【不眠症カフェ】 Insomnia Cafe

【不眠症カフェ】 Insomnia Cafe

2008.10.21
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コーヒーハウス、つまり喫茶店・コーヒー店は、実は西アジア起源だという´
アラビア語で、コーヒー店のことを「マクハーmaqh」というのだと言う
語源はカフワqahwa
これもコーヒー店の意味だという

ルーマニア語は東欧の中の唯一ラテン系の言語だが、kafea(カフェ ア)というらしい
ポーランド語では、kawa(カヴァ)
フィンランド語:kahvi(カービィ)

       □□□□□□□□

あるサイトでは、こんなことが書いてあ
・・・・・・・・
イギリスのカフェ(コーヒーハウス)は、1650年ユダヤ人ジェーコブズがオックスフォードに開いたのが最初らしい
早くもローヤル・ソサエティ設立の場のひとつとなった、というから結構モダンな、おしゃれな高級なところだったんでしょう
 イギリスのコーヒー・ハウスは18世紀初頭にピークを迎える
ロンドンだけで2000~3000軒あったというから驚き
当時の人口を考えると大変な数だ
同時代のパリでも、300軒前後、18世紀末のフランス革命の頃合いでも700軒程度だったらしいから、今のコンビニ状態

イギリスの場合、コーヒーハウスは、暇つぶしの場所ではなかった
文化・政治・経済にわたって情報を交換し、世論を形成する場所だったのだ
新聞はもちろん、ジャーナリズム、文芸批評、証券・商品取引なんかはコーヒーハウスでやった
パリでもロンドンでも、初期の新聞って、人が喫茶店で読み上げるのを、みんなで聞くものだった
新聞は初め聞くものだったそれで、「新読」ではなくて「新聞」だったわけだ

ただ、喫茶店は反体制派のたまり場でもあった
1675年には、営業時間や内部での談論内容を規制した【コーヒー・ハウス禁止令】なんかが出されたんだけど、わずか11日で撤回
でも、隆盛を極めたイギリスのコーヒー・ハウスも、18世紀中ごろから衰退してしまいます
上流階級のクラブと都市下層民のパブにとって代わられてしまった
コーヒーに代わって紅茶が国民的飲料となり、おまけに、紅茶が家庭内で飲まれるようになった

大地主による支配体制が確立して社会の階層秩序が固定化しちゃったことも関係しているらしい
つまり、階層別に、飲みに行く場所が分かれるようになった
上流階級はクラブ下層階級はパブ
おかげで19世紀になると、コーヒーハウスはロンドンからほとんど姿を消してしまいます
・・・・・・・・

コピペはここまでで、以下は私(alex99)のコメント・解説?

英国の地位ある紳士は、自分の「クラブ」という特別な場所に行くので、下賤な(笑)パブなんかには入らない
それに、本当は「クラブ」と「パブ」の昼間に、中産階級が飲みに行く【サルーン】というものが、少し前まではあったのである
高級なパブと言うところかな
サルーンといっても、パブと同じ棟で営業しているものも多かった
中には、入り口は別々だが、中にはいると同じというものもあったらしい
(銭湯の、「男湯」と「女湯」も、ぜにこの方式にして欲しい)

現在は、このサルーンというのはほとんど姿を消しているから、中産階級もパブに行くようになった
英国の階級制でも少々崩壊しかけているのかもしれない

上に述べた『クラブ』というものを説明しておこう
これは会員制でロンドンの中心街にある立派な建物の中にある
上流階級の紳士達(歴代の首相もかならずどこかのクラブの会員である)が集まって、飲んだり煙草を喫ったり、新聞を読んだり、スチームバスに入ったり、プールで泳いだり、スクォッシュをしたり、ゴルフをしたりして、おまけにこれらの設備がちゃんとそろったところだ
中にクリーニング店や郵便局もあるクラブもある

要するに上流階級の紳士がうるさい奥さん達から逃れる隠れ家であり、階級社会である英国の上流階級の紳士達が、中流や下流の人間とつきあわなくてもいい場所であり、彼等の情報交換の場でもある
英国の政治は、主にここで行われているという実態もある

実は私もある事情で、英国最大のRoyal Automobile Club と言うクラブの会員だったことがある
これは日本の JAF のようなものから発展した『クラブ』である
自動車の歴史の初期の自動車のオーナーはお金持ちだから、クラブの中でも最大のものになった
ただし、クラブの中での地位はそこそこ
もっと特権階級だけのクラブがある
ロンドンで、この各クラブを写真入りで詳しく紹介した大型本を買ったのだが、どこにいったかな?
私はもう、英国に行くことも無くなったので会費を納めるのももったいないようで数年前退会してしまった
そのクラブの中の様子は、一度日記にしてみようと思う

       □□□□□□□□


知の巨人、松岡正剛氏が「千夜千冊」で、「コーヒー・ハウス」(小林章夫著)という本を紹介している
コピペのまたコピペをしてみよう

       ―――― ◇ ――――

 コーヒーハウスは、まず、
1)イギリスの都市の構造と風土が生んだクラブ文化であるすでにトルコに「コファ・ハウス」というものがあったが、そのどろどろの飲み物を薄め、2階建ての2階にのみ客を入れた女は出入り禁止、すなわち
(2)「紳士」をつくった場所でもあった
 またコーヒーハウスは、
(3)ジャーナルの発生の場であって、
(4)広告が誕生していった場であった実はジョナサン・スウィフトやダニエル・デフォーが常連で「タトラー」「スペクテイター」「エグザミナー」などのパンフレット・ジャーナルをしょっちゅう書いていたのだから、コーヒーハウスは小説誕生の場とも言いたいが、小説にはいろいろな出自があるので(説教僧とか歴史語りとか)、そこまでは自慢できないただし、小説が「ノヴェル」という「新奇なもの」という意味をもつという点でいえば、コーヒーハウスはまさに"ニュースな場所"だっただから広告も生まれたペスト予防薬や赤面恐怖症特効薬や探検隊募集の広告は、みんなコーヒーハウス育ちである

 それからコーヒーハウスからは、
(5)政党が生まれ、
(6)会社が生まれた
 政党はまさにコーヒーハウスごとに党派が結成されたといってよく、その代表がトーリー党のオズィング・コーヒーハウスとホイッグ党のセントジェームズ・コーヒーハウスだった会社という形態はロイズ・コーヒーハウスが先駆者で、ロイズ保険はここが溜り場である
 まだ、あるコーヒーハウスは
(7)犯罪の巣窟で、喫煙所で、ギャンブルの発生装置でもあったフリーメーソンのような秘密結社もここから派生したといっていいつまり、これが最も重要なところだろうが、コーヒーハウスはようするに、
(8)クラブ社会をつくったのだった

 クラブについてはここで紹介するとキリがないので詳しくは本書などを見てもらうことにするが、たとえばウォルター・ローリーの「マーメイド・クラブ」、ベン・ジョンソンの「アポロ・クラブ」、ジョナサン・スウィフトやアレキサンダー・ポープが屯した「スクリブリラス・クラブ」などは超有名で、そのほか太っちょが慰めあう「肥満クラブ」から怪しげな「骸骨クラブ」まで、まあ、ありとあらゆるクラブがコーヒーハウスを巣窟としてつくられた
       ―――― ◇ ――――
       □□□□□□□□


某サイトのコピペは以上で終わり
ただし、本当は、コーヒーハウスは、トルコからフランスへ直接渡ったものでは無いという立場の説もある

1683年、当時の欧州の中心であるウィーンは、オスマントルコによって包囲され、陥落寸前だったが、神聖ローマ皇帝レオポルト1世の求めに応じて、ポーランド王、ヤン・ソビエスキが軍隊を率いてかけつけ、トルコ軍を粉砕、全ヨーロッパのキリスト教世界を救った

       ―――― ◇ ――――

ただし、ヨーロッパの危機は、歴史上にもう一度ある

イベリア半島を支配していたムーア人(マグレブのアラブ人)がピレネー山脈を越えて、フランスに攻め入った時だ
あるサイトではこう説明されている
・・・・・・・・
■7~8世紀 サラセン人と闇の時代(Sarasins et Periode d'ombre)
ローマ帝国の支配が弱まってきた頃、イベリア半島からサラセン人(SARRASINS)が地中海沿岸全域に侵攻して、フランス全土を1世紀に渡り占領していました
「サラセン人」とは、これ以降18世紀まで、アラブ人(ARABES)、ベルベル人(BERBERES)、ムーア人(MAURES)、トルコ人(TURCS)といった、フランス国土を侵略したイスラム教徒の総称として使われるようになりました
711年、イベリア半島の西ゴート王国を征服したイスラム帝国(ウマイア朝)がピレネー山脈を超え、フランク国内に侵入
732年、トゥール・ポワティエ間の戦いでフランク宮宰シャルル・マーテル(CHARLE-MARTEL,688?~741)がこれを撃破します
この敗戦によりサラセン人はフランス南東部まで撤退サントロペ(St Tropez)近郊の山に立てこもり、周辺のプロヴァンスを侵略しました
そのため土地の者たちは、エズ(EZE)やヴァンス(VENCE)といった、攻めにくく守りやすい山岳部頂上付近に、いわゆる「鷹の巣 村(VILLAGES PERCHES)」をつくり、堅固な塀で囲んで要塞化しました
・・・・・・・・

このポワティエはガリア・ローマ時代の時代からパリとボルドーを結ぶ都市として栄えた古都であって、732年にフランク国王カール・マルテル(シャルル・マルテル)がイスラム教徒を破った『トゥール・ポワティエの戦い』の舞台として、また百年戦争の最中の『ポワティエの戦い』の舞台として歴史にその名を刻んでいる


トゥール・ポワティエ間の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


今となっては旧聞の話になってしまったが、フランスが、日本製のビデオデッキの輸入禁止を試みたことがある
しかし表だっての「禁止」ではない
フランス人らしいいやらしい(失礼)やり方である
日本製ビデオデッキの輸入通関を、上に述べたポワティエという町の小さな税関での通関に限ったのである
輸入通関というものは、海港か空港か、または国境の税関でやるものだが、内陸部のそれも少人数の税関職員しかいないポワティエでの通関に限るなど、いやらしさがすごい
さすがにフランス人である
しかし、内陸部の都市はいくらでもあるのに、なぜポワティエを指定したのか?
日本人をサラセンというイスラム教徒の「野蛮人」(とフランス人は考えたようだが、当時の文化度はサラセン人の方がずっと上である)に例えて、東洋からの「野蛮人」の攻勢を食い止めようというフランス人の人種偏見がもろに見えるやり方である
さすがにフランス人である(笑)

       □□□□□□□□

この二つの戦いでキリスト教・ヨーロッパ勢が敗北していたなら、今頃ヨーロッパは、イスラムの領土になっていたのだろうと私は想像する
とすれば、今の世界はイスラム化してしまっていたかも知れない

       □□□□□□□□

で、最後は、「コーヒー」で話を締めなければいけない

ウィーンを包囲していたオスマントルコ軍を打ち破ったポーランド軍
そのポーランド軍の一兵士が、トルコ兵が残していったコーヒー豆を使って、欧州で最初の「コーヒーハウス」を開いたという

それに、ウィーンのパン屋が、戦勝記念にと、憎っくき「トルコ」の国旗の「三日月」をかたどったパンを焼いたのが、「クロワッサン」の始まりだとか





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最終更新日  2008.10.21 22:30:56
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