2012年12月18日
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カテゴリ: 伊坂幸太郎

【送料無料】陽気なギャングが地球を回す [ 伊坂幸太郎 ]

陽気なギャングが地球を回す  伊坂幸太郎 祥伝社文庫

市役所で働く成瀬、喫茶店主の響野、20歳の青年久遠、
シングルマザーの雪子たちの正体は銀行強盗。
現金輸送車などの襲撃には「ロマンがない」とうそぶく彼らの手口は、
窓口カウンターまで最小限の変装で近づき「警報装置を使わせず、
金を出させて、逃げる」というシンプルなものだ。
しかしある時、横浜の銀行を襲撃した彼らは、
まんまと4千万円をせしめたものの、逃走中に他の車と接触事故を起こしてしまう。
しかも、その車には、同じ日に現金輸送車を襲撃した別の強盗団が乗っていた。

(アマゾンの商品説明を転載しました)

いやー、面白かったです。
銀行強盗が主役ですが、明るく読みやすい犯罪小説です。
「グラスホッパー」の闇夜のような印象と全く異なり、
真昼の明るいイメージです。

四人のキャラはとても魅力的で、役割分担もばっちり。
伊坂幸太郎さんらしく小気味よく進む話。
最後の鮮やかさ、小ネタが最後に繋がる快感。

なるほど、長編三作目にして人気が出たのがよく分かります。
主役四人もいいですが、
成瀬の息子タダシが非常に印象に残りますね。

本当に90分の映画を見ているようでした。





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最終更新日  2012年12月18日 23時34分40秒
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