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2013.11.02
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カテゴリ: 自閉症関連

見聞録@:風の音コンサート 

「輝けるところ見つけた」ピアノに思い乗せ /岡山

 「障害があってもピアノは弾ける」。

そんな合言葉で、毎年開かれているコンサートがある。

19日に倉敷市玉島阿賀崎の

玉島市民交流センターであった 「風の音コンサート」

自閉症やダウン症、身体障害など

さまざまな障害のある出演者が集い、

ピアノにかける思いを乗せて響かせた。

 最初の演奏者は、スーツ姿の末近功也さん(14)=兵庫県。

自閉症だ。巧みな指使いで、ドビュッシーの組曲

「ピアノのために」の1曲をダイナミックに弾き始めた。

生まれつき右手首から先がない人、

右半身にまひがあるため左手だけで弾く人......。

演奏者は誇らしげな表情でピアノに向かう。

 コンサートは、左手の親指と人さし指を失ったピアニスト、

篠原加代子さん(43)=倉敷市=が2007年から主宰している。

今回は、来月ウイーンである

「国際障害者ピアノフェスティバル」に出演する6人も参加。

第1部はウイーンでの曲を披露する壮行ステージ、

第2部はピアニスト5人の演奏と琴のアンサンブルで構成した。

演奏者は10〜20代が中心で、

演奏後は篠原さんによるインタビューも。

篠原さんは

「みんなが成長している姿を見られるのがうれしい」

と話す。

 第1部に出演した川嶋絢さん(22)=津山市。

レイバッハ作曲「ノクターン」を

余韻を長く残して弾き終わると丁寧におじぎした。

川嶋さんはダウン症で知的障害もあり、

手は5歳の子ほどの大きさだ。

楽譜が読めないが、

音符の横に「ドミソ」をカタカナで書き込み、練習している。

1曲仕上げるのに1年近くかかり、

ノクターンは数年前から弾いている得意な曲だ。

 「絢は、音楽が大好きなんです」と、母智子さん(57)。

暇さえあればCDを聴いたり、1日に5時間も練習することも。

地元の保育園やレストランで演奏活動するなど、

ピアノを通じて社会とつながっている。

智子さんは

「自分が輝けるところを見つけられた」

と話す。

川嶋さんも

「楽しかった」

と笑顔を浮かべた。

 先天性の聴覚障害のあるピアニストもいる。

小林淳一さん(25)=東京都。

リスト作曲「ラ・カンパネラ」を

情緒豊かに弾きこなす姿からは想像もつかないが、

聴力は100デシベル。

電車が通る音くらいの大きな音でないと聞こえず、

「ペダルや指から伝わってくる振動を感じて弾いています」。

普段は補聴器を使って生活しているが、

補聴器で聞く音は

「健聴者と同じ聞こえ方ではなく、独特な聞こえ方」だという。

ピアニストのフジコ・ヘミングさんが演奏する

ラ・カンパネラを中学生で聴き、衝撃を受けた。

テクニックの難しさに「弾ける訳がない」と思ったが

、挑戦し、弾き続けている。

「自分にとってとにかく大切な曲」で、

練習量は「本当にたくさんたくさん!」。

努力が今の演奏を作っている。

 音楽への思いを同じくする人たちが集まる風の音コンサート。

来年も開催予定だ。 【mainichi jp.】

人それぞれ聴覚にも個性があり、

それによって感性も磨かれ、

独特の音楽が生み出されるのでしょうね。

果たして我が子は、

何をどのように聴こえているのか。

まだまだ謎解きの修業の人生です。 🌠

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Last updated  2013.11.03 12:49:06
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