Born  Free☆ミ

Born Free☆ミ

PR

Calendar

Profile

elsa.

elsa.

Favorite Blog

紅葉? New! dekoponさん

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

2024.01.22
XML
カテゴリ: 自閉症関連




​自閉症の子と落ち着ける避難先はどこに 
車中泊2週間、避難所を転々...家族の苦悩​





能登半島地震では、
障害のある人やその家族が慣れない避難所での生活になじめず、
車中泊を続けたり、避難所などを転々としたりする例も目立った。

震災から1カ月。

ようやく落ち着いて過ごせる場所を見つけた家族らは
「もっと早く個室で過ごせる場所が欲しかった」
と振り返る。 

「やっと安心して過ごせます」。

石川県珠洲市上戸町の障害者施設「さざなみ」の一室で2日、
ほっとした表情を見せたのは、
山崎綾乃さん(60)=同市蛸島町。

次男の修平さん(31)は自閉症で知的障害がある。

​​​ 自宅は屋根が崩れて危険な状態。

避難所の保育所に向かったが、
初めての場所が苦手な修平さんは建物に入れなかった。

家族の一人が交代で修平さんに付き添い、
車中泊を2週間続けた。

 その後、金沢市内の親戚宅へ。

慣れない環境に修平さんは大きい声を出したり、
暴れたりするように。

周りに気を使い続ける日々が続き、
山崎さん自身もストレスの限界だった。

1月末に入れたのが「さざなみ」。

福祉避難所には指定されていないが、
災害用の備蓄や布団などの備えがあった。

家族4人だけで個室で過ごせるようになった。

 同県輪島市深見町の岩崎香さん(46)も
長男佑輝君(12)が自閉症。

県内で避難場所を4カ所移った。

 まず福祉避難所となっている障害者施設に身を寄せたが、
断水が続いたため、
同県羽咋市内の施設で他の家族と相部屋を共有することに。

日中は常に走り回り、
夜中に何度も起きる睡眠障害もある佑輝君。

「とてもここでは過ごせない」
と1泊で施設を出た。

 次に移った同県小松市内の旅館も相部屋しか空いていない。

旅館の布団をぐちゃぐちゃにして、
大音量でタブレットを見る佑輝君。

同室の高齢夫婦は理解を示し、優しく接してくれたが、
気苦労は絶えなかった。 

金沢近郊の戸建て住宅に家族で移れたのは1月末。

岩崎さんは
「繰り返す移動で親も子も精神的に追い詰められた。
1日でも早く安心できる場所がほしかった」
と言った。



福祉避難所以外の選択肢も準備を 

高齢者や障害者など配慮を必要とする人のための福祉避難所だが、
能登半島地震では多くが開設に至らなかった。

3日時点で開設されているのは珠洲市で7カ所中1カ所、
輪島市は24カ所中9カ所のみ。

福祉避難所と位置づけられながら開設できなかった施設は、
建物自体が使えなかったり、
職員が被災して出勤できなかったりしている。

 輪島市の担当者は

「マニュアルも協定もここまでの大規模な災害を想定できていなかった」
と話す。 


同志社大社会学部の立木茂雄教授(福祉防災学)は

「配慮が必要な人は福祉避難所で対応するという考えだけではいけない。
福祉避難所でなくても、一般の避難所に個室があれば良かった人もいる。
広域的な避難を含め複数のプランを準備しておく必要がある」

と話している。

​[中日新聞]​​





想定外のことが起きるのが災害時、

今回の事案を目安に

準備できることから始めることなんでしょうね。







​​
















にほんブログ村 主婦日記ブログ 中堅主婦へ





にほんブログ村 子育てブログ 成人自閉症者育児へ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.02.14 05:23:05
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: