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7月17日で没後40周年を迎えた映画俳優、市川雷蔵の特集上映「大雷蔵祭」が10月に角川シネマ新宿で開催される。35周年のときも雷蔵祭が催されたが、今年は40年。大々的な雷蔵祭である。37歳という天命逝去で、思えば15年という限られた期間に凝縮された名作の数々が残され、今年その大半が観れるのはとても有難い企画だ。多才稀な役柄と出来の良さは、たぶん雷蔵を於いて古今に及ぶ人はいないと思う。切れ長の涼しい目に虚無と悲哀感、気品、その口から発せられる物言いの高貴さ。艶やかな殺陣、着流し姿の凛々しさに惚れ惚れする。いつ観ても美学の原典を垣間見る思いがする。出演した主演作品157本、没後40周年雷蔵特集であらためて観ることが出来るのを本当に嬉しく思う。1人でも多くの人に雷蔵の素晴らしさと映画の楽しさ面白さを存分に味わって頂きたいと思う。大映時代劇シリーズから、眠狂四郎シリーズ、陸軍中野中学校シリーズ、忍びの者など代表作品が目白尽くしだが、個人的に小生は狂四郎がえらく好きである。
2009/07/26
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このところ兎に角忙しい毎日、昨日久々に休み時間がとれた。何の因果か、この2ヶ月間5時間以上寝る時間を取れた日がない。「シン・シティ」「300 スリーハンドレッド」の原作者、フランク・ミラーがメガホンを執り、アメコミの巨匠ウィル・アイズナーの傑作コミックを斬新な映像で実写化したアクション・サスペンス作品が「ザ・スピリット」。殺されたあと謎の復活を遂げた元刑事の仮面ヒーロー“スピリット”が、妖艶な女性たちに囲まれながら街に蔓延る凶悪犯罪に立ち向かうさまをスタイリッシュに描き出す。殺害されるも奇跡的に甦った刑事デニー・コルトは、以来マスクで顔を隠しながら犯罪に立ち向かう“スピリット”として愛する街セントラル・シティを守り続ける。しかし、彼は死同然の状態から復活出来る自身の謎について未だ分からぬまま。そんなある夜、最凶の犯罪者オクトパス(サミュエルLジャクソン)がウォーターフロントの泥地で何やら怪しい取引に及んでいることを聞きつけ、現場へ駆けつける。そして2人が壮絶な死闘を繰り広げる中、オクトパス腹心の部下シルケンが海底から引き揚げた謎の品2つのうちの片方を持ち去っていく。モノトーンの配色にリアルに浮ぶ原色の映像がフランク・ミラーらしいが、内容的には全体的には分からずじまいの映画だった。正直あまり面白くない。アメリカはもとより、日本でも受けないのがむしろ素直に分かるのがさみしい。
2009/07/20
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スティーヴン・スピルバーグとマイケル・ベイで大ヒットを放ったSFアクションの続編。前作のスタッフ・キャストが再結集、主人公を守る金属生命体の集団オートボットに敗北した悪の一味ディセプティコンが復讐のため新たな仲間と共に再び地球へ襲来する。世界規模に展開していく壮絶な戦いをさらにスケールアップした驚異のビジュアルで描く。主演は引き続き「イーグル・アイ」のシャイア・ラブーフ。金属生命体トランスフォーマーの正義の集団オートボットと悪の集団ディセプティコンの激闘から2年。その渦中に巻き込まれたサムも大学生となり、親元を離れるばかりか恋人ミカエラともしばし離ればなれでキャンパス・ライフを始めることに。一方、米政府は金属生命体の極秘研究機関だったセクター7を解体、レノックスをはじめディセプティコンと戦った兵士たちを集め、オートボットと連係しながら世界に散らばるディセプティコンを掃討する精鋭部隊“NEST”を組織。そんなある日、サムはあらゆる金属物をトランスフォーマー化するパワーを持ち、トランスフォーマー同士の争いの元となった“キューブ”のかけらを発見する。この時サムの体にはキューブからある“情報”が刷り込まれ、以来たびたび脳裏に浮かぶ幻覚の中でトランスフォーマーと人類の浅からぬ因縁を知ってしまう。再びトランスフォーマーの戦いに身を投じていく。この作品は、前作同様、いやそれ以上に圧倒的なCG・VFXの凄さが駆使された映画だ。さすがにこういうラインを連続して見続けると、映画としての面白さとは別に驚きは減少する。だが世界最高峰のハイスペックな映像技術は不動の位置にあることは確かだ。まずはご覧あれ。
2009/07/12
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