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まず、取材とは別に彼をレンタルしてみた。
筆者は一人で映画館に行けない。
鬱気味でひきこもり、また多動や暗闇が不安だからだ。
そこで「一緒に映画を観てほしい」と依頼した。
交通費はペイペイで前払い。
映画も予め障害者割引の席を予約した。
レン障さんは予定を忘れやすい特性があるので、
前日にメッセージを送っておく必要がある。
さらに、遅刻など
時間管理が苦手な部分もあるのではと思い、
出発時にもメッセージした。
互いに遅刻もなく渋谷のハチ公前で集合すると、
早速2人で写真を撮ろうとするなど、人懐っこい印象だ。
グーグルマップで迷う筆者を見て、レン障さんは
「実は道も調べてきた」
と言って、道案内してくれた。
「なんか依頼やるうちに有能になってきちゃって、
ほどほどにポンコツやらなきゃ」
と笑うレン障さん。
映画館代は通常なら約2000円だが、
障害者手帳を持つレン障さんと、
介助者として同行する筆者でそれぞれ1000円。
どちらも筆者が払うので、
値段的には1人で行くのとほぼ変わらない。
映画では、筆者は観ながら
身体を動かし続けてしまっていたが、
レン障さんはとくにこちらを気にすることもなく、
落ち着いて観ていた。
おかげで筆者も
「自分も観続けられそうだな」と思うことができ、
最後まで席を立たずに見ることができた。
そもそもシステム上、同行して割引や無料になったとしても、
東京から離れたレン障さんの交通費を払ったり、
一緒にご飯を食べておごったりすると、
1人で行くよりも上回ってしまう。
筆者のおごりで一緒にご飯を食べていると、
レン障さんは
「お金かからないほうが嬉しい。しのびねえから」
と言う。
レン障さんはある時
「障害年金をもらっていて、お金ないです」
という人にレンタルされて、ライブに行った。
その内訳は
「俺(レン障さん)の交通費が3000円、
ライブ代が一人5000円」
と、レン障さんには8000円払っていることになる。
その人は当日誕生日だったそうで、彼の恋人も同席。
その依頼者は合計3人分の費用を出したのだ。
さらに
「彼は、親にも支えてもらっているらしいのに。
友達になりたいというので、ラインで繋がって、
また今度遊ぶことになった」
という。
障害を持つ当事者か
ら「友達になりたい」という依頼は、
ことの他多いらしい。
確かに、人当たりの良いレン障さんは
「友達になりたいな」と思わせるタイプの人間だ。
個人的には、
筆者の鬱や多動にも気にせず接してくれることもあり、
話をしていてとても楽に感じだ。
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週刊SPA
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