2012年02月14日
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カテゴリ: 英語本
TO KILL A MOCKINGBIRD 
邦題 「アラバマ物語」  ハーパー・リー 読みました。
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価格:781円(税込、送料別)


アメリカ合衆国南部の町メイコム。
8歳の少女・スカウトと4歳年上の兄・ジェム。
夏休みは隣の家に滞在するディルと遊ぶのが
習慣だった。そんなある日、黒人の青年が白人女性を暴行した、
と訴えられたので裁判になり、
弁護士である父・アティカス・フィンチが弁護することになる。
黒人を白人が弁護するということで、町は騒然となる・・・


映画にもなっている有名な作品です。
差別と偏見 を書いてあります。

多感な少年の兄・ジェム。
小学校に上がる前から読み書きが出来たスカウト。
偏見が無く、差別を全くしない父・アティカス。
母親はスカウトが2歳の時に亡くなっていて居ませんが、
子供は子供らしく、父はとてもステキです。

いろいろな出来事が書かれていますが、
最後に衝撃的な事件が起こります。
その後に感動的な事があり、ちょっと鳥肌が立ってしまいました。

書かれたのが1960年。作者ハイパー・リーの自叙伝と
言われているそうなので、小説の舞台はもう少し前か。
アメリカ合衆国南部の町ですから人種差別が激しいです。
女性は陪審員になれないし、白人の中でも差別があります。
現在でも解消されていないのでしょうが、
当時はこれが当たり前だったのですね。

小説すばる2011年12月号に
金原端人さんが「僕が次に訳したい本」に書いていたのですが、
「あなたが一番好きな本」というテーマで
イギリスのBBCと本屋さんのアンケートで
どちらも選ばれていた「アラバマ物語」。

ジェフリー・ディーバー「12番目のカード」の中で
高校生の女の子が絶賛していた小説でもあります。

それほどまでにすばらしい小説とは思えませんでしたが、
それは私の読解力がないせいかもしれません。

単語がやたらと難しく、苦戦しました。
言い回しも難しい上に、南部特有の言葉もあるようなので、
「読む」というよりは「あらすじを追った」という感じでした。
280ページしかないのですが、
読むのにえらく時間がかかってしまいました・・・。

ネイティブ並みの単語力がないと
本当に読んだことにならないと思われます。

まあ、はっきり言って私程度の英語力では
歯が立たないといった感じで、
日本語訳を読んだほうが楽しめたでしょうね(笑)

あとぜひ映画も観てみたいですね。映画では
父・アティカス・フィンチをグレゴリー・ペックが演じています。






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最終更新日  2012年02月15日 07時29分53秒
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