寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

2007.06.04
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カテゴリ: 野球&スポーツ
桑田、米デビュー!3A1回零封
2007年6月4日06時02分 スポーツ報知

 ◆
 インディアナポリス9-5シャーロット


 パイレーツとマイナー契約している桑田真澄投手(39)が、米国公式戦デビューを飾った。傘下3Aインディアナポリスでホワイトソックス傘下3Aシャーロット戦に、2番手で4回から登板、1イニングを1安打無失点に抑えた。先頭打者の打球を左手首付近に当てるアクシデントを乗り越えたルーキーは、「僕はいつも100点」と笑った。

 海を渡って初めての公式戦で、桑田は「自分なり」の“儀式”を決めていた。4回、三塁側のブルペンから走ってマウンドにたどり着いたとき、異例の場内アナウンスでの紹介が、そのポーズを決めやすくした。「ヨミウリ・ジャイアンツで20年投げ、173勝したマスミ・クワタのアメリカデビューです」1万386人の観衆からの拍手と歓声に、背番号25の右腕は赤い帽子をとって一礼。「うれしかった」オールドルーキーは戦いを“感謝”から始めた。

 初球は外角低めへの速球だった。85マイル(約137キロ)が「ボール」と判定されて苦笑い。「今日は(球審が)あまり低めを取ってくれないのか?」先頭の5番・スウィーニーに対し、少しずつ高めに投球すると決めた。しかし、カウント1?1からの3球目は、真ん中やや高めにいった。

 ライナーの打球に、桑田はやや反応が遅れた。「チェンジアップだったんで、打球も動いていた」グラブをつけた左手の親指下のふくらみに当てた。「またけがかよ」背後に行った打球を見失うと、右足首のねん挫から戻ってきた右腕は一瞬、悪夢を思い出した。だが、ジュエット監督が「お前は守備がうまかったんじゃないの?」とジョークで突っ込めるほど、大事には至らなかった。

 「捕らなきゃいけない打球だった」後悔はしたが、落ち着いていた。続くヤングを外角低めへのカーブで空振り三振に斬ると、続くロゴウスキーの打席では、ベンチからのサイン通りにけん制で一塁走者を誘い出した。結果は盗塁死。最後はチェンジアップで中飛に仕留め、1点リードを守って3番手テヘイラにバトンを渡した。

 指揮官も「ストライクが取れて、緩急も見せ、基本の守備もできた。いい登板だったよ」とわずか10球で終えたデビューを褒めた。「僕はいつも100点、いつもベストを尽くしているから。次は2-3イニング投げてみたい」39歳右腕が米国修行“第2章”に突入した。


 当たってる!痛そうですよ。





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