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“When I Grow Too Old to Dream (夢見る頃を過ぎても)” by Q.いしかわカルテット
(From the Album: “In My Life” 2007 Original: 1934)
テナーサックス吹きの Q.いしかわさんが、今月4日に亡くなったとのこと。SNS仲間に教えてもらいました。1931年の10月生まれなので、もうすぐ89歳になるところでした。
初めて聴いたときのことは↓に書きましたので、・・・。
2005年12月4日の日記
2005年12月18日の日記
2005年12月20日の日記
戦後の日本のジャズ界のもう一つの流れの中を飄々と歩んで、音楽の楽しさを多くの人たちに伝えた功績は大きいと思います。
いつでも若いミュージシャンに慕われて、実力のあるプレイヤーを従え、とは言っても、決して親分肌などでなく優しい眼差しで一人一人に目を向けプレイする姿は、まさにカッコよかったです。
沖縄に越してからは一度もライブに行けなかったのが心残りです。
時折歌うその独特の節回しも、今となっては CD で聴くしかないと思うと、やはり残念です。
天国からその優しさで僕らを見ていてもらいたいです。
ご冥福をお祈りします。
YouTube に↓ライブ音源アップしてくださった方がいました。
“夢見る頃を過ぎても” by Q.いしかわカルテット
2006.12.9. at !st Call Club, Karuizawa
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『夢みる想い』ジリオラ・チンクエッティと『ほほにかかる涙』ボビー・ソロ
今年、2020年とカレンダーが同じだった1964年。東京オリンピックのあった年の秋は、ビートルズやベンチャーズ、サーフィン・ホットロッド・ミュージックなんかが流行っているところに、カンツォーネ(というよりもイタリアンポップスというべきか)とフレンチポップスの新しい風が吹いて、僕らのようなポピュラー音楽かぶれの少年少女たちは当然これにも飛びついた。
イタリアからは、ご存知ジリオラ・チンクエッティとボビー・ソロが、少し遅れてフランスからはシルビー・バルタンが、親しみやすく軽快なメロディーと魅力的な言語と共に僕らの前に現れた。
この年の1月の終わりに開かれたサンレモ音楽祭の優勝曲『夢みる想い』と入賞曲の『ほほにかかる涙』は、約8ヶ月遅れてヒットした。サンレモの後しばらくしてレコードは出ていたと思うし、ラジオでも聴いていた記憶はあるけれど、なぜか流行ったのは秋だった。
それまでの絶叫型のカンツォーネとは全然違う新鮮さが、ヒットの理由だったと思われるが、「♪ ノノレタ~ ノノレタ~ ペラマルティー ノノレタ~・・・」とか「♪ ダウナラックリマッスルビ~ゾ~・・・」みたいに歌えてしまうところも良かったのかもしれない。
特に「♪ ノノレタ~」の方は、ユーロビジョン・コンテストでも優勝して世界的なヒットとなったが、この歌い出しは、どの言語圏の若者でも間違いなく歌えただろう。
“Non ho l’età” by Gigliola Cinquetti 1964
“Una lacrima sul viso” by Bobby Solo 1964
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9月19日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。
1 . 花のサンフランシスコ (スコット・マッケンジー) 2 . The White Cliffs of Dover (ライチャッス・ブラザース)3 . Beautiful Dreams (Twiggy)4 . テネシー・ワルツ (David Bromberg) 5 . The Wind Cries Mary (The Jimi Hendrix Experience) 6.イザベル ( シャルル・アズナブール)7 . Let It Be Me(トム・ジョーンズ ) 8. Oh, Pretty Woman (ロイ・オービソン) 9. L’homme en noir (シルビー・バルタン) 10. ほほにかかる涙 (ボビー・ソロ) 11. 夢見る想い (ジリオラ・チンクエッティ)
リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長kobaさん。7.なんくるタイムの洋子さん。ありがとうございました。
上記以外は、穴沢選曲です。
1.は、アメリカ西海岸の森林火災お見舞い。2.~4.は、この日が誕生日の三人。2.ライチャス・ブラザースの Bill Medley 氏 (1940.9.19生)。3.Twiggy さん (1949.9.11生)。4.David Bromberg 氏 (1945.9.19生)。8.&9.は、本日の聴き比べ。8.が1964年のこの日、Cash Box の #2 になり翌週から #1 に上り詰めたのです。9.は、これのフランス語によるカヴァー。先月もかけましたが。10.&11.は、1964年9月17日放送の「9500万人のポピュラーリクエスト」で #2 #3 になった曲。翌週はそれぞれ #1 #2 になりました。
それでは、また。
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