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2007.12.10

・人類は文明衰退に直面する

テーマ：ニュース(99558)

カテゴリ：環境&気象

ＣＯ２削減「中身ある」条約を…ゴア氏、バリ会議進展訴え
読売新聞

　【オスロ＝本間圭一】「二酸化炭素の排出削減は文明の生き残りに不可欠だ」――。２００７年のノーベル平和賞受賞が決まったアル・ゴア前米副大統領は９日、オスロで記者会見し、インドネシア・バリ島で開かれている気候変動枠組み条約第１３回締約国会議に触れ、ＣＯ２などの温室効果ガス削減を各国が本格化させなければ、人類は文明衰退に直面すると警告した。

　会議は、同ガス削減を巡り、先進国と途上国が対立し難航しつつあるが、ゴア氏は１０日の同賞授賞式に出席後、バリに向かう予定で、平和賞の威光を背に交渉進展を迫る考えだ。

　ゴア氏は会見で、「世界の文明社会は、地球温暖化をもたらす公害を毎日７０００万トンもまき散らしている」と指摘。その上で、京都議定書（約束期間２００８～１２年）後の同ガス削減の具体策を明記した「中身のある」条約の締結を呼びかけた。会見には、共同受賞の国連組織「気候変動に関する政府間パネル（ＩＰＣＣ）」のラジェンドラ・パチャウリ議長（インド）も同席、「今必要なのは行動だ」と語った。

　一方、ゴア氏は会見で、来年の米大統領選に出馬するとの観測を否定したが、今後の政治活動については「完全に排除する理由はない」と述べ、政界復帰に含みを持たせた。また、自身が支持する大統領候補者については明言しなかった。

　◇ アメリカが数値目標に難癖をつけているらしいじゃないですか。日本はアメリカの先棒を担いでブーイングされたんですね。ずいぶん思いやりのある国だこと。(笑)　アメリカのワガママぶりは予想されたことかも知れません。大きなハリケーンでアメリカだけが被害を受けるだけってことならそれでいいけど、それでは済まない問題だからねぇ。昨日今日話題になっているアマゾンの乱伐も心配じゃないですか。

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