2020年03月30日
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カテゴリ: 小説すばる2020年
小説すばる

紅蓮の雪  第一回 遠田潤子

双子の姉はなぜ自殺したのか・・・
真相を探る弟・伊吹を待っていたのは?
大坂の大衆演劇を舞台に、
ある一族の因縁を描く問題作、開幕!

(小説すばるより転載)

遠田潤子さんの小説は初めて読みます。
どんな小説なのか興味津々・・・。

突然自殺してしまった双子の姉・朱里。
弟の伊吹も、婚約者だった内藤も
まったくその理由が思い当たらない。

朱里は二十歳の誕生日に山城の石垣から
落ちて死んだ。
目撃者によると、落ちたというより
「飛んだ」ように見えたという。

朱里の遺品を整理していた伊吹は
大衆演劇の雑誌と、大坂の劇場の入場券を
見つける。

その日に公演をしていたのは
大衆演劇の鉢木座だった。

この鉢木座に自殺の原因があるのでは?
と疑う伊吹は、
大坂の劇場まで大衆演劇を見に行く。
公演後、座長の鉢木秀太に話を聞きに行くが、
けんもほろろに扱われてしまう・・・。

姉の謎の死。
真相を知りたいと思う弟。

そこからあれよあれよというまに
大衆演劇の世界に巻き込まれていきます。

大衆演劇に最適な、踊りと剣道を
伊吹がやっていたというのは、
話が出来すぎのような気がしましたが、
もしかしたら運命なのかもしれません。

私には馴染みの無い大衆演劇の世界は
怪しげにしか映りませんが(^^;)

どんな話になっていくのか楽しみです。








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最終更新日  2020年03月30日 23時08分52秒


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