2013年12月19日
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カテゴリ: 小説すばる2014年
小説すばる

アンナの十二月  奥田英明

奥田英明さんの短編。

田中アンナは拓也と二人兄弟。お父さんはスーパーの店長、
お母さんは近所の総菜店でパートをしている平凡な一家だ。
アンナが十二歳になった時、両親から、アンナには実の父親がいる、と告げられた。
そして十六歳になった今、実の父親の事が知りたくなった・・。


実の父が芸能関係の有名人だったため、心ときめくアンナ。
揺れ動くアンナの気持ちは、よく分かります。
平凡な育ての父親と比べてしまうのは仕方ないですよね。

無責任な友達といろいろなことをやりますが、
その友達が後に重要な役割を果たすことに。
友達っていいなあ、って思いましたね(笑)

アンナは最後にどういう決断を下すのか?興味津々ですよね。
奥田さんらしく、読みやすく、心温まるもの。
色々考えさせられながら読みました。


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最終更新日  2013年12月19日 23時30分14秒


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