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【ここにいるよ 沖縄 子どもの貧困】
子に心臓病と自閉症 一人で育児「なぜ自分だけ」
夕飯どき。
台所に立つリカ(29)の足に2歳の次女が「マーマー」と泣きながら、
まとわりつく。
居間では、6歳の長男と4歳の次男が
大声を上げながらローテーブルからジャンプを繰り返している。
小学5年生の長女(11)が同じテーブルで宿題をしているが、
うるさくて集中できない様子だ。
» 沖縄・子ども貧困対策で大学も名乗り 琉大に拠点、学生派遣
「テーブルに乗らないで」「おねえちゃんの邪魔しないで」「危ない!」。
叫び続けるリカは「毎日が戦争」と苦笑いだ。
リカは現在、生活保護を受けながら、
自閉症と軽度の知的障がいがある長男と、
先天性心疾患のある次男を含む4人の子どもを一人で育てている。
■ ■
18歳で結婚、長女を出産した。
建設業の夫は雨が降ると仕事がない上、
少ない給料が飲み代に消えてしまうこともあった。
リカが昼夜働くようになって生活も気持ちもすれ違い、離婚した。
3年後に15歳年上の男性と再婚し、
長男と次男に恵まれたが、夫の DV に苦しめられた。
「水のように」酒を飲み、
一日に何度も電話してくるなど独占欲が強かった。
長男が夜泣きすると「うるさい、黙らせろ」と怒鳴り、リカを殴った。
やがて長男にも手を上げるようになった。
離婚し、 DV などを受けた母子を受け入れる母子支援施設に入った。
次女を身ごもっているのが分かったのは、施設に入った後だった。
■ ■
長男は赤ん坊のころから、よく泣いた。
リカが離れると泣くので、
2歳くらいまでリカは常に抱っこしたまま家事をこなした。
施設の職員の勧めで検査を受け、
3歳のとき、自閉症と軽い知的障がいがあると診断された。
「やっぱり」と納得したと同時に、
「ふつうに育つのだろうか」という不安が襲った。
重い心臓病の次男もいる。
「どうして自分だけが 子育て で
こんなに苦しい思いをしなければならないんだろう」
と思った。
長男の泣き声は、夫の暴力の記憶もよみがえらせた。
苦しみがピークに達したとき、
リカは、痛いと叫ぶ長男を泣きながらたたき続け、
止まらなかったことがある。
このことをきっかけに施設内で「ペアレントトレーニング」を受け、
子どもへの対応の仕方を学んだ。
次男は、通常二つある心臓の「心室」が一つしかない病気で、
生後3カ月から、2歳までに大きな手術を3回も受けた。
今では走り回るほど元気だが、人工血管を着けており、
血液をサラサラにする薬を常飲する。
その影響で少し頭をぶつけただけでも大きなこぶができたり、
腫れたりするので、目が離せない。
さらに肺や気管支の機能も弱く、ぜんそくの持病もあり、
鼻にチューブを装着して、酸素を吸入する酸素療法を続けている。
障がいのある子ら4人の 子育て で忙しいリカの生活に最近、
さらに兄の看護が加わった。
(文中仮名)(「 子どもの貧困 」取材班・高崎園子)
【沖縄タイムス http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=155142 】

4歳の次男は、
心臓病やぜんそくのため、酸素療法を続けている
人生、何故の繰り返しかも知れませんね。
それでも頑張れる力を備えているからかもでしょうか? 🌠
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