンタリー」を見ていました。なかなか面白かったです。合唱団は、10歳から18歳まで全員が寮生活です。午前は教会併殺の学校へ通う。ヨーロッパのバレエ学校と同じですね。ただ、少年合唱団であり全員が男子なのと、卒業後は必ずしも音楽の道を歩むわけではないところが、バレエ学校とは違います。高校卒業試験を受けてさらに進学する生徒も多いようなので、全寮制のギムナジウムの一種のような性格を帯びているんでしょうか。音楽の道を極める苦悩よりも、親元から離れた団体生活(9年も!)の苦労とか楽しさとかに結構焦点が当たっていたと思います。また、合唱団が教会付属なので、宗教への帰依にも言及されていました。つまり、入学時にキリスト教信者であることは必須条件ではないが(ユダヤ教の家庭の子も2人いるとか)、バッハの音楽に親しんでいるうちに洗礼を受けることもあるらしい。音楽と宗教が一体になった生活です。「歌うことが好き」というだけでこういう生活に入っていって、在学中はそれなりに楽しくやっていたけど、卒業間際に突然一人で世間に放り出されるような気持ちになると言った子もいました。クリストフ・ビラーは結構厳しく合唱指導していましたが、日本にはあまりない、こういった少年合唱団の制度そのものへの興味がふつふつと湧いたドキュメンタリーでした。DVD(ブルーレイも)はもうすぐ発売です。↓ドキュメンタリー『ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の1年』 スマツニー&アッテルン監督(日本語字幕付) 【DVD】
2012.08.22
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バレエ・フェスの熱がまだ冷めず、ロシア・バレエのお姉さま方が出演されているこの放送録画を見ることにしました。5月にクラシカ・ジャパンで放映があったものです。まだ見てなかったんですよね・・・。■グリンカ:歌劇『皇帝に捧げし命』~ロシア皇帝に栄えあれ[出演]ボリショイ劇場合唱団■プロコフィエフ:バレエ『シンデレラ』~ワルツ[振付]ピエール・ラコット[出演]ボリショイ劇場バレエ団■チャイコフスキー:歌劇『オルレアンの少女』~「さようなら、故郷の丘」[出演]ヴィオレッタ・ウルマーナ(メゾ・ソプラノ)■ハチャトリアン:バレエ『スパルタクス』より[振付]ユーリー・グリゴローヴィチ[出演]イワン・ワシーリエフ(スパルタカス)■チャイコフスキー:歌劇『スペードの女王』~エレツキー公爵のアリア[出演]ディミトリ・ホロストフスキー(バリトン)■アサフィエフ:レエ『パリの炎』~バスク人の踊り[振付]アレクセイ・ラトマンスキー[出演]ナタリヤ・オシポワ、デニス・サヴィン、アレクサンドル・ヴォルチコフ■ラフマニノフ:ロマンス『乙女よ、私のために歌わないで』[出演]ナタリー・デセイ(ソプラノ)■ボロディン:歌劇『イーゴリ公』~ポロヴェッツ人の踊り[出演]ボリショイ劇場合唱団&バレエ団■ショスタコーヴィチ:バレエ『黄金時代』~タンゴ[振付]ユーリー・グリゴローヴィチ[出演]ニーナ・カプツォーワ、パーヴェル・ドミトリチェンコ■ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』[演奏]ボリショイ劇場管弦楽団■チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』~アダージョ[振付]ユーリー・グリゴローヴィチ[出演]スヴェトラーナ・ザハーロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ■チャイコフスキー:自然と愛[出演]ディナラ・アリエワ、エカテリーナ・シェルバチェンコ、エレーナ・ゼレンスカヤ(ソプラノ)エレナ・マニスティーナ(メゾ・ソプラノ)■プロコフィエフ:歌劇『修道院での結婚』[出演]マクシム・パステル(テノール)ロリッタ・セメニーナ(ソプラノ)パーヴェル・コルガティン(テノ-ル)アンドレイ・グリゴリエフ(バリトン)イリナ・ドルツェンコ(メゾ・ソプラノ)■ミンクス:バレエ『ドン・キホーテ』より[振付]アレクセイ・ラトマンスキー[出演]マリヤ・アレクサンドロワ(キトリ)ヴラディスラフ・ラントラートフ(バジル)■チャイコフスキー:歌劇『スペードの女王』~「ああ、私は悩みつかれた」[出演]アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)■チャイコフスキー:戴冠式祝典行進曲ニ長調[演出]ドミトリー・チェルニャコフ[振付]アレクセイ・ラトマンスキー[指揮]ヴァシリー・シナイスキー[演奏]ボリショイ劇場管弦楽団及び同合唱団[収録]2011年10月28日ボリショイ劇場[映像監督]アンディ・ゾマーホロストフスキーの「エレツキー公爵のアリア」が大好きです。あの声に似合っているし、彼の雰囲気にも合ってる。何回も聞いてしまいました。バレエはまあ、ボリショイらしさを出すのならこういう演目になるんだろう、と思わせるようなものが並びました。『スパルタクス』に『パリの炎』にポロヴェッツ人の踊り。バレエ・フェスではコンテばかりだったザハロワの、『白鳥の湖』アダージョはやはり美しい。あっという間に舞台上の世界を変えてくれる数少ないダンサーです。パートナーがウヴァーロフというので、目を見開いて画面を見つめてしまいました。もう見られないんですね・・・。ボリショイは最後のトリがバレエダンサーです。さすがボリショイ。これが他の欧米諸国なら、トリは絶対にオペラ歌手でしょう。歌手の中で最後に歌ったのがアンジェラ・ゲオルギューで、彼女が楽譜を持っていたのには興ざめです。準備ができなかったのでしょうか?ガラですよ。祝典なのに。全体に演出は凝っていました。年代別にボリショイ劇場の景観を見せてくれたりして、歴史を感じさせます。客席にはマイヤ・プリセッカヤとご主人のシチェドリンが見えました。フィーリンはロイヤル・ボックスに陣取っていましたね。この日のチケットは500万円で取引されたものもあったとか報道されましたが、確かに一大イベントでした。
2012.08.20
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1日の最後はまたイヤな感じの交渉事で終わりました。最近はなるで「外渉係」です。。。外部から直帰したかったのですが、いろいろ残務処理もあり帰社したら、ほとんどのメンバーが帰っていました。お盆ですものね。でも・・・どっと疲労感を感じました。- セルソ・アルベロ テノール・リサイタル - 「魅惑」 トスティ作曲「かわいい口もと」 トスティ作曲「最後の歌」 トスティ作曲「歌劇“リゴレット”から 第3幕 マントヴァ公爵のアリア “風の中の羽のように(女心の歌)”」ヴェルディ作曲「歌劇“連隊の娘”から 第1幕 トニオのアリア “ああ友よ、何と楽しい日”」ドニゼッティ作曲「歌劇“アルルの女”から 第2幕 フェデリコのアリア “ありふれた話”」チレーア作曲「歌劇“ラ・ファヴォリータ”から 第4幕 フェルナンドのアリア“やさしい魂よ”」ドニゼッティ作曲「サルスエラ“だて男連盟”から “小麦色の娘よ、きみが好きだ”」セラーノ作曲「想いの届く日」 ガルデル作曲「歌劇“愛の妙薬”から 第2幕 ネモリーノのアリア “人知れぬ涙”」ドニゼッティ作曲「歌劇“清教徒”から 第1幕 アルトゥーロのアリア “いとしいおとめよ、あなたに愛を”」ベルリーニ作曲(テノール)セルソ・アルベロ(ピアノ)浅野菜生子~東京オペラシティコンサートホール~<収録:2010年9月8日(水)>この公演に私は行ったのかどうか・・・行かなかった気がします。聞かせどころのわかっている強めの声で、なかなかよい声ですね。ただ・・・こっちが疲れていると、ちょっと厳しい。全部が強い歌い方だからだと思います。オペラで次に聞くときには、感情表現が豊かな面も見せてもらえたらいいなと思います。
2012.08.15
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暑いので、実家の犬に「クールベスト」をプレゼントしました。水に浸して着せるアレです。お散歩時にバテてしまわないかと心配したんです。どの通販でも売り切れで、よけい購買意欲が湧きましたが、この気温のせいでニーズが高いのでしょうね。結局、お散歩用ではなく、日中の熱中症対策ベストになったようです。(お散歩は早朝・夜間の涼しいときにしか行かないのでした。)人間用のを買おうかな。。。「ららら♪クラシック」は結構面白くなってきました。司会の2人にはいまだに違和感がありますが。今回はドビュッシー特集。◆前奏曲集 第1巻 「亜麻色の髪の乙女」ジャン・エフラム・バヴゼ(ピアノ)◆牧神の午後への前奏曲大野和士(指揮)、 フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団◆前奏曲集 第2巻 「変わり者のラヴィーヌ将軍」ジャン・エフラム・バヴゼ(ピアノ)◆前奏曲集 第2巻 「花火」ジャン・エフラム・バヴゼ(ピアノ)◆バイオリン・ソナタ から 第2楽章ヴァディム・レーピン(バイオリン) 、イタマール・ゴラン(ピアノ)◆交響詩「海」 から 「風と海との対話」ファビオ・ルイージ(指揮)、NHK交響楽団演奏はジャン・エフラム・バヴゼのピアノがよかったです。ドビュッシーの音楽は「色彩感」があると番組の中でも言っていて、実際にそう思いますが、今回の彼の演奏ほどそう感じるときは少ないですね。「花火」なんか、音がパチパチ飛び跳ねてもいるようでした。私のコンサート仲間も、「ドビュッシーはちょっと・・・」と言う人が多いのですが、番組の中で言われていた「ドビュッシー鑑賞マニュアル」を紹介してあげようかと考えています。下のマニュアル↓は、野本さんに言われて、「わあ、なるほど!」と思いました。みんな同じようで、ちょっと安心もしました(笑)。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【ドビュッシーの伝統からの脱却法】(1)メロディに頼らない(2)和音のルールに縛られない(3)ぶあつい響きの管弦楽をやめた【ドビュッシー鑑賞マニュアル】1)感情移入しない2)瞬間の美しさを楽しむ3)繰り返して何度も聴く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012.08.14
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一週間遅れで、NHK-BSの「クラシック倶楽部」でグザヴィエ・ド・メストレのハープ・リサイタルを見ました。「ハープ協奏曲 変ロ長調 作品4 第6」(作曲)ヘンデル、(編曲)グランジャニー「ソナタ ハ短調」(作曲)ペシェッティ、(編曲)メストレ「“無言歌第2巻”から“ベネチアの舟歌”作品30 第6」(作曲)メンデルスゾーン、(編曲)メストレ「マンドリン」(作曲)パリシュ・アルヴァーズ「ベネチアの謝肉祭 作品184」(作曲)ゴドフロア「アランブラ宮殿の思い出」(作曲)タレガ、(編曲)メストレメストレが出演したコンサートに、出かけたことはあるんです。でも、室内楽メンバーと一緒だったり、管楽器奏者の伴奏のような共演だったりで、彼の演奏をソロでじっくり聞いたことはなかったのでした。思ったより力強いですね。ピアノより繊細だけど、しっかり鍵盤楽器という感じの音です。男性奏者だとハープの面白みも変わります。音色がすごく気に入って、ヘンデルの「ハープ協奏曲」など、飽きるまで(?)何度も繰り返して聞いてしまいました。
2012.08.06
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仕事上の大きな交渉は、結局言いたいことは言ったが結論は出ないまま時間切れ。追いつめられたような心持ちは、来週まで継続持ち越しです。7/22にNHK特選オーケストラ・ライブで放送された「ルツェルン音楽祭2011」を見ました。アバドが指揮した「ハフナー」と「ブル5」。【出演】管弦楽…ルツェルン音楽祭管弦楽団指揮…クラウディオ・アバド<曲目>モーツァルト「交響曲 第35番 ニ長調 K.385“ハフナー”」ブルックナー「交響曲 第5番 変ロ長調<ノヴァーク版>」 ~スイス ルツェルン文化会議センター(2011年8月19日、20日)で収録~疲れたときには、こういう演奏を聞くのはいいですね。以前のアバドと比べて・・・なんて思いません。ハフナーは軽妙で職人芸のようでした。ブルックナーの5番も、しなやかな感じで、ゴリゴリ進んだりしません。私的にはホッとして聞けました。
2012.07.26
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今週は年度前半の山場になる大きな交渉案件があって、資料作りで深夜残業の連続を覚悟。週明けとはいえ、キツイです。朝放送される「NHKクラシック倶楽部」は、今日はアレキサンダー・マッジャーでした。- アレキサンダー・マッジャー ピアノ・リサイタル - 「“エチュード”から」 ドビュッシー作曲1.五本の指のために 5.オクターヴのための 7.半音階のための 12.和音のための 「エチュード 作品25」 ショパン作曲1.変イ長調“牧童” 2.ヘ短調 3.ヘ長調 4.イ短調 5.ホ短調 6.嬰ト短調 7.嬰ハ短調 8.変ニ長調 9.変ト長調“ちょうちょう” 10.ロ短調 11.イ短調“こがらし” 12.ハ短調 (アンコール) 「エチュード ヘ長調 作品10第8」 ショパン作曲「パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826から アルマンド」 バッハ作曲(ピアノ)アレキサンダー・マッジャー~東京・紀尾井ホールで録画~ <収録:2009年6月25日>私はショパンのエチュードの“こがらし”が好きです。よく聞いているから、という耳馴染みの問題だけかもしれませんが。マッジャーを聞いたことはなかったんです。だけど、エチュードづくしのこの日の演奏は、繊細で正確で、とても好きなタイプでした。若いとも思えませんが、日本でそんなにお見かけしないのが残念です。
2012.07.23
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今日は仕事でした。ちょっと片付きました。先週の二期会「カヴァ・パリ」は結構印象が強くて、余韻がまだあったので、クラシカ・ジャパンでのこの放送を見てみました。VHSで持っていましたが、DVDに買い替えてもなかったので、長い間見ていませんでした。[出演]エレーナ・オブラスツォワ(サントゥッツァ/メゾ・ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(トゥリッドゥ/テノール)レナート・ブルゾン(アルフィオ/バリトン)フェドーラ・バルビエリ(ルチア/メゾ・ソプラノ)アクセル・ガル(ローラ/メッゾ・ソプラノ)[作曲]ピエトロ・マスカーニ[監督]フランコ・ゼッフィレッリ[指揮]ジョルジュ・プレートル[演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団及び同合唱団[制作]1982年イタリア・ドイツ映画ドミンゴが‘千両役者’だと思えるのは、さすがにもっと後ですね。声はいいけど、あのすごい演技力はまだ見られません。この時代はさすがに共演者が豪華です。サントゥッツァにエレーナ・オブラスツォワ、アルフィオにレナート・ブルゾン。そして監督がゼッフィレッリだけあって、あの貧しそうなシチリアの風景の中にあって、ひときわ華やかな復活祭とミサの様子。オペラを映画にするなら、こうでなくてはと思います。久しぶりに見ると、改めて発見もあります。(単に忘れていただけかもしれませんけど。)最後の決闘は、ちゃんと映像にしてあったんですね。ナイフで刺されるところまで描写していたなんて。『カヴァレリア・ルスティカーナ』=「田舎の騎士道」とよく紹介されていますが、やっぱりその意味はわからないなあ・・・と思いながら見ていました。どこが騎士道なんでしょう?誰かが「徴兵される前に恋人に永遠の貞節を誓わせること」だと言ってましたが、だとしたらそれは破られたということですよね。あげくに決闘。この野蛮な決闘が「田舎の騎士道」なのかしら・・・と思っていました。決闘ってこの時代も禁止されていなかったんでしたっけ?映画の中でも警官がすっ飛んで行きましたけど。同じくクラシカ・ジャパンで放映されている「道化師」も、この勢いで見ておこうと思います。
2012.07.22
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来週月曜に大きな交渉事があるのに、全然資料ができていない。当然ながら、深夜残業に(涙)。7/16にNHKプレミアムシアターで放映された「ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2012」を見ました。先週のベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートに続いて、2週連続でドゥダメルの指揮です。売れっ子ですねえ。<曲 目>チャイコフスキー:歌劇「エフゲーニ・オネーギン」から「ポロネーズ」ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」から「ペルシャの奴隷の踊り」ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から「ダッタン人の踊り」ドビュッシー:交響詩「海」リヒャルト・シュトラウス:楽劇「サロメ」から「サロメの踊り」ポンキエルリ:歌劇「ジョコンダ」から「時の踊り」<アンコール>ヨハン・シュトラウス:ワルツ「ウィーンかたぎ」ヒメネス:「ルイス・アロンソの結婚式」から 間奏曲<出 演>管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団バレエ:ウィーン国立歌劇場バレエ団 ウィーン国立歌劇場バレエ学校の生徒たち指揮:グスターボ・ドゥダメル収録:2012年6月7日 シェーンブルン宮殿の庭園(ウィーン)今年のテーマは「ダンス&波」(?)ということだったので期待しました。ウィーン国立バレエが総出演で踊るのでは・・・と。確かにクラシックの中のダンス・ナンバーが揃いました。しかし、バレエ団が出演したのは、「ペルシャの奴隷の踊り」「海」とアンコールのみ。時間は結構長かったですが、なんかニューイヤー・コンサートを彷彿させる(?)ダンサーの使い方でした。音楽を邪魔しなくていいんですが、ダンサー総出で「ダッタン人の踊り」とか、色っぽいプリマの「サロメの踊り」とかあったら、もっとうれしかったのに。ベルリンのワルトビューネよりこちらの方が光の演出がド派手。ドゥダメルのキャラクターも、こういったイベントに合いますね。最初は舞台の前の人しか見えなかったのですが、よくよく画面を見ると、舞台のある丘の上からシェーンブルン宮殿まで人が埋まってる。10万人の人出だそうで、圧巻でした。TV録画とはいえ、楽しかったです。DVD↓も出ています。『シェーンブルン夏の夜のコンサート2012』 ドゥダメル&ウィーン・フィル 【DVD】
2012.07.20
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協力会社を招いての立食パーティ。立ちっぱなしで疲れました。ホテルなので、後片付けをしなくていいだけ助かりましたが。7/9に放映されたNHKプレミアムシアターを見ました。ベルリン・フィルの5月のヨーロッパ・コンサートと、6月のワルトビューネ・コンサートです。こんなにすぐに放映されるなんてうれしい。◇ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2012<曲 目>ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56aハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.7b-1ベートーベン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67<出 演>チェロ:ゴーティエ・カプソン管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団指揮:グスターボ・ドゥダメル収録:2012年5月1日 スペイン乗馬学校(ウィーン)◇ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2012<曲 目>チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64チャイコフスキー:ゆううつなセレナード 作品26チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ 作品34チャイコフスキー作曲/グラズノフ編曲:「なつかしい土地の思い出」から第3曲「メロディー」チャイコフスキー:序曲「1812年」 作品49<アンコール> パウル・リンケ:ベルリンの風<出 演>バイオリン:樫本 大進管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団指 揮:アンドリス・ネルソンス収録:2012年6月24日 ワルトビューネ野外音楽堂(ベルリン)どっちも、会場の制約は大きかったでしょう。ワルトビューネは雨も降ってました。音質が厳しいのは仕方ないですね。そして、どっちもソリストがすごかった。ゴーティエ・カプソンのハイドンは、気品とパッションの両方を感じました。また生で聞きたいです。樫本大進も、相変わらず情感のある美しい音色を出していました。彼はベルリン・フィルで確実にチャンスが広がったんですね。応援モードいっぱいで見ていました。
2012.07.17
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3連休の最後は、ほんのちょっと仕事をしました。暑いし気が乗らなくて、全然進みませんでしたが。クラシカ・ジャパンで「椿姫」の映像があっても、さすがにもう録画してまで見ないのですが、先般予告編を見ていたら、この映画版の「椿姫」に見覚えがない。おかしいなーと思いながら、録画しました。ストラータスもドミンゴも若くて外見が良すぎて、これをその昔映画館で見た友人(オペラファンではない)は、俳優が口パクしていてオペラ映画にしていると思ったそうです。元祖ビジュアル系。それでも、ドミンゴのアルフレード↓はもちっと頼りなさげでもいいけどね。若者というより、もうしっかりした一人前の紳士に見えます。主役2人にも、指揮のレヴァインにも満足です。思い切りコストがかかったと想定される、ゼッフィレッリの演出も堪能しました。フローラの家での仮面舞踏会の余興のシーンでバレエダンサーが踊るのですが、その振付はオペラの中のバレエらしく大したことないのに、ダンサーの超絶技巧には口があんぐり。なにせ80年代の制作ですし、ダンサー名がすぐにわかりませんでした。このダンサーたちが無名のはずはない!と誰もが思うほどのテクニックなのに。あとでわかって納得しました。ボリショイのマクシーモワとワシリーエフ!そう言われればああそうかなと思うけど、若かりし日の短い映像では、自信がありませんでした。イタリア映画なのに、オケはMET管で指揮はレヴァインですし、万国連合だなんて思わなくて。[出演]テレサ・ストラータス(ヴィオレッタ/ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(アルフレード/テノール)コーネル・マクニール(ジェルモン/バリトン)アクセル・ガル(フローラ/メゾ・ソプラノ)ピーナ・チェイ(アンニーナ/ソプラノ)マウリツィオ・バルバチーニ(ガストン/テノール)アラン・モンク(ドゥフォール/バリトン)ロバート・ソマー(グランヴィル/バス)エカテリーナ・マクシーモワ(バレエ)ウラジーミル・ワシーリエフ(バレエ)ガブリエラ・ボルニ(バレエ)[監督&脚色&美術]フランコ・ゼッフィレッリ[指揮&音楽監督]ジェイムズ・レヴァイン[演奏]メトロポリタン歌劇場管弦楽団及び同合唱団[制作]1982年イタリア映画そして、すごくおバカなことに、私はこの映画のDVDを持っていたことに気付きました。購入すると安心して、すぐには見ないんですよね・・・昔から。そしてそのまま「死蔵する」ということがよくあります。現在はDVDは輸入版↓のみ入手可能なようです。Verdi ベルディ / 歌劇『椿姫』全曲 ゼッフィレッリ監督、レヴァイン&メトロポリタン歌劇場管、ストラータス、ドミンゴ 【DVD】
2012.07.16
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今日の経営会議の首尾はまずまず。でも、どっと疲れました。(いつもよりは)早く帰宅して録画してあった、スター3人の出演する『ベルリン・ガラ2011』を見ました。[演目]■スメタナ:歌劇『売られた花嫁』~序曲■モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527~レポレッロのアリア「カタログの歌」アーウィン・シュロット(レポレッロ/バス・バリトン)■プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』~蝶々さんのアリア「ある晴れた日に」アンナ・ネトレプコ(蝶々さん/ソプラノ)■ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』~エンツォのアリア「空と海」ヨナス・カウフマン(エンツォ/テノール)■ピアソラ(パブロ・シーグレル編):「忘却」アーツィン・シュロット■マスネ:歌劇『マノン』~「マニフィカト」「君か!あなたでしたか!・・・あなたの手をしっかり押さえていたのは私の手」アンナ・ネトレプコ(マノン)ヨナス・カウフマン(デ・グリュー)新ポツダム室内合唱団■プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』~「ハミング・コーラス」新ポツダム室内合唱団■ヴェルディ:歌劇『イ・ロンバルディ』~「喜びが血を沸き立たせる」アンナ・ネトレプコ(ジゼルダ)ヨナス・カウフマン(オロンテ)アーウィン・シュロット(行者)■ヴェルディ:歌劇『運命の力』~序曲■ヴェルディ:歌劇『マクベス』~バンクォーのアリア「何という暗い闇が」アーウィン・シュロット(バンクォー)■ヴェルディ:歌劇『イル・トロヴァトーレ』~「恋はばら色の翼に乗って ? ミゼレーレ」アンナ・ネトレプコ(レオノーラ)ヨナス・カウフマン(マンリーコ)■プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』~間奏曲■マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』~「お母さん、あの酒は強いね」ヨナス・カウフマン(トゥリッドゥ)■ヒメネス:サルスエラ『ルイス・アロンソの結婚式』~間奏曲■ソロサバス:サルスエラ『港の酒場女』~シンプソンのロマンツァ「Despierta negro」アーウィン・シュロット(シンプソン)■タウバー:オペレッタ『謳う夢』~「君はわが世界」ヨナス・カウフマン■ガーシュウィン:歌劇『ポーギーとベス』~「ベス、お前は俺のもの」アンナ・ネトレプコ(ベス)アーウィン・シュロット(ポーギー)■ピアソラ(パブロ・シーグレル編):「迷子の小鳥たち」アーウィン・シュロット(バス・バリトン)クレメン・レーベン(バンドネオン)マルセル・ヤヴォルチェク(ピアノ)■ビゼー:歌劇『カルメン』~第4幕間奏曲「アラゴネーズ」■グノー:歌劇『ファウスト』~「早く、早く!でないと破滅してしまう」アンナ・ネトレプコ(マルグリート)ヨナス・カウフマン(ファウスト)アーウィン・シュロット(メフィストーフェレ)■プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』~ラウレッタのアリア「私のお父さん」アンナ・ネトレプコ(ラウレッタ)■ロホタンゴ[出演]アーウィン・シュロット(バス・バリトン)クレメン・レーベン(バンドネオン)■レハール:オペレッタ『ジュディッタ』~「友よ、人生は生きる価値がある」ヨナス・カウフマン(オクターヴィオ)[指揮]マルコ・アルミリアート[演奏]プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、新ポツダム室内合唱団[収録]2011年8月16日ヴァルトビューネ(ベルリン)[映像監督]フランク・ホフこの3人の夢のような組合せであれば、チケットは現地でもあっという間に売り切れたことでしょう。バリトン好きの私は、シュロットの声が結構好きなんです。ルックスもカウフマンよりこっちの方が好み♪。レポレロもいいけど、『マクベス』のバンクォーの方が、低めの声が響いてステキでした。ネトレプコ・・・最初は黄色いドレスで登場したときには、びっくりしました。‘膨張色’ってことを考慮した方がいいですよね。他のことをしながら聞いていて、バリトンの声かな~と思って画面を見るとカウフマンだったりします。ドラマティックな役柄が似合いますよね。『カヴァレリア・ルスティカーナ』のトゥリッドゥのアリアは聞き惚れました。後半の軽めの曲より、こういった曲の方がオーラも全開になります。さて、しばらく日本にこなさそうな歌手のために、そろそろこちらから出かけていくことを考えようかな。
2012.07.12
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ウィンブルドンの男子シングルス決勝を見ていて、前夜は夜更かししてしまいました。おまけに、フェデラーとマレー両方を心情的に応援してしまったので、とてもぐったりしました。TVで見るウィンブルドンは、観客席の有名人を映しだします。ベッカムが老けたような感じがしました。。。ロンドン・オリンピックを前にして、何となく英国づいているところへ、(だからこそかもしれませんが)「ららら♪クラシック」もロンドン特集。◆エルガー:行進曲 「威風堂々」 第1番BBC交響楽団、BBC交響合唱団、エドワード・ガードナー(指揮)◆プロコフィエフ:バレエ 「ロメオとジュリエット」 から抜粋ケネス・マクミラン吉田都(ジュリエット)、スティーブン・マックレー(ロメオ)、 英国ロイヤル・バレエ団東京フィルハーモニー交響楽団、ボリス・グルージン(指揮)◆レノン&マッカートニー「オ・ブラ・ディ オ・ブラ・ダ」編曲:アイヴス「ハニー・パイ」編曲:ハート「ブラックバード」編曲:ランズウィックキングズ・シンガーズ(アカペラ・アンサンブル)プロムス・ラストナイトはいつ見ても、盛り上がって楽しそう。夏のロンドンに行ったときには、プロムスに足を向けたこともあるのですが、夏の間ずっと毎日何らかの演奏会があり、その中にはオペラもあって、こういう都市部での長期間&格安な音楽祭をやる環境っていいな・・・とうらやましく思ったものです。ロイヤル・バレエの吉田都&スティーブン・マックレーの「ロメジュリ」は、思ったより長い抜粋でした。改めて案内されて見ていると、ほんとに「踊る演劇」という感じがします。バレエを見るぞ!と気合いを入れているのでなく、他の芸術からさっと切り替えられるても、すぐにその世界の中へ引き込まれる。「踊りの振付がセリフみたい」と吉田都さんがおっしゃっているとおり、振付言語よりも踊りそのものが物語のすべてを伝えてきますね。ロイヤル・バレエはこうでなくては!、と思います。キングズ・シンガーズのビートルズ・ナンバーのアカペラは美しかった。それに聞いてて楽しくなるような独特のリズム感があります。私は、この前の「パリ特集」よりこの「ロンドン特集」の方が充実していた気がします。
2012.07.09
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目が痛くてコンタクトを入れていられなくなり、「眼科に行くから」と残業せずに退社。ドラマを見る気にならないので、この番組の録画をぼーっと聞いていました。◆フランセ:カノン・イン・オクターブラデク・バボラーク(ホルン)、菊池 洋子(ピアノ)◆アムレル:ガボットラデク・バボラーク(ホルン)、菊池 洋子(ピアノ)◆デュカス:ヴィラネルラデク・バボラーク(ホルン)、菊池 洋子(ピアノ)◆グリエール:ホルン協奏曲 変ロ長調 作品91 から 第1楽章、第3楽章ラデク・バボラーク(ホルン)、NHK交響楽団、ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)◆リムスキー・コルサコフ:くまばちは飛ぶルベン・シメオ(トランペット)◆アーバン、ハンスバーガー:「ベネチアの謝肉祭」 による幻想曲ルベン・シメオ(トランペット)、下山 静香(ピアノ)バボラークが出るというので、楽しみにしていました。もちろん期待どおりだったのですが、驚いたのはトランペット奏者のルベン・シメオ!すごいですねえ。金管奏者にも「超絶技巧」ってあるんですね。バボラークが技巧を誇る金管奏者の第一人者だと思っていましたが、スポーツの世界と同じように、若い世代から次の才能が出てきました。まだ20歳ですよ。。。楽しみです。次はいつ来日してくれるのでしょう。NETでは、2013の日本での予定は、京都と広島しか見つけられなかった。首都圏にも来ますよね、きっと。
2012.07.03
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ここ5カ月ほどグループ会社間でやっていたプロジェクトの答申日でしたが、最後まで行きつけず、結局1ヶ月延びました。夏休みどころではなくなりました。会社の人事制度で、今年度中に15日間連続で休まないといけないんですが、いったいそれはいつ可能なんでしょう。。。クラシカ・ジャパンで、先般までゲルギエフ&マリインスキー管がチャイコフスキーの交響曲を録ったものを流していました。録画して順番に聞いています。今日は『チャイコフスキー:交響曲第5番』。ゲルギエフとマリインカの、このチャイコフスキーのシリーズはとてもいい。何かをしながら聞き流していても、はっと手を止めてしまいます。この5番も聞き慣れた曲ながら、ゲルギエフとマリインカは渾身の力を込めて演奏しています。旋律の美しさと堂々とした曲の構えもあって、極上の気分です。[演目]ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64[指揮]ヴァレリー・ゲルギエフ[演奏]サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団[収録]2010年1月26日サル・プレイエル(パリ)[映像監督]アンディ・ゾマー
2012.06.26
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3月の公演時には都合がつかなかったので、放送を待っていました。■新国立劇場バレエ団 『アラジン』から「財宝の洞窟」振付:デヴィッド・ビントレー 音楽:カール・デイヴィス主な出演 八幡顕光 川村真樹■Noism1 『solo for 2』演出振付:金森穣 音楽:バッハ 演奏:渡辺玲子主な出演 井関佐和子■谷桃子バレエ団 歌劇『イーゴリ公』から「ダッタン人の踊りと合唱」振付:望月則彦 音楽:ボロディン バス(コンチャック汗):妻屋秀和 合唱:二期会合唱団 藤原歌劇団合唱部主な出演 赤城圭 齊藤拓 今井智也 三木雄馬 永橋あゆみ 朝枝めぐみ■牧阿佐美バレヱ団 『ライモンダ』から「グラン・パ・クラシック」振付:マリウス・プティパ改訂振付:テリー・ウエストモーランド音楽:グラズノフ主な出演 伊藤友季子 京當侑一籠■東京バレエ団 『ザ・カブキ』から第8場「雪の別れ」第9場「討ち入り」振付:モーリス・ベジャール 音楽:黛敏郎 三味線:田中悠美子 鳴り物:西川啓光 笛:藤舎理生 合唱:二期会合唱団 藤原歌劇団合唱部主な出演 柄本弾 二階堂由依■吉田都/ジョセフ・ケイリー 『真夏の夜の夢』から「オベロンとタイターニアのパ・ド・ドゥ」振付:フレデリック・アシュトン 音楽:メンデルスゾーン指揮:大井剛史 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団2012年3月30日NHKホール吉田都さんのタイターニアなんて、やはり生で見たかったです。繊細で洗練されていますね。頼りなげな風情なのに、実は押しても微動だにしないのではないかと思うような強さを感じさせます。それはきっと、強靭なテクニックに裏打ちされているのでしょう。ジョセフ・ケイリーを見たことはありませんでしたが、吉田さんの雰囲気にぴったりのパートナーでした。Noismは、やはり新鮮でした。生で見たのは、サイトウキネンのオペラ公演のときくらい。生きていることのエネルギーを発散していると感じる舞台です。所属のダンサーも悪くないですが、ゲストの小尻健太さんがやはり光っていました。彼は、コンテを踊りながらも手先やつま先のちょっとした動きが優雅で、そういうテイストがかなり好みです。実を言うと、谷桃子バレエ団の「ダッタン人・・・」も、東京バレエ団の「ザ・カブキ」もまずまずよかったと思いました。こういうほとんど日本人ばかりのガラ公演のときには、その体型を気にしなくていい演目を選ぶのもありではないでしょうか。「ダッタン人・・・」もモンゴル系の民族という設定からかロシア・オペラに挿入されているにしてはムリを感じませんし、「ザ・カブキ」に至っては結構面白いと改めて思ってくらいです。バックに二大合唱団を配置したり、挙句の果てには妻屋さんが歌う舞台でバレエが踊られるなんて、NHKならではですね。生で見れば、すごく大掛かりな舞台を楽しめたのにと思いました。
2012.06.17
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風邪気味で、会議の合間に通院するはめに。さすがにそそくさと帰宅しました。週末に録画した「特選オーケストラ・ライブ」はノリントン指揮のN響でした。N響コンサート - 第1725回定期公演 -【曲目】序曲「レオノーレ」第2番ハ長調作品72a(ベートーベン)交響曲第4番変ロ長調作品60(ベートーベン)、交響曲第1番(ティペット)【出演】管弦楽:NHK交響楽団指揮:ロジャー・ノリントン(2012年4月20日/NHKホールにて収録)ノリントン節、満開。あの揺れるような音の盛り上がり方が人間的な気がして、いつもながらおもしろいです。
2012.06.14
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1日中会議漬け。表層的な質問をされただけなのでラクにクリアしましたが、あんまりこちらとしては成果のないプレゼンになってしまいました。帰宅して、録画してあった6/10放送の「ららら♪クラシック」を見ました。この番組タイトルにも司会者にも一向に慣れないんですが、ギュンター・ヴァントを取り上げるとなると、やはり見ておこうかなと。モーツァルト:セレナード ニ長調 K.320 「ポストホルン」 から 第5楽章ベートーベン:交響曲第5番 ハ短調 作品67NHK交響楽団ギュンター・ヴァント(指揮)N響でベートーベンの5番を振っている、なんて映像があったんですね。70代のときの映像だというのに、ヴァントは若々しい。音楽も歯切れのいい、どちらかというと生硬なまでのベートヴェンでした。いろんな意味で‘晩成’の指揮者だったんでしょう。それにしても・・・今のN響は年齢の高い演奏者も多いとお見受けするのに、この時代のN響のメンバーは皆若いんです。黒髪(?)比率高し。ナゾでした。。。
2012.06.12
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前日放送の「ららら♪クラシック」を見ていました。今回の特集は、LFJです。一か月前とは思えないくらい前の出来事のような気がします。■アレンスキー:ピアノ五重奏曲 ニ長調 作品51 から 1楽章スヴャトスラフ・モロズ(バイオリン)、 ミシェル・グートマン(バイオリン)、 エリーナ・パク(ビオラ)、アンリ・ドマルケット(チェロ)、 ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)■スヴィリードフ:「3つの小画」 から 「降誕祭前夜」ロシア民謡 「広い草原の上空には」ロシア民謡 「バールィニャ(奥様小唄)」カペラ・サンクトペテルブルク(合唱)、ヴラディスラフ・チェルヌチェンコ(指揮)■チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33エドガー・モロー(チェロ独奏)、 ムジカ・ヴィーヴァ(管弦楽)、 アレクサンドル・ルーディン(指揮)カペラ・サンクトペテルブルクは本当によかった。力強くて、イキイキしていますね。この合唱団は今回のLFJの目玉の1つでした。エドガー・モローの公演は一度も聞かなかった。毎年出るLFJ新星の1人ですね。彼の公演まるごとの放映も見てみようと思いました。
2012.06.04
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明日は重要な会議が立て込んでいて、資料作りだけで深夜に。家では、この録画を見ただけで、他に何できませんでした。交響曲第2番は別名「小ロシア」。ロシアとは、現在のウクライナのことらしいですね。第1楽章と第4楽章で、ウクライナの民謡が用いられているからだとか。ノリがいいので、楽しく聞けます。チャイコフスキーの曲をゲルギエフが指揮するのを割と好んで聞きますが、こういう民族色の強い曲は、彼の血の熱さが伝わってくるようで、さらに好きになります。[演目]ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調Op.17『小ロシア』バレエ『くるみ割り人形』Op.71~トレパック[指揮]ヴァレリー・ゲルギエフ[演奏]サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団[収録]2010年1月26日サル・プレイエル(パリ)[映像監督]アンディ・ゾマー
2012.05.23
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プロジェクト・メンバーと飲み会。残業でなくとも、やっぱり帰宅は深夜です。。。クラシカ・ジャパンで「映像でたどるボリショイ再生への道」というドキュメンタリーを見ました。5月中は何回か放映しています。劇場再生の経過をずっと撮ってあったんですね。6年、500億の改修ってどんなの・・・と思っていましたが、帝政時代にいい加減だった建物の基礎からやり直したらしい。その上で地下にホールやバックヤードを増やし、内装をやり直していました。金箔をふんだんに塗っているシーンが何度も出てきて、ボリショイ再生にかける国家の意気込みを感じました。演出の装置も一新したようですが、あの何面も上下に動くシステムは、METと比べてどうなんでしょう?ライブビューイングで見る限りは、いつもMETの裏方はすごい!と思っていましたが、今回のボリショイ導入の新装置は世界的にどのレベルなのか、よく知る人に聞いてみたいところです。「再生」は建物だけではありませんでした。6年の間、新館で公演を行ったわけですが、やはり本館より小さいのでオペラ「エフゲニー・オネーギン」はこれまでの演出でできない。そこでチェルニャコフが登場、となったようです。チェルニャコフ演出のオネーギンは日本でも上演されましたね。なかなか人物造形がよくわかり、現代的で印象深かったと覚えています。やはり、‘環境変化はチャンス’ですね。ラトマンスキーをバレエの監督に迎えた経緯なども紹介され、ボリショイがその内部からも再生を期していたことがわかりました。バレエ、オペラともにスターの映像も出てきて、なかなか興味深い番組でした。[出演]アナトリー・イクサーノフ(ボリショイ劇場総裁)ニキータ・シャンギン(建築家)パーヴェル・バトフ(チーフ・エンジニア補佐)セルゲイ・レメシェフ(テノール歌手)ドミトリー・チェルニャコフ(演出家)ジェラール・モルティエ(パリ・オペラ座元総裁)タチアーナ・モノガローワ(ソプラノ歌手)ユルゲン・ラインホルト(音響学者)アレクサンドル・ヴェデルニコフ(ボリショイ劇場元音楽監督)ユーリー・グリゴローヴィチ(ボリショイ劇場バレエマスター)クレメント・クリスプ(舞踊批評家)アレクセイ・ラトマンスキー(ボリショイ劇場前バレエ芸術監督)ガリーナ・ウラノワ、ウラジーミル・ワシーリエフ、エカテリーナ・マクシーモワ、マイヤ・プリセツカヤ(元バレエダンサー)ボリショイ劇場管弦楽団[監督]デニス・スネギレフ[制作]2011年
2012.05.16
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ここのところ数回くりかえし見て(聞いて?)いるのがこの番組。クラシカ・ジャパンで放映中のゲルギエフ & マリインスキー管の『チャイコフスキー: 交響曲第1番』。先般のLFJ以来、ロシア音楽漬けになりたい気持ちになっています。これまでそんなにこの1番を聞いたことはなかったのですが、なかなかこれこそノスタルジックですね。暑くなってきた昨今でも、目の前に厳寒のロシアが浮かんでくるようです。若書きのチャイコもいいなあ・・と思いながら、渾身のゲルギエフの指揮を見ていました。[演目]ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調Op.13『冬の日の幻想』歌劇『エフゲニー・オネーギン』第3幕より抜粋[指揮]ヴァレリー・ゲルギエフ[演奏]サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場管弦楽団[収録]2010年1月25日サル・プレイエル(パリ)[映像監督]アンディ・ゾマー
2012.05.15
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