そんな風でしたから、高校時代に、都会でブームになっていた VAN (=石津謙介)が作り出したファッション、「アイビー」には、つい飛びついてしまったわけです。メンクラ読んでましたよ。
地方都市とはいっても県庁所在地。デパートの一角で、ほんのちょっとだけ VAN と JUN の製品が売られるようになり、欲しいと思っていたようなシャツや靴、コットン・パンツなどが常時置かれるようになりました。もちろん、ワンポイントの付いていない、オフ・ホワイトのソックスもあって、水色のスニーカーと一緒に早速買ったのは、言うまでもありません。 あ、ここで出てきた JUN ですが、まだこのころは VAN と似たようなアイビーの製品が多く、いわゆる「クール・エレガンス」の路線に転換するのは、モッズやピーコック革命以後のことです。
それで、このアイビーの語源が、まさに「蔦」の "ivy" であり、さらにそれはアメリカの東部8大学のフットボール・リーグ "Ivy League (アイビー・リーグ)" に由来することを知るにつけ、俄然このあたりのことに興味が湧いたのでした。