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作家・東田直樹はどんな日常を過ごし、何を想うのか――。
初めての公開日記です。どうぞお楽しみに!
○東田直樹さんからのメッセージ
僕は、25歳の作家です。
11月からカドブンに「東田直樹の絆創膏日記」
というタイトルのエッセイを連載させていただけることになりました。
どうぞ、よろしくお願いします。
僕の毎日は、とりたてて珍しいものではありません。
それでも、日記を書こうと考えたのは、
日々起きる出来事に同じものはなく、
全てが少しずつ違っていると思うからです。
それは、新しい世界が構築されるために必要不可欠なことであり、
自分の力だけでは抗いようもない大きなエネルギーに導かれた結果です。
見て聞いて感じているこの世界は、
自分だけのものではありませんが、
僕にしか表現できない言葉が頭の中には詰まっています。
説明できることには、限界があります。
けれど、限界を超えた言葉の表現を目にした時、
人は心からの感動を覚えるのではないでしょうか。
特別なことが起きないいつもの風景は、
少し物足りないように思うかもしれません。
でも、僕は日常にこそ、
人が聞きたい言葉が眠っているような気がしています。
翌朝、目覚めた時、そこにあるのは今日とは別の世界です。
新しい生活を始める前に、気持ちを整理しなくてはいけません。
人の心は繊細で、些細なことで傷ついてしまうのです。
このエッセイが心の手当てをする、そんな「絆創膏」の役目になれば幸せです。
東田 直樹(ひがしだなおき)
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