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2021.08.24
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カテゴリ: 介護
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重度知的障害者の一人暮らし 佐々木元治さん 

「自立生活 楽し!!」出版





重度の知的障害がありながら

京都市左京区で1人暮らしをしている佐々木元治さん(38)

の日常の様子を記した本「自立生活 楽し!!」

を母親と、

介助に携わるヘルパーが著した。


国の推計によると1人で暮らす知的障害者は3%と少なく、

「親元でも施設入所でもない選択肢があることを知ってほしい」

と願う。



 ダウン症の佐々木さんは

視力障害や腎臓病の症状が落ち着いた2018年4月、

実家近くの賃貸アパートで待望の1人暮らしを始めた。



「親亡き後」を心配していた母和子さん(72)も

「体力がある今なら手伝える」

と息子の決断を後押しした。


 高齢者介護施設とスーパーで週3日働き、

障害年金と生活保護を利用して生計を立てている佐々木さん。


自分で掃除機をかけ、洗濯機を回して洗い物を干し、米をとぐ。



夕食時と、必要に応じて昼食時に

居宅介護や移動支援の福祉制度を使い、

日本自立生活センター自立支援事業所(南区)のヘルパーに

買い物への同行や料理、皿洗い、金銭管理をしてもらっている。


 本は3部構成。


親元を離れた息子への不安や喜びを率直につづった

和子さんの折々のエッセーをはじめ、

廣川淳平さん(40)らヘルパー7人の心構え、

自立生活に向けた手順や

さまざまな福祉制度が具体的に分かる内容となっている。


 当初の2カ月間は新居になじめず、就寝時に親の付き添いが必要だったが、

経験を重ねた今では1人で寝られるようになった。


バス通勤をこなすだけでなく、タブレット端末の操作を覚え、

趣味の邦楽や洋楽の世界を広げていることを紹介。


障害を理由に

複数の不動産会社から仲介を断られた差別も明らかにしている。


 食事メニューは佐々木さんが決めているが、

ヘルパーが腎臓病に配慮して味付けやタンパク質の摂取量を工夫したり、

ヘルパー間で情報共有の仕組みを整えたりしているという。

廣川さんは「障害が重くても関係ない。誰もが楽しい人生を送る権利がある」と記す。


​​​ 佐々木さんは、取材に対し「僕、幸せです」と笑顔を見せた。


表紙には自身が筆で書いたタイトルと、新居の見取り図も掲載している。

A5判132ページ。1540円。


解放出版社。

[京都新聞]






自立生活楽し!! 知的障害があっても地域で生きる 親・介助者・支援者の立場から [ 佐々木 和子 ]






楽しい一人暮らし、叶って良かったですね。












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Last updated  2021.09.08 07:30:24
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