寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

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2007.05.16

・深くお詫び申し上げますで済むのかNTT

テーマ：気になったニュース(30349)

カテゴリ：情報&知恵

　ＩＰ伝送装置のハード故障に伴うパッケージ交換工事を実施しましたが、その際、弊社ＩＰネットワーク内に処理可能な量を超えるルート情報が発生しました。その結果、多くのＩＰ伝送装置において、連鎖的に処理能力オーバーとなり、ＩＰパケットの転送処理を自律停止したものです。

　この説明じゃわからん！！　最長6時間インターネットやIP電話が使えなかった訳でして、これが多くの会社が営業している時間帯だったらもっともっと大問題になっていました。(この時間にももちろんIP電話やネットを使って仕事していた方もおられたはず)　わたしの家の電話からは110番も119番もかからない状況でした。

　一昨年の年末の金曜日に新潟市を中心とした広いエリアで大停電がありました。原因は暴風によって運ばれた波しぶきが送電線に凍り付いてショートさせた結果だったとか。結局、その日は朝8時ころから、夕方まで場所によっては深夜まで復旧せず、ほぼすべての店舗が休業を余儀なくされました。コンビニのアイスは全部パー。クリスマスイブ前夜の宴会が最も多く予定されていた晩だったのに、飲み屋さんも休業。信号もダメ、病院もダメ、事務所やマンションは暖房がダメで寒い寒い一日になりました。どれほどの損害だったか報道されたかどうか分かりませんが、当然東北電力が補償したなんてことはありません。たぶん1件も訴訟にならなかったはずです。

　今回のこの事件はどうでしょう。損害賠償請求されても当然では？と思うんですが…　。NTTにしても電力会社にしても「ライフライン」です。責任があります。わたしたちの生活を守る義務があるんじゃないんでしょうか。深くお詫び申し上げますで済むんですかねぇ。

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